JP3480300B2 - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
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Description
る。
つ設け、それぞれを同期回転させるようにしたものが提
案されている(特開平9−275673号公報参照)。
パクトにするため、2つのロータと1つのステータを三
層構造かつ同一の軸上に構成することが考えられる(特
開平8−340663号公報参照)。
させるため、ステータには各ロータに専用のコイルを用
意するとともに、この各専用コイルに流す電流を制御す
るインバータ(電流制御器)を2つ備えさせなければな
らない。
れのインバータに電流を流すのでは、電流による損失
(銅損、スイッチングロス)をまぬがれない。
共通のコイルとし、このコイルに複合電流を流すことに
より、電流による損失を防止することを目的とする。
ータと1つのステータを三層構造かつ同一の軸上に構成
するとともに、前記2つのロータに対して別々の回転磁
場を発生させる共通のコイルを前記ステータに形成し、
この共通のコイルに前記各ロータに対応する電流を加え
合わせた複合電流を流す。
ータの回転位相を検出し、この検出された各回転位相に
応じて前記複合電流を制御する。
共通のコイルに前記複合電流を流す手段がインバータで
ある。
れか一つの発明において前記ロータを永久磁石で構成す
る。
れか一つの発明において円筒状のステータの外側と内側
に所定の間隔をおいてロータを配置する。
れか一つの発明においてステータを最も外側かまたは最
も内側に配置する場合に、ステータから離れた側のロー
タにまでステータに近い側のロータを貫通して磁束が届
くようにする。
一方をモータとして、残りをジェネレータとして運転す
る場合に、モータ駆動電力と発電電力の差の分の電流を
共通のコイルに流すだけでよいので、効率が大幅に向上
する。
タとして、残りをジェネレータとして運転する場合に、
モータ駆動電力と発電電力の差の分の電流を共通のコイ
ルに流すだけでよいことから、インバータの電力スイッ
チングトランジスタのキャパシタンスを減らすことがで
き、これによってスイッチング効率が向上し、より全体
効率が向上する。
けであるため、スリップリングが不要である。
テータからの距離が最短になるので、同じ電流をステー
タコイルに流した場合に、一方のロータがステータより
遠くなる配置の場合と比べて駆動トルクが大きくなる。
冷やす必要がある場合に冷却が容易になる。
ある。同図において、円筒状のステータ2の外側と内側
に所定のギャップをおいてロータ3、4が配置され(3層構
造)、外側と内側の各ロータ3、4は全体を被覆する外枠
5(図3参照)に対して回転可能にかつ同軸に設けられ
ている。
とした一対の永久磁石で形成され、これに対して、外側
ロータ3は内側ロータ4の一極当たり2倍の極数を持つよ
うに永久磁石極が配置される。つまり、外側ロータ3のS
極、N極は各2個であり、90度毎にS極とN極が入れ替わる
ように構成されている。
と、内側ロータ4の磁石は外側ロータ3の磁石により回転
力を与えられることがなく、この逆に外側ロータ3の磁
石が内側ロータ4の磁石により回転力を与えられること
もない。
タ3に及ぼす影響を考えてみる。簡単のため内側ロータ4
は固定して考える。まず、内側ロータ4のS極とこれに対
峙する外側ロータ3の上側磁石SNとの関係において、図
示の状態で仮に内側ロータ4のS極が出す磁力を受けて、
外側ロータの上側磁石SNが時計方向に回転しようとした
とすると、内側ロータ4のN極とこれに対峙する外側ロー
タ3の下側磁石SNとの関係においては、内側ロータ4のN
極により外側ロータ3の下側磁石SNが反時計方向に回転
しようとする。つまり、内側ロータ4のS極が外側ロータ
3の上側磁石に及ぼす磁力と内側ロータ4のN極が外側ロ
ータ3の下側磁石に及ぼす磁力とがちょうど相殺するこ
とになり、外側ロータ3は内側ロータ4と関係なく、ステ
ータ2との関係だけで制御可能となるわけである。この
ことは、後述するようにステータコイルに発生する回転
磁場とロータとの間でも同じである。
個のコイル6で構成され、合計12個(=3×4)のコイル6
が同一の円周上に等分に配置されている。なお、7はコ
イルが巻回されるコアで、コイル6と同数のコア7が円周
上に等分に所定の間隔(ギャップ)8をおいて配列され
ている。
号で区別しており、この場合に6番目のコイルという意
味でコイル6が出てくる。上記のコイル6という表現と紛
らわしいが、意味するところは異なっている。
タに対応する電流を加え合わせた複合電流(以下単に
「複合電流」という。)I1〜I12を流す。
させる電流(三相交流)を流すため、[1,2]=[7,
8]、[3,4]=[9,10]、[5,6]=[11,12]の3
組のコイルに120度ずつ位相のずれた電流Id、If、Ieを
設定する。
は反対方向に電流を流すことを意味させている。たとえ
ば、1組のコイル[1,2]=[7,8]に電流Idを流すと
は、コイル1からコイル7に向けてIdの半分の電流を、か
つコイル2からコイル8に向けてIdのもう半分の電流を流
すことである。1と2、7と8が円周上でそれぞれ近い位置
にあるので、この電流供給により、内側ロータ4の磁極
と同数(2極)の回転磁場を生じさせることが可能とな
る。
生させる電流(三相交流)を流すため、[1]=[4]=
[7]=[10]、[2]=[5]=[8]=[11]、[3]
=[6]=[9]=[12]の3組のコイルに120度ずつ位相
がずれた電流Ia、Ic、Ibを設定する。
[7]=[10]に電流Iaを流すとは、コイル1からコイル
4にIaの電流をかつコイル7からコイル10に向けてもIaの
電流を流すことである。コイル1と7、コイル4と10がそ
れぞれ円周上の180度ずつ離れた位置にあるため、この
電流供給により、外側ロータ3の磁極と同数(4極)の回
転磁場を生じさせることができる。
流I1〜I12を流せばよいことになる。
の電流であることを表している。
明すると、図2は、図1との比較のため、ステータ2の
内周側と外周側に各ロータに対して別々の回転磁場を発
生させる専用のコイルを配置したものである。つまり、
内周側コイルd、f、eの配列が内側ロータに対する回転
磁場を、また外周側コイルa、c、bの配列が外側ロータ
に対する回転磁場を発生する。この場合に、2つの専用
コイルを共通化して、図1に示した共通のコイルに再構
成するには、内周側コイルのうち、コイルdに流す電流
の半分ずつをコイルdの近くにあるコイルaとcに負担さ
せ、同様にして、コイルfに流す電流の半分ずつをコイ
ルfの近くにあるコイルbとaに、またコイルeに流す電流
の半分ずつをコイルeの近くにあるコイルcとbに負担さ
せればよいわけである。上記複合電流I1〜I12の式はこ
のような考え方を数式に表したものある。なお、電流設
定の方法はこれに限られるものでなく、後述するよう
に、他の電流設定方法でもかまわない。
ルでありながら、内側ロータ4に対する回転磁場と外側
ロータ3に対する回転磁場との2つの磁場が同時に発生
するが、内側ロータ4の磁石は外側ロータ3に対する回転
磁場により回転力を与えられることがなく、また外側ロ
ータ3の磁石が内側ロータ4に対する回転磁場により回転
力を与えられることもない。この点は、後述するよう
に、理論解析で証明されている。
の回転に同期して、また上記Ia、Ic、Ibの電流設定は外
側ロータ3の回転に同期してそれぞれ行う。トルクの方
向に対して位相の進み遅れを設定するが、これは同期モ
ータに対する場合と同じである。
ック図である。
供給するため、バッテリなどの電源11からの直流電流
を交流電流に変換するインバータ12を備える。瞬時電流
の全ての和は0になるためこのインバータ12は、図4に
詳細を示したように、通常の3相ブリッジ型インバータ
を12相にしたものと同じで、24個のトランジスタTr1〜T
r24とこのトランジスタと同数のダイオードから構成さ
れる。
ベース)に与えるON、OFF信号はPWM信号であ
る。
ータ3、4の位相を検出する回転角センサ13、14が設けら
れ、これらセンサ13、14からの信号が入力される制御回
路15では、外側ロータ3、内側ロータ4に対する必要トル
ク(正負あり)のデータ(必要トルク指令)に基づいて
PWM信号を発生させる。
つのロータ3、4と1つのステータ2を三層構造かつ同一
の軸上に構成するとともに、ステータ2に共通のコイル6
を形成し、この共通のコイル6に複合電流を流すように
したことから、ロータの一方をモータとして、残りをジ
ェネレータとして運転する場合に、モータ駆動電力と発
電電力の差の分の電流を共通のコイルに流すだけでよい
ので、効率を大幅に向上させることができる。
つでよくなり、さらにロータの一方をモータとして、残
りをジェネレータとして運転する場合には、上記のよう
に、モータ駆動電力と発電電力の差の分の電流を共通の
コイルに流すだけでよくなることから、インバータの電
力スイッチングトランジスタのキャパシタンスを減らす
ことができ、これによってスイッチング効率が向上し、
より全体効率が向上する。
1に対応する。
の総数と同数の12個あったのに対して、第2実施形態
は、2つのコイル当たり1個のコア21としたものである。
ただし、2つのコイル6に発生する磁束どうしの干渉を
避けるため、コア21の円周方向中央にスリット22を設け
ている。
施形態の場合の半分の6個となることから、制作工数が
減少する。
5に対応する。
数比(以下単に磁極数比という)が2:1の組み合わせで
あったのに対して、第3実施形態は、磁極数比が3:1の
組み合わせとしたものである。
比が2:1の組み合わせの場合と異なり、外側ロータ3の
磁石と内側ロータ4の磁石の間に影響が若干発生する。
つまり、外側ロータ3の磁石が内側ロータ4に対する回転
磁場により回転力を与えられることがないのであるが、
内側ロータ4の磁石のほうは、外側ロータ3に与える回転
磁場の影響を受けるため、内側ロータ4がトルク変動を
生じながら回転するのである。
対する外側ロータ3の干渉、つまり、内側ロータ4に生じ
る一定のトルク変動は、後述する理論解析からわかるよ
うに、外側ロータ3と内側ロータ4の位相差(ω1−ω2)の
関数になることから、予めその一定トルク変動分を打ち
消すように、振幅変調を、外側コイルに対する回転磁場
を発生させるための交流に対してかけることで、内側ロ
ータ4に生じるトルク変動を打ち消すことができる。
わせでも、基本的に磁極数比が2:1の組み合わせと同様
の作用効果を奏する。
イルを設ける点は図5の場合と同じであるため、ステー
タコイル6の総数が18個(=3×6)になる。したがっ
て、ステータコイル6に18相の交流を流すインバータが
必要になる。しかしながら、18相の交流は、180度毎に
電流が反転するので、18相の半分である9相の交流を発
生させるインバータであればよい。つまり、18個のトラ
ンジスタとこのトランジスタと同数のダイオードからイ
ンバータを構成すればよく、第1、第2の各実施形態よ
りもインバータを構成するトランジスタとダイオードの
数を減らすことができるのである。
し、このコア25を円周方向に3分割する位置にスリット2
6を形成することで、第1、第2の各実施形態と同様
に、コアの総数を減らしている。
6に対応する。
するコア31を一体で形成したもので、これによって、図
6の場合よりも制作工数がさらに減少する。
ット32、33を入れることで、磁気抵抗が大きくなるよう
にしていることはいうまでもない。
比が2:1の組み合わせで、また第3、第4の各実施形態
では磁極数比が3:1の組み合わせで説明したが、実は磁
極数比の組み合わせはこれに限られるものでなく、以下
の理論的解析によればどんな組み合わせでも回転電機と
して働かせることが可能であることが判明している。
る。
おくと、左側の2pが外側磁石(外側ロータ)の磁極数、
右側の2pが内側磁石(内側ロータ)の磁極数を表す。ま
た、Nは正の整数であり、(2p-2p)を展開して整数倍し円
環にしたものでも同じであることを表している。
外側磁石の磁極数が2、内側磁石の磁極数が2の場合で、
これを図8に示す。
磁石m2を等価コイルに置き換えると、各磁石に発生す
る磁束密度B1、B2は次のように表現することができる。
を0として考える。
れば、ステータコイルによる磁束密度Bcは Bc=μn (Ica(t)sin(θ)+Icb(t)sin(θ-2π/3) +Icc(t)sin(θ-4π/3)) …(3) ただし、n:コイル定数 の式により与えることができる。
は120度ずつ位相のずれた電流である。
すと、各磁束密度は正弦波で変化する。
うになる。
直径を中心として線対称的に発生トルクが等しい。した
がってf1を半周分の力とすると、全体の駆動力は2f1と
なることから、 τ1=2f1×r1(r1は半径) である。
直流電流Im1が磁場(磁束密度B)の影響を受けて生じる
駆動力)を考えておけばよい。半周には1つの等価直流
電流が流れるだけなので、f1は次のようになる。
中心として線対称的に発生トルクが等しく、したがって
f2を半周分の力とすると、 τ2=2f2×r2(r2は半径) である。半周には1つの等価直流電流が流れるだけなの
で、f2は次のようになる。
すため、(3)式の3相交流Ica(t)、Icb(t)、Icc(t)を Ica(t)=Ic cos(ω1t-β) …(7a) Icb(t)=Ic cos(ω1t-β-2π/3) …(7b) Icc(t)=Ic cos(ω1t-β-4π/3) …(7c) ただし、Ic:振幅β:位相のズレ分とする。
力f1、f2を計算する。
の影響によるトルク変動(第1項)の項が加算された形と
なっている。
すため、今度は上記の3相交流Ica(t)、Icb(t)、Icc(t)
を Ica(t)=Ic cos(ω2t-γ) …(10a) Icb(t)=Ic cos(ω2t-γ-2π/3) …(10b) Icc(t)=Ic cos(ω2t-γ-4π/3) …(10c) ただし、Ic:振幅 γ:位相のズレ分 とする。
側磁石と内側磁石の各駆動力f1、f2を計算する。
している。
磁場の影響によるトルク変動の項(第1項)が加算された
形をしている。
もに与えた場合 コイルに外側磁石と内側磁石にそれぞれ同期する電流を
流すため、上記のIca(t)、Icb(t)、Icc(t)を Ica(t)=Ic cos(ω1t-β)+Ic2 cos(ω2t-γ) …(13a) Icb(t)=Ic cos(ω1t-β-2π/3)+Ic2 cos(ω2t-γ-2π/3) …(13b) Icc(t)=Ic cos(ω1t-β-4π/3)+Ic2 cos(ω2t-γ-4π/3) …(13c) とする。
た一定トルクに回転変動が乗った形となる。
一定トルクに回転変動が乗った形となる。
4)、(15)の式を次に並べる。
第2項、(12)式の右辺第2項、(14)式の右辺第2項、(15)
式の右辺第3項だけが固定項(一定値)であり、固定項
が含まれるときだけ回転トルクが発生する。これに対し
て、固定項以外の項は三角関数であるため、駆動力fの
平均値がゼロとなり、したがって、固定項以外の項によ
っては回転トルクが発生しない。つまり、外側磁石に同
期させてステータコイルに電流を流したときは外側磁石
にのみ、内側磁石に同期させてステータコイルに電流を
流したときは内側磁石にのみ回転トルクが発生し、外側
磁石と内側磁石のそれぞれに同期させてステータコイル
に電流を流すと、両方の磁石にそれぞれ回転トルクが発
生する。
せであるとき、回転電機として働くことが可能であるこ
とが証明された。これより類推して磁極数が任意の組み
合わせであるときにも、回転電機として働くことが可能
である。
り(8)式の右辺第1項、(14)式の右辺第1項および第3項に
より2つの磁石の位相差(ω1-ω2)に応じた一定のトルク
変動が外側磁石の回転に、また(12)式の右辺第1項、(1
5)式の右辺第1項および第2項により同じく2つの磁石の
位相差(ω1-ω2)に応じた一定のトルク変動が内側磁石
の回転に生じる。
もに与えた場合にトルク変動を抑えることを考える。上
記の(14)式より f1=μIm1Im2 sin(ω2t+α-ω1t)+Icμn Im1 Ic(3/2sin
(β))+Ic2Im1 3/2 sin((ω1-ω2)t+γ) であるから、f1を次のようにおく。
1=C1(定数)となり、外側磁石の回転からトルク変動が
解消される。
((ω1-ω2)t-α-β)+Ic2 3/2μIm2 n sin(α+γ) であるから、f2を次のようにおく。
ば、f2=C2(定数)となり、内側磁石の回転からトルク
変動が解消される。
るには、次の連立2元方程式をIc、Ic2について解けば
よい。
外側磁石の磁極数が4、内側磁石の磁極数が2)であると
きを考える。
磁石に発生する磁束密度B1は B1=Bm1 sin(2ω1t-2θ)=μIm1 sin(2ω1t-2θ) …(21) となるのに対して、内側磁石に発生する磁束密度B2は上
記(2)式と同じ、つまり B2=Bm2 sin(ω2t+α-θ)=μIm2 sin(ω2t+α-θ) …(22) である。
界用と内側回転磁界用に分けて計算するため、図10の
ようにコイルを配置し、外周側と内周側の各磁石用のス
テータコイルによる磁束密度Bc1、Bc2を、 Bc1=μn(Ica(t)sin(2θ)+Icb(t)sin(2θ-2π/3) +Icc(t)sin(2θ-4π/3)) …(23) Bc2=μn(Icd(t)sin(θ)+Ice(t)sin(θ-2π/3) +Icf(t)sin(θ-4π/3)) …(24) とする。
Icd(t)、Ice(t)、Icf(t)も120度位相のずれた電流であ
る。
モデル的に図11に示す。
の和である。
ルクが等しくならないので、一周の全てについて考え
る。一周に4つの等価直流電流が流れるので、これら4つ
の電流に働く力の和がf1となる。
側磁石に作用するトルクをコントロールできることを示
している。また、コイルd、e、fの励磁電流の影響を受
けないことも示している。
とすると、 τ12=f2×r2(r2は半径) である。一周に2つの等価直流電流が流れるので、これ
ら2つの電流に働く力の和がf2となる。
側磁石に作用するトルクをコントロールでき、また、コ
イルa、b、cの励磁電流の影響を受けないことを示して
いる。
を流す。つまり、上記の3相交流Ica(t)、Icb(t)、Icc
(t)は Ica(t)=Ic cos(2ω1t-2β) …(28a) Icb(t)=Ic cos(2ω1t-2β-2π/3) …(28b) Icc(t)=Ic cos(2ω1t-2β-4π/3) …(28c) である。(28a)〜(28c)を(26)、(27)式に代入してf1を
計算する。
が変化することを示している。したがって、外側磁石の
回転角度を計測し、それに対しβだけ位相をずらしてコ
イルa、b、cに励磁電流を供給すればよいことがわか
る。
流すため、Icd(t)、Ice(t)、Icf(t)を Icd(t)=Ic cos(ω2t-γ) …(30a) Ice(t)=Ic cos(ω2t-γ-2π/3) …(30b) Icf(t)=Ic cos(ω2t-γ-4π/3) …(30c) とする。
る。
が変化することを示している。したがって、内側磁石の
回転角度を計測し、それに対し(γ+α)だけ位相をずら
してコイルd、e、fに励磁電流を供給すればよいことが
わかる。
流したときは外側磁石にのみ、また(31)式は内側磁石に
同期させてステータコイルに電流を流したときは内側磁
石にのみ回転トルクが発生する。それぞれの磁界はそれ
ぞれの相電流にしか対応しないため、計算はしなかった
が、外側磁石と内側磁石のそれぞれに同期させてステー
タコイルに電流を流すと、両方の磁石にそれぞれ回転ト
ルクが発生する。
せであるときにも、回転電機として働くことが可能であ
ることが証明された。
ための専用コイルと、内側回転磁場を発生させるための
専用コイルとを考えたが、いま図12に示したように、
コイルを共用させることを考える。図10において、コ
イルaとd、コイルbとf、コイルcとe、コイルaとd、コイ
ルbとf、コイルcとeをまとめることができる。そこで、
図10と図12のコイルを対照させると、図12のコイ
ル1〜12に流す複合電流I1〜I12は、 I1=Ia+Id I2=Ic I3=Ib+If I4=Ia I5=Ic+Ie I6=Ib I7=Ia+Id I8=Ic I9=Ib+If I10=Ia I11=Ic+Ie I12=Ib であればよいことがわかる。
電流を流すコイルの負担が、I2、I4、I6、I8、I10、I12
の各電流を流す残りのコイルよりも大きくなるため、残
りのコイルにも負担を分散させて内側回転磁界を形成さ
せることを考える。
の1、1、2、2に対応する部分は、図2では外周側コイル
のa、a、c、cと内周側コイルのd、dである。この場合
に、コイルd、dの位相を等価的にずらした状態を考え、
そのずらせたものを新たにコイルd´、d´とすると、こ
のうちコイルd´に流す電流Id´の半分ずつをコイルaと
cに、またコイルd´に流す電流Id ´の半分ずつをコイル
aとcに割り振る。残りも同様である。
て I1=Ia+(1/2)Id´ I2=Ic+(1/2)Id´ I3=Ib+(1/2)If´ I4=Ia+(1/2)If´ I5=Ic+(1/2)Ie´ I6=Ib+(1/2)Ie´ I7=Ia+(1/2)Id´ I8=Ic+(1/2)Id´ I9=Ib+(1/2)If´ I10=Ia+(1/2)If´ I11=Ic+(1/2)Ie´ I12=Ib+(1/2)Ie´ が得られる。ただし、コイルe´、f´もコイルe、fを等
価的にずらしたものである。
2項の電流Ii〜Ixiiは図13に示したように12相交流と
なるわけで、この12相交流で内側回転磁界を形成するよ
うにすればよいのである。
場合 〈2-6-1〉12相交流で内側回転磁界を作ることを考える
と、このときの磁束密度Bc2は次のようになる。
と変わりない。
る。
を計算する。
7)式を、内側回転磁界を3相交流で与えた場合に得られ
る上記の(31)式と比較すると、(37)式のほうが(31)式よ
りも固定項(最後の項)が4倍となっている。つまり、
内側磁石の駆動電流を12相の交流(Ii〜Ixii)とすれ
ば、内側磁石の駆動電流を3相交流とする場合より4倍も
の駆動力が得られるわけである。このことは、逆にいえ
ば、内側磁石に同じ駆動力を発生させるのに、内側駆動
電流は3相時の1/4で済むことを意味している。
側磁石の磁極数が6、内側磁石の磁極数が2)である場合
を考える。
磁束密度B1、B2は次のようになる。
外側と内側の各磁石用のステータコイルによる磁束密度
Bc1、Bc2を、 Bc1=μn(Ica(t)sin(3θ)+Icb(t)sin(3θ-2π/3) +Icc(t)sin(3θ-4π/3)) …(43) Bc2=μn(Icd(t)sin(θ)+Ice(t)sin(θ-2π/3) +Icf(t)sin(θ-4π/3)) …(44) とする。
図15に示す。
線対称で発生するから、f1を半周分の力とすると、 τ1=2f1×r1(r1は半径) である。半周に3つの等価直流電流が流れるので、これ
ら3つの電流に働く力の和がf1となる。
イルa、b、cの励磁電流によって外側磁石に作用するト
ルクをコントロールできることを示している。また、コ
イルd、e、fの励磁電流の影響を受けないことも示して
いる。
直径を中心として線対称で発生するから、f2を半周分の
力とすると、τ2=2f2×r2である。半周に1つの等価直
流電流が流れるので、この1つの等価直流電流に働く力
がf2となる。
る磁場以外の影響(相対位相角度で2π/3、4π/3)がある
ことがわかる。この影響をわかりやすくするためピーク
の時刻tのときの各外側磁石の位置をφ1=ωt+π/6、φ
2=ωt+5π/6、φ3=ωt+9π/6とする。
界は、 B1=Bm1 (cos(ω1t+π/6-θ)+cos(ω1t+5π/6-θ)+cos(ω1t+9π/6-θ)) =μIm1(cos(ω1t+π/6-θ)+cos(ω1t+5π/6-θ)+cos(ω1t+9π/6-θ)) =0 これは120度ごとの交差角度のある磁極は内側コイル上
では打ち消しあってしまうことを示している。つまり、
外側磁石の磁極数は内側磁石に影響を与えない。同様に
して外側コイルの作る磁場も合計で0となる。したがっ
て、このときの駆動力f2は次のようになる。
合 上記の3相交流Ica(t)、Icb(t)、Icc(t)と同じく3相交流
Icd(t)、Ice(t)、Icf(t)を Ica(t)=Ic1 cos(3ω1t-3β) …(49a) Icb(t)=Ic1 cos(3ω1t-3β-2π/3) …(49b) Icc(t)=Ic1 cos(3ω1t-3β-4π/3) …(49c) Icd(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ) …(50a) Ice(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-2π/3) …(50b) Icf(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-4π/3) …(50c) とする。
可能とするため、時間の関数であるIc2(t)とおいてい
る。
(49c)および式(50a)式〜(50c)式を(47)式に代入して、f
1、f2を計算する。
外側磁石および外側コイルの作る磁界の影響がない場合
は、 f2=3/2 n Ic2(t)sin(γ+α)) …(53) となり、一定トルクで駆動できる。
る磁界の影響が残る場合は、(52)式において、 Ic2(t)=(2/3C/μIm2-Im1 sin(3(ω1-ω2)t-3α) +n Ic1 sin(3ω1t-3β-3ω2t-3α))/(n sin(γ+α)) …(54) ただし、C:定数 とすると、f2=Cとなり一定トルクでの駆動が可能と
なる。つまり、磁極数比が3:1の場合、(52)式によれ
ば、内側磁石の回転に対して外側磁石の影響が若干発生
することを意味している。より正確には位相差(ω1-
ω2)に応じた一定のトルク変動が内側磁石の回転に生じ
る。その様子を図16に示す。矩形波モデルとしたと
き、顕著に外側磁石と内側磁石の磁力干渉の影響が表さ
れる。いま、状態Aを考えると、この状態よりも状態B
のほうが安定するため、Bの状態へ移そうとするトルク
が発生する。このトルクは断続トルクとなり、位相差
(ω1-ω2)によって発生するわけである。さらに述べる
と、現実にはコイルの間の距離の影響を受けたり完全な
正弦波が実現できないため、完全に外側磁石の影響を打
ち消すことができない場合があり、その場合の最も極端
な場合がこの(52)式で表される。
うことで、その一定トルク変動を打ち消すことが可能と
なり、磁極数比が3:1の場合であっても内側磁石を一定
トルクで駆動できるのである。
ぞれに同期させてステータコイルに電流を流すとき、両
方の磁石にそれぞれ回転トルクが発生することがわか
る。計算はしなかったが、外側磁石に同期させてステー
タコイルに電流を流したときは外側磁石にのみ、また内
側磁石に同期させてステータコイルに電流を流したとき
は内側磁石にのみ回転トルクが発生することはいうまで
もない。このことから、磁極数比が3:1の組み合わせで
あるときにも、回転電機として働くことが可能であるこ
とが証明された。
したように共用化することを考える。図14においてコ
イルaとd、コイルaとf、コイルaとe、コイルaとd、コイ
ルaとf、コイルaとeをまとめればよいから、図17と対
照させると、図17においてステータコイルに流す複合
電流を、 I1=Ia+Id I10=I 1=Ia+Id I2=Ic I11=I 2=Ic I3=Ib I12=I 3=Ib I4=Ia+If I13=I 4=Ia+If I5=Ic I14=I 5=Ic I6=Ib I15=I 6=Ib I7=Ia+Ie I16=Ia+Ie I8=Ic I17=I 8=Ic I9=Ib I18=I 9=Ib とすればよいことがわかる。つまり、磁極数比が3:1の
組み合わせでは、9相の電流で代表することができる。
これは、磁極数比が2:1の組み合わせとの対比からいえ
ば、磁極数比が3:1の組み合わせでは18相の交流としな
ければならないのであるが、磁極数比が3:1の組み合わ
せの場合に限り、半周で位相が反転しているため、18相
の半分の9相の交流で代表することができるからであ
る。
の負担が大きくなるため、残りのコイルも使用して内側
回転磁界を形成させることを考えると、 I1=Ia+Ii I10=I 1=Ia+I i I2=Ic+I vi I11=I 2=Ic+Ivi I3=Ib+Iii I12=I 3=Ib+I ii I4=Ia+I vii I13=I 4=Ia+Ivii I5=Ic+Iiii I14=I 5=Ic+I iii I6=Ib+I viii I15=I 6=Ib+Iviii I7=Ia+Iiv I16=I 7=Ia+I iv I8=Ic+I ix I17=I 8=Ic+Iix I9=Ib+Iv I18=I 9=Ib+I v であればよい。
Iix、I i〜I ixの位置関係を図18に示す。
合 〈3-5-1〉9相交流で内側回転磁界を作ることを考える
と、このときの磁束密度Bc2は次のようになる。
c(t)sin(3ω1t-4π/3)) …(57) となり、内側回転磁界を3相交流で与えた場合に得られ
る上記(46)式と変わりない。
る。
場合 上記の3相交流Ica(t)、Icb(t)、Icc(t)は Ica(t)=Ic1 cos(3ω1t-3β) …(59a) Icb(t)=Ic1 cos(3ω1t-3β-2π/3) …(59b) Icc(t)=Ic1 cos(3ω1t-3β-4π/3) …(59c) であり、上記の9相交流Ici(t)〜Icix(t)を Ici(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ) …(60a) Icii(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-2π/9) …(60b) Iciii(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-4π/9) …(60c) Iciv(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-6π/9) …(60d) Icv(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-8π/9) …(60e) Icvi(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-10π/9) …(60f) Icvii(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-12π/9) …(60g) Icviii(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-14π/9) …(60h) Icix(t)=Ic2(t) cos(ω2t-γ-16π/9) …(60i) とおく。
を(58)式に代入して、f2を計算する。
うに、他相の分を考慮すると打ち消されることになるの
は、3相交流の場合と同じである。
合に得られるこの(61)式を、内側回転磁界を3相交流で
与えた場合に得られる上記の(52)式と比較すると、(61)
式のほうが(52)式よりも固定項(最後の項)が3倍とな
っている。つまり、内側磁石の駆動電流を9相の交流(I
i〜Iix)とすれば、内側磁石の駆動電流を3相交流とす
る場合より3倍もの電磁力(駆動トルク)が得られるわ
けである。このことは、逆にいえば、内側磁石に同じ駆
動トルクを発生させるのに、駆動電流は1/3でよいこと
を意味している。
での各実施形態を示す。これらも前述の4つの実施形態
と同様に、ステータの内と外にロータ3、4を配置したも
のである。ただし、図19、図20は磁極数比が2:1、
図21は磁極数比が2:3、図22は磁極数比が4:3、図
23、図25は磁極数比が2:1、図24は磁極数比が
9:1の組み合わせのものである。まとめると、外側磁石
の磁極数が内側磁石の磁極数より多い場合に限らず、外
側磁石の磁極数が内側磁石の磁極数より少ない場合でも
かまわない。また、ロータは第1から第4までの各実施
形態で説明した一周分を展開して複数個を連結し、円筒
状に構成しても、展開する前のものと同様に扱うことが
できる。
基本的にどんな並び方でもかまわない。たとえば、図2
6は、ステータ41の内側に中間ロータ42と内ロータ43の
2つのロータを配置したものである。この場合、中間ロ
ータ42を外枠44と同じに鉄枠で覆ったのでは、ステータ
41に発生する磁束が内ロータ43まで届かなくなるので、
中間ロータ42を鉄枠で覆うことはしない。図示しない
が、ステータの外側に2つのロータを配置したときも同
様である。このように、ステータを最も外側か最も内側
に配置したときのメリットは、ステータのコイルを冷や
す必要がある場合に冷却が容易になる点にある。
構成する場合で説明したが、各ロータを電磁石で構成す
ることができることはいうまでもない。
場合に限らず、PAM信号その他の信号を用いる場合で
もかまわない。
ップ型(径方向にロータとステータの空隙がある)のも
のについて述べたが、アキシャルギャップ型(軸方向に
ロータとステータの空隙がある)のものについても本発
明を適用できる。
置した回転電機本体の概略断面図。
図。
デル図。
デル図。
デル図。
デル図。
図。
図。
図。
Claims (6)
- 【請求項1】2つのロータと1つのステータを三層構造
かつ同一の軸上に構成するとともに、前記2つのロータ
に対して別々の回転磁場を発生させる共通のコイルを前
記ステータに形成し、この共通のコイルに前記各ロータ
に対応する電流を加え合わせた複合電流を流すことを特
徴とする回転電機。 - 【請求項2】各ロータの回転位相を検出し、この検出さ
れた各回転位相に応じて前記複合電流を制御することを
特徴とする請求項1に記載の回転電機。 - 【請求項3】前記共通のコイルに前記複合電流を流す手
段はインバータであることを特徴とする請求項2に記載
の回転電機。 - 【請求項4】前記ロータを永久磁石で構成することを特
徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の回
転電機。 - 【請求項5】円筒状のステータの外側と内側に所定の間
隔をおいてロータを配置することを特徴とする請求項1
から3までのいずれか一つに記載の回転電機。 - 【請求項6】ステータを最も外側かまたは最も内側に配
置する場合に、ステータから離れた側のロータにまでス
テータに近い側のロータを貫通して磁束が届くようにす
ることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つ
に記載の回転電機。
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