JP2001078408A - 回転電機の組み付け構造 - Google Patents

回転電機の組み付け構造

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JP2001078408A
JP2001078408A JP25211799A JP25211799A JP2001078408A JP 2001078408 A JP2001078408 A JP 2001078408A JP 25211799 A JP25211799 A JP 25211799A JP 25211799 A JP25211799 A JP 25211799A JP 2001078408 A JP2001078408 A JP 2001078408A
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JP
Japan
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case
stator
rotor
electric machine
bearing
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JP25211799A
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English (en)
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Hisayuki Furuse
久行 古瀬
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、1つのステータで2つのロータを
駆動する回転電機において、組み付け作業の簡易化に寄
与することができる回転電機の組み付け構造を提供する
ことにある。 【解決手段】 ステータ固定ボルト23を外ロータリア
ベアリング29とは逆方向のB方向から挿入し、ケース
21に設けられているタップ16にネジ止めして固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機に関し、
特に、1つのステータで2つのロータを駆動する回転電
機に好適な組み付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1つのステータで2つのロータを
駆動する回転電機としては、特願平10−323342
号が提案されていおり、この回転電機には、図3に示す
ような組み付け構造が考えられる。
【0003】すなわち、図3に示すように、ケース12
1内にステータ115を入れた後に、ケース121の外
側からA方向にステータ固定ボルト123を入れ、ステ
ータ115の一端に開けられたタップ116にステータ
固定ボルト123を固定してステータ115をケース1
21内で支持するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回転電機の組み付け構造にあっては、ステータ固定ボル
ト123をA方向からケース121内に入れていたの
で、図3に示すように、外ロータを支持している外ロー
タリアベアリング129の取り付け位置が、ステータ固
定ボルト123の頭部幅分だけ外周方向にずれている必
要があった。
【0005】このため、回転電機が回転を開始すると、
外ロータリアベアリング129のフリクション(摩擦)
が増大するので、回転電機の高速回転が制約されるとい
った問題があった。
【0006】また、ステータ115をケース121内に
組み付ける際の挿入方向と、ステータ固定ボルト123
をケース121内に組み付ける際の挿入方向とが逆方向
になっていたため、組み付け作業が複雑になり、作業性
が悪いといった問題があった。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、1つのステータで2つのロータを駆
動する回転電機において、組み付け作業の簡易化に寄与
することができる回転電機の組み付け構造を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、第1の回転軸に接続された第
1のロータと、第1のロータの外周に設けられたステー
タと、ステータの外周に設けられ第2の回転軸に接続さ
れた第2のロータからなる三重構造を備え、第2のロー
タを保護するロータケースを支持する第1のベアリング
と、第1のベアリングと逆方向にあり、ステータを固定
するボルトとを備えたことを要旨とする。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記回転電機を保護するフロントケースと、前
記ロータケースを前記第1の回転軸に支持するフロント
カバーと、フロントケースにフロントカバーを介して前
記ステータを支持する第2のベアリングを備えたことを
要旨とする。
【0010】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記第2のベアリングは、ニードルベアリング
からなることを要旨とする。
【0011】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記ロータケースは、前記第1のベアリングと
接続する一端に爪部を備えたことを要旨とする。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、第1の
ベアリングと逆方向からステータをボルトにより固定す
るようにしているので、従来のようにボルトの頭部幅分
が第1のベアリングの取り付け部分を阻害することなく
配置することができる。
【0013】この結果、回転電機が回転を開始しても、
第1のベアリングのフリクション(摩擦)が増大するこ
とがないので、回転電機の高速回転が可能となる。ま
た、ステータをケース内に組み付ける際の挿入方向と、
ボルトをケースに組み付ける際の挿入方向とが同一方向
になるので、組み付け作業を単純化することができる。
さらに、ボルトを十分に太く設定することができ、支持
剛性を向上することができる。
【0014】また、請求項2記載の本発明によれば、フ
ロントケースにフロントカバーを介してステータを第2
のベアリングにより支持するようにしておくので、ステ
ータの支持剛性を向上することができる。
【0015】また、請求項3記載の本発明によれば、第
2のベアリングをニードルベアリングから構成すること
で、ニードルベアリングによりフロントケースにフロン
トカバーを介してステータを支持することができる。
【0016】また、請求項4記載の本発明によれば、第
2のベアリングをニードルベアリングから構成しても、
第1のベアリングと接続するロータケースの一端に爪部
を備えたことで、ロータケースの横ずれを防止すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る回転電機の組み付け構造を説明す
るための回転電機の構成を示す図である。
【0019】回転電機1は、図1に示すように、内ロー
タ11が第1回転軸13に接続され、内ロータ11の外
周にステータ15が設けられ、外ロータ17がステータ
15の外周に設けられ第2回転軸19に接続されるとい
う三重構造を備えている。
【0020】ステータ15には、ステータ固定ボルト2
3を挿入可能なボルト穴24が設けられており、このボ
ルト穴24にB方向からステータ固定ボルト23を挿入
し、ケース21に設けられているタップ16にネジ止め
して固定されている。
【0021】外ロータ17は、ロータケース25に保護
されるように取り付けられており、ロータケース25の
一端に取り付けられているアウタレース31は、外ロー
タリアベアリング29、インナレース27を介してケー
ス21に回転自在に支持されている。
【0022】また、ロータケース25は、ナット35に
よりフロントカバー37に取り付けられており、フロン
トカバー37の一端に取り付けられているインナレース
39、ステータフロントベアリング41、アウタレース
43を介してステータ15に回転自在に支持されてい
る。
【0023】すなわち、ロータケース25は、フロント
カバー37の一端に取り付けられているアウタレース4
5、内ロータリアベアリング47、インナレース49を
介して第1回転軸13に回転自在に支持されている。さ
らに、ロータケース25は、フロントカバー37の一端
に取り付けられているインナレース51、外ロータフロ
ントベアリング53、アウタレース55を介してフロン
トケース57に回転自在に支持されている。
【0024】次に、図1を参照して、回転電機の組み付
け構造について説明する。
【0025】まず、第1回転軸13に内ロータ11を取
り付けた後に、ケース21内に第1回転軸13と内ロー
タ11を回転自在に取り付ける。
【0026】そして、ロータケース25に外ロータ17
を取り付けておき、ロータケース25の一端にアウタレ
ース31、外ロータリアベアリング29、インナレース
27を取り付けた後に、これらをケース21に組み込
む。
【0027】そして、ケース21内にステータ15を入
れた後、ボルト穴24に外ロータリアベアリング29と
は逆方向のB方向からステータ固定ボルト23を挿入
し、ケース21に設けられているタップ16にネジ止め
して固定する。
【0028】そして、ステータ15の内周部にインナレ
ース39、ステータフロントベアリング41、アウタレ
ース43B方向から挿入する。
【0029】そして、第1回転軸にアウタレース45、
内ロータリアベアリング47、インナレース49を取り
付けておき、アウタレース45とインナレース39との
間に係合するようにフロントカバー37を取り付けた後
に、ロータケース25、フロントカバー37をナット3
5でネジ止めして固定する。
【0030】さらに、フロントカバー37にB方向から
インナレース51、外ロータフロントベアリング53、
アウタレース55を取り付けた後に、アウタレース55
に係合するようにフロントケース57を取り付け、中ケ
ース56にフロントケース57をネジ止めして固定す
る。
【0031】この結果、第1の実施の形態に関する効果
は、ステータ固定ボルト23を外ロータリアベアリング
29とは逆方向のB方向から挿入し、ケース21に設け
られているタップ16にネジ止めして固定するので、従
来のようにステータ固定ボルト23の頭部幅分が外ロー
タリアベアリング29の取り付け部分を阻害することな
く配置することができる。
【0032】この結果、回転電機が回転を開始しても、
外ロータリアベアリング29のフリクション(摩擦)が
増大することがないので、回転電機の高速回転が可能と
なる。
【0033】また、ステータをケース内に組み付ける際
の挿入方向と、ステータ固定ボルトをケースに組み付け
る際の挿入方向とが同一方向になるので、組み付け作業
を単純化することができる。
【0034】さらに、ステータ固定ボルト23を十分に
太く設定することができ、支持剛性を向上することがで
きる。
【0035】また、ステータ15の内周部にインナレー
ス39、ステータフロントベアリング41、アウタレー
ス43B方向から挿入しておくので、フロントケース5
7にフロントカバー37を介してステータフロントベア
リング41によりステータ15を支持することができ、
ステータ15の支持剛性を向上することができる。
【0036】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態に係る回転電機の組み付け構造を説明す
るための回転電機の構成を示す図である。なお、第2の
実施の形態は、図1に示す第1の実施の形態に対応する
回転電機の組み付け構造と同様の基本的構成を有してお
り、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を
省略することとする。
【0037】第2の実施の形態における回転電機65の
特徴は、図1に示すステータフロントベアリング41に
代わって、ニードルベアリング71をステータ15の端
部に設け、アウタレース31とロータケース25とが接
続されるロータケース25の一端に爪部73を設け、ア
ウタレース45とフロントカバー37とが接続されるフ
ロントカバー37の一端にスナップリング75を設ける
ことにある。
【0038】次に、図2を参照して、回転電機の組み付
け構造について説明する。
【0039】まず、第1回転軸13に内ロータ11を取
り付けた後に、ケース21内に第1回転軸13と内ロー
タ11を回転自在に取り付ける。
【0040】そして、ロータケース25に外ロータ17
を取り付けておき、ロータケース25の一端にアウタレ
ース31、外ロータリアベアリング29、インナレース
27を取り付ける。この際、ロータケース25の一端に
設けられた爪部73がアウタレース45に係合するまで
押し込む。そして、これらをケース21に組み込む。
【0041】そして、ステータ15の端部にニードルベ
アリング71を取り付ける。さらに、ケース21内にス
テータ15を入れた後、ボルト穴24に外ロータリアベ
アリング29とは逆方向のB方向からステータ固定ボル
ト23を挿入し、ケース21に設けられているタップ1
6にネジ止めして固定する。
【0042】そして、第1回転軸にアウタレース45、
内ロータリアベアリング47、インナレース49を取り
付ける。さらに、アウタレース45とニードルベアリン
グ71の間にフロントカバー37の一端が係合するよう
に取り付ける。この際、アウタレース45に対して係合
しているフロントカバー37の一端が横ずれしないよう
に、フロントカバー37の一端にスナップリング75を
取り付ける。そして、ロータケース25、フロントカバ
ー37をナット35でネジ止めして固定する。
【0043】さらに、フロントカバー37にB方向から
インナレース51、外ロータフロントベアリング53、
アウタレース55を取り付けた後に、アウタレース55
に係合するようにフロントケース57を取り付け、中ケ
ース56にフロントケース57をネジ止めして固定す
る。
【0044】この結果、第2の実施の形態に関する効果
は、第1の実施の形態に関する効果に加えて、アウタレ
ース31とロータケース25とが接続されるロータケー
ス25の一端に爪部73を設けているので、ロータケー
ス25の横ずれを防止することができる。
【0045】また、ステータ15の端部にはニードルベ
アリング71が設けられているので、ニードルベアリン
グ71によりフロントケース57にフロントカバー37
を介してステータ15を支持することができる。
【0046】さらに、アウタレース45とフロントカバ
ー37とが接続されるフロントカバー37の一端にスナ
ップリング75を設けているので、アウタレース45の
横ずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る回転電機の組
み付け構造を説明するための回転電機の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る回転電機の組
み付け構造を説明するための回転電機の構成を示す図で
ある。
【図3】従来の回転電機の組み付け構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,65 回転電機 11 内ロータ 13 第1回転軸 15 ステータ 17 外ロータ 19 第2回転軸 23 ステータ固定ボルト 24 ボルト穴 25 ロータケース 29 外ロータリアベアリング 31,43,45,55 アウタレース 27,39,49,51 インナレース 37 フロントカバー 47 内ロータリアベアリング 53 外ロータフロントベアリング 57 フロントケース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の回転軸に接続された第1のロータ
    と、 第1のロータの外周に設けられたステータと、 ステータの外周に設けられ第2の回転軸に接続された第
    2のロータからなる三重構造を備え、 第2のロータを保護するロータケースを支持する第1の
    ベアリングと、 第1のベアリングと逆方向にあり、ステータを固定する
    ボルトとを備えたことを特徴とする回転電機の組み付け
    構造。
  2. 【請求項2】 前記回転電機を保護するフロントケース
    と、 前記ロータケースを前記第1の回転軸に支持するフロン
    トカバーと、 フロントケースにフロントカバーを介して前記ステータ
    を支持する第2のベアリングを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の回転電機の組み付け構造。
  3. 【請求項3】 前記第2のベアリングは、 ニードルベアリングからなることを特徴とする請求項2
    記載の回転電機の組み付け構造。
  4. 【請求項4】 前記ロータケースは、 前記第1のベアリングと接続する一端に爪部を備えたこ
    とを特徴とする請求項3記載の回転電機の組み付け構
    造。
JP25211799A 1999-09-06 1999-09-06 回転電機の組み付け構造 Pending JP2001078408A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7026742B2 (en) 2002-04-01 2006-04-11 Nissan Motor Co., Ltd. Stator mounting for a double rotor electric motor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11275826A (ja) * 1998-03-25 1999-10-08 Nissan Motor Co Ltd 回転電機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040127