JP2579676Y2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2579676Y2
JP2579676Y2 JP1992062374U JP6237492U JP2579676Y2 JP 2579676 Y2 JP2579676 Y2 JP 2579676Y2 JP 1992062374 U JP1992062374 U JP 1992062374U JP 6237492 U JP6237492 U JP 6237492U JP 2579676 Y2 JP2579676 Y2 JP 2579676Y2
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JP
Japan
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fixed
yoke
rotating
brushless motor
magnet
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JP1992062374U
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JPH0629384U (ja
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浩一郎 大畑
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はカセットテープレコーダ
やビデオテープレコーダ等のテープ駆動源、その他各種
機器の駆動源に用いられるブラシレスモータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、カセットテープレコーダやビデオ
テープレコーダ等の機器の小型化,薄型化に伴い、これ
らの機器に使用されるモータも小型化,薄型化が要求さ
れている。
【0003】以下に従来のブラシレスモータについて説
明する。図2は従来のブラシレスモータの断面図であ
る。図2において1は軸、2は軸1を固定するロータボ
ス、3は円周方向にN極,S極を交互に着磁した駆動マ
グネット、4は駆動マグネット3を固定する磁性材料か
らなるロータヨークで、11は駆動マグネット3と軸方
向に空隙を介して対向する磁性円盤(以下バックヨーク
と呼ぶ)で、ロータボス2に固定され駆動マグネット3
と一体で回転する。5はマグネット3とバックヨーク1
1との間に空隙をもって対向した固定子巻線で、円板状
に等ピッチで配設された複数の巻線と駆動マグネット3
のN極,S極の位置検出を行う位置検出素子(ホール素
子)を有する。6は機器に取り付けるための手段を持つ
磁性材料からなる固定ヨークで、固定ヨーク面の複数の
ビス締め箇所に円筒状の突起(以下バーリングと呼ぶ)
を施し、更にバーリングの内面にタップ加工を施し、固
定子巻線5の保持装置7を介して固定子巻線5をビス1
2にて固定している。8は軸受けハウジングで軸受け9
とスラスト受け10を固定している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら図2の従
来の構成においては、固定ヨーク6の面よりバーリング
加工の突起部が飛び出しているため、ブラシレスモータ
のトータル厚みが厚くなり、ブラシレスモータの薄型化
が困難になる。
【0005】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、固定子巻線等のビス締め固定用のバーリングの突起
部がブラシレスモータのトータル厚みに影響を及ぼすこ
となく、薄型化を可能とするブラシレスモ−タを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案のブラシレスモータは、多極着磁された円環状
のマグネットを有するとともに、回転軸に固着されたロ
ータと、前記マグネットと軸方向の空隙をおいて対向
し、ロータと一体に回転する回転ヨークと、前記マグネ
ットと回転ヨークの間に配置された固定子巻線と、前記
回転軸を支持する軸受けが設けられ、かつ機器に取り付
けるための手段を持つ固定ヨークとを具備し、前記固定
子巻線等の固定部材を固定ヨークに取り付けたブラシレ
スモータにおいて、前記固定部材と固定ヨークとは間に
回転ヨークが位置する間隔が保持されるように保持装置
を介して取り付けられているとともに、固定部材側から
挿入したしたビスを固定ヨークに設けた円筒状の突起に
ネジ締めすることで前記固定部材と固定ヨークとを一体
化固定し、さらにこの突起は、その先端が固定部材と固
定ヨークとの間の中間に位置するように保持装置を避け
て固定部材側へ突出形成したものである。
【0007】
【作用】この構成によって、ビス締め固定用のバーリン
グの突起部がブラシレスモータのトータル厚みおよびモ
ータ特性に悪影響を及ぼすことなく、モータの薄型化が
可能になる。
【0008】
【実施例】以下本考案の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0009】図1において1は軸、2は軸1を固定する
ロータボスで、このロータボス2には円周方向にN極,
S極を交互に着磁した駆動マグネット3と軸方向に空隙
を介して対向し、かつ駆動マグネット3を固定する磁性
材料からなるロータヨーク4とバックヨーク11が固定
されている。5は駆動マグネット3とバックヨーク11
との間の空隙に配置された複数の巻線と駆動マグネット
3のN極,S極の位置検出を行う位置検出素子(ホール
素子)を有する固定子巻線である。6は機器に取り付け
る手段を持つ磁性材料からなる固定ヨークで、固定ヨー
ク面のビス締め箇所にバーリング6aを施し、更にバー
リング6aの内面にタップ加工を施し、固定子巻線5の
保持装置7を介して固定子巻線5をビス12にて固定し
ている。このとき、ビス締め用のバーリング6aはビス
挿入方向に突起部がくるように施してあり、バーリング
の突起方向よりビス12を挿入して固定子巻線5を固定
している。8は軸受けハウジングで、軸受け9とスラス
ト受け10を固定している。
【0010】以上のように本実施例によれば、ビス締め
固定用のバーリング6aの突起部がブラシレスモータの
トータル厚みに影響しない方向に施してあるので、モー
タ構造および特性に悪影響を及ぼすことなく、モータの
薄型化が可能になる。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案は、ビス固定用のバ
ーリングの突起部をビス挿入方向に施し、バーリングの
突起方向よりビスを挿入して固定子巻線等の固定部材を
固定する構造を有することにより、モータ構造および特
性に悪影響を及ぼすことなく薄型化が可能となるブラシ
レスモ−タを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるブラシレスモータの
断面構造図
【図2】従来のブラシレスモータの断面構造図
【符号の説明】
1 軸 2 ロータボス 3 駆動マグネット 4 ロータヨーク 5 固定子巻線 6 固定ヨーク 7 保持装置 8 軸受けハウジング 9 軸受け 10 スラスト受け 11 磁性円盤(バックヨーク) 12 ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 29/00 - 29/14

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多極着磁された円環状のマグネットを有す
    るとともに、回転軸に固着されたロータと、前記マグネ
    ットと軸方向の空隙をおいて対向し、ロータと一体に回
    転する回転ヨークと、前記マグネットと回転ヨークの間
    に配置された固定子巻線と、前記回転軸を支持する軸受
    けが設けられ、かつ機器に取り付けるための手段を持つ
    固定ヨークとを具備し、前記固定子巻線等の固定部材を
    固定ヨークに取り付けたブラシレスモータにおいて、前
    記固定部材と固定ヨークとは間に回転ヨークが位置する
    間隔が保持されるように保持装置を介して取り付けられ
    ているとともに、固定部材側から挿入したしたビスを固
    定ヨークに設けた円筒状の突起にネジ締めすることで前
    記固定部材と固定ヨークとを一体化固定し、さらにこの
    突起は、その先端が固定部材と固定ヨークとの間の中間
    に位置するように保持装置を避けて固定部材側へ突出形
    成したブラシレスモータ。
JP1992062374U 1992-09-04 1992-09-04 ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP2579676Y2 (ja)

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JPH0629384U JPH0629384U (ja) 1994-04-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934404A (ja) * 1972-08-03 1974-03-29
JPS5441906U (ja) * 1977-08-31 1979-03-20
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JPH0629384U (ja) 1994-04-15

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