JPWO2014167711A1 - 推進制御装置および推進制御方法 - Google Patents

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Abstract

異常検知部(6)は、電流検出部(5)が検出する電力変換器(4)が出力する電流に基づき、電力変換器(4)において異常が生じているか否かを検知する。判定部(2)は、電力変換器(4)の内、異常が生じている電力変換器(4)の個数を含む車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合に、複数の電力変換器(4)の内、異常が生じていない電力変換器(4)の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。出力制御部(3)は、異常検知部(6)から電力変換器(4)において異常が生じていることを通知された場合には、電力変換器(4)を停止する。また出力制御部(3)は、判定部(2)で出力を通常の出力より高くする必要があると判定された電力変換器(4)の出力が通常の出力より高くなるように制御する。

Description

この発明は、車両の推進力を制御する推進制御装置および推進制御方法に関する。
電気鉄道車両(以下、電気車という)においては、一部の電力変換器が故障等により停止した場合でも、電気車の運転を継続させることが求められる。特許文献1に開示される電気車駆動装置は、駆動力発生手段の各巻線を駆動するいずれかの電力変換手段が故障した場合には、故障した電力変換手段を除く他の電力変換手段を組み合わせて、急激なトルク変動を生じないような運転に移行できるように制御を行う。
特開平7−87604号公報
特許文献1に開示される電気車駆動装置の様に、一部の電力変換器が故障等により停止し、他の電力変換器を組み合わせて電気車を駆動する場合、電気車の推進力が十分に得られない可能性がある。そこで従来は、一部の電力変換器の故障が生じた場合に、必要な推進力を得るため、運転士が自己の判断により所定の機器を操作することで、電力変換器の出力が通常の出力より高い出力になるように制御している。しかし、運転士が判断や操作を誤った場合には、十分な推進力を得ることができない可能性がある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、一部の電力変換器において異常が生じた際に、車両の推進力の減少を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の推進制御装置は、複数の電力変換器、出力制御部、異常検知部、判定部を備える。電力変換器は、車輪を駆動する主電動機を駆動する電力を出力する。出力制御部は、電力変換器の出力を制御する。異常検知部は、電力変換器に異常が生じているか否かを検知する。判定部は、複数の電力変換器の内、異常が生じている電力変換器の個数に基づく車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合に、複数の電力変換器の内、異常が生じていない電力変換器の出力を、いずれの電力変換器にも異常が生じていない場合の出力である、通常の出力より高くする必要があると判定する。また出力制御部は、判定部で出力を通常の出力より高くする必要があると判定された電力変換器の出力が通常の出力より高くなるように制御する。
本発明によれば、一部の電力変換器において異常が生じた際に、車両の推進力の減少を抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る推進制御装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る推進制御装置の異なる構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る推進制御装置の配置例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る推進制御装置が行う推進制御の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る推進制御装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る推進制御装置の配置例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る推進制御装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態4に係る推進制御装置の配置例を示すブロック図である。 実施の形態4に係る推進制御装置が行う推進制御の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5に係る推進制御装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態5に係る推進制御装置の配置例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る推進制御装置の構成例を示すブロック図である。推進制御装置1は、判定部2、出力制御部3、電力変換器4、電流検出部5、および異常検知部6を備える。推進制御装置1は、2以上の任意の個数の電力変換器を備える。例えば推進制御装置1は、図1において点線で囲まれた出力制御部3、電力変換器4、電流検出部5、および異常検知部6をそれぞれ2以上の任意の個数備える。電力変換器4は入力された電力を変換して出力し、主電動機20を駆動する。図1の例においては、電力変換器4は1つの主電動機20を駆動しているが、電力変換器4が複数の主電動機20を駆動するように構成してもよい。主電動機20が駆動され、電気車の推進力が生じる。電力変換器4のいずれにおいても異常が生じていない場合には、出力制御部3は、図示しない例えば運転台からの力行指令やブレーキ指令を含む運転指令に基づき電力変換器4を制御する。いずれの電力変換器4にも異常が生じていない場合の運転指令に基づく各電力変換器4の出力を通常の出力と定義する。
電力変換器4のいずれかにおいて異常が生じた場合の推進制御装置1の動作について説明する。異常検知部6は、電流検出部5が検出する電力変換器4が出力する電流に基づき、電力変換器4において異常が生じているか否かを検知する。異常検知部6は、例えば電力変換器4が出力する電流が所定の範囲外となった場合や、電流の変化率が所定の範囲外となった場合に、電力変換器4において異常が生じていることを検知する。また異常検知部6は、電流検出部5の代わりに電圧検出部が検出する電力変換器4の出力電圧に基づき、電力変換器4において異常が生じているか否かを検知してもよい。異常検知部6は、電力変換器4において異常が生じていることを検知した場合には、その旨を判定部2および出力制御部3に通知する。
判定部2は、電力変換器4の内、異常が生じている電力変換器4の個数に基づく車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合に、複数の電力変換器4の内、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。判定部2は、例えば異常が生じている電力変換器4の個数が閾値以上である場合に、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。
出力制御部3は、異常検知部6から制御対象の電力変換器4において異常が生じていることを通知された場合には、電力変換器4を停止する。また出力制御部3は、判定部2で制御対象の電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定された場合には、電力変換器4の出力が通常の出力より高くなるように制御する。該電力変換器4の出力が増加することで、一部の電力変換器4において異常が生じた際に、車両の推進力の低下を抑制することが可能となる。
図2は、実施の形態1に係る推進制御装置の異なる構成例を示すブロック図である。図1に示す推進制御装置1の構成に加えて、高出力指令取得部7を設けた。例えば運転台に設けられた高出力指令スイッチが運転士によって操作されると、高出力指令取得部7は、電力変換器4の出力を増加させる指令を取得し、判定部2に送る。判定部2は、高出力指令取得部7から指令を取得した場合、または図1に示す推進制御装置1の様に車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合に、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。そして図1に示す推進制御装置1の様に、出力制御部3は、判定部2で出力を増加させる必要があると判定された電力変換器4の出力が通常の出力より高くなるように制御する。
図3は、実施の形態1に係る推進制御装置の配置例を示すブロック図である。図2に示す推進制御装置1の各部および主電動機20を複数車両から成る電気車に配置した例を示す。理解を容易にするために1号車と2号車から成る電気車を用いて説明する。
1号車には、判定部2a、出力制御部3a、電力変換器4a、電流検出部5a、異常検知部6aが配置され、2号車には、判定部2b、出力制御部3b、電力変換器4b、電流検出部5b、異常検知部6bが配置される。電力変換器4aは主電動機20aを駆動し、電力変換器4bは主電動機20bを駆動する。例えば出力制御部3a、3bは、通常モードと高出力モードの2つのモードを有し、電力変換器4a、4bのいずれにおいても異常が生じていない場合には、通常モードで運転指令に基づき電力変換器4a、4bを制御する。高出力指令取得部7および情報管理部8は、いずれの車両に配置されてもよい。情報管理部8は、異常検知部6a、6bから電力変換器4a、4bにおいて異常が生じているか否かを示す情報を受け取り、電気車における電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を算出し、判定部2a、2bに送る。
また情報管理部8が算出した電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を運転台のモニタに表示するようにしてもよい。その場合、運転士がモニタに表示された電力変換器の個数を確認し、高出力指令スイッチを操作することができる。
電力変換器4aに異常が生じた場合であって、高出力指令取得部7で指令を取得していない場合を例にして推進制御装置1の動作について説明する。異常検知部6aは、電流検出部5aが検出した電力変換器4aが出力する電流に基づき、電力変換器4aにおいて異常が生じたことを検知し、出力制御部3aおよび情報管理部8に電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知する。通知を受けた出力制御部3aは、電力変換器4aを停止させる。異常検知部6bは、異常を検知しないため、出力制御部3bおよび情報管理部8のいずれにも通知を行わない。
情報管理部8は、電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を1と算出し、判定部2a、2bに送る。判定部2a、2bは、高出力指令取得部7から指令を取得したか否か、および情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値以上であるか否かをそれぞれ判定する。閾値を1とすると、判定部2a、2bは、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値1以上であるため、出力制御部3a、3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。
出力制御部3aは、高出力モードでの制御を指示するモード信号を受け取るが、異常検知部6aから電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知されているため、電力変換器4aを停止させた状態に維持する。出力制御部3bは、高出力モードでの制御を指示するモード信号を受け取り、通常モードから高出力モードに切り替えて、例えば電力変換器4bの出力電流が大きくなるように制御することで、電力変換器4bの出力を通常の出力より高くする。電力変換器4aに異常が生じた場合であっても、異常が生じていない電力変換器4bの出力を通常の出力より高くすることで、車両の推進力の低減を抑制することが可能となる。
閾値を2以上の値とすると、判定部2a、2bは、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値2以上でないため、出力制御部3a、3bに通常モードでの制御を指示するモード信号を送る。出力制御部3aは、電力変換器4aを停止させた状態に維持し、出力制御部3bは、通常モードで電力変換器4bの出力を制御する。
以下、高出力指令取得部7で指令を取得した場合を例にして説明する。上述の例と同様に、異常検知部6aは、電力変換器4aにおいて異常が生じたことを出力制御部3aおよび情報管理部8に通知する。通知を受けた出力制御部3aは、電力変換器4aを停止させる。異常検知部6bは、異常を検知しないため、出力制御部3bおよび情報管理部8のいずれにも通知を行わない。
情報管理部8は、電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を1と算出し、判定部2a、2bに送る。判定部2a、2bは、高出力指令取得部7から指令を取得したか否か、および情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値以上であるか否かをそれぞれ判定する。閾値を2とすると、判定部2a、2bは、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値2以上ではないが、高出力指令取得部7から指令を取得したため、出力制御部3a、3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。後続の処理は上述の例と同様である。推進力の低下を示す値が判定基準を満たさない場合であっても、高出力指令取得部7から指令を取得した場合には、異常が生じていない電力変換器4bの出力を通常の出力より高くすることで、車両の推進力の低減を抑制することが可能となる。
判定部2a、2bは、高出力指令取得部7で指令を取得した場合に、判定基準を緩和、すなわち上記閾値を小さくするようにしてもよい。上述の例では、高出力指令取得部7から指令を取得した場合に、判定部2a、2bが閾値を2から1に変更すると、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値1以上であるため、判定部2a、2bは、出力制御部3a、3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。
なお情報管理部8を設けずに、異常検知部6a、6bから電力変換器4a、4bにおいて異常が生じていることを通知された判定部2a、2bが互いに該通知を行って、それぞれ電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を算出してもよい。
図4は、実施の形態1に係る推進制御装置が行う推進制御の動作の一例を示すフローチャートである。電力変換器4aにおいて異常が生じた場合を例にして説明する。異常検知部6aは、電力変換器4aにおいて異常が生じたことを検知し、出力制御部3aは、電力変換器4aを停止させる(ステップS110)。情報管理部8は、電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を算出する(ステップS120)。高出力指令取得部7で指令を取得した場合には(ステップS130;Y)、判定部2a、2bは出力制御部3a、3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。そして、出力制御部3aは、異常検知部6aから電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知されているため、電力変換器4aを停止させた状態に維持し、出力制御部3bは、通常モードから高出力モードに切り替えて、電力変換器4bの出力を制御する(ステップS140)。
高出力指令取得部7で指令を取得しなかった場合には(ステップS130;N)、判定部2a、2bは情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値以上であるか否かに基づき、出力を通常の出力より高くすることが必要であるか否かを判定する。判定部2a、2bは、異常が生じている個数が閾値以上である場合には出力を通常の出力を高くすることが必要であると判定し(ステップS150;Y)、出力制御部3a、3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。そして、出力制御部3aは、異常検知部6aから電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知されているため、電力変換器4aを停止させた状態に維持し、出力制御部3bは、通常モードから高出力モードに切り替えて、電力変換器4bの出力を制御する(ステップS140)。
判定部2a、2bは、異常が生じている個数が閾値以上でない場合には出力を通常の出力より高くする必要はないと判定し(ステップS150;N)、出力制御部3a、3bに通常モードでの制御を指示するモード信号を送る。そして、出力制御部3aは、異常検知部6aから電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知されているため、電力変換器4aを停止させた状態に維持し、出力制御部3bは、通常モードで電力変換器4bの出力を制御する(ステップS160)。推進制御装置1は上述の処理を繰り返し行う。
なお閾値は、車両数に応じて変化させてもよい。例えば8両編成であれば閾値を1とし、12両編成であれば閾値を2としてもよい。
以上説明したとおり、本実施の形態1に係る推進制御装置1によれば、一部の電力変換器4に異常が生じた際に、車両の推進力の減少を抑制することが可能となる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る推進制御装置の構成例を示すブロック図である。図2に示す推進制御装置1の構成に加え、重量検出部9を備える。なお図1に示す推進制御装置1に重量検出部9を加えた構成としてもよい。実施の形態1と異なる推進制御装置1の各部の動作について説明する。
重量検出部9は、車両数と予め定められた値である空車重量との積、および各車両の応荷重検出器が検出する、乗車人員の変動によって変化する荷重の合計を車両重量として算出し判定部2に送る。空車重量とは、乗車人員がいない場合の車両搭載機器を含む車体の重量である。車両数をCとし、空車重量をWとし、各車両の応荷重検出器が検出する荷重の合計をWとすると、車両重量はC・W+Wで表される。なお空車重量が車両ごとに異なる場合には、C・Wの代わりに、各車両の空車重量の合計を用いる。
各車両の判定部2は、異常が生じている電力変換器4の個数M、予め定められた値である電力変換器4の出力の最大値Pmax、電力変換器4の総数N、および重量検出部9から送られた車両重量に基づき、下記(1)式で表されるように、車両の加速度aを算出する。各電力変換器4として同様の性能を有する機器を用いるため、電力変換器4の出力の最大値Pmaxは互いに等しいとみなせる。なお式中のKは単位換算のための定数である。荷重は質量と重力加速度の積である。荷重の計測値が質量に一致するような単位で荷重を計測する場合には、下記のように荷重を用いて車両の加速度aを算出することができる。
Figure 2014167711
判定部2は、車両の加速度aが閾値以下である場合に、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。
図6は、実施の形態2に係る推進制御装置の配置例を示すブロック図である。図3の構成に加え、応荷重検出器10a、10bがそれぞれ1号車と2号車に配置される。応荷重検出器10a、10bは、荷重を検出し、情報管理部8に送る。情報管理部8は、車両数と予め定められた値である空車重量との積と各車両の応荷重検出器10a、10bが検出する荷重の合計を車両重量として算出し判定部2a、2bに送る。すなわち、情報管理部8および応荷重検出器10a、10bが協働して重量検出部9としての動作を行う。
電力変換器4aに異常が生じた場合であって、高出力指令取得部7で指令を取得していない場合を例にして推進制御装置1の動作について説明する。実施の形態1と同様に、異常検知部6aは、電流検出部5aが検出した電力変換器4aが出力する電流に基づき、電力変換器4aにおいて異常が生じたことを検知し、出力制御部3aおよび情報管理部8に電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知する。通知を受けた出力制御部3aは、電力変換器4aを停止させる。異常検知部6bは、異常を検知しないため、出力制御部3bおよび情報管理部8のいずれにも通知を行わない。
情報管理部8は、電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を1と算出し、また車両重量を算出し、判定部2a、2bに送る。判定部2a、2bは、高出力指令取得部7から指令を取得したか否か、および上記(1)式に従って算出した車両の加速度が閾値以下であるか否かをそれぞれ判定する。判定部2a、2bは、車両の加速度が閾値以下である場合には、出力制御部3a、3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。
実施の形態1と同様に、出力制御部3aは、高出力モードでの制御を指示するモード信号を受け取るが、異常検知部6aから電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知されているため、電力変換器4aを停止させた状態に維持する。出力制御部3bは、高出力モードでの制御を指示するモード信号を受け取り、通常モードから高出力モードに切り替えて、電力変換器4bの出力を制御し、電力変換器4bの出力を通常の出力より高くする。電力変換器4aに異常が生じた場合であっても、異常が生じていない電力変換器4bの出力を通常の出力より高くすることで、車両の推進力の低減を抑制することが可能となる。
また車両の加速度が閾値以下でない場合には、判定部2a、2bは、出力制御部3a、3bに通常モードでの制御を指示するモード信号を送る。出力制御部3aは、電力変換器4aを停止させた状態に維持し、出力制御部3bは、通常モードで電力変換器4bの出力を制御する。
以下、高出力指令取得部7で指令を取得した場合を例にして説明する。上述の例と同様に、異常検知部6aは、電力変換器4aにおいて異常が生じたことを出力制御部3aおよび情報管理部8に通知する。通知を受けた出力制御部3aは、電力変換器4aを停止させる。異常検知部6bは、異常を検知しないため、出力制御部3bおよび情報管理部8のいずれにも通知を行わない。
情報管理部8は、電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を1と算出し、また車両重量を算出し、判定部2a、2bに送る。判定部2a、2bは、高出力指令取得部7から指令を取得したか否か、および上記(1)式に従って算出した車両の加速度が閾値以下であるか否かをそれぞれ判定する。車両の加速度が閾値以下でない場合であっても、判定部2a、2bは、高出力指令取得部7から指令を取得したため、出力制御部3a、3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。後続の処理は上述の例と同様である。車両の加速度が閾値以下でない場合であっても、高出力指令取得部7から指令を取得した場合には、異常が生じていない電力変換器4bの出力を通常の出力より高くすることで、車両の推進力の低減を抑制することが可能となる。
なお情報管理部8を設けずに、異常検知部6a、6bから電力変換器4a、4bにおいて異常が生じていることを通知された判定部2a、2bが互いに該通知を行って、それぞれ電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を算出してもよい。また応荷重検出器10a、10bから荷重を示す信号を受け取った判定部2a、2bが互いに通信を行って、それぞれ車両重量を算出し、上記(1)式に基づき車両の加速度を算出してもよい。
実施の形態2に係る推進制御装置1が行う推進制御の動作は図4に示す実施の形態1に係る推進制御装置1の動作と同様である。ただし、ステップS120において、異常が生じている個数に加え、車両重量も算出する。またステップS150においては、上述の通り、車両の加速度が閾値以下であるか否かに基づき、出力を増加させる必要があるか否かを判定する。
以上説明したとおり、本実施の形態2に係る推進制御装置1によれば、一部の電力変換器4に異常が生じた際に、車両の推進力の減少を抑制することが可能となる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る推進制御装置の構成例は実施の形態1または2に係る推進制御装置1と同様である。ただし、実施の形態3に係る推進制御装置1が備える判定部2は、車両が走行している地点の勾配に基づき判定基準を変化させる。例えば判定部2は、車両が走行している地点の勾配が閾値以上である場合に、判定基準を緩和する。すなわち、判定部2は、車両が走行している地点の勾配が閾値以上であれば、異常が生じている電力変換器4の個数についての閾値を小さい値に変更して、実施の形態1のように異常が生じていない電力変換器4の個数が閾値以上である場合には、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。また例えば判定部2は、車両が走行している地点の勾配が閾値以上であれば、車両の加速度についての閾値を大きい値に変更して、実施の形態2のように車両の加速度が閾値以下である場合には、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。なお車両が走行している地点の勾配が閾値以上でない場合には、判定基準の変更は行わない。
実施の形態3に係る推進制御装置1が備える情報管理部8は、車両が走行する軌道の勾配についての情報、例えば区間ごとの軌道の勾配についての情報を保持している。情報管理部8は、例えばATC(Automatic Train Control:自動列車制御装置)の車上子から、車両が走行している地点についての情報を受け取り、車両が走行している地点の勾配を検出する。情報管理部8は、検出した車両が走行している地点の勾配を判定部2a、2bに通知する。判定部2a、2bは、車両が走行している地点の勾配が閾値以上であれば、電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数についての閾値を小さい値に変更して、異常が生じている個数が閾値以上である場合には、出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。実施の形態3に係る推進制御装置1が行う推進制御の動作は、図4に示す実施の形態1の動作と同様である。ただしステップS150における判定基準は車両が走行している地点の勾配が閾値以上であるか否かに応じて変化する。
以上説明したとおり、本実施の形態3に係る推進制御装置1によれば、車両が走行している地点の勾配に基づき判定基準を変えることで、車両の推進力の減少を抑制する程度を変えることが可能となる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4に係る推進制御装置の構成例を示すブロック図である。図2に示す推進制御装置1の構成に加え、時間計測部11を備える。なお図1に示す推進制御装置1に時間計測部11を加えた構成としてもよい。実施の形態1と異なる推進制御装置1の各部の動作について説明する。
電力変換器4の出力が通常の出力より高い状態が長時間続くと、電力変換器4が高温となり、電力変換器4のメンテナンスの周期が短くなる可能性がある。そこで時間計測部11は、出力が通常の出力より高い状態での電力変換器4の作動時間を計測し、作動時間に基づき電力変換器4を出力が通常の出力より高い状態で作動させることが可能であるか否かを判定し、判定結果を判定部2に送る。
時間計測部11は、例えば出力制御部3からモード信号を受信し、通常モードから高出力モードに切り替わったことを検出すると、高出力での作動時間の計測を開始する。その後、高出力での作動時間が閾値を超えた場合に、時間計測部11は、判定部2への停止信号の送信を開始する。そして出力制御部3からモード信号を受信し、高出力モードから通常モードに切り替わったことを検出すると高出力での作動時間の計測を停止し、通常出力での作動時間の計測を開始する。通常出力での作動時間が閾値を超えると、判定部2への停止信号の送信を終了する。
判定部2は、車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合に、時間計測部11で出力が通常の出力より高い状態で作動させることが可能であると判定された、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。例えば判定部2は、異常が生じている電力変換器4の個数を含む車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合であって、時間計測部11から停止信号が送られていない場合には、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。
出力制御部3は、異常検知部6から電力変換器4において異常が生じていることを通知された場合には、電力変換器4を停止する。また時間計測部11で出力が通常の出力より高い状態で作動させることが可能であると判定された、異常が生じていない電力変換器4の出力を増加させる必要があると判定部2で判定された場合には、出力制御部3は、電力変換器4の出力が通常の出力より高くなるように制御する。該電力変換器4の出力が増加することで、一部の電力変換器4の異常による車両の推進力の低下を抑制することが可能となる。
異常が生じている電力変換器4の個数が閾値以上である場合であっても、出力制御部3は、時間計測部11で出力が通常の出力より高い状態で作動させることが可能でないと判定された、異常が生じていない電力変換器4の出力が通常の出力となるように制御する。作動時間に基づき時間計測部11で出力が通常の出力より高い状態で作動させることが可能でないと判定された電力変換器4の出力は通常の出力となるため、電力変換器4の負荷が高くなり過ぎないように制御することが可能となる。
図8は、実施の形態4に係る推進制御装置の配置例を示すブロック図である。図3の構成に加え、時間計測部11a、11bがそれぞれ1号車と2号車に配置される。時間計測部11a、11bは、出力制御部3a、3bが出力するモード信号に基づき、電力変換器4a、4bの高出力での作動時間を計測し、作動時間が閾値を超えると判定部2a、2bへの停止信号の送信を開始する。その後電力変換器4a、4bの通常出力での作動時間が閾値を超えると判定部2a、2bへの停止信号の送信を終了する。
電力変換器4aに異常が生じた場合であって、高出力指令取得部7で指令を取得していない場合を例にして推進制御装置1の動作について説明する。実施の形態1と同様に、異常検知部6aは、電流検出部5aが検出した電力変換器4aが出力する電流に基づき、電力変換器4aにおいて異常が生じたことを検知し、出力制御部3aおよび情報管理部8に電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知する。通知を受けた出力制御部3aは、電力変換器4aを停止させる。異常検知部6bは、異常を検知しないため、出力制御部3bおよび情報管理部8のいずれにも通知を行わない。
情報管理部8は、電力変換器4a、4bの内、異常が生じている個数を1と算出し、判定部2a、2bに送る。判定部2a、2bは、高出力指令取得部7から指令を取得したか否か、および情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値以上であって、時間計測部11a、11bから停止信号が送られていない状態であるか否かをそれぞれ判定する。処理開始時には作動時間は0で初期化されているため、時間計測部11a、11bは停止信号を出力しない。異常が生じている個数についての閾値を1とすると、判定部2a、2bは、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値1以上であるため、出力制御部3a、3bおよび時間計測部11a、11bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。時間計測部11a、11bは、作動時間の測定を開始する。
実施の形態1と同様に、出力制御部3aは、高出力モードでの制御を指示するモード信号を受け取るが、異常検知部6aから電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知されているため、電力変換器4aを停止させた状態に維持する。出力制御部3bは、高出力モードでの制御を指示するモード信号を受け取り、通常モードから高出力モードに切り替えて、電力変換器4bの出力を制御し、電力変換器4bの出力を通常の出力より高くする。電力変換器4aに異常が生じた場合であっても、異常が生じていない電力変換器4bの出力を通常の出力より高くすることで、車両の推進力の低減を抑制することが可能となる。
上述の処理を繰り返し行った結果、電力変換器4aは停止したままであり、電力変換器4bの出力が通常の出力より高い状態での作動時間が閾値を超えたとする。時間計測部11bは、高出力での作動時間が閾値を超えると判定部2bへの停止信号の送信を開始する。判定部2bは停止信号が時間計測部11bから送信されると、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値以上であっても、出力制御部3bおよび時間計測部11bに通常モードでの制御を指示するモード信号を送る。時間計測部11bは、高出力での作動時間の測定を停止し、通常出力での作動時間の測定を開始する。
出力制御部3bは、通常モードでの制御を指示するモード信号を受け取り、高出力モードから通常モードに切り替えて、電力変換器4bの出力を制御し、電力変換器4bの出力を通常の出力に戻す。電力変換器4bに対する負荷が高くなり過ぎないように制御することが可能となる。
時間計測部11bは、通常出力での作動時間が閾値を超えると、停止信号の送信を終了し、測定した高出力での作動時間および通常出力での作動時間をリセットする。判定部2bは、高出力指令取得部7から指令を取得したか否か、および情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値以上であって、時間計測部11bから停止信号が送られていない状態であるか否かをそれぞれ判定する。判定部2bは、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値1以上であるため、出力制御部3bおよび時間計測部11bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。このようにして、電力変換器4bは再び高出力モードで作動する。
高出力指令取得部7で指令を取得した場合の動作は実施の形態1と同様であり、異常が生じている個数が閾値以上でない場合や時間計測部11a、11bが停止信号を出力している場合であっても、高出力指令取得部7から指令を取得した場合には、異常が生じていない電力変換器4bの出力を通常の出力より高くすることで、車両の推進力の低減を抑制することが可能となる。
図9は、実施の形態4に係る推進制御装置が行う推進制御の動作の一例を示すフローチャートである。電力変換器4aにおいて異常が生じた場合を例にして説明する。ステップS110〜S140の動作については、図4に示す実施の形態1に係る推進制御装置1が行う動作と同様である。高出力指令取得部7で指令を取得しなかった場合であって(ステップS130;N)、異常が生じている個数が閾値以上であり、出力を通常の出力を高くすることが必要であると判定し(ステップS150;Y)、判定部2a、2bが停止信号を受信していない場合には(ステップS151;N)、判定部2a、2bは出力制御部3a、3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。そして、出力制御部3aは、異常検知部6aから電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知されているため、電力変換器4aを停止させた状態に維持し、出力制御部3bは、通常モードから高出力モードに切り替えて、電力変換器4bの出力を制御する(ステップS140)。
高出力指令取得部7で指令を取得しなかった場合であって(ステップS130;N)、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力を高くすることが必要であると判定し(ステップS150;Y)、判定部2a、2bが停止信号を受信している場合(ステップS151;N)、および異常が生じている個数が閾値以上でなく、出力を通常の出力より高くする必要はないと判定した場合には(ステップS150;N)、判定部2a、2bは出力制御部3a、3bに通常モードでの制御を指示するモード信号を送る。そして、出力制御部3aは、異常検知部6aから電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知されているため、電力変換器4aを停止させた状態に維持し、出力制御部3bは、通常モードで電力変換器4bの出力を制御する(ステップS160)。
以上説明したとおり、本実施の形態4に係る推進制御装置1によれば、一部の電力変換器4に異常が生じた際に、車両の推進力の減少を抑制し、また電力変換器4の負荷が大きくなり過ぎないように制御することが可能となる。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5に係る推進制御装置の構成例を示すブロック図である。図2に示す推進制御装置1の構成に加え、温度検出部12を備える。なお図1に示す推進制御装置1に温度検出部12を加えた構成としてもよい。実施の形態1と異なる推進制御装置1の各部の動作について説明する。
温度検出部12は、電力変換器4および電力変換器4が駆動する主電動機20の少なくともいずれか一方の温度を検出し、検出した温度が閾値以上である場合に判定部2への停止信号の送信を開始する。その後、検出した温度が閾値未満になった場合には判定部2への停止信号の送信を終了する。
判定部2は、車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合に、電力変換器4の温度が閾値以上である、または、電力変換器4が駆動する主電動機20の温度が閾値以上である、電力変換器4を除いた、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。判定部2は、例えば異常が生じている電力変換器4の個数が閾値以上である場合に、温度が閾値以上である、または、駆動する主電動機20の温度が閾値以上である、電力変換器4を除いた、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定する。なお電力変換器4の温度の閾値と、主電動機20の温度の閾値は、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
出力制御部3は、異常検知部6から電力変換器4において異常が生じていることを通知された場合には、電力変換器4を停止する。また温度が閾値以上である、または、駆動する主電動機20の温度が閾値以上である、電力変換器4を除いた、異常が生じていない電力変換器4の出力を増加させる必要があると判定部2で判定された場合には、出力制御部3は、電力変換器4の出力が通常の出力より高くなるように制御する。該電力変換器4の出力が増加することで、一部の電力変換器4の異常による車両の推進力の低下を抑制することが可能となる。
異常が生じている電力変換器4の個数が閾値以上である場合であっても、出力制御部3は、温度が閾値以上である、または、駆動する主電動機20の温度が閾値以上である、異常が生じていない電力変換器4の出力が通常の出力となるように制御する。温度が閾値以上である、または、駆動する主電動機20の温度が閾値以上である、電力変換器4の出力は通常の出力となるため、電力変換器4の負荷が高くなり過ぎないように制御することが可能となる。
図11は、実施の形態5に係る推進制御装置の配置例を示すブロック図である。図3の構成に加え、温度検出部12a、12bがそれぞれ1号車と2号車に配置される。温度検出部12aは、電力変換器4aおよび電力変換器4aが駆動する主電動機20aの少なくともいずれか一方の温度を検出し、温度が閾値以上であると判定部2aへの停止信号の送信を開始し、温度が閾値未満になると判定部2aへの停止信号の送信を終了する。電力変換器4aおよび主電動機20aの両方の温度を検出する場合には、いずれか一方の温度が閾値以上である場合に判定部2aへの停止信号の送信を開始し、両方の温度が閾値未満になると判定部2aへの停止信号の送信を終了するようにしてもよい。
同様に、温度検出部12bは、電力変換器4bおよび電力変換器4bが駆動する主電動機20bの少なくともいずれか一方の温度を検出し、温度が閾値以上である場合には判定部2bへの停止信号の送信を開始し、温度が閾値未満になると判定部2bへの停止信号の送信を終了する。
電力変換器4aに異常が生じた場合であって、高出力指令取得部7で指令を取得していない場合を例にして推進制御装置1の動作について説明する。実施の形態1と同様に、異常検知部6aは、電流検出部5aが検出した電力変換器4aが出力する電流に基づき、電力変換器4aにおいて異常が生じたことを検知し、出力制御部3aおよび情報管理部8に電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知する。通知を受けた出力制御部3aは、電力変換器4aを停止させる。異常検知部6bは、異常を検知しないため、出力制御部3bおよび異常情報管理部8のいずれにも通知を行わない。
情報管理部8は、電力変換器4a、4bの内、異常が生じている電力変換器4の個数を1と算出し、判定部2a、2bに送る。判定部2a、2bは、高出力指令取得部7から指令を取得したか否か、および情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値以上であって、温度検出部12a、12bから停止信号が送られていない状態であるか否かをそれぞれ判定する。処理開始時には温度は閾値未満である。異常が生じている個数についての閾値を1とすると、判定部2a、2bは、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値1以上であるため、出力制御部3a、3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。
実施の形態1と同様に、出力制御部3aは、高出力モードでの制御を指示するモード信号を受け取るが、異常検知部6aから電力変換器4aにおいて異常が生じたことを通知されているため、電力変換器4aを停止させた状態に維持する。出力制御部3bは、高出力モードでの制御を指示するモード信号を受け取り、通常モードから高出力モードに切り替えて、電力変換器4bの出力を制御し、電力変換器4bの出力を通常の出力より高くする。電力変換器4aに異常が生じた場合であっても、異常が生じていない電力変換器4bの出力を通常の出力より高くすることで、車両の推進力の低減を抑制することが可能となる。
上述の処理を繰り返し行った結果、電力変換器4aは停止したままであり、温度検出部12bで検出した電力変換器4bの温度が閾値以上になったとする。温度検出部12bは、温度が閾値以上になると判定部2bへの停止信号の送信を開始する。判定部2bは停止信号が温度検出部12bから送信されると、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値以上であっても、出力制御部3bに通常モードでの制御を指示するモード信号を送る。
出力制御部3bは、通常モードでの制御を指示するモード信号を受け取り、高出力モードから通常モードに切り替えて、電力変換器4bの出力を制御し、電力変換器4bの出力を通常の出力に戻す。電力変換器4bに対する負荷が高くなり過ぎないように制御することが可能となる。
その後通常モードで作動していた電力変換器4bの温度が閾値未満になったとする。温度検出部12bは、温度が閾値未満となると判定部2bへの停止信号の送信を終了する。判定部2bは、高出力指令取得部7から指令を取得したか否か、および情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値以上であって、温度検出部12bから停止信号が送られていない状態であるか否かをそれぞれ判定する。判定部2bは、情報管理部8から受け取った異常が生じている個数が閾値1以上であるため、出力制御部3bに高出力モードでの制御を指示するモード信号を送る。このようにして、電力変換器4bは再び高出力モードで作動する。
高出力指令取得部7で指令を取得した場合の動作は実施の形態1と同様であり、異常が生じている個数が閾値以上でない場合や温度検出部12a、12bが停止信号を出力している場合であっても、高出力指令取得部7から指令を取得した場合には、異常が生じていない電力変換器4bの出力を通常の出力より高くすることで、車両の推進力の低減を抑制することが可能となる。
実施の形態5に係る推進制御装置1が行う推進制御の動作は、図9に示す実施の形態4に係る推進制御装置1が行う推進制御の動作と同様である。
以上説明したとおり、本実施の形態5に係る推進制御装置1によれば、一部の電力変換器4に異常が生じた際に、車両の推進力の減少を抑制し、また電力変換器4の負荷が大きくなり過ぎないように制御することが可能となる。
本発明の実施の形態は上述の実施の形態に限られず、上述の実施の形態のうち複数の形態を任意に組み合わせたもので構成してもよい。例えば実施の形態1ないし3を組み合わせ、判定部2は、電力変換器4の内、異常が生じている電力変換器4の個数が閾値以上である場合、または車両の加速度が閾値以下である場合に、複数の電力変換器4の内、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定し、車両が走行している地点の勾配に応じて判定基準を変更するように構成することができる。また例えば実施の形態4および5を組み合わせ、判定部2は、車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合であって、時間測定部11および温度検出部12のいずれからも停止信号が出力されていない場合に、異常が生じていない電力変換器4の出力を通常の出力より高くする必要があると判定するように構成することができる。
上記実施の形態は、いずれも本発明の趣旨の範囲内で各種の変形が可能である。上記実施の形態は本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。本発明の範囲は実施形態よりも添付した請求項によって示される。請求項の範囲内、および発明の請求項と均等の範囲でなされた各種変形は本発明の範囲に含まれる。
本発明は、電気車の推進制御装置に好適に採用され得る。
1 推進制御装置、2、2a、2b 判定部、3、3a、3b 出力制御部、4、4a、4b 電力変換器、5、5a、5b 電流検出部、6、6a、6b 異常検知部、7 高出力指令取得部、8 情報管理部、9 重量検出部、10a、10b 応荷重検出器、11、11a、11b 時間計測部、12、12a、12b 温度検出部、20、20a、20b 主電動機。

Claims (8)

  1. 車輪を駆動する主電動機を駆動する電力を出力する複数の電力変換器と、
    前記電力変換器の出力を制御する出力制御部と、
    前記電力変換器に異常が生じているか否かを検知する異常検知部と、
    前記複数の電力変換器の内、異常が生じている電力変換器の個数に基づく車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合に、前記複数の電力変換器の内、異常が生じていない電力変換器の出力を、いずれの前記電力変換器にも異常が生じていない場合の出力である、通常の出力より高くする必要があると判定する判定部とを備え、
    前記出力制御部は、前記判定部で出力を前記通常の出力より高くする必要があると判定された前記電力変換器の出力が前記通常の出力より高くなるように制御する、
    推進制御装置。
  2. 前記判定部は、前記異常が生じている電力変換器の個数が閾値以上である場合に、前記異常が生じていない電力変換器の出力を前記通常の出力より高くする必要があると判定する請求項1に記載の推進制御装置。
  3. 前記車両の重量を検出する重量検出部をさらに備え、
    前記判定部は、前記異常が生じている電力変換器の個数、前記電力変換器の出力の最大値、前記電力変換器の総数、および前記車両の重量に基づき算出した前記車両の加速度を前記車両の推進力の低減の程度を示す値として用い、前記車両の加速度が閾値以下である場合に、前記異常が生じていない電力変換器の出力を前記通常の出力より高くする必要があると判定する、
    請求項1に記載の推進制御装置。
  4. 前記判定部は、前記車両が走行している地点の勾配についての情報を取得し、前記車両が走行している地点の勾配に基づき、前記判定基準を変える請求項1に記載の推進制御装置。
  5. 出力が前記通常の出力より高い状態での前記電力変換器の作動時間を計測し、前記作動時間に基づき前記電力変換器を出力が前記通常の出力より高い状態で作動させることが可能であるか否かを判定する時間計測部をさらに備え、
    前記判定部は、前記車両の推進力の低減の程度を示す値が前記判定基準を満たす場合に、前記時間計測部で出力が前記通常の出力より高い状態での作動が可能であると判定された、前記異常が生じていない電力変換器の出力を前記通常の出力より高くする必要があると判定する、
    請求項1に記載の推進制御装置。
  6. 前記電力変換器および前記電力変換器が電力を出力する前記主電動機の少なくともいずれかの温度を検出する温度検出部をさらに備え、
    前記判定部は、前記車両の推進力の低減の程度を示す値が前記判定基準を満たす場合に、前記電力変換器の温度が閾値以上である、または、前記電力変換器が電力を出力する前記主電動機の温度が閾値以上である、前記電力変換器を除いた、前記異常が生じていない電力変換器の出力を前記通常の出力より高くする必要があると判定する、
    請求項1に記載の推進制御装置。
  7. 前記電力変換器の出力を増加させる指令を取得する高出力指令取得部をさらに備え、
    前記判定部は、前記高出力指令取得部が指令を取得した場合、または前記車両の推進力の低減の程度を示す値が前記判定基準を満たす場合に、前記異常が生じていない電力変換器の出力を前記通常の出力より高くする必要があると判定する、
    請求項1に記載の推進制御装置。
  8. 車輪を駆動する主電動機を駆動する電力を出力する複数の電力変換器を備える推進制御装置が行う推進制御方法であって、
    前記電力変換器に異常が生じているか否かを検知する異常検知ステップと、
    前記複数の電力変換器の内、異常が生じている電力変換器の個数に基づく車両の推進力の低減の程度を示す値が判定基準を満たす場合に、前記複数の電力変換器の内、異常が生じていない電力変換器の出力を、いずれの前記電力変換器にも異常が生じていない場合の出力である、通常の出力より高くする必要があると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで出力を前記通常の出力より高くする必要があると判定された前記電力変換器の出力が前記通常の出力より高くなるように制御する出力制御ステップと、
    を備える推進制御方法。
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