JPH0538182A - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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JPH0538182A
JPH0538182A JP3184325A JP18432591A JPH0538182A JP H0538182 A JPH0538182 A JP H0538182A JP 3184325 A JP3184325 A JP 3184325A JP 18432591 A JP18432591 A JP 18432591A JP H0538182 A JPH0538182 A JP H0538182A
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power converters
electric
electric motors
torque
elevator
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JP3184325A
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English (en)
Inventor
Sadao Hokari
定夫 保苅
Kiyoshi Nakamura
中村  清
Hiromi Inaba
博美 稲葉
Yoshio Sakai
吉男 坂井
Hideaki Takahashi
秀明 高橋
Seikichi Masuda
誠吉 増田
Takeyoshi Ando
武喜 安藤
Toshiaki Kurosawa
俊明 黒沢
Akihiro Nokita
昭浩 軒田
Masahiro Konya
雅宏 紺谷
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P5/00Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
    • H02P5/74Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors controlling two or more ac dynamo-electric motors

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はエレベーターに関し、その装置をマル
チドライブ方式とすることで容易にシステムを大容量化
し、かつ、省電力化,乗心地の向上、及び信頼性の向上
を図るエレベーター装置を提供することにある。 【構成】複数の電力変換器(5A,5B)と、これによ
って給電される電動機(6A,6B)と、要求トルクに
基づき上記複数の電力変換器間の出力分担を決定する複
数の関数からなるトルク分配部(192)を設け、運転
モードに応じて上記関数を選択し、その関数に従ってエ
レベーターを運転する。 【効果】エレベーターの省電力化を図る外、制御機能を
向上させ、かつシステムを大容量化できる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーター装置の改
良に関し、特に高速化や大容量化に適するエレベーター
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエレベーターの駆動系は乗かご駆
動用の電動機と、この電動機と対をなす電力変換器およ
びその制御装置とを備えた1組の駆動系で構成される。
【0003】この場合の電動機の容量は主にエレベータ
ー速度と乗かご積載量から決まり、速度が高く、かつ積
載量が大きくなるに伴い電動機の容量は大きくなる。
【0004】従って、高速あるいは超高速と呼ばれるエ
レベーター対応の駆動装置には大容量の電動機と、この
電動機と対をなす大容量の電力変換器から構築された駆
動系が必要になる。
【0005】しかし、電力変換器に使用されるトランジ
スタ・コンバータ及びトランジスタ・インバータには、
素子の容量上の制約がある。このため、小容量で複数の
電動機と、これらの電動機と夫々対をなす複数の電動機
から成るマルチドライブ方式がいくつか提案されてい
る。
【0006】まず、特開昭56−3263号公報には、エレベ
ーターの駆動装置として複数のシーブと夫々対をなす複
数インバータを備え、各電動機で発生するトルクリプル
が重畳しないように位相をずらして各インバータを制御
して、システム全体としてのリプルの抑制を図ることが
開示されている。
【0007】次に、特開平2−228288 号公報には、2つ
のコンバータ・インバータから夫々誘導電動機へ給電
し、これらの電動機を直結して、エレベータ・シーブを
駆動するように2つの駆動系を結合するとともに、一方
の駆動系にはエレベーター乗かごとカウンターウェート
との重量差に基づくアンバランストルクを負担させ、他
方の駆動系には、エレベーターの加減速に要するトルク
を負担させるようにトルク分担させることが開示されて
いる。
【0008】特開平3−36991号公報にはエレベーターの
駆動装置として、2巻線を有する誘導電動機と各巻線に
夫々接続したインバータから構成し、通常は2組のイン
バータから2組の電動機で、一方、ひとつのインバータ
の故障時には他方の正常なインバータと電動機とでエレ
ベーターを運転することが開示されている。
【0009】これらはマルチドライブ方式と呼ぶことに
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】エレベーターの制御装
置にマルチドライブ方式を適用する上記従来技術は、エ
レベーターの高速化と大容量化を容易にすることができ
るものの、エレベーターを駆動するために必要な消費電
力が大きくなるという問題がある。
【0011】すなわち、前者においては、常に2組の駆
動系が運転され、互いに効率の悪い領域で2系が動作す
る場合があり、後者においては、負荷状態と運転方向と
によって各電動機の出力するトルクが互いに相殺しあう
場合があり、このときに消費する電力量は非常に大きく
なる問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の或る一面におい
ては、複数の電力変換器と、これらの電力変換器から給
電される電動機と、この電動機によって駆動されるエレ
ベーターを備えたものにおいて、速度指令手段と、上記
電動機の回転速度を検出する手段と、これら速度指令と
速度検出値との偏差に応じた成分を含むトルク指令発生
手段と、このトルク指令の大きさに応じて上記複数の電
力変換器間の出力分担を決定する手段を設ける。
【0013】本発明の他の一面においては、トルク指令
が予定値以下の領域で第1の電力変換器のみを制御し、
トルク指令が予定値を越える領域で、第2の電力変換器
をも制御するように構成する。
【0014】
【作用】このように構成することにより、要求トルクが
小さく、一部の駆動系でまかなえる状態の下では、一部
の駆動系のみが運転され、要求トルクが比較的大きくな
ると全部の駆動系を運転することとなり、複数の駆動系
が互いに効率の悪い領域で並列運転される機会が減り、
消費電力を小さく抑えることとなる。
【0015】本発明によるその他の特徴及び作用は、以
下の実施例の説明で明らかになるであろう。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明
する。図1に示す実施例での駆動系は2組とした場合で
ある。
【0017】図1において、1は商用電源、2は前記商
用電源1が停電したときに電力源となる自家発電源であ
る。3と4は前記商用電源1と前記自家発電源2とを切
換える接触器である。
【0018】5A,5Bは前記商用電源1あるいは前記
自家発電源2から給電され、可変電圧,可変周波数の交
流電力を出力する電力変換器、6A,6Bは夫々これら
の電力変換器5A,5Bから給電される誘導電動機であ
る。前記電力変換器5Aと前記電動機6Aとでエレベー
ターの一方の駆動系Aを構成し、同じく5Bと6Bで他
方の駆動系Bを構成している。
【0019】7は前記電動機6A,6Bに連結されたシ
ーブ、9はエレベーターの乗かご、10はカウンターウ
ェート、11はロープでシーブ7に巻きかけられ、その
両端に乗かご9とカウンターウェート10とが吊り下げ
られている。
【0020】12はエレベーターの速度を検出する速度
検出器で速度信号ωrを出力する。13は乗かご内の荷
重を検出する荷重検出器で荷重信号WL を出力する。1
4はエレベーターの速度指令発生器で速度指令ωr*を発
生する。
【0021】15は故障検出器で電力変換器5Aと電動
機6Aからなる駆動系内に異常が発生したとき故障信号
15Aを発生し、又、電力変換器5Bと電動機6Bから
なる駆動系内に異常が発生したときに故障信号15Bを
発生する。16は停電検出器で商用電源1が停電したと
き停電信号16Sを発生する。17は電動機の巻線温度
を検出する温度検出器で、電動機6Aの温度信号TA
電動機6Bの温度信号TBを出力する。
【0022】18はエレベーターにおいて、振動抑制と
省電力化のいずれの運転を重視するかを設定するモード
設定器で、振動抑制を重視する場合にスイッチを投入
し、その信号18Sを発生するものとする。
【0023】19は速度制御装置であり、速度指令ωr*
と速度信号ωr及び荷重信号WL及び、状態信号群15
A,15B,16S,18S,TA,TB等に基づき、駆
動系を制御するための制御諸量iA*,iB*,ωA*,ω
B*,θA*及びθB*+θS を演算する。
【0024】この速度制御装置19はマイクロプロセッ
サー,メモリ,入出力装置などから構成されるマイクロ
コンピュータを用いているが、ここではその機能ブロッ
クとして表した。
【0025】以下、その構成を機能毎に説明する。
【0026】191は速度調節部(ASR部)で、速度
指令ωr*と速度信号ωr の偏差を取り、荷重信号WL
加味してエレベーターの駆動に必要なトルク量を指示す
るトルク指令τ* を発生する。192はトルク分配部
で、2つの駆動系が出力すべきトルク量を決定するため
の関数F1〜F5を備えている。この関数の詳細について
は後述する。
【0027】193は入力信号に応じて運転モードを判
定するモード判定部、194,195はモード判定部によ
って設定されるモード選択部と駆動系選択部である。前
記モード選択部194は、関数F1とF2の群,関数F3
の群,関数F4とF5 の群のいずれかの群を選択し、ま
た、前記駆動系選択部195は前記モード選択部によっ
て選択された関数群を各駆動系に割り当てる。ここで、
τA*は電力変換器5Aと電動機6Aからなる駆動系Aの
トルク指令、τB*は電力変換器5Bと電動機6Bからな
る駆動系Bのトルク指令である。
【0028】196はトルク指令τA*,τB*及び速度信
号ωr に基づいて各駆動系を制御するためのベクトル制
御の諸量を演算するベクトル制御演算部である。このベ
クトル制御演算部196は、電力変換器から電動機に供
給する電流の大きさを指示する電流指令iA*,iB*とそ
の周波数指令ωA*,ωB*及び位相指令θA*,θB*を演算
し出力するものである。iA*,ωA*,θA*は電力変換器
5Aと電動機6Aとからなる駆動系Aを制御するベクト
ル制御の諸量で、トルク指令τA*と速度信号ωr とから
演算される。また、iB*,ωB*,θB*は電力変換器5B
と電動機6Bからなる他方の駆動系Bを制御するベクト
ル制御の諸量で、トルク指令τB*と速度信号ωrとから
演算される。
【0029】197は、電力変換器6A及び電力変換器
6Bの出力電流間に位相差θS を設定する位相差設定器
である。この位相差を設けることにより電動機が発生す
るトルクリプルを抑制できるが、この点は後述する。
【0030】以上の機能から速度制御装置19は構成さ
れている。
【0031】20は前記速度制御器19で出力されるベ
クトル制御の諸量に基づいてパルス幅変調(PWM)信
号を発生するPWM制御器、21は前記PWM信号から
ゲートパルスを発生するゲート増幅器である。22A,
22Bは電流検出器で電力変換器5A,5Bの電流
A,iBをPWM制御器20に帰還している。
【0032】以上が、エレベーターの制御装置の全体概
略構成である。
【0033】次にトルク分配部192の関数F1〜F5
位相差設定器197について説明する。なお、以後に説
明する関数F1〜F5は本来、電動機の4象限トルク制御
を行うために正負両極性からなる特性のものでなければ
ならないが、基本的な機能を説明するため正極性領域
(第1象限)のみ図示しているが、実際には、負極性領
域(第3象限)にも対称な特性を有するものである。
【0034】まず、関数F1とF2について説明する。関
数F1とF2は省電力運転を行うように設定された関数で
ある。
【0035】一般に電動機の効率ηは図2(a)に示すよ
うに出力トルクが小さい領域で低く、出力トルクの増加
に伴い高くなり、そしてほぼ一定値で飽和する特性であ
る。また、消費電力Pは破線で示す特性となる。
【0036】図2(b)はこのような特性を有する電動機
を2個用い、かつ等トルクを出力する場合の消費電力を
示している。
【0037】図から分かるように低トルク領域では電動
機2個で駆動するよりも電動機1個で駆動する方が消費
電力は少ない。
【0038】すなわち、電動機2個でトルクτ1を出力
する場合、各電動機は(τ1/2)とするトルクを出力
することになる。図2(a)より、トルクτ1における効
率η1はトルク(τ1/2)における効率η2より高い。
したがって、電動機1個での消費電力P1と電動機2個
での消費電力2・P2を比較するとP1<2・P2が成立
し、電動機1個で駆動する方が消費電力は少ない。
【0039】そこで、本実施例においては、関数F1
2とを用いることにより低トルク領域では電動機1個
で、高トルク領域では電動機2個でエレベーターを駆動
するように構成している。
【0040】即ち、図1に示すように関数F1 は要求さ
れるトルクが小さい領域ではトルク指令τ* に比例し、
大きい領域ではほぼ一定値のトルクを出力する設定がな
されている。
【0041】一方、関数F2 は要求されるトルクの小さ
い領域では出力するトルクを零に、大きい領域ではトル
ク指令τ* に比例する設定がなされている。この結果、
必要トルクがτ1 以下の領域では、第1の駆動系Aのみ
を用いてエレベーターを駆動し、一方、必要トルクがτ
1 を越える領域では、第1の駆動系Aを満杯に保ちつ
つ、第2の駆動系Bが助勢する形でエレベーターを駆動
することとなる。
【0042】このような関数F1とF2によるトルク分担
が図られることにより、省電力が実現される。
【0043】次に関数F4とF5について説明する。関数
4とF5は停電時又は駆動系の一方が故障した場合の救
出運転用に用いる関数である。
【0044】まず、停電時について説明する。停電が発
生したときにはエレベーターを一旦停止したのち、軽負
荷方向で、かつ低速度で最寄階に運転する救出運転を行
うことが一般的である。この場合、先に説明したよう
に、電動機2個で駆動すると消費電力は大きくなる。こ
のため、停電時に用いる自家発電源の容量も大きなもの
が必要になる。そこで、停電時には、1個の電動機で駆
動することにより、高効率運転ができ、自家発電源の容
量も小さなものでよい。
【0045】また、いずれかの駆動系に異常が発生した
場合についても、正常な駆動系を用いて救出運転が可能
であり、この場合にも、いずれの駆動系を選ぶかは後述
するとして、一方の駆動系のみにトルク指令を与えるこ
ととなる。
【0046】そこで、一方の駆動系だけでエレベーター
を運転するように、関数F4 はトルク指令τ* に従うト
ルクを出力するように、又関数F5 は出力するトルクを
常に零とするように設定されている。
【0047】次に電動機で発生するトルクリプル抑制に
有効な位相差設定器197と関数F3について説明す
る。
【0048】初めにトルクリプルの発生要因について、
図3を用いて説明する。
【0049】トルクリプルが発生する要因の1つとして
電流波形に含まれる電流の跳躍現象によって発生するこ
とが知られている。この跳躍現象は図3(a)に示すよう
に三相出力全部のゼロクロス点、すなわち、電気角60
°毎に発生する。
【0050】このような電流跳躍を含む出力電流iA
Bを同一位相で各電動機に加えた場合、各電動機のト
ルクリプルΔτAとΔτBは同時に発生する。このためト
ルクリプルは電動機個々で発生するリプルΔτAとΔτB
が重畳されて大きなリプル(Δτ)となる。
【0051】このトルクリプルを抑制するためには図3
(b)に示すように、出力電流における跳躍部が一致しな
いように、出力電流間に位相差を設ければよい。
【0052】図1の位相差設定部197にはこの位相差
θS が記憶されている。なお、位相差θS は一方の出力
電流の零クロス間の中点に、他方の出力電流の零クロス
点が位置する下式に示す設定を行えばよい。
【0053】 θS=±(60/n+(K×60)) …(数1) 但し、nはドライブ数,K=0,1,2……。
【0054】ここで設定したθSはn=2であること、
及びK=0と選んで、θS=30°とした一例である。
【0055】なお、位相差を設ける場合には、各駆動系
が等トルクとなるように、制御する必要があり、関数F
3はそのために設けた関数である。
【0056】以上から構成された制御装置は次のように
動作することで、省電力運転,故障及び停電時における
救出運転,リプル抑制運転、さらに温度均等化運転が行
われる。
【0057】まず、速度指令発生器14から速度指令ω
r*が発生されると速度制御装置19はまずASR部19
1において、速度指令ωr*と速度信号ωr との偏差と、
その偏差に荷重信号WLを加算したトルク指令τ* を出
力する。
【0058】一方、モード判定部193は各入力信号に
対応した運転モードを判定し、運転モードに対応した関
数を選択する。
【0059】以下、モード判定部193における演算過
程を図4に示すフローチャートに従い説明する。
【0060】エレベーターの運転指令(図示は省略し
た)が発生すると、ステップ101において、故障信号
15A,15B(故障時の信号レベル;Low。以下単
にLと記す),停電信号16S(停電時の信号レベル;
L),モード設定信号18S(リプル抑制運転の場合の
信号レベル;High。以下単にHと記す)及び各電動
機の温度信号TA,TBを入力する。以下、これらの信号
に基づいて運転モードを判定し、かつ運転モードに対応
する関数が選択される。
【0061】ステップ102では正常運転モードか異常
(救出)運転モードかを判定する。この判定は故障信号
15A,15B及び停電信号16Sの論理積演算により
行う。その結果が、Hの場合には正常運転モードとな
り、ステップ103の処理に移る。一方、Lの場合は異
常(故障、あるいは停電が発生している)運転モードで
あり、ステップ104へ移る。
【0062】ここで、正常運転モードとなり、ステップ
103に示す処理に移行した場合について説明する。1
03ではリプル抑制運転モードか省電力運転モードかを
判定する。この判定にはモード設定信号18Sを用い
る。信号18SがHの場合にはリプル抑制運転となり、
ステップ105に示す処理を行う。すなわち、モード選
択部194に示すスイッチの方向をa1,b2側にセット
する。
【0063】この結果、リプル抑制運転用の関数F3
選択される。
【0064】一方、信号18SがLの場合にはステップ
106に示す処理に移行し、モード選択部194に示す
スイッチの方向をa1,a2側にセットする。この結果、
省電力運転用の関数F1とF2が選択される。
【0065】次に、上記で選ばれた関数F1,F2をどの
駆動系の制御用に割り当てるかを決める。
【0066】例えば関数F1によって制御される電動機
は、関数F2によって制御される電動機よりもトルクを
発生する割合が多い。このため関数F1 で制御される電
動機の温度は高くなる可能性が大きい。
【0067】そこで、温度の高い方の電動機には関数F
2,低い方の電動機には関数F1が選択されるようにして
温度の均等化を図る。
【0068】ステップ107でTA Bの場合、電動機
6Bの温度が高いので、電動機6Bを含む駆動系にはト
ルクを発生する割合が小さい関数F2 を、また電動機6
Aを含む駆動系にはトルクを発生する割合が大きい関数
1 が選択されるように、駆動系選択部195のスイッ
チをa1,a2側にセットする(ステップ108の処理)。
【0069】一方、TA>TBの場合、上記とは反対に電
動機6Aを含む駆動系の制御用に関数F2,電動機6B
を含む駆動系の制御用に関数F1が選択されるように、
駆動系選択部195のスイッチをb1,b2側にセットす
る(ステップ109の処理)。以上が正常運転モードに
対応する処理である。
【0070】次に、ステップ102での判定から、異常
運転モードである場合の処理について説明する。
【0071】まず、ステップ104で通電状態か停電か
を判定し、通電状態(16S=H)であればモード選択部
194に示すスイッチをb1側にセットする(ステップ1
10の処理)。一方、停電状態(16S=L)のときに
はモード選択部194に示すスイッチをb1 側にすると
ともに、電力源を自家発電源2に切替えるため接触器3
を開路し、接触器4を閉路する処理(ステップ111の
処理)を行う。
【0072】次に、ステップ112で故障部の判定を行
う。電力変換器5A及び電動機6Aから成る一方の駆動
系のみの正常か異常かを判定し、故障信号15AがH
(正常)のとき駆動系選択部195のスイッチをa3,a4
側にセットする(ステップ113)。一方、故障信号がL(一
方の駆動系の異常)の場合は、駆動系選択部195のス
イッチの方向をb3,b4側にセットする(ステップ11
4の処理)。
【0073】これにより、正常な駆動系には関数F4
故障した駆動系には関数F5が選択され、この処理を終
了する。なお、両駆動系ともに異常の場合については、
本フローチャートは想定していないが、図示しないフロ
ー部において、エレベーターを休止させるべきである。
【0074】図5に、各駆動系に割当てられる関数を判
定条件に区別して示す。これらの関数は、いずれも、横
軸に要求トルクτ* をとったとき、駆動系A及びBへ配
分されるトルク指令τA*及びτB*を示している。
【0075】さて、図1に戻って、ベクトル制御演算部
196はトルク指令τA*と速度信号ωr とから駆動系A
をベクトル制御するための諸量iA*,ωA*,θA*を演算
し、また、トルク指令τB*と速度信号ωr から駆動系B
をベクトル制御するための諸量iB*,ωB*,θB*を演算
し、PWM制御器20に出力する。
【0076】ここで、駆動系Bの位相指令は位相差設定
部197に設けられている位相差θS(=30°)を加
算したθB*+θSとしてPWM制御器20に出力する。P
WM制御器20はベクトル制御の諸量iA*,ωA*,θA*と
帰還電流iA とから電流制御系を構成し、その結果に基
づき駆動系Aを制御するPWM信号PA を、また、i
B*,ωB*,θB*+θSとiBから駆動系Bを制御するPW
M信号PB を発生する。ゲート増幅器21はPWM信号
A,PBに基づいてゲートパルスPAG,PBGを発生し、
電力変換器5A,5Bを駆動する。これにより、各電動
機は選択された関数に基づくトルクを出力し、エレベー
ターを駆動する。
【0077】なお、省電力運転モードでのトルク分担は
実施例に説明した配分に限ることなく、図6に示すよう
に2個の電動機で駆動する領域では等分担とすることも
できる。この場合、特に、前述した位相差運転に適す
る。
【0078】また、エレベーターの乗かご内荷重と運転
方向とからその運転に必要なトルク量を予め演算し、そ
のトルク量が設定値以下と予想される運転では一方の駆
動系だけを用い、設定値以上と予想される運転の場合だ
け両方の駆動系を用いるように、各運転の直前に決めて
エレベーターを運転してもよい。
【0079】更に、温度均等化を図る方法として電動機
が起動する毎に割当てる関数を交互に切替えてもよい。
【0080】また、温度検出方法は機器の温度上昇を直
接計る方法に限ることなく間接的に計測することでもよ
い。例えば、電動機に供給される電流、あるいは電力量
を検出し、温度上昇に換算する構成であってもよい。
【0081】また、温度検出器の構成は各電動機の駆動
回数を計測する構成であってもよい。
【0082】また、振動抑制と省電力化のいずれかを設
定するモード設定器18は、速度信号に含まれる変動分
(乗かご加速度相当)を演算し、この変動分が大きくな
った場合に振動抑制モードとするようにした投入方法で
あってもよい。
【0083】また、本実施例での電動機6A,6Bは2
組の固定子巻線と、これと対をなす回転子が1つの電動
機本体に格納された形式のものとしたが、これに限るこ
となく、2つの電動機を連結したタンデム形式のもので
あってもよい。
【0084】さらに、回転子が1組で固定子巻線が2組
からなる形式の電動機、あるいは6相形式の電動機であ
ってもよい。この場合、前者の電動機には電気角60°
だけ位相のずれた2組の3相巻線に、また、後者の電動
機には電気角60°だけ位相のずれた2組の3相に区分
した巻線に、夫々電気角60°だけ位相をずらした2組
の電力変換器から給電することが望ましい。
【0085】以上の実施例によれば、エレベーター装置
を複数の電力変換器と、これらの電力変換器から給電さ
れる電動機からなるマルチドライブ方式とすることで、
システムを容易に大容量化し、かつ、これら複数の電力
変換器間の出力分担を可変するようにしたので、以下に
記載の効果を奏する。
【0086】1) 要求トルクに基づく最小数の電動機
でエレベーターを駆動するようにしたので省電力運転が
行える。
【0087】2) 電動機あるいは電力変換器の温度の
均等化を図るようにしたので、温度上昇を最小限に抑え
ることができる。
【0088】3) 複数の電力変換器に位相差をもたせ
る制御を行うようにしたので電動機で発生するトルクリ
プルが抑制され、乗り心地が向上する。
【0089】4) 停電時、一方の駆動系だけで運転す
るようにしたので、停電対応の電源設備容量を小さくで
きる。
【0090】5)すべての運転モードでベクトル演算に
基づく良好なトルク制御が行え、乗心地の良い運転がな
しえる。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、マルチドライブ方式の
エレベーター装置または電動機制御装置において、消費
電力の軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すエレベーター装置の全
体構成図。
【図2】消費電力の比較を表わす図。
【図3】トルクリプルの抑制制御を説明する図。
【図4】モード判定部における演算過程を示すフローチ
ャート。
【図5】判定条件と関数の対応を表わす図。
【図6】トルク分配の他の実施例関数図。
【符号の説明】
1…商用電源、3,4…接触器、12…速度検出器、1
8…モード設定器、15A,15B…故障信号、16S
…停電信号、18S…モード設定信号、F〜F
関数、iA*,iB*…電流指令、PA,PB…PWM信号、
AG,PBG…ゲート信号、TA,TB…温度信号、WL
荷重信号、θA*,θB*…位相指令、θS…位相差、τ*,
τA*,τB* …トルク指令、ωr …速度信号、ωr*…速
度指令、ωA*,ωB*…周波数指令。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 博美 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 坂井 吉男 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 高橋 秀明 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 増田 誠吉 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 安藤 武喜 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 黒沢 俊明 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 軒田 昭浩 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 紺谷 雅宏 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電力変換器と、これらの電力変換器
    から給電される電動機と、この電動機によって駆動され
    るエレベーターを備えたものにおいて、速度指令手段
    と、上記電動機の回転速度を検出する手段と、これら速
    度指令と速度検出値との偏差に応じた成分を含むトルク
    指令発生手段と、このトルク指令の大きさに応じて上記
    複数の電力変換器間の出力分担を決定する手段を設けた
    エレベーター装置。
  2. 【請求項2】2つの電力変換器と、これらの電力変換器
    から給電される電動機と、この電動機によって駆動され
    るエレベーターを備えたものにおいて、要求トルク演算
    手段と、この要求トルクが予定値以下の領域でこの要求
    トルクに応じて上記電力変換器のひとつを制御する手段
    と、上記要求トルクが上記予定値を越える領域でこの要
    求トルクに応じて上記電力変換器のふたつを制御する手
    段を設けたエレベーター装置。
  3. 【請求項3】複数の電力変換器と、これらの電力変換器
    から給電される電動機と、この電動機によって駆動され
    るエレベーターを備えたものにおいて、要求トルク演算
    手段と、この要求トルクが予定値以下の領域でこの要求
    トルクに応じて上記電力変換器のひとつを制御する手段
    と、上記要求トルクが上記予定値を越える領域で、ひと
    つの電力変換器の出力を一定に保ち、他のひとつの電力
    変換器の出力を、上記予定値を越えた量に応じて制御す
    る手段を設けたエレベーター装置。
  4. 【請求項4】2つの電力変換器と、これらの電力変換器
    から給電される電動機と、この電動機によって駆動され
    るエレベーターを備えたものにおいて、速度指令手段
    と、上記電動機の回転速度を検出する手段と、これら速
    度指令と速度検出値との偏差に応じた成分を含むトルク
    指令発生手段と、このトルク指令に応じて上記2つの電
    力変換器を制御するモードと、上記トルク指令に応じて
    1つの電力変換器のみを制御するモードを有する制御手
    段を設けたエレベーター装置。
  5. 【請求項5】複数の電力変換器と、これらの電力変換器
    から夫々給電される複数の電動機と、これらの電動機に
    よって駆動されるエレベーターを備えたものにおいて、
    要求トルク演算手段と、この要求トルクの大きさに応じ
    た台数の上記電動機及び電力変換器を制御する手段を設
    けたエレベーター装置。
  6. 【請求項6】2つの電力変換器と、これらの電力変換器
    から給電される2つの電動機と、これらの電動機によっ
    て駆動されるエレベーターを備えたものにおいて、上記
    2つの電動機の一方へのトルク指令を一定に保ち他方へ
    のトルク指令を調整する制御手段を設けたエレベーター
    装置。
  7. 【請求項7】2つの電力変換器と、これらの電力変換器
    から給電される電動機と、この電動機によって駆動され
    るエレベーターを備えたものにおいて、要求トルク演算
    手段と、この要求トルクの予定値領域で同一の要求トル
    クに応じて上記電力変換器の2つを制御する手段を設け
    たエレベーター装置。
  8. 【請求項8】複数の電力変換器と、これらの電力変換器
    から給電される電動機と、この電動機によって駆動され
    る負荷を備えたものにおいて、上記負荷に要求されるト
    ルクを検出する手段と、この要求トルクが予定値以下の
    とき、上記複数の電力変換器のうちの一部のみを制御す
    る手段を設けた電動機制御装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、上記要求トルクが予定
    値を越えるとき、上記複数の電力変換器を略同一のトル
    ク指令に応じて制御する手段を設けた電動機制御装置。
  10. 【請求項10】2つの電力変換器と、これら各電力変換
    器によって給電される2つの電動機と、これらの電動機
    によって駆動される共通の負荷とを備えたものにおい
    て、負荷トルクを上記2つの電動機に不均等に分担させ
    るように上記2つの電力変換器を制御する手段と、上記
    2つの電動機の平均的負荷分担を均等化するように上記
    2つの電力変換器を制御する手段とを設けた電動機制御
    装置。
  11. 【請求項11】2つの電力変換器と、これら各電力変換
    器によって給電される2つの電動機と、これらの電動機
    によって駆動される共通の負荷とを備えたものにおい
    て、上記2つの電動機の平均的負荷分担を均等化するよ
    うに、負荷トルクを上記2つの電動機に不均等に分担さ
    せる上記2つの電力変換器の制御手段を設けた電動機制
    御装置。
  12. 【請求項12】2つの電力変換器と、これら各電力変換
    器によって給電される2つの電動機と、これらの電動機
    によって駆動される共通の負荷とを備えたものにおい
    て、負荷トルクを上記2つの電動機に不均等に分担させ
    るように上記2つの電力変換器を制御する手段と、上記
    2つの電動機のトルク分担が逆転するように上記2つの
    電力変換器を制御する手段とを設けた電動機制御装置。
  13. 【請求項13】2つの電力変換器と、これら各電力変換
    器によって給電される2つの電動機と、これらの電動機
    によって駆動される共通の負荷とを備えたものにおい
    て、負荷トルクを上記2つの電動機に分担させる制御手
    段と、上記2つの電力変換器を位相差をもたせて制御す
    る手段とを設けた電動機制御装置。
  14. 【請求項14】2つの電力変換器と、これら各電力変換
    器によって給電される2つの電動機と、これらの電動機
    によって駆動される共通の負荷とを備えたものにおい
    て、負荷トルクを上記2つの電動機に均等に分担させる
    ように上記2つの電力変換器を制御する手段と、上記2
    つの電動機の電流間に位相差をもたせるように上記2つ
    の電力変換器を制御する手段とを設けた電動機制御装
    置。
  15. 【請求項15】2つの電力変換器と、これら各電力変換
    器によって給電される2つの電動機と、これらの電動機
    によって駆動される共通の負荷とを備えたものにおい
    て、上記電力変換器または電動機の予定の状態を検出す
    る手段と、この検出手段の出力に応動して他方の電力変
    換器のみを制御する手段と、停電検出手段と、この停電
    検出手段の動作に応動して一方の電力変換器のみを補助
    電源へ接続する手段とを設けた電動機制御装置。
  16. 【請求項16】2つの電力変換器と、これら各電力変換
    器によって給電される2つの電動機と、これらの電動機
    によって駆動される共通の負荷とを備えたものにおい
    て、停電検出手段と、この停電検出手段の動作に応動し
    て一方の電力変換器のみを補助電源へ接続する手段を設
    けた電動機制御装置。
  17. 【請求項17】可変電圧,可変周波数の交流を出力する
    周波数変換装置と誘導電動機とを有する第1,第2の駆
    動系と、上記2つの駆動系によって駆動される共通のエ
    レベーターと、速度指令手段と、上記電動機の回転速度
    を検出する手段と、これら速度指令と速度検出値との偏
    差に応じた第1のトルク指令とエレベーター運動系の持
    つアンバランストルクに応じた第2のトルク指令とを含
    む総合トルク指令が予定値以下のとき上記第1,第2の
    駆動系のうち一方の駆動系のみを上記総合トルク指令に
    応じて制御する手段と、上記総合トルク指令が予定値を
    越える領域で上記一方の駆動系に対するトルク指令を一
    定値に保ち、上記他方の駆動系を上記越えた量に応じた
    トルク指令によって制御する手段を設けたエレベーター
    装置。
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