JPH0685624B2 - スロツト鉄心形モ−タ - Google Patents

スロツト鉄心形モ−タ

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JPH0685624B2
JPH0685624B2 JP5921285A JP5921285A JPH0685624B2 JP H0685624 B2 JPH0685624 B2 JP H0685624B2 JP 5921285 A JP5921285 A JP 5921285A JP 5921285 A JP5921285 A JP 5921285A JP H0685624 B2 JPH0685624 B2 JP H0685624B2
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JP
Japan
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iron core
field magnet
magnetic
anisotropic
magnetic pole
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JP5921285A
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JPS61218347A (ja
Inventor
康昌 長崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K23/00DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
    • H02K23/02DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting
    • H02K23/04DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting having permanent magnet excitation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、複数極に着磁した界磁用磁石とスロット付鉄
心を有するアーマチュア鉄心とを備えて成るスロット鉄
心形モータに関する。
[発明の技術的背景とその問題点] この種のモータでは、従来、界磁用磁石はアーマチュア
鉄心に対し周方向に等間隔のギャップを介する形状で且
つ磁束密度分布が矩形波状になるように着磁されてい
た。ところが、スロット付鉄心を用いたモータでは、界
磁用磁石の磁極境界部がスロットを相対的に横切る際に
トルクが変動するため、いわゆるコギングが生ずること
が知られており、界磁用磁石を磁束密度分布が磁極境界
部において急激に変化する矩形波状に着磁した従来のモ
ータではコギングを十分に低下させることができず、モ
ータの振動や回転むらを十分に抑えることができないと
いう問題があった。
[発明の目的] 本発明の目的は、コギングの小さなスロット鉄心形モー
タを提供するにある。
[発明の概要] 本発明は、界磁用磁石を、磁極境界部近傍においてギャ
ップ方向と直交する方向に磁化容易方向を異方化し、他
の部分においてギャップに沿う方向に磁化容易方向を異
方化した磁性材の着磁により形成することにより、ギャ
ップ方向の磁束密度分布が磁極境界部近傍において小に
なるようにしたところに特徴を有するものである。
[発明の実施例] 以下本発明をビデオテープレコーダーの回転ヘッド駆動
用のブラシレスモータに適用した一実施例につき図面を
参照して説明する。
まず、モータの構造を示す第2図において、1はステー
タハウジングで、これには軸受2を介して回転軸3が回
転自在に支持されると共に、アーマチュア鉄心4に複数
のコイル5を巻装して成るステータ6が設けられてい
る。アーマチュア鉄心4は第3図に示すように多数のテ
ィース部4aを放射状に延設した形態で、各ティース部4a
間にスロット4bが形成されている。7はロータで、これ
は回転軸3にボス8を介して略容器状のロータヨーク9
を固定すると共に、このロータヨーク9の内周面に環状
の界磁用磁石10を固着してなる。この界磁用磁石10はア
ーマチュア鉄心4のティース部4aに対し径方向に所定の
ギャップを介して対向しており、後述するようにして磁
性材を着磁することにより複数極の磁極を有するように
形成したものである。11はステータハウジング1に固定
したプリント基板で、これにはロータ7の界磁用磁石10
からの磁束に基きロータ7の回転位置を検出するための
ホール素子12が界磁用磁石10にギャップ方向と直交する
方向即ちロータ7の軸方向に対向するように設けられて
いる。前記コイル5は、ホール素子12により検出したロ
ータ7の回転位置に応じて順次通電されてロータ7に回
転トルクを発生させる。
さて、前記界磁用磁石10は通常通り環状の磁性材を着磁
することにより形成されたものであるが、本発明ではそ
の磁性材10′としては、磁化容易方向を磁極境界部近傍
においてギャップ方向と直交する方向即ち軸方向に揃え
るように異方化し、且つ他の部分においてギャップ方向
に沿う方向即ち径方向に揃うように異方化したものを用
いる。この磁性材10′の異方化の様子は、第4図におい
て、矢印をもって模式的に図示してある。尚、磁化容易
方向の異方化は、例えば磁性材10′の成形時に所定の磁
界を作用させる周知方法により得られる。そして、この
様な磁性材10′を周知の着磁装置により径方向に着磁用
磁界を作用させて着磁すれば、界磁用磁石10の径方向の
磁束密度分布は、第1図(A)に示すように、磁化容易
方向が径方向に異方化された磁極中央部において極めて
大きく、軸方向に異方化された磁極境界部近傍において
は磁極境界部に向ってなだらかに小さくなる台形波状を
呈する。このため、ロータ7の回転時、界磁用磁石10の
磁極境界部がアーマチュア鉄心4のスロット4bを相対的
に横切る際の磁束密度の変化が少なくなり、これにてコ
ギングの発生を大幅に低減化することができる。この場
合、界磁用磁石10の最大磁束密度領域の周方向長さlを
磁極ピツチpの約60%以下となるようにしておけば、コ
ギングの低減を最も効果的に図り得ることが確認され
た。一方、界磁用磁石10の軸方向の磁束密度分布は、磁
性材10′の磁化容易方向が磁極境界部において軸方向に
異方化されているから、第1図(B)に示すように、磁
極境界部近傍における磁束密度の傾きが急になる傾向を
呈する。従って、ロータ7の回転時、ホール素子12に鎖
交する磁束は磁極境界部において急峻になり、これにて
ホール素子12によるロータ7の回転位置の検出精度を大
幅に高めることができて回転むらの低減に一層寄与させ
ることができるものである。これに対し、単に界磁用磁
石10の磁束密度分布を磁極境界部に向けてなだらかに下
降する台形波状に着磁したのみでは、ホール素子により
ロータの回転位置を検出するようにしたものでは、ホー
ル素子に鎖交する漏れ磁束の磁極境界部近傍における変
化が緩やかになるため、その検出精度を十分に向上させ
ることができず、その分回転むらが増大する問題を生ず
るものである。
尚、上記実施例では、ビデオテープレコーダーの回転ヘ
ッド駆動用のブラシレスモータに適用して示したが、本
発明はこれに限られず、スロット付鉄心を備えたモータ
一般に広く適用することができ、またブラシレスモータ
に適用する場合でもロータの回転位置検出手段はホール
素子によるものに限らず、光学的検出手段等であっても
良いことは勿論である。
[発明の効果] 本発明は、以上述べたように、磁化容易方向を異方化し
た磁性材により界磁用磁石を形成したから、磁極境界部
近傍の磁束密度を小にできてコギングを低減することが
できるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は界磁用磁石の
磁束密度分布を示す特性図、第2図はモータの部分断面
図、第3図は界磁用磁石及びアーマチュア鉄心を示す平
面図、第4図は界磁用磁石形成用の磁性材の磁化容易方
向の異方性を示すための斜視図である。 図面中、4はアーマチュア鉄心、4bはスロット、7はロ
ータ、10は界磁用磁石、10′は磁性材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数極の磁極を有するように着磁された界
    磁用磁石と、複数のスロットを有するアーマチュア鉄心
    とをギャップを介して対向させて成るものにおいて、前
    記界磁用磁石を、磁極境界部近傍において前記ギャップ
    方向と直交する方向に磁化容易方向を異方化し、他の部
    分において前記ギャップに沿う方向に磁化容易方向を異
    方化した磁性材の着磁により形成したことを特徴とする
    スロット鉄心形モータ。
JP5921285A 1985-03-22 1985-03-22 スロツト鉄心形モ−タ Expired - Lifetime JPH0685624B2 (ja)

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JP5921285A JPH0685624B2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22 スロツト鉄心形モ−タ

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JPS61218347A JPS61218347A (ja) 1986-09-27
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JP5921285A Expired - Lifetime JPH0685624B2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22 スロツト鉄心形モ−タ

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JP2019009941A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 山本電気株式会社 直流モータ及びその製造方法

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JPS61218347A (ja) 1986-09-27

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