JP3475386B2 - 電磁干渉抑制体 - Google Patents
電磁干渉抑制体Info
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- JP3475386B2 JP3475386B2 JP23567797A JP23567797A JP3475386B2 JP 3475386 B2 JP3475386 B2 JP 3475386B2 JP 23567797 A JP23567797 A JP 23567797A JP 23567797 A JP23567797 A JP 23567797A JP 3475386 B2 JP3475386 B2 JP 3475386B2
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- interference suppressor
- sheet
- electromagnetic
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，電磁部品や電子機
器からの不要電磁波の輻射を防止する電磁干渉抑制体に
関し，詳しくは，軟磁性体粉末と有機結合剤とを含み互
いに対向する第１及び第２の面を備えた複合磁性体から
構成される電磁干渉抑制体に関するものである。
器からの不要電磁波の輻射を防止する電磁干渉抑制体に
関し，詳しくは，軟磁性体粉末と有機結合剤とを含み互
いに対向する第１及び第２の面を備えた複合磁性体から
構成される電磁干渉抑制体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、デジタル電子機器をはじめ高周波
を利用する電子機器類の普及が進み、中でもＵＨＦ帯あ
るいはＳＨＦ帯の低周波側を使用する移動通信機器類の
普及がめざましい。このような、携帯電話に代表される
移動体通信機器では、小型化、軽量化の要求が顕著であ
り、電子部品の高密度実装化が最大の技術課題となって
いる。従って、過密に実装された電子部品類やプリント
配線あるいはモジュール間配線等が互いに極めて接近す
ることになり、更には、信号処理速度の高速化も図られ
ている為、静電結合及び／又は電磁結合による線間結合
の増大化や放射ノイズによる干渉などが生じ、機器の正
常な動作を妨げる事態が少なからず生じている。
を利用する電子機器類の普及が進み、中でもＵＨＦ帯あ
るいはＳＨＦ帯の低周波側を使用する移動通信機器類の
普及がめざましい。このような、携帯電話に代表される
移動体通信機器では、小型化、軽量化の要求が顕著であ
り、電子部品の高密度実装化が最大の技術課題となって
いる。従って、過密に実装された電子部品類やプリント
配線あるいはモジュール間配線等が互いに極めて接近す
ることになり、更には、信号処理速度の高速化も図られ
ている為、静電結合及び／又は電磁結合による線間結合
の増大化や放射ノイズによる干渉などが生じ、機器の正
常な動作を妨げる事態が少なからず生じている。
【０００３】このようないわゆる高周波電磁障害に対し
て，従来は，主に導体シールドを施す事による対策がな
されてきた。しかし，この種の導体シールドは，空間と
のインピーダンス不整合に起因する電磁波の反射を利用
する電磁障害対策である為に，遮蔽効果は得られても不
要輻射源からの反射による電磁結合が助長される欠点が
ある。
て，従来は，主に導体シールドを施す事による対策がな
されてきた。しかし，この種の導体シールドは，空間と
のインピーダンス不整合に起因する電磁波の反射を利用
する電磁障害対策である為に，遮蔽効果は得られても不
要輻射源からの反射による電磁結合が助長される欠点が
ある。
【０００４】その欠点を解消するために、二次的な電磁
障害対策として、磁性体の磁気損失、即ち虚数部透磁率
μ´´を利用した不要輻射の抑制が有効であると考えら
れる。ここで、不要輻射の吸収効率は、μ´´＞μ´な
る周波数範囲において、μ´´の大きさに見合って高ま
ることが知られている。従って、マイクロ波帯にて大き
な磁気損失を得るためには、実数部透磁率がＶＨＦ帯
（３０ＭＨｚ〜３００ＭＨｚ）、ＵＨＦ帯（３００ＭＨ
ｚ〜３ＧＨｚ）乃至はＳＨＦ帯の低周波側（３ＧＨｚ〜
概ね１０ＧＨｚ）にて磁気共鳴により減衰する特性を実
現する必要がある。
障害対策として、磁性体の磁気損失、即ち虚数部透磁率
μ´´を利用した不要輻射の抑制が有効であると考えら
れる。ここで、不要輻射の吸収効率は、μ´´＞μ´な
る周波数範囲において、μ´´の大きさに見合って高ま
ることが知られている。従って、マイクロ波帯にて大き
な磁気損失を得るためには、実数部透磁率がＶＨＦ帯
（３０ＭＨｚ〜３００ＭＨｚ）、ＵＨＦ帯（３００ＭＨ
ｚ〜３ＧＨｚ）乃至はＳＨＦ帯の低周波側（３ＧＨｚ〜
概ね１０ＧＨｚ）にて磁気共鳴により減衰する特性を実
現する必要がある。
【０００５】このような特性を満足するものとして，軟
磁性粉末を有機結合剤中に混合分散したシート状の複合
磁性体から構成される電磁干渉抑制体が知られている。
このシート状の電磁干渉抑制体は，例えば，夫々が電子
部品を一面に実装し，互いに隔離して対向して配置され
た２枚のプリント配線基板の間に配置して使用されてい
る。
磁性粉末を有機結合剤中に混合分散したシート状の複合
磁性体から構成される電磁干渉抑制体が知られている。
このシート状の電磁干渉抑制体は，例えば，夫々が電子
部品を一面に実装し，互いに隔離して対向して配置され
た２枚のプリント配線基板の間に配置して使用されてい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，このシ
ート状の電磁干渉抑制体においては，到来した電磁波が
入射した場合，複合磁性体の吸収損失はあるものの，複
合磁性体内部において両端面で多重反射して透過したと
したとしても，その透過レベルが大きく，不要電磁波の
干渉を効果的に抑制することができないという欠点を有
した。
ート状の電磁干渉抑制体においては，到来した電磁波が
入射した場合，複合磁性体の吸収損失はあるものの，複
合磁性体内部において両端面で多重反射して透過したと
したとしても，その透過レベルが大きく，不要電磁波の
干渉を効果的に抑制することができないという欠点を有
した。
【０００７】また，そのようなシート状の電磁干渉抑制
体において，文字や記号等の表示機能を持たせる事がで
きれば，用途，製品名，機能，製造場所等を視覚的に示
す事ができ，単なる保護カバーや包装としての誤用や除
去されるのを防止することもできる。
体において，文字や記号等の表示機能を持たせる事がで
きれば，用途，製品名，機能，製造場所等を視覚的に示
す事ができ，単なる保護カバーや包装としての誤用や除
去されるのを防止することもできる。
【０００８】さらに，従来のシート状の電磁干渉抑制体
においては，電磁波は，複合磁性体を構成する軟磁性体
粉末粒子に吸収されて，熱として放出されるが，複合磁
性体中には，有機結合剤を含むために，可撓性に乏し
く，また，耐熱性や耐燃性に乏しく，経年的な劣化が生
じるという欠点を有した。
においては，電磁波は，複合磁性体を構成する軟磁性体
粉末粒子に吸収されて，熱として放出されるが，複合磁
性体中には，有機結合剤を含むために，可撓性に乏し
く，また，耐熱性や耐燃性に乏しく，経年的な劣化が生
じるという欠点を有した。
【０００９】そこで，本発明の一技術的課題は，不要電
磁波を効果的に抑制できるとともに表示機能をも備えた
シート状の電磁干渉抑制体を提供することにある。
磁波を効果的に抑制できるとともに表示機能をも備えた
シート状の電磁干渉抑制体を提供することにある。
【００１０】また，本発明の他の技術的課題は，圧縮永
久歪みや耐熱空気老化性等の特性の改善されたシート状
の電磁干渉抑制体を提供することにある。
久歪みや耐熱空気老化性等の特性の改善されたシート状
の電磁干渉抑制体を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表面酸
化された軟磁性体粉末と有機結合剤とを含み、互いに対
向する第１及び第２の面を備えた複合磁性体から構成さ
れるシート状の電磁干渉抑制体において、前記第１及び
第２の面の内の少なくとも一方に凹凸が形成され、前記
複合磁性体は、架橋剤を含むことを特徴とする電磁干渉
抑制体が得られる。
化された軟磁性体粉末と有機結合剤とを含み、互いに対
向する第１及び第２の面を備えた複合磁性体から構成さ
れるシート状の電磁干渉抑制体において、前記第１及び
第２の面の内の少なくとも一方に凹凸が形成され、前記
複合磁性体は、架橋剤を含むことを特徴とする電磁干渉
抑制体が得られる。
【００１２】また，本発明によれば，前記電磁干渉抑制
体において，前記凹凸は，文字又は記号を示しているこ
とを特徴とする電磁干渉抑制体が得られる。
体において，前記凹凸は，文字又は記号を示しているこ
とを特徴とする電磁干渉抑制体が得られる。
【００１３】さらに，本発明によれば，前記電磁干渉抑
制体において，前記凹凸は，エンボス加工によって形成
されていることを特徴とする電磁干渉抑制体が得られ
る。
制体において，前記凹凸は，エンボス加工によって形成
されていることを特徴とする電磁干渉抑制体が得られ
る。
【００１４】ここで，本発明において，有機結合剤とし
て，塩素化ポリチレンの熱可塑性エラストマーを用いる
ことができるが，その他に，ポリエステル系樹脂，ポリ
塩化ビニル系樹脂，ポリビニルブチラール樹脂，ポリウ
レタン樹脂，セルロース系樹脂，ニトリル−ブタジエン
系ゴム，スチレンブタジエン系ゴム等の熱可塑性樹脂あ
るいはそれらの重合体，エポキシ樹脂，フェノール樹
脂，アミド系樹脂，イミド系樹脂等の熱硬化性樹脂等で
あっても良い。
て，塩素化ポリチレンの熱可塑性エラストマーを用いる
ことができるが，その他に，ポリエステル系樹脂，ポリ
塩化ビニル系樹脂，ポリビニルブチラール樹脂，ポリウ
レタン樹脂，セルロース系樹脂，ニトリル−ブタジエン
系ゴム，スチレンブタジエン系ゴム等の熱可塑性樹脂あ
るいはそれらの重合体，エポキシ樹脂，フェノール樹
脂，アミド系樹脂，イミド系樹脂等の熱硬化性樹脂等で
あっても良い。
【００１５】また，本発明において，有機結合剤に添加
する架橋剤として，ヒドロペルオキシド，ジアシルペル
オキシド，ペルオキドエステル，ジアルキルペルオキシ
ド，ケトンペルオキシド，ペルオキシドケタール，ペル
オキシジンカーボネート，ペルオキシモノカーボネート
等の有機過酸化物を，前記熱可塑性エラストマーとの組
み合わせにおいて適宜用いることができる。
する架橋剤として，ヒドロペルオキシド，ジアシルペル
オキシド，ペルオキドエステル，ジアルキルペルオキシ
ド，ケトンペルオキシド，ペルオキシドケタール，ペル
オキシジンカーボネート，ペルオキシモノカーボネート
等の有機過酸化物を，前記熱可塑性エラストマーとの組
み合わせにおいて適宜用いることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１７】図１は本発明の実施の形態による電磁干渉
抑制体の平面図，図２は図１の電磁干渉抑制体の横断面
図である。図１に示すように，電磁干渉抑制体１は，シ
ート形状を有し，その一面に数字，図形，または文字等
の記号からなる凹凸２がエンボス加工によって形成され
ている。
抑制体の平面図，図２は図１の電磁干渉抑制体の横断面
図である。図１に示すように，電磁干渉抑制体１は，シ
ート形状を有し，その一面に数字，図形，または文字等
の記号からなる凹凸２がエンボス加工によって形成され
ている。
【００１８】図２を参照すると，電磁干渉抑制体１は，
有機結合剤３中に軟磁性体粉末４を分散することによっ
て形成されている。軟磁性体粉末４は，扁平又は針状の
金属磁性体粉末からなり，その粉末粒子は，長軸がシー
ト面に沿う方向に配向している。この金属磁性体粉末と
しては，高周波透磁率の大きな鉄アルミ珪素合金（セン
ダスト（登録商標）），鉄ニッケル合金（パーマロイ）
をその代表的素材としてあげることができる。この軟磁
性体粉末４は，微細粉末化され表面部分を酸化して用い
る。
有機結合剤３中に軟磁性体粉末４を分散することによっ
て形成されている。軟磁性体粉末４は，扁平又は針状の
金属磁性体粉末からなり，その粉末粒子は，長軸がシー
ト面に沿う方向に配向している。この金属磁性体粉末と
しては，高周波透磁率の大きな鉄アルミ珪素合金（セン
ダスト（登録商標）），鉄ニッケル合金（パーマロイ）
をその代表的素材としてあげることができる。この軟磁
性体粉末４は，微細粉末化され表面部分を酸化して用い
る。
【００１９】また，有機結合剤３として，塩素化ポリエ
チレンからなる熱可塑性エラストマを用いており，さら
に，架橋剤として，熱可塑性エラストマ１００重量部に
対して５〜１０重量部の有機過酸化物を含んでいる。こ
の熱可塑性エラストマに架橋剤を添加することによっ
て，圧縮永久歪み，耐熱空気老化性，耐油性等を改善す
ることができる。
チレンからなる熱可塑性エラストマを用いており，さら
に，架橋剤として，熱可塑性エラストマ１００重量部に
対して５〜１０重量部の有機過酸化物を含んでいる。こ
の熱可塑性エラストマに架橋剤を添加することによっ
て，圧縮永久歪み，耐熱空気老化性，耐油性等を改善す
ることができる。
【００２０】また，本発明の実施の形態による電磁干渉
抑制体は，一面に凹凸２を有する事で表面積を大きくす
るので，入射電磁波を散乱し，電磁干渉抑制体内部を多
重反射される成分が多くなり，その分吸収損失として吸
収されるために，この電磁干渉抑制体を通過した透過波
の透過レベルが小さくなると共に，反射波の反射レベル
も小さくなり，電磁干渉抑制効果を高めることができ
る。
抑制体は，一面に凹凸２を有する事で表面積を大きくす
るので，入射電磁波を散乱し，電磁干渉抑制体内部を多
重反射される成分が多くなり，その分吸収損失として吸
収されるために，この電磁干渉抑制体を通過した透過波
の透過レベルが小さくなると共に，反射波の反射レベル
も小さくなり，電磁干渉抑制効果を高めることができ
る。
【００２１】次に，本発明の実施の形態による電磁干渉
抑制体の製造方法について説明する。
抑制体の製造方法について説明する。
【００２２】図３は図１及び図２に示した電磁干渉抑制
体の製造方法の一例を示す図である。図３を参照する
と，軟磁性体粉末に，架橋剤を添加した有機結合剤を混
練した複合磁性体素材をシート状にした電磁干渉抑制体
素材１０を用意し，この素材を，外周面に，付すべき凹
凸２に対応した凸凹を備えたエンボシングロール１１及
びフラットロール１２間を通過させて一面に凹凸２を備
えた電磁干渉抑制体を得る。
体の製造方法の一例を示す図である。図３を参照する
と，軟磁性体粉末に，架橋剤を添加した有機結合剤を混
練した複合磁性体素材をシート状にした電磁干渉抑制体
素材１０を用意し，この素材を，外周面に，付すべき凹
凸２に対応した凸凹を備えたエンボシングロール１１及
びフラットロール１２間を通過させて一面に凹凸２を備
えた電磁干渉抑制体を得る。
【００２３】尚，エンボシングロール１１及びフラット
ロール１２を通過させる前後において，架橋温度１５０
〜１８０℃でトータル５〜１０分の加熱を施しても良
い。
ロール１２を通過させる前後において，架橋温度１５０
〜１８０℃でトータル５〜１０分の加熱を施しても良
い。
【００２４】図４は図１及び図２に示した電磁干渉抑制
体の製造方法の他の例を示す図である。図４を参照する
と，軟磁性体粉末に，架橋剤を添加した有機結合剤を混
練した複合磁性体素材をシート状にした電磁干渉抑制体
素材１０を用意し，この電磁干渉抑制体素材１０を，平
なプレス台１４上面に載置し，付すべき凹凸２に対応し
た凸凹を備えたプレス金型２２によってプレスし，一面
に凹凸２を備えた電磁干渉抑制体を得る。尚，プレス前
後において，架橋温度１５０〜１８０℃でトータル５〜
１０分の加熱を施しても良い。
体の製造方法の他の例を示す図である。図４を参照する
と，軟磁性体粉末に，架橋剤を添加した有機結合剤を混
練した複合磁性体素材をシート状にした電磁干渉抑制体
素材１０を用意し，この電磁干渉抑制体素材１０を，平
なプレス台１４上面に載置し，付すべき凹凸２に対応し
た凸凹を備えたプレス金型２２によってプレスし，一面
に凹凸２を備えた電磁干渉抑制体を得る。尚，プレス前
後において，架橋温度１５０〜１８０℃でトータル５〜
１０分の加熱を施しても良い。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように，本発明によれば，
不要電磁波を効果的に抑制できるとともに表示機能をも
備えたシート状の電磁干渉抑制体を提供することができ
る。
不要電磁波を効果的に抑制できるとともに表示機能をも
備えたシート状の電磁干渉抑制体を提供することができ
る。
【００２６】また，本発明によれば，有機結合剤に架橋
剤を添加することによって，圧縮永久歪みや耐熱空気老
化性等の特性の改善されたシート状の電磁干渉抑制体を
提供することができる。
剤を添加することによって，圧縮永久歪みや耐熱空気老
化性等の特性の改善されたシート状の電磁干渉抑制体を
提供することができる。
【図１】本発明の実施の形態による電磁干渉抑制体の平
面図である。
面図である。
【図２】図１の電磁干渉抑制体の横断面図である。
【図３】図１及び図２の電磁干渉抑制体の製造方法の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図４】図１及び図２の電磁干渉抑制体の製造方法の他
の例を示す図である。
の例を示す図である。
１ 電磁干渉抑制体
２ 凹凸
３ 有機結合剤
４ 軟磁性体粉末
１０ 電磁干渉抑制体素材
１１ エンボシングロール
１２ フラットロール
１３ プレス金型
１４ プレス台
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 粟倉 由夫
宮城県仙台市太白区郡山六丁目７番１号
株式会社トーキン内
(56)参考文献 特開 平７−212079（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−274491（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−276445（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−301025（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−22771（ＪＰ，Ａ)
特開 昭59−27597（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−35927（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−93034（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−59347（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−278376（ＪＰ，Ａ)
特開 昭54−58301（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−135096（ＪＰ，Ａ)
実開 昭58−195498（ＪＰ，Ｕ)
実開 平６−29199（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H05K 9/00
H01Q 17/00
Claims (3)
- 【請求項１】 表面酸化された軟磁性体粉末と有機結合
剤とを含み、互いに対向する第１及び第２の面を備えた
複合磁性体から構成されるシート状の電磁干渉抑制体に
おいて、前記第１及び第２の面の内の少なくとも一方に
凹凸が形成され、前記複合磁性体は、架橋剤を含むこと
を特徴とする電磁干渉抑制体。 - 【請求項２】 請求項１記載の電磁干渉抑制体におい
て、前記凹凸は、文字又は記号を示していることを特徴
とする電磁干渉抑制体。 - 【請求項３】 請求項１記載の電磁干渉抑制体におい
て、前記凹凸は、エンボス加工によって形成されている
ことを特徴とする電磁干渉抑制体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23567797A JP3475386B2 (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 電磁干渉抑制体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23567797A JP3475386B2 (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 電磁干渉抑制体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1187972A JPH1187972A (ja) | 1999-03-30 |
| JP3475386B2 true JP3475386B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=16989578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23567797A Expired - Lifetime JP3475386B2 (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 電磁干渉抑制体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3475386B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4344971B2 (ja) * | 2000-06-08 | 2009-10-14 | 三菱マテリアル株式会社 | 準マイクロ波帯で用いるのに適した電磁波ノイズ吸収シート |
| JP3865601B2 (ja) * | 2001-06-12 | 2007-01-10 | 日東電工株式会社 | 電磁波抑制体シート |
| JP4346360B2 (ja) | 2002-12-25 | 2009-10-21 | 東レ株式会社 | 電波吸収体用シート材および電波吸収体 |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5458301A (en) * | 1977-10-19 | 1979-05-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Electromagnetic wave absorbing body |
| JPS58195498U (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-26 | 凸版印刷株式会社 | 電磁波シ−ルド用転写箔 |
| JPS5927597A (ja) * | 1982-08-06 | 1984-02-14 | ティーディーケイ株式会社 | 電波吸収体 |
| JPH0459347A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-26 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | エンボスシートの製造方法 |
| JPH05278376A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Toppan Printing Co Ltd | カード及びエンボス文字形成方法 |
| JP2501391Y2 (ja) * | 1992-07-15 | 1996-06-19 | 北川工業株式会社 | 電磁波シ―ルド用フィルタ |
| JPH0722771A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | New Oji Paper Co Ltd | シート状磁気シールド材料及びその製造方法 |
| JP3401650B2 (ja) * | 1994-01-20 | 2003-04-28 | エヌイーシートーキン株式会社 | 電磁波干渉抑制体 |
| JP3064861B2 (ja) * | 1995-03-29 | 2000-07-12 | 防衛庁技術研究本部長 | 電波吸収体 |
| JPH08276445A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 高意匠プラスチック成形品の製造方法 |
| JPH08301025A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-19 | Denken:Kk | 自動車等のナンバープレート |
| JPH0935927A (ja) * | 1995-07-20 | 1997-02-07 | Tokin Corp | 複合磁性体及びそれを用いた電磁干渉抑制体 |
| JPH0993034A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-04-04 | Tokin Corp | 複合磁性体及びその製造方法ならびに電磁干渉抑制体 |
| JP3713774B2 (ja) * | 1995-11-09 | 2005-11-09 | 凸版印刷株式会社 | 透明電磁波シールド基板 |
-
1997
- 1997-09-01 JP JP23567797A patent/JP3475386B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1187972A (ja) | 1999-03-30 |
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