JPH04364348A - ブラシレス直流モータ - Google Patents

ブラシレス直流モータ

Info

Publication number
JPH04364348A
JPH04364348A JP3139130A JP13913091A JPH04364348A JP H04364348 A JPH04364348 A JP H04364348A JP 3139130 A JP3139130 A JP 3139130A JP 13913091 A JP13913091 A JP 13913091A JP H04364348 A JPH04364348 A JP H04364348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
rotor magnet
distance
magnetic sensor
opposing end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3139130A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Iriyama
入山 健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP3139130A priority Critical patent/JPH04364348A/ja
Publication of JPH04364348A publication Critical patent/JPH04364348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置検出用センサを設
け、ロータ位置を検出することによって回転駆動される
ブラシレス直流モータに関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレス直流モータでは、ロータ位置
に応じて励磁コイルを通電するため、ロータ位置検出が
不可欠である。ロータ位置検出のために位置検出センサ
を設けたモータがある。ロータ位置検出のためのセンサ
は、一般に、ホール素子等の磁気抵抗素子が用いられる
。そして、ホール素子単体では出力が微弱なため、通常
IC化されて他の増幅回路と一体の磁気センサとして提
供される。その場合、磁気センサは、リード線がモール
ドの一面からのみ突設した縦形と、対向する二面から突
設した横形とがある。前者はモールドの本体部がリード
線を介して取付用基板から立設する構造となり、後者は
本体部を取付用基板に面接触させて固定される。
【0003】このようなブラシレス直流モータにおける
磁気センサは、従来、図5〜図7に示すように取付けら
れてロータ位置を検出している。図5の構造では、磁気
センサ1の本体部1aを、ロータ軸11に取付けられた
ロータ磁石2と、コア3に巻回され駆動コイル4との間
隙5に位置させてある。図6の構造では、本体部1aを
コア3に埋込んでいる。上記各取付け構造の場合、本体
部1aはロータ磁石2から駆動コイル4に向かう放射方
向Aの主磁束の漏れ成分(図5)或いは主磁束そのもの
(図6)を検出している。しかし、図5や図6の検出方
法では、縦形の磁気センサしか採用できず、本体部1a
がリード線6を介してエンドフレーム7に固定された基
板8に支持されることになるので、図5の場合、本体部
1aの検出磁束に対するホール電流軸方向がずれやすく
、感度のばらつきが問題となる。また、振動に弱くロー
タ位置信号の振幅変調を来してしまうおそれがある。 図6の場合は、耐振性及び感度は向上するが、コア3の
加工が煩雑となる。
【0004】図7では、ロータ磁石2とは別に位置検出
用の副磁石9をロータ磁石2の軸直交端面10に接着等
の手段によって固着し、該副磁石9に対向させた本体部
1aで上記副磁石9からの磁束を検出するようにしてい
る。このような構造を採るものでは、磁気センサ1とし
て横形のものを使用することができ、耐振性が向上する
とともに、感度が一定に揃ったモータを提供できるが、
部品点数が増加する欠点がある。
【0005】そこで、副磁石を用いないでロータ磁石2
の軸直交端面10からの直接の漏れ磁束を検出すること
が考えられる。図8は上記のような検出方法を採用した
場合の取付け構造を示す。磁気センサ1は、ロータ磁石
2の軸直交端面10から漏れる方向Bの磁束(主磁束A
と直交した漏れ磁束)を検出するように、本体部1aを
軸直交端面10に対向して基板8に取付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ロ
ータ磁石の軸直交端面10からの漏れ磁束を検出する方
法を採るブラシレス直流モータは以下の如き不具合があ
った。図9は四極ロータ磁石2の場合の軸直交端面形状
を示す。多極ロータ磁石2は円筒状の一体品とすると成
形過程で割れを生じるため、一般には、予め複数(ここ
では四)分割された円弧状片の素材に対して放射方向A
に磁界を作る極異方性着磁を行う。そして着磁後のロー
タ磁石2を90°間隔でロータ軸11に周回状に配列す
る。磁気センサ1は、これらロータ磁石2の軸直交端面
10に対向位置され、方向Aと直交する方向B(図8参
照)の磁束を検出する。
【0007】ところが、極異方性着磁によるロータ磁石
2における磁極分布は、断面すなわち軸直交端面10か
ら見ると、内周側の極が、周方向対向端面12となる近
くで外側に張出している。加えて、ロータ磁石2は、N
S方向を交互に違えて周回状に配列される。このため、
周方向対向端面12間のギャップ13付近に複雑な磁界
が形成されてしまう。故に、磁気センサ1は、上記ギャ
ップ13付近の複雑な磁界を検出し、得られる検出信号
には、図10に示すように、ロータ磁石2の中央部の磁
極分布に対応した正弦波成分P1の両側に、上記ギャッ
プ13に対応したリンギング状の高域成分P2が現れ、
適正なロータ位置検出が行えなくなってしまう。
【0008】本発明は、分割形式で周回状に配列された
ロータ磁石間のギャップに対応してロータ位置検出信号
に高域成分が生じないようにしたブラシレス直流モータ
の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、周回状に配列
されて界磁を形成する複数の円弧状片から成り、隣接片
同士の周方向対向端面間距離が内周側と外周側とで異な
るようにした面取りを有するロータ磁石群と、該ロータ
磁石群の界磁と結合するように設けられたコア及び駆動
コイルから成るステータと、前記ロータ磁石群及びステ
ータを内蔵するフレームと、前記ロータ磁石群の軸直交
端面に対向し、かつ、前記面取りにより前記周方向対向
端面間距離が広くなった側に寄るように前記フレームを
利用して取付けられた磁気センサとを具備する。
【0010】ここに、ロータ磁石群は、ロータ軸外周に
周回状に配列されても良く、ロータ軸に支持した筒状ロ
ータの内側に配列されてもよい。ロータ軸外周に配列す
る場合は、外周側の周方向対向端面間距離が広くなるよ
うな面取りを形成し、筒状ロータの内側に配列する場合
は、内周側の周方向対向端面間距離が広くなるような面
取りを形成する。
【0011】
【作用】このような構成によれば、周回状に配列された
隣接ロータ磁石間の周方向対向端面間距離が外径側程広
がるようにした面取りによって、NS方向が異なる隣接
ロータ磁石同士のギャップ付近に複雑な磁界が形成され
ないようにすることができる。しかも、磁気センサを、
ロータ磁石群の軸直交端面であって、かつ、上記面取り
により周方向対向端面間距離が広くなった側に寄りに位
置させることにより、ロータ磁石の周方向対向端面間距
離が狭い側の磁極の影響が少なく、高域成分を含まず安
定した検出信号を形成することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をインナーロータ式ブラシレス
直流モータに適用した実施例によって詳細に説明する。 図1は本発明に係るブラシレス直流モータの一実施例を
示す全体構成図であり、図2は従来との比較に関して図
1の実施例との差異を明確にするための説明図、図3は
同実施例に用いるロータ磁石の端面形状を示す端面図、
図4は同実施例により検出されるロータ位置検出信号を
示す波形図である。
【0013】図1において、ロータ軸11は、フロント
フレーム14と、エンドフレーム7によって回転自在に
支承されている。ロータ磁石2は、例えばセグメント形
式で四分割の円弧状に製作され、図3に示すように、ロ
ータ軸11の外周に周回状に貼設されている。本ロータ
磁石2は、隣接片同士の周方向対向端面12がテーパ状
に面取りされ、周方向対向端面同士の距離が外周側程広
がるようになっている。これによるロータ磁石2間のギ
ャップ13は、内周から外周にかけて逆三角状に広がっ
た形状となる。
【0014】しかして、磁気センサ1は、図2から明ら
かなように、ロータ磁石2の軸直交端面10に対向し、
かつ、上記面取りにより周方向対向端面間距離が広くな
った外周寄りとなるように、基板8に取付けられている
。基板8はエンドフレーム7の取付溝7aに位置決め固
定されている。また、コア3及び駆動コイル4から成る
ステータは、フロントフレーム14とエンドフレーム7
に突設した筒状部によって固定されている。
【0015】上記構成のブラシレス直流モータによれば
、周回状に配列されるロータ磁石2の内周側の極が外側
に張出す周方向対向端面部分を面取りによって削除して
いるため、これによるギャップ13の付近に従来のよう
な複雑な磁界が形成されることがない。しかも、磁気セ
ンサ1は、図2に従来の位置(点線参照)と比較して示
すように、ロータ磁石2の軸直交端面10であって、上
記面取りにより周方向対向端面間距離が広くなった外周
寄りに位置させてあるため、該磁気センサ1は、その外
周側の極のみによる磁束を検出することになる。これに
よるロータ位置検出信号は、図4に示すように、外周側
の各極による磁極を検出した正弦波成分P1のみとなり
、正確な位置検出情報となる。
【0016】本実施例によれば、■磁気セント1として
横形を使用し、かつ、コア3やロータ磁石2と適当なク
リアランスを保つことができるため、耐振性が良くなる
。■位置検出用に専用の副磁石を用いないため、部品点
数を増加させず、かつ、磁気センサ1をロータ磁石2の
軸直交端面10であって、面取りにより周方向対向端面
間距離が広くなった外周寄りに位置合わせするだけ(基
板8をエンドフレーム7に予め形成した取付溝7aに固
定するだけ)でよく、極めて組み立て性が良好となる。 主磁束を検出する従来例では、基板を固定した上で磁気
センサとロータ磁石2との位置関係を調整しなければな
らなかった。
【0017】なお、エンドフレーム7を磁性体(例えば
鉄鋳物)で形成することにより、磁気センサの出力を上
げることができる。なお、ロータ磁石群をロータ軸に支
持した筒状ロータの内側に配列する場合は、各ロータ磁
石群の内周側の周方向対向端面間距離が広くなるような
面取りを形成し、その広い側に磁気センサを位置させる
【0018】また、面取り形状としては、実施例のよう
に斜め平坦に切削しても、Rによる面取りでもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、周
回状に配列されたロータ磁石間のギャップ付近の磁界が
複雑にならないように面取りを行ったので、ロータ位置
検出信号に不要な高域成分が現れず、正確な位置検出が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明に係るブラシレス直流モータの一実
施例を示す全体構成図
【図2】  従来との比較に関して図1の実施例との差
異を明確にするための説明図
【図3】  図1に示す実施例に用いたロータ磁石の端
面形状を示す端面図
【図4】  図1に示す実施例により検出されるロータ
位置検出信号を示す波形図
【図5】  従来のブラシレス直流モータにおける磁気
センサの取付け構造を示す説明図
【図6】  他の従来の磁気センサの取付け構造を示す
説明図
【図7】  更に他の従来の磁気センサの取付け構造を
示す説明図
【図8】  本発明に関係する検出方法を採る磁気セン
サの取付け構造を示す説明図
【図9】  図8の検出方法に用いるロータ磁石の端面
形状を示す端面図
【図10】  図8の取付け構造により検出されるロー
タ位置検出信号を示す波形図
【符号の説明】
1─磁気センサ、2─ロータ磁石、4─駆動コイル、7
─エンドフレーム、8─基板、10─軸直交端面、11
─ロータ軸、12′─周方向対向端面、A─主磁束方向
、B─検出磁束方向。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  周回状に配列されて界磁を形成する複
    数の円弧状片から成り、隣接片同士の周方向対向端面間
    距離が内周側と外周側とで異なるようにした面取りを有
    するロータ磁石群と、該ロータ磁石群の界磁と結合する
    ように設けられたコア及び駆動コイルから成るステータ
    と、前記ロータ磁石群及びステータを内蔵するフレーム
    と、前記ロータ磁石群の軸直交端面に対向し、かつ、前
    記面取りにより前記周方向対向端面間距離が広くなった
    側に寄るように前記フレームを利用して取付けられた磁
    気センサとを、具備したことを特徴とするブラシレス直
    流モータ。
JP3139130A 1991-06-11 1991-06-11 ブラシレス直流モータ Pending JPH04364348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3139130A JPH04364348A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 ブラシレス直流モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3139130A JPH04364348A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 ブラシレス直流モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04364348A true JPH04364348A (ja) 1992-12-16

Family

ID=15238227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3139130A Pending JPH04364348A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 ブラシレス直流モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04364348A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7250701B2 (en) * 2004-03-26 2007-07-31 Denso Corporation Apparatus for detecting a rotor angle of reluctance motor
JP2009261154A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Asmo Co Ltd 埋込磁石型モータ及びその設計方法
JP2016214041A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 株式会社マキタ 電動工具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7250701B2 (en) * 2004-03-26 2007-07-31 Denso Corporation Apparatus for detecting a rotor angle of reluctance motor
JP2009261154A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Asmo Co Ltd 埋込磁石型モータ及びその設計方法
JP2016214041A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 株式会社マキタ 電動工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3146492B2 (ja) ブラシレスdcモータ
JP3740984B2 (ja) 電動機の磁極位置検出装置
US20060108881A1 (en) Electric machine, particularly a brushless direct current motor
JPH05153744A (ja) 永久磁石界磁形回転子
KR20180105220A (ko) 센서 마그넷, 회전자, 전동기, 및 공기 조화기
JPH04364348A (ja) ブラシレス直流モータ
JPH0670526A (ja) ブラシレスモータ
JPH08182294A (ja) 回転電機
JPS61280753A (ja) 可変速永久磁石電動機
JPH0729733Y2 (ja) ブラシレスモータ
JP4418045B2 (ja) 電動モータ
JPH0638480A (ja) ブラシレスモータのロータ
JP3118053B2 (ja) 周波数発電機を有する直流モータ
JPH03261358A (ja) Dcブラシレスモータ
JPH0257323B2 (ja)
JPS6142262A (ja) ブラシレスモ−タ
KR900008922Y1 (ko) 모우터의 검지장치
JPS61251464A (ja) ブラシレスモ−タ
JPH0332349A (ja) 無刷子電動機
JPS6139842A (ja) モ−タ
JPS60107720A (ja) シリンダモ−タ
JP2000014088A (ja) モータ
JPH0685624B2 (ja) スロツト鉄心形モ−タ
JPH04271252A (ja) 検出装置
JPS63209458A (ja) ブラシレスdcモ−タ