JP2001157487A - 回転電機の制御装置 - Google Patents
回転電機の制御装置Info
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- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
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- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】低負荷時の効率を向上させ、かつ故障時のトル
ク低下等の不具合を抑制できる回転電機の制御装置を提
供する。 【解決手段】PWM制御によるインバータ30と、リア
クトルL1に流れる電流を開閉することで電源電圧を昇
圧してインバータへ与える昇圧回路(Tr1、C1と3
7)と、電源へ電力を回生する回生回路(Tr2と3
8)と、を備えた駆動回路21を複数個備え、多相回転
電機20の巻線を3相毎に複数のグループに分け、それ
ぞれのグループ毎に上記駆動回路を接続し、低負荷時に
は複数の駆動回路のうち、負荷量に応じた所定数の駆動
回路のみを動作させ、全体の負荷量を動作している駆動
回路で分担させるように制御し、かつインバータの異常
時にはその駆動回路の動作を停止させ、全体の負荷量を
残りの正常な駆動回路で分担させるように制御する回転
電機の制御装置。
ク低下等の不具合を抑制できる回転電機の制御装置を提
供する。 【解決手段】PWM制御によるインバータ30と、リア
クトルL1に流れる電流を開閉することで電源電圧を昇
圧してインバータへ与える昇圧回路(Tr1、C1と3
7)と、電源へ電力を回生する回生回路(Tr2と3
8)と、を備えた駆動回路21を複数個備え、多相回転
電機20の巻線を3相毎に複数のグループに分け、それ
ぞれのグループ毎に上記駆動回路を接続し、低負荷時に
は複数の駆動回路のうち、負荷量に応じた所定数の駆動
回路のみを動作させ、全体の負荷量を動作している駆動
回路で分担させるように制御し、かつインバータの異常
時にはその駆動回路の動作を停止させ、全体の負荷量を
残りの正常な駆動回路で分担させるように制御する回転
電機の制御装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多相回転電機の制御
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多相回転電機としては、例えば、特開平
11−275826号公報に記載されたものがある。こ
の回転電機は、中空円筒状のステータの内側と外側に所
定のギャップをおいて中空円筒状の外側ロータと内側ロ
ータとが配置された構造(後記図5で詳細説明)になっ
ている。そして外側ロータ軸と内側ロータ軸は同一軸上
に並ぶように配置され、外側ロータと内側ロータは同軸
上でそれぞれ独立に回転出来るようになっている(詳細
後述)。このような多相回転電機の駆動装置としては、
回転電機の相数と同じ相数のインバータを設け、そのイ
ンバータの各ゲート(インバータを構成するトランジス
タのベース)を例えばPWM信号でオン、オフ制御する
ことによって回転電機の各相の巻線に電流を供給する回
路を用いることが出来る。
11−275826号公報に記載されたものがある。こ
の回転電機は、中空円筒状のステータの内側と外側に所
定のギャップをおいて中空円筒状の外側ロータと内側ロ
ータとが配置された構造(後記図5で詳細説明)になっ
ている。そして外側ロータ軸と内側ロータ軸は同一軸上
に並ぶように配置され、外側ロータと内側ロータは同軸
上でそれぞれ独立に回転出来るようになっている(詳細
後述)。このような多相回転電機の駆動装置としては、
回転電機の相数と同じ相数のインバータを設け、そのイ
ンバータの各ゲート(インバータを構成するトランジス
タのベース)を例えばPWM信号でオン、オフ制御する
ことによって回転電機の各相の巻線に電流を供給する回
路を用いることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき従来の駆
動装置においては、回転電機の各相に均等に電力を供給
するようになっていた。そのため、低負荷の場合には、
インバータをオン、オフ制御するPWM信号のデューテ
ィが小さく(パルス幅が狭く)なるので、回転電機への
印加電圧に高調波成分が多く含まれることになり、回転
電機の鉄損が大きくなって効率が低下するという問題が
あった。また、インバータの一部に故障が生じた場合に
は、発生トルクが低下したり、場合によっては回転電機
が停止することもある、という問題があった。
動装置においては、回転電機の各相に均等に電力を供給
するようになっていた。そのため、低負荷の場合には、
インバータをオン、オフ制御するPWM信号のデューテ
ィが小さく(パルス幅が狭く)なるので、回転電機への
印加電圧に高調波成分が多く含まれることになり、回転
電機の鉄損が大きくなって効率が低下するという問題が
あった。また、インバータの一部に故障が生じた場合に
は、発生トルクが低下したり、場合によっては回転電機
が停止することもある、という問題があった。
【0004】本発明は上記ごとき従来技術の問題を解決
するためになされたものであり、低負荷時の効率を向上
させ、かつ故障時のトルク低下等の不具合を抑制するこ
との出来る回転電機の制御装置を提供することを目的と
する。
するためになされたものであり、低負荷時の効率を向上
させ、かつ故障時のトルク低下等の不具合を抑制するこ
との出来る回転電機の制御装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するように
構成している。すなわち、請求項1に記載の発明におい
ては、PWM制御によるインバータと、リアクトルに流
れる電流をオンオフすることによって電源電圧を昇圧し
て前記インバータへ与える昇圧回路と、負荷からの逆駆
動時に回転電機から電源へ電力を回生する回生回路と、
を備えた駆動回路を複数個備え、多相回転電機の巻線を
3相毎に複数のグループに分け、それぞれのグループ毎
に上記駆動回路を接続し、かつ、低負荷時には上記複数
の駆動回路のうち、負荷量に応じた所定数の駆動回路の
みを動作させ、全体の負荷量を前記動作している駆動回
路で分担させるように制御する制御手段を備えるように
構成している。上記のように構成したことにより、駆動
回路のインバータ駆動用PWM信号の低負荷時における
デューティを大きくすることが出来ので、モータの鉄損
が減少して低負荷時における効率を向上させることが出
来る。また、低負荷時には動作しないインバータが多く
なるので、インバータのスイッチング損が減少し、それ
によっても効率を向上させることが出来る。
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するように
構成している。すなわち、請求項1に記載の発明におい
ては、PWM制御によるインバータと、リアクトルに流
れる電流をオンオフすることによって電源電圧を昇圧し
て前記インバータへ与える昇圧回路と、負荷からの逆駆
動時に回転電機から電源へ電力を回生する回生回路と、
を備えた駆動回路を複数個備え、多相回転電機の巻線を
3相毎に複数のグループに分け、それぞれのグループ毎
に上記駆動回路を接続し、かつ、低負荷時には上記複数
の駆動回路のうち、負荷量に応じた所定数の駆動回路の
みを動作させ、全体の負荷量を前記動作している駆動回
路で分担させるように制御する制御手段を備えるように
構成している。上記のように構成したことにより、駆動
回路のインバータ駆動用PWM信号の低負荷時における
デューティを大きくすることが出来ので、モータの鉄損
が減少して低負荷時における効率を向上させることが出
来る。また、低負荷時には動作しないインバータが多く
なるので、インバータのスイッチング損が減少し、それ
によっても効率を向上させることが出来る。
【0006】また、請求項2に記載の発明においては、
インバータの異常を検出する手段を備え、インバータに
異常が生じた駆動回路の動作を停止させ、全体の負荷量
を残りの正常な駆動回路で分担させるように構成してい
る。このように構成したことにより、異常時におけるト
ルクの低下やモータ停止等の不具合を抑制することが出
来る。
インバータの異常を検出する手段を備え、インバータに
異常が生じた駆動回路の動作を停止させ、全体の負荷量
を残りの正常な駆動回路で分担させるように構成してい
る。このように構成したことにより、異常時におけるト
ルクの低下やモータ停止等の不具合を抑制することが出
来る。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、インバー
タの異常を検出する手段の例を示すものである。
タの異常を検出する手段の例を示すものである。
【0008】また、請求項4に記載の発明においては、
インバータへの印加電圧が目標トルクに対応した電圧に
なるように昇圧回路を制御するように構成している。こ
のように構成したことにより、汎用のPWM制御インバ
ータを用いながらPAM制御と同様の精密な電圧制御を
行うことが出来る。
インバータへの印加電圧が目標トルクに対応した電圧に
なるように昇圧回路を制御するように構成している。こ
のように構成したことにより、汎用のPWM制御インバ
ータを用いながらPAM制御と同様の精密な電圧制御を
行うことが出来る。
【0009】また、請求項5に記載の発明においては、
昇圧回路の制御信号と回生回路の制御信号とが同時に出
力されないように制限するゲート回路を備えたものであ
る。このように構成したことにより、回生動作と昇圧動
作が同時行われることがないように確実に防止すること
が出来る。
昇圧回路の制御信号と回生回路の制御信号とが同時に出
力されないように制限するゲート回路を備えたものであ
る。このように構成したことにより、回生動作と昇圧動
作が同時行われることがないように確実に防止すること
が出来る。
【0010】
【発明の効果】本発明においては、負荷の大きさに応じ
て動作させる駆動回路の数を変化させ、低負荷時には少
ない数の駆動回路を動作させることにより、動作してい
る駆動回路の負荷分担量が大きくなるので、駆動回路の
インバータ駆動用PWM信号の低負荷時におけるデュー
ティを大きくすることが出来る。そのため、モータの鉄
損が減少して低負荷時における効率を向上させることが
出来る。また、低負荷時には動作しないインバータが多
くなるので、インバータのスイッチング損が減少し、そ
れによっても効率を向上させることが出来る。
て動作させる駆動回路の数を変化させ、低負荷時には少
ない数の駆動回路を動作させることにより、動作してい
る駆動回路の負荷分担量が大きくなるので、駆動回路の
インバータ駆動用PWM信号の低負荷時におけるデュー
ティを大きくすることが出来る。そのため、モータの鉄
損が減少して低負荷時における効率を向上させることが
出来る。また、低負荷時には動作しないインバータが多
くなるので、インバータのスイッチング損が減少し、そ
れによっても効率を向上させることが出来る。
【0011】また、インバータに異常が発生した場合に
は、異常なインバータを停止させ、正常なインバータで
全体の負荷量を分担させるように制御することにより、
異常時におけるトルク低下やモータ停止等の不具合を抑
制することが出来る。
は、異常なインバータを停止させ、正常なインバータで
全体の負荷量を分担させるように制御することにより、
異常時におけるトルク低下やモータ停止等の不具合を抑
制することが出来る。
【0012】また、リアクトルの電流をオンオフするこ
とによって昇圧する簡単な昇圧回路を用いることによ
り、回転電機の駆動電圧を可変に出来るので、汎用のP
WM制御インバータを用いながらPAM制御と同様の精
密な電圧制御を行うことが出来る。
とによって昇圧する簡単な昇圧回路を用いることによ
り、回転電機の駆動電圧を可変に出来るので、汎用のP
WM制御インバータを用いながらPAM制御と同様の精
密な電圧制御を行うことが出来る。
【0013】また、昇圧回路と回生回路の制御信号が同
時に出力されないように制限するゲート回路を備えたこ
とにより、回生動作と昇圧動作が同時行われることがな
いように確実に防止することが出来る。
時に出力されないように制限するゲート回路を備えたこ
とにより、回生動作と昇圧動作が同時行われることがな
いように確実に防止することが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】まず、本発明を適用する回転電機
の例として、本出願人が以前に出願した特開平11−2
75826号公報記載の回転電機の構造、およびその駆
動回路について説明する。なお、本発明は上記の回転電
機に限らず、多相電動機や発電機であれば適用出来る。
の例として、本出願人が以前に出願した特開平11−2
75826号公報記載の回転電機の構造、およびその駆
動回路について説明する。なお、本発明は上記の回転電
機に限らず、多相電動機や発電機であれば適用出来る。
【0015】図5は、上記公報記載の回転電機の構造を
示す図であり、(a)は回転電機全体の概略断面図、
(b)はロータとステータ部分の断面図〔(a)のA−
A’断面図、ただし軸や外枠部分は除き、ロータとステ
ータのみを示す〕である。なお、図5は外側ロータの磁
極数が4、内側ロータの磁極数が2で、その比である磁
極数比が2:1の場合を示している。
示す図であり、(a)は回転電機全体の概略断面図、
(b)はロータとステータ部分の断面図〔(a)のA−
A’断面図、ただし軸や外枠部分は除き、ロータとステ
ータのみを示す〕である。なお、図5は外側ロータの磁
極数が4、内側ロータの磁極数が2で、その比である磁
極数比が2:1の場合を示している。
【0016】図5において、中空円筒状のステータ2の
外側と内側に所定のギャップをおいて中空円筒状の外側
ロータ3と内側ロータ4が配置され、3層構造になって
いる。また、内側ロータ軸9と外側ロータ軸10とは同
一の軸上に並ぶように設けられ、内側ロータ4と外側ロ
ータ3は同軸上でそれぞれ独立に回転出来るようになっ
ている。なお、軸受等は図示を省略している。
外側と内側に所定のギャップをおいて中空円筒状の外側
ロータ3と内側ロータ4が配置され、3層構造になって
いる。また、内側ロータ軸9と外側ロータ軸10とは同
一の軸上に並ぶように設けられ、内側ロータ4と外側ロ
ータ3は同軸上でそれぞれ独立に回転出来るようになっ
ている。なお、軸受等は図示を省略している。
【0017】内側ロータ4は半周をS極、もう半周をN
極とした一対の永久磁石で形成され、これに対して、外
側ロータ3は内側ロータ4の一極当たり2倍の極数を持
つように永久磁石が配置される。つまり、外側ロータ3
のS極、N極は各2個であり、90度毎にS極とN極が
入れ替わるように構成されている。
極とした一対の永久磁石で形成され、これに対して、外
側ロータ3は内側ロータ4の一極当たり2倍の極数を持
つように永久磁石が配置される。つまり、外側ロータ3
のS極、N極は各2個であり、90度毎にS極とN極が
入れ替わるように構成されている。
【0018】このように各ロータ3、4の磁極を配置す
ると、内側ロータ4の磁石は外側ロータ3の磁石により
回転力を与えられることがなく、この逆に外側ロータ3
の磁石が内側ロータ4の磁石により回転力を与えられる
こともない。
ると、内側ロータ4の磁石は外側ロータ3の磁石により
回転力を与えられることがなく、この逆に外側ロータ3
の磁石が内側ロータ4の磁石により回転力を与えられる
こともない。
【0019】たとえば、内側ロータ4の磁石が外側ロー
タ3に及ぼす影響を考えてみる。簡単のため内側ロータ
4は固定して考える。まず、内側ロータ4のS極とこれ
に対峙する外側ロータ3の上側磁石SNとの関係におい
て、図示の状態で仮に内側ロータ4のS極が出す磁力を
受けて、外側ロータの上側磁石SNが時計方向に回転し
ようとしたとすると、内側ロータ4のN極とこれに対峙
する外側ロータ3の下側磁石SNとの関係においては、
内側ロータ4のN極により外側ロータ3の下側磁石SN
が反時計方向に回転しようとする。つまり、内側ロータ
4のS極が外側ロータ3の上側磁石に及ぼす磁力と内側
ロータ4のN極が外側ロータ3の下側磁石に及ぼす磁力
とがちょうど相殺することになり、外側ロータ3は内側
ロータ4と関係なく、ステータ2との関係だけで制御可
能となるわけである。このことは、後述するようにステ
ータコイルに発生する回転磁場とロータとの間でも同じ
である。
タ3に及ぼす影響を考えてみる。簡単のため内側ロータ
4は固定して考える。まず、内側ロータ4のS極とこれ
に対峙する外側ロータ3の上側磁石SNとの関係におい
て、図示の状態で仮に内側ロータ4のS極が出す磁力を
受けて、外側ロータの上側磁石SNが時計方向に回転し
ようとしたとすると、内側ロータ4のN極とこれに対峙
する外側ロータ3の下側磁石SNとの関係においては、
内側ロータ4のN極により外側ロータ3の下側磁石SN
が反時計方向に回転しようとする。つまり、内側ロータ
4のS極が外側ロータ3の上側磁石に及ぼす磁力と内側
ロータ4のN極が外側ロータ3の下側磁石に及ぼす磁力
とがちょうど相殺することになり、外側ロータ3は内側
ロータ4と関係なく、ステータ2との関係だけで制御可
能となるわけである。このことは、後述するようにステ
ータコイルに発生する回転磁場とロータとの間でも同じ
である。
【0020】ステータ2のコイルは、外側ロータ3の1
磁極当たり3個のコイル6で構成され、合計12個(=
3×4)のコイル6が同一の円周上に等分に配置されて
いる。丸で囲んだ数字はそれぞれコイルの巻線を示し、
例えば1と1とが1つのコイルを形成し、それぞれ電流
の方向が逆なことを示している。すなわち、1は紙面方
向へ電流の流れる巻線であり、1はその逆方向に電流の
流れる巻線である。この場合の巻線方法は集中巻であ
る。
磁極当たり3個のコイル6で構成され、合計12個(=
3×4)のコイル6が同一の円周上に等分に配置されて
いる。丸で囲んだ数字はそれぞれコイルの巻線を示し、
例えば1と1とが1つのコイルを形成し、それぞれ電流
の方向が逆なことを示している。すなわち、1は紙面方
向へ電流の流れる巻線であり、1はその逆方向に電流の
流れる巻線である。この場合の巻線方法は集中巻であ
る。
【0021】また、7はコイルが巻回されるコアで、コ
イル6と同数のコア7が円周上に等分に所定の間隔(ギ
ャップ)8をおいて配列されている。
イル6と同数のコア7が円周上に等分に所定の間隔(ギ
ャップ)8をおいて配列されている。
【0022】なお、後述するように、12個のコイルは
番号で区別しており、この場合に6番目のコイルという
意味でコイル6が出てくる。上記のコイル6という表現
と紛らわしいが、意味するところは異なっている。
番号で区別しており、この場合に6番目のコイルという
意味でコイル6が出てくる。上記のコイル6という表現
と紛らわしいが、意味するところは異なっている。
【0023】これら12個のコイルには次のような複合
電流I1〜I12を流す。まず内側ロータ4に対する回転
磁場を発生させる電流(三相交流)を流すため、[1,
2]=[7,8]、[3,4]=[9,10]、[5,
6]=[11,12]の3組のコイルに120度ずつ位
相のずれた電流Id、If、Ieを設定する。ここで、
番号の下に付けたアンダーラインは反対方向に電流を流
すことを意味させている。たとえば、1組のコイル
[1,2]=[7,8]に電流Idを流すとは、コイル
1からコイル7に向けてIdの半分の電流を、かつコイ
ル2からコイル8に向けてIdのもう半分の電流を流す
ことに相当する。1と2、7と8が円周上でそれぞれ近
い位置にあるので、この電流供給により、内側ロータ4
の磁極と同数(2極)の回転磁場を生じさせることが可
能となる。
電流I1〜I12を流す。まず内側ロータ4に対する回転
磁場を発生させる電流(三相交流)を流すため、[1,
2]=[7,8]、[3,4]=[9,10]、[5,
6]=[11,12]の3組のコイルに120度ずつ位
相のずれた電流Id、If、Ieを設定する。ここで、
番号の下に付けたアンダーラインは反対方向に電流を流
すことを意味させている。たとえば、1組のコイル
[1,2]=[7,8]に電流Idを流すとは、コイル
1からコイル7に向けてIdの半分の電流を、かつコイ
ル2からコイル8に向けてIdのもう半分の電流を流す
ことに相当する。1と2、7と8が円周上でそれぞれ近
い位置にあるので、この電流供給により、内側ロータ4
の磁極と同数(2極)の回転磁場を生じさせることが可
能となる。
【0024】次に、外側ロータ3に対する回転磁場を発
生させる電流(三相交流)を流すため、[1]=[4]
=[7]=[10]、[2]=[5]=[8]=[1
1]、[3]=[6]=[9]=[12]の3組のコイ
ルに120度ずつ位相がずれた電流Ia、Ic、Ibを
設定する。たとえば、1組のコイル[1]=[4]=
[7]=[10]に電流Iaを流すとは、コイル1から
コイル4にIaの電流をかつコイル7からコイル10に
向けてもIaの電流を流すことに相当する。コイル1と
7、コイル4と10がそれぞれ円周上の180度ずつ離
れた位置にあるため、この電流供給により、外側ロータ
3の磁極と同数(4極)の回転磁場を生じさせることが
できる。
生させる電流(三相交流)を流すため、[1]=[4]
=[7]=[10]、[2]=[5]=[8]=[1
1]、[3]=[6]=[9]=[12]の3組のコイ
ルに120度ずつ位相がずれた電流Ia、Ic、Ibを
設定する。たとえば、1組のコイル[1]=[4]=
[7]=[10]に電流Iaを流すとは、コイル1から
コイル4にIaの電流をかつコイル7からコイル10に
向けてもIaの電流を流すことに相当する。コイル1と
7、コイル4と10がそれぞれ円周上の180度ずつ離
れた位置にあるため、この電流供給により、外側ロータ
3の磁極と同数(4極)の回転磁場を生じさせることが
できる。
【0025】この結果、12個のコイルには次の各複合
電流I1〜I12を流せばよいことになる。 I1=(1/2)Id+Ia I2=(1/2)Id+Ic I3=(1/2)If+Ib I4=(1/2)If+Ia I5=(1/2)Ie+Ic I6=(1/2)Ie+Ib I7=(1/2)Id+Ia I8=(1/2)Id+Ic I9=(1/2)If+Ib I10=(1/2)If+Ia I11=(1/2)Ie+Ic I12=(1/2)Ie+Ib ただし、電流記号の下につけたアンダーラインは逆向き
の電流であることを表している。
電流I1〜I12を流せばよいことになる。 I1=(1/2)Id+Ia I2=(1/2)Id+Ic I3=(1/2)If+Ib I4=(1/2)If+Ia I5=(1/2)Ie+Ic I6=(1/2)Ie+Ib I7=(1/2)Id+Ia I8=(1/2)Id+Ic I9=(1/2)If+Ib I10=(1/2)If+Ia I11=(1/2)Ie+Ic I12=(1/2)Ie+Ib ただし、電流記号の下につけたアンダーラインは逆向き
の電流であることを表している。
【0026】さらに図6を参照して複合電流の設定を説
明すると、図6は、図5との比較のため、ステータ2の
内周側と外周側に各ロータに対して別々の回転磁場を発
生させる専用のコイルを配置したものである。つまり、
内周側コイルd、f、eの配列が内側ロータに対する回
転磁場を、また外周側コイルa、c、bの配列が外側ロ
ータに対する回転磁場を発生する。この場合に、2つの
専用コイルを共通化して、図5に示した共通のコイルに
再構成するには、内周側コイルのうち、コイルdに流す
電流の半分ずつをコイルdの近くにあるコイルaとcに
負担させ、同様にして、コイルfに流す電流の半分ずつ
をコイルfの近くにあるコイルbとaに、またコイルe
に流す電流の半分ずつをコイルeの近くにあるコイルc
とbに負担させればよいわけである。上記複合電流I1
〜I12の式はこのような考え方を数式に表したものあ
る。なお、電流設定の方法はこれに限られるものでな
く、前記特開平11−275826号公報に記載のよう
に、他の電流設定方法でもかまわない。
明すると、図6は、図5との比較のため、ステータ2の
内周側と外周側に各ロータに対して別々の回転磁場を発
生させる専用のコイルを配置したものである。つまり、
内周側コイルd、f、eの配列が内側ロータに対する回
転磁場を、また外周側コイルa、c、bの配列が外側ロ
ータに対する回転磁場を発生する。この場合に、2つの
専用コイルを共通化して、図5に示した共通のコイルに
再構成するには、内周側コイルのうち、コイルdに流す
電流の半分ずつをコイルdの近くにあるコイルaとcに
負担させ、同様にして、コイルfに流す電流の半分ずつ
をコイルfの近くにあるコイルbとaに、またコイルe
に流す電流の半分ずつをコイルeの近くにあるコイルc
とbに負担させればよいわけである。上記複合電流I1
〜I12の式はこのような考え方を数式に表したものあ
る。なお、電流設定の方法はこれに限られるものでな
く、前記特開平11−275826号公報に記載のよう
に、他の電流設定方法でもかまわない。
【0027】このように電流設定を行うと、共通のコイ
ルでありながら、内側ロータ4に対する回転磁場と外側
ロータ3に対する回転磁場との2つの磁場が同時に発生
するが、内側ロータ4の磁石は外側ロータ3に対する回
転磁場により回転力を与えられることがなく、また外側
ロータ3の磁石が内側ロータ4に対する回転磁場により
回転力を与えられることもない。この点は前記特開平1
1−275826号公報に記載のように、理論解析で証
明されている。
ルでありながら、内側ロータ4に対する回転磁場と外側
ロータ3に対する回転磁場との2つの磁場が同時に発生
するが、内側ロータ4の磁石は外側ロータ3に対する回
転磁場により回転力を与えられることがなく、また外側
ロータ3の磁石が内側ロータ4に対する回転磁場により
回転力を与えられることもない。この点は前記特開平1
1−275826号公報に記載のように、理論解析で証
明されている。
【0028】上記Id、If、Ieの電流設定は内側ロ
ータ4の回転に同期して、また上記Ia、Ic、Ibの
電流設定は外側ロータ3の回転に同期してそれぞれ行
う。トルクの方向に対して位相の進み遅れを設定する
が、これは同期モータに対する場合と同じである。
ータ4の回転に同期して、また上記Ia、Ic、Ibの
電流設定は外側ロータ3の回転に同期してそれぞれ行
う。トルクの方向に対して位相の進み遅れを設定する
が、これは同期モータに対する場合と同じである。
【0029】図7は上記回転電機を制御するための回路
のブロック図である。上記複合電流I1〜I12をステー
タコイルに供給するため、バッテリなどの電源11から
の直流電流を交流電流に変換するインバータ12を備え
る。瞬時電流の全ての和は0になるためこのインバータ
12は、図8に詳細を示したように、通常の3相ブリッ
ジ型インバータを12相にしたものと同じで、24(=
12×2)個のトランジスタTr1〜Tr24とこのト
ランジスタと同数のダイオードから構成される。インバ
ータ12の各ゲート(トランジスタのベース)に与える
ON、OFF信号はPWM信号である。
のブロック図である。上記複合電流I1〜I12をステー
タコイルに供給するため、バッテリなどの電源11から
の直流電流を交流電流に変換するインバータ12を備え
る。瞬時電流の全ての和は0になるためこのインバータ
12は、図8に詳細を示したように、通常の3相ブリッ
ジ型インバータを12相にしたものと同じで、24(=
12×2)個のトランジスタTr1〜Tr24とこのト
ランジスタと同数のダイオードから構成される。インバ
ータ12の各ゲート(トランジスタのベース)に与える
ON、OFF信号はPWM信号である。
【0030】各ロータ3、4を同期回転させるため、各
ロータ3、4の位相を検出する回転角センサ13、14
が設けられ、これらセンサ13、14からの信号が入力
される制御回路15では、外側ロータ3、内側ロータ4
に対する必要トルク(正負あり)のデータ(必要トルク
指令)に基づいてPWM信号を発生させる。
ロータ3、4の位相を検出する回転角センサ13、14
が設けられ、これらセンサ13、14からの信号が入力
される制御回路15では、外側ロータ3、内側ロータ4
に対する必要トルク(正負あり)のデータ(必要トルク
指令)に基づいてPWM信号を発生させる。
【0031】このように、前記特開平11−27582
6号公報に記載の回転電機においては、2つのロータ
3、4と1つのステータ2を三層構造かつ同一の軸上に
構成すると共に、ステータ2に共通のコイル6を形成
し、この共通のコイル6にロータの数と同数の回転磁場
が発生するように複合電流を流すようにしたことから、
ロータの一方をモータとして、残りをジェネレータとし
て運転する場合に、モータ駆動電力と発電電力の差の分
の電流を共通のコイルに流すだけでよいので、効率を大
幅に向上させることができる。
6号公報に記載の回転電機においては、2つのロータ
3、4と1つのステータ2を三層構造かつ同一の軸上に
構成すると共に、ステータ2に共通のコイル6を形成
し、この共通のコイル6にロータの数と同数の回転磁場
が発生するように複合電流を流すようにしたことから、
ロータの一方をモータとして、残りをジェネレータとし
て運転する場合に、モータ駆動電力と発電電力の差の分
の電流を共通のコイルに流すだけでよいので、効率を大
幅に向上させることができる。
【0032】また、2つのロータに対してインバータが
1つでよくなり、さらにロータの一方をモータとして、
残りをジェネレータとして運転する場合には、上記のよ
うに、モータ駆動電力と発電電力の差の分の電流を共通
のコイルに流すだけでよくなることから、インバータの
電力スイッチングトランジスタのキャパシタンスを減ら
すことができ、これによってスイッチング効率が向上
し、より全体効率が向上する。
1つでよくなり、さらにロータの一方をモータとして、
残りをジェネレータとして運転する場合には、上記のよ
うに、モータ駆動電力と発電電力の差の分の電流を共通
のコイルに流すだけでよくなることから、インバータの
電力スイッチングトランジスタのキャパシタンスを減ら
すことができ、これによってスイッチング効率が向上
し、より全体効率が向上する。
【0033】次に、図1は本発明の制御装置の一実施の
形態を示す回路図であり、前記図5〜図8に示したごと
き回転電機の駆動回路に適用した場合を示す。なお、本
発明は他の形式の多相モータにも適用することが出来
る。図1に示した回路は、12相のモータ20(前記図
5のごとき構成を有するモータ)を3相ずつ4つのグル
ープに分け、それぞれを同一構成の4個の駆動回路21
〜24(詳細後述)で3相ずつ駆動するように接続して
いる。図示のように12相の場合には、30°間隔で設
けられている12個の各巻線(ステータ巻線)を3つ飛
び(120°毎)に一つの駆動回路に接続し、全体で4
個の駆動回路に接続している。このように多相モータの
各巻線を3相ずつに分けてそれぞれ別個の駆動回路で駆
動する。
形態を示す回路図であり、前記図5〜図8に示したごと
き回転電機の駆動回路に適用した場合を示す。なお、本
発明は他の形式の多相モータにも適用することが出来
る。図1に示した回路は、12相のモータ20(前記図
5のごとき構成を有するモータ)を3相ずつ4つのグル
ープに分け、それぞれを同一構成の4個の駆動回路21
〜24(詳細後述)で3相ずつ駆動するように接続して
いる。図示のように12相の場合には、30°間隔で設
けられている12個の各巻線(ステータ巻線)を3つ飛
び(120°毎)に一つの駆動回路に接続し、全体で4
個の駆動回路に接続している。このように多相モータの
各巻線を3相ずつに分けてそれぞれ別個の駆動回路で駆
動する。
【0034】図1において、40は直流電源(例えば自
動車のバッテリ)、25は駆動力分配処理回路、26は
モータの回転位置を検出するモータ位置センサ、27は
モータの回転速度を検出する速度センサであり、この両
センサはモータ20の回転軸に結合されている。速度セ
ンサ27の信号は速度アンプ28を介して駆動力分配処
理回路25へ送られ、モータ位置センサ26の信号は位
置アンプ29を介して駆動制御回路35へ送られる。
動車のバッテリ)、25は駆動力分配処理回路、26は
モータの回転位置を検出するモータ位置センサ、27は
モータの回転速度を検出する速度センサであり、この両
センサはモータ20の回転軸に結合されている。速度セ
ンサ27の信号は速度アンプ28を介して駆動力分配処
理回路25へ送られ、モータ位置センサ26の信号は位
置アンプ29を介して駆動制御回路35へ送られる。
【0035】また、破線で囲んだ駆動回路21内におい
て、30はインバータであり、各相毎に2個のトランジ
スタと2個のダイオードからなり、PWM制御回路36
から与えられる相互に逆位相のPWM信号に応じて、直
列に接続された2個のトランジスタが逆位相でオンオフ
することにより、モータ20に3相電力を供給する。
て、30はインバータであり、各相毎に2個のトランジ
スタと2個のダイオードからなり、PWM制御回路36
から与えられる相互に逆位相のPWM信号に応じて、直
列に接続された2個のトランジスタが逆位相でオンオフ
することにより、モータ20に3相電力を供給する。
【0036】また、31は各相の電流信号を増幅する電
流アンプ、32は電圧値を増幅する電圧アンプであり、
それぞれ駆動制御回路35へ送られる。また33は温度
センサであり、その信号は温度アンプ34を介して駆動
制御回路35へ送られる。
流アンプ、32は電圧値を増幅する電圧アンプであり、
それぞれ駆動制御回路35へ送られる。また33は温度
センサであり、その信号は温度アンプ34を介して駆動
制御回路35へ送られる。
【0037】駆動制御回路35は、上記のモータ位置、
温度、電圧値、電流値および駆動力分配処理回路25か
らの信号を入力し、それらに基づいてPWM制御回路3
6および昇圧制御回路37、回生制御回路38を制御す
る。また、ゲート回路39は昇圧制御回路37と回生制
御回路38の信号が同時に出力されないように切り替え
るゲートである。また、上記温度および電流値の信号は
駆動制御回路35を介して駆動力分配処理回路25へも
送られ、インバータの異常判断と駆動力分配の制御に用
いられる(詳細後述)。
温度、電圧値、電流値および駆動力分配処理回路25か
らの信号を入力し、それらに基づいてPWM制御回路3
6および昇圧制御回路37、回生制御回路38を制御す
る。また、ゲート回路39は昇圧制御回路37と回生制
御回路38の信号が同時に出力されないように切り替え
るゲートである。また、上記温度および電流値の信号は
駆動制御回路35を介して駆動力分配処理回路25へも
送られ、インバータの異常判断と駆動力分配の制御に用
いられる(詳細後述)。
【0038】また、L1はリアクトル、Tr1はトラン
ジスタ、D1はダイオード、C1はコンデンサであり、
これらは昇圧回路を構成している。すなわち、昇圧制御
回路37からの信号によってトランジスタTr1をオン
オフすると、オフ時点でリアクトルL1に直流電源40
よりも高い電圧が発生する。これがコンデンサC1に蓄
えられ、昇圧制御回路37からの信号に応じて昇圧され
た電圧を得ることが出来る。そしてトランジスタTr1
のオンオフの周期を短くすれば、より高い電圧が得られ
る。このようにインバータ30に印加する電圧を可変に
することにより、モータ20の駆動電圧を可変に出来
る。そのため汎用のPWM制御インバータを用いながら
PAM制御と同様の精密な電圧制御を行うことが出来
る。
ジスタ、D1はダイオード、C1はコンデンサであり、
これらは昇圧回路を構成している。すなわち、昇圧制御
回路37からの信号によってトランジスタTr1をオン
オフすると、オフ時点でリアクトルL1に直流電源40
よりも高い電圧が発生する。これがコンデンサC1に蓄
えられ、昇圧制御回路37からの信号に応じて昇圧され
た電圧を得ることが出来る。そしてトランジスタTr1
のオンオフの周期を短くすれば、より高い電圧が得られ
る。このようにインバータ30に印加する電圧を可変に
することにより、モータ20の駆動電圧を可変に出来
る。そのため汎用のPWM制御インバータを用いながら
PAM制御と同様の精密な電圧制御を行うことが出来
る。
【0039】また、モータ20の駆動時には直流電源4
0からの電力がダイオードD2を通ってインバータ30
に供給されるが、モータ20が負荷から逆に駆動される
状態時(例えば自動車の減速時)には、回生制御回路3
8の信号によってトランジスタTr2をオンにすること
により、モータ20が発電した電力をトランジスタTr
2を介して直流電源40へ回生することが出来る。な
お、図1の回路では、回生電流がリアクトルL1を通っ
て直流電源40へ流れるので、電源へのノイズを減少さ
せることが出来る。
0からの電力がダイオードD2を通ってインバータ30
に供給されるが、モータ20が負荷から逆に駆動される
状態時(例えば自動車の減速時)には、回生制御回路3
8の信号によってトランジスタTr2をオンにすること
により、モータ20が発電した電力をトランジスタTr
2を介して直流電源40へ回生することが出来る。な
お、図1の回路では、回生電流がリアクトルL1を通っ
て直流電源40へ流れるので、電源へのノイズを減少さ
せることが出来る。
【0040】駆動力分配処理回路25は、外部から与え
られるトルク指令値信号S1(例えば自動車のアクセル
操作量に対応した信号)に応じたトルク指令値を各駆動
回路の駆動制御回路35へ送って各駆動回路を制御する
が、後述する低負荷時および異常時には所定数の駆動回
路の動作を停止させる。
られるトルク指令値信号S1(例えば自動車のアクセル
操作量に対応した信号)に応じたトルク指令値を各駆動
回路の駆動制御回路35へ送って各駆動回路を制御する
が、後述する低負荷時および異常時には所定数の駆動回
路の動作を停止させる。
【0041】以下、制御フローに基づいて駆動力分配制
御を説明する。図2は駆動力分配制御のフローチャート
である。なお、このフローチャートは、図1に示したよ
うに12相のモータを4個の駆動回路で駆動する場合を
想定している。図2において、まずステップS10で
は、トルク指令値信号S1で指示されたトルク指令値T
qおよびインバータの異常数Nを読み込む。このインバ
ータの異常数とはインバータ30の異常が発生した駆動
回路の数(異常はインバータの温度および目標電流と実
電流との差で判断)を意味する。
御を説明する。図2は駆動力分配制御のフローチャート
である。なお、このフローチャートは、図1に示したよ
うに12相のモータを4個の駆動回路で駆動する場合を
想定している。図2において、まずステップS10で
は、トルク指令値信号S1で指示されたトルク指令値T
qおよびインバータの異常数Nを読み込む。このインバ
ータの異常数とはインバータ30の異常が発生した駆動
回路の数(異常はインバータの温度および目標電流と実
電流との差で判断)を意味する。
【0042】ステップS11では、異常数Nが2より大
か否かを判定する。Nが2より大の場合、すなわち3個
または4個の駆動回路が異常な場合には、ステップS1
5へ行き、全ての駆動回路(インバータ)を停止させ、
駆動回路にトルク制御値=0を指示する。そして駆動力
分配処理回路25からインバータの異常を示す異常信号
S2を外部へ出力する。
か否かを判定する。Nが2より大の場合、すなわち3個
または4個の駆動回路が異常な場合には、ステップS1
5へ行き、全ての駆動回路(インバータ)を停止させ、
駆動回路にトルク制御値=0を指示する。そして駆動力
分配処理回路25からインバータの異常を示す異常信号
S2を外部へ出力する。
【0043】異常数Nが2以下の場合には、ステップS
12へ行き、トルク指令値Tqの絶対値(以下省略して
単にトルク指令値Tqと記す)が所定値T1より小か否
かを判定する。そして小の場合にはステップS16へ行
き、正常な駆動回路2個を作動させる。そしてトルク指
令値Tqの1/2をトルク制御値として指示する。この
場合には、動作する2個の駆動回路がそれぞれTq/2
のトルクを負担することになる。
12へ行き、トルク指令値Tqの絶対値(以下省略して
単にトルク指令値Tqと記す)が所定値T1より小か否
かを判定する。そして小の場合にはステップS16へ行
き、正常な駆動回路2個を作動させる。そしてトルク指
令値Tqの1/2をトルク制御値として指示する。この
場合には、動作する2個の駆動回路がそれぞれTq/2
のトルクを負担することになる。
【0044】さらに、ステップS13では、トルク指令
値Tqが所定値T2(ただしT1<T2)より小か否か
を判定する。Tq<T2の場合には、ステップS14へ
行き、異常数Nが1より大か否かを判定する。そしてN
>1(すなわちこの場合はN=2)の場合は、ステップ
S16へ行って前記と同様の制御を行う。
値Tqが所定値T2(ただしT1<T2)より小か否か
を判定する。Tq<T2の場合には、ステップS14へ
行き、異常数Nが1より大か否かを判定する。そしてN
>1(すなわちこの場合はN=2)の場合は、ステップ
S16へ行って前記と同様の制御を行う。
【0045】ステップS14で“NO”の場合(すなわ
ちこの場合はN=1または0)は、ステップS17へ行
き、正常な駆動回路3個を作動させる。そしてトルク制
御値をトルク指令値Tqの1/3とする。この場合に
は、動作する駆動回路がTq/3ずつ、トルクを負担す
ることになる。
ちこの場合はN=1または0)は、ステップS17へ行
き、正常な駆動回路3個を作動させる。そしてトルク制
御値をトルク指令値Tqの1/3とする。この場合に
は、動作する駆動回路がTq/3ずつ、トルクを負担す
ることになる。
【0046】また、前記ステップS18で“NO”の場
合(すなわち、トルク指令値TqがT2以上の場合)
は、ステップS18へ行き、正常な駆動回路を全て作動
させ、かつトルク制御値をトルク指令値Tqの1/(4
−N)とする。この場合には、異常な駆動回路が2の場
合は正常な2個の駆動回路がTq/2ずつ、異常な駆動
回路が1の場合は正常な3個の駆動回路がTq/3ず
つ、異常な駆動回路が0の場合は正常な駆動回路4個が
Tq/4ずつ、トルクを負担することになる。この構成
では、駆動回路が全て正常な場合でも、Tq<T1の低
負荷時にはインバータを2個のみ作動させてTq/2ず
つ分担させ、T1<Tq<T2の場合にはインバータを
3個作動させてTq/3ずつ分担させ、T2<Tqの場
合には全てのインバータを作動させてTq/4ずつ分担
させることになる。上記のように、トルク指令値の大き
さに応じて動作させる駆動回路の数を変化させ、低負荷
時には少ない数の駆動回路を動作させることにより、動
作している駆動回路の負荷分担量が大きくなるので、駆
動回路のインバータ駆動用PWM信号の低負荷時におけ
るデューティを大きくすることが出来る。そのため、モ
ータの鉄損が減少して低負荷時における効率を向上させ
ることが出来る。また、低負荷時には動作しないインバ
ータが多くなるので、インバータのスイッチング損が減
少し、それによっても効率を向上させることが出来る。
合(すなわち、トルク指令値TqがT2以上の場合)
は、ステップS18へ行き、正常な駆動回路を全て作動
させ、かつトルク制御値をトルク指令値Tqの1/(4
−N)とする。この場合には、異常な駆動回路が2の場
合は正常な2個の駆動回路がTq/2ずつ、異常な駆動
回路が1の場合は正常な3個の駆動回路がTq/3ず
つ、異常な駆動回路が0の場合は正常な駆動回路4個が
Tq/4ずつ、トルクを負担することになる。この構成
では、駆動回路が全て正常な場合でも、Tq<T1の低
負荷時にはインバータを2個のみ作動させてTq/2ず
つ分担させ、T1<Tq<T2の場合にはインバータを
3個作動させてTq/3ずつ分担させ、T2<Tqの場
合には全てのインバータを作動させてTq/4ずつ分担
させることになる。上記のように、トルク指令値の大き
さに応じて動作させる駆動回路の数を変化させ、低負荷
時には少ない数の駆動回路を動作させることにより、動
作している駆動回路の負荷分担量が大きくなるので、駆
動回路のインバータ駆動用PWM信号の低負荷時におけ
るデューティを大きくすることが出来る。そのため、モ
ータの鉄損が減少して低負荷時における効率を向上させ
ることが出来る。また、低負荷時には動作しないインバ
ータが多くなるので、インバータのスイッチング損が減
少し、それによっても効率を向上させることが出来る。
【0047】また、図2に示したように、インバータに
異常を生じた駆動回路の数に応じて正常な駆動回路で負
担するトルク制御値を変えることにより、インバータに
異常が生じた場合でもトルクの低下を抑制することが出
来る。
異常を生じた駆動回路の数に応じて正常な駆動回路で負
担するトルク制御値を変えることにより、インバータに
異常が生じた場合でもトルクの低下を抑制することが出
来る。
【0048】次に、図3は駆動制御のフローチャートで
ある。図3において、まず、ステップS20では、前記
各センサの信号に基づいて、インバータの温度、インバ
ータの印加電圧、各相の相電流、モータ位置、目標トル
ク(前記トルク制御値に相当)を読み込む。
ある。図3において、まず、ステップS20では、前記
各センサの信号に基づいて、インバータの温度、インバ
ータの印加電圧、各相の相電流、モータ位置、目標トル
ク(前記トルク制御値に相当)を読み込む。
【0049】次にステップS21では、インバータの温
度が異常か否かを判断し、異常の場合には、ステップS
29へ行き、異常の生じた駆動回路の駆動制御(昇圧、
回生、PWM)を停止し、かつ、インバータ異常信号を
駆動力分配処理回路25へ送り、前記図2で説明した駆
動力分配制御を行う。
度が異常か否かを判断し、異常の場合には、ステップS
29へ行き、異常の生じた駆動回路の駆動制御(昇圧、
回生、PWM)を停止し、かつ、インバータ異常信号を
駆動力分配処理回路25へ送り、前記図2で説明した駆
動力分配制御を行う。
【0050】ステップS21で異常がなかった場合には
ステップS22へ行き、前記トルク制御値で与えられる
目標トルクtmから目標電流Imを算出する。 Im=|tm|×k1 ただし、k1:係数 次に、ステップS23では、目標電流Imと実測した電
流値I(電流アンプ31の信号で検出)との差を判断す
る。 Im×k2<I<Im×(1+k2) すなわち、実電流値Iと目標電流Imとの差が所定の係
数k2の範囲よりも外れている場合には、異常と判断
し、前記と同様にステップS29へ行く。なお、インバ
ータが故障した場合には実電流値Iは殆ど0になるが、
実電流値Iが目標電流Imよりも極端に大きくなる故障
はあまり予想されないので、上記の式のように低圧側と
高圧側とで係数k2の使い方を変えているが、単純に下
記の式のようにしてもよい。
ステップS22へ行き、前記トルク制御値で与えられる
目標トルクtmから目標電流Imを算出する。 Im=|tm|×k1 ただし、k1:係数 次に、ステップS23では、目標電流Imと実測した電
流値I(電流アンプ31の信号で検出)との差を判断す
る。 Im×k2<I<Im×(1+k2) すなわち、実電流値Iと目標電流Imとの差が所定の係
数k2の範囲よりも外れている場合には、異常と判断
し、前記と同様にステップS29へ行く。なお、インバ
ータが故障した場合には実電流値Iは殆ど0になるが、
実電流値Iが目標電流Imよりも極端に大きくなる故障
はあまり予想されないので、上記の式のように低圧側と
高圧側とで係数k2の使い方を変えているが、単純に下
記の式のようにしてもよい。
【0051】Im−k2<I<Im+k2 なお、このフローチャートでは、温度と電流からインバ
ータの異常を判断するように構成しているが、異常判断
に電圧値を追加することも出来る。
ータの異常を判断するように構成しているが、異常判断
に電圧値を追加することも出来る。
【0052】ステップS23で範囲内(正常)の場合に
は、ステップS24へ行き、目標トルクが負(負荷から
駆動されている状態)か否かを判断する。ステップS2
4で“YES”の場合にはステップS26へ行き、回生
制御(回生制御回路38)を行う。“NO”の場合には
ステップS25へ行き、目標トルクに対応した電圧にな
るように昇圧制御(昇圧制御37)を行う。なお、図1
のゲート回路39は、回生制御回路38の信号と昇圧制
御回路37の信号とが同時に出力された場合にゲートを
閉じて上記信号が伝達されないように動作する。
は、ステップS24へ行き、目標トルクが負(負荷から
駆動されている状態)か否かを判断する。ステップS2
4で“YES”の場合にはステップS26へ行き、回生
制御(回生制御回路38)を行う。“NO”の場合には
ステップS25へ行き、目標トルクに対応した電圧にな
るように昇圧制御(昇圧制御37)を行う。なお、図1
のゲート回路39は、回生制御回路38の信号と昇圧制
御回路37の信号とが同時に出力された場合にゲートを
閉じて上記信号が伝達されないように動作する。
【0053】その後、ステップS27でベクトル制御を
行い、S28では電流制御を行う。このベクトル制御は
一般的なベクトル制御であり、電流制御も一般的な目標
電流へのフィードバック制御である。
行い、S28では電流制御を行う。このベクトル制御は
一般的なベクトル制御であり、電流制御も一般的な目標
電流へのフィードバック制御である。
【0054】上記のように、インバータの異常を検出し
て前記図2の駆動力分配制御へ移行することができる。
また、目標トルクの正負に応じて昇圧制御と回生制御と
を切り替えて行うことが出来ると共に、間違って昇圧制
御信号と回生制御信号が同時に出力された場合にはゲー
トを閉じて異常制御を回避することが出来る。
て前記図2の駆動力分配制御へ移行することができる。
また、目標トルクの正負に応じて昇圧制御と回生制御と
を切り替えて行うことが出来ると共に、間違って昇圧制
御信号と回生制御信号が同時に出力された場合にはゲー
トを閉じて異常制御を回避することが出来る。
【0055】次に、図4は、9相のモータに本発明を適
用した場合を示すブロック図である。図4において、3
個の駆動回路21、22、23の内容は前記図1の駆動
回路21と同じである。図2に示した回路は、9相のモ
ータ20(前記図5のごとき構成を有するモータ)を3
相ずつ3つのグループに分け、それぞれを同一構成の駆
動回路21、22、23で3相ずつ駆動するように接続
している。図示のように9相の場合には、3個の駆動回
路のそれぞれに、9個の各巻線を2つ飛び(120°
毎)に接続している。
用した場合を示すブロック図である。図4において、3
個の駆動回路21、22、23の内容は前記図1の駆動
回路21と同じである。図2に示した回路は、9相のモ
ータ20(前記図5のごとき構成を有するモータ)を3
相ずつ3つのグループに分け、それぞれを同一構成の駆
動回路21、22、23で3相ずつ駆動するように接続
している。図示のように9相の場合には、3個の駆動回
路のそれぞれに、9個の各巻線を2つ飛び(120°
毎)に接続している。
【0056】この実施の形態の場合には、駆動回路が3
個であるから、図2のフローチャートにおいて駆動回路
(インバータ)数を1個少なくしたものとして制御すれ
ばよい。駆動回路数が5個以上の場合にも同様に変更す
ればよい。
個であるから、図2のフローチャートにおいて駆動回路
(インバータ)数を1個少なくしたものとして制御すれ
ばよい。駆動回路数が5個以上の場合にも同様に変更す
ればよい。
【図1】本発明の制御装置の一実施の形態を示す回路
図。
図。
【図2】駆動力分配制御のフローチャート。
【図3】駆動制御のフローチャート。
【図4】本発明の制御装置の他の実施の形態を示す回路
図。
図。
【図5】本発明を適用する回転電機の一例の構造を示す
図であり、(a)は回転電機全体の概略断面図、(b)
はロータとステータ部分の断面図。
図であり、(a)は回転電機全体の概略断面図、(b)
はロータとステータ部分の断面図。
【図6】駆動システムの一例のブロック図。
【図7】回転電機を制御するための回路のブロック図。
【図8】インバータの一例の回路図。
20…モータ 21〜24…駆
動回路 25…駆動力分配処理回路 26…モータ位
置センサ 27…速度センサ 28…速度アン
プ 29…位置アンプ 30…インバー
タ 31…電流アンプ 32…電圧アン
プ 33…温度センサ 34…温度アン
プ 35…駆動制御回路 36…PWM制
御回路 37…昇圧制御回路 38…回生制御
回路 39…ゲート回路 40…直流電源 L1…リアクトル Tr1、Tr2
…トランジスタ D1、D2…ダイオード C1…コンデン
サ
動回路 25…駆動力分配処理回路 26…モータ位
置センサ 27…速度センサ 28…速度アン
プ 29…位置アンプ 30…インバー
タ 31…電流アンプ 32…電圧アン
プ 33…温度センサ 34…温度アン
プ 35…駆動制御回路 36…PWM制
御回路 37…昇圧制御回路 38…回生制御
回路 39…ゲート回路 40…直流電源 L1…リアクトル Tr1、Tr2
…トランジスタ D1、D2…ダイオード C1…コンデン
サ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 7/63 302 H02P 7/63 302B Fターム(参考) 5H007 AA12 AA17 BB06 CA01 CB05 CC05 CC12 DA05 DB03 DC02 DC05 DC08 EA02 FA01 FA03 FA13 GA08 5H570 BB09 DD03 DD04 DD08 EE08 FF07 GG04 HA07 HB07 HB12 HB16 LL28 LL32 MM01 5H576 BB06 DD02 DD04 DD05 EE11 EE18 EE27 FF07 HA02 HB02 LL52 LL54 MM01 5H621 BB02 BB10
Claims (5)
- 【請求項1】PWM制御によるインバータと、リアクト
ルに流れる電流をオンオフすることによって電源電圧を
昇圧して前記インバータへ与える昇圧回路と、負荷から
の逆駆動時に回転電機から電源へ電力を回生する回生回
路と、を備えた駆動回路を複数個備え、 多相回転電機の巻線を3相毎に複数のグループに分け、
それぞれのグループ毎に上記駆動回路を接続し、 低負荷時には上記複数の駆動回路のうち、負荷量に応じ
た所定数の駆動回路のみを動作させ、全体の負荷量を前
記動作している駆動回路で分担させるように制御する制
御手段を備えたことを特徴とする回転電機の制御装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、前記インバータの異常を
検出する手段を備え、インバータに異常が生じた駆動回
路の動作を停止させ、全体の負荷量を残りの正常な駆動
回路で分担させるように制御するものである、ことを特
徴とする請求項1に記載の回転電機の制御装置。 - 【請求項3】前記インバータの異常を検出する手段は、
インバータの温度、電圧、電流のうちの少なくとも一つ
に応じて異常を検出するものである、ことを特徴とする
請求項2に記載の回転電機の制御装置。 - 【請求項4】前記制御手段は、インバータへの印加電圧
が目標トルクに対応した電圧になるように前記昇圧回路
を制御して昇圧動作を行わせるものである、ことを特徴
とする請求項1に記載の回転電機の制御装置。 - 【請求項5】前記昇圧回路の制御信号と前記回生回路の
制御信号とが同時に出力されないように制限するゲート
回路を備えたことを特徴とする請求項1に記載の回転電
機の制御装置。
Priority Applications (3)
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JP33535199A JP2001157487A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 回転電機の制御装置 |
US09/717,302 US6384567B1 (en) | 1999-11-26 | 2000-11-22 | Controller and control method for motor/generator |
EP00125787A EP1103409A3 (en) | 1999-11-26 | 2000-11-24 | Controller and control method for motor/generator |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33535199A JP2001157487A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 回転電機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
JP33535199A Pending JP2001157487A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 回転電機の制御装置 |
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---|---|
US (1) | US6384567B1 (ja) |
EP (1) | EP1103409A3 (ja) |
JP (1) | JP2001157487A (ja) |
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