JP3483911B2 - 車両の走行制御装置 - Google Patents
車両の走行制御装置Info
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Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
両を自動走行、もしくは手動走行させることを選択的に
可能とする車両の走行制御装置に関する。
次のように構成されたものがある。これによれば、オペ
レータの操作等によって、無人での自動走行を可能とす
る制御状態(以下、これを自動走行の制御状態とい
う。)と、手動走行を可能とする制御状態(以下、これ
を手動走行の制御状態という。)のうち、いずれかの制
御状態に選択的に切り替え可能とされている。
電力の供給をオン、オフするメインスイッチが設けら
れ、このメインスイッチをオンすると、まず、自動走行
の制御状態となるよう構成されている。
ときには、まず、上記メインスイッチをオンし、次に、
上記両制御状態のうちいずれかを選択すればよいように
なっている。
スイッチをオンすると、制御装置は直ちに自動走行の制
御状態になるが、この自動走行の制御状態では、電力が
各制御機器のそれぞれに供給されて、多くの電力が消費
されることとなる。
合には、まず、メインスイッチをオンするが、通常、走
行を始める前には、車体の点検やゴルフバッグの積み込
みという準備期間がある。また、ゴルフカーを停止した
後には、バッグの荷降ろしなど、次の走行に至るまでの
待ち時間もある。
ままで、走行前の準備期間や、自動走行後の停止状態で
の待ち時間があることから、多くの電力が無駄に消費さ
れるという問題がある。
てなされたもので、無駄な電力消費が生じないようにし
た車両の走行制御装置の提供を目的とする。
の第1の発明の特徴とするところは、図1〜8に例示す
るように、車両を自動走行可能とする制御状態と、手動
走行可能とする制御状態のいずれかの制御状態に切り替
え可能であって、上記制御のための各制御機器に対し電
力の供給をオン、オフするメインスイッチを備えた車両
の走行制御装置において、上記メインスイッチをオンす
る前の走行制御状態が自動走行と手動走行のいずれの制
御状態であるにかかわらず、上記メインスイッチをオン
したとき、上記車両を手動走行可能とする制御状態に自
動的に切り替えるようにした点にある。
は、図8に例示するように、車両を自動走行可能とする
制御状態と、手動走行可能とする制御状態のいずれかの
制御状態に切り替え可能であって、上記制御のための各
制御機器に対し電力の供給をオン、オフするメインスイ
ッチを備えた車両の走行制御装置において、自動走行の
制御状態での走行中、上記車両が停止したとき、この車
両を手動走行可能とする制御状態に自動的に切り替える
ようにした点にある。
の範囲の用語に対応するものである。
する制御状態と、手動走行可能とする制御状態のいずれ
かの制御状態に切り替え可能であって、上記制御のため
の各制御機器に対し電力の供給をオン、オフするメイン
スイッチ46を備えた場合において、上記メインスイッ
チ46をオンする前の走行制御状態が自動走行と手動走
行のいずれの制御状態であるにかかわらず、上記メイン
スイッチ46をオンしたとき、もしくは、自動走行の制
御状態での走行中、ゴルフカー(車両)1が停止したと
き、このゴルフカー(車両)1を手動走行可能とする制
御状態に自動的に切り替えるようにしてある。
後の停止状態の待ち時間では、制御状態が手動走行の制
御状態とされるため、自動走行の制御状態の場合に比べ
て、各制御機器への電力の供給が少なくて済む。
る。
は車両たるゴルフカー、Gはゴルフ場で、図中矢印Fr
はこのゴルフカー1の前方を示している。また、下記す
る左右とは上記前方に向っての方向をいうものとする。
一対の前輪3,3が操向自在に支承されている。一方、
同上車体2の後部には駆動輪とされる左右一対の後輪
4,4が支承されている。また、上記車体2の前端に
は、左右に延びるバンパ5が取り付けられている。
行駆動源たるガソリンエンジン6が搭載されている。こ
のエンジン6の吸気ポートには気化器7と吸気管8とが
連設され、一方、排気ポートには排気管9とマフラー1
0とが連設され、このマフラー10は車体2上の右側に
配設されている。また、上記気化器7を介し、上記エン
ジン6にガソリン燃料を供給する燃料タンク11が設け
られている。
車式の減速機12が支持されている。この減速機12の
入力軸は、Vベルト巻掛式の自動変速機13によって上
記エンジン6に連結され、同上減速機12の出力軸は前
記後輪4,4に連結されている。そして、上記エンジン
6が駆動すれば、上記自動変速機13と減速機12を順
次介して上記後輪4,4が駆動され、ゴルフカー1が走
行可能とされている。
モ15が設けられ、このスタータダイナモ15は、Vベ
ルト巻掛装置16により上記エンジン6に連結されてい
る。上記スタータダイナモ15はエンジン6を起動させ
るためのスタータモータと、発電機とを兼ねている。
タとして機能するときには、上記スタータダイナモ15
は、その左側に配設されたバッテリ17を電源として駆
動し、エンジン6を始動させる。一方、同上スタータダ
イナモ15が発電機として機能するときには、その出力
は同上バッテリ17に充電される。
上方に向ってハンドルポスト19が突設されている。こ
のハンドルポスト19に、操舵軸20がその軸心回り回
転自在に支承され、この操舵軸20の上端にバー式のハ
ンドル21が取り付けられている。
を介して前記前輪3,3側が操舵可能に連結されてい
る。
ータ23が支持され、この操舵モータ23にも上記リン
ク機構22を介して上記前輪3,3側が操舵可能に連結
されている。
くは、操舵モータ23の駆動によって、いずれにしても
リンク機構22を介し前輪3,3が操舵されるようにな
っている。また、上記操舵軸20の上端部には駐車レバ
ー24が枢支されている。
ディスクブレーキ25が取り付けられ、他の中間軸の左
端には電磁ブレーキ26が取り付けられている。
ー24の操作によって、制動、もしくは制動解除される
ようになっている。一方、前記ハンドル21の左側グリ
ップに対応してブレーキレバー27が設けられ、このブ
レーキレバー27の操作によっても、同上ディスクブレ
ーキ25が制動、もしくは制動解除されるようになって
いる。そして、この制動操作によって、前記減速機12
を介し後輪4,4が制動される。
オフ(OFF)されている。そして、この場合には、こ
の電磁ブレーキ26はばね力によって制動動作してお
り、これによっても、上記後輪4,4が減速機12を介
し制動される。
ン(ON)すれば、上記ばね力に抗する電磁力によっ
て、上記電磁ブレーキ26の制動が解除される。
ワイヤ28を介して切替装置29が連結され、更に、こ
の切替装置29には第2ワイヤ30を介してガバナ装置
31が連結され、また、このガバナ装置31には第3ワ
イヤ32を介して前記ハンドル21の右側グリップに対
応して設けられたアクセルレバー33が連結されてい
る。
は、上記第1ワイヤ28と切替装置29を介して、電磁
クラッチ35とステッピングモータ36とが連結されて
いる。
って、アクセルレバー33を気化器7のスロットルバル
ブに連結させれば、アクセルレバー33の操作が、上記
ガバナ装置31と上記切替装置29とを介して気化器7
のスロットルバルブに伝えられ、上記アクセルレバー3
3の操作量に応じた上記スロットルバルブの開閉動作が
得られるようになっている。
て、ステッピングモータ36を同上気化器7のスロット
ルバルブに連結させれば、上記ステッピングモータ36
の動作が、オン(接続動作)した電磁クラッチ35と、
切替装置29とを介して同上気化器7のスロットルバル
ブに伝えられ、上記ステッピングモータ36の動作に応
じたスロットルバルブの開閉動作が得られるようになっ
ている。
8が敷設されている。オペレータがこのステッププレー
ト38上に乗車すれば、その立った状態で前記ハンドル
21の操舵操作ができると共に、ブレーキレバー27や
アクセルレバー33の操作ができる。
載置させるためのバスケット40が設けられており、オ
ペレータは上記操舵等により、上記ゴルフバッグ39を
所望位置に運ぶことができる。
を電気、電子的に走行制御するための制御装置につき説
明する。
トローラ42が設けられている。一方、前記エンジン6
には点火回路44が電気的に接続(以下、単に接続とい
う。)され、この点火回路44は上記メインコントロー
ラ42に接続されている。また、上記エンジン6の回転
数を検出する回転センサ45が設けられ、この回転セン
サ45も同上メインコントローラ42に接続され、上記
回転センサ45の出力信号により、点火回路44におけ
る点火時期が定められる。
御機器に対し、前記バッテリ17からの電力供給をオ
ン、オフするメインスイッチ46が設けられている。ま
た、同上メインコントローラ42には、ゴルフカー1の
発進、もしくは停止を可能とする発進停止スイッチ47
が接続されている。上記メインスイッチ46と、発進停
止スイッチ47とは、前記ハンドルポスト19に支持さ
れたインスツルメントパネル43に取り付けられてい
る。
図6で示すようにキャディスイッチ46a、セルフスイ
ッチ46b、および定点通過スイッチ46cを備えてい
る。同上メインスイッチ46はキースイッチで、上記イ
ンスツルメントパネル43側に設けられた錠48と、こ
の錠48に挿抜自在に差し込まれてキー操作されるキー
49とで構成されている。
わせると、バッテリ17から各制御機器に対する一切の
電力供給がオフされる。また、同上キー49をに合わ
せると、キャディスイッチ46aがオンし、に合わせ
るとセルフスイッチ46bがオンし、に合わせると定
点通過スイッチ46cがオンするようになっている。ま
た、このようにいずれかのスイッチをオンすると、他の
スイッチはオフするようになっている。
スイッチ46a、および定点通過スイッチ46cをオン
させたときには、上記キー49は上記錠48から機械的
に抜けないようになっている。
とは別に発信機50が設けられ、この発信機50にも、
上記発進停止スイッチ47と同じ機能を持つ発進停止ス
イッチ51が備えられている。一方、メインコントロー
ラ42に接続されるリモコン受信機52が設けられてい
る。
すれば、メインコントローラ42によるゴルフカー1の
制御が行われる。また、上記発信機50の発進停止スイ
ッチ51を操作すれば、その信号が上記リモコン受信機
52に受けられて、メインコントローラ42によるゴル
フカー1の制御が行われる。なお、52aは、上記リモ
コン受信機52のアンテナである。
付けられ、この車速センサ53はメインコントローラ4
2に接続されている。
の開度を検出するスロットルセンサ55が設けられてい
る。このスロットルセンサ55は、ポテンショメータで
構成され、前記ステッピングモータ36と共に上記メイ
ンコントローラ42に接続されている。
直列回路に、抵抗器57が並列に接続され、この並列回
路の一端はパワー系コントローラ58を介しメインコン
トローラ42に接続され、他端は前記スタータダイナモ
15に接続されている。また、上記メインリレー56、
および電流センサ60はメインコントローラ42に接続
されている。更に、上記バッテリ17にステアリングリ
レー65が並列に接続されている。上記抵抗器57は前
記車体2の外側方から抵抗器ガード57aによって覆わ
れ、保護されている。
上記ゴルフカー1の所望の走行コースに沿って誘導線6
1が埋設されており、また、この誘導線61の長手方向
に沿って所定位置にS極、もしくはN極の磁石61aが
埋設されている。
輪3,3の操舵方向と同期して左右に回動する回動アー
ム62が設けられている。この回動アーム62の回動端
に3つの誘導線センサ63が取り付けられ、これら誘導
線センサ63は誘導定点アンプ64を介しメインコント
ローラ42に接続されている。また、前記操舵モータ2
3もパワー系コントローラ58を介してメインコントロ
ーラ42に接続されている。
取り付けられ、また、駐車レバー24の操作で、ディス
クブレーキ25が制動動作したことを検出する駐車スイ
ッチ68が設けられている。また、前記ステッププレー
ト38の下面側に乗車検出センサである乗車スイッチ6
9が設けられている。更に、アクセルレバー33の操作
状態を検出するアクセルスイッチ70と、ブレーキレバ
ー27の操作状態を示すブレーキスイッチ71が設けら
れている。
73が設けられ、これらのうち一方のモード切替スイッ
チ72はインスツルメントパネル43に取り付けられ、
他方のモード切替スイッチ73は発信機50に取り付け
られている。そして、これら各センサやスイッチ66,
68〜73も同上メインコントローラ42に接続されて
いる。
2についてのフローチャートを示し、図中(P‐1)〜
(P‐31)はプログラムの各ステップを示している。
スイッチ46によるモード切り替え処理開始のステップ
であり、この場合のモードは、
ディモード、
モード
通過モード、
キー49の操作により、これらモードのうちのいずれか
一つが選択可能とされている。そして、これら各モード
では、ゴルフカー1は、いずれも無人での自動走行が可
能であるが、その詳しい制御内容については後述する。
モードと、定点通過モードのいずれかを選択した制御状
態の場合は、後述する図1で示すように、自動走行と手
動走行の各制御状態を相互に切り替え可能である。一
方、セルフモードを選択した制御状態の場合には、常に
自動走行の制御状態となり、この状態での自動走行中
に、前記駐車スイッチ68、乗車スイッチ69、アクセ
ルスイッチ70、およびブレーキスイッチ71が検出信
号を出力したときには、ゴルフカー1は円滑停止させら
れるが、自動走行の制御状態は維持される。この自動走
行の制御状態を誘導モードといい、これに対し、手動走
行の制御状態を乗車モードという。
ず、メインスイッチ46のうちキャディスイッチ46
a、セルフスイッチ46b、および定点通過スイッチ4
6cのうちいずれか一つを選択する(P‐2)。
7、もしくは発信機50の発進停止スイッチ51への操
作により、メインコントローラ42に発進指令を与える
と、ゴルフカー1が自動走行することとなる。
56が接続動作し、これにより、バッテリ17にスター
タダイナモ15が接続され、このスタータダイナモ15
がスタータモータとして機能し、エンジン6を起動させ
る。また、同上発進指令により、電磁クラッチ35が接
続動作し、ステッピングモータ36が切替装置29と、
同上電磁クラッチ35とを介して気化器7のスロットル
バルブに連結され、その開度が上記ステッピングモータ
36により自動調整される。
ブに対するガバナ装置31やアクセルレバー33の連結
は、上記切替装置29により解除される。
と、電磁ブレーキ26がオンされて制動解除され、エン
ジン6の動力は自動変速機13によって自動変速されな
がら減速機12に伝えられる。そして、この減速機12
で減速された後、後輪4,4に伝えられ、これにより、
ゴルフカー1が走行し始める。
63が、予め、交流電流が流されている前記誘導線61
の磁力を検出し、この検出に応じて上記メインコントロ
ーラ42とパワー系コントローラ58とを介して、上記
操舵モータ23が正逆回転駆動させられ、これに連動し
て、リンク機構22を介し操舵輪たる左右前輪3,3が
操舵される。
の駆動に同上リンク機構22を介し連動して、回動アー
ム62も回動する。すると、この回動アーム62の回動
に伴う各誘導線センサ63の検出信号の変化が、上記操
舵モータ23にフィードバックされ、これに応じて同上
操舵モータ23が駆動させられ、再び上記したように各
前輪3が操舵されると共に、回動アーム62も回動させ
られる。そして、これが繰り返されて、上記ゴルフカー
1が上記誘導線61に沿って無人の自動走行をすること
となる。
ンサ53の検出信号により、ステッピングモータ36が
作動して気化器7のスロットルバルブがより大きく開弁
させられ、車速が速ければ、同上車速センサ53の検出
信号によりステッピングモータ36が作動して同上スロ
ットルバルブがより小さく閉弁させられる。
により、上記スロットルバルブが開閉弁するとき、上記
スロットルセンサ55が、この開度を検出してメインコ
ントローラ42を介し上記ステッピングモータ36にフ
ィードバックし、これによって適正な開度が得られるよ
うになっている。
出信号により、気化器7のスロットルバルブが開度調整
され、通常は、ある一定の高速走行が維持される。
1が前記誘導線61からある大きさ以上に外れたときに
は、減速されてある一定の低速走行に切り替えられる。
角の手前に設置されていて、上記磁石61aを定点セン
サ66が検出したときにも、上記低速走行とされる。な
お、この低速走行は、上記車速センサ53の検出信号と
メインコントローラ42に内蔵されたタイマーとによっ
て低速走行距離が算出され、この低速走行での所定距離
の走行後に、前記高速走行に自動復帰するようになって
いる。
るスタータダイナモ15が発電機として機能し、その出
力はパワー系コントローラ58内の切替スイッチ(図示
せず)を介しバッテリ17に充電される。
ナモ15における発電で回生制動の作用が生じ、ゴルフ
カー1が減速される。なお、上記バッテリ17の充電が
十分に行われているときには、上記回生制動が不十分と
なるため、このときには、上記パワー系コントローラ5
8内の切替スイッチがスタータダイナモ15を抵抗器5
7に接続させるように切り替えられる。すると、発電電
流が上記抵抗器57で消費され、これにより、所望の抵
抗制動が得られるようになっている。
には、発進停止スイッチ47、もしくは発信機50の発
進停止スイッチ51により、メインコントローラ42に
停止指令を与える。
オン(接続動作)させて、ステッピングモータ36の作
動により気化器7を閉じる。すると、エンジン6のエン
ジンブレーキと、スタータダイナモ15の発電による回
生制動、もしくは発電制動によってゴルフカー1が減速
させられる。この後、回転センサ45もしくは車速セン
サ53の検出信号により、エンジン6の回転数もしくは
車速が所定値よりも低くなったと判断されると、エンジ
ン6が点火回路44により失火させられる。このとき、
上記電磁クラッチ35がオフ(切断)されて、気化器7
におけるスロットルバルブがスプリングリターンによっ
て全閉とされ、これらによりエンジン6は停止させられ
る。
ブレーキ26がオフして、後輪4,4を制動し、これに
より、ゴルフカー1が停止させられる。
ブレーキなどによって所定車速まで減速されてから行わ
れるため、円滑な停止が得られることとなる(以下、こ
れを円滑停止という)。
が予め設定された所定距離内に停止しない場合、つま
り、例えば、長い下り坂で、エンジン6の回転数や車速
が所定値まで下がるのに長距離を必要とするような場合
には、上記所定距離を越えたことを車速センサ53など
により検出して、電磁ブレーキ26をオフ(制動)させ
るようになっている。
46で選択したモード(前モード)が、現在走行中のモ
ードと同じであれば、(P‐4)が実行される。
6が非制動状態で、かつ、気化器7の開度が0でなく、
開いていることがスロットルセンサ55によって検出さ
れ、かつ、現車速が0以下ではないことが車速センサ5
3によって検出されていないと判断されたとき、つま
り、ゴルフカー1が停止していないと判断されたときに
は、(P‐5)を介し、前記(P‐1)に戻る。
人の自動走行が維持される。
が異なるとき、つまり、上記自動走行中に、メインスイ
ッチ46によりモードが切り替えられたときには、モー
ド切替フラグが「変更」とされる(P‐6)。
記したと同じように円滑停止させられ、次いで、(P‐
4)が実行される。
ていないと判断されたときには、前記したと同じように
(P‐5)を介し(P‐1)に戻り、上記ゴルフカー1
の円滑停止が繰り返される。
止していると判断されれば、(P‐7)と(P‐8)と
が実行される。
リア」とされ、(P‐8)で、メインスイッチ46で選
択されたものがキャディモード、セルフモード、および
定点通過モードのいずれであるかが確認される。
より選択されているモードがキャディモードであり(P
‐9)、この際、発進停止スイッチ47,51の操作に
より、メインコントローラ42に発進指令が与えられて
いて、発進停止フラグが発進になっておれば、メインス
イッチ46に基づくモードフラグがキャディモードとな
る(P‐10)。また、これと同時に「走行モードフラ
グ」が乗車モードならば誘導モードに切り替わる(P‐
12)。
46におけるキー49は錠48から抜けないようになっ
ており、このキャディモードでは、誰もが自由にメイン
スイッチ46を操作できる。
に、ゴルフカー1が、ある特定の磁石61aに達したと
きには、その磁石を定点センサ66が検出して、ゴルフ
カー1が前記円滑停止させられるようになっている。
よりセルフスイッチ46bが選択されると、「走行モー
ドフラグ」が乗車モードならば誘導モードに切り替わる
(P‐8の1)。この際、発進停止スイッチ47,51
の操作により、メインコントローラ42に発進指令が与
えられていて、発進停止フラグが発進になっておれば、
メインスイッチ46に基づくモードフラグがセルフモー
ドとなる(P‐13)、(P‐14)。
46におけるキー49は錠48から抜き取ることができ
るようになっている。そして、このようにキー49を抜
き取れば、例えば、ゴルフ場の管理者など特定のものだ
けが、メインスイッチ46を操作でき、ゴルファーによ
る自由なメインスイッチ46の操作を防止できる。
1)〜(P‐8の1)、(P‐13)、(P‐14)が
実行されて、自動走行の制御状態が維持される。また、
この際、前記キャディモードと同じようにゴルフカー1
が、ある特定の磁石61aに達したときには、その磁石
を定点センサ66が検出して、ゴルフカー1が前記円滑
停止させられるようになっている。
より選択されているモードが定点通過モードであり(P
‐15)、この際、発進停止スイッチ47,51の操作
によりメインコントローラ42に発進指令が与えられて
いて、発進停止フラグが発進になっておれば、メインス
イッチ46に基づくモードフラグが定点通過モードとな
る(P‐16)。
46におけるキー49は錠48から抜けないようになっ
ており、この定点通過モードでは、誰もが自由にメイン
スイッチ46を操作できる。
したある特定の磁石61aに達しても、これを無視し
て、次の定点たる磁石61aにまで走行するよう制御さ
れる。その他は、キャディモードを選択したときと同じ
ように前記した(P‐12)が実行される。
や、自動走行後の停止状態での待ち時間において、メイ
ンコントローラ42を自動走行の制御状態のままにする
ことによる無駄な電力消費を防止するため、上記メイン
コントローラ42は次のように構成されている。
る前の走行制御状態が自動走行と手動走行のいずれの制
御状態であるにかかわらず、上記メインスイッチ46に
よりキー49をOFFの位置から操作して、キャディス
イッチ46a、もしくは定点通過スイッチ46cのいず
れかをオンしたとき、前記した手動走行の制御状態、即
ち、乗車モードに自動的に切り替えられるようになって
いる。
バー33が、切替装置29の作動によりガバナ装置31
を介し気化器7のスロットルバルブに連結される。この
ため、上記アクセルレバー33の手動操作により、気化
器7のスロットル開度を変更して、ゴルフカー1の走行
速度の調整が自由にできることとなる。また、この場
合、ハンドル21の操作で、ゴルフカー1の操向が自由
にでき、かつ、ブレーキレバー27の操作でゴルフカー
1の制動が自由にできることとなる。
き、自動的に自動走行の制御状態、即ち、誘導モードに
切り替えられるようになっている。
チ46bを除く。)をオンすると(P‐20)、(P‐
20の1)、手動走行の制御状態である乗車モードとな
る(P‐21)。次に、発進停止スイッチ47,51の
操作により、メインコントローラ42に発進指令が与え
られておれば(P‐22)、自動走行の制御状態である
誘導モードとなる(P‐23)。そして、この制御によ
りゴルフカー1が自動走行すべく発進する(P‐2
4)。
より、メインコントローラ42に停止指令が与えられて
おれば(P‐25)、ゴルフカー1は円滑停止させられ
る(P‐29)。
ローラ42に停止指令が与えられておらず、走行用のモ
ード切替スイッチ72,73がオフのままであり(P‐
26)、この状態で、駐車スイッチ68、乗車スイッチ
69、アクセルスイッチ70、およびブレーキスイッチ
71の各スイッチが全てオフのままであれば(P‐2
8)、上記(P‐25)に戻って、自動走行が続けられ
る。
ずれかがオンであれば、ゴルフカー1は円滑停止させら
れ(P‐29)、次に(P‐30)が実行される。
チ47,51の操作により、メインコントローラ42に
発進指令が与えられておれば、上記(P‐24)に戻っ
て、ゴルフカー1が再び発進させられる。しかし、同上
(P‐30)で、上記発進指令がなく、かつ、モード切
替スイッチ72,73がオフのままであれば(P‐3
1)、上記(P‐30)に戻り、ゴルフカー1は停止し
たままで、かつ、(P‐23)で実行された誘導モード
のままで、発進停止スイッチ47,51による発進指
令、およびモード切替スイッチ72,73による走行モ
ード切替指令を待つ状態となる。
イッチ72,73がオンすれば、上記(P‐21)に戻
り、手動走行の制御状態である乗車モードとなる。
72,73をオンすれば、ゴルフカー1は急停止させら
れる(P‐27)。つまり、上記モード切替スイッチ7
2,73は非常の急停止スイッチを兼ねている。上記急
停止とは、前記エンジン6を点火回路44により失火さ
せるなどして、このエンジン6を急速に停止させると共
に、これと同時に、電磁ブレーキ26をオフ(制動)
し、ゴルフカー1を急速に停止させることである。
ドでは、上記モード切替スイッチ72,73をオンして
も、ゴルフカー1の停止は行われない。一方、セルフス
イッチ46bによるセルフモードの制御状態の場合に
は、常に誘導モードが維持され(P‐20の2)、上記
モード切替スイッチ72,73をオンすれば、ゴルフカ
ー1は急停止させられるが、乗車モードへは切り替わら
ない。
選択した場合を除き、前記実施例の図1中、(P‐2
3)の実行に基づき、自動走行の制御状態での走行中、
(P‐29)で円滑停止させられたとき、その後、直ち
に(P‐21)に戻り、乗車モードとなる。
るため、その説明は省略する。
とする制御状態と、手動走行可能とする制御状態のいず
れかの制御状態に切り替え可能であって、上記制御のた
めの各制御機器に対し電力の供給をオン、オフするメイ
ンスイッチを備えた場合において、上記メインスイッチ
をオンする前の走行制御状態が自動走行と手動走行のい
ずれの制御状態であるにかかわらず、上記メインスイッ
チをオンしたとき、もしくは、自動走行の制御状態での
走行中、車両が停止したとき、この車両を手動走行可能
とする制御状態に自動的に切り替えるようにしてある。
走行前の準備期間や、自動走行後の停止状態の待ち時間
では、制御状態が手動走行の制御状態とされるため、自
動走行の制御状態の場合に比べて、各制御機器への電力
の供給が少なくて済み、よって、その分、電力が無駄に
消費されることが防止される。
る。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両を自動走行可能とする制御状態と、
手動走行可能とする制御状態のいずれかの制御状態に切
り替え可能であって、上記制御のための各制御機器に対
し電力の供給をオン、オフするメインスイッチを備えた
車両の走行制御装置において、上記メインスイッチをオンする前の走行制御状態が自動
走行と手動走行のいずれの制御状態であるにかかわら
ず、 上記メインスイッチをオンしたとき、上記車両を手
動走行可能とする制御状態に自動的に切り替えるように
した車両の走行制御装置。 - 【請求項2】 車両を自動走行可能とする制御状態と、
手動走行可能とする制御状態のいずれかの制御状態に切
り替え可能であって、上記制御のための各制御機器に対
し電力の供給をオン、オフするメインスイッチを備えた
車両の走行制御装置において、自動走行の制御状態での走行中、 上記車両が停止したと
き、この車両を手動走行可能とする制御状態に自動的に
切り替えるようにした車両の走行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16967693A JP3483911B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 車両の走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16967693A JP3483911B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 車両の走行制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07570A JPH07570A (ja) | 1995-01-06 |
JP3483911B2 true JP3483911B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=15890847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16967693A Expired - Lifetime JP3483911B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 車両の走行制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3483911B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP16967693A patent/JP3483911B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07570A (ja) | 1995-01-06 |
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