JP2002022646A - 粒径分布測定装置 - Google Patents

粒径分布測定装置

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JP2002022646A JP2000207358A JP2000207358A JP2002022646A JP 2002022646 A JP2002022646 A JP 2002022646A JP 2000207358 A JP2000207358 A JP 2000207358A JP 2000207358 A JP2000207358 A JP 2000207358A JP 2002022646 A JP2002022646 A JP 2002022646A
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哲司 山口
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒子の分散媒に対する分散状態と粒径分布を
同時に測定できる粒径分布測定装置を提供する。 【解決手段】 測定対象試料Sに含まれる粒子の粒径分
布を測定する粒径分布測定装置1であって、この粒径分
布測定装置1が測定対象試料S’のpHを測定するpH
メータ11hと、このpHメータ11hが測定したpH
の値とそのときの粒径分布の測定値からpHと粒径分布
の関係を求める情報処理部9とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粒径分布測定装置
に関するものであり、より詳細には、pHの値を測定し
て粒子の分散状態を確認し、理想とする粒径分布を得る
ためのpHの最適値を知ることができる粒径分布測定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、工場などの各工程で製品を管
理する場合、粒径分布測定装置によってバッチ処理的に
各工程でのサンプル(測定対象試料)を抽出し、その測
定を行なうことが行われている。すなわち、作業者は粒
径分布測定装置によって測定する測定対象試料を工場内
の配管等から幾らか取出して、これを粒径分布測定装置
に投入して測定を行うことにより、工場における各工程
に適切な加工材料が供給されているかどうかを確認して
いた。
【0003】例えば、工場配管によって加工材料として
ウエハの研磨剤が供給されている場合には、この研磨剤
に凝集が発生することにより、ウエハに傷を付ける場合
がある。このため、従来より研磨剤の粒径分布を測定す
ることにより、加工時に生じかねない不都合を防ぐこと
が行われている。
【0004】また、粒子が分散状態にあるとき、粒子径
が小さくなるにつれて、まわりの分散媒の電荷やイオン
性による影響を受けて凝集が起こりやすくなる。そこ
で、この電荷やイオン性による影響を知るために、抽出
した測定対象試料のpHを測定していた。さらに、その
状態での粒径分布を測定することで、分散性を判断する
ことも行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たpHの値や粒径分布の測定はすべて、別々の装置で行
われるものであり、データとしても別々に出力されるも
のであるから、pHと粒径分布との相関関係を知ること
が困難であった。また、測定対象試料の粒径分布と、そ
のときの分散状態が同時に測定できないという問題もあ
った。
【0006】本発明は、上述のような課題を考慮に入れ
てなされたものであって、その目的は粒子の分散媒に対
する分散状態と粒径分布を同時に測定できる粒径分布測
定装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の粒径分布測定装置は、測定対象試料に含ま
れる粒子の粒径分布を測定する粒径分布測定装置であっ
て、測定対象試料のpHを測定するpHメータと、この
pHメータが測定したpHの値とそのときの粒径分布の
測定値からpHと粒径分布の関係を求める情報処理部と
を有することを特徴としている。
【0008】したがって、前記情報処理部はpHメータ
による測定値と粒径分布の測定値から測定対象試料の分
散状態と粒径分布の関係を知ることができ、それだけ、
測定対象試料の特性を的確に測定できるので、所望の粒
径分布の状態でいられるpHの値を算出することができ
る。
【0009】また、粒径分布測定装置に投入した測定対
象試料のpHをモニタしながらそのpHを調整して、測
定対象試料の分散状態を変えることも可能となる。逆
に、粒径分布をモニタしながらpHを変えていくこと
で、思いどおりの粒子の分散状態を粒径分布を得ること
も可能となる。何れにしても、pHの変化と粒径分布の
変化が正確に同時に同じ状態で測定できるので、測定値
に対する信頼性を向上することができる。
【0010】前記粒径分布測定装置が測定対象試料のp
Hを調節する前処理部を有する場合には、前処理部によ
って測定対象試料のpHを順次調整して、pHの各値に
対応する粒径分布の変化から相関関係を自動的に順次求
めることができる。
【0011】前記情報処理部が工場の上位情報処理装置
と通信可能に接続され、前記情報処理部が上位情報処理
装置に粒径分布の測定結果を出力することにより、上位
情報処理装置が工場の工程管理を可能とする場合には、
粒径分布測定装置によって測定された測定対象試料の分
散状態と粒径分布の関係を用いて、工場の各工程管理を
より的確に行うことができる。すなわち、例えば工場ラ
インなどで加工材料として分散媒に分散された粒子が供
給される場合などには、この粒子の粒径分布を理想的な
ものとすることができるpHの値を求めてこれに合わせ
た加工材料のpH調整を行なうことができ、それだけ精
度の良い加工を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の粒径分布測定装置
1の一実施例を図1を参照しながら説明する。図1にお
いて、2は前記粒径分布測定装置1を用いた工程の管理
を行なう工場であり、本例では特に半導体ウエハを研磨
剤Cを用いて研磨する工程を示している。3はこの工場
2の管理を行なう上位情報処理装置(以下、上位PCと
いう)、4は前記研磨剤Cを格納するタンク、5はタン
ク4からの研磨剤Cを超音波によって攪拌する分散部、
6は攪拌された研磨剤CのpHを調節するpH調節部、
7は余分な削りカスや異物を濾過するフィルタ、8は前
記研磨剤Cを用いてウエハを研磨する研磨部である。
【0013】9は前記粒径分布測定装置1を制御する情
報処理部、10は例えば動的光散乱式の粒径分布の測定
部(以下、単に粒径分布測定部という)、11は測定対
象試料Sを前記粒径分布測定部10による粒径分布の測
定にふさわしい測定溶液S’(粒径分布測定部10によ
って実際に測定される測定対象試料)とする前処理部で
ある。
【0014】また、粒径分布測定部10と前処理部11
は測定溶液S’を流通させる試料配管12a,12bに
よって接続されており、情報処理部9と粒径分布測定部
10および粒径分布測定部10と前処理部11は通信線
SCSI,EIA232(それぞれSCSI,EIA2
32規格に準拠する)によって接続されている。
【0015】本例の粒径分布測定装置1は前記情報処理
部9と、粒径分布測定部10と、前処理部11とからな
り、情報処理部9からの制御信号が通信線SCSI,E
IA232を介して粒径分布測定部10および前処理部
11に伝達されるように構成されている。
【0016】なお、情報処理部9と、粒径分布測定部1
0と、前処理部11との通信手段はSCSI規格やEI
A232規格に準拠することに限定するものではなく、
任意の方法で接続可能である。同様に情報処理部9が前
処理部11や後述するpHメータ11gに直接的に接続
されるなど、様々な変形が可能であることはいうまでも
ない。
【0017】また、前記情報処理部9は上位PC3にL
AN(Local Area Network)などによって接続されてお
り、前記粒径分布測定装置1による各測定値が工程管理
情報として、上位PC3に出力可能に構成されている。
【0018】そして、上位PC3は前記分散部5、pH
調節部6および研磨部8を適宜制御して、各工程の円滑
な流れを形成するものであり、前記情報処理部9からの
工程管理情報を監視することにより、工程に適切な加工
材料(研磨剤C)の供給が成されているかどうかを判断
し、研磨剤Cの状態が悪い場合には工程の停止を行な
う。
【0019】一方、前記情報処理部9はCPUやメモリ
などの基本構成に加えて、前記構成の粒径分布測定装置
1を制御するため測定シーケンスを実行するためのシー
ケンス実行プログラムP、およびこのシーケンス実行プ
ログラムPによって読み取られて実行される測定シーケ
ンスデータDを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
体9hを有している。
【0020】本例の場合、前記記録媒体9hは例えばハ
ードディスクであり、情報処理部9の動作時には前記シ
ーケンス実行プログラムPが図外のメモリに記録されて
実行される。なお、本発明は前記情報処理部9の詳細な
構成を限定するものではなく、それゆえに情報処理部9
の内部構成の図示を省略するがメモリやCPUやインタ
ーフェイスなどを有することは言うまでもない。
【0021】La〜Leは研磨剤Cの処理工程中の各所
にそれぞれ設けられた分岐配管であって、各分岐配管L
a〜Leのそれぞれに電磁弁11a〜11eを設けてい
る。また、電磁弁11a〜11eの下流側には測定対象
試料の吸引用ポンプ11fを設けている。
【0022】前記電磁弁11a〜11eは前処理部11
からの出力信号によって制御されるものであり、電磁弁
11a〜11eを開いた状態で前記吸引ポンプ11fを
駆動することによって所定量の測定対象試料S(本例の
場合研磨剤C)が前処理部11内に吸引されるように構
成されている。
【0023】すなわち、前記電磁弁11a〜11eおよ
び吸引ポンプ11fが測定対象試料Sを取り込むための
サンプリング部を構成しており、これらのサンプリング
部11a〜11fが前記情報処理部9によって通信制御
される。また、前記分岐配管La〜Leが工場配管から
の測定対象試料Sの取出口となっている。サンプリング
部にポンプ11fが含められることにより、測定対象試
料Sを吸い出すことができ、これによって研磨剤Cを格
納するタンク4から測定対象試料Sを取り出すことがで
きる。
【0024】11gは前記サンプリング部11a〜11
fを介して取り込んだ測定対象試料Sを水(溶媒)と混
合してその濃度を調節したり、pH調整液(pH調整用
の酸・アルカリ溶媒)によってそのpH調整を行なう調
整槽、11hはこの調整槽11g内の測定溶液S’のp
Hを測定するpHメータである。つまり、前処理部11
に取り込まれた測定対象試料Sは、径分布測定に必要な
前処理として、前記調整槽11g内においてpH調整液
や溶媒などによって調節されると共に超音波分散や、循
環分散などの処理を施されて測定溶液S’となる。
【0025】そして、前記調整槽11g内で整えられた
測定溶液S’は試料配管12aを介して粒径分布測定部
10内のフローセル10a内に供給され、測定後は試料
配管12bを介して排液を回収して前処理部11に戻さ
れる。すなわち、本例では測定溶液S’は粒径分布測定
部10と前処理部11との間で循環される。
【0026】また、前記pHメータ11hによる測定値
は通信線EIA232,SCSI等を介して情報処理部
9に転送されるように構成されており、前処理部11に
よる前処理は通信線EIA232,SCSIを介する情
報処理部9からの制御によってシーケンス制御されてい
る。すなわち、前処理部11による前処理は、前記測定
シーケンスデータDによって定められた所定の処理を施
すシーケンス制御によって実行されるので、粒径分布測
定の再現性を良くすることができる。
【0027】そして、前記前処理部11による前処理が
終了すると、pHメータ11hによってそのpHを測定
し、そのpHから粒径分布の測定を行うかどうかを判断
する。なお、このときpHメータ11hの示す値が最適
な粒径分布を得ることができるpH値からずれている場
合には、情報処理部9からの制御によってそれぞれのp
H調整液でpHを調整する。また、同時に前記測定シー
ケンスデータDを調整して前処理のシーケンス制御の調
整を行なうことも可能である。
【0028】図2は測定溶液S’のpHと粒径分布の相
関関係を示す図である。図2の横軸は粒子径、縦軸は粒
子量を示しており、実線で示すグラフはpHが6である
ときの測定溶液S’の粒径分布D6 を示している。一
方、一点鎖線はpHが5であるとき、二点鎖線はpHが
7であるときの測定溶液S’の粒径分布D5 ,D7 を示
している。
【0029】図2に示すように、本例に示す測定溶液
S’はpHが6であるときに最も分散性が良いが、その
pHが6からずれると分散状態が悪くなって凝集を始
め、pHが6であるときの粒径分布D6 に見られる粒子
径のピークP6 よりも大きい粒子径側にピークP5 ,P
7 がずれるようになる。また、より大きい粒子径側に、
凝縮粒子群によるサブピークP5',P7'が発生する。
【0030】したがって、本例に示した粒子では、情報
処理部9からの制御によって、前記前処理部11による
前処理ではpHが6になるようにpH調整液を混合して
測定溶液S’を生成するように制御することより、粒子
の凝集が生じていない分散状態の測定溶液S’を生成す
ることができる。
【0031】なお、上述の例では、pHメータ11hを
前処理部11の調整槽11gに設けた例を示している
が、本発明はこのpHメータ11hの取付け位置を限定
するものではない。すなわち、pHメータ11hを試料
配管12a,12bやフローセル10a内など、測定溶
液S’の流路内の任意の場所に設けてもよい。
【0032】また、上述の説明では、一例としてpHが
6であるときに粒子の凝集が生じていない分散状態を得
ることができる粒子について説明しているが、pHに対
する粒径分布の相関関係が不明である場合などには、前
記粒径分布測定装置1を用いてpHに対する粒径分布の
相関関係を測定することが可能である。
【0033】すなわち、前記測定シーケンスデータD
が、前処理部11におけるpHの調節値を段階的に変更
して、そのときの粒径分布を粒径分布測定部10によっ
て順次測定するシーケンス制御を行なうものであっても
よい。この場合、一連のシーケンス制御によって、pH
と分散状態の相関関係が未知である粒子のpHに対する
粒径分布の相関関係を測定することが可能となり、測定
溶液S’のpHがどの程度のときに分散状態が良好にな
るかを判断することができる。
【0034】加えて、本例に示す情報処理部9は工場2
の上位PC3と通信可能に接続され、前記情報処理部9
が上位PC3に粒径分布の測定結果を出力する機能を有
している。したがって、情報処理部9が測定対象試料S
ごとに、pHと粒径分布との相関関係を求めることによ
り、この相関関係を上位PC3に転送し、上位PCはこ
のpHと粒径分布との相関関係から工場工程における加
工材料(粒子)の前処理における何らかの判断を行うこ
とができる。しかしながら、本発明はこの点を限定する
ものではないことはいうまでもない。
【0035】また、前記前処理部の調整槽11gは、粒
径分布測定部10によってpHと粒径分布との相関関係
を測定した後に、情報処理部9からの制御によって測定
溶液S’の排液を排水する機能を持っている。そして、
前記調整槽11gにはトリートメント溶液などの洗浄液
も供給されており、測定終了後には洗浄液による調整槽
11gおよび粒径分布測定部10の洗浄が行われる。
【0036】なお、上述した例では、専ら測定溶液S’
のpHの変化とそのときの粒径分布を測定する例を開示
しているが、これに加えて、同じ測定溶液S’の粒径分
布を時間を変えて測定することにより、粒子の経時変化
による粒径分布の変化も合わせて測定することも可能で
ある。さらに、温度変化などの条件をpHと共に変え
て、これが粒径分布にどのような影響を与えるかを求め
ることも可能となる。
【0037】加えて、上述したように測定溶液S’のp
Hや温度を変化させる場合には、反応中の測定溶液S’
の状態を情報処理部9の表示部などにモニター出力する
ための表示プログラムが情報処理部9の記録部9hに記
録されていてもよい。この場合、測定溶液S’の状態が
表示されるので、使用者は粒径分布測定装置1がどのよ
うな処理を行っているのかを容易に理解することができ
る。
【0038】さらに、上述の例では、測定対象試料Sの
サンプリング部として電磁弁11a〜11eおよび吸引
ポンプ11fを用いた例を示しているが、本発明はこれ
に限られるものではない。すなわち、測定対象試料Sの
サンプリング部として測定対象試料Sを試料瓶などに収
納して複数有し、これらの試料瓶のうちの一つが自動的
に選択されて前処理部11に供給されるようにしたオー
トサンプラーを設けてもよい。
【0039】また、本例では粒径分布測定装置1を構成
する各ユニット(粒径分布測定部10と前処理部11)
を別々のものとして記載したが、これらを一つに含めた
装置を形成してもよいことは言うまでもない。同様に、
前記情報処理部9も別体の汎用コンピュータによって形
成する必要はなく、内蔵型のマイクロコンピュータにし
てもよい。
【0040】なお、上述の説明では粒径分布測定部10
として動的光散乱式による粒径分布の測定を行なう例を
示しているが、本発明はこの点を限定するものではな
い。すなわち、粒径分布測定部10として前記レーザ回
折/散乱式の粒径分布の測定部を用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】上述したように、本発明の粒径分布測定
装置を用いることにより、pHメータによる測定値と粒
径分布の測定値から測定対象試料の分散状態と粒径分布
の関係を知ることができ、それだけ、測定対象試料の特
性を的確に測定できるので、所望の粒径分布の状態でい
られるpHの値を算出することができる。そして、pH
の変化と粒径分布の変化が正確に同時に同じ状態で測定
できるので、測定値に対する信頼性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粒径分布測定装置の一例を示す図であ
る。
【図2】前記粒径分布測定装置によって測定したpHと
粒径分布との相関関係を示す図である。
【符号の説明】
1…粒径分布測定装置、2…工場、3…上位情報処理装
置、9…情報処理部、10…粒径分布測定部、11…前
処理部、D5 ,D6 ,D7 …粒径分布、S,S’…測定
対象試料。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/26 361 G01N 1/28 Y 27/416 27/46 353G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象試料に含まれる粒子の粒径分布
    を測定する粒径分布測定装置であって、測定対象試料の
    pHを測定するpHメータと、このpHメータが測定し
    たpHの値とそのときの粒径分布の測定値からpHと粒
    径分布の関係を求める情報処理部とを有することを特徴
    とする粒径分布測定装置。
  2. 【請求項2】 測定対象試料のpHを調節する前処理部
    を有する請求項1に記載の粒径分布測定装置。
  3. 【請求項3】 前記情報処理部が工場の上位情報処理装
    置と通信可能に接続され、前記情報処理部が上位情報処
    理装置に粒径分布の測定結果を出力することにより、上
    位情報処理装置が工場の工程管理を可能とする請求項1
    または2に記載の粒径分布測定装置。
JP2000207358A 2000-07-07 2000-07-07 粒径分布測定装置 Pending JP2002022646A (ja)

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