JP3941695B2 - 車両の走行制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリを有する車両の走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
バッテリフォークリフトなどを運転する場合、降坂路においては、アクセルペダルをオフにしてもフォークリフトは重力により次第に加速されていくので、フットブレーキ等を操作して減速させる必要がある。このブレーキ操作の頻度は坂路の降りの勾配が急になるほど高くなるので運転者の負担が増大する。また、ブレーキの操作頻度が高くなると、それだけブレーキバッド等が摩耗するのでブレーキの寿命が短くなる。
【0003】
そのような問題点を解決するために、例えば、特開平8−256401号公報(特許文献1)には、アクセルが操作されていない状態で、車両の速度が一定速度以上となったときには、実際の速度と設定速度との差により演算される制動トルクにより走行用モータを回生制動させることが記載されている。
【0004】
また、特開平11−266505号公報(特許文献2)には、アクセルがオフしたときの速度を目標速度として回生制動を行った場合、早く減速できないという問題点を解決する方法として、車両の現在の走行速度を予め定めた上限速度とするために必要なトルクを第1の制動トルクとして求め、その第1の制動トルクと、予め定められた第2の制動トルクとの大きい方の制動トルクでモータを回生制動することが記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−256401号公報(2頁)
【0006】
【特許文献2】
特開平11−266505号公報(2頁〜4頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献2に記載された発明も、降坂路における制動トルクを大きくすることはできても、降坂路と平坦路の両方で適切な回生制動トルクが得られるものではない。
【0008】
本発明の課題は、降坂路において車両が加速されるのを制限し、かつ平坦路において適切な回生制動を行えるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両の走行制御装置は、車両を走行させるためのモータと、車両の速度の方向と加速度を検出する検出手段と、平坦路における回生制動トルク特性を定めた通常走行制御トルクマップと、坂路において、低速、中速及び高速の各速度領域で前記通常走行制御トルクマップより大きい回生制動トルクを与えるトルク特性を有し、それぞれ異なるトルク特性を有する低速、中速及び高速坂路走行制御トルクマップを記憶するトルクマップ記憶手段と、前記検出手段により検出される加速度が所定値以上か否か、車両の速度の方向が運転者により指示された走行方向と一致するか否か及びアクセルがオンか、オフかにより車両が使用されている使用道路状態が、平坦路か、降坂路かを判定すると共に、使用道路状態を降坂路と判定したときに、ブレーキ操作が行われたか否か、ブレーキ操作が行われた後の速度が低速の切り替えしきい値未満か否か、低速の切り替えしきい値以上で、中速の切り替えしきい値未満か否か、中速の切り替えしきい値以上か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により使用道路状態が平坦路と判定されたときには、前記通常走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段により使用道路状態が降坂路で、ブレーキ操作が行われ、かつブレーキ操作後の速度が前記低速の切り替えしきい値未満と判定されたときには、前記低速坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段によりブレーキ操作後の速度が前記低速の切り替えしきい値以上で、前記中速の切り替えしきい値未満と判定されたときには、前記中速坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段によりブレーキ操作後の速度が前記中速の切り替えしきい値以上と判定されたときには、前記高速坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行う制御手段とを備える車両の走行制御装置。
【0010】
この発明によれば、降坂路の途中でブレーキ操作をして減速した場合、ブレーキ操作後の速度に応じて回生制動のトルクマップを切り替えることができるので、運転者の希望する速度を超えないように回生制動をかけることができる。
【0011】
上記の発明において、前記中速坂路走行制御トルクマップは、速度が前記低速の切り替えしきい値以上で、前記中速の切り替えしきい値未満の中速領域では前記通常走行制御トルクマップより大きい回生制動トルクを与えるトルク特性を有し、速度が前記低速の切り替えしきい値未満の低速領域では、速度が減少する方向で回生制動トルクが所定の傾きで減少するトルク特性を有し、前記高速坂路走行制御トルクマップは、速度が前記中速の切り替えしきい値以上の高速領域では前記通常走行制御トルクマップより大きい回生制動トルクを与えるトルク特性を有し、速度が前記中速の切り替えしきい値未満の領域では、速度が減少する方向で回生制動トルクが所定の傾きで減少するトルク特性を有する。
【0012】
本発明の他の車両の走行制御装置は、車両を走行させるためのモータと、車両の速度の方向と加速度を検出する検出手段と、平坦路における回生制動トルク特性を定めた通常走行制御トルクマップと、降坂路において、速度が所定値未満の速度領域で、前記通常走行制御トルクマップより大きな回生制動トルク特性を有する第1の坂路走行制御トルクマップと、速度が前記所定値以上の速度領域で、前記通常走行制御トルクマップより大きな回生制動トルクを有し、前記第1の坂路走行制御トルクマップとは異なるとトルク特性を有する第2の坂路走行制御トルクマップを記憶するトルクマップ記憶手段と、前記検出手段により検出される加速度が所定値以上か否か、車両の速度の方向が運転者により指示された走行方向と一致するか否か及びアクセルがオンか、オフかにより車両が使用されている使用道路状態が、平坦路か、降坂路かを判定するすると共に、使用道路状態を降坂路と判定したときに、ブレーキ操作が行われたか否か、ブレーキ操作が行われた後の速度が前記所定値以上か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により使用道路状態が平坦路と判定されたときには、前記通常走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段により使用道路状態が降坂路で、ブレーキ操作が行われ、かつブレーキ操作後の速度が前記所定値未満と判定されたときには、前記第1の坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段によりブレーキ操作後の速度が前記所定値以上と判定されたときには、前記第2の坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行う制御手段とを備える。
【0013】
このように構成することで、降坂路において、車両の速度が所定値以上か否かにより降坂路の2種類のトルクマップを切り替えて使用することができる。また、降坂路の途中でブレーキ操作をして減速したときにトルクマップを切り替えることができるので、運転者の希望する速度を超えないように回生制動をかけることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は、実施の形態のバッテリフォークリフト11の主要部の構成を示す図である。
バッテリフォークリフト11の駆動部は、外周にタイヤ12の取り付けられた車輪と、左右の車輪を連結する車軸13と、その車軸13に固定された歯車14と、歯車14と係合する歯車15と、歯車15に駆動力を与える走行モータ(交流モータ)16とからなる。
【0018】
バッテリ17から供給される電流は、インバータ18により制御されて走行モータ16に供給され、走行モータ16のトルクが制御される。インバータ18の制御は電流指令制御回路19により行われ、電流指令制御回路19には制御部21から指示が与えられる。
【0019】
走行モータ16には、光センサ等からなる回転数に対応したパルス信号を出力する回転センサ20が設けられており、この回転センサ20から出力される回転センサ信号は制御部21に出力されている。
制御部21には、アクセルペダル22の踏み込み量を示すアクセル信号、ブレーキペダル23の踏み込む量を示すブレーキ信号、ディレクションレバー24の切り替え方向(運転者により指示された走行方向)を示すディレクション信号が入力している。ディレクション信号としては、前進、後進及び中立状態を示す3種類の信号が入力される。
【0020】
制御部21は、それらの信号から、走行モータ16の加速を指示する制御信号、減速を指示する制御信号、あるいは走行モータ16の停止を指示する制御信号を電流指令制御回路19に出力する。電流指令制御回路19は、制御部21からの制御信号に従ってインバータ18のオン、オフを制御する信号を出力する。インバータ18は、トランジスタ等の半導体スイッチより構成されている。
【0021】
上記のインバータ18,電流指令制御回路19及び制御部21とでコントローラ25を構成している。
次に、図2は、バッテリフォークリフト11の走行モータ16を制御する本発明の第1の実施の形態のフローチャートである。以下の処理は制御部21により実行される。
【0022】
最初に、制御部21は、計算に使用するレジスタ等を初期化する(図2,S11)。次に、アクセルペダル22の操作状態を取り込む(図2,S12)。
次に、ディレクションレバー24の設定方向を示すディレクション信号を読み取り、ディレクションレバー24の切り替え状態、すなわちディレクションレバー24が、前進、後進、中立状態の何れに設定されているかを取り込む(図2,S13)。
【0023】
次に、回転センサ20から出力される回転センサ信号を読み取り、走行モータ16の回転数を取り込む(図2,S14)。
次に、走行モータ16の回転数の変化から加速度を計算する(図2,S15)。次に、ディレクションレバー24の方向が前進に設定されているか否かを判別する(図2,S16)。ディレクションレバー24が前進に設定されている場合には、ステップS17に進み、車両の使用されている道路状態を示す使用道路状態モードが、平坦路モードと坂路モードの何れであるかを判別する。
【0024】
上記のステップS17の処理は、前回設定された使用道路状態モードが何であったかを判定する処理である。
前回の使用道路状態モードが平坦路モードであった場合には、ステップS18に進み、走行モータ16の回転方向(車両の速度の方向)がディレクションレバー24の方向と同一か否かを判別する。
【0025】
走行モータ16の回転方向が、ディレクションレバー24の方向と同一方向のときには、ステップS19に進み走行モータ16の回転の加速度が一定加速度(所定値)以上か否かを判別する。
加速度が一定値以上のときには、ステップS20に進み、アクセルペダル22の操作状態がアクセルオンの状態か、オフの状態かを判別する。
【0026】
アクセルオフのときには、降坂路を加速しながら走行しているものと判断して、使用道路状態モードを降坂路モードに設定する(図2,S21)。
使用道路状態モードが更新されたなら、次のステップS22において、図3の対応表31と今回設定した使用道路状態モード(降坂路モード)に基づいて走行モータ16の制御に使用するトルクマップを選択する。この場合、ディレクションレバー24の方向が前進で、走行モータ16の回転方向とディレクションレバー24の方向が同一方向で、アクセルペダルがオフで、使用道路状態モードが降坂路モードであるので、領域の(IV)の正転回生の坂路走行制御トルクマップを選択する。
【0027】
ここで、トルクマップの領域について説明する。図3は、走行モータ16の回転方向と、アクセルペダルのオン、オフと、ディレクションレバー24の方向と、トルクマップの領域の対応関係を示す図であり、図4はトルクと回転数との関係を表した図である。
【0028】
図4は、縦軸に走行モータ16のトルク、横軸に走行モータ16の回転数を表したものであり、車両を前進させる方向の回転数及びトルクを正としている。
トルクが正で、走行モータ16の回転数(回転方向)が正のときが、領域(I)の正転力行であり、トルクが正で、回転数が負のときが領域(II)の逆転回生である。また、トルクが負で、走行モータ16の回転方向が負のときが、領域(III)の逆転力行であり、トルクが負で、走行モータ16の回転方向が正のときが、領域(IV)の正転回生である。
【0029】
領域(I)の正転力行とは、走行モータ16が正方向に回転し、バッテリ17から走行モータ16に駆動電流が供給され車両が前進している状態である。
領域(II)の逆転回生とは、走行モータ16が負方向に回転し、走行モータ16からバッテリ17に回生電流を流して後進している車両に回生制動をかけている状態である。
【0030】
領域(III)の逆転力行とは、走行モータ16が負方向に回転し、バッテリ17から走行モータ16に駆動電流が供給され車両が後進している状態である。
領域(IV)の正転回生とは、走行モータ16が正方向に回転し、走行モータ16からバッテリ17に回生電流を流して前進している車両に回生制動をかけている状態である。
【0031】
図3の対応表31に示すように、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と同一で、アクセルペダルがオンで、かつディレクションレバー24が前進に設定されている場合には、領域(I)の正転力行のトルクマップが選択される。
【0032】
また、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と同一方向で、アクセルペダルがオンで、かつディレクションレバー24の方向が後進に設定されている場合には、図3の対応表31から領域(III)の逆転力行のトルクマップが選択される。
【0033】
また、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と同一方向で、アクセルペダルがオフで、かつディレクションレバー24が前進に設定されている場合には、図3の対応表31から領域(IV)の正転回生のトルクマップが選択される。
【0034】
走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と同一方向で、アクセルペダルがオフで、かつディレクションレバー24が後進に設定されている場合には、図3の対応表31から領域(II)の逆転回生のトルクマップが選択される。
【0035】
さらに、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と反対方向で、かつディレクションレバー24が前進に設定されている場合には、領域(II)の逆転回生のトルクマップが選択される。
また、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と反対方向で、かつディレクションレバー24が後進に設定されている場合には、領域(IV)の正転回生のトルクマップが選択される。
【0036】
図2に戻り、ステップS22において領域(IV)の正転回生の坂路走行制御トルクマップが選択されたなら、次のステップS23で使用マップ選択処理(1)を実行する。
図5は、使用マップ選択処理(1)の詳細なフローチャートである。降坂制御開始時、つまり降坂路においてアクセルペダルがオフされて回生制御が開始されたときの走行モータ16の回転数が、低速マップ切り替えしきい値以上か否か、中速マップ切り替えしきい値以上か否かを判別する(図5,S41)。
【0037】
走行モータ16の回転数が低速マップ切り替えしきい値未満のときには、使用するトルクマップとして低速坂路走行制御トルクマップを選択する(図5,S42)。
走行モータ16の回転数が低速マップ切り替えしきい値以上で、かつ中速マップ切り替えしきい値未満のときには、使用するトルクマップとして中速坂路走行制御トルクマップを選択する(図5,S43)。
【0038】
走行モータ16の回転数が中速マップ切り替えしきい値以上のときには、使用するトルクマップとして高速坂路走行制御トルクマップを選択する(図5,S44)。
図6は、低速、中速及び高速坂路走行制御トルクマップと通常走行制御トルクマップを示す図である。
【0039】
低速坂路走行制御トルクマップは、走行モータ16の回転数が低速の領域から通常走行制御トルクマップより大きな回生制動トルクを与えるトルク特性を持っている。中速坂路走行制御トルクマップも同様に、回転数が中速の領域から通常走行制御トルクマップより大きな回生制動トルクを与えるトルク特性を持っている。高速坂路走行制御トルクマップも同様に、回転数が高速の領域から通常走行制御トルクマップより大きな回生制動トルクを与えるトルク特性を持っている。
【0040】
従って、坂路を降る場合に、降坂制御を開始したときの走行モータ16の回転数が低速マップの切り替えしきい値未満のときには、図6の低速坂路走行トルクマップが選択され、低速の領域から通常走行制御トルクマップより大きな回生制動トルクがかけられる。また、降坂制御を開始したときの回転数が低速マップ切り替えしきい値以上で、中速マップ切り替えしきい値未満のときには、図6の中速坂路走行制御トルクマップが選択され、中速の領域から大きな回生制動トルクがかけられる。また、降坂制御を開始したときの回転数が中速マップ切り替えしきい値以上のときには、図6の高速坂路走行制御トルクマップが選択され、高速の領域から大きな制動トルクがかけられる。また、平坦路において回生制御をかける場合には、図6の通常走行制御トルクマップが選択される。
【0041】
図2の使用マップ選択処理(1)が終了したなら、ステップS24に進み、選択したトルクマップに基づいて走行モータ16の回転を制御する処理を実行する。
上述したステップS21〜S24の処理により、降坂路において回生制動をかけるときに、低速、中速及び高速坂路走行制御トルクマップを用いて、平坦路において回生制動をかけるときより大きな回生制動トルクを走行モータ16にかけることができる。
【0042】
一方、ステップS20において、アクセルペダルの操作状態がオン状態であると判別された場合には、ステップS25に進み車両の使用道路状態モードを平坦路モードに設定する。
ステップS25の処理では、ディレクションレバー24により指定される方向と同一方向に走行モータ16が回転し、加速度が一定値以上で、かつアクセルペダルがオンされているときには、運転者がアクセルペダルを操作して加速したときであるので、この場合は、使用道路状態モードとして平坦路モードを設定する。
【0043】
この場合、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と同一方向で、アクセルペダルがオンで、ディレクションレバー24の方向が前進に設定されているので、図3の対応表と使用道路状態モードが平坦路モードであることから、領域(I)の正転力行の通常走行制御トルクマップが選択される(図2,S26)。その後、ステップS24のモータへの出力処理を実行し、選択したトルクマップに基づいて走行モータ16の回転数を制御する。
【0044】
次に、ステップS19において、走行モータ16の加速度が一定値未満と判別されたときには、ステップS27に進み使用道路状態モードを平坦路モードに設定する。
この場合、ディレクションレバー24の方向が前進で、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と同一方向であるので、図3の対応表31と使用道路状態が平坦路モードであることから、領域(I)の正転力行の通常走行走行制御トルクマップを選択する(図2,S28)。その後、ステップS24のモータへの出力処理を実行する。
【0045】
ステップS18において、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と反対方向と判別されたときには、ステップS29に進み、車両の使用道路状態モードを平坦路モードに設定する。
この場合、ディレクションレバー24の方向が前進で、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と反対方向であるので、図3の対応表31と使用道路状態が平坦路モードであることから、領域(II)の逆転回生の通常走行制御トルクマップを選択する(図2,S30)。その後、ステップS24に進み通常走行制御トルクマップに基づいて走行モータ16の回生制御を行う。
【0046】
ステップS17において、前回の使用道路状態モードが坂路モードであると判別された場合には、ステップS31に進みアクセルペダルの操作状態がオフか、オンかを判別する。
ステップS31において、アクセルペダルの操作状態がオフと判別されたときには、坂路においてアクセルをオフした状態が継続しているものと判断し、ステップS32に進み使用道路状態モードを坂路モードに設定する。
【0047】
この場合、ディレクションレバー24の方向が前進で、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と同じ方向で、かつアクセルペダルがオフであるので、図3の対応表31と使用道路状態モードが坂路モードであることから、領域(IV)の正転回生の坂路走行制御トルクマップを選択する(図2,S33)。その後、ステップS24に進み坂路走行制御トルクマップに基づいて走行モータ16の回生制御を行う。
【0048】
ステップS31において、アクセルペダルがオン状態と判別されたときには、坂路において運転者により加速操作が行われたものと判断し、ステップS34に進み、車両の使用道路状態モードを平坦路モードに設定する。
この場合、ディレクションレバー24の方向が前進で、走行モータ16の回転方向がディレクションレバー24の方向と同じ方向で、かつアクセルペダルがオンであるので、図3の対応表31と使用道路状態モードが平坦路モードであることから、領域(I)の正転力行の通常走行制御トルクマップを選択する(図2,S35)。その後、ステップS24に進み通常走行制御トルクマップに基づいて走行モータ16の力行制御を行う。
【0049】
ステップS16において、ディレクションレバー24の方向が後進に設定されている場合には、ステップS36に進み上述した前進の場合と同じ処理を実行する。
上述した第1の実施の形態によれば、車両の使用されている使用道路状態が平坦路か、坂路かを判別し、使用道路状態を坂路と判定した場合に、通常走行時より回生制動トルクの大きい坂路走行制御トルクマップを使用することで大きな回生制動トルクを走行モータ16に与え回生制動をかけることができる。これにより、車両が坂路を走行する場合に、車両が重力により加速されていくのを制限することができる。この場合、坂路におけるブレーキ操作の頻度を少なくできるので運転操作が簡単になる。また、降坂制御を開始したときの車両の速度に応じて3種類の坂路走行制御トルクマップを切り替えることができるので、運転者の望む速度で回生制動をかけることができる。また、平坦路において、回生制御を行う場合には、坂路走行制御トルクマップより回生制動トルクの小さい通常走行制御トルクマップを使用することで車両を滑らかに減速させることができる。
【0050】
次に、図7は、本発明の第2の実施の形態の走行制御のフローチャートである。
図7のフローチャートと図2のフローチャートの異なる点は、坂路においてアクセルペダルがオフの場合に、ステップS37の使用マップ選択処理(2)を実行する点である。その他の処理は図2のフローチャートと同一であるので同じステップ番号を付けそれらの処理の説明は省略する。
【0051】
図8は、図7のステップS37の使用マップ選択処理(2)の詳細なフローチャートである。
現在使用している坂路走行制御トルクマップが低速マップか、中速マップか、高速マップの何れであるかを判別する(図8,S51)。
【0052】
低速坂路走行制御トルクマップが使用されているときには、ステップS52に進みそのまま低速坂路走行制御トルクマップを保持する。
中速坂路走行制御トルクマップが使用されているときには、ステップS53に進み、ブレーキ操作が行われたか否かを判別する。ブレーキ操作が行われているときには、ステップS54に進み走行モータ16の回転数が低速マップ切り替えしきい値未満か、しきい値以上かを判別する。
【0053】
走行モータ16の回転数が低速マップ切り替えしきい値未満のときには、ステップS55に進みトルクマップを低速坂路走行制御トルクマップに切り替える。上記のステップS55の処理では、降坂路において回生制動が行われているときに、運転者によりブレーキ操作が行われ走行モータ16の回転数が低速マップ切り替えしきい値未満となると、中速坂路走行制御トルクマップから低速坂路走行制御トルクマップに切り替えられる。
【0054】
これにより、降坂路の途中で運転者がブレーキを操作して回転数を低速のしきい値未満にすることで、中速坂路走行制御トルクマップから低速坂路走行制御トルクマップに切り替えて降坂路における車両の速度を低速に制限することができる。
【0055】
ステップS54において、回転数が低速マップ切り替えしきい値以上と判別されたときには、ステップS56に進み中速坂路走行制御トルクマップを保持する。
ステップS53において、ブレーキ操作を検出しなかった場合には、ステップS57に進み中速坂路走行制御トルクマップを保持する。
【0056】
ステップS51の判別において、高速マップが使用されていると判別されたときには、ステップS58に進みブレーキ操作が行われたか否かを判別する。
ブレーキ操作が行われているときには、ステップS59に進み、走行モータ16の回転数が低速マップ切り替えしきい値未満か、低速マップ切り替えしきい値以上で、かつ中速マップ切り替えしきい値未満か、中速マップ切り替えしきい値以上の何れに該当するかを判別する。
【0057】
走行モータ16の回転数が低速マップ切り替えしきい値未満と判別されたときには、ステップS60に進み低速坂路走行制御トルクマップに切り替える。
また、走行モータ16の回転数が、低速マップ切り替えしきい値以上で、中速マップ切り替えしきい値未満のときには、ステップS61に進み中速坂路走行制御トルクマップに切り替える。
【0058】
上記のステップS61の処理により、降坂路の途中で運転者がブレーキを操作して回転数を中速のしきい値未満にすることで、トルクマップを高速坂路走行制御トルクマップから中速坂路走行制御トルクマップに切り替え、降坂路における車両の速度を中速に制限することができる。
【0059】
ステップS59において、走行モータ16の回転数が中速マップ切り替えしきい値以上と判別されたときには、ステップS62に進み高速坂路走行制御トルクマップを保持する。
ステップS58でブレーキ操作が検出されなかったときには、ステップS63に進み高速坂路走行制御トルクマップを保持する。
【0060】
上述した第2の実施の形態によれば、降坂路の途中で運転者がブレーキを操作して走行モータ16の回転数を低下させることで、トルクマップを、高速坂路走行制御トルクマップから中速坂路走行制御マップ、あるいは低速坂路走行制御マップに切り替え、運転者の望む速度以上に加速されないように回生制動をかけることができる。これにより、降坂路において速度が上がりすぎた場合に、ブレーキを一度操作して速度を落とせば、それ以降は変更された速度に対応するトルクマップにより回生制動が行われるので運転操作がより簡単になる。
【0061】
本発明は、上述した実施の形態に限らず以下のように構成しても良い。
(a)正転回生制動時に使用するトルクマップは3種類に限らず2種類、あるいは4種類以上でも良い。
(b)車両の加速度を検出する方法は、走行モータ16の回転数から加速度を求める方法に限らず、車輪の回転数から加速度を計算しても良いし、走行距離と時間から速度を計算し、さらに加速度を計算してもよい。
(c)本発明は、インバータ18を用いて交流モータ(走行モータ)の回転を制御するものに限らず、直流モータの回転を制御するものにも適用できる。
(d)本発明は、交流モータ、あるいは直流モータを有し、モータの回転エネルギーをバッテリに回生させることのできる車両であればどのような車両にも適用できる。例えば、ガソリンエンジンと電動モータとを併用するハイブリッド自動車等にも適用できる。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、車両が使用されている使用道路状態に応じて回生制動量を制御することで降坂路において車両が加速されるのを制限でき、かつ平坦路において滑らかに減速させることができる。これにより、降坂路におけるブレーキ操作の頻度が低減されるので運転の操作性が向上する。また、降坂路の途中でブレーキ操作をすることで使用する回生制動のトルクマップを切り替えることができるので、運転者の希望する速度を超えないように回生制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリフォークリフトの主要部の構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態の制御フローチャートである。
【図3】トルクマップの領域の対応関係を示す図である。
【図4】トルクと回転数との関係を示す図である。
【図5】使用マップ選択処理(1)のフローチャートである。
【図6】坂路走行制御トルクマップと通常走行制御トルクマップを示す図である。
【図7】第2の実施の形態の制御フローチャートである。
【図8】使用マップ選択処理(2)のフローチャートである。
【符号の説明】
11 バッテリフォークリフト
16 走行モータ
17 バッテリ
19 インバータ
19 電流指令制御回路
20 回転センサ
21 制御部
Claims (5)
- 車両を走行させるためのモータと、
車両の速度の方向と加速度を検出する検出手段と、
平坦路における回生制動トルク特性を定めた通常走行制御トルクマップと、坂路において、低速、中速及び高速の各領域で前記通常走行制御トルクマップより大きい回生制動トルクを与えるトルク特性を有し、それぞれ異なるトルク特性を有する低速、中速及び高速坂路走行制御トルクマップを記憶するトルクマップ記憶手段と、
前記検出手段により検出される加速度が所定値以上か否か、車両の速度の方向が運転者により指示された走行方向と一致するか否か及びアクセルがオンか、オフかにより車両が使用されている使用道路状態が、平坦路か、降坂路かを判定すると共に、使用道路状態を降坂路と判定したときに、ブレーキ操作が行われたか否か、ブレーキ操作が行われた後の速度が低速の切り替えしきい値未満か否か、低速の切り替えしきい値以上で、中速の切り替えしきい値未満か否か、中速の切り替えしきい値以上か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により使用道路状態が平坦路と判定されたときには、前記通常走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段により使用道路状態が降坂路で、ブレーキ操作が行われ、かつブレーキ操作後の速度が前記低速の切り替えしきい値未満と判定されたときには、前記低速坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段によりブレーキ操作後の速度が前記低速の切り替えしきい値以上で、前記中速の切り替えしきい値未満と判定されたときには、前記中速坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段によりブレーキ操作後の速度が前記中速の切り替えしきい値以上と判定されたときには、前記高速坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行う制御手段とを備える車両の走行制御装置。 - 前記中速坂路走行制御トルクマップは、速度が前記低速の切り替えしきい値以上で、前記中速の切り替えしきい値未満の中速領域では前記通常走行制御トルクマップより大きい回生制動トルクを与えるトルク特性を有し、速度が前記低速の切り替えしきい値未満の低速領域では、速度が減少する方向で回生制動トルクが所定の傾きで減少するトルク特性を有し、前記高速坂路走行制御トルクマップは、速度が前記中速の切り替えしきい値以上の高速領域では前記通常走行制御トルクマップより大きい回生制動トルクを与えるトルク特性を有し、速度が前記中速の切り替えしきい値未満の領域では、速度が減少する方向で回生制動トルクが所定の傾きで減少するトルク特性を有する請求項1記載の車両の走行制御装置。
- 前記判定手段は、ブレーキ操作後の前記モータの回転数が前記低速の切り替えしきい値未満か否か、前記低速のしきい値以上で、前記中速のしきい値未満か否か、あるいは前記中速のしきい値以上か否かにより速度の判定を行う請求項1または2記載の車両の走行制御装置。
- 車両を走行させるためのモータと、
車両の速度の方向と加速度を検出する検出手段と、
平坦路における回生制動トルク特性を定めた通常走行制御トルクマップと、降坂路において、速度が所定値未満の速度領域で、前記通常走行制御トルクマップより大きな回生制動トルク特性を有する第1の坂路走行制御トルクマップと、速度が前記所定値以上の速度領域で、前記通常走行制御トルクマップより大きな回生制動トルクを有し、前記第1の坂路走行制御トルクマップとは異なるとトルク特性を有する第2の坂路走行制御トルクマップを記憶するトルクマップ記憶手段と、
前記検出手段により検出される加速度が所定値以上か否か、車両の速度の方向が運転者により指示された走行方向と一致するか否か及びアクセルがオンか、オフかにより車両が使用されている使用道路状態が、平坦路か、降坂路かを判定するすると共に、使用道路状態を降坂路と判定したときに、ブレーキ操作が行われたか否か、ブレーキ操作が行われた後の速度が前記所定値以上か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により使用道路状態が平坦路と判定されたときには、前記通常走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段により使用道路状態が降坂路で、ブレーキ操作が行われ、かつブレーキ操作後の速度が前記所定値未満と判定されたときには、前記第1の坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行い、前記判定手段によりブレーキ操作後の速度が前記所定値以上と判定されたときには、前記第2の坂路走行制御トルクマップに基づいて前記モータの回生制御を行う制御手段とを備える車両の走行制御装置。 - 前記第2の坂路走行制御トルクマップは、速度が前記所定値以上の領域では前記通常走行制御トルクマップより大きい回生制動トルクを与えるトルク特性を有し、速度が前記所定値未満の領域では、速度が減少する方向で回生制動トルクが所定の傾きで減少するトルク特性を有し、前記第1の坂路走行制御トルクマップは、前記第2の坂路走行制御トルクマップの回生制動トルクが減少する領域で前記通常走行制御トルクマップより大きい回生制動トルクを与えるトルク特性を有する請求項4記載の車両の走行制御装置。
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