JP3320800B2 - 自動走行車の走行速度制御装置 - Google Patents

自動走行車の走行速度制御装置

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナモによる発電制
動力を制御することにより走行速度を制御するようにし
た自動走行車に関し、詳細には上記発電制動力が不足の
場合の走行速度の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ゴルフ場や工場内では、走行コ
ースに沿って埋設された誘導線を車体側のセンサで検出
するとともに、車速を設定速度に自動制御することによ
り無人走行可能としたゴルフカー,運搬車等のいわゆる
自動走行車が採用されている。
【0003】従来、この種の車両では走行速度の制御が
容易であるという理由から電動モータを走行動力源とす
るのが一般的である。しかし電動モータの場合は、一充
電当たりの走行可能距離が不十分であったり、バッテリ
重量により車両重量が大きくなり、芝生を傷める等の問
題がある。
【0004】この問題を回避するには、電動モータに代
えてガソリンエンジンを走行動力源にすることが考えら
れ、このガソリンエンジンを採用した場合は、スロット
ル弁の開度制御によって走行速度の制御を行うこととな
る。しかし降坂時にはスロットル弁の制御だけでは車速
を確実に設定速度に制御するのは困難な場合が考えられ
る。一方、ドラムブレーキ等の機械式ブレーキは、例え
ば最大10km/hの低速で走行するこの種車両では、
滑らかな制動が困難等の理由で望ましくない。
【0005】滑らかな制動力を得るには発電制動あるい
は回生制動等の電気的制動が考えられるが、このための
発電機等を別個に設けるのは部品点数の増加を招き望ま
しくない。
【0006】そこで本出願人は、上述の問題を解消でき
る自動走行車として、セルダイナモ付きエンジンと、ス
ロットル弁制御手段と、降坂時にはセルダイナモによる
発電制動あるいは回生制動を行う減速制御手段とを備え
たものを提案している(特開平4−303030号)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記発電制動
を行うようにした場合、何らかの理由によって目標とす
る発電制動力が得られない異常時には、補助的な制動手
段を作動させるのが望ましい。しかし自動走行中に発電
制動を補助すべく作動する制動手段を別個に設けた場合
は大幅なコスト上昇が避けられない。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、コスト高を招くことなくダイナモによる発電制動を
補助できるようにした自動走行車の走行速度制御装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両を停止状
態に保持するための電磁ブレーキを備えた自動走行車の
走行速度制御装置において、上記電磁ブレーキを、通電
時にブレーキが解放され、電流遮断時に作動するタイプ
のものとし、検出車速が設定車速より大の場合はその速
度差が大きいほどダイナモによる発電制動力を大きく設
定する発電制動制御手段と、設定発電制動力に対する検
出発電制動力の不足発電制動力が所定値以上のときに上
記電磁ブレーキを上記不足発電制動力に応じた制動力が
得られるよう作動させる電磁ブレーキ制動手段とを備
え、該電磁ブレーキ制動手段は、上記不足発電制動力を
確保するために必要なブレーキロック時間(電流遮断時
間)を演算し、該演算されたブレーキロック時間が上限
値(車輪がロックし始める時間)より短い場合には上記
演算値を設定値とし、長い場合には上記上限値を設定値
とすること特徴としている。
【0010】ここで本発明におけるダイナモには、スタ
ータとダイナモとを兼用したセルダイナモ及び発電専用
のものの両方が含まれる。
【0011】
【作用】本発明に係る走行速度制御装置によれば、検出
車速が設定車速を越えるとその速度差が大きいほど発電
制動力が大きく設定される。そして検出された発電制動
力の上記設定された発電制動力に対する不足発電制動力
が所定値以上の場合は、該不足発電制動力に対応した制
動力が得られるように上記電磁ブレーキが作動する。
【0012】このように本発明によれば、ダイナモによ
る発電制動力の不足分を電磁ブレーキの制動力で補うよ
うにしたので、ダイナモの故障等の場合にも走行速度の
制御を支障なく行うことができる。
【0013】そして本発明では、上記発電制動力を補う
補助的制動手段を、従来から駐車ブレーキとして採用さ
れている電磁ブレーキを一定条件下で作動させることに
よって実現したので、専用の補助的制動手段を別個に設
ける必要がなく、従ってコスト増加はほとんどない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1〜図5は、本発明の一実施例による自動走行式
ゴルフカーの走行速度制御装置を説明するための図であ
り、図1はゴルフカーの側面から見た概念図、図2はそ
の平面から見た概念図、図3は本実施例装置のブロック
構成図、図4はメインコントローラ部分のブロック構成
図、図5は動作を説明するためのフローチャート図であ
る。
【0015】上記各図において、1は本実施例装置を備
えたゴルフカーであり、これはその骨格をなす車体2
と、該車体2の操向輪の進行方向等を制御する操向装置
3と、上記車体2の駆動輪に駆動力を供給する動力装置
4と、上記操向装置3,動力装置4等の運転状態を制御
する制御装置5とから構成されている。
【0016】上記車体2は、車体フレーム11の前部に
操向輪としての前輪12,12を配設し、後部に駆動輪
としての後輪13,13を配設した概略構造のものであ
る。また上記車体フレーム11の前端下部にはフロント
バンパ14が、またこれの上側にはゴルフバック15等
を搭載するキャリア16がそれぞれ配設されている。
【0017】上記操向装置3は、操向軸31の上端に操
向ハンドル32を固着し、下端を図示しないステアリン
グアーム,ステアリングロッドを介して上記左右の前輪
12,12のナックルアームに連結した概略構造のもの
である。なお、上記操向軸31は、上記車体フレーム1
1を構成するハンドル支持フレーム11aに固着された
操向筒(図示せず)により回動自在に支持されている。
【0018】そして上記操向装置3には無人走行時に作
動する自動操向装置33が配設されている。この自動操
向装置33は、上記操向筒に固定された操向モータ34
を減速機35を介して伝達装置36に接続し、該伝達装
置36の出力軸に平面T字状のセンサアーム37を接続
した概略構造のものである。上記伝達装置36内には上
記操向モータ34と操向軸31とを連動させる歯車群,
及びセンサアーム37を左右に揺動させる伝動機構が収
容されている。また上記センサアーム37の中央,左,
右には、走行路内に埋設された誘導線38bを検出する
誘導線センサ38aが配設されている。また上記誘導線
38bの途中には定点磁石38cが配設されており、上
記伝達装置36の下面にはこの定点磁石38cを検出す
る定点センサ38dが配設されている。
【0019】上記動力装置4は、車体フレーム11の略
中央にエンジン41を、上記左右の後輪13,13間に
減速機42をそれぞれ搭載し、該エンジン41の出力を
Vベルト式無段変速機43を介して上記減速機42伝達
し、該減速機42の出力を上記後輪13,13に伝達す
る概略構造のものである。
【0020】上記エンジン41の気化器44は内蔵する
スロットル弁により吸気量を制御するタイプのものであ
り、このスロットル弁は切換装置45に図示しないワイ
ヤで接続されている。該切換装置45は、上記スロット
ル弁を電磁クラッチ46を介してステップモータ47、
又はガバナ装置48を介して上記操向ハンドル32のア
クセルレバー32aの何れかに切換接続する。即ち、後
述するメインコントローラ52によって、手動モードの
場合は、電磁クラッチ46がオフとなり、アクセルレバ
ー32aの回動量に応じて走行速度を制限するようにガ
バナ装置48がスロットル弁の開度を制御し、また自動
モードの場合は電磁クラッチ46をオンにするとともに
ステップモータ47でスロットル弁の開度が開閉制御さ
れる。
【0021】また上記エンジン41のクランク軸にはセ
ルフスタータダイナモ(以下セルダイナモと記す)64
がVベルト49によって接続されている。このセルダイ
ナモ64は、エンジン始動や、バッテリ66の充電用の
発電を行うだけでなく、より大きく発電させることによ
る抵抗を利用した発電制動(回生制動とも言う)により
走行速度をも制御する。この発電制動力は、励磁コイル
64aへの通電割合(デューティ比)を大きくするほど
大きくなる。なお、この際に発電された電流はバッテリ
66の充電に使用され、またバッテリがフルに充電され
ている場合は抵抗器65で熱に変換される。
【0022】上記減速機42の入力軸42aには電磁ブ
レーキ50が配設されている。この電磁ブレーキ50
は、走行時には励磁されてブレーキが解放され、非走行
時には非励磁状態となってブレーキが作動するようにな
っている。
【0023】また上記減速機42の下部に配設された中
間軸42bの外方突出部にはディスクブレーキ51が装
着されている。このディスクブレーキ51は図示しない
ワイヤによって上記操向ハンドル32のブレーキレバー
32bに接続されている。
【0024】上記制御装置5は、主として上記動力装置
4の点火系,気化器,ブレーキ等の制御を行うメインコ
ントローラ52と、主として上記操向装置3の自動操向
装置33,及びセルダイナモ64等の制御を行うパワー
系コントローラ53とを備えている。上記メインコント
ローラ52は、図4に示すように、各種センサからの入
力を読み込む入力部52aと、各種の演算処理を行うC
PU52bと、ブレーキ制御信号を出力するブレーキ出
力部52cを備えている。
【0025】なお、図1〜4において、54は車外の運
転者が操作する送信機、55は該送信機54からの発進
停止信号を受信するリモコン受信機、56は車載のメイ
ンスイッチ、57は自動走行とマニュアル走行とを切り
替える切替スイッチ、58は車載の発進停止スイッチで
あり、これらの各種信号は上記メインコントローラ52
に入力される。また59,60はメインコントローラ5
2によりオンオフ制御されるステアリングリレー,メイ
ンリレー、61は誘導線センサ38aの出力を増幅する
誘導定点アンプ、62は点火回路、63は電流センサで
ある。
【0026】次に本実施例の作用効果について説明す
る。まず自動走行モードにおける操向制御は以下の要領
で行われる。誘導線センサ38aによる誘導線38bの
位置検出信号に応じて、パワー系コントローラ53が制
御信号を操向モータ34に出力し、該操向モータ34が
伝達装置36を介して操向軸31を回転させ、これによ
りゴルフカー1は誘導線38bに沿って走行する。
【0027】次に手動走行モードによる走行速度制御は
以下の要領で行われる。操縦者がメインスイッチ56を
オンにし、切替スイッチ57を手動走行モードに切り替
え、アクセルレバー32aを引くと、メインリレー60
がオンする。するとバッテリ66からの電流がセルダイ
ナモ64の電機子64bに矢印a方向に流れ、これによ
り該電機子64bが回転し、該回転がVベルト49を介
してエンジン41のクランク軸を回転し、これにより該
エンジン41が始動する。エンジン41が始動すると上
記メインリレー60はオフとなり、エンジン回転速度が
所定値以上になると、電磁ブレーキ50が解除されると
同時に自動変速機43が回転伝達を開始し、これにより
ゴルフカー1は走行開始する。
【0028】アクセルレバー32aの開度に応じて走行
速度は増減するが、その最高速度はガバナ装置48によ
って例えば10km/hに制限される。また通常走行時
には、セルダイナモ64の電機子64bはエンジン41
によって回転されており、励磁コイル64aに所定の電
流を流すことにより、セルダイナモ64によって発電さ
れる。この発電された電流は、矢印b方向に流れ、パワ
ー系コントローラ53を介して上記バッテリ66を充電
する。なお、バッテリ66が所定電圧以上になると上記
励磁コイル64aへの通電が停止され、発電は行われな
い。
【0029】また上記アクセルレバー32aから手を離
すとエンジン41は停止し、さらにブレーキレバー32
bの操作によりディスクブレーキ51が作動し、該ゴル
フカー1が停止した後に電磁ブレーキ50が作動してそ
の移動を規制する。
【0030】そして自動走行モードによる走行速度制御
は以下の要領で行われる。操縦者が送信機54又は車載
の発進停止スイッチ58を発進側に切り替えると、上記
手動モードの場合と同様にしてセルダイナモ64がエン
ジン41を始動させる。エンジン回転が所定値以上にな
ると自動変速機43が回転の伝達を開始し、該ゴルフカ
ー1は走行開始する。またこのとき気化器44のスロッ
トル弁制御は、電磁クラッチ46,切替装置45によ
り、ステップモータ47の駆動による制御に切り替わ
る。
【0031】そして本実施例では、車速センサ51aに
よって検出された車速Vが、予め設定された目標車速V
oになるように、気化器44のスロットル開度の制御と
セルダイナモ64による発電制動の両方が同時進行で行
われる。
【0032】スロットル開度による走行速度制御では、
検出車速と設定車速との車速差ΔV=V−Voが零にな
るように、ステップモータ47が気化器44のスロット
ル弁開度を制御する。即ち、検出車速Vが設定車速Vo
より低い場合はスロットル弁開度が増加し、高い場合は
減少する。
【0033】発電制動による走行速度制御では、上記検
出車速Vが設定車速Voより低い場合は、上記励磁コイ
ル64aへの電流値が上述の通常の発電に必要な電流値
に制限され、勿論発電制動は行われない。一方、検出車
速が設定車速を越えると、その速度差ΔVに応じた発電
制動を行うための指示セルダイ電流が設定され、該指示
セルダイ電流値と電流センサ63で検出された検出セル
ダイ電流値とが比較され、両者が一致するように励磁コ
イル64aへの電流値が制御される。
【0034】次に上記発電制動において検出セルダイ電
流値が指示セルダイ電流値に対して不足した場合の走行
速度制御を図5を参照しながら説明する。この走行速度
制御では、上記CPU52bが、上述の検出セルダイ電
流値の指示セルダイ電流値に対する不足電流値が設定値
より大きいか否かを判定し、大きい場合はエンジン回転
数を演算するとともに車両速度を演算する(ステップS
1〜3)。なお、ステップS1で不足電流値が設定値よ
り小さい場合は正常であり、プログラムはスタートに戻
る。
【0035】検出エンジン回転数が零より大きいか否か
を判定し、大きい場合、つまりエンジンが回転している
場合は電磁ブレーキ50による必要制動力を求める(ス
テップS4,5)。この必要制動力は発電制動力の不足
を補うためのもので、上記セルダイ不足電流値と、自動
変速機43の変速比を加味した後輪13の回転数等によ
って求める。なお、上記ステップS4でエンジン回転数
が零の場合は、制動の必要はなく、ステップS1に戻っ
て上記動作を繰り返す。
【0036】検出車両速度が零以上か否か、つまり車両
が走行しているか否かを判定し、走行中の場合は、電磁
ブレーキ50において上述の必要制動力を確保するため
に必要なブレーキロック時間を演算する(ステップS
6,7)。本実施例の電磁ブレーキ50は、通電時にブ
レーキが解放され、電流遮断時に作動するタイプのもの
であり、従ってブレーキロック時間とは電流遮断時間を
意味する。なお、上記ブレーキ解放時間は一定値に設定
されている。
【0037】上記演算されたブレーキロック時間が上限
値(車輪がロックし始める時間)より短いか否かを判定
し、短い場合は上記演算値をそのまま設定値とし、長い
場合は上記上限値を設定値とする(ステップS8,
9)。
【0038】ブレーキ解放経過時間が設定値(一定値)
以下か否かを判定する(ステップS10)。ブレーキ解
放経過時間は本実施例プログラムの開始時にはリセット
されているから零であり、従ってこの場合は当然設定値
以下であるので、ステップS11に移行してロックタイ
マをクリヤするとともにブレーキを解除し、ステップS
1に戻って上述の動作を繰り返し、ステップS10で解
放時間が設定値を越えるまでブレーキの解除を続ける。
【0039】電磁ブレーキ解放経過時間が設定値を越え
るとステップS12に移行し、電磁ブレーキ50のロッ
クを開始するとともにロック実行経過時間を積算する。
そして電磁ブレーキロック経過時間がステップS7で求
めた演算値より大か否かを判定し(ステップS13)、
小の場合はステップS1に戻り、上述の動作を繰り返
す。ブレーキロック経過時間が演算値を越えた場合はス
テップS14に移行して、ブレーキを解除するとともに
解除タイマをクリアし、再び上述の動作を繰り返す。
【0040】このように本実施例によれば、セルダイナ
モ64による発電制動を行うための指示セルダイ電流値
に対する不足電流値が所定値以上になると、電磁ブレー
キ50を作動させて走行速度制御を行うようにしたの
で、セルダイナモ64による制動力が不足の場合にも走
行速度制御を支障なく行うことができる。
【0041】また、本実施例では、従来から駐車ブレー
キとして備えられている電磁ブレーキ50を利用し、該
ブレーキ50の制御プログラムを変更するだけで上記補
助的制動を実現でき、コストの増大を抑制できる。
【0042】なお、上記実施例では、スタータとダイナ
モが兼用されたセルダイナモの場合を説明したが、本発
明は勿論両者が別個の場合にも適用できる。
【発明の効果】以上のように本発明に係る自動走行車の
走行速度制御装置によれば、発電制動の不足分を電磁ブ
レーキの作動によって補うようにしたので、コスト高を
招くことなく、ダイナモの故障等の場合にも支障なく走
行速度制御を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動走行ゴルフカーの
走行速度制御装置を説明するための側面から見た概略構
成図である。
【図2】上記実施例装置の平面から見た概略構成図であ
る。
【図3】上記実施例装置のブロック構成図である。
【図4】上記実施例装置のメインコントローラ部分のブ
ロック構成図である。
【図5】上記実施例装置の動作を説明するためのフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1 ゴルフカー(自動走行車) 50 電磁ブレーキ 52 メインコントローラ(発電制動手段,電磁ブレー
キ制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を停止状態に保持するための電磁ブ
    レーキを備えた自動走行車の走行速度制御装置におい
    て、上記電磁ブレーキを、通電時にブレーキが解放さ
    れ、電流遮断時に作動するタイプのものとし、検出車速
    が設定車速より大の場合はその速度差が大きいほどダイ
    ナモによる発電制動力を大きく設定する発電制動制御手
    段と、設定発電制動力に対する検出発電制動力の不足発
    電制動力が所定値以上のときに上記電磁ブレーキを上記
    不足発電制動力に応じた制動力が得られるよう作動させ
    る電磁ブレーキ制動手段とを備え、該電磁ブレーキ制動
    手段は、上記不足発電制動力を確保するために必要なブ
    レーキロック時間(電流遮断時間)を演算し、該演算さ
    れたブレーキロック時間が上限値(車輪がロックし始め
    る時間)より短い場合には上記演算値を設定値とし、長
    い場合には上記上限値を設定値とすることを特徴とする
    自動走行車の走行速度制御装置
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