JP3479044B2 - 化学機械的平坦化(cmp)スラリーの品質管理プロセスおよび粒子サイズ分布測定システム - Google Patents

化学機械的平坦化(cmp)スラリーの品質管理プロセスおよび粒子サイズ分布測定システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(関連出願) 本出願は、共有に係る、同時係属中の米国特許出願第0
9/069,682号(1998年4月29日出願)の
部分係属出願であり、これは本明細書中で参考として明
確に援用される。
【0002】(発明の分野) 本発明は、スラリー粒径分布を測定するためにスラリー
に実施される測定の分野に関する。より詳細には、この
測定は、実質的に不透明なスラリー(例えば、半導体の
製造において現在使用されている化学機械的平坦化
(「CMP」)スラリー)における粒子サイズの関数と
して粒子濃度を測定するための計測器の使用に関する。
本発明はさらに、半導体製造プロセスを改良するために
使用される品質管理プロセスに関する。
【0003】(発明の背景) CMPプロセスが、超平滑表面を提供するために半導体
および光学産業で使用される。典型的には、CMPプロ
セスのスラリーは、4重量%〜18重量%固体の濃度で
酸性または塩基性溶液に懸濁されたSiO2またはAl2
3粒子からなる。SiO2スラリーは、当該分野では
「酸化物」スラリーのことをいい、Al23スラリーは
「金属」スラリーのことをいう。サブミクロンサイズの
粒子およびスラリーの実質的に不透明な性質のために、
これらのスラリーにおいて粒子サイズ分布の品質をチェ
ックすることは困難である。
【0004】CMPスラリーは、多層ウエハにおいて均
一に平坦化された層の堆積を容易にし、これは一体的に
組み込まれた回路微細特徴の解像度を増大する超平滑表
面をもたらす。特定の用途に関する範囲の値を超える寸
法を有する粒子は、大き過ぎるグリットを有するサンド
ペーパーに類似しており、平坦化される表面を不利に刻
んだりまたは引っ掻いたりする。このように、大き過ぎ
る粒子を有するスラリーの使用を排除することが、本質
的な品質管理プロセスである。
【0005】半導体製造におけるCMPスラリーの使用
が、ここ5年間にわたって急激に起こってきた。それ
は、0.35ミクロン以下の特徴的なサイズを有する多
層半導体ウエハの製造に関する好ましい平坦化の方法と
して出現した。半導体ウエハは引っ掻かれ、それにより
大きな粒子の顕著な濃度が、汚染または凝集のいずれか
によってスラリー中に出現すると、ダメージを受け得る
ことが観察された。ウエハを損傷するのに十分な大きさ
である粒子についてのサイズの閾値は、0.5〜3.0
ミクロンの範囲であると考えられている。CMPスラリ
ー製造業者は、サイズが1.0ミクロン未満、またはさ
らに0.5ミクロン未満の粒子から主に構成されるスラ
リーを製造することを試みている。
【0006】市販のセンサデバイスは現在、CMPスラ
リーの粒子サイズ分布を測定しようとする人々の要求を
満たすことが不可能である。リアルタイムでCMPスラ
リー粒子サイズ分布の連続的な測定を実行することが望
ましい。これは、大き過ぎる粒子または凝集粒子を有す
るスラリーを使用する危険性を排除するためである。こ
の向上したプロセス管理が、適用できれば、スラリーの
問題の早期の検知および解決を可能にする。本明細書中
の記載で使用される用語「リアルタイム」とは、測定結
果がサンプリング後数秒以内で使用可能であることを意
味する。未希釈のスラリーの粒子サイズ分布を測定する
こともまた望ましい。なぜなら、希釈そして引き続くp
Hの変化は、この分布を変更し得るからである。さら
に、連続サンプリングと合わせた希釈により、大量のス
ラリーの廃棄物を生じる。これらの必要性は、CMPス
ラリーの粒子サイズ分布を測定および/または検出する
本発明の最新技術を特徴付ける。
【0007】現存の市販の粒子サイズセンサは、角度光
散乱、動的光散乱または光子相関分光法、超音波伝達、
およびキャピラリー流体分割(capillary h
ydrodynamic fractionaliza
tion)の測定に基づくものを含む。これらの測定技
術は問題がある。なぜなら、それらは(a)光学的に密
なCMPスラリーの実質的な希釈、または(b)スラリ
ーをサンプリングする不連続なバッチを必要とするから
であり、あるいは、それらは0.5〜3.0ミクロンの
臨界のサイズ範囲を超える粒子サイズ分布の小さな変化
を検出する感度が不十分であるからである。
【0008】粒子サイズの測定のためにCMPスラリー
を希釈する必要性により、使用可能なCMPスラリー中
に回収され得ない大量の廃棄物が生じる。Bareらの
データ(Monitoring slurry sta
bility to reduce process
variability,Micro.第15巻、N
o.8,53〜63頁(1997))によると、酸化物
スラリーは、典型的には、1ミクロンより大きい2×1
5/cm3の粒子を有し、金属スラリーは、典型的に
は、1ミクロンより大きい7×108/cm3の粒子を有
する。このデータは、Particle Measur
ement Systems LiQuilaz SO
5粒子サイズ検出器(これは、12,000/cm3
最大粒子濃度としての仕様であり、10%よりも小さい
同時計数誤差(coincidence error)
を維持する)を使用して得られた。このSO5検出器
は、市販の単一粒子光散乱デバイスの典型である。従っ
て、17の最小希釈因子が、酸化物スラリーの同時計数
誤差を減少させるために必要とされ、58,350の最
小希釈因子が金属スラリーのために必要とされる。これ
らの希釈因子は、顕著な量のプロセスのスラリー廃棄量
を表し,希釈それ自身は、凝集によるサイズ分布を変更
すると考えられる。
【0009】Farkasらの米国特許第5,710,
069号(’069特許)は、CMPスラリー中で1回
に1個だけの粒子を検出する光学粒子計数器を記載す
る。単一粒子は、光ビーム交差部と視野検出器からなる
サンプルボリュームを通って流れなければならない。’
069特許は、測定領域(サンプルボリューム)の方へ
スラリーを透過する光ビームを必要とする困難性を記載
しないし、典型的に1cm3あたり1013〜1014個の
粒子を含むスラリー中で1回に1個の粒子の検出を達成
する困難性も記載しない。1回に1個だけの粒子を測定
し得るという見解は、どの計算、数値的議論、または設
計の詳細にも支持されていない。’069特許が、Mi
e散乱の計算を使用するか、あるいは計数される単一粒
子の数に基づいた粒子サイズ分布を計算する経験的相関
を使用するかは明らかでない。この「光相関」の技術
は、操作しないことを言及しており、操作を行うとの技
術の記載は提供されない。
【0010】Garcia−Rubioの米国特許第
5,616,457号(’457特許)は、液体サンプ
ル中の微生物の存在を検出する装置を教示する。平滑化
する制約を有するTwomeyリニア転換が、生物の粒
子サイズ分布を計算するために使用される。1センチメ
ートルのセル経路長を有する標準的な市販の分光光度計
が測定を行うために使用される。Twomeyリニア転
換に関するさらなる詳細が、Twomey,Compa
rison of Constrained Line
ar Inversion and an Itera
tive Nonlinear Algorithm
Applied to the Indirect E
stimation of Particle Siz
e Distributions,J.Comp.Ph
ys.第18巻、No.2、188〜200頁(197
5)に見られ得る。’457特許は、希釈を必要としな
い。なぜなら、それはCMPスラリーよりもずっと低い
光学密度である溶液を処理するからである。
【0011】液体溶液に懸濁したサブミクロンの粒子の
光学的に密な混合物中の粒子サイズ分布を測定すること
における本発明の最新技術の実施例には、最近のAme
rican Chemical Societyシンポ
ジウムでの以下の2つのプレゼンテーションがある:K
ourtiら、Particle Size Dete
rmination Using Turbidime
try、Particle Size Distrib
ution II−Assessment and C
haracterization、35〜63頁、Am
er.Chem.Soc.Symposium No.
472(1991);およびBrandolinら、O
n−line Particle Size Dist
ribution Measurements for
Latex Reactors,Particle
Size Distribution II−Asse
ssment and Characterizati
on、65〜85頁、(1991)。これらの著者は、
典型的には0.2〜1.0ミクロンの範囲の2〜3の波
長での測定を利用する。厚みが1センチメートルのオー
ダーの従来のサンプルセルが明らかに利用された。限定
した波長範囲および従来のサンプルセルの寸法により顕
著なサンプルの希釈を強制し、次にこれは希釈された製
品のストリームの多大な廃棄物の発生となる。システム
をサンプリングするオフラインバッチがまた使用され得
るが、このタイプのシステムは、容認できない遅い時間
応答を有する。
【0012】CMPスラリーの希釈を必要としない連続
する粒子サイズの分布測定を得る際に使用するリアルタ
イムプローブの必要性が残る。このプローブは、広い範
囲のサイズにわたって粒子分布を検索するべきであり、
そして粒子サイズ分布中の少しの変化を一貫して検出す
る一方で、工業的な環境で独立した操作を提供する。
【0013】品質管理プロセスとしてCMPスラリーの
粒子サイズ分布における変化を検出するさらなる必要性
が存在する。
【0014】(発明の要旨) 従って、本発明の1つの目的は、CMPスラリー粒子サ
イズ分布のリアルタイム測定および/または粒子サイズ
分布の変化を提供するプローブおよび/またはシステム
を提供することである。本発明の別の目的は、製造環境
中における受容可能なおよび受容不可能なCMPスラリ
ーをリアルタイムで検出する品質管理プロセスを提供す
ることである。本発明のさらに別の目的は、CMPスラ
リー粒子サイズ分布および/またはその分布の変化を検
出するシステムおよび方法を提供することである。本発
明のこれらのおよび他の目的は、以下の説明の中で明ら
かである。
【0015】以下の特許は、本発明およびターボポンプ
に関する有用な背景情報を提供する:米国特許第3,8
32,084号;米国特許第3,969,042号;米
国特許第4,929,151号;米国特許第4,89
3,985号;米国特許第4,764,034号;米国
特許第4,734,018号;米国特許第3,753,
623号;米国特許第3,947,193号;米国特許
第5,451,147号;および米国特許第4,18
0,370号。前述のそれぞれの特許は、本明細書中に
参考として援用される。
【0016】本発明は、上記に概説した問題を克服し、
連続的な粒子サイズ分布測定および/または未希釈のC
MPスラリーの品質管理のためのリアルタイムシステ
ム、方法および/またはプローブを提供することによ
り、当該分野を発展させる。CMPスラリーは、広い範
囲の粒子サイズ(例えば、0.03μm〜1.0μmを
超える直径の粒子)を含み得る。本発明のシステムおよ
び方法は、CMPスラリーの物理的および/または化学
的特性における小さな変化に(例えば、CMPスラリー
の粒子サイズ分布の変化を検出するため)高い感度を与
え、好ましくは、工業環境中における独立した操作を提
供する。ある局面において、未希釈のCMPスラリーの
サンプルを通る(典型的には、スラリー「フロー」を通
る)スペクトル透過率を測定することにより、これらの
利点が得られる。スペクトル透過率の測定は1つ以上の
波長でなされ、好ましくは、2つ以上の波長でなされ
る。典型的には、スラリーフローは、50ミクロン程の
狭い幅を有するサンプルセルを通って移動するが、典型
的にはその幅は100ミクロン以上である。CMPスラ
リーは、高い粒子濃度およびサブミクロンの粒子サイズ
のために、可視スペクトル中で単位長さ当りの高い吸光
度を有する。入射光ビームの適切なフラクション(すな
わち、およそ5%よりも大きい量)が、有用なスペクト
ル透過率データを得るために散乱することなくサンプル
を透過しなければならない。この目的は、1つの局面に
おいて、スペクトル透過率測定をおよそ2.5ミクロン
の波長(これは、先行技術で使用される1.0ミクロン
の限界を十分に超える)にまで延ばすこと、および50
〜2,000ミクロンの経路長を有する特別に構成され
たサンプルセルを利用することにより達成される。別の
局面において、0.20〜2.5ミクロンのスペクトル
波長範囲が、半導体製造で使用されるCMPスラリーの
CMPスラリー粒子サイズ分布を検索するために使用さ
れる。
【0017】1つの局面において、本発明によるプロー
ブは、未希釈の、連続した、リアルタイムプロセス管理
のためのオンラインサンプリングで、光学的に密なスラ
リーの粒子サイズ分布を測定する。このプローブは、複
数の光源、1つ以上の固定した格子リニア検出器アレイ
分光計およびサンプルセルを備える検出器システム、3
つの位置のチョッパー、ならびに光源からサンプルセル
を通り、次いで検出器システムまたは分光計へと光を透
過させるための光路を含む。コンピュータまたはマイク
ロプロセッサは検出器の信号を受信し、そして粒子サイ
ズ分布測定を実行する。サンプルセルは、スラリー中の
光学的深さを減少するように特別に構成され、これによ
り、粒子サイズ分布測定がスラリーの希釈なしに可能と
なる。
【0018】光学的深さは、当該分野で公知のBeer
則の指数透過関数における無次元の吸光パラメータであ
り、スラリー中の単位長さ当りの吸光度とサンプルセル
を通る光路中のスラリーの厚みとの積の結果として定義
される。これにより光学的に密なスラリーは、液体中に
懸濁した1〜30重量%固体のサブミクロンの粒子から
なる粒子の多分散物として定義される。CMPスラリー
は、1センチメートルの経路長を有する従来のサンプル
セル中で0.5ミクロンの波長で、10より大きい光学
的深さを典型的に示す光学的に密なスラリーであり、こ
れは0.00005より小さい透過率を与える。上記に
示したように、光学的深さの減少は、サンプルセル中の
実質的に狭い従来の流路長に由来し、50〜250ミク
ロンの範囲の長さ(少なくとも、システムの感度に依存
する)である。
【0019】1つの局面において、本発明のサンプルセ
ルは、適切な光学的深さを提供するための間隔を空けた
関係にある第1ウインドウおよび第2ウインドウを保持
する化学的に耐久性のあるハウジングから形成される。
これらのウインドウは、好ましくは、硬質の、化学的に
耐久性のある人工結晶(例えば、サファイア)から製造
される。ハウジングは、入口からウインドウ間の分離部
まで狭くなるにつれて幅広であり、分離部から出口まで
厚くなるにつれて幅細になるテーパー状のランプを備え
る。出口は、好ましくは、未希釈のスラリーを、粒子サ
イズ分布測定がサンプルから得られた後のデイタンク
(day tank)またはメインプロセススラリーラ
インに戻す。複数のサンプルセルの使用は、各セルの光
路長(すなわち、ウインドウ間隔)を異なる波長領域
(regime)へと変えることにより、より正確な測
定を与える。特に、より正確な測定は、スラリーを通っ
て測定されるおよそ0.05〜0.90の範囲内の透過
率を維持することにより達成され得る。
【0020】さらに別の局面では、光チョッパーが光源
およびサンプルセルの間に配置される。このチョッパー
は、光をサンプルセルに透過するための複数の孔、およ
び複数の鏡またはサンプルセルへの光の透過を遮断する
ための固体領域を含む。鏡は光源の時間および温度ドリ
フトの測定を可能にし、一方で固体領域は分光計および
それらの検出器の時間および温度ドリフトの測定を可能
にする。これらの特徴は、工業的環境における独立した
操作を提供し、参照スペクトル(これはプローブをオフ
ラインで取ることを必要とする)の頻繁な測定の必要性
をなくす。コンピュータまたはマイクロプロセッサは、
好ましくは、改変した、Twomey/Chahine
ベースの非線形反復性変換を、スペクトル透過率測定か
らの粒子サイズ分布測定を計算するために使用する。検
出器アレイをそれぞれ有する複数の固定した格子分光計
が、この計算を補助するために使用され得る。超音波破
壊器がさらに、サンプルセルに入る直前の柔軟なスラリ
ー凝集物を破壊するために使用され得る。
【0021】1つの局面のプローブが、メインスラリー
ラインからの光学的に密なスラリーの一部を転送し、こ
のスラリーを未希釈の形態でサンプルセルに導入し、こ
のサンプルセル内部で光学的に密なスラリーのフローを
狭めてスラリーの光学的深さを減少させ、このスラリー
を通して光を透過させ、サンプルセル中のスラリーを透
過する光を対応する検出器の信号の発生で検出し、そし
て検出器信号の使用により粒子サイズ分布を計算するこ
とによって、連続的そしてリアルタイムで操作される。
【0022】1つの局面において、本発明はまた、CM
Pスラリーの物理的および/または化学的変化(例え
ば、粒子サイズ分布の変化)を検出するための品質管理
プロセスを提供する。このプロセスは、1つ以上の波長
を有する照射光をCMPスラリーのフローを通して透過
する工程、各波長において透過した照射光の透過率を決
定する工程、および長時間透過率をモニターして、CM
Pスラリー中の変化を検出する工程を包含する。1つの
好ましい局面において、このプロセスはCMPスラリー
の粒子サイズ分布の変化を検出する。
【0023】このプロセスの別の局面は、波長の関数と
して透過率の勾配を決定する工程を包含し得る。勾配の
変化を決定する工程は、好ましくは、「長時間」なさ
れ、その結果、勾配の変化は粒子サイズ分布の変化を示
す。さらに、この勾配は、好ましくは、対数的に決定さ
れる。従って、このプロセスは、好ましくは、波長の関
数として透過率の対数的勾配を決定する工程を包含す
る。
【0024】別の局面において、このプロセスは長期
間、対数的勾配の変化を測定する工程を包含する。対数
的勾配の変化は、粒子サイズ濃度の変化から独立した粒
子サイズ分布の変化を示す。
【0025】好ましくは、本発明のシステムおよび方法
は、約0.03ミクロンと1.0ミクロンとの間の値付
近に相当に集中した粒子サイズ分布を検出および/また
は測定し、これは本発明の1つの局面において「良好」
CMPスラリーを示す。約0.1〜1.0ミクロン付近
に集中した、またはより高い(例えば、10ミクロンま
で)分布はさらに、本発明と一致して可能であり、これ
は本発明の1つの局面において、「不良」CMPスラリ
ーを相当に示す。
【0026】1つの局面において、本発明のプロセス
は、粒子サイズ分布の変化を測定し、それによりCMP
スラリーの品質管理の失敗を示す。一旦検出されると、
この変化は、好ましくは、警告として使用者に中継さ
れ、使用者に失敗を知らせる。このプロセスにより検出
される他の物理的および/または化学的変化もまた、本
発明と一致して、警告として使用者に中継され得る。
【0027】別の局面において、このプロセスの範囲内
で照射光を透過する工程は、所望の精度に基づいて選択
されたサンプルセルを通して照射光を透過する工程を包
含する。このセルは、好ましくは、フロー径(例えば、
100または1900ミクロン)を規定する。
【0028】好ましくは、このプロセスは、少なくとも
約1%の精度で透過率を測定する。
【0029】1つの局面において、CMPスラリーを通
る透過のために選択された照射波長は、格子または他の
分散光学要素(例えば、プリズム)により分離される。
あるいは、この波長は、既知の波長発光のレーザを使用
して測定され得る。好ましい局面では、波長の選択が、
例えば、フィルターホイール内部で1つ以上の帯域フィ
ルター(および、好ましくは、2つのフィルター)の使
用によってなされる。上記のスペクトル弁別器の組み合
わせがまた、本発明と一致して必要に応じて使用され得
る。
【0030】さらに別の局面において、このプロセス
は、透過率をCMPスラリーのフロー内部の好ましい粒
子サイズ分布を示す参照透過率と比較するさらなる工程
を包含する。好ましくは、このプロセスは、比較が電子
的にそしてリアルタイムでなされるように、この参照透
過率をメモリーに格納するさらなる工程を包含する。
【0031】あるいは、このプロセスは、(a)複数の
参照透過率を格納する工程(ここで、各参照透過率は、
特定のCMPスラリーフローおよび粒子分布に対応す
る)、および(b)1つの参照透過率を選択し、透過率
を選択した参照透過率と比較する工程、からなる工程を
包含し得る。
【0032】この分布の範囲内の粒子サイズが、本発明
の1つの局面において、Mie散乱理論(これは、光散
乱の分野で公知である)により測定される。
【0033】本発明のプロセスは、透過率の情報を吸光
効率対粒子サイズ径の経験曲線と比較し、分布の範囲内
で粒子サイズを測定する工程をさらに包含し得る。好ま
しくは、粒子サイズ径は、πD/λの関数依存性を含む
(ここで、Dは粒子サイズ径であり、λは透過率に関連
する波長に対応する)。
【0034】本発明はまた、プロセス中でCMPスラリ
ーの品質を評価するためのシステムを提供する。この局
面では、光源が、スラリーのフローを通る透過のための
電磁照射線を発生する。スペクトル弁別器は、このフロ
ーを通る照射光の透過の前の照射光の少なくとも2つの
波長帯を分離する。検出器は、このフローを介して透過
した照射光を検出する。プロセッサは、このフローを通
る波長帯の透過率を評価し、CMPスラリーの化学的お
よび/または物理的変化を測定する。例示の目的で、1
つの局面のプロセッサは、CMPスラリーの粒子サイズ
分布の変化を検出する。
【0035】好ましくは、弁別器はフィルターホイール
である。しかし、この弁別器はまた、格子またはプリズ
ムであり得る。オーダーソーティングフィルター(or
der sorting filter)が、これらの
分散弁別器に必要に応じて備えられる。あるいは、レー
ザ(例えば、レーザダイオード)が、光源および弁別器
として使用され得る。なぜなら、波長の狭いバンドだけ
がレーザから放射されるためである。
【0036】1つの局面において、プロセッサを備える
コンピュータは、このシステムのプロセッサとして働
き、信号を処理し、決定および計算を行う。当業者は、
他のプロセッサ(例えば、ASIC)が代わりに使用さ
れ得ることを理解する。
【0037】さらに別の局面において、本発明のシステ
ムは、1つ以上の参照透過率を格納するメモリー(これ
は、プロセッサに接続される)を備える。各参照透過率
は、特定のCMPスラリーフローおよび粒子分布に対応
する。プロセッサは、1つの参照透過率を選択し、この
フローを通る透過率を、選択された参照透過率と比較
し、粒子サイズ分布の変化を検出する。このメモリーは
さらに、本発明に一致するCMPスラリーの物理的およ
び/または化学的特性の他の変化を比較するための他の
参照データを格納し得る。
【0038】さらに別の局面において、本発明のメモリ
ーは、粒子サイズ径の関数として吸光効率を示すデータ
を格納し得る。次いで、このプロセッサは、透過率をこ
のデータと比較し、分布の範囲で粒子サイズを測定す
る。
【0039】別の局面において、このプロセッサは、各
波長帯において透過率の対数を計算し、対数的透過率対
波長帯の勾配の変化を決定する。これにより、このシス
テムは、粒子サイズ濃度の変化から独立して、粒子サイ
ズ分布の変化を検出することが可能となる。
【0040】次に本発明を、好ましい実施態様に関連さ
せてさらに記載する。そして、種々の追加、減縮、およ
び改変が、本発明の範囲から逸脱することなく当業者に
よってなされ得ることが明らかとなる。
【0041】(図面の詳細な説明) 図1は、CMPスラリー粒子サイズ分布プローブ100
の光学システムの模式図である。ジュウテリウム源10
2は紫外線照射を供給し、一方で水晶タングステンハロ
ゲン源104は可視光線および赤外線照射を供給する。
各光源102および104からの光は、対応するレンズ
106および108、ならびに対応する鏡110および
112の組み合わせにより平行化され、これによりそれ
ぞれ平行化したビーム114および116が得られる。
ロングパスフィルター118は、2つの平行化したビー
ム114および116を合わせて、単一の平行化したビ
ーム120とする。
【0042】モーター駆動回転チョッパーブレード12
2は合わせて平行化したビーム120を交差させ、迅速
に連続して3つの異なる測定を行う。図2に示されるよ
うに、チョッパーブレード122は、3つの楕円体の機
能、すなわち、アパーチャ200、鏡202、および中
実の非反射性ディスク204を備える。アパーチャ20
0は、平行化したビーム120の経路124への通過の
ために、チョッパーブレード122を通って光が透過す
ることを可能にする(図1を参照)。鏡202は、光の
経路126への反射により光源の放射照度(これは、温
度および時間とともに変動する)の測定を可能にする。
中実ディスク204は、光が、2つの微小な固定した格
子の線形検出器アレイ分光計128および130の内部
の電荷が結合したデバイス検出器アレイに到達しないよ
うにすることによって、電子的オフセットの測定を可能
にする。これらの電子的オフセットは、検出器アレイに
ついての誤差(補正されてない場合)の実質的な根源で
あり、そして温度および時間とともにオフセットが変動
する。
【0043】機械式チョッパー122の使用は、以下に
記載されるそれぞれの光路により促進されるような実際
の測定データで分散したプローブ100のリアルタイム
の較正を可能にする。この機械式チョッパー122の使
用はまた、ロックイン検出および信号処理技術と関連し
た信号対ノイズ増幅を可能にする。
【0044】チョッパーブレード122の穴200を通
過する光は、経路124上をロングパスフィルター13
2(これは、ビームスプリッターとして使用される)の
方へと進行する。酸化物CMPスラリーに関して、約
0.55ミクロンより大きい長波長が、ロングパスフィ
ルター132を通って経路134上へと通過し、一方
で、より短い波長は、経路136へと反射される。金属
CMPスラリーに関して、あるいはロングパスフィルタ
ー132は、およそ1.0〜1.25ミクロンで波長の
分割をする。
【0045】鏡202によってチョッパーブレード12
2から反射される光は、経路126に沿って、経路12
6の光を2つの等しい強度のビーム140および142
に分割するための50/50ビームスプリッター138
の方へ進行する。ビーム140は、オーダーソーティン
グまたは遮断フィルター144、および集光レンズ(g
athering lens)146を通って、固定し
た格子分光光度計128の方へと進行する。ビーム14
2は、オーダーソーティングまたは遮断フィルター14
8、および集光レンズ150を通って、固定した格子分
光光度計130の方へと進行する。オーダーソーティン
グフィルター144および148は、それぞれ分光計1
28、130内部の格子による基本波長の高次の回折を
防止する。2つの分光計128および130の波長範囲
はおおよそ、酸化物CMPスラリーについて、それぞれ
0.20〜0.50ミクロンおよび0.50〜1.0ミ
クロン、ならびに金属CMPスラリーについて、それぞ
れ0.5〜1.0ミクロンおよび1.25〜2.5ミク
ロンであると予測される。1.0ミクロンよりも短い波
長で作動する分光計は、Si検出器アレイを使用し得、
そしてより長い波長で作動する分光計は、InGaAs
検出器アレイを使用し得る。
【0046】ロングパスフィルター132を通り、経路
134へと進行する光は、反射のための第1鏡152の
方へ向けられ、第1サンプルセル154を通過する。第
1サンプルセル154を透過した光は、第2鏡156に
より反射され、経路158に沿って、ロングパスフィル
ター160を通過する。ロングパスフィルター160
は、好ましくは、ロングパスフィルター132と同一で
あり、両方のフィルターは、意図された使用環境で適切
な装置感度を提供するために交換され得る。経路158
上の光は、ロングパスフィルター160を通過し、そし
て分光光度計128および130への送達のためにビー
ムスプリッター138によって最終的に50/50に分
割される。
【0047】ロングパスフィルター132により経路1
36へ反射された光は、第2サンプルセル162を通っ
て進行する。第2サンプルセル162を透過した光は、
ロングパスフィルター160により、分光光度計128
および130へ光を50/50で送達するためのビーム
スプリッター138の方へ反射される。複数のサンプル
セルの使用は、各セルの光路長(ウインドウ間隔)を異
なる波長方式に対して調節することにより、より正確な
測定を提供する。調節は、約0.10〜0.90の間の
範囲のセルを通る透過を維持することにより達成され
る。
【0048】分光計128および130は、本明細書中
で検出器または検出器グループとして総称される。各分
光計は、好ましくは、内部に固定された格子を備え、測
定のスピードおよび信頼度を増大する(すなわち、好ま
しい分光計は、可動格子を有する走査型分光計ではな
い)。内部固定された格子(示されず)は、各分光計内
部に格納された従来の検出器要素の内部アレイに、選択
された波長を有する分散した光を配置するように構成さ
れる。このように、各分光計は波長範囲を検出するよう
に操作可能である。コンピュータ164は、分光光度計
128および130を含む検出器グループからの信号を
受容し、そしてこれらの信号を使用して次のいずれかを
行う:(a)測定されたCMPスラリーに対応する粒子
サイズ分布を計算する、および/または(b)品質管理
の目的で粒子サイズ分布の変化を検出する。
【0049】スラリーが光学的に密でない実施態様にお
いて、サンプルセル154および162は、医薬品のミ
スト(例えば、喘息患者へ薬剤を送達するための医療用
噴霧器からのミスト)を受容するように適合された開放
経路を提供するために除去され得る。サンプルセルはま
た、開口チューブまたはチャンバで置き換えられ得る。
このようにして、プローブ100は(a)エアロゾルミ
ストの粒子サイズ分布、および/または(b)品質管理
の目的のための粒子サイズ分布の変化を測定するために
使用される。
【0050】図3は、好ましいCMPスラリーサンプル
セル162の詳細なアセンブリの図を示し(図1を参
照)、これは光学的に密なスラリーを伴う使用のために
意図される。セル154および162の両方は、同じ基
本的な特徴を共有するが、セルの深さは、セル154で
より長い波長の照射の透過率の増加を許容するために選
択的に調整され得る(図1を参照)。
【0051】ハウジングは、上部プレート300および
下部プレート302から形成される。これらのプレート
はそれぞれ、化学的に耐久性のある材料(例えば、Ke
l−F、ポリビニルジフルオリド(「PVDF」)また
はポリビニルジクロリド(「PVDC」))の固形ブロ
ックから機械加工される。サンプルセル入口ライン30
3は、主CMPスラリーライン304からの未希釈CM
Pスラリーがそこを通ってサンプルセル162の内部空
間306に入る入口ポート(示されず)に接続される。
出口ポート308は、空間306から出口ライン310
へスラリーを抜き出す。上部プレート300および下部
プレート302のそれぞれは、対向する一対の三角形の
テーパー状のランプ(例えば、ランプ312および31
4)を提供する。これらのランプは、対応するポート付
近のそれぞれの先端(例えば、出口ポート308付近の
先端316)で最も厚くなり、そしてポートから離れた
ベース(例えば、ベース318)の方に向かって幅広に
なり、かつ狭くなる。
【0052】各々の上部プレート300および下部プレ
ート302は、それぞれ中心を合わせて配置した円形ア
パーチャ320および322を提供する。プレート30
0および302の内側部分には溝324があり、これは
対応する弾性O−リング326および328を受容する
ためのものである。斜面330は、サファイアウインド
ウ332および334を受容する。一対の対向するスペ
ーサ336および338は、対応する保持ピン(例え
ば、保持ピン340および342)によりフローに対し
て保持され、サファイアウインドウ332および334
の間でフィットする。
【0053】サファイアウインドウ332および33
4、ならびに対向したスペーサ336および338は、
経路136へ有効な光学視野を規定する(図1を参
照)。光学視野は、光学的に密なスラリーでの使用のた
めのウインドウ332および334の間の厚さにおい
て、50ミクロンと250ミクロンとの間の範囲である
ことが好ましい。1つの実施態様において、光学視野は
1900ミクロン以上であり得る。スラリーは、2つの
サファイアウインドウ332、334の間の空間を充た
し、サンプルセル162を通る透過経路は、スペーサ3
36および338の厚さに等しい。テーパー状のランプ
312および314は、それぞれプレート300および
302へと慎重に機械加工され、入口/出口ライン30
3と310、および光学視野との間に円滑な移行を提供
する。この円滑な移行は、スラリーの凝集を防止する。
さらに、サファイアウインドウ332、334の内部の
縁部は、斜面344および346で、スラリーの堆積お
よび凝集を防止するために斜面が付けられる。
【0054】超音波発生器または破壊器348は、軟質
のスラリー凝集物を破壊するために、サンプルセル入口
ライン303と必要に応じて結合される。CMPスラリ
ーは、硬質凝集体および軟質凝集体の両方を含み得、そ
して軟質凝集体は、半導体ウエハを引っ掻かないと考え
られる。超音波破壊器348は、スラリーがサンプルセ
ルに入る前に軟質凝集体を破壊する。
【0055】スラリーは、ウインドウ332および33
4の間のスペーサ336および338で規定された空間
に入る。セル162は、本明細書中で非容積測定サンプ
ルセルと呼ばれるが、これは、いくらかの漏れが開口部
322を取り囲むキャビティ350中へ(例えば、35
2、354、356および358でのシールされていな
い開口部を通って)逃れ得るからである。ウインドウ3
32および334の間のこの漏れおよびフローは、ラン
プ312およびセル出口ライン310により回収され
る。ウインドウ332および334の間のスラリーは、
CPU164による粒子の検出および分析のために、経
路134または136から光または電磁波放射を曝露す
る(図1を参照)。
【0056】図4は、図1および3のサンプルセル16
2または154の代替として、または組み合わせとして
の使用のための第2のそして最も好ましい容積測定サン
プルセル400を示す。ハウジングは、上部プレート4
02および下部プレート404から形成され、これらは
それぞれ、化学的に耐性のある材料(例えば、TFEテ
フロン)の固体でわずかに変形可能なブロックから機械
加工される。サンプルセル入口ライン406は、主CM
Pスラリーラインからの未希釈のCMPスラリーが、そ
こを通ってサンプルセル400の内部空間408に入る
入口ポート(示されず)と接続される。出口ポート41
0は、空間408から出口ライン412へスラリーを抜
き出す。各上部プレート402および下部プレート40
4は、対向した一対の三角形のテーパー状ランプ(例え
ば、ランプ414および416)を提供する。これらの
ランプは、対応するポート付近のそれぞれの先端(例え
ば、出口ポート416付近の先端418)で最も厚くな
り、そしてポートから離れたベース(例えば、ベース4
20)の方に向かって幅広になり、かつ狭くなる。ラン
プ414は、セル入口ライン406付近に最大容積を有
する円錐体の開口部を含む。この容積は、ランプ416
の方に向かって減少し、円錐体の開口部422中の減少
した容積は、円錐体の開口部422を囲むランプ414
の一部にある増加した容積により等しく補正される。円
錐体の開口部422は、内部の開口部428へ導かれる
増加する狭い幅および急勾配の楔部426付近の先端4
24で終結する。ランプ416は、ランプ414の方を
向いており、楔部434の前で終結する先端432を備
える同様の円錐体の開口部430を有する。
【0057】各上部プレート402および下部プレート
404は、それぞれ中心を合わせて配置された円形のア
パーチャ428および436を提供し、これらは流体の
フロー軸に沿ってわずかなオフセットが存在する。プレ
ート402および404の内側部分はそれぞれ、対応す
るサファイアウインドウを受容するための対応する開口
部を囲む第1段差(例えば、開口部428を囲む第1段
差438)を含む。例えば、平坦なサファイアウインド
ウ440は、段差438に対するシール係合で受容され
る。平坦サファイアウインドウ442はウインドウ44
0と同一であり、段差444に対するシール係合で同様
に受容される。一対の対向するスペーサ446および4
48は、対応する保持ピン(例えば、保持ピン450お
よび452)でフローに対して保持され、サファイアウ
インドウ440および442の間でフィットする。各ス
ペーサは、対応する大きさにされた凹部の範囲内に(例
えば、スペーサ448が、凹部454内に保持されるよ
うに)保持される。変形可能な弾性の壁456は、上部
プレート402および下部プレート404とシール係合
し、サンプルセル400からの漏れを防止する。楔部4
26および434は、スペーサ448および446に当
たるのに十分幅広く伸長する。スペーサ446、448
はそれぞれ、ウインドウ440および442の両方をシ
ール係合する。従って、ウインドウ440と442との
間のスペーサからのスラリーの漏れはなく(すなわち、
セル400は、容積測定セルである)、これは、ウイン
ドウ440および442を取り囲む空間458への漏れ
がないためである。ウインドウ440と442との間の
光学視野は、光学的に密なスラリーで使用する厚さにお
いて、50ミクロンと250ミクロンとの間の範囲(あ
る実施態様では、約2000ミクロンまで)であること
が好ましい。
【0058】ウインドウの間の空間からの漏れに関し
て、2つのセル162、400の間に容積測定フローの
差があるが、サンプルセル400は、図3に示されるよ
うに、セル162に関して同様の方法で作動する。サフ
ァイアウインドウ440および442は、対向するスペ
ーサ446および448とともに、経路134および1
36に対して有効な光学視野を規定する(図1を参
照)。スラリーは、2つのサファイアウインドウの間の
空間を充たし、サンプルセル400を通る透過経路長
は、スペーサ446および448の厚さに等しい。テー
パー状のランプ414および416は、対応するプレー
ト402および404へと慎重に機械加工され、ウイン
ドウ440および442との間の光学視野に関連して、
入口/出口ライン406および412の間に円滑な移行
を提供する。この円滑な移行は、スラリーの凝集を防止
する。
【0059】図1に示される種々の光路は、光がそれに
沿って進行し得る距離を包含する。代替の実施態様にお
いて、経路114、116、120、124、126、
134、140、142および158は、光ファイバか
ら構成され得る。この代替の実施態様において、鏡15
2および156は必要ではない。ロングパスフィルタ1
18、132および160は、1:2のファイバ光学カ
プラーで置き換えられ得る。1:2ファイバ光学カプラ
ーはまた、50:50ビームスプリッター138を置き
換え得る。
【0060】角度の関数としての光散乱の測定はまた、
CMPスラリー粒子サイズ分布のための高感度測定法で
ある。このアプローチの主な欠点は、光学的深さ(ここ
で、光学的深さは、単位長さ当たりの吸光度とサンプル
セルの厚さの積の結果である)が0.1〜0.2を超え
る場合、顕著な多重散乱誤差が見られるということであ
る。この測定方法は、各光子についての散乱角の明白な
定義に依存する。二重に散乱した光子について、各散乱
事象についての散乱角は定義されない。この制限は、大
量の希釈を用いる操作のバッチサンプリングモードを必
要とする。
【0061】比較すると、スペクトル透過測定法は、お
およそ3.0程の大きさの光学的深さで操作し得、これ
により現実的なサンプルセル寸法で、連続で、リアルタ
イムモードで未希釈のスラリーをサンプリングすること
が可能となる。スペクトル透過測定法は、センサの狭い
視野(典型的には、約1°)により妨害される拡散照射
視野が、直接ビーム中で十分な割合になるまで、多重散
乱の誤差を被らない。
【0062】Mie散乱は、均一な球による光学的吸光
度の完全な理論的記載を与える。全てのCMPスラリー
中の粒子は化学的に均一であるが(すなわち、それらは
単一の公知の化合物から構成される)、大部分の粒子は
球ではない。たとえそうであっても、Mie理論は、光
学的に等価な球の点から見ると、自然に発生する球でな
い粒子の光学的吸光度をモデル化することにより首尾良
く実証された。さらに、吸光は全ての角度にわたる散乱
と吸収の合計であり、散乱相の関数(角度散乱パター
ン)であるほどには粒子形状に対して高感度ではない。
【0063】スラリー粒子サイズ径分布(PSD)は、
改変したTwomey/Chahine非線形インバー
ジョン(inversion)アルゴリズムの利用によ
るスペクトル透過測定から取り出される。等式(1)
は、サンプルセルウインドウの透過率(TW)、スラリ
ーの液体部分の透過率(TL)、およびスラリー粒子の
透過率(TP)に関して波長(λ)の関数として測定し
た透過率(T)を表す。
【0064】 (1) T(λ)=Tw(λ)TL(λ)TP(λ) スラリーの液体部分でのみ充たされたサンプルセルの透
過率を最初に測定し、次いで上記透過率で式(1)に表
される透過率を除算することでTP(λ)を分離するこ
とができ、これが目的の量である。次いで等式(2)に
示されるように、Beer則によって、粒子容積の吸光
係数(βE(λ))(ここで、Lは透過経路長またはサ
ンプルセル幅である)が解かれる。等式(3)は、粒子
半径(r)、Mie吸光率(QE)、およびPSD(N
(r))に関して粒子容積吸光係数を計算する等式を表
し、ここで、mは粒子の複屈折率である。
【0065】 (2) βE(λ)=−ln(TP(λ))/L (3) βE(λ)=∫πr2E(2πr/λ,
m)N(r)dr 等式(3)は、粒子サイズ分布を解くためにインバート
される。インバージョンアルゴリズムの1つのクラス
は、線形インバージョンであり、これは以下に説明する
理由のためにあまり好ましくないモデルを提供する。こ
のあまり好ましくないインバージョン法は、積分を合計
で置き換えることにより、そして等式(4)により与え
られる行列形において等式の集合(collectio
n)を表すことにより、この測定等式を線形システムの
等式に変換する。この後者の等式において、行列
【0066】
【化1】 の要素は、πr2Eからなる。この
【0067】
【化2】 行列は、各波長について1つのm行を、各半径について
1つのn列を有し、mはn以上でなければならない。
【0068】
【化3】 行列は、n×1であり、この要素は粒子サイズ分布から
なる。
【0069】
【化4】 行列は、m×1であり、この要素は測定されたスペクト
ルの容積の吸光係数からなる。
【0070】
【化5】 等式(4)は、粒子サイズ分布を求めるために形式的に
インバートされ得、これは、溶液を種々の状態(例え
ば、初めの推測から離れて、平滑化(第1または第2の
誘導を最小化する)または最小化)へ制約する従来のイ
ンバージョンアルゴリズムを使用する。上記は、Two
mey、Comparison of constra
ined linear inversion and
an iterative nonlinear a
lgorithm appliedto the in
direct estimation of part
icle size distributions、
J.comp.Phys.、第18巻、No.2、18
8〜200頁(1975)によるものであり、これは、
本明細書中で十分に開示されるように、ある程度まで本
明細書に参考として援用される。
【0071】制約が、全てのインバージョンアルゴリズ
ムにおいて必要とされる。なぜなら、測定誤差および求
積誤差(積分を合計で置き換える)の存在が、粒子サイ
ズ分布のファミリーが測定の等式を満足するという事実
をもたらすからである。任意のインバージョン法につい
て、得られた解の不確実性は、以下により減少され得
る:(a)より高感度の測定法を選択すること、(b)
測定誤差を減少すること、(c)測定数を増加すること
(これは、求積誤差の効果を減少する)。
【0072】線形インバージョン法は計算的に効率的で
あるが、それらは、最も一般的な制約(すなわち、平滑
化の制約)がスラリーの粒子サイズ分布に関して悪い選
択であるため、CMPスラリーの問題にとって悪い選択
である。これらの分布は、必ずしも平滑または連続的で
はない。さらに、線形インバージョンアルゴリズムは、
物理的に非現実的な答えを出す程度まで不安定であり得
る。
【0073】CMPスラリー測定の問題は、通常または
特定の粒子サイズ分布からの偏差を検出する工程からな
り、これにより、非線形の、反復性のインバージョンア
ルゴリズムは、本発明を実施する際に使用するための自
然な選択、およびより好ましいモデルとなる。反復性の
アプローチにより、初めの推測のように通常の粒子サイ
ズ分布で開始し得る。反復計算により、通常の様式では
最終解へと集束し、ここで、集束は、測定したスペクト
ル吸光度と最後に推測した粒子サイズ分布から計算した
スペクトル吸光度との間の差に基づく。あるいは、初め
に推測したように、デルタ関数で開始し得る。この差が
制約されたいくらか予測される誤差より小さくなると、
反復が停止される。等式(4)をインバートするこの好
ましい方法は、以下の文献による空中遠隔検出の分野に
おける従来の研究に基づく:Cerni、Aircra
ft−based remote sensing o
rtropospheric profiles fo
r meoscalestudies、Advance
s in Remote Sensing Retri
evals、339〜347頁、A.Deepak P
ubl.,Hampton,VA(1985);およ
び、Chahine、Inverse problem
s in radiative transfer:D
etermination of atmospher
ic parameters、J.Atmos.Sc
i.、第27巻、960〜967頁(1970)および
Twomey(1975、先に参照された)。これらの
文献は、本明細書中で十分に開示されるように、ある程
度まで本明細書中で参考として援用される。
【0074】等式(5)および(6)で与えられるアル
ゴリズムは、粒子サイズ分布を反復するためにスペクト
ル透過データをインバートする好ましい手段である。上
付きのIおよびI−1は連続する反復数を表す。下付き
のPは異なる波長を表し、そして、単一のr値での粒子
サイズ分布を調節する際に、全ての測定が利用されるこ
とを示す。さらに、質量(重量によるスラリーの固体の
割合)の保存を加え、そして全ての波長にわたる等式
(5)を合計することにより、反復性の正確度を改善し
得る。
【0075】 (5) NP (I)(r)=[1+(rp (I-1)−1)π
2E(2πr/λ,m)]NP (I-1)(r) (6) rP (I-1)=βE(λ)/[∫πr2E(2
πr/λ,m)NP (I-1)(r)dr] (実施例1:実験的結果に対するモデルの確認) Mie理論の光学モデルの結果が、図3によるサンプル
セルで改良されたActon SP−305分光計シス
テムの使用により確認された。このサンプルセルは、P
VDFの化学的に耐性のあるブロック中で、おおよそ1
00ミクロン離れて保持されるウインドウを有する直径
が40mmのサファイアウインドウを提供するように構
成された。この検出器モジュールは、1つのSiフォト
ダイオードおよび1つのInGaAsフォトダイオード
を利用し、ブロードな0.20〜2.5ミクロンのスペ
クトル範囲をカバーする。
【0076】図5は、光学モデルの予測値と、Solu
tion TechnologyKlebosol 3
0N50の酸化スラリーに関する実験データとの間の比
較を示し、この酸化物スラリーは、pHが10.9のN
4OH希薄溶液に浸漬したSiO2粒子から構成され
る。試験した30重量%の固体を含む製品は、Solu
tion Technologyにより製造された基本
的な製品である。この製品は、典型的には、CMPウエ
ハ平坦化に使用する直前に、18重量%の固体にまで希
釈される。このように、試験された製品は、この製品を
使用する実際のCMPスラリーよりもなおさらに光学的
に密であった。入力として、Solution Tec
hnologyにより提供される粒子サイズ分布を利用
した光学モデルが図6に示され、これは、この製造業者
が電子顕微鏡で測定したものである。図5に示された比
較は、測定した透過データと光学モデルの予測値との間
に顕著な良好な一致を実証する。
【0077】図5の2つの曲線(理論および実際の結
果)の間に見られる小さな差について考えられ得る理由
には、以下が挙げられる:(1)Mie理論により予測
されたものからのこの通常でない高密度の粒子の懸濁の
光学的挙動の逸脱、(2)スラリー製造業者により提供
される典型的な粒子サイズ分布からのサンプル粒子サイ
ズ分布の逸脱、(3)スラリー製造業者により提供され
る粒子サイズ分布測定における誤差(これは、電子顕微
鏡写真像の分析法により提供される粗悪なサンプル統計
値に起因する)、(4)予期せぬスラリーの液体吸収バ
ンド、および(5)実験的なスペクトル透過測定法にお
ける誤差。これらの誤差源の組み合わせた効果は、この
実施態様において重要ではない。Klebosol 3
0N50は、個々の球体からなるものとして製造業者に
より記載され、これは、飽和したSiO2溶液中の種か
ら成長する。そういうものとして、Mie理論からの正
確な予測が期待される。
【0078】図5に示される実験的データは、0.03
0の値の透過率で切り捨てられ、この値よりも低い測定
データは、水平化されることを示し、そして次に波長が
増加し光学的深さが増加するにつれて透過率が増加す
る。このような結果は非物理的であり、そして多重の散
乱照射(これは、前方方向付近で散乱される)が、透過
した照射に匹敵するか、またはそれより大きくなること
を示す。この結果は、増加する光学的深さ、および有限
の装置の視野を有するいくつかの地点で生じることが予
測される。この検出器システムはSP−305分光計を
利用し、これは名目上1°の視野を有するように設計さ
れ、そしてこの散乱効果は、およそ0.050の透過率
の値(すなわち、光学的深さ3)で観察されることが予
測された。
【0079】(実施例2:実験的結果に対するモデルの
確認) 図7は、光学モデルの予測値と、酸化物スラリーのCa
bot SC−1に関する実験データを示し、この酸化
物スラリーは、pHが10.3のKOH希薄溶液に浸漬
したSiO2粒子から構成される。このサンプルは,1
2重量%の固体まで希釈され、これはCMPウエハ平坦
化に使用される濃度である。光学モデルに対して入力さ
れる場合に使用される粒子サイズ分布が図8にプロット
され、これは、Horiba LA−910光散乱粒子
サイズ分布プローブを使用して、Bareら(Moni
toring slurry stability t
oreduce process variabili
ty、Micro.第15巻、No.8、53〜63頁
(1997)(the BH97粒子サイズ分布))に
より測定されたCabot SC−1 PSDの変更し
たバージョンを表す。BH97粒子サイズ分布に対する
変更は、各粒子サイズ分布のサイズのビン(bin)×
0.56の積から構成される。0.56の因子は、測定
した透過率のデータに良好なフィットが得られるように
選択された。
【0080】図9および10は、この分布サイズビン因
子のどのような変化が透過スペクトルに影響し、そして
スペクトル透過測定法の感度の別の指標として働くかを
示す。Cabot SC−1は、火炎中で反応性ガスと
合わせることにより生成されたヒューム化シリカ生成物
であり、ともに融解した連鎖する微小な球体からなるこ
とが知られている。それ故、このような粒子連鎖の径
は、はっきりと規定されない。この吸光は、Mie理論
により正確にモデル化され得ない。そして、異なる測定
法により得られる粒子サイズ分布の差異が予測されるべ
きである。このような不確実さがある場合、0.56の
因子が適切である。
【0081】図9において、測定したスペクトルは、多
重散乱により導入される明らかな誤差のために、0.0
79の透過率の値で切り捨てた。SC−1対30N50
(上記の0.079対0.030)について切り捨てた
このより高い透過率の値は、前者のスラリー中に存在す
るより大きな粒子と一致し、これは、より前方への散乱
を生成することが知られている。非球体粒子対球体粒子
により生成されるより前方の散乱ともまた一致する。
【0082】図11は、図1で示されるプローブを操作
する際に使用するためのプロセスP1100の概略プロ
セスダイアグラムを示す。工程P1102において、光
学的に密なCMPスラリーは、主スラリーラインからサ
ンプルセル154および162へ転送される。工程P1
104において、スラリーのフローはサンプルセルによ
り狭められ、有意義なスペクトル透過データを可能にす
る光学的深さを提供する。光は、工程P1106の経路
134および136の沿って狭められたスラリーを介し
て透過される。経路140および142は、この光を工
程P1108の分光光度計128および130に送達す
る。この分光光度計は、セル154および162におけ
る単一の代表的な検出された光および粒子を生成する。
これらの信号は、等式1〜6による修正したTwome
y/Chahine法による処理のためのCPU164
へと伝達される。
【0083】工程P1108の終わりにおいて、工程P
1110は、チョッパーブレード122の回転および鏡
202の反射作用により、経路126に沿って分光光度
計128および130へと透過した光の検出を包含す
る。検出器のカウントは、サンプルセル154および1
62からの粒子散乱のない光源の状態の登録のためにC
PU164へ伝達される。
【0084】工程P1112において、検出器のバック
グラウンドのカウントが、経路126または134のい
ずれかに沿って光の透過を遮断するための経路120中
の固体ディスク204を設置するように位置決めされた
チョッパーブレード122で測定される。分光光度計1
28および130が再び、検出した光に対応する信号を
生成し、そしてこれらの信号は、CPU164へと伝達
され、これは、経路126または134に沿って進行す
る光から受けた総カウント数から引かれ得るバックグラ
ウンドのカウント情報としての信号を処理する。
【0085】工程P1114において、CPU164
は、工程P1108、P1110およびP1112から
の格納した検出器の信号を使用し、上記のように粒子サ
イズ分布を計算し、表示し、格納する。工程P1106
〜1114は連続的に繰り返され、CMPスラリーの粒
子サイズ分布のリアルタイム測定を実行する。
【0086】図12は、本発明に従って構成された1つ
のCMPスラリー品質管理システム1200を示す。C
MPスラリー供給源1204からのCMPスラリー12
02は、供給ライン1206を介してサンプルセル12
08(例えば、図1および3のサンプルセル154、1
62)へ伝達される。上記のビーム134、136に関
連して図1で議論したように、サンプルセル1208は
セル1208を介して効率的かつ均一なCMPスラリー
フロー1210を提供し、それにより照射1212はそ
こを通って伝達され得る。
【0087】光源1214は、照射1212を発生す
る。例示の目的で、光源1214は石英タングステンハ
ロゲン光源(これは、赤外および/または可視照射12
12を発生する)、あるいはジュウトリウム光源(これ
は、紫外照射を発生する)であり得る。好ましくは、光
源1214は、照射1212を発生する複数の波長帯を
提供するように「ブロードバンド」である。しかし、複
数の光源1214a、1214b・・・1214nが選
択的に使用され、必要に応じて所望の照射波長1212
aを発生する。例えば、紫外光を発生するために、光源
1214bはジュウトリウム光源を表し得る。一方で、
赤外または可視光波長を発生するために、光源1214
aはタングステンランプを表し得る。光源1214間を
切り換えるために、図1に示したような配置が使用され
得るか、あるいは代替の技術が同様の機能を達成するた
めに、例えば機械的操作によって使用され得る好ましい
実施態様において、フィルター1216は、光源121
4から発射される光源照射波長1212aをスペクトル
的に識別し、ただ1つの選択された波長1214bがフ
ィルター1216を通過する。複数のフィルター121
6a、1216bが使用され得、サンプル1208を照
射するための異なる波長を代替的に通過させ、そして選
択する。例示の目的で、フィルターホイール1218に
配置されたフィルター1216が示され、これは、照射
1212aの経路にある代替の位置フィルター1216
a、1216bに対して選択的に、モーターコントロー
ラー1218aにより、軸1219の周りで回転され
る。フィルターホイール1218、コントローラー12
18aおよびフィルター1216は、光学分野の当業者
に公知である。このようにして、所望の波長帯の照射1
212bが、システム1200の使用者により選択され
得る。フィルター1216は、必要に応じて照射121
2aを遮断するために動かされ、光源1214から発射
される場合、適切な波長帯を選択する。
【0088】2つのフィルター1216が示されるが、
当業者は、1つ以上のフィルターが本明細書中の目的を
達成するためにシステム1200で使用され得ることを
理解するべきである。
【0089】サンプルセル1208を介して透過した照
射1212cは、さらにCMPスラリーフロー1210
を介して透過した照射に対応する。検出器1220は照
射1212cを検出し、そしてサンプルおよびフロー1
208、1210を介した照射1212bの透過率を示
す信号を発生する。これらの信号は、プロセッサ122
0(例えば、コンピュータ)で処理され、波長(または
波長帯)の関数として透過率の値を決定する。例示の目
的で、光源1214が、フィルター1216aにより
2.5ミクロン+/−0.2ミクロンにフィルター処理
される照射1212aを発生する場合、検出器1220
aは、近赤外検出器(例えば、InGaAs)に対応
し、サンプルおよびフロー1208、1210を介して
照射1212cの透過率を検出し得る。透過率は、コン
ピュータ1220により測定され、「2.5ミクロン」
に関連する。
【0090】時折、複数の検出器1220a、1220
b・・・1220nは、光源1214a、1214b・
・・1214nからの目的の全ての波長を検出すること
が要求される。検出器1220は、必要に応じてシステ
ム1200内部に挿入され、適切な波長を測定し得る
か、あるいは、図1に示されたような適切な光学技術
が、同様の機能を達成するために使用され得る。
【0091】異なるスラリー供給源1204a、120
4b・・・1204mはまた、製造工程においてシステ
ム1200に接続され得る。そして各CMPスラリー1
202a、1202b・・・1202mは、次いで必要
に応じて適切なフロー経路1206を介してサンプルセ
ル1208へ接続され得る。代替のサンプルセル120
8a、1208b・・・1208qが、必要に応じてシ
ステム1200で使用され、サンプルセルおよびフロー
1208、1210を介して照射1212bの向上した
検出に対応する適切な光学経路長を獲得し得る。すでに
述べたように、サンプルセル1208は、手動で、また
は機械的にシステム1200へと切り換えられ得、図1
のような光学的配置が同様の機能を達成するために使用
され得る(すなわち、複数のサンプルが、システム12
00内に設置され、適切な波長の照射がルート変更さ
れ、異なる光学経路およびビームスプリッターを介して
サンプルセル1208を補正する)。
【0092】フロー1210からのCMPスラリーは、
スラリーライン1222に沿ってサンプルセル1208
を離れ、半導体の製造プロセス1224に接続する。本
明細書中で議論したように、システム1200が不良な
CMPスラリー(例えば、所望の範囲を超えて拡がる粒
子分布を有するスラリー)を検出すると、プロセッサ1
220は、警告信号を警告デバイス1226(例えば、
製造プロセス1224に接続されるかまたは近傍にある
光、警報器または他のデバイス(例えば、コンピュー
タ))へ送信する。このようにして、製造プロセス12
24は、リアルタイムで、集積回路デバイスに使用され
る半導体表面を損傷および破壊し得るCMPスラリー品
質管理の結果(issue)を知らせる。
【0093】システム1200により測定される透過率
の値は、図12Aに示されるように、好ましくは、波長
に関してプロットされる。特に、透過率の値の自然対数
(ln(t)、軸1240)は、示されるように、波長
(λ、軸1242)に対してプロットされる。従って、
時間t0においてln(透過率(λ))を近似する線C
の勾配が、線C(t0)のように決定され得る。もっと
後の時間tにおいて、線Cは、例えばC(t0+t)と
してプロットされ得、これはln(透過率(λ))の勾
配の変化を示す。線Cの勾配が、十分な量(角度βで表
され、経験的に決定される)または別の方法で変化し、
CMPスラリー内の粒子分布サイズが変化すると、シス
テム1200は製造プロセス1224に警告を送信す
る。図12Aはまた、当該分野で公知のような、線Cの
勾配を決定するために使用される波長測定点λ1、λ2
示す。それぞれのλのサンプルは、例えばフィルター1
216を介して通過した照射に対応する測定点に対応す
る。それぞれの波長帯Δλは、波長λに中心があり、こ
のためΔλ/λは約5%未満である。例えば、λ=2.
5ミクロンでは、Δλは約0.13ミクロンに相当す
る。
【0094】光源1214およびフィルター1216の
機能は、所望であれば、レーザーダイオードで置き換え
られ得る。あるいは、フィルター1216は、図1で議
論されたように、検出器1220に配置された適切な分
散性要素(例えば、格子)により置き換えられ得る。
【0095】プロセッサ1220aは、好ましくは、許
容可能な粒子サイズ分布を有する公知のCMPスラリー
についての好ましい透過率対波長曲線、またはln
(t)対λデータに対応する1つ以上の「参照透過率」
データを格納するための半導体メモリを備える。この参
照透過率データは、CMPスラリーが「許容可能」と考
えられる場合の最適値からのデータの許容可能な変動を
さらに包含する。従って、この実施態様において、シス
テム1200は、リアルタイムでフロー1210から透
過率データを見積もり、そしてそのデータをメモリ12
20aの参照透過率データと比較し、そしてリアルタイ
ムのデータが許容可能な変動を超えると警告を発し、
「許容不可能」なCMPスラリーを示す。メモリ122
0aは、適切に各CMPスラリー1202a、1202
b・・・1202mに対応する曲線またはln(t)対
λデータのアレイをさらに包含し得、これによりシステ
ム1200は、製造プロセス1224で使用される複数
のCMPスラリーで操作し得る。使用者は、どの参照透
過率データを、プロセッサ1220でのユーザーインタ
ーフェイス(例えば、キーボード)によって任意の1回
で使用するかを選択し得る。
【0096】CMPスラリーフロー1210内の粒子サ
イズ分布を測定する工程はまた、本発明の特徴である。
典型的には、これらの分布は、図6に示されるように、
特定の粒子サイズ(例えば、0.06ミクロン)に中心
がある。本発明による他の適切な中心の粒子サイズは約
0.3ミクロンと1.0ミクロンの間であるが、0.1
ミクロンと0.3ミクロンの間、または1.0ミクロン
と10ミクロンの間の値付近に中心がある粒子サイズ分
布がまた想定され、これは本発明の範囲内である。典型
的には、フロー1210の直径は、近赤外波長について
およそ100ミクロンである。より小さいフロー直径
(すなわち、50ミクロン以下)がまた想定され、同様
におよそ2000ミクロンまでのより大きなフロー直径
も想定され、これらは全て本発明の範囲内である。
【0097】Mie理論は、CMPスラリーフロー12
10の粒子サイズ分布を決定するために使用され得る。
あるいは、吸光効率QE対粒子サイズ径Dの経験曲線
が、メモリー1220aに展開され格納される。そして
この経験曲線は、リアルタイムでシステム1200によ
り得られたデータと比較される。粒子サイズの関数は、
好ましくは、πD/λ(ここで、λは測定波長帯に相当
する)に相当する。図12Bは、異なる粒子サイズにつ
いての例示のQE対πD/λの経験的データ1258を
示し、垂直軸1260にQEを、水平軸1262にサイ
ズパラメータπD/λをとる。Bohrenら(Abs
orption and Scattering of
Light by Small Particle
s、JohnWiley&Sons、319頁(198
3))。粒子サイズDを決定するために、上記のように
Eが透過率tの関数として直接計算され、そしてλ/
πで乗じられる。
【0098】図13は、CMPスラリーの品質および/
または粒子サイズ分布を検出するための本発明のプロセ
スフロー1300を示す。プロセスフロー1300は、
図1または12に示されるように、本発明のシステムの
使用を表す。処理工程1302において、サンプルセル
およびCMPスラリーフローは、第1の波長帯Δλ
1(例えば、約1.7ミクロン(λ1)を中心とした0.
08ミクロン)での照射により照らされる。次いで、こ
のシステムの検出器およびプロセッサは、処理工程13
04において、λ1についての透過率の値を測定および
決定する。処理工程1306において、サンプルセルお
よびCMPスラリーフローは、第2の波長帯Δλ2(例
えば、約0.6ミクロン(λ2)を中心とした0.03
ミクロン)での照射により照らされる。次いで、このシ
ステムの検出器およびプロセッサは、処理工程1308
において、λ2についての透過率の値を測定および決定
する。本発明のシステムおよび方法は、工程1310で
所望される場合、他の波長および波長帯についての透過
率の値をさらに検出し得、あるいは工程1312に示し
たように、透過率の勾配対波長の勾配を計算する。工程
1314において、工程1312で測定した勾配は、シ
ステムのメモリに格納された参照勾配に対して測定され
るか、あるいは現在の勾配が以前の勾配情報と比較さ
れ、CMPスラリー粒子分布の変化を評価する。勾配
が、前の勾配情報から、または参照勾配透過率データか
らあらかじめ決められた量を超えると、工程1316で
警告が発せられる。そうでない場合は、次のセットの透
過率データが工程1302〜1308で取られ、長時間
にわたってCMPスラリーの品質を評価する。
【0099】図14は、本発明に従って構成された1つ
のCMPスラリー粒子測定および品質管理システム14
00を示す。2つのサンプルセル1402a、1402
b(例えば、サンプルセル154、162(図1)と同
様)が使用され、高精度の透過率測定を得る範囲でスペ
クトルの範囲を拡張し、CMPスラリーの品質および/
または粒子サイズを決定する。光源1404a、140
4bは、ビームスプリッター1408を介して異なる波
長帯で照射ビーム1406を発生する。他のビームスプ
リッターおよび光学装置1410は、ビーム1406を
適切な格子分光計1412a、1412bへ移動させ、
ここで使用される各光学アセンブリ1414a、141
4bは、目的の所望の波長帯を分離する。
【0100】このように、本発明は、前記の説明から明
らかなものの中で上記の目的を達成する。本発明の範囲
から逸脱することなく上記の方法およびシステムのいく
らかの変更がなされ得るので、上記の説明に含まれるす
べての事項、または添付の図面に示されるすべての事項
は、例示として解釈され、限定する意味はないことが意
図される。さらに、添付の特許請求の範囲は、本明細書
中で記載される本発明の全ての一般的特徴および特定の
特徴、ならびに表現上として、両者の特徴に入るように
言及され得る本発明の範囲のすべての記載を包含するべ
きであることが理解されるべきである。 [図面の簡単な説明] 本発明のより完全な理解は、図面を参照することで得ら
れ得る。
【図1】図1は、本発明による粒子サイズ分布の測定に
使用するためのプローブのサンプルを模式的に示す。
【図2】図2は、図1のプローブで使用するための光チ
ョッパーブレードを示す。
【図3】図3は、図1のプローブで使用するための第1
の特別に作製されたサンプルセルの分解図を示す。
【図4】図4は、図1のプローブで使用するための第2
の特別に作製されたサンプルセルの分解図を示す。
【図5】図5は、(a)本発明の光学モデルからの計算
データと、(b)製造業者のCMPスラリーから得られ
たスペクトル透過率データとの間の比較を示す。
【図6】図6は、図5のスペクトル透過率データに対応
する製造業者の走査型電子顕微鏡をもとにした粒子サイ
ズ分布を示す。
【図7】図7は、(a)本発明の光学モデルからの計算
データと、(b)製造業者のCMPスラリーから得られ
たスペクトル透過率データとの間の比較を示す。
【図8】図8は、図7のスペクトル透過率データに対応
する粒子サイズ分布について報告されたデータを示す。
【図9】図9は、図10に示される粒子サイズ分布デー
タを調製するための分布サイズビン因子を変更する計算
されたスペクトル透過率データの影響を示す。
【図10】図10は、分布サイズビンを変更する計算さ
れた濃度データの影響を示す。
【図11】図11は、図11に示されるプローブを操作
する際に使用するための模式的なプロセスのダイアグラ
ムを示す。
【図12】図12は、本発明により構成されたCMPス
ラリー品質管理システムを示す。
【図12A】図12Aは、本発明により作成された代表
的な透過率対波長曲線を示し、品質管理の間で「良好」
対「不良」CMPスラリーを検出する。
【図12B】図12Bは、本発明にしたがって、製造プ
ロセスにおいてリアルタイムで粒子サイズを評価するた
めに使用される代表的な吸光度対粒子サイズデータを示
す。
【図13】図13は、ほぼリアルタイムで、許容できな
いCMPスラリー粒子分布を検出し、使用者に知らせる
ための本発明のプロセスフローを模式的に示す。
【図14】図14は、本発明により構成された1つのC
MPスラリー品質管理プロセスおよび粒子分布測定シス
テムを模式的に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ワイザネン, スコット アメリカ合衆国 コロラド 80027, ルイスビル, ドッグウッド サークル 2327 (72)発明者 ノートン, デニス アメリカ合衆国 コロラド 80301, ボールダー, サウス メドウ ドライ ブ 4535 (56)参考文献 特開 平2−143140(JP,A) 特開 平4−366750(JP,A) 特開 平7−325025(JP,A) 西條豊,電子材料,1997年,第36巻第 5号,第105−108頁 Gail P. Box,Appli ed Optics,1995年,34 (33),pp.7787−7792 後藤新一、 浜 純、 紺谷和夫 、 鈴木邦男,「日本舶用機関学会第31回 (昭和57年春季)学術講演」,1982年, 第31巻、第109号,第67−70頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 15/02 H01L 21/304 622

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造プロセスにおいて使用される
    未希釈の化学機械的平坦化(CMP)スラリーの粒子サ
    イズ分布の変化を検出する品質管理プロセスであって、 (a)未希釈のCMPスラリーを提供する工程と、 (b)前記CMPスラリーを介して、2以上の波長を有
    する光を透過させる工程と、 (c)前記CMPスラリーを透過した光をモニタするこ
    とにより、前記CMPスラリーのいかなる粒子サイズ分
    布もいかなる粒子サイズも求めることなく、前記CMP
    スラリーの粒子サイズ分布を反映したパラメータの変化
    を検出する工程とを包含する、品質管理プロセス。
  2. 【請求項2】 前記パラメータは、前記CMPスラリー
    を透過した前記光の波長の関数としての透過率の対数の
    勾配を表し、 前記工程(c)は、前記勾配の変化に応じて、前記パラ
    メータの変化を検出する工程を包含する、請求項1に記
    載の品質管理プロセス。
  3. 【請求項3】 前記CMPスラリーの厚さは、50ミク
    ロン〜2000ミクロンである、請求項1に記載の品質
    管理プロセス。
  4. 【請求項4】 前記工程(a)は、 未希釈のCMPスラリーをそれぞれ含む複数のサンプル
    セルを提供する工程と、 前記複数のサンプルセルから1つを選択する工程とを包
    含する、請求項1に記載の品質管理プロセス。
  5. 【請求項5】 前記工程(a)は、前記CMPスラリー
    の光学的な厚さを、前記CMPスラリーを透過した前記
    光の波長に適合するように決定する工程を包含する、請
    求項1に記載の品質管理プロセス。
  6. 【請求項6】 前記工程(b)は、回折格子を利用し
    て、前記光の2以上の波長を選択する工程を包含する、
    請求項1に記載の品質管理プロセス。
  7. 【請求項7】 前記工程(b)は、少なくとも2枚のフ
    ィルターを利用して、前記光の2以上の波長を選択する
    工程を包含する、請求項1に記載の品質管理プロセス。
  8. 【請求項8】 前記工程(c)は、 参照透過率を格納する工程と、 前記参照透過率を利用して、前記パラメータの変化を決
    定する工程とを包含する、請求項1に記載の品質管理プ
    ロセス。
  9. 【請求項9】 半導体製造プロセスにおいて使用される
    未希釈の化学機械的平坦化(CMP)スラリーの粒子サ
    イズ分布の変化を検出する品質管理システムであって、 未希釈のCMPスラリーを提供する提供手段と、 前記CMPスラリーを介して、2以上の波長を有する光
    を透過させる透過手段と、 前記CMPスラリーを透過した光をモニタすることによ
    り、前記CMPスラリーのいかなる粒子サイズ分布もい
    かなる粒子サイズも求めることなく、前記CMPスラリ
    ーの粒子サイズ分布を反映したパラメータの変化を検出
    する検出手段とを備えた、品質管理システム。
  10. 【請求項10】 前記提供手段は、前記CMPスラリー
    がサンプルセルを流れる間、前記2以上の波長を有する
    光が前記CMPスラリーを透過することを可能にするサ
    ンプルセルを含み、 前記サンプルセルは、 半導体製造設備のCMPスラリーラインに接続するよう
    に構成されたサンプルセル入口コネクターと、 前記光が透過する光学的視野と、 半導体製造設備のCMPスラリーラインに接続するよう
    に構成されたサンプルセル出口コネクターと、 前記入口コネクターと前記光学的視野とを接続するテー
    パー状の入口ランプと、 前記光学的視野と前記出口コネクターとを接続するテー
    パー状の出口ランプとを含む、請求項9に記載の品質管
    理システム。
  11. 【請求項11】 前記透過手段は、回折格子を利用し
    て、前記光の2以上の波長を選択する手段を含む、請求
    項9に記載の品質管理システム。
  12. 【請求項12】 前記透過手段は、少なくとも2枚のフ
    ィルターを利用して、前記光の2以上の波長を選択する
    手段を含む、請求項9に記載の品質管理システム。
  13. 【請求項13】 前記検出手段は、 参照透過率を格納するメモリと、 前記参照透過率を利用して、前記パラメータの変化を決
    定する手段とを含む、請求項9に記載の品質管理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記パラメータは、前記CMPスラリ
    ーを透過した前記光の波長の関数としての透過率の対数
    の勾配を表し、 前記検出手段は、前記勾配の変化に応じて、前記パラメ
    ータの変化を検出する、請求項9に記載の品質管理シス
    テム。
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