JP3208461B2 - 自動走行車の走行速度制御装置 - Google Patents

自動走行車の走行速度制御装置

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    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下り坂において、でき
る限り設定速度に近づけた一定速度で走行させるように
した自動走行車に関し、詳細には下り坂で停止指令が出
された場合の停止距離が延びるのを回避できるようにし
た停止時の減速制御の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ゴルフ場や工場内では、走行コ
ースに沿って埋設された誘導線を車体側のセンサで検出
するとともに、車速を設定速度に自動制御することによ
り無人走行可能としたゴルフカー,運搬車等のいわゆる
自動走行車が採用されている。
【0003】従来、この種の車両では走行速度の制御が
容易であるという理由から電動モータを走行動力源とす
るのが一般的である。しかし電動モータの場合は、一充
電当たりの走行可能距離が不十分であったり、バッテリ
重量により車両重量が大きくなり、芝生を傷める等の問
題がある。
【0004】この問題を回避するには、電動モータに代
えてガソリンエンジンを走行動力源にすることが考えら
れ、このガソリンエンジンを採用した場合は、スロット
ル弁の開度制御によって走行速度の制御を行うこととな
る。しかし降坂時にはスロットル弁の制御だけでは車速
を確実に設定速度に制御するのは困難な場合が考えられ
る。一方、ドラムブレーキ等の機械式ブレーキは、例え
ば最大10km/hの低速で走行するこの種車両では、
滑らかな制動が困難等の理由で望ましくない。
【0005】滑らかな制動力を得るには発電制動あるい
は回生制動等の電気的制動が考えられるが、このための
発電機等を別個に設けるのは部品点数の増加を招き望ま
しくない。
【0006】そこで本出願人は、上述の問題を解消でき
る自動走行車として、セルダイナモ付きエンジンと、ス
ロットル弁制御手段と、降坂時にはセルダイナモによる
発電制動あるいは回生制動を行う減速制御手段とを備え
たものを提案している(特開平4−303030号)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで降坂時に上記
セルダイナモによる発電制動等を行うには、当然ながら
下り坂であることを検出することが必要である。このよ
うな場合は傾斜角センサを設けるのが一般的であるが、
このセンサは高価であり、従ってこれとは別の傾斜角度
の検出方法が要請される。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、特別に傾斜角センサを設けることなく下り坂の傾斜
状態を検出でき、下り坂で停止指令が出された場合に停
止距離が延びるのを回避できる自動走行車の走行速度制
御装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、検出車速が設
定車速となるようにエンジンのスロットルバルブの開度
を制御するととともに、検出車速が設定車速より大の場
合はその速度差が大きいほどデューティー比を大きく設
定してダイナモによる発電制動力を大きくする走行速度
制御手段と、上記発電制動力が大きいほど大きい下り傾
斜度を出力する傾斜度演算手段と、停止信号が入力され
たとき、上記傾斜演算手段からの下り傾斜度が大きいほ
ど上記スロットルバルブを高速で閉じるとともに上記デ
ューティー比を大きく設定することにより減速動作を強
力に行なう減速制御手段とを備えたことを特徴とする自
動走行車の走行速度制御装置である。
【0010】ここで本発明におけるダイナモには、スタ
ータとダイナモとを兼用したセルダイナモ及び発電専用
のものの両方が含まれる。
【作用】本発明に係る走行速度制御装置によれば、検出
車速が設定車速を越えるとその速度差が大きいほど発電
制動力が大きく制御され、これとともに発電制動力が大
きいほど急傾斜の下り坂であると判断される。そして停
止信号が入力されると、直前における上記発電制動力が
大きいほど、つまり急傾斜であるほどスロットルバルブ
を高速で閉じるとともにダイナモによる制動力を大きく
して減速動作が強力に行われる。
【0011】このように本発明によれば、走行速度の制
御に採用されるダイナモの発電制動力によって走行路の
下り傾斜度を求めるようにしたので、特別な傾斜角セン
サを備える必要がなく、コスト高の問題を回避できる。
【0012】また、本発明では、下り傾斜角度が大きい
ほど減速動作を強力に行うので、下り坂においても制動
停止距離の延長を抑制でき、所望の位置で停止できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1〜図5は、本発明の一実施例による自動走行式
ゴルフカーの走行速度制御装置を説明するための図であ
り、図1はゴルフカーの側面から見た概念図、図2はそ
の平面から見た概念図、図3は本実施例装置のブロック
構成図、図4はメインコントローラ部分のブロック構成
図、図5は動作を説明するためのフローチャート図であ
る。
【0014】上記各図において、1は本実施例装置を備
えたゴルフカーであり、これはその骨格をなす車体2
と、該車体2の操向輪の進行方向等を制御する操向装置
3と、上記車体2の駆動輪に駆動力を供給する動力装置
4と、上記操向装置3,動力装置4等の運転状態を制御
する制御装置5とから構成されている。
【0015】上記車体2は、車体フレーム11の前部に
操向輪としての前輪12,12を配設し、後部に駆動輪
としての後輪13,13を配設した概略構造のものであ
る。また上記車体フレーム11の前端下部にはフロント
バンパ14が、またこれの上側にはゴルフバック15等
を搭載するキャリア16がそれぞれ配設されている。
【0016】上記操向装置3は、操向軸31の上端に操
向ハンドル32を固着し、下端を図示しないステアリン
グアーム,ステアリングロッドを介して上記左右の前輪
12,12のナックルアームに連結した概略構造のもの
である。なお、上記操向軸31は、上記車体フレーム1
1を構成するハンドル支持フレーム11aに固着された
操向筒(図示せず)により回動自在に支持されている。
【0017】そして上記操向装置3には無人走行時に作
動する自動操向装置33が配設されている。この自動操
向装置33は、上記操向筒に固定された操向モータ34
を減速機35を介して伝達装置36に接続し、該伝達装
置36の出力軸に平面T字状のセンサアーム37を接続
した概略構造のものである。上記伝達装置36内には上
記操向モータ34と操向軸31とを連動させる歯車群,
及びセンサアーム37を左右に揺動させる伝動機構が収
容されている。また上記センサアーム37の中央,左,
右には、走行路内に埋設された誘導線38bを検出する
誘導線センサ38aが配設されている。また上記誘導線
38bの途中には定点磁石38cが配設されており、上
記伝達装置36の下面にはこの定点磁石38cを検出す
る定点センサ38dが配設されている。
【0018】上記動力装置4は、車体フレーム11の略
中央にエンジン41を、上記左右の後輪13,13間に
減速機42をそれぞれ搭載し、該エンジン41の出力を
Vベルト式無段変速機43を介して上記減速機42伝達
し、該減速機42の出力を上記後輪13,13に伝達す
る概略構造のものである。
【0019】上記エンジン41の気化器44は内蔵する
スロットル弁により吸気量を制御するタイプのものであ
り、このスロットル弁は切換装置45に図示しないワイ
ヤで接続されている。該切換装置45は、上記スロット
ル弁を電磁クラッチ46を介してステップモータ47、
又はガバナ装置48を介して上記操向ハンドル32のア
クセルレバー32aの何れかに切換接続する。即ち、後
述するメインコントローラ52によって、手動モードの
場合は、電磁クラッチ46がオフとなり、アクセルレバ
ー32aの回動量に応じて走行速度を制限するようにガ
バナ装置48がスロットル弁の開度を制御し、また自動
モードの場合は電磁クラッチ46をオンにするとともに
ステップモータ47でスロットル弁の開度が開閉制御さ
れる。
【0020】また上記エンジン41のクランク軸にはセ
ルフスタータダイナモ(以下セルダイナモと記す)64
がVベルト49によって接続されている。このセルダイ
ナモ64は、エンジン始動や、バッテリ66の充電用の
発電を行うだけでなく、より大きく発電させることによ
る抵抗を利用した発電制動(回生制動とも言う)により
走行速度をも制御する。この発電制動力は、励磁コイル
64aへの通電割合(デューティ比)を大きくするほど
大きくなる。なお、この際に発電された電流はバッテリ
66の充電に使用され、またバッテリがフルに充電され
ている場合は抵抗器65で熱に変換される。
【0021】上記減速機42の入力軸42aには電磁ブ
レーキ50が配設されている。この電磁ブレーキ50
は、走行時には励磁されてブレーキが解放され、非走行
時には非励磁状態となってブレーキが作動するようにな
っている。
【0022】また上記減速機42の下部に配設された中
間軸42bの外方突出部にはディスクブレーキ51が装
着されている。このディスクブレーキ51は図示しない
ワイヤによって上記操向ハンドル32のブレーキレバー
32bに接続されている。
【0023】上記制御装置5は、主として上記動力装置
4の点火系,気化器,ブレーキ等の制御を行うメインコ
ントローラ52と、主として上記操向装置3の自動操向
装置33,及びセルダイナモ64等の制御を行うパワー
系コントローラ53とを備えている。上記メインコント
ローラ52は、図4に示すように、各種センサからの入
力を読み込む入力部52aと、各種の演算処理を行うC
PU52bと、スロットル制御信号,ブレーキ制御信号
を出力するスロットル出力部52c,ブレーキ出力部5
2dを備えている。
【0024】なお、図1〜4において、54は車外の運
転者が操作する送信機、55は該送信機54からの発進
停止信号を受信するリモコン受信機、56は車載のメイ
ンスイッチ、57は自動走行とマニュアル走行とを切り
替える切替スイッチ、58は車載の発進停止スイッチで
あり、これらの各種信号は上記メインコントローラ52
に入力される。また59,60はメインコントローラ5
2によりオンオフ制御されるステアリングリレー,メイ
ンリレー、61は誘導線センサ38aの出力を増幅する
誘導定点アンプ、62は点火回路、63は電流センサで
ある。
【0025】次に本実施例の作用効果について説明す
る。まず自動走行モードにおける操向制御は以下の要領
で行われる。誘導線センサ38aによる誘導線38bの
位置検出信号に応じて、パワー系コントローラ53が制
御信号を操向モータ34に出力し、該操向モータ34が
伝達装置36を介して操向軸31を回転させ、これによ
りゴルフカー1は誘導線38bに沿って走行する。
【0026】次に手動走行モードによる走行速度制御は
以下の要領で行われる。操縦者がメインスイッチ56を
オンにし、切替スイッチ57を手動走行モードに切り替
え、アクセルレバー32aを引くと、メインリレー60
がオンする。するとバッテリ66からの電流がセルダイ
ナモ64の電機子64bに矢印a方向に流れ、これによ
り該電機子64bが回転し、該回転がVベルト49を介
してエンジン41のクランク軸を回転し、これにより該
エンジン41が始動する。エンジン41が始動すると上
記メインリレー60はオフとなり、エンジン回転速度が
所定値以上になると、電磁ブレーキ50が解除されると
同時に自動変速機43が回転伝達を開始し、これにより
ゴルフカー1は走行開始する。
【0027】アクセルレバー32aの開度に応じて走行
速度は増減するが、その最高速度はガバナ装置48によ
って例えば10km/hに制限される。また通常走行時
には、セルダイナモ64の電機子64bはエンジン41
によって回転されており、励磁コイル64aに所定の電
流を流すことにより、セルダイナモ64によって発電さ
れる。この発電された電流は、矢印b方向に流れ、パワ
ー系コントローラ53を介して上記バッテリ66を充電
する。なお、バッテリ66が所定電圧以上になると上記
励磁コイル64aへの通電が停止され、発電は行われな
い。
【0028】また上記アクセルレバー32aから手を離
すとエンジン41は停止し、さらにブレーキレバー32
bの操作によりディスクブレーキ51が作動し、該ゴル
フカー1が停止した後に電磁ブレーキ50が作動してそ
の移動を規制する。
【0029】そして自動走行モードによる走行速度制御
は以下の要領で行われる。操縦者が送信機54又は車載
の発進停止スイッチ58を発進側に切り替えると、上記
手動モードの場合と同様にしてセルダイナモ64がエン
ジン41を始動させる。エンジン回転が所定値以上にな
ると自動変速機43が回転の伝達を開始し、該ゴルフカ
ー1は走行開始する。またこのとき気化器44のスロッ
トル弁制御は、電磁クラッチ46,切替装置45によ
り、ステップモータ47の駆動による制御に切り替わ
る。
【0030】そして本実施例では、車速センサ51aに
よって検出された車速Vが、予め設定された目標車速V
oになるように、気化器44のスロットル開度の制御と
セルダイナモ64による発電制動の両方が同時進行で行
われる。
【0031】スロットル開度による走行速度制御では、
検出車速と設定車速との車速差ΔV=V−Voが零にな
るように、ステップモータ47が気化器44のスロット
ル弁開度を制御する。即ち、検出車速Vが設定車速Vo
より低い場合はスロットル弁開度が増加し、高い場合は
減少する。
【0032】発電制動による走行速度制御では、上記検
出車速Vが設定車速Voより低い場合は、上記励磁コイ
ル64aへの電流値が上述の通常の発電に必要な電流値
に制限され、勿論発電制動は行われない。一方、検出車
速が設定車速を越えると、上記励磁コイル64aへの電
流値が増加し、該増加分に応じた発電が行われ、その際
の電機子64bの回転抵抗が制動力となり、車速が設定
車速に減速される。この場合、上記励磁コイル64aに
供給される電流の大きさ(セルダイデューティ比)は、
上記車速差ΔVが大きいほど大きく設定される。
【0033】次に送信機54から停止信号が入力され、
又は発進停止スイッチ58が停止側に切り替えられた場
合の、走行停止制御を図5を参照しながら説明する。こ
の走行停止制御では上述の走行速度制御におけるセルダ
イデューティ比を利用して走行路の勾配を求める。ま
ず、回転センサ41a,車速センサ51aからの検出値
等に基づいて検出車速V,加速度αを演算し、この車速
V,加速度αと、設定速度Voに基づいて指示セルダイ
デューティ比βを演算し、さらにこのデューティ比βを
一定時間毎に平均化した平均指示セルダイデューティ比
β′を演算する(ステップS1〜S4)。これにより上
述の発電制動による通常の走行速度制御が行われる。
【0034】上記平均指示セルダイデューティ比β′の
大きさが、0%以下、0%以上30%未満、30%以上
の何れに該当するかを判別し、それぞれに対応する路面
勾配を、0°以上の勾配(平坦又は上り勾配)、10度
未満の下り勾配、10°以上の下り勾配であるとする
(ステップS5〜8)。
【0035】そして停止信号が入力されたか否かを判断
し(ステップS9)、入力されていない場合、つまり通
常の走行を続ける場合はステップS23に移行して車速
が零か否を判断し、通常零でないからステップS1に戻
り、上述の動作を繰り返す。
【0036】一方、停止信号が入力されると、直前のセ
ルダイデューティ比に基づく勾配の大きさを判別し(ス
テップS10)、これに応じて、勾配が急なほど強力な
減速動作を行う。勾配0°未満の平坦又はのぼりの場合
は、通常の比較的遅い減速速度でもって設定車速を低下
させていき、これに応じてスロットル開度を比較的ゆっ
くり閉じ、またセルダイデューティ比を比較的小さい値
(例えば30%)に設定して減速動作を行い、最後に電
磁ブレーキを比較的低速状態(例えば1km/h)にな
ってから作動させる(ステップS11〜14)。
【0037】また下り勾配が10°未満の場合は、上記
平坦の場合より速い減速速度でもってもって設定車速を
低下させ、速い速度でスロットル開度を閉じ、またセル
ダイデューティ比を中程度の大きさ(例えば50%)に
設定し、最後に中程度の速度(例えば1.25km/
h)で電磁ブレーキを作動させる(ステップS15〜1
8)。
【0038】さらにまた、下り勾配が10°以上の場合
は、上記10°未満の場合より、設定速度の減速速度を
大きくし,スロットル開度の閉じ速度を速くし,セルダ
イデューティ比の大きさを例えば70%に大きく設定
し、電磁ブレーキの作動車速を例えば1.5km/hと
速くする(ステップS19〜22)。そして車速が零と
なった時点で動作を終了する(ステップS23)。
【0039】このように本実施例によれば、検出車速V
が設定車速Voを越えるとその速度差ΔVが大きいほど
指示セルダイデューティ比βを大きく制御し、該デュー
ティ比の所定時間毎の平均値β′が大きいほど急傾斜の
下り勾配であると判断するようにしたので、特別な傾斜
角センサを備える必要がなく、コスト高の問題を回避で
きる。
【0040】また、停止信号が入力されると、上記デュ
ーティ比から求めた下り勾配が大きいほど減速動作を強
化するようにしたので、下り坂においても制動停止距離
の延長を抑制でき、所望の位置で停止できる。
【0041】なお、上記実施例では、スタータとダイナ
モが兼用されたセルダイナモの場合を説明したが、本発
明は勿論両者が別個の場合にも適用できる。
【発明の効果】以上のように本発明に係る自動走行車の
走行速度制御装置によれば、ダイナモの発電制動に採用
されるデューティ比によって走行路の下り傾斜度を求め
るようにしたので、特別な傾斜角センサを備える必要が
なく、コスト高の問題を回避できる効果がある。
【0042】また、本発明では、下り傾斜角度が大きい
ほど減速動作を強化したので、下り坂においても制動停
止距離の延長を抑制でき、所望の位置で停止できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動走行ゴルフカーの
走行速度制御装置を説明するための側面から見た概略構
成図である。
【図2】上記実施例装置の平面から見た概略構成図であ
る。
【図3】上記実施例装置のブロック構成図である。
【図4】上記実施例装置のメインコントローラ部分のブ
ロック構成図である。
【図5】上記実施例装置の動作を説明するためのフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1 ゴルフカー(自動走行車) 52 メインコントローラ(走行速度制御手段,傾斜度
演算手段,減速手段) 64 セルダイナモ V 検出車速 Vo 設定車速
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 1/00 - 1/12 B60L 3/08 B60L 7/02 H02J 7/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出車速が設定車速となるようにエンジ
    ンのスロットルバルブの開度を制御するととともに、
    出車速が設定車速より大の場合はその速度差が大きいほ
    デューティー比を大きく設定してダイナモによる発電
    制動力を大きくする走行速度制御手段と、上記発電制動
    力が大きいほど大きい下り傾斜度を出力する傾斜度演算
    手段と、停止信号が入力されたとき、上記傾斜演算手段
    からの下り傾斜度が大きいほど上記スロットルバルブを
    高速で閉じるとともに上記デューティー比を大きく設定
    することにより減速動作を強力に行なう減速制御手段と
    を備えたことを特徴とする自動走行車の走行速度制御装
    置。
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