JP3778291B2 - 送信回路、データ転送制御装置及び電子機器 - Google Patents

送信回路、データ転送制御装置及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP3778291B2
JP3778291B2 JP2004153654A JP2004153654A JP3778291B2 JP 3778291 B2 JP3778291 B2 JP 3778291B2 JP 2004153654 A JP2004153654 A JP 2004153654A JP 2004153654 A JP2004153654 A JP 2004153654A JP 3778291 B2 JP3778291 B2 JP 3778291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
termination
resistance
resistor
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004153654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005340945A (ja
Inventor
昌一郎 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004153654A priority Critical patent/JP3778291B2/ja
Priority to US11/129,394 priority patent/US7218136B2/en
Priority to CNB2005100708247A priority patent/CN100394413C/zh
Publication of JP2005340945A publication Critical patent/JP2005340945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3778291B2 publication Critical patent/JP3778291B2/ja
Priority to US11/717,742 priority patent/US7474118B2/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/0298Arrangement for terminating transmission lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/028Arrangements specific to the transmitter end
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/0272Arrangements for coupling to multiple lines, e.g. for differential transmission

Description

本発明は、送信回路、データ転送制御装置及び電子機器に関係する。
差動信号(deferential-signals)を用いたデータ転送制御において、例えばパーソナルコンピュータとその周辺デバイスとを接続するインターフェース規格としてUSB(Universal-Serial-Bus)規格が知られている。近年、データ転送速度の高速化の需要が増し、USB1.1で規定されているLow Speed,Full Speedよりも高速なデータ転送が可能でありるUSB2.0で新たに規定されたHigh Speedに準拠対応した製品が普及されてきている。USB2.0の規格のHigh Speedに対応したデータ転送制御装置等は、正常なデータ転送を行うために様々な工夫がなされている(特許文献1参照)。
例えばUSB1.1の規格、USB2.0規格で規定されているLow SpeedやFull Speedにおいては、データを受信するホストコントローラが、送信するデバイスコントローラまたはデータを受信するホストコントローラがUSB1.1の規格に厳密に準拠されていない場合でも、データ転送レートが低いため、正常にデータ受信転送が行われることが多かった。そのため、USB1.1規格、USB2.0規格に定めされているLow SpeedやFull SpeedUSB1.1の規格で規定された設計事項が厳格には守られていない製品であっても、データ転送に問題が生じることは少なかった。
ところが、USB2.0で新たに規定されたHigh Speedはデータ転送レートが理論値として480Mbpsと非常に高速であるため、データを受信するホストコントローラの受信回路がUSB2.0の規格で規定された設計事項に準拠されていない場合、送信波形が規格に準拠していても正常にデータ転送されないことがある。しかしながらこのように、USB2.0の規格で規定された設計事項が厳格には守られていない製品が市場には少なからず存在する。
例えばデータを受信するホストコントローラが、前述のように規格で規定された設計事項が守られていない場合、データを送信するデバイスコントローラが、設計事項が厳密に守られている製品であって規格に準拠した波形の信号を送信しても、正常のデータ転送をできない場合がある。
また同様に、データを受信するデバイスコントローラが、前述のように規格で規定された設計事項が守られていない場合、データを送信するホストコントローラが、設計事項が厳密に守られている製品であって規格に準拠した波形の信号を送信しても、正常のデータ転送をできない場合がある。
特開2002−344542号公報
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、規格で規定された設計事項が厳格には守られていないホストコントローラやデバイスコントローラに対しても、高速なデータ転送が正常に行える送信回路、データ転送制御装置及び電子機器を提供することにある。
(1)本発明は、
差動対を構成する第1及び第2の信号線を介して信号を送信する送信回路であって、
第1の電源と所与のノードとの間に接続された電流源と、
前記ノードと前記第1の信号線との間に挿入された第1のスイッチ素子と、
前記ノードと前記第2の信号線との間に挿入された第2のスイッチ素子と、
前記第1及び第2のスイッチ素子のいずれか一方を介して前記電流源の電流により前記
第1又は第2の信号線を駆動する回路と、
前記第1の信号線を終端するための第1の終端抵抗回路と、
前記第2の信号線を終端するための第2の終端抵抗回路と、
前記第1及び第2の終端抵抗回路の終端抵抗の値を制御するための制御信号を生成
する終端抵抗制御回路とを含み、
前記第1及び第2の終端抵抗回路はそれぞれ、
第1〜第nの抵抗回路を有する可変抵抗回路を含み、
前記第1の抵抗回路は第1の制御信号がアクティブの時に第1の抵抗値をとり、・・・
前記第nの抵抗回路は第nの制御信号がアクティブの時に第nの抵抗値をとり、前記第1
の抵抗回路から前記第nの抵抗回路が接続され、一端を基準電位に接続し、他端を前記第
1の信号線または前記第2の信号線に接続し、
前記終端抵抗制御回路は、
終端抵抗設定情報に基づき前記第1の制御信号〜第nの制御信号を生成することを特徴
とする。
本発明では、差動対を構成する第1及び第2の信号線を電流駆動する場合、所与のノードに電流源の電流を供給すると共に、当該ノードに接続された第1及び第2のスイッチ素子を排他的に制御して、送信すべき信号線に対して電流を供給するようにしている。
なお電流源は、定電流源とすることが好ましい。
終端抵抗回路の終端抵抗値は、第1の抵抗回路〜第nの抵抗回路のなかアクティブに制御される抵抗回路の抵抗値の組み合わせによって決定される。
例えば第1の抵抗回路と第2の抵抗回路と第3の抵抗回路がアクティブであれば、第1の抵抗値と第2の抵抗値と第3の抵抗値が並列接続された時の抵抗値をとる。
このように本発明によれば第1の抵抗回路〜第nの抵抗回路のアクティブ/インアクティブの組み合わせにより、複数のパターンの終端抵抗を設定可能である。
また終端抵抗設定情報は、例えばユーザーや設計者が外部から設定可能な情報であり、終端抵抗回路によって設定可能な終端抵抗の内いずれの値を選択するのかが特定できるよ
うな情報である。
そして終端抵抗設定情報に基づき第1の制御信号〜第nの制御信号のアクティブ/インアクティブの組み合わせを決定するので、終端抵抗情報を変更することにより、複数のパターンの終端抵抗を切り替えて設定することができる。
一般に、波形が開いている(スルーレートがよい)ほど(波形によって囲まれる面積がおおきい)受信しやすい信号となり、感度の低い受信装置でも受信できる確率が高くなる。波形によって囲まれる面積を大きくする要素の1つである振幅の最大値(電位レベル)は、第1の信号及び第2の信号の電流値及び抵抗値に応じて決まるが、例えば定電流源を用いると、もっぱら終端抵抗等の抵抗値に依存する。従って終端抵抗値の設定を変更することにより波形の振幅の最大値を変更することができる。
本発明によれば終端抵抗設定情報を変更することにより、終端抵抗値を変更し、送信回路の出力波形を調整することができるので、ホストコントローラの受信回路またはデバイスコントローラの受信回路が所与の規格に厳密に準拠されていない場合であっても、差動信号を用いたデータ転送を正確に行うことができる。また選択可能な複数の終端抵抗値から想定される受信装置の特性(受信感度)等に応じて最適な終端抵抗を選択して設定することにより良好な通信環境を設定することができる。例えば送信先が受信感度の低い受信装置である場合には、高い終端抵抗値を選択して設定することにより、受信確率を高めることができる。
なお第1の抵抗回路から第nの抵抗回路アクティブ/インアクティブの組み合わせにより、例えばUSBの規格である終端抵抗値45+/−10%の範囲を補うべく、規格の基準値45、規格の最小値近傍の値、規格の最大値近傍の値を含む複数パターンの終端抵抗値を設定するようにしてもよい。
(2)本発明の送信回路は、
さらに第1、第2の固定抵抗を含み、
前記第1の固定抵抗は、前記第1の終端抵抗回路と直列に接続されて前記第1の信号線を終端し、
前記第2の固定抵抗は、前記第2の終端抵抗回路と直列に接続されて前記第2の信号線を終端することを特徴とする。
ここにおいて前記固定抵抗は拡散抵抗(例えばN型の拡散抵抗)として構成するようにしてもよい。このようにすると特性ばらつきの影響をうけない安定した抵抗を設定することができる。
例えばUSBの規格である終端抵抗値45+/−10%の範囲を補うべく、可変抵抗回路を構成する場合には、規格の最下限の値(終端抵抗値45×0.9)の近傍値を固定抵抗として設定するようにしてもよい。
(3)本発明の送信回路は、
前記可変抵抗回路を構成する前記第1の抵抗回路〜第nの抵抗回路は、1又は複数のN型MOSトランジスタ素子が並列接続され、前記第1の抵抗回路〜第nの抵抗回路の各N型MOSトランジスタ素子のゲートに第1の制御信号〜第nの制御信号の対応する制御信号線が接続されていることを特徴とする。
(4)本発明の送信回路は、
低速送信用の送信回路をさらに含み、
前記低速送信用の送信回路は、
前記第1の信号線を駆動する第1のドライバと、前記第2の信号線を駆動する第2のドライバとを含み、
前記第1の固定抵抗は前記第1のドライバと前記第1の信号線の間に設けられ、
前記第2の固定抵抗は前記第2のドライバと前記第2の信号線の間に設けられ、
高速送信時には、前記第1のドライバと前記第2のドライバの出力が第1のレベルに固定されていることを特徴とする。
本発明は高速用の送信回路(例えばUSBのHSモード)低速用の送信回路(例えばUSBのFSモード)を含む送信装置である。
このようにすることで、固定抵抗を低速送信時(例えばUSBのFSモード)にはダンピング抵抗として機能させ、高速送信時(例えばUSBのHSモード)には終端抵抗として第1及び第2の信号線を終端する。
本発明によれば第1の終端抵抗回路と第2の終端抵抗回路を高速送信時と低速送信時で共用しているため回路規模を小さくすることができる。
(5)本発明の送信回路は、
前記終端抵抗制御回路は、
外部入力により設定可能な前記終端抵抗設定情報を格納するための終端抵抗情報レジスタを含むことを特徴とする。
(6)本発明の送信回路は、
差動対を構成する第1及び第2の信号線を介して送信される差動信号は、USB(Universal-Serial-Bus)規格で規定された信号であることを特徴とする。
(7)本発明は、
所与の送信処理を行う回路と、
前記送信処理に基づく信号を送信する請求項1乃至6のいずれかに記載の送信回路と、
を含むことを特徴とするデータ転送制御装置である。
(8)本発明は、
上記のいずれかに記載のデータ転送制御装置と、
前記データ転送制御装置及びバスを介して転送されるデータの出力処理又は取り込み処理又は記憶処理を行う装置と、
を含むことを特徴とする電子機器である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成のすべてが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.USB2.0
USB2.0によれば、USB1.1で規定されているLow Speed,Full Speedの他に理論値で480Mbpsの高速な転送を行なうHigh Speedが新たに規定された。USB規格対応の複数の周辺機器(デバイスと呼ばれる場合もある。以下同じ。)はデバイスコントローラを有し、バスを介してバスを管理するホストコントローラを有するパーソナルコンピュータ(ホストと呼ばれる場合もある。以下同じ。)に接続することができる。また、周辺装置とパーソナルコンピュータとの間にハブ装置を介在させることができる。
このようなデバイスコントローラ及びホストコントローラには、USB2.0に対応したホストコントローラが搭載される。デバイスコントローラ及びホストコントローラは、バスを介して接続されている相手のパーソナルコンピュータに搭載されたホストコントローラまたは相手の周辺機器に搭載されたデバイスコントローラがUBS2.0で規定されているHigh Speedに対応しているか否かを判断して、バスを介したデータ転送を制御する。
また例えばUSB2.0で規定されているHigh Speedに対応したハブコントローラが搭載されたハブ装置を介して、ホストコントローラとデバイスコントローラとを接続する場合、ハブコントローラは、接続されるパーソナルコンピュータに搭載されるホストコントローラや周辺機器に搭載されるデバイスコントローラがUBS2.0で規定されているHigh Speedに対応しているか否かを判断して、バス転送方式を制御する。
本発明に係る送信回路は、例えばこのようなUSB2.0で規定されたHigh Speedでデータ転送を行うデバイスコントローラ及びホストコントローラの物理層回路に含まれる送信回路に適用することができる。なお、本発明に係る送信回路は、電流駆動により信号送信を行う送信回路であれば、USB2.0により規定されたデータ転送制御装置への適用に限定されるものではない。
2.第1の実施の形態の送信回路
図1は差動対を構成する第1及び第2の信号線を介して差動信号を送信する送信回路50を示す回路図である。なお、以下の図において同符号のものは同様の意味を表す。送信回路50は差動信号を用いてデータ転送を行うインターフェース規格(例えばUSB2.0規格のHigh Speed)に対応した差動信号を送信することができる。
送信回路50によって差動信号が送信される際、第1の信号線は送信回路50のDP端子72に接続され、第2の信号線は送信回路50のDM端子74に接続される。
送信回路50は、第1の電源VDDとノードND1の間に接続された定電流源70と、ノードND1に一端が接続されたトランジスタSW1(広義には第1のトランジスタ)、トランジスタSW2(広義には第2のトランジスタ)及びトランジスタSW3とを含む。
トランジスタSW1の他端はDP端子72に接続され、トランジスタSW2の他端はDM端子74に接続され、トランジスタSW3の他端は、終端抵抗回路(並列に接続された第3の終端抵抗回路160−3と第4の終端抵抗回160−4)を介してVSS端子76に接続されている。なお、VSS端子は第1の電源VDDよりも低電位である第2の電源VSS(図示せず)に接続されている。
ここで信号HS_DPoutがアクティブに設定されているときは、信号HS_DMoutはノンアクティブに設定され、信号HS_DPoutがノンアクティブに設定されているときは、信号HS_DMoutはアクティブに設定される関係にある。
上記のようにアクティブ・ノンアクティブが排他的に制御される信号HS_DPout、HS_DMoutは、各トランジスタSW1、SW2のゲートに出力される。
例えばHS_DPoutがアクティブであるとき、HS_DMoutはノンアクティブに設定されているので、トランジスタSW1はON状態となり、トランジスタSW2はOFF状態となる。これにより、DP端子72と定電流源70とが電気的に接続されることになる。
一方、HS_DPoutがノンアクティブであるときは、HS_DMoutはアクティブに設定されているので、トランジスタSW1はOFF状態、トランジスタSW2はON状態となる。これにより、DM端子74と定電流源70とが電気的に接続されることになる。
このようにして、トランジスタSW1、SW2を排他的に制御することでDP端子72及びDM端子74に流れる電流を制御し、DP端子72及びDM端子74に差動信号を発生させることができる。
本実施の形態では、SW1とDP端子72の間のノードND2に第1の終端抵抗回路160−1が接続され、第1の終端抵抗回路160−1の抵抗値で第1の信号線が終端される。さらに、固定抵抗Rs−1をノードND2と終端抵抗回路160−1との間に設ける構成、または、固定抵抗Rs−1を終端抵抗回路160−1とVssとの間に設ける構成としても良い。
ここで固定抵抗Rs−1と第1の終端抵抗回路160−1のノードTN1は、図8(A)のTN1に対応する。
また、SW2とDM端子74の間のノードND3に第2の終端抵抗回路160−2が接続され、終端抵抗回路160−2の抵抗値で第2の信号線が終端される。さらに、固定抵抗Rs−2をノードND3と終端抵抗回路160−2との間に設ける構成、または、固定抵抗Rs−2を終端抵抗回路160−2とVssとの間に設ける構成としても良い。
ここで固定抵抗Rs−2と第2の終端抵抗回路160−2のノードTN2は、図8(A)のTN2に対応する。
また本実施の形態では第1及び第2の終端抵抗回路160−1,160−2の終端抵抗の値を制御するための制御信号を生成する終端抵抗制御回路100とを含む。終端抵抗制御回路100は、終端抵抗設定情報レジスタ120に設定された終端抵抗設定情報に基づき制御信号110(複数の制御信号で構成される)を生成する。
第1の終端抵抗回路160−1及び第2の終端抵抗回路160−2は、複数の異なる終端抵抗値が設定可能であり、制御信号(複数の制御信号で構成される)100に応じて終端抵抗値を複数のことなる終端抵抗値のいずれかに切り替えることができるように構成されている。
図2は、第1の終端抵回路及び第2の終端抵抗回路の構成を示す。
第1の終端抵回路160−1及び第2の終端抵抗回路160−2は、第1の制御信号(VOH1)110−1がアクティブの時にその抵抗値が第1の抵抗値をとる第1の抵抗回路162−1、第2の制御信号(VOH2)110−2がアクティブの時にその抵抗値が第2の抵抗値をとる第2の抵抗回路162−2、第3の制御信号(VOH3)110−3がアクティブの時にその抵抗値が第3の抵抗値をとる第3の抵抗回路162−3(ここではn=3とする)が並列に接続された可変抵抗回路164を含む。
可変抵抗回路164を構成する前記第1の抵抗回路162−1、前記第2の抵抗回路162−2、前記第3の抵抗回路162−3は、それぞれ終端抵抗制御回路100によって生成された制御信号110−1(VOH1)、110−2(VOH2)、110−3(VOH3)によってアクティブ/インアクティブに制御される。そして並列接続された各抵抗回路のうちアクティブに制御された抵抗回路の抵抗値によって終端抵抗値が決定される。
また第1及び第2の終端抵抗回路160−1、160−2と直列に接続された固定抵抗Rsとを介して第1の信号線および第2の信号線を終端する。固定抵抗Rsは、拡散抵抗(例えばN型の拡散抵抗)として構成されている。固定抵抗Rsは大きな値をとるので、N型の(+)拡散抵抗を用いることにより安定した抵抗値を持たせることができる。
このように本実施の形態によれば第1の抵抗回路〜第nの抵抗回路のアクティブ/インアクティブの組み合わせにより、複数のパターンの終端抵抗を設定可能である。
また終端抵抗設定情報は、例えばユーザーや設計者が外部から設定可能な情報であり、終端抵抗回路によって設定可能な終端抵抗の内いずれの値を選択するのかが特定できるような情報である。
そして終端抵抗設定情報に基づき第1の制御信号〜第nの制御信号のアクティブ/インアクティブの組み合わせを決定するので、終端抵抗情報を変更することにより、複数のパターンの終端抵抗を切り替えて設定することができる。
図3(A)(B)(C)は、可変抵抗回路を構成する抵抗回路の構成の一例を示した図である。
本実施の形態の可変抵抗回路は、図3(A)(B)(C)に示すように、例えば1又は複数のN型MOSトランジスタ素子が並列接続され、各MOSトランジスタ素子のゲートに対応する制御信号線が接続されている。
図3(A)は、3つのNMOSトランジスタ素子166−1〜166−3が並列に接続され、各素子のゲートに制御信号線(VOH3)が接続されている抵抗回路の一例である。
制御信号(VOH3)がアクティブ(Hレベル)になると各MOSトランジスタ素子166−1〜166−3のゲートがON状態となり3つのNMOSトランジスタ素子(抵抗)が並列接続されている状態となる。
図3(B)は、抵抗回路は5つのNMOSトランジスタ素子167−1〜167−5が並列に接続され、各素子のゲートに制御信号(VOH1)が接続されている抵抗回路の一例である。制御信号(VOH1)がアクティブ(Hレベル)になると各MOSトランジスタ素子167−1〜167−5のゲートがON状態となりの5つのNMOSトランジスタ素子(抵抗)が並列接続されている状態となる。
図3(C)は、12個のNMOSトランジスタ素子168−1〜168−12が並列に接続され、各素子のゲートに制御信号(VOH2)が接続されている抵抗回路。制御信号(VOH2)がアクティブ(Hレベル)になると各MOSトランジスタ素子168−1〜168−12のゲートがON状態となりの12個のNMOSトランジスタ素子(抵抗)が並列接続されている状態となる。
図4は本実施の形態で提供可能な終端抵抗のパターンについて説明するための図である。
ここでは図2に示すように3つの抵抗回路(第1の抵抗回路162−1、第2の抵抗回路162−2、第3の抵抗回路162−2)からなる終端抵抗回路と固定抵抗Rsでとりうる終端抵抗のパターンの一例について説明する。
第1の抵抗回路162−1は図3(B)に示すように5個のNMOSトランジスタ素子が並列に接続され、制御信号(VOH1)110−1でON/OFFが制御される回路である。
第2の抵抗回路162−2は図3(C)に示すように12個のNMOSトランジスタ素子が並列に接続され、制御信号(VOH2)110−2でON/OFFが制御される回路である。
第3の抵抗回路162−3は図3(A)に示すように3個のNMOSトランジスタ素子が並列に接続され、制御信号(VOH3)110−3でON/OFFが制御される回路である。
パターン1(512参照)は、VOH1(560参照)、VOH2(562参照)、VOH3(564参照)がすべてON状態であり、第1の抵抗回路(520参照)、第2の抵抗回路(530参照)、第3の抵抗回路(540参照)がすべてアクティブである組み合わせである。このときは可変抵抗回路は、NMOSトランジスタ素子20個が並列接続されている状態となり、その抵抗値は2.4Ωである(570参照)。また固定抵抗値は39Ω(580参照)であるため、終端抵抗値は41.4Ω(590参照)となる。
パターン2は、VOH1、VOH2がON状態、VOH3がOFF状態であり、第1の抵抗回路と第2の抵抗回路がアクティブである組み合わせである。このときは可変抵抗回路は、NMOSトランジスタ素子17個が並列接続されている状態となり、その抵抗値は2.8Ωである。また固定抵抗値は39Ωであるため、終端抵抗値は41.8Ωとなる。
パターン3は、VOH1、VOH3がON状態、VOH2がOFF状態であり、第1の抵抗回路、第3の抵抗回路がアクティブである組み合わせである。このときは可変抵抗回路はNMOSトランジスタ素子8個が並列接続されている状態となり、その抵抗値は6、0Ωである。また固定抵抗値は39Ωであるため、終端抵抗値は45.0Ω(USB2.0の規格値)となる。
パターン4は、VOH1がON状態、VOH2、VOH3がOFF状態であり、第1の抵抗回路のみがアクティブである組み合わせである。このときは可変抵抗回路はNMOSトランジスタ素子5個が並列接続されている状態となり、その抵抗値は9.6Ωである。また固定抵抗値は39Ωであるため、終端抵抗値は48.6Ωとなる。
このように本実施の形態では、各制御信号のON/OFFを制御することでアクティブとなる抵抗回路の組み合わせを変更して、可変抵抗回路の抵抗値を変更し、複数のパターンの終端抵抗値を生成することができる。
上記例ではUSBの規格である45+/−10%の範囲を補うべく、規格の基準値45Ω、規格の最小値近傍の値41.4Ω、規格の最大値近傍の値48.6Ωを含む複数パターンの終端抵抗値を設定可能である。
このようにUSBの規格である45+/−10%の範囲を補うべく複数の終端抵抗値のパターンを用意して、各製品の特性等に応じて選択可能な汎用的な送信装置を提供することができる。
図5は、終端抵抗値と差動信号特性(DP、DMの信号特性(アイパターン))について説明するための図である。
図の上下の帯状領域610,614及び中央の6角形の領域612はUSBの規格で規定される禁止領域であり、DP、DMの波形はこの禁止領域に入らないような信号特性を有するように設計することが規格により定められている。
620、630,640はそれぞれ終端抵抗が48.6Ω(図4のパターン4のケース)、45.0Ω(図4のパターン3のケース)、41.4Ω(図4のパターン1のケース)のDP、DMの信号特性(アイパターン)を示す波形である。波形640は振幅の最大値が±約415mVであり、波形630は振幅の最大値が±約400mVであり、波形620は振幅の最大値が±約383mVである。
一般に、波形が開いている(スルーレートがよい)ほど(波形によって囲まれる面積がおおきい)受信しやすい信号となり、感度の低い受信装置でも受信できる確率が高くなる。
波形によって囲まれる面積を大きくする要素としては、波形の傾きと波形の振幅の最大値(電位レベル)がある。ここで振幅の最大値は、DP、DMの電流値及び抵抗値に応じて決まるが、ここでは定常電流源を用いているため、もっぱら終端抵抗等の抵抗値に依存する。従って終端抵抗値の設定を変更することにより波形の振幅の最大値を変更することができる。
本実施の形態では終端抵抗設定情報を変更することにより、終端抵抗値を変更することができる。従って選択可能な複数の終端抵抗値から想定される受信装置の特性(受信感度)等に応じて最適な終端抵抗を選択して設定することにより良好な通信環境を設定することができる。例えば送信先が受信感度の低い受信装置である場合には、高い終端抵抗値を選択して設定することにより、受信確率を高めることができる。
3.第2の実施の形態の送信回路及びデータ転送制御装置
次に低速送信用の送信回路をさらに含み、低速用の送信回路と終端抵抗回路を共用する第2の実施の形態の送信回路及びデータ転送制御装置の構成について説明する。
図6は、第2の実施の形態の送信回路が適用されるデータ転送制御装置の構成の一例である。
このデータ転送制御装置は、論理層回路と物理層回路を含む。
論理層回路は、データハンドラ回路10、HS(High Speed)回路20、FS(Full Speed)回路30を含む。物理層回路は、アナログフロントエンド回路40を含む。なお、このデータ転送制御装置は、図1に示す回路ブロックの全てを含む必要はなく、それらの一部を省略する構成としても良い。
データハンドラ回路(広義には、データ転送を行うための所与の回路)10は、USB2.0に準拠したデータ転送のための種々の送信処理及び受信処理を行う。より具体的には、データハンドラ回路は、送信時には、送信データにSYNC(SYNChronization)、SOP(Start Of Packet)、EOP(End Of Packet)を付加する処理や、ビットスタッフィング処理等を行う。一方、データハンドラ回路は、受信時には、受信データのSYNC、SOP、EOPを検出し、削除する処理や、ビットアンスタッフィング処理等を行う。更に、データハンドラ回路10は、データの送受信を制御するための各種のタイミング信号を生成する処理も行う。このようなデータハンドラ回路10は、SIE(Serial Interface Engine)に接続される。
SIEは、USBパケットIDやアドレスを識別するためのSIE制御ロジックと、エンドポイント番号の識別やFIFO制御等のエンドポイント処理を行うためのエンドポイントロジックとを含む。
HS回路20は、データ転送速度が480MbpsとなるHS(High Speed)でのデータの送受信を行うためのロジック回路である。
FS回路30は、データ転送速度が12MbpsとなるFS(Full Speed)でのデータの送受信を行うためのロジック回路である。
アナログフロントエンド回路40は、FSやHSでの送受信を行うためのドライバやレシーバを含むアナログ回路である。USBでは、DP(Data+)とDM(Data−)を用いた差動対の信号によりデータが送受信される。
このデータ転送制御装置は、その他にHS回路20で用いる480MHzのクロックや、装置内部及びSIEで用いる60MHzのクロックを生成するクロック回路(図示せず)、アナログフロントエンド回路40の各種制御信号を生成する制御回路(図示せず)を含む。
HS回路20は、DLL(Delay Line PLL)回路22、エラスティシティバッファ(elasticity buffer)24を含む。
DLL回路22は、図示しないクロック回路によって生成されたクロックと、受信信号とに基づいて、データのサンプリングクロックを生成する。
エラスティシティバッファ24は、装置内部と、外部装置(バスに接続される外部装置)とのクロック周波数差(クロックドリフト)等を吸収するための回路である。
USB2.0では、HSモードとFSモードが、転送モードとして定義されている。HSモードは、USB2.0により新たに定義された転送モードである。FSモードは、従来のUSB1.1で既に定義されている転送モードである。
HSモードでは、HS回路20を介して、データハンドラ回路10とアナログフロントエンド回路40との間で、データの送受信が行われる。
FSモードでは、FS回路30を介して、データハンドラ回路10とアナログフロントエンド回路40との間で、データの送受信が行われる。
このため、アナログフロントエンド回路40では、差動対の送受信信号であるDP、DMをHSモードで送受信するためのHSモード用ドライバ及びレシーバ、FSモードで送受信するためのFSモード用ドライバ及びレシーバが別個に設けられている。
より具体的には、アナログフロントエンド回路40は、FSドライバ42、FS差動データレシーバ44、SE(Single Ended)_DPレシーバ46、SE_DMレシーバ48、HSカレントドライバ(広義には、送信回路)50、低速用HS_SQ(SQuelch)_L回路52、高速用HS_SQ回路54、HS差動データレシーバ56を含む。
FSドライバ42は、FSモードにおいて、FS回路30からのFS_DPout及びFS_DMoutからなる差動対の送信信号を、DP及びDMからなる差動対の送信信号として出力する。このFSドライバ42は、FS回路30からのFS_OutDisにより出力制御される。
FS差動データレシーバ44は、FSモードにおいて、DP及びDMの差動対の受信信号を増幅し、FS_DataInとしてFS回路30に対して出力する。このFS差動データレシーバ44は、FS_CompEnbにより増幅制御される。
SE_DPレシーバ46は、FSモードにおいて、シングルエンドの受信信号であるDPを増幅し、SE_DPinとしてFS回路30に対して出力する。
SE_DMレシーバ48は、FSモードにおいて、シングルエンドの受信信号であるDMを増幅し、SE_DMinとしてFS回路30に対して出力する。
HSカレントドライバ50は、HSモードにおいて、HS回路20からのHS_DPout及びHS_DMoutからなる差動対の送信信号を増幅し、DP及びDMからなる差動対の送信信号として出力する。このHSカレントドライバ50は、HS回路20からのHS_OutDisにより出力制御されると共に、HS_CurrentSourceEnbにより駆動電流の制御が行われる。
低速用HS_SQ_L回路52は、DP及びDMの差動対の受信信号の有無を精度良く検出し、信号検出結果としてHS_SQ_Lを出力する。この低速用HS_SQ_L回路52は、HS_SQ_L_Enbにより動作制御され、HS_SQ_L_Pwrにより省電力制御される。
高速用HS_SQ回路54は、HSモードにおいて、DP及びDMの差動対の受信信号の有無を検出し、信号検出結果としてHS_SQをHS回路20に対して出力する。この高速用HS_SQ回路54は、HS回路20からのHS_SQ_Enbにより動作制御され、HS_SQ_Pwrにより省電力制御される。
HS差動データレシーバ56は、HSモードにおいて、DP及びDMの差動対の受信信号を増幅し、HS_DataIn、HS_DataIn_Lを出力する。このHS差動データレシーバ56は、HS_RxEnbにより増幅制御される。
差動対の送受信信号DP、DMのうちDPは、SWA及びプルアップ抵抗Rpuを介して、電源電圧3.3Vに(電気的に)接続される。また、差動対の送受信信号のうちDMは、SWBに接続される。SWA及びSWBは、RpuEnbにより制御される。負荷バランスを考慮すると、DMについても、SWBを介してプルアップ抵抗Rpuと同等の抵抗を接続するようにしてもよい。RpuEnbは、FSモードのとき、少なくともSWAによりDPをプルアップ抵抗Rpuに接続させる。
このようにデータ転送制御装置は、HSモードとFSモードの転送速度に対応したドライバ及びレシーバを含んで構成されている。
図7は第2の実施の形態のデータ転送制御装置を用いて、HSモードでデータ転送を行う場合の送受信系の構成要部の一例を示す図である。
HSモードでデータ転送を行う場合、上述した物理層回路を含む送信側データ転送制御装置60-Tと、受信側データ転送制御装置60-Rとが、差動対の送受信信号DP、DMが伝送される差動対の信号線(広義には、第1及び第2の信号線)62-1、62-2を介して接続される。
上述したように、USB2.0によれば、HSモードとFSモードの転送速度に対応したドライバ及びレシーバは、それぞれ別個に設けられている。そのため、各モードにおけるドライバ及びレシーバは、差動対の信号線(第1及び第2の信号線62-1、62-2)に共通接続されている。
送信側のデータ転送制御装置60-Tのアナログフロントエンド回路は、少なくともFSドライバ42-T、HSカレントドライバ50-Tを含む。受信側のデータ転送制御装置60-Rのアナログフロントエンド回路は、少なくともFSドライバ42-R、HS差動データレシーバ56-Rを含む。
USB2.0では、HSモードのデータ転送時における出力インピーダンスZ0(45Ω±10%)が規定されており、第1及び第2の信号線62-1、62-2それぞれには、図示しない終端抵抗回路(42−T内に含まれる)が接続されている。
この終端抵抗回路は、FSドライバに接続される。従って、HSモードにおいてFSドライバが「0」をドライブすることによって、このターミネーション用抵抗が、HSモードにおける信号線の終端抵抗として活用されることになる。
FSドライバ42-Tは、例えば図6に示すFS_OutDisによる出力制御によって、第1及び第2の信号線62-1、62-2に「0」をドライブする。この結果、送信側のデータ転送制御装置60-T内において、第1及び第2の信号線62-1、62-2が、ターミネーション用抵抗を介してプルダウンされる。
また、HSカレントドライバ50-Tは、例えば図6に示すHS_OutDisによる出力制御、HS_CurrentSourceEnbによる駆動電流の供給制御によって、図示しないHS回路からのHS_DPout及びHS_DMoutからなる差動対の送信信号を増幅する。
一方、FSドライバ42-Rは、例えば図6に示すFS_OutDisによる出力制御によって、第1及び第2の信号線62-1、62-2に「0」をドライブする。この結果、受信側のデータ転送制御装置60-R内において、第1及び第2の信号線62-1、62-2が、終端抵抗回路を介してプルダウンされる。
また、HS差動データレシーバ56-Rは、例えば図6に示すHS_RxEnbによる出力制御によって、第1及び第2の信号線62-1、62-2の差動対の受信信号を増幅して、HS_DataIn、HS_DataIn_Lを出力する。
このように送信側のデータ転送制御装置60-TのHSカレントドライバ50-Tは、送信側及び受信側においてそれぞれ終端抵抗回路で終端された第1及び第2の信号線62-1、62-2を、送信信号に応じて電流駆動する。
図8(A)にFSドライバ42-Tの具体的な回路構成例を示す。FS送信ドライバ412は、電源VDD、VSS(広義には第1、第2の電源)間に直列接続されたP型トランジスタTPTR1とN型トランジスタTNTR1を含む。そしてその出力ノードTN1とDPのノードとの間に第1の終端抵抗回路160−1と固定抵抗Rs−1が設けられる。送信ドライバ414は、電源VDD、VSS間に直列接続されたP型トランジスタTPTR2とN型トランジスタTNTR2を含む。そしてその出力ノードTN2とDMのノードとの間に第2の終端抵抗回路160−2と固定抵抗Rs−2が設けられる。
送信制御回路422は、前段の回路から信号DOUT1、OUTDISを受け、図8(B)に示す真理値表にしたがった論理演算を行って、送信ドライバ412に信号OP1、ON1を出力する。送信制御回路424は、前段の回路から信号DOUT2、OUTDISを受け、図8(B)に示す真理値表にしたがった論理演算を行って、送信ドライバ414に信号OP2、ON2を出力する。
例えばOUTDISがローレベル(Lレベル)であるとする。すると、DOUT1がローレベルの場合はDPがローレベルになり、DOUT1がハイレベル(Hレベル)の場合はDPがハイレベルになる。またDOUT2がローレベルの場合はDMがローレベルになり、DOUT2がハイレベルの場合はDMがハイレベルになる。一方、OUTDISがハイベルの場合には、DP、DMは共にハイインピーダンス状態になる。
ここでOP1がHレベルかつON1がLレベルのとき(すなわちDOUT1がLレベルかつOUTDISがLレベルのとき)、DPの信号線に接続される第1の終端抵抗回路160−1はVSSにプルダウンされた状態となり、HSモードにおける信号線DPを終端する。
同様にOP2がHレベルかつON2がLレベルのとき(すなわちDOUT2がLレベルかつOUTDISがLレベルのとき)DMの信号線に接続される第2の終端抵抗回路160−2はVSSにプルダウンされた状態となり、HSモードにおける信号線DMを終端する。
このようにすることで、固定抵抗を低速送信時(例えばUSBのFSモード)にはダンピング抵抗として機能させ、高速送信時(例えばUSBのHSモード)には終端抵抗として第1及び第2の信号線を終端することができる。
4.データ転送制御装置
図9は本実施の形態のデータ転送制御装置の構成を示した図である。
本実施の形態のデータ転送制御装置は、トランシーバ200と転送コントローラ210とバッファコントローラ220とデータバッファ230とインターフェース回路240を含む。なおこれらの回路ブロックの一部を省略したり、これらの回路ブロック間の接続形態を変更してもよい。
トランシーバ200は、差動信号DP、DM(差動データ信号)を用いてデータを送受信するための回路である。このトランシーバ200は、例えばUSB(広義には所与のインターフェース規格)の物理層回路(アナログフロントエンド回路)を含むことができる。なおトランシーバ200に物理層以外の層の回路を含めてもよい。
転送コントローラ210は、USBを介したデータ転送を制御するためのコントローラであり、いわゆるSIE(Serial Interface Engine)の機能などを実現するためのものである。例えば転送コントローラ210は、パケットハンドル処理、サスペンド&レジューム制御、或いはトランザクション管理などを行う。
バッファコントローラ220は、データバッファ230に記憶領域(エンドポイント領域等)を確保したり、データバッファ230の記憶領域に対するアクセス制御を行う。より具体的にはバッファコントローラ220は、インターフェース回路240を介したアプリケーション層デバイス側からのアクセスや、インターフェース回路240を介したCPU側からのアクセスや、USB(転送コントローラ210)側からのアクセスを制御したり、これらのアクセスの調停を行ったり、アクセス・アドレスの生成・管理を行う。
データバッファ230(パケットバッファ)は、USBを介して転送されるデータ(送信データ又は受信データ)を一時的に格納(バッファリング)するためバッファ(FIFO)である。このデータバッファ230はRAMなどのメモリにより構成できる。
インターフェース回路240は、アプリケーション層デバイスが接続されるDMA(DirectMemoryAccess)バスや、CPUが接続されるCPUバスを介したインターフェースを実現するための回路である。このインターフェース回路240には、DMA転送のためのDMAハンドラ回路などを含めることができる。
トランシーバ200は図1〜図8で説明した構成を含む。
5.電子機器
図10は本実施の形態の電子機器を示す図である。
この電子機器300は、本実施形態で説明したデータ転送制御装置310(集積回路装置)、ASICなどで構成されるアプリケーション層デバイス320、CPU330、ROM340、RAM350、表示部360、操作部370を含む。なおこれらの機能ブロックの一部を省略する構成としてもよい。
ここでアプリケーション層デバイス320は、例えば、携帯電話のアプリケーションエンジンを実現するデバイスや、情報記憶媒体(ハードディスク、光ディスク)のドライブを制御するデバイスや、プリンタを制御するデバイスや、MPEGエンコーダ、MPEGデコーダ等を含むデバイスなどである。処理部330(CPU)はデータ転送制御装置310や電子機器全体の制御を行う。ROM340は制御プログラムや各種データを記憶する。RAM350は処理部330やデータ転送制御装置310のワーク領域やデータ格納領域として機能する。表示部360は種々の情報をユーザに表示する。操作部370はユーザが電子機器を操作するためのものである。
なお図10ではDMAバスとCPUバスが分離されているが、これらを共通化してもよい。またデータ転送制御装置310を制御する処理部と、電子機器を制御する処理部とを別々に設けてもよい。また本実施形態が適用できる電子機器としては、携帯電話、光ディスクドライブ(CD−ROM、DVD)、光磁気ディスクドライブ(MO)、ハードディスクドライブ、TV、TVチューナ、VTR、ビデオカメラ、オーディオ機器、プロジェクタ、パーソナルコンピュータ、電子手帳、或いはワードプロセッサなどの種々のものがある。
なお、本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば明細書や図面中の記載において広義又は同義な用語として引用された用語は、明細書や図面中の他の記載においても広義又は同義な用語に置き換えることができる。
また本実施の形態では3個の抵抗回路が並列接続されて可変抵抗回路を構成している場合を例にとり説明したがこれに限られない。2個または4個以上の抵抗回路が並列接続されて可変抵抗回路を構成している場合でもよい。
また本実施の形態では可変抵抗回路を構成する抵抗回路が、3個又は5個又12個のNMOSトランジスタ素子が並列接続されている場合を例にとり説明したが是に限られない。他の個数のトランジスタ素子が並列接続されている場合でもよい。
また本発明により実現されるデータ転送制御装置は、図6で説明した構成に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。
また本発明により実現される送信回路は、図1〜8で説明した構成に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。
本実施の形態の送信回路を示す回路図である。 本実施の形態の第1の終端抵抗回路及び第2の終端抵抗回路の構成を示す。 図3(A)(B)(C)は、可変抵抗回路を構成する抵抗回路の構成の一例を示した図である。 本実施の形態で提供可能な終端抵抗のパターンについて説明するための図である。 終端抵抗値と差動信号特性について説明するための図である。 第2の実施の形態の送信回路が適用されるデータ転送制御装置の他の構成の一例である。 第2の実施の形態のデータ転送制御装置を用いて、HSモードでデータ転送を行う場合の送受信系の構成要部の一例を示す図である。 図8(A)(B)は、送信回路の具体的な回路構成例と真理値表である。 本実施の形態のデータ転送制御装置の構成を示した図である。 本実施の形態の電子機器を示す図である。
符号の説明
10 データハンドラ回路、20 HS回路、22 DLL回路、24 エラスティシティバッァ、30 FS回路、40 アナログフロントエンド回路、42、42-R、42-T FSドライバ、44 FS差動データレシーバ、46 SE_DPレシーバ48 SE_DMレシーバ、50、50-T、140、160 HSカレントドライバ(送信回路)、52 低速用HS_SQ_L回路、54 高速用HS_SQ_L回路、56、56-R HS差動データレシーバ、60、500 データ転送制御装置60-R 受信側データ転送制御装置、60-T 送信側データ転送制御装置、62-1 第1の信号線、62-2 第2の信号線、70 電流源、72 DP端子、74 DM端子、82-P、82-M、82-A、102-A、122-A、142-A、162-A n型MOSトランジスタ、84-P 第1の送信信号線、84-M 第2の送信信号線、84-A 第3の送信信号線、
102 トランジスタ
104 抵抗素子
100 終端抵抗制御回路
110−1〜110−n 制御信号
120 終端抵抗設定レジスタ
160−1〜160−n 第1の終端抵抗回路から第nの終端抵抗回路
162−1〜162−n 抵抗回路
164 可変抵抗回路
166-1〜166-3 N型MOSトランジスタ
167-1〜167-5 N型MOSトランジスタ
168-1〜168-12 N型MOSトランジスタ
SW1〜SW3 スイッチ素子

Claims (7)

  1. USB(Universal-Serial-Bus)規格で規定された差動対を構成する差動信号を第1及び第2の信号線を介して、USBのハイスピードモードまたはフルスピードモードで送信する送信回路であって、
    差動対を構成する第1及び第2の信号線に対して接続されUSB規格のハイスピードモードでデータを送信するためのハイスピード用ドライバと、
    差動対を構成する第1及び第2の信号線に対して接続されUSB規格のフルスピードモードでデータを送信するためのフルスピード用ドライバと、
    複数のパターンの終端抵抗の値を設定可能な第1の終端抵抗回路と、
    複数のパターンの終端抵抗の値を設定可能な第2の終端抵抗回路と、
    前記第1の終端抵抗回路と直列に接続される第1の固定抵抗と、
    前記第2の終端抵抗回路と直列に接続される第2の固定抵抗と、
    前記第1及び第2の終端抵抗回路の終端抵抗の値をどのパターンにするか制御するための制御信号を生成する終端抵抗制御回路とを含み、
    前記ハイスピード用ドライバは、
    第1の電源と第1のノードとの間に設けられた定電流源と、前記第1のノードと前記第1の信号線との間に設けられた第1のスイッチ素子と、前記第1のノードと前記第2の信号線との間に設けられた第2のスイッチ素子とを含み、 前記第1及び第2のスイッチ素子のいずれか一方を介して前記定電流源の電流により前記第1又は第2の信号線を駆動し、
    前記第1の固定抵抗は前記第1の信号線と第2ノードとの間に設けられ、
    前記第1の終端抵抗回路は、前記第2のノードと第2の電源の間に設けられ、
    前記第2の固定抵抗は第2の信号線と第3ノードとの間に設けられ、
    前記第2の終端抵抗回路は、前記第3のノードと第2の電源の間に設けられ、
    前記フルスピード用ドライバは、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間に直列接続された第1のP型トランジスタと第1のN型トランジスタとを含み、その出力ノードが前記第2のノードに接続された第1のドライバと、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間に直列接続された第2のP型トランジスタと第2のN型トランジスタとを含み、その出力ノードが前記第3のノードに接続された第2のドライバと、を含み、
    ハイスピードモード時には、前記ハイスピード用ドライバが駆動され、前記第1の終端抵抗回路と前記第1の固定抵抗、前記第2の終端抵抗回路と前記第2の固定抵抗を終端抵抗として機能させ、
    フルスピードモード時には、前記フルスピード用ドライバが駆動され、前記第1の固定抵抗及び前記第2の固定抵抗をダンピング抵抗として機能させることを特徴とする送信回路。
  2. 請求項1において、
    前記第1及び第2の終端抵抗回路はそれぞれ、
    第1〜第nの抵抗回路を有し、
    前記第1の抵抗回路は第1の制御信号がアクティブの時に第1の抵抗値をとり、・・・前記第nの抵抗回路は第nの制御信号がアクティブの時に第nの抵抗値をとり、
    前記終端抵抗制御回路は、
    終端抵抗設定情報に基づき前記第1の制御信号〜第nの制御信号を生成することを特徴とする送信回路。
  3. 請求項2において、
    前記第1の抵抗回路〜第nの抵抗回路は、1又は複数のN型MOSトランジスタ素子が並列接続され、前記第1の抵抗回路〜第nの抵抗回路の各N型MOSトランジスタ素子のゲートに第1の制御信号〜第nの制御信号の対応する制御信号線が接続されていることを特徴とする送信回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記第1の固定抵抗、前記第2の固定抵抗の値を略39オームとし、
    前記第1の終端抵抗回路及び前記第2の終端抵抗回路は、
    6オームを含む所定の範囲内で複数のパターンの終端抵抗値が設定可能に構成されていることを特徴とする送信回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記終端抵抗制御回路は、
    外部入力により設定可能な前記終端抵抗設定情報を格納するための終端抵抗情報レジスタを含むことを特徴とする送信回路。
  6. 所与の送信処理を行う回路と、
    前記送信処理に基づく信号を送信する請求項1乃至5のいずれかに記載の送信回路と、を含むことを特徴とするデータ転送制御装置。
  7. 請求項6に記載のデータ転送制御装置と、
    前記データ転送制御装置及びバスを介して転送されるデータの出力処理又は取り込み処理又は記憶処理を行う装置と、
    を含むことを特徴とする電子機器。
JP2004153654A 2004-05-24 2004-05-24 送信回路、データ転送制御装置及び電子機器 Expired - Fee Related JP3778291B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004153654A JP3778291B2 (ja) 2004-05-24 2004-05-24 送信回路、データ転送制御装置及び電子機器
US11/129,394 US7218136B2 (en) 2004-05-24 2005-05-16 Transmission circuit, data transfer control device and electronic equipment
CNB2005100708247A CN100394413C (zh) 2004-05-24 2005-05-19 发送电路、数据传输控制装置及电子设备
US11/717,742 US7474118B2 (en) 2004-05-24 2007-03-14 Transmission circuit, data transfer control device and electronic equipment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004153654A JP3778291B2 (ja) 2004-05-24 2004-05-24 送信回路、データ転送制御装置及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005340945A JP2005340945A (ja) 2005-12-08
JP3778291B2 true JP3778291B2 (ja) 2006-05-24

Family

ID=35375142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004153654A Expired - Fee Related JP3778291B2 (ja) 2004-05-24 2004-05-24 送信回路、データ転送制御装置及び電子機器

Country Status (3)

Country Link
US (2) US7218136B2 (ja)
JP (1) JP3778291B2 (ja)
CN (1) CN100394413C (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7671630B2 (en) * 2005-07-29 2010-03-02 Synopsys, Inc. USB 2.0 HS voltage-mode transmitter with tuned termination resistance
JP2007172574A (ja) * 2005-11-25 2007-07-05 Seiko Epson Corp 集積回路装置及び電子機器
US8059724B2 (en) * 2007-03-11 2011-11-15 Sandisk Il Ltd Method and system for reducing common mode noise interference in a differential communication channel
JP2008250725A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nec Electronics Corp インターフェース回路
TWI334070B (en) * 2007-05-07 2010-12-01 Nanya Technology Corp Off chip driver
JP5320979B2 (ja) * 2008-10-24 2013-10-23 富士通セミコンダクター株式会社 送信回路
US8548069B2 (en) * 2009-10-29 2013-10-01 Panasonic Corporation Data transmission system capable of transmitting interrupt signal without interrupt gate period
CN102253911B (zh) * 2010-05-21 2015-03-11 晨星软件研发(深圳)有限公司 数据传输接口、数据传输方法以及使用此数据传输接口的电子装置
EP2853028B1 (en) * 2012-05-21 2019-07-10 Schneider Electric IT Corporation System and method for biasing a bus
US8683097B2 (en) * 2012-06-30 2014-03-25 Intel Corporation Device connect detection
US9407469B2 (en) * 2013-03-14 2016-08-02 Lattice Semiconductor Corporation Driving data of multiple protocols through a single set of pins
US9740643B2 (en) * 2013-06-20 2017-08-22 Apple Inc. Systems and methods for recovering higher speed communication between devices
JP6358813B2 (ja) * 2014-02-27 2018-07-18 株式会社クボタ 作業機の電子機器及び作業機
US10363890B2 (en) 2014-02-27 2019-07-30 Kubota Corporation Electronic device, working machine, and management system for termination resistor
JP2018207195A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 セイコーエプソン株式会社 回路装置及び電子機器
WO2019138665A1 (ja) * 2018-01-11 2019-07-18 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 通信システムおよび通信装置
TWI809024B (zh) * 2018-01-23 2023-07-21 日商索尼半導體解決方案公司 通信系統及通信方法
CN113918503B (zh) * 2021-10-28 2024-03-29 联芸科技(杭州)股份有限公司 发送电路、电子器件、芯片和电子设备

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4089799B2 (ja) 1998-08-11 2008-05-28 旭化成エレクトロニクス株式会社 波形生成回路
JP3374820B2 (ja) 1999-01-08 2003-02-10 セイコーエプソン株式会社 出力バッファ回路
US6611552B2 (en) 1999-01-28 2003-08-26 Intel Corporation Universal serial bus transceiver and associated methods
US6542946B1 (en) * 2000-01-28 2003-04-01 Compaq Information Technologies Group, L.P. Dual mode differential transceiver for a universal serial bus
GB2360156B (en) * 2000-03-10 2004-03-31 Nokia Mobile Phones Ltd Transceiver interface reduction
JP3512715B2 (ja) 2000-07-14 2004-03-31 日本電気株式会社 バス終端調整装置及びバス終端調整方法
JP3485106B2 (ja) * 2001-05-11 2004-01-13 セイコーエプソン株式会社 集積回路装置
JP3651409B2 (ja) * 2001-05-14 2005-05-25 セイコーエプソン株式会社 半導体集積装置及び電子機器
JP3651411B2 (ja) 2001-05-14 2005-05-25 セイコーエプソン株式会社 信号受信回路、データ転送制御装置及び電子機器
JP3651410B2 (ja) * 2001-05-14 2005-05-25 セイコーエプソン株式会社 送信回路、データ転送制御装置及び電子機器
US6597198B2 (en) * 2001-10-05 2003-07-22 Intel Corporation Current mode bidirectional port with data channel used for synchronization
US6847232B2 (en) * 2001-11-08 2005-01-25 Texas Instruments Incorporated Interchangeable CML/LVDS data transmission circuit
US6586964B1 (en) * 2001-12-10 2003-07-01 Xilinx, Inc. Differential termination with calibration for differential signaling
US7317934B2 (en) * 2003-08-01 2008-01-08 Avago Technologies Fiber Ip Pte Ltd Configurable communications modules and methods of making the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005340945A (ja) 2005-12-08
US7474118B2 (en) 2009-01-06
CN100394413C (zh) 2008-06-11
US20070152705A1 (en) 2007-07-05
US7218136B2 (en) 2007-05-15
CN1702640A (zh) 2005-11-30
US20050259756A1 (en) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7474118B2 (en) Transmission circuit, data transfer control device and electronic equipment
EP1662658B1 (en) Data transfer control apparatus and electronic device
KR101840620B1 (ko) 광학 매체에 대한 저전력 모드 신호 브릿지
US9024665B2 (en) Transmitter with voltage and current mode drivers
KR101688349B1 (ko) 저 스윙 전압 모드 구동기
KR100272671B1 (ko) 데이터 트랜시버 및 그것을 갖는 버스 인터페이스
US7747807B2 (en) Host controller including a disconnection detection circuit
US7495474B2 (en) Integrated circuit device and electronic instrument
US20110211403A1 (en) Bimodal memory controller
US6833738B2 (en) Signal reception circuit, data transfer control device and electronic equipment
US6664804B2 (en) Transmission circuit, data transfer control device, and electronic equipment
US7383371B2 (en) Physical layer circuit, data transfer control device, and electronic instrument
US6762619B2 (en) Semiconductor integrated device and electronic equipment
JP4131234B2 (ja) マクロセル、集積回路装置、及び電子機器
US20020191707A1 (en) Data transmission circuit for universal serial bus system
TW201338124A (zh) 針對封裝上輸入/輸出架構之分散式靜電放電保護
JP4957100B2 (ja) 送信回路、データ転送制御装置及び電子機器
US11075624B2 (en) Hybrid driver having low output pad capacitance
WO2016142639A1 (en) Transmitting signals between modules
KR20150091175A (ko) 온-패키지 입출력 아키텍처를 위한 비선형 종단
JP2001236153A (ja) 同期式入力回路および半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050826

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050826

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20050826

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20050909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051121

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3778291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees