JP3471015B2 - プラスチック光伝送体の製造方法 - Google Patents

プラスチック光伝送体の製造方法

Info

Publication number
JP3471015B2
JP3471015B2 JP50610694A JP50610694A JP3471015B2 JP 3471015 B2 JP3471015 B2 JP 3471015B2 JP 50610694 A JP50610694 A JP 50610694A JP 50610694 A JP50610694 A JP 50610694A JP 3471015 B2 JP3471015 B2 JP 3471015B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent
refractive index
diffusible
polymer
optical transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP50610694A
Other languages
English (en)
Inventor
康博 小池
栄輔 二瓶
Original Assignee
康博 小池
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 康博 小池 filed Critical 康博 小池
Application granted granted Critical
Publication of JP3471015B2 publication Critical patent/JP3471015B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02033Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material
    • G02B6/02038Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material with core or cladding having graded refractive index
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00663Production of light guides
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/04Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
    • G02B1/045Light guides
    • G02B1/046Light guides characterised by the core material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/09Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
    • B29C48/10Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels flexible, e.g. blown foils

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、屈折率分布型ポリマー光ファイバー、屈折
率分布型光導波路、屈折率分布型ロッドレンズ、シング
ルモードポリマー光ファイバー、光機能性を有するポリ
マー光ファイバー等の多岐にわたるプラスチック光伝送
体の製造方法に関する。
背景技術 線状体又は棒状体の中心から外周に向かって、連続的
に屈折率が変化する領域を有するガラス製の光伝送体は
既に提案され、実用化されている。特に、光通信用の用
途で要求される帯域特性を満たすような屈折率分布を有
する光伝送体として、ガラス製光伝送体が用いられてい
る。
しかしながら、ガラス製光伝送体は、可撓性が悪く耐
衝撃性も乏しい等、機械的特性に問題があり、また、製
造に際しての生産効率が低く、経済的にも高価であると
いう欠点を有していた。
このようなガラス製の屈折率分布型光伝送体に対し、
プラスチック製の屈折率分布型光伝送体を製造する方法
が特開平3−42603号、特開平3−64704号、特開平3−
65904号、特開平3−81701号、特開平3−81703号、特
開平3−81704号、特開平3−81706号等で提案されてい
る。
しかしこれらの製造方法には、各々難点があった。例
えばポリマーを形成する単量体の反応比の差を用いた光
伝送体の製造方法では、製造方法がバッチプロセスのた
め長い伝送距離を有する伝送体を製造できなかった。
また、溶融紡糸法を用いて光伝送体を製造する方法で
は、反応性を有する単量体を2種類以上用いる共重合法
であるため透明性を与える材料選択の余地がなく、屈折
率の分布の制御が難しいという欠点を有していた。
更に、屈折率分布型光伝送体でありながら優れた透明
性が付与出来る製造方法が特願平3−27345号として、
本発明者によって既に提案されている。これは従来の単
量体を重合させて製造する光伝送体の製造方法と異な
り、非重合性の材料を用いているので、重合速度の差に
基づく相分離による光散乱が抑えられ、導光損失を小さ
く出来る製造方法である。
しかしながら、この方法はバッチプロセスのため生産
性に劣り、かつ長い光伝送体を均一に製造することがで
きないという欠点を有していた。
発明の開示 本発明は、以上述べたような従来技術の欠点を解消
し、高い生産効率で連続的に製造することができ、屈折
率分布の制御が容易であり、且つ、材料を選択すること
で高い透明性が得られるプラスチック光伝送体とその製
造方法を提供するものである。
本発明に従ったプラスチック光伝送体は、径方向の屈
折率分布が、透明な重合体の溶融液と、その屈折率が前
記重合体と異なる透明で拡散可能な非重合性の材料とが
同心的に共存して流動する流れを形成させ、前記拡散可
能な非重合性の材料を前記流れの径方向に所定時間拡散
させることによって形成されている点に基本的な特徴が
ある。
また、本発明に従ったプラスチック光伝送体の製造方
法は、透明な重合体の溶融液からなる材料と、 その屈折率が前記重合体と異なる透明で拡散可能な非
重合性の材料、あるいは、その屈折率が前記重合体と異
なる透明で拡散可能な材料と前記重合体の溶融液とを含
む少なくとも1種類の材料とを、前記第1の材料及び前
記少なくとも1種類の材料が互いに同心状の流れを形成
するような関係で共存させ、前記拡散可能な材料を所定
時間前記流れの径方向に拡散させることによって屈折率
分布を形成した点に基本的な特徴がある。
発明の好ましい形態に従えば、透明な重合体の溶融液
からなる材料と、その屈折率が前記重合体と異なる透明
で拡散可能な非重合性の材料、あるいは、その屈折率が
前記重合体と異なる透明で拡散可能な非重合性の材料と
前記重合体の溶融液とを含む材料が用意され、上記一方
の材料を他方の材料の中心部乃至内部に注入し、屈折率
が透明な重合体と異なる拡散性の非重合性材料の周辺部
あるいは中心部に向けての拡散を生起させ、更に、溶融
押出と冷却によって径方向に屈折率分布を有する成形体
を得る。
また、本発明は、同心状に複数本の押出しノズルを多
重配置し、各ノズルに「透明な重合体の溶融液」、ある
いは、「その屈折率が前記透明な重合体と異なる透明で
拡散可能な非重合性の材料又は該透明で拡散可能な非重
合性の材料と透明な重合体とを含む材料」を供給し、こ
れら押出しノズルから出射された被出射物を各押出しノ
ズルの出射口から出射させ、前記透明で拡散可能な非重
合性の材料の周辺部又は中心部に向かう拡散を生起さ
せ、溶融状態での押出とそれに続く冷却とを行なうよう
にしたプラスチック光伝送体製造方法を提供する。
使用する重合体や透明で拡散可能な非重合性の材料の
種類や組成を選択し、また、拡散を行なう条件を変える
ことを通して、屈折率分布が所望のものに制御されたプ
ラスチック光伝送体が押出溶融成形によって連続製造さ
れる。
また、透明で拡散可能な材料として非重合性のものを
採用するため、透明性が特に優れたプラスチック光伝送
体を得ることが出来る。
透明な重合体の具体例としては、ポリメチルメタクリ
レート、ポリエチルメタクリレート、ポリ4−メチルシ
クロヘキシルメタアクリレート、ポリパーフルオロメタ
クリレート、ポリシクロヘキシルメタクリレート、ポリ
2、2、2−トリフルオロエチルメタアクリレート、ポ
リフルフリルメタアクリレート、ポリ1−フェニルエチ
ルメタアクリレート、ポリ1−フェニルシクロヘキシル
メタクリレート、ポリベンジルメタクリレート、ポリフ
ェニルメタクリレート、ポリスチレン、エチレン/酢酸
ビニルコポリマー、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビ
ニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアセター
ル、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル及び前記化合物
を主成分としそれと共重合可能な成分とのコポリマー等
を挙げることが出来る。
特に、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタク
リレート、ポリシロキシルメタクリレート、ポリスチレ
ン類、及び前記化合物を主成分としそれと共重合可能な
成分とのコポリマーが良い。これらの重合体の代表的な
ものについてその屈折率を下記の表1に示す。
透明で拡散可能な非重合性の材料としては、同時に使
用する透明な溶融重合体中を拡散する能力を有している
ことが最も重要であり、その沸点が溶融成形を行う温度
より高く、屈折率が重合体と異なるものであれば、いか
なるものを使用しても良い。
高い透明性を付与するという観点から、非重合性化合
物、例えばフタル酸系のエステル化合物、安息香酸系の
エステル化合物、ベンゼン系の化合物、ナフタレン系の
化合物などが使用される。更に、これら化合物は単独、
混合物のいずれで使用されても良いが、非重合性材料の
利点を生かす上で透明性に影響しないことに配慮するこ
とが望ましい。
混合物を用いた場合には、より厳密な屈折率の制御が
可能となる。これら透明で拡散可能な材料として代表的
な化合物の例について、表2にその屈折率を示す。
使用可能な透明で拡散可能な材料は、表2に記載した
ものに限らない。
例えば無水安息香酸(BA;分子量226、沸点360℃)、
フタル酸ジフェニル(DPP;分子量318)や安息香酸フェ
ニル(PB;分子量198、沸点298℃)等が非重合性高屈折
率低分子量化合物として使用出来る。
重合体を得る為の、単量体の重合法としては、ラジカ
ル重合触媒による熱重合法や光重合触媒による光重合法
によって行うのが良い。その際、従来より公知の重合開
始剤、重合促進剤、光増感剤を添加併用することは有効
な手段である。また、成形時の粘度変化、熱重合を防止
するために、従来公知の連鎖移動剤を用いて分子量を制
御することが望ましい。
本発明の実施に当って、光伝送体に集光性を持たせる
為には、光伝送体の中心部の屈折率を周辺部のそれより
も高くすれば良く、逆に光発散性をもたせるためには、
中心部の屈折率を周辺部のそれよりも低くすれば良い。
従って、例えば拡散性材料として屈折率が重合体のそれ
より高いものを選び、これを重合体溶融液の中心部に注
入して所定時間拡散させれば、集光性の光伝送体が得ら
れ、また、拡散性材料として屈折率が重合体のそれより
低いものを選び、これを重合体溶融液の中心部に注入し
て所定時間拡散させれば、光発散性の光伝送体が得られ
る。
拡散性材料または該材料と透明重合体溶融液を含む材
料の中心部に重合体溶融液を注入する場合には、上記の
関係は逆になる。
拡散の条件、特に拡散の時間、温度等を調節して、屈
折率が連続的に変化する領域の拡がりを変えることが出
来る。一般的には、拡散時間を短くするほど屈折率が連
続的に変化する領域は狭まり、相対的に急俊な屈折率勾
配を与えることができ、拡散時間を長くすればその領域
は拡がり、相対的に緩やかな屈折率勾配が実現される。
また、温度によって拡散速度が変わり、同時間の拡散
でも異なった屈折率分布が得られる。SI型光ファイバの
ように急俊な屈折変化領域を有するプラスチック光伝送
体に本発明を適用した場合には、その屈折率変化が拡散
によって形成されるものであるが故に、急俊ではあって
も滑らかな連続的な変化を示すものとなる。このこと
は、屈折率の不連続な変化に起因した光散乱損失を低減
させる上で極めて有意義である。
更に、各出射口が上流側から下流側に順次位置するよ
う同心状に多重配置された2本叉は3本の押出しノズル
を用いて、各ノズルに所定の屈折率を有する透明重合体
溶融液、透明で拡散可能な材料又は該拡散可能な材料と
屈折率の異なる透明な重合体溶融液とを含む材料を選択
的に供給し、これら被供給物が出射され最下流側の出射
口に至るまでに前記透明で拡散可能な材料の中心部ある
いは周辺部に向けての拡散を生起させ、更に、溶融状態
での押出とこれに続く冷却によって、より大きな自由度
をもってプラスチック光伝送体に連続的な屈折率の変化
を与えることが出来る。
例えば、前記3本の押出しノズルに供給される被供給
物の屈折率を内側から順にn0、n1、n2とした時に、n0>
n1>n2となるように材料を選択して所定時間の拡散を行
なって光伝送体を押出溶融成形すれば、中心部から周辺
部にかけて屈折率が連続的に低下するGI形構造をプラス
チック光伝送体において実現することが出来る。
これとは逆に、n0<n1<n2とすれば、中心部から周辺
部にかけて屈折率が連続的に増大するGI形構造が得られ
る。
更に別の例としては、ノズルに供給される被供給物の
屈折率を内側から順にn0>n1<n2となるように材料を選
択して、比較的短時間の拡散を行なって光伝送体を溶融
成形すれば、コアとクラッドの間により低い屈折率を持
つ中間領域を有する、いわゆるW形構造乃至これに近い
構造の光伝送体をプラスチック光伝送体において実現す
ることが出来る。このような構造の光伝送体において
は、材料分散と導波路分散とが互いに相殺する作用によ
って帯域特性の向上が図られる(詳しくは、大越孝敬編
著「光ファイバの基礎」;第1版第1刷、p.150−p.15
4、7・2の項参照)。この場合にも、前述したよう
に、屈折率変化は急俊であっても滑らかであるから、境
界領域における光散乱損失を大幅に低減出来ることは云
うまでもない。
このように、3本のノズルを用いる場合にも、各ノズ
ルに供給する材料の種類や濃度を選択制御することを通
してn0、n1、n2の値を調節すると共に、拡散の諸条件を
選択制御することによって、種々の屈折率分布を持った
優れた特性のプラスチック光伝送体を得ることが出来
る。
本発明の製造方法に使用する装置の1例を示すと図1
のようになる。先ず、透明な重合体溶融液の中心部に屈
折率が前記透明な重合体と異なる透明で拡散可能な材料
を注入する場合について説明する。
初めに、単量体を単独で重合させ、得られた重合体A
をシリンダ1内に送り込み図示しないヒーター等の加熱
手段で加熱し、材料及び圧力供給源(窒素ガス圧源、ポ
ンプまたはピストン等により材料を圧送する手段)2に
より圧力を加えノズル3からファイバー状に押出す。一
方、細管状のシリンダ4を経てノズル5から、前記材料
及び圧力供給源2からの圧力よりも小さくない圧力で透
明拡散材料Bを前記重合体Aの溶融液の中心部に注入す
れば、拡散性材料Bはノズル3の出射口に向かって流動
しつつ、中心部から周辺部へ向かって徐々に拡散を起こ
す。ノズル3の出射口から押し出された材料は、空冷さ
れニップローラー6を経て巻き取り器7に巻き取られ
る。
得られたファイバー状の成形物は、中心軸付近から周
辺部にかけて連続的に拡散した物質の濃度が低下する分
布を持っており、これに対応して集光性(材料Bの屈折
率nB>重合体Aの屈折率nAの場合)あるいは光発散性
(nA>nBの場合)を有するプラスチック光伝送体とな
る。
各ノズルから押出し圧力や両ノズル出射口間の距離d
を適当に選びあるいは変化させることによって、拡散の
途中で光伝送体を溶融状態で押し出して成形し、拡散領
域すなわち屈折率が連続的に変化する領域を狭くとるこ
とも出来るし、また、十分に拡散が行われた後に冷却さ
れるようにして、広い範囲に亘って屈折率を連続的に変
化させることも出来る。
ノズル5(シリンダ4)に対する材料及び圧力供給源
についても、ノズル3(シリンダ1)と同様に、窒素ガ
ス圧源、ポンプまたはピストン等任意のものを利用して
良い。
また、ノズル5から注入する材料としては、1種類の
物質にとどまらず、数種類の拡散可能な化合物を混合し
たものや、周辺部を構成する単量体ゾル、およびポリマ
ーを溶かし込んだもの等を用いることも出来る。
上述の例とは逆に、ノズル5(シリンダ4)とノズル
3(シリンダ1)の役割を入れ替えて、後者から透明で
拡散可能な材料あるいは該材料を含む重合体溶融液Bを
押し出し、その中心部に前者から重合体溶融液Aを注入
するようにしても良い。この場合には、拡散性物質の拡
散は、周辺部から中心部に向かって起こる。両者の屈折
率の大小関係に対応して、逆勾配の屈折率分布が得られ
ることや、押出し圧力、距離d等によって屈折率連続変
化領域の拡がりを制御出来ることは、上述の場合と同様
である。
図1に示した装置では、多重配置された2本のノズル
を用いたが、図5に示したように、これを3本にして、
各ノズル5、3、8に所定の屈折率を有する透明重合体
溶融液、透明で拡散可能な材料又は該材料を含有した該
材料とは屈折率の異なる透明な重合体溶融液のうちのい
ずれかを供給し、これら被供給物が出射され最下流側の
ノズル8の出射口に至る間、前記拡散可能な材料を中心
部あるいは周辺部に向けて拡散させ、図1の場合と同様
に押出溶融成形することによって、プラスチック光伝送
体に種々の連続的な屈折率の変化を与えることが出来
る。
例えば、前記3本の押出しノズル5、3、8に供給さ
れる材料の屈折率を内側から(中心軸から周辺に向かっ
て)順にn5、n3、n8、とした時、n5>n3>n8となるよう
に材料を選択して所定時間の拡散を行って光伝送体を押
出溶融成形すれば、中心部から周辺部にかけて、徐々に
屈折率が低下するGI形の構造となり、逆にn5<n3<n8と
して同様の拡散、溶融を行えば中心部から周辺部にかけ
て、徐々に屈折率が増大するGI形構造の素子が得られ
る。
また、前記3本の押出しノズル5、3、8に供給され
る材料の屈折率を内側からn5>n8>n3となるように材料
を選択し、距離d′やd″を短くするか、材料の流動速
度を大きくするかして拡散を行ないつつ光伝送体を押出
溶融成形すれば(即ち、拡散の途中で溶融押出しとそれ
に続く冷却を行なえば)、コアとクラッドの間により低
い屈折率を持つ中間領域を有し、帯域特性が改善され
た、いわゆるW形構造の光伝送体をプラスチック光伝送
体において実現することが出来る。
実際に前述の関係、n5>n8>n3を得るには、3本のノ
ズルに内側から順に、例えば、メチルメタクリレートを
重合して得られたポリマー、該ポリマーに比較的多量
(例えば、60wt%の割合)のフタル酸ジオクチルを含ま
せたもの、同じく該ポリマーに比較的少量(例えば30wt
%の割合)のフタル酸ジオクチルを含ませたもの、をそ
れぞれ供給すれば良い。
また、同様のやり方で、多様な屈折率分布(プロファ
イル)を持ったプラスチックファイバ、プラスチックレ
ンズ等の光学素子を簡単に作ることが出来る。
ノズルの本数が何本であっても、各ノズルに供給する
重合体や拡散性材料の種類や組成(例えば、重合体溶融
液に対する拡散性物質の含有濃度)を選択制御すれば、
各材料の屈折率を所定の値とすることが出来る。
また、拡散を行なう諸条件を変えることを通して、屈
折率分布が所望のものに制御されたプラスチック光伝送
体を作ることが出来る。
図面の簡単な説明 図1は、本発明のポリマー光伝送体の製造を実施する
ための装置の1例を示す模式図。
図2は、MMA重合体溶融液の中心部に拡散可能な材料
(フタル酸ベンジル−n−ブチル)を注入して製造され
た直径1ミリの光伝送体が有する屈折率分布を表す線
図。
図3は、図2で示されている光伝送体の伝送損失を波
長の関数の形で描いたグラフ。
図4は、拡散可能な材料(フタル酸ベンジル−n−ブ
チル)の短時間拡散を行なって製造された直径1ミリの
光伝送体が有する屈折率分布を表す線図。
図5は、本発明のポリマー光伝送体の製造を実施する
為の装置の他の例を示す模式図。
発明を実施する為の最良の形態 −評価試料の調整と評価法− 各実施例において作製した屈折率分布型光学素子を、
通過するHe−Neレーザー光線のうねりから判定した光線
の周期(L)のほぼ1/4の長さとなるように研磨機を用
いて試料の両端面を長軸に垂直な平行平面に研磨し、結
像特性評価用の試料とした。この試料を用いて格子像を
結像させ、像の歪みを観察した。
また、カールツァイス社製インターファコ干渉顕微鏡
を用いて屈折率分布の測定を行なうと共に、カットバッ
ク法による光伝送損失測定及びパルス法による伝送帯域
測定を適宜行なった。
<実施例1> メチルメタクリレート(以下、MMAという)を単量体
として用い、これに重合開始剤としてベンゾイルパーオ
キサイド(以下、BPOという)を0.50wt%、連鎖移動剤
にノルマルブチルメルカプタン(以下、nBMという)を
0.2wt%を加え、75℃で24時間重合した。得られたポリ
マーの屈折率(n)は1.492であった。
これを、図1の光導波路紡糸装置のシリンダ1(内径
10mm、外径30mm)内に入れた。この状態で細管状のシリ
ンダ4のノズル5からは、窒素ガス圧力源を利用して、
5.05kg/cm2の圧力をかけて、フタル酸ベンジル−n−ブ
チルからなる屈折率1.540のフタル酸エステルを押出し
た。
この時、シリンダ4の出口(ノズル5)からノズル3
までの距離は、30mmであった。また、シリンダ内の温度
は185℃であった。直径1mmのノズル3から溶融紡出され
た光伝送体は、図2に示されるように中心軸部分から周
辺部にかけて屈折率が連続的に低下する形の屈折率分布
を有するものとなった。
インターファコ干渉顕微鏡により測定した、中心部と
周辺部との屈折率差は0.015であった。
また、この光伝送体を5.6ミリ(光線の蛇行周期Lの1
/4ピッチ)のところで切断し、その両端を研磨し、端面
に投影されている像を観察したところ、乱れの少ない倒
立実像が観察された。
また、この光伝送体の伝送損失をカットバック法で測
定したところ、図3に示したように、波長570nmのとこ
ろで最小値約90dB/kmを持つことが判った。
<実施例2> 実施例1と同じく、MMAを単量体として用い、これに
重合開始剤としてBPOを0.50wt%、連鎖移動剤にnBMを0.
2wt%を加え、75℃で24時間重合し、屈折率1.492のポリ
マーを得た。
これを、図1の光導波路紡糸装置のシリンダ1内に入
れた。この状態で、窒素ガス圧力源の代わりにピストン
を用いた以外は、実施例1と全く同じ材料、同じ条件で
ノズル3から光伝送体を溶融紡出した。得られた光伝送
体の特性の評価結果は実施例1の場合と変わらなかっ
た。
<実施例3> 実施例1と同じく、MMAを単量体として用い、これに
重合開始剤としてBPOを0.50wt%、連鎖移動剤にnBMを0.
2wt%を加え、75℃で24時間重合し、屈折率1.492のポリ
マーを得た。
これを、図1の光導波路紡糸装置のシリンダ1内に入
れた。この状態で、シリンダ4に重合したMMAを60wt%
含むフタル酸ベンジル−n−ブチル溶液を入れ、ノズル
5から押出した。この時ノズル5とノズル3の距離は、
30mmであり、シリンダ1内の温度は、220℃〜240℃であ
った。
この結果、得られた光伝送体の屈折率分布は、図2と
類似の、中心部から周辺部に向かって中心からの距離の
2乗に比例して徐々に屈折率が下がる形のものであっ
た。
また、伝送帯域測定を行なったところ、約300MHz・km
以上という非常に広い伝送帯域を有していることが確認
された。これは市販されているステップインデックス
(段階屈折型)の光ファイバーに比べて約60倍に相当す
る値である。
<実施例4> 実施例1と同じく、MMAを単量体として用い、これに
重合開始剤としてBPOを0.50wt%、連鎖移動剤にnBMを0.
2wt%を加え、75℃で24時間重合し、屈折率1.492のポリ
マーを得た。
これを、内径10mm、外径20mmとした図1のシリンダ1
内に入れ、一方、細管4には重合したMMAを60%含むフ
タル酸ベンジル−n−ブチル溶液(屈折率1.5315)を注
入し、ノズル5から押出した。シリンダ1内温度は185
℃とした。
ここで、フタル酸ベンジル−n−ブチルの拡散係数は
約5×10-6cm2/secなので、前述したように、屈折率分
布が中心部分まで形成されるには少なくとも54秒程度の
時間が必要である。
この実施例では、屈折率連続変化領域を狭い範囲に限
定することを試みる為に、両ノズル間距離をd=5mmと
短くとり、約25秒間だけ拡散させて溶融紡糸して光伝送
体を得た。
この光伝送体の屈折率分布は、図4に示されたように
コア領域とクラッド領域の界面領域が急俊な屈折率連続
変化領域で形成される、ステップインデックス型に近い
ものとなった。
コア領域とクラッド領域の界面領域が急俊ではあるが
連続して滑らかに屈折率の変化する領域となり、純粋な
ステップインデックス型にならないのは、短時間ではあ
るが、拡散を行なっているからである。そして、前述し
たように、このことによってコア−クラッド境界領域に
おける光散乱損失が大幅に低減されることになる。実
際、得られたSI型のプラスチック光伝送体の光伝送損失
をスペクトルアナライザーを使って測定したところ,波
長650nmで110dB/kmと低い値を示した。
<実施例5> 実施例1と同じく、MMAを単量体として用い、これに
重合開始剤としてBPOを0.50wt%、連鎖移動剤にnBMを0.
2wt%を加え、75℃で24時間重合し、屈折率1.492のポリ
マーを得た。
これを図5に示されるような、光導波路紡糸装置のシ
リンダ9(内径10mm、外径20mm)に送り込む一方、この
MMAの重合体を70wt%の割合で含むフタル酸ベンジル−
n−ブチル溶液(屈折率1.509)をシリンダ4(内径5m
m、外径10mm)に送り、ノズル3から押し出した。
更にこれと同時に、最も内側のシリンダ10には、この
MMAの重合体を50wt%の割合で含むフタル酸ベンジル−
n−ブチル溶液(屈折率1.5315)を送って、ノズル5か
ら押し出した。この時シリンダ9内温度は200℃とし、
各ノズル間距離は、d′=d″=15mmとした。
フタル酸ベンジル−n−ブチルの拡散係数はほぼ5×
10-6cm2/secなので、フィックの拡散方程式を誤差関数
を使って解析すると、ほぼ20秒で最低限の屈折率分布が
中心部分まで一応形成されることになる。そこで、ノズ
ル8から外径1mmで溶融紡糸するまでに十分な屈折率分
布が得られる実際的な拡散時間値と思われる約3分間の
時間をかけて得られた光伝送体の屈折率分布は、屈折率
が中心部から周辺部に向かって徐々に低下するものであ
った。中心部と周辺部との屈折率差は、約0.018であっ
た。
また、伝送帯域を測定したところ、約100MHz・kmとい
う値を示した。これは市販されているステップインデッ
クス(段階屈折型)の光ファイバーに比べて約20倍に相
当する値である。
<実施例6> MMA80wt%とジフェニルスルフィド(以下、DPSと言
う。)20wt%の混合液に対し、重合開始剤としてBPOを
0.50wt%、連鎖移動剤としてnBMを0.2wt%を加え、75℃
で24時間重合した。これを100℃で24時間加熱処理した
ものを被供給物Cとした。
また、MMA80wt%とフタル酸ジメチル(DMP)20wt%の
混合液に対して上記被供給物Cの場合と同様の重合及び
熱処理を行なったものを被供給物Dとした。
更に、MMA80wt%とジフェニルエーテル(DPE)20wt%
を混合したものを単量体として用い、これに対して上記
被供給物Cの場合と同様の重合及び熱処理を行なったも
のを被供給物Eとした。
そして、被供給物Eを、図5に示した配置における最
外側のシリンダ9(内径10mm、外径20mm)に送り込む一
方、被供給物Dを中間に位置したシリンダ4(内径5m
m、外径10mm)に供給すると共に、最内側の細管状のシ
リンダ10には、被供給物Cを送り込み、各ノズル5、3
及び8から材料の押し出しを行なった。
シリンダ9内の温度は200℃とし、軸方向の各ノズル
間間隔は、d'=d"=15mmとした。
最先端のノズル8から外径1mmで溶融紡糸させる迄に
約3分間拡散させたところ、最内側の細管状シリンダ10
から供給された被供給物C中に含まれているDPSは外側
に向かって拡散し、中間位置に配置されたシリンダ4か
ら供給された被供給物D中に含まれているDMPは外側及
び内側の双方に向かって拡散し、最外側のシリンダ9か
ら供給された被供給物E中に含まれているDPEは、内側
に向かって拡散する現象が生じ、W形構造の光伝送体が
作製された。
即ち、供給物Cに含有されるDPS、供給物Dに含有さ
れるDPMの屈折率は各々1.633、1.502であり、被供給物
Eに含有されるDPEの屈折率は1.579であることに対応し
て、中心部では屈折率が最も高く、半径方向外側に向か
って一旦滑らかに屈折率が低下し、その後周辺部に向か
って滑らかに屈折率が上昇するW形の屈折率プロファイ
ルが得られることが確認された。なお、屈折率の最大値
と最小値の差は、約0.02であった。
本実施例においては、多重配置されるノズル付きシリ
ンダを3本として、その各々に拡散性の材料を含有した
材料を供給したが、発明の開示の欄に記されているよう
に、シリンダの本数を2本として、各ノズルに屈折率の
異なる拡散性物質含有材料を供給し、本実施例と同様に
押し出しを実行する方法も考えられる。
例えば、本実施例における被供給物Cと同じ材料を内
側(叉は外側)シリンダに供給し、被供給物Dと同じ材
料を外(叉は内側)シリンダに供給する方法は、本実施
例における最外側シリンダ9及び該シリンダへの被供給
物Eの供給を省略したものに他ならないから、上記確認
されたDPSとDMPの相互拡散による屈折率分布形成作用に
照らして、半径方向外側に向かって滑らかに変化する単
調増加(叉は減少)関数状の屈折率プロファイルが得ら
れることは明らかである。
<実施例7> MMA50wt%とBzMA50wt%の混合液に対し、重合開始剤
としてBPOを0.5wt%、連鎖移動剤としてnBMを0.2wt%加
え、75℃で24時間重合した。これを100℃で24時間熱処
理したものを被供給物Fとした。
この被供給物Fを70wt%、フタル酸ジオクチル(屈折
率1.486、沸点384℃)を30wt%含む透明な混合物を内径
10mm、外径30mmとした図1のシリンダ1内に送り込ん
だ。
一方、シリンダ4には被供給物Fを入れ、ノズル5か
ら押出した。この時の両ノズル間距離d=30mmとし、シ
リンダ1内の温度は、200℃とした。
ノズル3から外径1mmで溶融紡糸させるまでに約10分
間拡散させたところ、得られた光伝送体は、図2と同様
の屈折率分布を有していた。
中心部と周辺部の屈折率差は、約0.01であった。
<実施例8> MMA80wt%とベンジルメタクリレート(BzMA)20wt%
を混合したものを単量体として用い、これに重合開始剤
としてBPOを0.50wt%、連鎖移動剤としてnBMを0.2wt%
を加え、75℃で24時間重合した。得られた共重合体の屈
折率は1.508であった。
これを図1のシリンダ1(内径10mm,外径30mm)に送
り込み、一方、細管4には重合した共重合体を60%含む
ジフェニルエーテル溶液(屈折率1.537)を注入し、ピ
ストンを用いて押出した。ノズル3とノズル5の間の距
離は、30mmとし、シリンダ1内温度は185℃とした。
ノズル3から外径1mmで溶融紡糸するまでに約10分間
拡散させて得られた光伝送体の屈折率分布は、図2に示
したものと同様であった。中心部と周辺部との屈折率差
は、約0.011であった。
また、伝送帯域を測定したところ、約220MHz・kmとい
う大きな値を示した。
<実施例9> 実施例8と同様に、MMA80wt%とベンジルメタクリレ
ート(BzMA)20wt%を混合したものを単量体として用
い、これに重合開始剤としてBPOを0.50wt%、連鎖移動
剤としてnBMを0.2wt%を加え、75℃で24時間重合して屈
折率が1.508の共重合体を得た。
まず、MMAの重合体を70wt%、フタル酸ジオクチルを3
0wt%の割合で含む透明な混合物を図1のシリンダ1
(内径10mm,外径30mm)に送り込み、一方、シリンダ4
には上記のMMAとBzMAとの共重合体を注入し、ノズル5
から押し出した。ノズル3とノズル5の間の距離は、30
mmとし、シリンダ1内温度は200℃とした。
ノズル3から外径1mmで溶融紡糸するまでに約10分間
拡散させて得られた光伝送体の屈折率分布は、図4に示
したものと同様に、コアとクラッドの界面がステップ型
のものに比べて滑らかなプロファイルを呈するものであ
った。中心部と周辺部との屈折率差は、約0.016であっ
た。
産業上の利用性 本発明の製造方法により、従来の屈折率分布型プラス
チック光伝送体では困難であった高精度の屈折率分布の
制御が可能となり、また、多様な屈折率分布が重合性材
料と拡散可能な材料の組み合わせ、あるいは両者の含有
比、あるいは材料注入条件(圧力、温度、拡散時間等)
を選択、制御するだけで可能となった。
従って、集光性、光発散性等を問わず各種のプラスチ
ック製光学素子を高精度で作ることが出来る。
また、本発明の方法は、基本的には紡糸法と同様の製
造工程であり、連続的な製造が可能なので、長尺の光伝
送体であっても効率的に製造することが可能であり、こ
の面から見た利点も大きい。
更にまた、基本的に1種類のポリマーをベースとして
構成され、拡散可能な材料として非重合性のものを採用
したため、透明性の高い光伝送体を得ることが出来る。
高い透明性が得られる。
この透明性向上の効果は、本発明が拡散によって屈折
率分布を形成するものであることによって更に高められ
ている。すなわち、拡散現象を利用するので屈折率分布
の局所的ゆらぎが小さく、プロファイル曲線が一般に滑
らかであり、また、SI型光ファイバにおけるコア−クラ
ッド境界領域等におけるプロファイルも急俊ではあるが
連続的かつ滑らかなものとなる為に不連続な屈折率変化
に起因する光散乱損失が大幅に抑えられるという効果が
ある。
この様な優れた光学的特性は、屈折率分布の正確な制
御と相俟って、なかんずく光通信分野において重要な広
帯域、低損失の特性を有する各種プラスチック製光伝送
体を製造する上で特に大きな意義がある。
本発明は、屈折率分布型ポリマー光ファイバー、屈折
率分布型導波路、屈折率分布型ロッドレンズ、シングル
モードポリマー光ファイバー、光機能性を有するポリマ
ー光ファイバー等の多岐にわたるプラスチック光伝送体
とその製造方法に適用可能なものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−33104(JP,A) 特開 平1−164904(JP,A) 特開 平4−52603(JP,A) 特開 平1−265207(JP,A) 二瓶 栄輔・小池 康博,低損失屈折 率分布型光学ポリマー材料の形成機構と その透明性,平成4年度高分子学会予稿 集,日本,(社)高分子学会,1992年 5月11日,Vol.41,No.3,p. 799 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 - 6/02 G02B 6/10 G02B 6/16 - 6/22 G02B 6/44

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】径方向に屈折率分布を持つプラスチック光
    伝送体の製造方法であって; 透明な重合体の溶融液からなる第1の材料と、 その屈折率が前記重合体と異なる透明で拡散可能な非重
    合性の材料、あるいは、その屈折率が前記重合体と異な
    る透明で拡散可能な非重合性の材料と前記重合体の溶融
    液とを含む少なくとも1種類の材料とを、前記第1の材
    料及び前記少なくとも1種類の材料が互いに同心状の流
    れを形成するような関係で共存させ、 前記拡散可能な材料を所定時間前記流れの径方向に拡散
    させることによって屈折率分布を形成する、前記プラス
    チック光伝送体の製造方法。
  2. 【請求項2】透明な重合体を溶融し、 該溶融液の中心部に、屈折率が前記透明な重合体と異な
    る透明で拡散可能な材料又は該透明で拡散可能な非重合
    性の材料と透明な重合体とを含む材料を注入し、 該透明で拡散可能な非重合性の材料を周辺部に向かって
    拡散させることによって屈折率が連続的に変化する領域
    を生成し、更に、溶融状態での押出と冷却により、屈折
    率が連続的に変化する領域を有するプラスチック光伝送
    体を得るようにしたプラスチック光伝送体の製造方法。
  3. 【請求項3】透明な重合体溶融液を第1の押出ノズルに
    供給し、 屈折率が前記透明な重合体と異なる透明で拡散可能な非
    重合性の材料又は該透明で拡散可能な非重合性の材料と
    透明な重合体とを含む材料を、その出射口が前記第1の
    押出しノズルの出射口の手前内側に位置した第2の押出
    しノズルに供給し、 該第2の押出しノズルから出射された前記透明で拡散可
    能な非重合性の材料または該透明で拡散可能な非重合性
    の材料と透明な重合体とを含む前記材料が第1の押出し
    ノズルの出射口に至る間に該透明で拡散可能な非重合性
    の材料の周辺部に向けての拡散を生起させ、 更に、前記第1の押出しノズルからの溶融押出と、冷却
    によって屈折率が連続的に変化する領域を有するプラス
    チック光伝送体を得るようにしたプラスチック光伝送体
    の製造方法。
  4. 【請求項4】透明な重合体の溶融液と透明で拡散可能な
    材料とからなる材料の中心部に、 屈折率が前記透明な重合体の溶融液と透明で拡散可能な
    非重合性の材料とを含む材料とは異なる透明な溶融重合
    体を注入し、 該透明で拡散可能な非重合性の材料を周辺部から中心部
    に向かって拡散させることによって屈折率が連続的に変
    化する領域を生成し、 更に、溶融状態での押出と冷却により、屈折率が連続的
    に変化する領域を有するプラスチック光伝送体を得るよ
    うにしたプラスチック光伝送体の製造方法。
  5. 【請求項5】透明で拡散可能な非重合性の材料又は該透
    明で拡散可能な非重合性の材料と透明な重合体とを含む
    材料を第1の押出しノズルに供給し、 屈折率が前記透明で拡散可能な非重合性の材料と異なる
    透明な重合体溶融液を、その出射口が前記第1の押出し
    ノズルの出射口の手前内側に位置した第2の押出しノズ
    ルに供給し、 該第2の押出しノズルから出射された前記透明な重合体
    が第1の押出しノズルの出射口に至る間に該透明で拡散
    可能な非重合性の材料の周辺部から中心部に向けての拡
    散を生起させ、 更に、前記第1の押出しノズルからの溶融押出と、冷却
    によって屈折率が連続的に変化する領域を有するプラス
    チック光伝送体を得るようにしたプラスチック光伝送体
    の製造方法。
  6. 【請求項6】前記屈折率が連続的に変化する領域が、コ
    アとクラッドの界面領域を形成することを特徴とする請
    求項3から請求項5のいずれか1項に記載のプラスチッ
    ク光伝送体の製造方法。
  7. 【請求項7】同心状に、複数本の押出しノズルを多重配
    置し、 各ノズルに、透明な重合体の溶融液か、屈折率が前記透
    明な重合体と異なる透明で拡散可能な非重合性の材料
    か、あるいは、透明で拡散可能な材料と透明な重合体と
    を含む材料、をそれぞれ供給してこれら押出しノズルか
    ら各材料を出射させることにより前記透明で拡散可能な
    非重合性の材料の径方向移動を伴う拡散を生起させるこ
    と、及び、 前記押出しノズルから出射された前記各材料を冷却する
    ことを含む、プラスチック光伝送体の製造方法。
  8. 【請求項8】前記複数本の押出しノズルに供給される被
    供給物の屈折率が相互に異なることを特徴とする請求項
    7に記載のプラスチック光伝送体の製造方法。
JP50610694A 1992-08-17 1993-08-16 プラスチック光伝送体の製造方法 Expired - Lifetime JP3471015B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-238811 1992-08-17
JP23881192 1992-08-17
PCT/JP1993/001148 WO1994004949A1 (en) 1992-08-17 1993-08-16 Method of manufacturing plastic light transmitters

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3471015B2 true JP3471015B2 (ja) 2003-11-25

Family

ID=17035643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50610694A Expired - Lifetime JP3471015B2 (ja) 1992-08-17 1993-08-16 プラスチック光伝送体の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5593621A (ja)
EP (1) EP0615141B1 (ja)
JP (1) JP3471015B2 (ja)
DE (1) DE69331093T2 (ja)
WO (1) WO1994004949A1 (ja)

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996036478A1 (en) * 1995-05-15 1996-11-21 Akzo Nobel N.V. Method of making graded index polymeric optical fibres
US6106745A (en) * 1995-11-30 2000-08-22 Akzo Nobel Nv Method of making graded index polymeric optical fibers
US5846456A (en) * 1996-01-17 1998-12-08 National Science Council Method of making gradient index optical element
US6267915B1 (en) * 1996-09-12 2001-07-31 University Of Florida Production method for objects with radially-varying properties
JPH10253839A (ja) * 1997-03-07 1998-09-25 Sumitomo Wiring Syst Ltd 屈折率分布型プラスチック光ファイバの製造方法および製造装置
JPH10253840A (ja) * 1997-03-07 1998-09-25 Sumitomo Wiring Syst Ltd 屈折率分布型プラスチック光ファイバの製造方法および製造装置
US5827611A (en) * 1997-03-10 1998-10-27 Hoechst Celanese Corp Multilayered thermoplastic article with special properties
US6086999A (en) * 1997-06-12 2000-07-11 Boston Optical Fiber, Inc. Method for producing a graded index plastic optical material
US5935491A (en) * 1997-09-15 1999-08-10 University Of Massachusettes Gradient-index polymer rods and fibers
US6776932B1 (en) * 1998-06-12 2004-08-17 Getronics Wang Co. Llc Polymeric optical articles
US6519401B1 (en) 1998-10-28 2003-02-11 3M Innovative Properties Company Light fibers and methods for producing the same
JP4740431B2 (ja) * 1998-10-28 2011-08-03 スリーエム カンパニー 光ファイバ及びその製造方法
US6136234A (en) * 1998-11-30 2000-10-24 National Science Council Process for fabricating a gradient refractive-index plastic rod using centrifugal diffusing polymerization method
JP3387061B2 (ja) * 1999-03-24 2003-03-17 サムソン・エレクトロニクス・カンパニー・リミテッド 特性が半径方向に変わる物質とその製造装置及び調製方法
US6254808B1 (en) 1999-05-27 2001-07-03 Lucent Technologies Inc. Process for fabricating plastic optical fiber
FR2795997B1 (fr) 1999-07-05 2001-10-19 Cit Alcatel Procede de fabrication d'une fibre optique plastique a gradient d'indice
US6265018B1 (en) * 1999-08-31 2001-07-24 Lucent Technologies Inc. Fabricating graded index plastic optical fibers
US6602448B1 (en) 1999-12-14 2003-08-05 Getronicswang Co., Llc Graded plastic optical element and method for producing thereof
KR100359907B1 (ko) 2000-01-11 2002-11-07 삼성전자 주식회사 플라스틱 광섬유용 모재의 제조방법 및 그 플라스틱광섬유용 모재
CN1444520A (zh) * 2000-04-12 2003-09-24 纳诺博蒂克斯公司 用于生产塑料透光介质的方法和装置
WO2002019034A1 (fr) 2000-08-29 2002-03-07 Jsr Corporation Composition possedant un indice de refraction sensiblement modifiable par rayonnement et procede pour former un motif d'indice de refraction
AU2258302A (en) 2000-12-11 2002-06-24 Jsr Corp Radiation-sensitive composition changing in refractive index and method of changing refractive index
AU2002239613A1 (en) * 2000-12-14 2002-07-24 University Of Florida Method for fabrication of plastic fiber optic blocks and large flat panel displays
US6527986B2 (en) 2001-02-07 2003-03-04 Fitel Usa Corp. Extrusion process for fabricating plastic optical fiber
CA2406219A1 (en) 2001-02-19 2002-10-15 Jsr Corporation Radiation sensitive refractive index changing composition
WO2002072705A1 (fr) 2001-03-13 2002-09-19 Jsr Corporation Composition radiosensible changeant d'indice de refraction et utilisation associee
DE60215079T2 (de) * 2001-07-18 2007-04-26 Samsung Electronics Co., Ltd., Suwon Höhlungvermeidender Reaktor und Verfahren zur Herstellung eines Halbzeuges für optische Fasern in einem solchen Reaktor
US20040113298A1 (en) * 2001-07-18 2004-06-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for fabricating a preform for plastic optical fiber
ATE278199T1 (de) * 2001-07-18 2004-10-15 Asahi Glass Co Ltd Optische kunststofffaser und ihr herstellungsprozess
US20040113297A1 (en) * 2001-07-18 2004-06-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for fabricating a preform for plastic optical fiber
DE10162360A1 (de) * 2001-12-18 2003-07-03 Roehm Gmbh Beleuchtbare Vorrichtung
JP2003185820A (ja) 2001-12-21 2003-07-03 Jsr Corp 感放射線性屈折率変化性組成物および屈折率変化法
JP2005516791A (ja) * 2001-12-31 2005-06-09 ジェネラル・コンポーネンツ・インコーポレイテッド 光ファイバー製造システムおよびそのためのクロスヘッドダイ
DE10214533B4 (de) * 2002-04-02 2004-11-25 Deutsche Telekom Ag Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen einer optischen Polymerfaser
US20030190130A1 (en) * 2002-04-05 2003-10-09 Paradigm Optics, Inc. Multiple optical pathway fiber optic cable
FR2855188B1 (fr) * 2002-08-30 2005-08-19 Nexans Procede de fabrication d'une fibre optique plastique a gradient d'indice et dispositif de formation de preforme pour la mise en oeuvre d'un tel procede
US20050157999A1 (en) * 2002-12-27 2005-07-21 Zhen Zhen Graded index polymer optical fiber and a method of making the same
US20050062181A1 (en) * 2003-02-10 2005-03-24 Walker James K. Method and apparatus for manufacturing plastic optical transmission medium
JP4217886B2 (ja) 2003-06-25 2009-02-04 Jsr株式会社 感放射線性屈折率変化性組成物、パターン形成法および光学材料
KR20050050801A (ko) * 2003-11-26 2005-06-01 삼성전자주식회사 플라스틱 광섬유 제조장치 및 그 제조방법
US7708688B2 (en) * 2004-03-15 2010-05-04 Paradigm Optics, Incorporated Polymer endoscopic shaft
KR100586362B1 (ko) * 2004-11-25 2006-06-08 삼성전자주식회사 순차적 자외광 중합을 이용한 플라스틱 광섬유용 모재의제조장치 및 방법
JP2006208551A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Fuji Photo Film Co Ltd プラスチック光ファイバ素線の製造方法およびその製造設備
US9151888B2 (en) 2010-08-27 2015-10-06 Sumitomo Bakelite Co., Ltd. Optical waveguide and electronic device
DE102012106289B4 (de) 2012-07-12 2016-10-27 Schott Ag Stablinse und Verfahren zu ihrer Herstellung
DE102013009169B4 (de) 2013-05-28 2016-05-12 Freundes- und Förderkreis des Institutes für Textiltechnik der RWTH Aachen e.V. Verfahren zum Schmelzspinnen einer über ihren Querschnitt variierenden Faser sowie ihre Verwendung
US10126492B2 (en) 2013-09-30 2018-11-13 Kuraray Co., Ltd. Plastic image fiber and method for fabrication of same
US11009662B2 (en) * 2017-09-05 2021-05-18 Facebook Technologies, Llc Manufacturing a graded index profile for waveguide display applications

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3819782A (en) * 1969-09-17 1974-06-25 Nippon Selfoc Co Ltd Process for producing a light-conducting structure
US3718383A (en) * 1971-04-19 1973-02-27 Eastman Kodak Co Plastic optical element having refractive index gradient
JPS525857B2 (ja) * 1972-10-23 1977-02-17
US3999834A (en) * 1973-08-14 1976-12-28 Kanebo, Ltd. Method for producing optical fibers and resulting fibers
EP0130838B1 (en) * 1983-07-02 1987-10-07 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Method and apparatus for producing light transmitting article of synthetic resin
NO853303L (no) * 1985-08-22 1987-02-23 Norsk Hydro As Preform med gradert brytningsindeks og fremgangsmaate for fremstilling av samme.
JP2762417B2 (ja) * 1988-04-15 1998-06-04 三菱レイヨン株式会社 光伝送体の製造方法
JPH0364704A (ja) * 1989-08-03 1991-03-20 Mitsubishi Rayon Co Ltd プラスチック光伝送体の製造方法
JPH0365904A (ja) * 1989-08-04 1991-03-20 Mitsubishi Rayon Co Ltd プラスチック光伝送体の製造法
WO1991005274A1 (en) * 1989-09-29 1991-04-18 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Refractive index distribution type plastic optical transfer member and its production method
JP2849646B2 (ja) * 1990-01-19 1999-01-20 三菱レイヨン プラスチッチ光ファイバ
FR2682969B1 (fr) * 1991-10-25 1993-12-03 Verre Fluore Sa Procede de fabrication en continu de fibres en materiau polymerisable, notamment de fibres optiques polymeres.
US5235660A (en) * 1992-07-10 1993-08-10 Peachtree Fiberoptics, Inc. Graded polymer optical fibers and process for the manufacture thereof

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
二瓶 栄輔・小池 康博,低損失屈折率分布型光学ポリマー材料の形成機構とその透明性,平成4年度高分子学会予稿集,日本,(社)高分子学会,1992年 5月11日,Vol.41,No.3,p.799

Also Published As

Publication number Publication date
EP0615141B1 (en) 2001-11-07
US5593621A (en) 1997-01-14
EP0615141A4 (en) 1995-02-15
WO1994004949A1 (en) 1994-03-03
EP0615141A1 (en) 1994-09-14
DE69331093T2 (de) 2002-03-14
DE69331093D1 (de) 2001-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3471015B2 (ja) プラスチック光伝送体の製造方法
JP3437848B2 (ja) 屈折率分布型光ファイバ及びその製法
KR950001049B1 (ko) 굴절률 분포형 광전송 매질의 제조방법
US7135133B2 (en) Method and apparatus for manufacturing plastic optical transmission medium
WO2021173429A1 (en) Polymer optical fiber with tunable, hydrolytically stable overcladding
US4775590A (en) Optical fiber
JPH0727928A (ja) プラスチック光伝送体の製造方法
JPH10133036A (ja) マルチステップインデックス型プラスチック光ファイバ及びその製造方法
JP3258605B2 (ja) 多段階屈折率分布プラスチック光ファイバ
JP3576230B2 (ja) プラスチック光ファイバ
JP3762489B2 (ja) マルチステップインデックス型プラスチック光ファイバおよびその製造方法
KR100586362B1 (ko) 순차적 자외광 중합을 이용한 플라스틱 광섬유용 모재의제조장치 및 방법
JPH08334635A (ja) プラスチック光伝送体及びその製造方法
JPS62108208A (ja) プラスチツク光伝送体およびその製法
JPH08334605A (ja) プラスチック光伝送体の製造方法および溶融紡糸装置
JP2000193839A (ja) 屈折率分布型光ファイバ、光ファイバケ―ブル、プラグ付き光ファイバケ―ブル及び屈折率分布型光ファイバの製法
JPH075331A (ja) プラスチック光ファイバ母材の製造方法
JP2004094255A (ja) プラスチック光ファイバ用母材の製造方法
JPH08334604A (ja) プラスチック光伝送体及びその製造方法
JP2001124939A (ja) Gi型プラスチック光ファイバ用母材及び該母材から得たgi型プラスチック光ファイバ
JPH01164905A (ja) プラスチツク光フアイバおよびその製造法
JPH08146235A (ja) 高分子材料グレーデッドインデックスファイバの製法
JPH01155304A (ja) プラスチツク光フアイバおよびその製法
JPH08106016A (ja) プラスチック光ファイバーの製造方法
JPH08106014A (ja) プラスチック光ファイバーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term