JPH0638480A - ブラシレスモータのロータ - Google Patents
ブラシレスモータのロータInfo
- Publication number
- JPH0638480A JPH0638480A JP4184938A JP18493892A JPH0638480A JP H0638480 A JPH0638480 A JP H0638480A JP 4184938 A JP4184938 A JP 4184938A JP 18493892 A JP18493892 A JP 18493892A JP H0638480 A JPH0638480 A JP H0638480A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- magnet
- rotor magnet
- magnetized
- pole portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラシレスモータのロータにおいて、ロータ
構造を工夫することにより、複雑な構造の着磁設備を使
用せず着磁が可能なロータを提供することを目的とす
る。 【構成】 ロータマグネット6とは別に磁気検出用マグ
ネット7を新たに設け、それぞれを個々に着磁する。こ
のような構造にすれば、着磁する設備の構造は簡単とな
り、複雑な構造の着磁設備を使用せず着磁が可能であ
る。
構造を工夫することにより、複雑な構造の着磁設備を使
用せず着磁が可能なロータを提供することを目的とす
る。 【構成】 ロータマグネット6とは別に磁気検出用マグ
ネット7を新たに設け、それぞれを個々に着磁する。こ
のような構造にすれば、着磁する設備の構造は簡単とな
り、複雑な構造の着磁設備を使用せず着磁が可能であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固定子鉄心とロータマグ
ネットと、そのロータマグネットの極性を検出する磁気
検出素子とを具備するブラシレスモータに関し、特にロ
ータマグネットにN極部及びS極部を傾斜状に着磁して
なるブラシレスモータのロータの着磁構造に関するもの
である。
ネットと、そのロータマグネットの極性を検出する磁気
検出素子とを具備するブラシレスモータに関し、特にロ
ータマグネットにN極部及びS極部を傾斜状に着磁して
なるブラシレスモータのロータの着磁構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のブラシレスモータのロー
タの着磁構造は、特公平3−128654号公報に示す
ような構成が一般的であった。以下、その構成について
図4および図5を参照しながら説明する。
タの着磁構造は、特公平3−128654号公報に示す
ような構成が一般的であった。以下、その構成について
図4および図5を参照しながら説明する。
【0003】図4において1は固定子鉄心、6は前記固
定子鉄心1に外側から対向するロータマグネット、4は
前記ロータマグネット6におけるN極部14及びS極部
15の極性を検出する磁気検出素子である。前記ロータ
マグネット6にはN極部14及びS極部15を円周方向
に対し傾斜する状態で交互に着磁されている。また、磁
気検出素子4と対向する側のN極部14及びS極部15
は、図5にa及びbで示す距離がほぼ等しくなるよう
に、傾斜距離(a+b)のほぼ半分に相当する距離で円
周方向に傾斜状に戻して着磁されている。
定子鉄心1に外側から対向するロータマグネット、4は
前記ロータマグネット6におけるN極部14及びS極部
15の極性を検出する磁気検出素子である。前記ロータ
マグネット6にはN極部14及びS極部15を円周方向
に対し傾斜する状態で交互に着磁されている。また、磁
気検出素子4と対向する側のN極部14及びS極部15
は、図5にa及びbで示す距離がほぼ等しくなるよう
に、傾斜距離(a+b)のほぼ半分に相当する距離で円
周方向に傾斜状に戻して着磁されている。
【0004】これにより、ロータマグネット6のN極部
14及びS極部15の実際の中心Aと、磁気検出素子4
側の中心Bとを円周方向において一致させていた。
14及びS極部15の実際の中心Aと、磁気検出素子4
側の中心Bとを円周方向において一致させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような磁気検出用
部分と一体となった、またともに着磁を行なうようにし
ている従来のロータマグネットの着磁構造では、ロータ
マグネット6に着磁する設備の構造は複雑となってい
る。また、着磁する傾斜角度(θ,θ′)とロータマグ
ネット6の長さLとの関係によっては着磁する設備の製
作が不可能であり、前記傾斜角度(θ,θ′)またはロ
ータマグネット6の長さLには限界があった。
部分と一体となった、またともに着磁を行なうようにし
ている従来のロータマグネットの着磁構造では、ロータ
マグネット6に着磁する設備の構造は複雑となってい
る。また、着磁する傾斜角度(θ,θ′)とロータマグ
ネット6の長さLとの関係によっては着磁する設備の製
作が不可能であり、前記傾斜角度(θ,θ′)またはロ
ータマグネット6の長さLには限界があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を簡単な構造で
解決しようとするものである。
解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ロータマグネットとは別に磁気検出素子用
として磁気検出用マグネットを新たに設け、ロータマグ
ネットにはN極部及びS極部を円周方向に傾斜する角度
状態で交互に着磁する。
するために、ロータマグネットとは別に磁気検出素子用
として磁気検出用マグネットを新たに設け、ロータマグ
ネットにはN極部及びS極部を円周方向に傾斜する角度
状態で交互に着磁する。
【0008】また、磁気検出用マグネットにはN極部及
びS極部を前記ロータマグネットに着磁された傾斜距離
のほぼ半分に相当する距離を円周方向に戻した位置に直
線状に、個々に着磁するようにしたものである。
びS極部を前記ロータマグネットに着磁された傾斜距離
のほぼ半分に相当する距離を円周方向に戻した位置に直
線状に、個々に着磁するようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明のブラシレスモータのロータのような構
造として、ロータマグネットと磁気検出用マグネットと
を個々に着磁するような着磁構造にすれば、着磁する設
備の構造は簡単となる。また、着磁する傾斜角度とロー
タマグネットの長さとの関係は無関係となり、あらゆる
傾斜角度とロータマグネットの長さのものに対応可能と
なる。
造として、ロータマグネットと磁気検出用マグネットと
を個々に着磁するような着磁構造にすれば、着磁する設
備の構造は簡単となる。また、着磁する傾斜角度とロー
タマグネットの長さとの関係は無関係となり、あらゆる
傾斜角度とロータマグネットの長さのものに対応可能と
なる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0011】図1に示すようにロータマグネット6とは
別に磁気検出素子4側に磁気検出素子4用として磁気検
出用マグネット7を新たに設け、ロータマグネット6に
はN極部14及びS極部15を円周方向に傾斜する角度
(θ)状態で交互に着磁する。また、磁気検出用マグネ
ット7には図2に示すようにN極部16及びS極部17
を前記ロータマグネット6に着磁してある(a)および
(b)の距離がほぼ等しくなるように傾斜距離(a+
b)のほぼ半分に相当する距離だけ円周方向に戻した位
置に直線状に、個々に着磁する。
別に磁気検出素子4側に磁気検出素子4用として磁気検
出用マグネット7を新たに設け、ロータマグネット6に
はN極部14及びS極部15を円周方向に傾斜する角度
(θ)状態で交互に着磁する。また、磁気検出用マグネ
ット7には図2に示すようにN極部16及びS極部17
を前記ロータマグネット6に着磁してある(a)および
(b)の距離がほぼ等しくなるように傾斜距離(a+
b)のほぼ半分に相当する距離だけ円周方向に戻した位
置に直線状に、個々に着磁する。
【0012】また上記実施例では、本発明の実施例がア
ウタロータ型のブラシレスモータに具体化されている
が、ロータが固定子鉄心の内側で回転するインナロータ
型のブラシレスモータに本発明を適用して実施すること
も可能である。
ウタロータ型のブラシレスモータに具体化されている
が、ロータが固定子鉄心の内側で回転するインナロータ
型のブラシレスモータに本発明を適用して実施すること
も可能である。
【0013】
【発明の効果】以上のような本発明のブラシレスモータ
のロータ構造として、ロータマグネットと磁気検出用マ
グネットを個々に着磁するような着磁構造にすれば、着
磁する設備の構造は簡単となる。また、着磁する傾斜角
度とロータマグネットの長さとの関係は無関係となり、
あらゆる傾斜角度とロータマグネットの長さのものに対
応可能となる等、効果大なるものである。
のロータ構造として、ロータマグネットと磁気検出用マ
グネットを個々に着磁するような着磁構造にすれば、着
磁する設備の構造は簡単となる。また、着磁する傾斜角
度とロータマグネットの長さとの関係は無関係となり、
あらゆる傾斜角度とロータマグネットの長さのものに対
応可能となる等、効果大なるものである。
【図1】本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
ロータの説明図
ロータの説明図
【図2】図1の部分拡大図
【図3】本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
半断面図
半断面図
【図4】従来のブラシレスモータのロータの説明図
【図5】図4の部分拡大図
【符号の説明】 1 固定子鉄心 2 固定子巻線 3 ドライバー回路部 4 磁気検出素子 5 1〜4を樹脂モールドした固定子部 6 ロータマグネット 7 磁気検出用マグネット 8 6,7を固定する支持板 9 出力軸 10 ベアリング 11 ブラケットA 12 ブラケットB 13 ビス 14 ロータマグネットのN極部 15 ロータマグネットのS極部 16 磁気検出用マグネットのN極部 17 磁気検出用マグネットのS極部 A ロータマグネットのN極部及びS極部の実際の中心 B 磁気検出用マグネット、またはロータマグネットの
磁気検出素子側のN極部及びS極部の中心 L ロータマグネットの長さ a+b 着磁の傾斜距離 θ,θ′ 着磁の傾斜角度
磁気検出素子側のN極部及びS極部の中心 L ロータマグネットの長さ a+b 着磁の傾斜距離 θ,θ′ 着磁の傾斜角度
Claims (1)
- 【請求項1】N極部及びS極部を円周方向に傾斜する角
度状態で交互に着磁してなるブラシレスモータのロータ
マグネットにおいて、 前記ロータマグネットの極性を検出する磁気検出素子用
として磁気検出用マグネットを設け、前記磁気検出用マ
グネットにN極部及びS極部を前記ロータマグネットの
傾斜距離のほぼ半分に相当する距離だけ円周方向に戻し
た位置に着磁してなることを特徴とするブラシレスモー
タのロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4184938A JPH0638480A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | ブラシレスモータのロータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4184938A JPH0638480A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | ブラシレスモータのロータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0638480A true JPH0638480A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16161983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4184938A Pending JPH0638480A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | ブラシレスモータのロータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638480A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4839241A (en) * | 1987-05-11 | 1989-06-13 | Nippon Kokan Kabushiki Kaisha | Composite zinc-silica electro-galvanized steel sheet excellent in corrosion resistance |
US4853295A (en) * | 1986-05-14 | 1989-08-01 | Nippon Steel Corporation | Surface treated steel material particularly electroplated steel sheet |
US8163155B2 (en) | 2008-12-29 | 2012-04-24 | Basf Coatings Gmbh | Sulfo or sulfamyl group-containing cathodic electrocoat resin |
CN109546833A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-03-29 | 汤秉辉 | 直流无刷马达 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP4184938A patent/JPH0638480A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4853295A (en) * | 1986-05-14 | 1989-08-01 | Nippon Steel Corporation | Surface treated steel material particularly electroplated steel sheet |
US4839241A (en) * | 1987-05-11 | 1989-06-13 | Nippon Kokan Kabushiki Kaisha | Composite zinc-silica electro-galvanized steel sheet excellent in corrosion resistance |
US8163155B2 (en) | 2008-12-29 | 2012-04-24 | Basf Coatings Gmbh | Sulfo or sulfamyl group-containing cathodic electrocoat resin |
CN109546833A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-03-29 | 汤秉辉 | 直流无刷马达 |
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