JP2570571Y2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JP2570571Y2 JP2570571Y2 JP1991041082U JP4108291U JP2570571Y2 JP 2570571 Y2 JP2570571 Y2 JP 2570571Y2 JP 1991041082 U JP1991041082 U JP 1991041082U JP 4108291 U JP4108291 U JP 4108291U JP 2570571 Y2 JP2570571 Y2 JP 2570571Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- brushless motor
- rotor yoke
- fixed
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カセットテープレコー
ダやビデオテープレコーダ等の機構部品の駆動源に用い
られるブラシレスモータに関するものである。
ダやビデオテープレコーダ等の機構部品の駆動源に用い
られるブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ブラシレスモータは、カセットテ
ープレコーダやビデオテープレコーダ等の機器の小型
化,薄型化に伴い、小型化,薄型化が要求されている。
以下、図面を参照しながら、従来のブラシレスモータの
一例について説明する。図2は、従来のブラシレスモー
タの断面図である。図2において、1は軸、2は軸1に
圧入固定されたロータボスである。3はN極,S極を交
互に着磁した駆動用マグネット、41は駆動用マグネッ
ト3を固定する磁性材料からなるロータヨークである。
10はFGマグネットで、ロータヨーク41の外周部に
リング状に固定され、その外周部には、N極,S極を交
互に、等間隔で着磁してある。5はスリーブメタル、6
はスラスト受けで、軸1を回転自在に支承している。7
はハウジングで、スリーブメタル5とスラスト受け6お
よび固定ヨーク8を固定している。9は駆動用マグネッ
ト3と固定ヨーク8との間に、所定空隙を保って円周上
に等ピッチに配置された複数個のコイルである。11は
FGマグネット10の磁界により磁気抵抗効果を行い、
モータの回転数検出に用いられるMR素子で、固定ヨー
ク8に固定されている。
ープレコーダやビデオテープレコーダ等の機器の小型
化,薄型化に伴い、小型化,薄型化が要求されている。
以下、図面を参照しながら、従来のブラシレスモータの
一例について説明する。図2は、従来のブラシレスモー
タの断面図である。図2において、1は軸、2は軸1に
圧入固定されたロータボスである。3はN極,S極を交
互に着磁した駆動用マグネット、41は駆動用マグネッ
ト3を固定する磁性材料からなるロータヨークである。
10はFGマグネットで、ロータヨーク41の外周部に
リング状に固定され、その外周部には、N極,S極を交
互に、等間隔で着磁してある。5はスリーブメタル、6
はスラスト受けで、軸1を回転自在に支承している。7
はハウジングで、スリーブメタル5とスラスト受け6お
よび固定ヨーク8を固定している。9は駆動用マグネッ
ト3と固定ヨーク8との間に、所定空隙を保って円周上
に等ピッチに配置された複数個のコイルである。11は
FGマグネット10の磁界により磁気抵抗効果を行い、
モータの回転数検出に用いられるMR素子で、固定ヨー
ク8に固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、駆動用マグネット3が、FGマグネット10に接近
しているため、駆動用マグネット3のもれ磁束が、FG
信号に悪影響を与えるという課題を有している。
は、駆動用マグネット3が、FGマグネット10に接近
しているため、駆動用マグネット3のもれ磁束が、FG
信号に悪影響を与えるという課題を有している。
【0004】本考案は上記課題を解決するもので、駆動
マグネットのもれ磁束がFGマグネットに影響を与えな
い構造のブラシレスモータを提供することを目的とす
る。
マグネットのもれ磁束がFGマグネットに影響を与えな
い構造のブラシレスモータを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のブラシレスモータは磁性材料よりなる1枚
のロータヨークに駆動マグネットとFGマグネットを配
設し、前記駆動マグネットと前記FGマグネットの間の
前記ロータヨークをほぼU字断面形状に絞り、前記駆動
マグネットと前記FGマグネットが前記U字断面形状部
分の空間をはさんで対向する構成を有する。
に、本考案のブラシレスモータは磁性材料よりなる1枚
のロータヨークに駆動マグネットとFGマグネットを配
設し、前記駆動マグネットと前記FGマグネットの間の
前記ロータヨークをほぼU字断面形状に絞り、前記駆動
マグネットと前記FGマグネットが前記U字断面形状部
分の空間をはさんで対向する構成を有する。
【0006】
【作用】上記した構成によって、駆動マグネットとFG
マグネットとの間にロータヨークの磁性材料が2重に入
るので、駆動用マグネットからのもれ磁束のシールド効
果が増大し、FG信号への悪影響を減少する。
マグネットとの間にロータヨークの磁性材料が2重に入
るので、駆動用マグネットからのもれ磁束のシールド効
果が増大し、FG信号への悪影響を減少する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本考案の実施例におけるブラシレ
スモータの構成を示すものである。なお、図中前記従来
例と同一符号は同一部材を示す。1はモータ回転軸、2
はロータボスで軸1に圧入固定され、このロータボス2
にはロータヨーク4が固定され、ロータヨーク4の外周
部にはほぼU字断面形状の絞り(以下U字型絞りとい
う)4aが設けられている。3は駆動用マグネットで、
ロータヨーク4の外周部のU字型絞り4aの内径側に固
定されている。10はFGマグネットでロータヨーク4
の外周部のU字型絞り4aの外周部にリング状に固定さ
れ、その外周部にはN極,S極を交互に等間隔に着磁し
てある。5はスリーブメタル、6はスラスト受けで軸1
を回転自在に支承している。7はハウジングでスリーブ
メタル5とスラスト受け6および固定ヨーク8を固定し
ている。11はFGマグネット10の磁界により、磁気
抵抗効果を行い、モータの回転数検出用に用いられるM
R素子で固定ヨーク8に固定されている。
ら説明する。図1は、本考案の実施例におけるブラシレ
スモータの構成を示すものである。なお、図中前記従来
例と同一符号は同一部材を示す。1はモータ回転軸、2
はロータボスで軸1に圧入固定され、このロータボス2
にはロータヨーク4が固定され、ロータヨーク4の外周
部にはほぼU字断面形状の絞り(以下U字型絞りとい
う)4aが設けられている。3は駆動用マグネットで、
ロータヨーク4の外周部のU字型絞り4aの内径側に固
定されている。10はFGマグネットでロータヨーク4
の外周部のU字型絞り4aの外周部にリング状に固定さ
れ、その外周部にはN極,S極を交互に等間隔に着磁し
てある。5はスリーブメタル、6はスラスト受けで軸1
を回転自在に支承している。7はハウジングでスリーブ
メタル5とスラスト受け6および固定ヨーク8を固定し
ている。11はFGマグネット10の磁界により、磁気
抵抗効果を行い、モータの回転数検出用に用いられるM
R素子で固定ヨーク8に固定されている。
【0008】以上のように本実施例によれば、ロータヨ
ーク4の外周部をU字断面状に絞ることにより、駆動用
マグネット3とFGマグネット10の間に磁性材料が2
重に入るので、駆動用マグネット3のもれ磁束によるF
G信号への悪影響を減少することができる。
ーク4の外周部をU字断面状に絞ることにより、駆動用
マグネット3とFGマグネット10の間に磁性材料が2
重に入るので、駆動用マグネット3のもれ磁束によるF
G信号への悪影響を減少することができる。
【0009】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案の
ブラシレスモータは、ロータヨークの外周部を、U字断
面状に絞り、駆動用マグネットとFGマグネットの間に
2重の磁性体を設けることにより次のような効果を得る
ことが可能になる。
ブラシレスモータは、ロータヨークの外周部を、U字断
面状に絞り、駆動用マグネットとFGマグネットの間に
2重の磁性体を設けることにより次のような効果を得る
ことが可能になる。
【0010】(1) 駆動用マグネットのもれ磁束によ
るFG信号への悪影響が減少できる。
るFG信号への悪影響が減少できる。
【0011】(2) 駆動用マグネットとFGマグネッ
トの間隔をひろげる必要がないのでブラシレスモータの
小型化,薄型化が可能になる。
トの間隔をひろげる必要がないのでブラシレスモータの
小型化,薄型化が可能になる。
【図1】本考案の実施例におけるブラシレスモータの断
面図
面図
【図2】従来のブラシレスモータの断面図
3 駆動用マグネット 4 ロータヨーク 4a U字型絞り(U字断面形状の絞り) 10 FGマグネット
Claims (1)
- 【請求項1】内側に駆動マグネットを、外周部にリング
状のFGマグネットを有するブラシレスモータにおい
て、磁性材料よりなる1枚のロータヨークに駆動マグネ
ットとFGマグネットを配設し、前記駆動マグネットと
前記FGマグネットの間の前記ロータヨークをほぼU字
断面形状に絞り、前記駆動マグネットと前記FGマグネ
ットが前記U字断面形状部分の空間をはさんで対向して
なるブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991041082U JP2570571Y2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991041082U JP2570571Y2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134182U JPH04134182U (ja) | 1992-12-14 |
JP2570571Y2 true JP2570571Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=31921950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991041082U Expired - Fee Related JP2570571Y2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570571Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60174053A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-07 | Canon Inc | ブラシレスモ−タの基板 |
JPH0619297Y2 (ja) * | 1985-05-30 | 1994-05-18 | パイオニア株式会社 | モ−タ装置 |
-
1991
- 1991-06-03 JP JP1991041082U patent/JP2570571Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04134182U (ja) | 1992-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |