JP3477755B2 - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

Info

Publication number
JP3477755B2
JP3477755B2 JP23155093A JP23155093A JP3477755B2 JP 3477755 B2 JP3477755 B2 JP 3477755B2 JP 23155093 A JP23155093 A JP 23155093A JP 23155093 A JP23155093 A JP 23155093A JP 3477755 B2 JP3477755 B2 JP 3477755B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
polyisocyanate
resin composition
diisocyanate
chloride resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23155093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0782447A (ja
Inventor
満 大坪
絋士 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP23155093A priority Critical patent/JP3477755B2/ja
Publication of JPH0782447A publication Critical patent/JPH0782447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3477755B2 publication Critical patent/JP3477755B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車工業をはじめと
する、各種工業のシーラント類又は下塗り用の塗料とし
て用いられる塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の各種工業製品は、塗装の前
に、目止め基材の保護、最終仕上げの為に、下塗りとい
う前処理塗装を施すのが一般的であり、特にカチオン型
電着塗装が施される自動車塗装面において、この下塗り
は不可欠である。この下塗りに用いられる下塗り材とし
ては、塩化ビニル系プラスチゾル組成物が代表的なもの
であるが、それらは接着性、安定性の面で、十分満足さ
れることなく使用されているのが実情である。
【0003】本来この下塗り材は、石、砂、その他の異
物の衝撃に対しての基材の保護、すなわち耐チッピング
性が主な目的であるが、近年、省エネルギー、省資源と
地球環境保護の立場から、自動車製造においても、車体
の更なる軽量化が要請され、塗装膜厚の薄層化も要求さ
れて来ているが、薄い塗装膜厚になるほど、用いる塗料
の衝撃を受けた際の塗装面への付着性が、従来に増して
必要とされることになる。
【0004】この為、既に多くの接着性を向上させる為
の塩化ビニル系樹脂組成物が提案されており、例えば、
特開昭62−190267、特開昭62−14858
3、特開昭59−131669、特開昭62−4127
8、特公昭59−52901、特公平2−20659等
の、塩化ビニル系樹脂組成物に、オキシムをブロック化
剤としたウレタンプレポリマーと活性アミノ基含有モノ
もしくはポリアミド化合物とを加える方法や、オキシ
ム、ラクタム、アルキルフェノール、またはオキシベン
ゾイックアシッドエステルをブロック化剤にしたウレタ
ンプレポリマーを用いる塩化ビニル系樹脂組成物等があ
る。
【0005】しかしながら、これらの公知の方法では、 (a)活性アミノ基含有モノもしくはポリアミド化合物
を使用したものは、ブロック化ウレタンプレポリマーの
解離促進作用があり、貯蔵安定性が悪く、またポリ塩化
ビニルの脱塩酸をも促進し、熱黄変が起こる、 (b)ブロック化剤がオキシム、ラクタム、フェノール
類である場合には、塩化ビニル及び可塑剤等との相溶性
が劣り、ブリード現象を生じたり、目的の付着性効果を
発揮しない等の問題があった、 (c)またフェノール類では臭気等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術に従う限りは、長期の保存安定性に優れ、かつ各種の
塗装基材に対しての付着性、耐水性、耐チッピング性な
らびに耐変色性などの面で、優れた塗膜を与えることが
できる塩化ビニル系樹脂組成物を提供することは難しか
った。従って、本発明が解決しようとする課題は、長期
保存安定性に優れ、塗膜の付着性、耐水性、耐チッピン
グ性ならびに耐変色性に優れた塩化ビニル系樹脂組成物
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
如き課題に照準を合わせて、鋭意、検討を重ねた結果、
目指す塩化ビニル系樹脂組成物として、意外にも安価で
入手し易い炭素数18〜40のモノアルコールによりイ
ソシアネート基1当量に対して0.357当量以上がブ
ロックされたブロックポリイソシアネートを用いること
により、付着性、耐水性、耐チッピング性ならびに耐変
色性に優れた塩化ビニル系樹脂組成物が得られることを
知り、本発明を完成するに到った。
【0008】即ち、本発明は、(A)塩化ビニル重合体
および/または塩化ビニル共重合体と、(B)イソシア
ネート基1当量に対して0.357当量以上が炭素数1
8〜40のモノアルコールによりブロックされたブロッ
クポリイソシアネートから成る接着付与剤と、(C)可
塑剤とを必須の構成成分としてなる塩化ビニル系樹脂組
成物に関するものである。
【0009】以下に、本発明の構成を更に詳しく説明す
る。まず、本発明で用いる塩化ビニル重合体および/ま
たは塩化ビニル共重合体(A)は、塩化ビニルの単独重
合体および/または塩化ビニル共重合体であり、通常に
入手できるものを用いることができる。
【0010】即ち、塩化ビニル共重合体としては、塩化
ビニルとこれと共重合しうる他のビニル単量体、例え
ば、酢酸ビニル、無水マレイン酸、そのエステル類、ビ
ニルエーテル等との共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリ
デン共重合体等が挙げられる。
【0011】これらの塩化ビニル重合体および/または
塩化ビニル共重合体(A)の重合度は、通常700〜4
000、好ましくは1000〜2000である。入手が
容易な塩化ビニル重合体もしくは塩化ビニル共重合体の
市販品としては、カネビニルPSL−10、PSH−1
0、PSM−30及びPCH−12(鐘淵化学工業社
製)、ゼオン121及び135J(日本ゼオン社製)、
デンカビニルPA−100、ME−100(電気化学工
業社製)、モンサント70BK(三菱化成ビニル社製)
が挙げられる。これらはいずれも本願発明に用いること
ができ、かつこれらの2種以上を混合して使用すること
もできる。
【0012】本発明に用いられる可塑剤(C)は、常温
で液状の、通常の塩化ビニル重合体および/または塩化
ビニル共重合体(A)に用いられる可塑剤ならば、特に
制限なく用いることが出来る。具体的には、例えば、フ
タル酸ジ−n−ブチル、フタル酸ジ−n−オクチル、フ
タル酸ジ−2−エチルヘキシル(DOP)、フタル酸ジ
イソオクチル、フタル酸オクチルデシル、フタル酸ジイ
ソデシル、フタル酸ブチルベンジル、イソフタル酸ジ−
2−エチルヘキシル等のフタル酸系可塑剤、アジピン酸
ジ−2−エチルヘキシル(DOA)、アジピン酸ジ−n
−デシル、アジピン酸ジイソデシル、アゼライン酸ジ−
2−エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸
ジブチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル等の脂肪
酸エステル系可塑剤、リン酸トリブチル、リン酸トリ−
2−エチルヘキシル、リン酸−2−エチルヘキシルジフ
ェニル、リン酸トリクレジル等のリン酸エステル系可塑
剤、エポキシ化大豆油、エポキシ化トール油脂肪酸−2
−エチルヘキシル等のエポキシ系可塑剤等が挙げられ、
これらの1種または2種以上を混合して使用する。
【0013】可塑剤(C)の使用量は、ペーストゾルの
所望する固形分濃度、流動性、発泡剤の使用量、気泡体
の用途等によって適宜選択されるが、一般に塩化ビニル
重合体および/または塩化ビニル共重合体(A)100
重量部に対し30〜400重量部、好ましくは50〜2
00重量部の範囲で用いられる。
【0014】また、可塑剤(C)は、その一部をテキサ
ノールイソブチレート、ドデシルベンゼン等の希釈剤、
あるいはトルエン、キシレン等の塩化ビニル重合体およ
び/または塩化ビニル共重合体(A)を膨潤させる有機
溶剤等にかえることができ、オルガニゾルとしても良
い。これら希釈剤、有機溶剤の添加量は、用途により適
宜決定される。
【0015】イソシアネート基1当量に対して0.35
7当量以上が炭素数18〜40のモノアルコールにより
ブロックされたブロックポリイソシアネートから成る接
着付与剤(B)は、活性イソシアネート基含有ポリイソ
シアネートと、イソシアネート基1当量に対して0.3
57当量以上が炭素数18〜40のモノアルコールであ
るブロック化剤とを用いて、無溶剤下に、あるいは、溶
剤、可塑剤、および/または希釈剤などの存在下に、ブ
ロック化ならびにウレタン化せしめることによって調製
することができる。
【0016】それらのうち、活性イソシアネート基(以
下、活性NCO基という。)含有ポリイソシアネートと
して、特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
ヘキサメチレンジイソシアネート、2,4−ジイソシア
ネート−1−1−メチルシクロヘキサン、ジイソシアネ
ートシクロブタン、テトラメチレンジイソシアネート、
o−、m−もしくはp−キシリレンジイソシアネート、
水添キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、ジメチルジシクロヘキシルメタ
ンジイソシアネート、リジンジイソシアネートまたはイ
ソホロンジイソシアネートの如き、脂肪族ないしは脂環
式ジイソシアネート、
【0017】トリレン−2,4−ジイソシアネート、ト
リレン−2,6−ジイソシアネート、ジフェニルメタン
−4,4’−ジイソシアネート、3−メチルジフェニル
メタン−4,4’−ジイソシアネート、m−もしくはp
−フェニレンジイソシアネート、クロロフェニレン−
2,4−ジイソシアネート、ナフタリン−1,5−ジイ
ソシアネート、ジフェニル−4,4’−ジイソシアネー
ト、3,3’−ジメチルジフェニル−1,3,5−トリ
イソプロピルベンゼン−2,4−ジイソシアネート、カ
ーボジイミド変性ジフェニルメタジイソシアネートまた
はジフェニルエーテルジイソシアネートの如き、芳香族
ジイソシアネートなどの各種ジイソシアネート類、
【0018】あるいはジフェニルメタントリイソシアネ
ートの如き各種トリイソシアネート類の過剰を、各種の
二価モノアルコール、三価モノアルコールまたは四価以
上の多価モノアルコールで代表された如きポリヒドロキ
シ化合物とを反応させて得られるポリウレタンポリイソ
シアネートや、上掲された如き各種のジイソシアネート
類またはトリイソシアネートを重合させることによって
得られる、イソシアヌレート環を含んだポリイソシアネ
ートあるいはアロファネート結合を含んだポリイソシア
ネート、さらには、水と反応させたビュレット結合を含
んだポリイソシアネートなどが挙げられる。
【0019】また、本発明では特に、特開昭60−18
1114号公報に記載の如き、アルキレンジイソシアネ
ート、シクロアルキレンジイソシアネートおよびアラア
ルキレンジイソシアネートよりなる群から選ばれる1以
上のジイソシアネート化合物を、同公報記載の各種イソ
シアネート化触媒から選ばれるイソシアヌレート化触媒
の存在下に、反応せしめて得られるようなイソシアヌレ
ート環を有するイソシアヌレート型ポリイソシアネート
を用いることが好ましい。
【0020】これらの活性NCO基を含有するポリイソ
シアネートとしては、焼付時の変色性や安定性などの面
からは、脂肪族ジイソシアネートや脂環式ジイソシアネ
ートなどの使用が特に好ましい。
【0021】これらは、アルキレンジイソシアネート、
シクロアルキレンジイソシアネートおよびアラアルキレ
ンジイソシアネートよりなる群から選ばれる1以上のジ
イソシアネート化合物と、一分子中に少なくとも3個以
上の炭化水素置換基を有する、分子量が100〜100
0なるジオールとを、イソシアヌレート化触媒の存在下
に、反応せしめて得られる、イソシアヌレート環含有ポ
リイソシアネートであってもよく、また、アルキレンジ
イソシアネート、シクロアルキレンジイソシアネートお
よびアルキレンジイソシアネートよりなる群から選ばれ
る1以上のジイソシアネート化合物より得られた、イソ
シアヌレート環含有ポリイソシアネートと、一分子中に
少なくとも3個以上の炭化水素置換基を有する分子量が
100〜1000なるジオールとを反応させて得られる
ポリイソシアネートであってもよい。
【0022】本発明において使用しうる、前記した一分
子中に3個以上の炭化水素置換基を有する、分子量が1
00〜1000なるポリオール、即ち、ポリヒドロキシ
化合物としては、例えば、1,2,2−トリメチル−
1,3−プロパンジオール(2,2−ジメチル−1,3
−ブタンジオール)、または2,2−ジメチル−3−イ
ソプロピル−1,3−プロパンジオール(2,2,4−
トリメチル−1,3−ペンタンジオール)などのジオー
ル、トリメチロールプロパン、グリセリン、ヒマシ油な
どが特に代表的なものであり、更には、長鎖アルキルジ
オール、ポリエーテルジオール、ポリエステルジオール
またはポリブタジエングリコールなど、あるいは、これ
らの2種以上の混合物が挙げられる。
【0023】ここで言う長鎖アルキルジオールの例とし
ては、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオー
ル、ドデカンジオール、1,2−ヒドロキシステアリル
アルコール、オレイルアルコールダイマー、ポリブタジ
エングリコールなどが特に代表的なものであり、なかで
も炭素数が8以上であるジオールの使用が望ましい。
【0024】ポリエーテルジオールの例としては、ポリ
プロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
またはポリブチレングリコールなどがあるが、特にポリ
テトラメチレングリコールの使用が望ましい。
【0025】ポリエステルジオールとしては、ジカルボ
ン酸および/またはその無水物やエステルないしは酸ハ
ライドと、上掲された如き各種のジオールとを重縮合さ
せることにより得られるポリエステルジオールが特に代
表的なものとして挙げられる。ジカルボン酸としては、
マレイン酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマーの如き
脂肪族ジカルボン酸、フタル酸、イソフタル酸またはテ
レフタル酸の如き芳香族ジカルボン酸、あるいはテトラ
ヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸の如き脂環式ジ
カルボン酸およびそれらの無水物が特に代表的なものと
して挙げられる。
【0026】これらのうちでも特に好ましいものは、脂
肪族ジカルボン酸であるが、中でも炭素数が4以上の脂
肪族ジカルボン酸がよい。またε−カプロラクトンまた
はγ−ブチロラクトンの如きラクトン類を、上掲された
如き各種ジオールの存在下に、開環重合させて得られる
ポリラクトンポリオールも使用できる。前記したポリブ
タジエングリコールの例としては、1,2−タイプや
1,4−タイプの如き、ポリブタジエンの両末端に水酸
基を有する化合物などがあり、「ポリブタジエングリコ
ールG−1000」(日本曹達株製品)などの市販品が
あげられる。
【0027】本発明に用いられるブロック化剤は、炭素
数が18〜40のモノアルコールである。炭素数が18
未満のモノアルコールであると、ブロック化後の使用に
際して、高い解離温度が必要となり、また塩化ビニル重
合体および/または塩化ビニル共重合体(A)との相溶
性も悪い為、好ましくない。また炭素数40を越えたモ
ノアルコールは通常入手しにくい欠点を有する。
【0028】この為、本発明に用いられるブロック化剤
は炭素数18〜40の長鎖の1級、2級または3級モノ
アルコールである。これらの1級、2級または3級モノ
アルコールをブロック剤として用いた場合には、一般に
該ブロック基の解離温度は、モノアルコールの炭素数が
少ないほど高く、また1級>2級>3級モノアルコール
の順で高くなる為、臭気の問題、低温解離性を考慮する
場合には、高級モノアルコールの使用が特に好ましい。
【0029】臭気の問題は、使用するモノアルコールの
炭素数が18以上(n−オクタノール以上)であれば、
通常問題はない。
【0030】これらの代表的な例を挙げれば、オクタデ
シルアルコール、ヘキサコシルアルコール、メリシルア
ルコール、ハイソコール246(炭素数24から26の
側鎖構造を有する飽和1級アルコールの混合物、伊藤製
油株式会社製)等、又は不飽和モノアルコールとしてオ
レイルアルコール等が挙げられる。更に炭素数が18〜
40の脂環族モノアルコールも本発明に同様に使用でき
る。
【0031】またブロック化に使用される他のブロック
化剤としては、他に活性メチレン化合物としてマロン酸
ジエステル(マロン酸ジエチル等)、アセト酢酸エステ
ル(アセト酢酸エチル等)、アセチルアセトン等があ
り、オキシム化合物としてアセトオキシム、ケトオキシ
ム(例えば、メチルエチルケトオキシム(ブタノンオキ
シム))、フェノール化合物としてフェノール、クレゾ
ール等、ラクタム化合物としてε−カプロラクタム等、
イミダゾール化合物として、2−メチルイミダゾール等
があり、又モノアミド化合物として、N−エチルアセト
アミドやN−フェニルアセトアミド等が知られている。
(特開昭57−145161号)
【0032】これらのブロック化剤の1種または2種以
上を、炭素数18〜40のモノアルコールと混合して使
用しても良く、ポリイソシアネート中のイソシアネート
基1当量に対して0.357当量以上が炭素数18〜4
0のモノアルコールでブロックされれば良い。ブロック
化剤の添加量は、ポリイソシアネート中のイソシアネー
ト基の当量に対し1当量以上、1.5当量未満であり、
好ましくは1.0〜1.2当量の範囲である。ブロック
化の反応温度は、通常40〜140℃で行われ、反応に
際し公知のウレタン化触媒、例えば有機錫系化合物、三
級アミン、金属アルコラートを添加して反応を促進する
ことが好ましい。
【0033】反応は無溶剤下で行うことも可能である
が、取り出し時の作業性等より、溶剤及び/又は希釈剤
中で行うことが好ましい。これらの溶剤、希釈剤として
は、極めて広範なものが使用でき、代表例としては、前
記した可塑剤類、酢酸エステル類、(酢酸エチル、酢酸
ブチル等)、ケトン類、エーテル類、芳香族系溶剤等が
挙げられる。
【0034】以上のようにして得られるブロックポリイ
ソシアネートは、通常分子量が500〜5000、好ま
しくは600〜3000である。分子量が600未満の
場合は、塩化ビニルゾル用として使用の際に、硬く脆く
なり物理的性質は低下する。一方、5000を超える場
合には基材に対する付着性が低下し好ましくない。また
本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、本発明の目的を損
なわない範囲で種々の他の添加剤、例えば安定剤や充填
剤、滑剤、顔料、解離促進剤、希釈剤等を含むことがで
きる。
【0035】安定剤としては金属石鹸類(ステアリン酸
カルシュウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミ
ニュウム等)、無機酸塩類(二塩基性亜リン酸塩、二塩
基性硫酸塩等)、有機金属化合物(有機錫系安定剤とし
てのジブチルスズマレート、ジオクチルスズマレート、
ジオクチルスズビス(2−エチルヘキシルマレート等)
エポキシ化大豆油等が挙げられる。
【0036】充填剤としては、無機系充填剤(含水珪
酸、炭酸カルシュウム、タルク、ケイ藻土、カオリンク
レー、沈降性硫酸バリウム等)及び有機系充填剤(セル
ロース系、ポリエチレンテレフタレート系、アクリル
系、ゴム系、ウレタン系等の熱可塑性樹脂)が挙げられ
る。
【0037】また滑剤としては、金属石鹸類等の他に、
各種パラフィンやワックス類、脂肪酸エステル類、フッ
素炭化水素類、有機シリコン類などがあり、顔料は単に
着色する目的であれば、使用顔料は何でも良く、各種顔
料(例えば酸化チタン、弁柄等の無機顔料や、カーボン
ブラック、フタロシアニンブルー等の有機顔料等)が単
一又は混合して用いられる。
【0038】塩化ビニル系樹脂組成物の加熱時の反応を
促進して、実用時の加熱処理温度を低下させること、並
びに反応時間を短縮することを目的に、ブロック化ウレ
タンプレポリマーの解離促進の為に通常用いられる触
媒、例えば、オクチル酸亜鉛、オクチル酸スズ、ジブチ
ルスズジラウレート、ジブチルスズアセテート等の有機
金属化合物、トリトリエチレンジアミン、トリエチルア
ミン、1,8−ジアザシクロウンデセン−7の塩等や、
4級アンモニュウム塩等を解離促進剤として、本発明の
組成物に併用することも好ましい。
【0039】また希釈剤として、沸点が70〜240℃
(1気圧)の脂肪族系溶剤(C6以上のパラフェン系炭
化水素溶剤、例えばヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノ
ナン、デカン等)、ナフテン系炭化水素溶剤(シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン、ジメチルシクロヘキサ
ン、ジエチルシクロヘキサン、トリメチルシクロヘキサ
ン等)、及び上記の溶剤の混合溶剤、芳香族系溶剤(例
えばトルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、
ソルベッソ#100[エッソ化学株式会社製]ソルベッソ
#150[エッソ化学株式会社製])等も使用することが
でき、また脂肪族系溶剤と芳香族系溶剤の混合系である
ミネラルスピリット(例えばラウス、ハウス[シェル化
学株式会社製])も使用することができる。更に溶剤成
分の一部として、沸点が極度に高い、例えば液状高沸点
芳香族炭化水素化合物SAS−296、SAS−LH
(日本石油化学株式会社製)や、ダイマー酸等も使用す
ることができる。
【0040】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物におい
て、前記各成分(A)、(B)、(C)の配合割合は表
1の通りである。(ここで、%は重量%である。)
【0041】
【表1】
【0042】本発明において、添加剤として安定剤を使
用する場合には、通常0〜5重量%(好ましくは0.1
〜3重量%)、希釈剤を使用する場合には通常0〜7重
量%(好ましくは1〜5重量%)、解離促進剤等を使用
する場合には通常0〜1重量%(好ましくは0〜0.3
重量%)が配合使用される。このような配合の本発明の
塩化ビニル系樹脂組成物は、通常の方法で混練して製造
することができる。
【0043】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、各種
金属素地面、及び金属(特に鋼材)面に塗られた各種塗
装面に適用できるが、特にカチオン型電着塗装面及びア
クリル樹脂塗装面、金属面に有利に適用できる。カチオ
ン型電着塗装は、例えばポリアミン系樹脂、即ち、分子
中にアミノ基又は水酸基と反応するブロックイソシアネ
ートをフィルム形成成分とし、これを低級有機酸などで
中和せしめて水溶液又は水分散液としたものを塗料とし
た場合、フィルム形成成分は陽イオンとして存在し、被
塗物(鋼板等)を陰極として直流通電により被塗物の表
面に塗料を析出させる塗装方法である。
【0044】また、前記のアクリル樹脂塗装に使用され
るアクリル樹脂塗料としては、熱可塑型のもの及び熱硬
化型のものが挙げられる。熱可塑型のものはアクリル
(コ)ポリマーを繊維素誘導体(硝化綿、セルロースア
セテートブチレート等)、可塑剤等と併用して主に常温
乾燥用としたものである。熱硬化型のものはアクリル
(コ)ポリマー中に官能基を持ち、そのもの単独または
架橋剤との反応で架橋され塗膜を形成するようにしたも
のである。
【0045】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物の上記塗
装面に対する塗布量は、通常150〜3000g/m2
であり、塗布膜厚は通常0.15〜3mmである。また
塗布後、焼き付けが行われるが、その場合の焼き付け温
度は通常110〜150℃、焼き付け時間は通常20〜
40分である。塗装方法も通常の方法、例えばスプレー
塗布、ハケ塗り、浸漬、流し込み、注入、エアレススプ
レー等の方法を用いることができる。なお本発明の塩化
ビニル系樹脂組成物の一般的な塗装方法として、前記し
たもの以外に静電塗装、ベタツケ塗装等が挙げられる。
【0046】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、多く
の基材、例えばカチオン電着塗装面、アクリル塗装面、
金属面に対して低温短時間の焼き付け(120〜130
℃×20〜30分間)で強固に付着し、且つ変色しな
い。同時に、従来のものよりはるかに安定性が優れてお
り、45℃/10日間という厳しい条件下でも粘度上昇
が少ない。また本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、耐
チッピング性に優れ、焼き付けタイプの塗料、接着剤、
シーラント、コーキング用等として各種工業用途に応用
できるが、特に自動車用、特に下塗りに各種塗料が施さ
れたり、あるいは車体のボデーシーラーやアンダーコー
ト用塗料として優れている。
【0047】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例及び応用例に
より更に詳しく説明するが、本発明は、もとよりこれに
限定されるものではない。なお、実施例中「部」、
「%」は特に断りのない限り、重量基準である。
【0048】(合成例1)(ヘキサメチレンジイソシア
ネートのイソシアヌレート型ポリイソシアネートの合
成) 攪拌器、窒素ガス導入管、空冷管、温度計を備えた容量
2lのガラス製四ツ口フラスコに窒素ガス雰囲気下でヘ
キサメチレンジイソシアネート(略号HDI,分子量1
68.2)1400gを仕込む。油浴により加熱し、攪
拌下55℃に昇温させ、1時間保持の後、イソシアヌレ
ート化触媒として、β−メチルコリンオクトエート(略
号CO、分子量261.4)の16%濃度のブチルセロ
ソルブ溶液を3.9g(2.39m mol)加えて反応
させた。
【0049】反応の開始と共に発熱が認められ、反応器
内の温度は62℃迄上昇した。発熱がおさまった後、反
応器内の温度を60℃に保ち、引き続いて合計4.5時
間反応せしめた後、触媒の失効剤としてモノクロル酢酸
(分子量94.5)の5.8%濃度のキシレン溶液3.9
g(2.39m mol)を反応器中に添加して反応を終
了した。反応混合物を室温に冷却後、反応混合物100
0gを分子蒸留にかけ、ポリイソシアネート(1)33
8g(転化率33.8%)と流出物662g(回収率6
6.2%)を得た。
【0050】得られたポリイソシアネート(1)は室温
で流動性を有する液状物質であり、酢酸エチルにて、不
揮発分75.0%に希釈した場合、ガードナー粘度A2
1、イソシアネート含有率16.4%であり、イソシア
ヌレート環を含むことが確認され、その平均分子量は6
19であった。一方分子蒸留の際の流出物を分析した結
果、この物は実質的に純粋なHDIである事が確認され
た。
【0051】(合成例2)〔1,3−ビス(イソシアネ
ートメチル)−シクロヘキサン(略号H6XDI、分子
量194.2)のイソシアヌレート型ポリイソシアネー
トの合成〕 合成例1と同様の方法により、1,3−ビス(イソシア
ネートメチル)−シクロヘキサン1400gをイソシア
ヌレート化触媒として16%濃度のCOブチルセロソル
ブ溶液5.5g(3.37m mol)を用いて反応を行
った。所定の反応時間後、触媒の失効剤としてモノクロ
ル酢酸の5.8%濃度のキシレン溶液5.5g(3.3
7mmol)を転化して反応を終了し、合成例1と同様
にしてポリイソシアネート(2)を得た。
【0052】この反応の転化率は37.8%であり、得
られたポリイソシアネート(2)の性状及び分析結果は
酢酸エチルで不揮発分75%に希釈した場合、色数が1
以下、ガードナー粘度I2−J、イソシアネート含有率
14.9%であり、平均分子量637を呈した。又分子
蒸留の際の流出物についての分析の結果、この物はほぼ
純粋なH6XDIであった。
【0053】(合成例3)〔2,2,4−メチル−1,
3−ペンタンジオール(略号TMPD、分子量146.
2)変性HDIのイソシアヌレート型ポリイソシアネー
トの合成〕 合成例1と同様の方法により、HDI 1400g
(8.32モル)、TMPD 50g(0.34モル)
を仕込む。攪拌下55℃に昇温し、1時間保持の後、イ
ソシアヌレート化触媒としてCOの16%濃度のブチル
セロソルブ溶液を反応器中に分割添加したところ、触媒
溶液を合計2.4g(1.47m mol)添加した時点
で、反応が開始すると共に発熱が認められ、反応器内の
温度は62℃迄上昇した。
【0054】発熱がおさまった後、反応器内の温度を6
0℃に保ち、引き続いて合計4.5時間反応せしめた
後、触媒の失効剤としてモノクロル酢酸(分子量94.
5)の5.8%濃度のキシレン溶液2.4g(1.47m
mol)を反応器中に添加して反応を終了した。反応混
合物を室温に冷却後、反応混合物1000gを分子蒸留
にかけ、ポリイソシネート(3)331.3g(転化率
33.1%)を得た。
【0055】得られたポリイソシネート(3)は室温で
流動性を有する液状物質であり、酢酸エチルで75%希
釈した場合、ガードナー色数1以下、ガードナー粘度A
1−A、イソシアネート含有量15.0%であり、分析
の結果イソシアヌレート環を含むことが確認され、平均
分子量は654であった。一方、分子蒸留の流出物につ
いての分析の結果、この物は実質上純粋なHDIである
事が確認された。
【0056】(合成例4) 合成例1と同様の方法により、HDI 841g(5.
0モル)、トリメチロールプロパン(略号TMP、分子
量:134)134g(1.0モル)を仕込む。フラス
コを油浴に付し、攪拌下60℃に昇温し、反応器内の温
度を60℃に保持する。発熱がおさまった後、反応器内
の温度を60℃に保ち、引き続き5時間反応せしめる。
反応混合物は室温に冷却後、反応混合物1000gを分
子蒸留にかけ、ポリイソシアネート(4)638.6g
を得た。
【0057】得られたポリイソシアネート(4)は、室
温で流動性を有する液状物質であり、酢酸エチルで75
%希釈した場合、ガードナー色数1以下、ガードナー粘
度J−K、イソシアネート含有量12.8%であった。
【0058】(合成例5) イソシアネートにバーノックD−802(大日本インキ
化学工業株式会社製:トリレンジイソシアネートの重合
体、不揮発分50%、ガードナー粘度U〜X、有効イソ
シアネート含有率7.5%、溶剤酢酸ブチル)を使用し
た他は、合成例1と同様の方法により合成し、ポリイソ
シアネート(5)を得た。
【0059】(製造例1〜7)(ブロックポリイソシア
ネートの合成) 攪拌機、温度計、窒素導入管及びリービッヒ冷却管を付
した2l容積の四ツ口フラスコに、表2〜3に従って、
合成例1〜5で得たポリイソシアネート(1)〜
(5)、ブッロク化剤及び希釈剤となるジオクチルフタ
レートを仕込み、攪拌しながら80℃で1時間反応させ
た。次いで表2〜3に従ってブロック化剤を徐々に加
え、90℃で約1時間反応させた。赤外線吸収スペクト
ルによりイソシアネート基の吸収(2250cm-1)が
完全に消滅することにより、イソシアネート含有率が0
であることを確認した。
【0060】なおブロック化反応が約1時間で、不完全
であった場合は、若干量のブロック化剤を追加し、更に
反応を続けてブロック化を完全に行った。かくして常温
で液状の可塑剤に溶解するブロックポリイソシアネート
のジオクチルフタレート溶液(i)〜(vii)を得
た。
【0061】(実施例1〜5)及び(比較例1〜3) 塩化ビニル系樹脂組成物(プラスチゾル組成物)を下記
のようにして調製した。カネビニルPSL−10(鐘淵
化学工業株式会社製、塩化ビニルストレートレジン)7
0部、カネビニルPCH−12(鐘淵化学工業株式会社
製、塩化ビニル共重合レジン)30部、ジオクチルフタ
レート(DOP)100部、NS#100(日東粉化工
業株式会社製、炭酸カルシュウム)100部、及び二塩
基性亜リン酸鉛(ダイホス)3部からなる塩ビペースト
(合計303部)とブロックポリイソシアネートのジオ
クチルフタレート溶液(i)〜(vii)を表4〜5に
従って混練り機にて均一に混練りし、塩化ビニル系樹脂
組成物を調製し、実施例1〜5および比較例1〜2とし
た。また比較例3として、ブロックポリイソシアネート
を含有しない塩化ビニル系樹脂組成物を調製した。
【0062】実施例1〜5及び比較例1〜3で得られた
塩化ビニル系樹脂組成物を用いて、以下の試験を行っ
た。 (1)所定の温度で保存した時の粘度変化を試験した。 (2)カチオン型電着塗装を施した鋼板(カチオンED
板)に得られた塩化ビニル系樹脂組成物を、塗膜厚さが
0.25mmになるように塗布し、140℃×20分間
焼き付けて、耐変色性を試験した。
【0063】(3)カチオン電着板上での塩化ビニル樹
脂組成物の基材との密着性を平面引っ張りの方法(JA
S、特殊合板規格)に準じて、万能引っ張り試験機にて
測定した。 (4)耐チッピング性をナット落下試験(ナットNo.
M−4を使用し、角度60度の塗装膜に、2mの高さか
らナットを落下させ、膜が破壊されるまでに要したナッ
トの重量から耐チッピング性を測定する。)により測定
した。
【0064】上記の結果を表4〜5に示すが、実施例の
ものは、比較例のものよりも安定性に優れ、密着性及び
耐変色性に優れている事が判る。
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】 (注)*増粘率:加温促進後の粘度V2から初期粘度V1
を減じて、初期粘度で除して%とした。
【0068】
【表5】 (注)*増粘率:加温促進後の粘度V2から初期粘度V1
を減じて、初期粘度で除して%とした。
【0069】
【発明の効果】本発明は長期の保存安定性に優れるとと
もに、各種基材に対する密着性に優れ、かつ耐変色性、
耐チッピング性に優れた塗膜を形成し、特に自動車用塗
料及びシーリング剤として有用な塩化ビニル樹脂組成物
を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09D 5/00 C09D 5/00 C09K 3/10 C09K 3/10 (56)参考文献 特開 平6−16769(JP,A) 特開 平2−296851(JP,A) 特開 昭62−190267(JP,A) 特開 昭62−256852(JP,A) 特開 昭63−10615(JP,A) 特開 昭62−41278(JP,A) 特開 昭57−105441(JP,A) 特開 平1−170633(JP,A) 特開 平2−255853(JP,A) 特開 平2−163146(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 27/06 C08G 18/62 C08G 18/80 C08L 75/04 - 75/16 C09D 5/00 - 5/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)塩化ビニル重合体および/または
    塩化ビニル共重合体と、(B)イソシアネート基1当量
    に対して0.357当量以上が炭素数18〜40のモノ
    アルコールによりブロックされたブロックポリイソシア
    ネートから成る接着付与剤と、(C)可塑剤とを必須の
    構成成分としてなる塩化ビニル系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 前記ブロックポリイソシアネートから成
    る接着付与剤中のポリイソシアネートが、アルキレンジ
    イソシアネート、シクロアルキレンジイソシアネートお
    よびアラアルキレンジイソシアネートから成る群から選
    ばれる1以上のジイソシアネートから構成されるイソシ
    アヌレート環を含有するポリイソシアネートである請求
    項1記載の樹脂組成物。
JP23155093A 1993-09-17 1993-09-17 塩化ビニル系樹脂組成物 Expired - Fee Related JP3477755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23155093A JP3477755B2 (ja) 1993-09-17 1993-09-17 塩化ビニル系樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23155093A JP3477755B2 (ja) 1993-09-17 1993-09-17 塩化ビニル系樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0782447A JPH0782447A (ja) 1995-03-28
JP3477755B2 true JP3477755B2 (ja) 2003-12-10

Family

ID=16925257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23155093A Expired - Fee Related JP3477755B2 (ja) 1993-09-17 1993-09-17 塩化ビニル系樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3477755B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09109361A (ja) * 1995-10-13 1997-04-28 Ricoh Elemex Corp 多色画像形成装置
EP1510550A4 (en) * 2002-05-31 2005-11-16 Asahi Denka Co Ltd ACRYLSOLZUSAMMENSETZUNG
JP5678531B2 (ja) * 2010-09-13 2015-03-04 東洋インキScホールディングス株式会社 粘着剤及びそれを用いた粘着フィルム
JP5561053B2 (ja) * 2010-09-13 2014-07-30 東洋インキScホールディングス株式会社 粘着剤及びそれを用いた粘着フィルム
JP5675244B2 (ja) * 2010-09-17 2015-02-25 アサヒゴム株式会社 塩化ビニル系プラスチゾル組成物及び架橋方法
JP5761793B2 (ja) * 2011-07-14 2015-08-12 株式会社Adeka プラスチゾル組成物
JP2016053121A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 東洋インキScホールディングス株式会社 粘着付与剤、粘着剤組成物及び粘着シート

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0782447A (ja) 1995-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5130402A (en) Coating composition and plastisol composition, and articles coated therewith
CA1261513A (en) Flexible coating compositions
JPH02163146A (ja) 塩化ビニル樹脂組成物
JP5225813B2 (ja) ポリイソシアネート組成物、ポリウレタン樹脂およびポリイソシアネート組成物の製造方法
EP0583377B1 (en) One package polyurethane/thermoplast plastisol composition
US20190249027A1 (en) Coating composition for vehicle interior members, vehicle interior member, and method for manufacturing vehicle interior member
JPS5952901B2 (ja) プラスチゾル組成物
US20090247711A1 (en) Coating compositions
US5859154A (en) Resinous composition of phosphatized polyester polymers and coating compositions for improved adhesion
JP3477755B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
JP3899509B2 (ja) 自己乳化型ポリイソシアネート組成物及びそれを用いた水性塗料
US4436773A (en) Anticorrosive coating process
JP6226549B2 (ja) 末端水酸基含有樹脂組成物及びその製造方法、架橋性コーティング組成物、塗膜、並びに物品
DE60320569T2 (de) Eine spiro-ortho silikatgruppenverbindung enthaltende beschichtungszusammensetzung
JPH0286641A (ja) プラスチゾル組成物
JPH0220659B2 (ja)
JP4123509B2 (ja) 自己乳化型ブロックポリイソシアネート組成物及びそれを用いた水性塗料
JP2585994B2 (ja) 塩化ビニル樹脂組成物
JP3023974B2 (ja) 塩化ビニルプラスチゾル組成物
JPH04332780A (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH04130155A (ja) 塩化ビニル樹脂組成物
JP3924350B2 (ja) 水系ウレタンコーティング組成物
JPH0459809A (ja) 塩化ビニル樹脂組成物
JP2983039B2 (ja) 二液型ウレタン塗料用樹脂組成物
JPH0832811B2 (ja) プラスチゾル組成物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees