JP4740431B2 - 光ファイバ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバに関し、さらに詳しく述べると、コアの長さ方向少なくとも一端から入射された光を、コアの周囲(すなわち、側面)に配置されたクラッドを通して出射させる、いわゆる側面出射型の光ファイバに関する。本発明はまた、このような側面出射型の光ファイバの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、蛍光灯のような放電管は、特定波長領域の可視光を発し、通常は照明の用途で用いられている。また、放電管がネオン管の場合には、いわゆるネオンサインの形で広告又は装飾等の表示の用途にも使用されている。
放電管は、電圧の印加によって発光可能である。このとき、放電管は熱を発することが一般的である。したがって、放電管は漏電及び発熱を考慮して使用される必要がある。そのため、放電管は、例えば水中での照明又は表示の用途に使用することは実質的に不可能となる。
【0003】
最近になって、上述のような照明又は表示を実現するため、光源を照明又は表示を行うべき場所(以下、「照明場所」又は「表示場所」とも記す)から遠隔に配置した発光装置が注目されている。このような発光装置は、光源とは隔離して配置した光ファイバを備えて、照明場所の近傍において所望の照明を行なったり、同様にして表示を行なったりしている。一般に、光ファイバは、中央部にはファイバの一端から入射した光をその他端に向かって伝送可能ないわゆるコアを備え、周縁部にはコアよりも低い屈折率を有するクラッドを備えている。
【0004】
光ファイバの中には、側面部から光を出射させることを可能にする側面出射型の光ファイバが知られている。このような光ファイバを図4を参照して説明すると、光ファイバ20は、典型的には米国特許第4,422,719号明細書に開示されているように、例えばアクリル系の樹脂からなるコア21と、例えばテフロン(商標)からなるクラッド22とを備えて可とう性を有している。また、クラッド22は、二酸化チタン粒子のような金属酸化物粒子からなる光散乱体25を均一に2〜10重量%含んでいる。また、特に特開平10−148725号公報には、50〜4000ppm の光散乱添加剤を少なくとも1種類含む溶融フルオロポリマーと、架橋可能なコア混合物との共押出しをもって形成される光ファイバが開示されている。さらに、国際公開(WO)第98/08024号公報には、白色又はその他の色の顔料を含んだ半透明のクラッドを溶融キャスティングによりコアの周囲に設けた光ファイバも開示されている。
【0005】
上述のように構成された光ファイバでは、その一端又は両端から入射した光を伝送させるときに、クラッドを介して光の一部を側面部から均一に外部に出射させることができる。また、側面部から外部への均一な出射を可能にするために、半透明の樹脂で覆われた1mm以上の直径を有するプラスチック光ファイバも、特開平5−341125号公報に開示されている。
【0006】
さらに、特開平10−142428号公報には、側面部からの光を特定の方向に出射させることを可能にした光照射ロッドも開示されている。この光照射ロッドは、コアとしての中央部の可とう性ロッド部材と、この可とう性ロッド部材の周縁部に取り付けられたコアよりも低い屈折率を有する透明なクラッド層とを備えていることが一般的である。また、コアとクラッド層との間には、光拡散反射性粒子を分散させた透光性の高分子からなる光拡散反射膜が、長手方向に沿って部分的に介在している。このような光照射ロッドでは、その一端から光が入射してその他端に伝送させるとき、その光の一部が光拡散反射膜により拡散反射されて、光拡散反射膜とコアとの密着面に対向して位置するロッド部材の外周面から出射されるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の光ファイバのなかで、上述した米国特許第4,422,719号明細書又は特開平10−148725号公報に開示されているクラッドは、所定量の光散乱体又は光散乱添加剤を含んでいるけれども厚さは制御していない。また、WO第98/08024号公報のクラッドも、顔料の量のみならず厚さも制御していない。
【0008】
また、特開平5−341125号公報のプラスチック光ファイバは、光を伝送させるコアに半透明の樹脂が直接接触した構造を有していないので、側面部から外部へ光を効率的に出射させることができない。
これらの光ファイバとは対照的に、特開平10−142428号公報の光照射ロッドは、側面部から外部へ光を効率的に出射させることができる。しかし、光の出射の方向は上述のように特定の方向のみに限定される。したがって、この光照射ロッドは、例えばネオン管のように大きい視野角でもって出射させることができない。
【0009】
そこで、本発明は、高い輝度を有する光を大きい視野角をもって出射させることができる側面出射型の光ファイバと、それを簡便に製造することができる光ファイバの製造方法とを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上述の課題を解決するものとして、中央部のコアと、
前記コアの周囲に配置されたクラッドとを備える光ファイバであって、
前記クラッドが、
前記コアよりも低い屈折率を有するポリマーをバインダとして含む光拡散材料からなる光拡散部分を含む光拡散層であって、周方向に1〜300μmの肉厚をもって前記光拡散部分を前記コアと密着して設けたものと、
光透過性樹脂材料からなり、前記光拡散層と一体となるように成形された前記光拡散層を覆う保護層と、
を含んでいることを特徴とする光ファイバが提供される。ここで、保護層の光拡散材料は、0.01〜10重量%の量で光散乱体を含んでいることが好ましい。
【0011】
また、本発明によれば、中央部のコアと、前記コアの周囲に配置されたクラッドとを備える光ファイバを製造する方法であって、
前記クラッドを、前記コアよりも低い屈折率を有するポリマーをバインダとして含む光拡散材料と、光透過性樹脂材料との共押出成形により、
前記光拡散材料からなる光拡散部分を含む光拡散層であって、周方向に1〜300μmの肉厚をもって前記光拡散部分を前記コアと密着して設けたものと、
前記光透過性樹脂材料からなり、前記光拡散層と一体となっておりかつその光拡散層を覆う保護層と、
を含んでいるように成形することを特徴とする光ファイバの製造方法が提供される。ここで、光拡散材料には、0.01〜10重量%の量で光散乱体を含ませることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその典型的な実施の形態にしたがって説明する。なお、説明において参照する図面中、同一又は相当の部分には同一の符号を付することとする。
図1の斜視図には、本発明の一実施形態の光ファイバ10が示されている。この光ファイバ10は、その中央部のいわゆるコア1と、その周縁部の、コア1よりも低い屈折率を有するポリマーよりなるクラッド2とを基本的に備えている。
【0013】
コア1は、石英ガラス、光学ガラス又はポリマーのような光透過性材料から中実になって形成されて、1.4〜2.0の屈折率を有している。好適には、可とう性及び光伝送性の観点から、コアが通常1.4〜1.7、好ましくは約1.5の屈折率をもったポリマーからなっていることが好ましい。コアをポリマーから形成する場合、アクリル系ポリマー、ポリメチルペンテン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体等の、光透過性のポリマーが使用できる。また、コア自体に耐熱性を付与するために、ポリマーを架橋することができる。
【0014】
さらに具体的に説明すると、中実コアをアクリル系ポリマーから形成する場合、原料であるアクリル系モノマー(混合物又はモノマー単体)を以下に説明するようにコア前駆体の形で調製した後、クラッドの内部に注入し、重合開始温度まで加熱することによって有利に行うことができる。
コアの原料となるアクリルモノマーは、例えば、(i)ホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が0℃より高い(メタ)アクリレート(例えば、n−ブチルメタクリレート、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、フェニルメタクリレートなど)や、(ii)ホモポリマーのTgが0℃未満である(メタ)アクリレート(例えば、2−エチルヘキシルメタクリレート、エチルアクリレート、トリデシルメタクリレート、ドデシルメタクリレートなど)、あるいは(i)と(ii)の混合物を使用することができる。(i)と(ii)の混合物の場合、上記(i)の(メタ)アクリレート(H)と、上記(ii)の(メタ)アクリレート(L)の混合重量比率(H:L)は、通常15:85〜60:40の範囲である。また、架橋剤として、ジアリルフタレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート等の多官能性モノマーを上記混合物に添加することもできる。
【0015】
上記のようにして形成されたアクリル系コアは、コアの長さ方向一端から他端まで均一な重合体とすることができ、良好な光伝送性能と、コア自体の撓みに対する十分な機械的強度とを有するので、2m以上の長さの光ファイバを形成するのに特に適している。
また、コア1を構成する光透過性材料は一般には固体であるけれども、それだけに限定されない。光透過性材料は、無機塩の水溶液、エチレングリコールもしくはグリセリン等の多価アルコール、ポリジメチルシロキサンもしくはポリフェニルメチルシロキサンのようなシリコーンオイル、ポリエーテル類、ポリエステル類、流動パラフィンのような炭化水素、三フッ化塩化エチレンオイルのようなハロゲン化炭化水素、トリ(クロロエチル)ホスフェートもしくはトリオクチルホスフェートのような燐酸エステル類を含む液体からなっていてもよい。このようにコアが液体からなっている場合には、一般に、例えば樹脂からなる可とう性のチューブの中に封入される。
【0016】
コア1の幅方向(長さ方向と直交する方向)の断面形状は、本発明の効果を損なわない限り、特に限定されない。たとえば、円形、楕円形、半円形、半円より大きな面積の弓形等、コアの可撓性を維持可能な幾何学形状である。コアの直径は、幅方向の断面が円形である場合で、通常3〜40mm、好適には5〜30mmの範囲である。
【0017】
光ファイバ10のクラッド2は、好適には、
コア1よりも低い屈折率を有するポリマーをバインダとして含む光拡散材料からなり、周方向に1〜300μmの肉厚をもってそのコア1の外周面全体と密着して設けられた光拡散層3と、
光透過性樹脂材料からなり、光拡散層3と一体となるように成形されたその光拡散層3を覆う保護層4と、
を含んで構成される。
【0018】
光拡散層3の光拡散材料は、もしもコア1が約1.5の屈折率をもった上述のポリマーからなっている場合、その屈折率よりも低い1.34〜1.43の屈折率を有するテトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)又はテトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン・フッ化ビリニデン共重合体(THV)のような透光性のフッ素系ポリマーをバインダとして含むのが好ましい。また、このバインダと組み合わせて、好適には約10nm〜300μmの粒径を有する光散乱体5を含むのが好ましい。
【0019】
光散乱体としては、ガラスもしくはその他の材料からなるビーズ又は二酸化チタン粒子が一般に用いられる。また、光散乱体は、本発明の効果を損なわない限り、上記以外のものであってもよく、具体的には、例えば、1.5〜3.0の範囲の屈折率を有する、白色の無機粉末や着色顔料をあげることができる。白色無機粉末としては、硫酸バリウム(屈折率=1.51)、マグネシア(屈折率=1.8)、チタニア(屈折率=2.6)等も好ましい。また、光散乱体とともに、蛍光染料等の色材を含有させ、コアに供給された白色光を着色光として出射させることもできる。
【0020】
光拡散材料中において、光散乱体は0.01〜10重量%の量で含まれるのが、輝度の制御を容易に行い得るという点で好ましい。もしもこの光散乱体の含有量が0.01重量%よりも少なすぎると、光源の強度(消費電力)を大きくしても、ネオン管と代替可能な発光体として必要とされる十分な輝度(例えば、白色発光の場合で、1000cd/m2 以上)が得られないおそれがある。反対に10重量%よりも多すぎると、比較的長い(例えば、2m以上の)ファイバを全長にわたって均一な輝度で発光させることができないおそれがある。
【0021】
本発明の実施において、光拡散材料を構成するバインダポリマーは、必要に応じて、上記したフッ素ポリマー以外のものであってもよい。しかし、ここで使用するポリマーは、コアよりも低い屈折率を有していなければならない。
本実施形態では、光拡散層3はその厚さを制御して周方向に1〜300μmまで薄くなっている。このような場合、光拡散層3による光遮蔽効果を最小限に抑えることができる。すなわち、図2に示されるように、光ファイバ10が少なくともその一端に、光源11からの光を導入して伝送する間にその側面部から外部へ広い視野角をもって光を出射させるときも、光拡散層3によりその輝度を低下させない。したがって、この光ファイバ10は、比較的高い輝度の光を側面部全体から出射させることができる。特に、この光ファイバ10が、図3に示されるように、光拡散反射面を内面にもった住友スリーエム社製Uレール(白色)のような市販のホルダーレール12に収容された場合は、指向性をもった光の輝度の向上が著しくなる。また、図2の光源11からの光が一定の波長域をもった可視光の場合も、その色が明瞭に知覚される。ここで、もしも光拡散層3がその厚さを制御されておらず、300μmよりも厚くなっているとすると、したがって、いずれの場合にも、光ファイバの一端又は両端に光が導入されて伝送されるときに、光散乱体、光散乱添加剤又は顔料によって光が大きく遮蔽されてしまい、光ファイバの側面部から外部への光の効率的な出射ができなくなるおそれがある。
【0022】
また、本実施形態のクラッド2は、上述のように薄くなった光拡散層3を保護するために、透明な、すなわち、光透過性の樹脂材料からなり、光拡散層3と一体になるように成形された、光拡散層3を覆う保護層4を有している。このとき、保護層4の樹脂材料は、光拡散層3を構成する上述のフッ素系ポリマーからなってそれと同じ屈折率を有していてもよい。あるいは、保護層4の樹脂材料は、フッ素系ポリマー以外の材料からなって、それとは異なる屈折率を有してもよい。また、保護層4の樹脂材料は光透過性である限り、着色された顔料又は染料を含んで、光ファイバが種々の可視光を発することができるようにされていてもよい。
【0023】
本発明の光ファイバにおいて、その発光輝度は、本発明の効果を損なわない限り特に限定されない。例えば、130Wの白色発光するメタルハライドランプを用い、コアの両端から光を入射させた時の測定値が、ファイバ全長にわたって、通常1000cd/m2 以上、好適には2000cd/m2 以上である。このような輝度であれば、本発明の光ファイバをネオン管と代替可能な線状発光体としていっそう広範囲な用途で使用可能である。なお、輝度の絶対値は、光源の消費電力を大きくすれば容易に高めることができる。
【0024】
本発明の光ファイバをネオン管と代替可能な線状発光体として使用する場合、コアの一端または両端から、光をコア内に入射させるように光源を配置することが好ましい。一端のみから光を入射させる場合、発光の均一性をさらに高めるために、コアの他端に、他端に到達した光をコア内に反射するように反射フィルムを配置すること、などが効果的である。
【0025】
ところで、本発明の光ファイバの長さは、その使用用途や所望とする効果などに応じて広く変更することができるというものの、通常2〜50m、好適には2.5〜10m、特に好適には3〜5mの範囲である。2m未満であると、ネオン発光装置の代替用途には適さないおそれがあり、反対に50mを超えると、光ファイバの全長にわたる輝度の均一性が低下するおそれがある。
【0026】
光源には、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ハロゲンランプ、発光ダイオード、蛍光灯等の通常のものが使用できる。光源の消費電力は、通常10〜300Wである。
以上、本発明の光ファイバをその好適な実施形態にしたがって説明した。しかしながら、本発明の光ファイバは、上記実施形態に限定されない。上述のように、光拡散層は必ずしもすべて光拡散材料からなっている必要はない。高い輝度を有する光を大きい視野角をもって出射させることができる限り、光拡散層は光拡散材料からなり、コアと密着して設けられた光拡散部分を部分的に含んでいてもよい(図示せず)。好ましくは、この光拡散部分が、コアの外周方向に沿って少なくとも10%と接して、高い輝度を有する光を大きい視野角をもって出射させることができるようにしてもよい。
【0027】
つぎに、光ファイバの製造方法について説明をする。
上述したクラッドは、基本的に、2台の押出し機を用いて、2種の材料を押出す共押出成形法でもって以下のように作製される。
まず、例えばデュポン社製のテフロン(登録商標)FEP100−Jのペレットを所定量用意する。また、例えば3重量%の二酸化チタンを含むダイキン工業社製のネオフロン(商標)樹脂(商品名:FEP NP20WH)のペレットを光拡散材料として所定量用意する。
【0028】
つぎに、これら各ペレットを、予め用意した2台の押出し機のそれぞれに投入した後ダイに押出すと、内側の光拡散材料のみからなる光拡散層と外側の保護層とを一体的にもった中空の上記クラッドを成形することができる。
あるいは、2台以上の押出し機を用いて2種以上の材料を共押出しをし、クラッドの内側の表面には光拡散材料からなる光拡散部分を部分的に露出させて含む光拡散層を形成してもよい。
【0029】
また、コアは、例えば以下のように作製することができる。まず、所定量の2−エチルヘキシルメタクリレートと、所定量のn−ブチルメタクリレートと、所定量のトリエチレングリコールジメタクリレートとを混合し、モノマーの混合溶液を調製する。その後、その混合溶液に、重合開始剤としてビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネートをさらに加え、コア前駆体を調製する。つぎに、前述のようにして成形したクラッドをU字型に曲げ、一端部からそのクラッド内部にコア前駆体を注入した後、重合開始温度まで加熱する。重合の結果として固体のコアが形成され、側面出射型の光ファイバが得られる。
【0030】
コア前駆体の加熱は、基本的に、クラッドのU字型の底部から上部まで順次なされる。そのとき、コア前駆体は窒素、アルゴンのような不活性ガスと接触させて、それに圧力を与えてもよい。その後、コア前駆体を完全に反応させるために、コア前駆体全体をクラッドと共に所定時間加熱してもよい。
【0031】
【実施例】
以下、本発明を実施例にしたがって説明するが、本発明はこれに限定されないことはいうまでもない。
実施例1
まず、2台の押出し機を予め用意した。つぎに、一方の押出し機に約1.34の屈折率を有するデュポン社製のテフロン(登録商標)樹脂(商品名:FEP100−J)を投入した。また、他方の押出し機には、約1.34の屈折率をもったフッ素化エチレンプロピレン(FEP)からなるバインダと3重量%の二酸化チタンとからなるダイキン工業社製のネオフロン(商標)樹脂(商品名:FEP
NP20WH)を投入した。
【0032】
それから、これらの樹脂を所定のダイで共押出成形すると、内側に約30μmの肉厚をもった光拡散層(TiO2 含量:3重量%)と、外側に約810μmの肉厚をもった保護層とを有する約12mmの外径の管状のクラッドが得られた。本例では、約10mの長さのクラッドを作製した。
つぎに、コアを作製するために、100重量部の2−エチルヘキシルメタクリレート、100重量部のn−ブチルメタクリレート及び2重量部のトリエチレングリコールジメタクリレートを混合してモノマーの混合溶液を調製した。
【0033】
その後、モノマーの混合溶液に重合開始剤としてビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネートをさらに加え、コア前駆体を調製した。つぎに、前述のクラッドをU字型に曲げ、一端部からそのクラッドの内部にコア前駆体を注入した後、熱重合開始温度まで加熱して、固体のコアを形成した。側面出射型の光ファイバが得られた。
【0034】
実施例2
ダイキン工業社製のネオフロン樹脂を他方の押出し機に投入する代わりに、2kgの上記テフロン樹脂と1kgのネオフロン樹脂とを混ぜた混合物をその押出し機に投入して、内側に約85μmの肉厚をもった光拡散層(TiO2 含量:1重量%)と、外側に約750μmの肉厚をもった保護層とを有する約12mmの外径のクラッドを共押出成形した以外は、実施例1と同様に光ファイバを作製した。
【0035】
実施例3
ダイキン工業社製のネオフロン樹脂を他方の押出し機に投入する代わりに、10kgの上記テフロン樹脂と1kgのネオフロン樹脂とを混ぜた混合物をその押出し機に投入して、内側に約70μmの肉厚をもった光拡散層(TiO2 含量:0.27重量%)と、外側に約850μmの肉厚をもった保護層とを有する約12mmの外径のクラッドを共押出成形した以外は、実施例1と同様に光ファイバを作製した。
【0036】
実施例4
ダイキン工業社製のネオフロン樹脂を他方の押出し機に投入する代わりに、20kgの上記テフロン樹脂と1kgのネオフロン樹脂とを混ぜた混合物をその押出し機に投入して、内側に約130μmの肉厚をもった光拡散層(TiO2 含量:0.14重量%)と、外側に約800μmの肉厚をもった保護層とを有する約12mmの外径のクラッドを共押出成形した以外は、実施例1と同様に光ファイバを作製した。
【0037】
実施例5
一方の押出し機に10kgの上記テフロン樹脂と1kgの大日精化工業社製の黄色顔料入り樹脂Plastic Color TFMO143イエローとを混ぜた混合物を投入し、他方の押出し機には20kgの上記テフロン樹脂と1kgのネオフロン樹脂とを混ぜた混合物を投入して、内側に約130μmの肉厚をもった光拡散層(TiO2 含量:0.14重量%)と、外側に約800μmの肉厚をもった黄色の保護層とを有する約12mmの外径のクラッドを共押出成形した以外は、実施例1と同様に光ファイバを作製した。
【0038】
比較例1
押出し機を一台のみ用い、ダイキン工業社製のネオフロン樹脂を投入した後、所定のダイにて押出して、約800μmの肉厚をもった光拡散層(TiO2 含量:3重量%)のみを有する約12mmの外径のクラッドを10m作製した以外は、実施例1と同様に光ファイバを作製した。
【0039】
輝度の測定
光ファイバの側面部から出射する光の輝度を以下のように測定した。
図2を参照してこの輝度の測定を説明すると、上述の実施例1〜5及び比較例1の光ファイバの一端に、光源として住友スリーエム(株)製のメタルハライドランプ(LBM130H;消費電力130W)を接続した。
【0040】
輝度は、図示されないが、光源から0.3〜10m離れたところでミノルタ社製の輝度計(CS−100)でもって測定した。このとき、輝度計は、光ファイバから60cm離れたところに配置した。また、光ファイバを前述のホルダーレール、住友スリーエム社製Uレール(白色)に収容したときの輝度もあわせて測定した。下記の第1表には、輝度(cd/cm2)の測定結果が示されている。
【0041】
【表1】
【0042】
上記第1表に記載の結果によれば、実施例1〜4の光ファイバは、比較例1のそれよりも高い輝度の光を出射させていることが分かる。したがって、本発明にしたがった実施例1〜4の光ファイバは、比較的高い輝度の光を側面部から出射させることができることも分かる。
また、これらの光ファイバがホルダーレールに収容されているときは、指向性をもった光の輝度が著しく向上していることが分かる。したがって、光源からの光を導入して伝送する間にその側面部から外部へ光の出射をさせるときも、光拡散層が光を遮蔽する効果が小さいことが分かる。
【0043】
さらに続けて、光源として使用したメタルハライドランプに回転可能なカラーフィルタ(図示せず)を取り付け、青、橙黄色(オレンジ)、緑等の可視光を光ファイバの一端に順次入射させた。そして、光ファイバの側面部から出射される各可視光を目視で確認したところ、実施例1〜4の場合は、各可視光を明瞭に認識することができた。それに対して、比較例1の場合は、各可視光はぼやけて観察され、明瞭に認識することができなかった。また、実施例5の場合、光源から白色光を入れると、保護層の黄色顔料により輝度が低下するけれども、側面部から黄色に光らせることができた。
【0044】
【発明の効果】
上記したように、本発明によると、比較的長いファイバを全長にわたって均一な輝度で発光させることが可能な側面出射型の光ファイバを得ることができる。特に、本発明によると、高い輝度を有する光を大きい視野角でもって出射させることのできる側面出射型の光ファイバを得ることができる。しかも、本発明によると、このような光ファイバを簡便に製造することができる。また、このような本発明の光ファイバは、ネオン管と代替可能な線状発光体として有利に使用することができ、同時に、ネオン発光装置と代替可能な線状発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバの好ましい1形態を特にその光ファイバの一端部分を参照して示した斜視図である。
【図2】本発明による光ファイバを利用した発光装置の1形態を示す側面図である。
【図3】本発明による光ファイバを光反射性ホルダーを利用して固定した形態を示す断面図である。
【図4】従来の光ファイバの1形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…コア
2…クラッド
3…光拡散層
4…保護層
5…二酸化チタン粒子
10…光ファイバ
11…光源
12…光反射性ホルダーレール
Claims (2)
- 中央部のコアと、
前記コアの周囲に配置されたクラッドとを備える光ファイバにおいて、
前記クラッドが、
0.14〜3重量%の量で光散乱体を含み、かつ前記コアよりも低い屈折率を有するポリマーをバインダとして含む光拡散材料からなる光拡散部分を含む光拡散層であって、周方向に30〜130μmの肉厚をもって前記光拡散部分を前記コアと密着して設けたものと、
光透過性樹脂材料からなり、前記光拡散層と一体となるように成形された前記光拡散層を覆う保護層と、
を含んでいることを特徴とする光ファイバ。 - 中央部のコアと、前記コアの周囲に配置されたクラッドとを備える光ファイバを製造する方法において、
前記クラッドを、0.14〜3重量%の量で光散乱体を含み、かつ前記コアよりも低い屈折率を有するポリマーをバインダとして含む光拡散材料と、光透過性樹脂材料との共押出成形により、
前記光拡散材料からなる光拡散部分を含む光拡散層であって、周方向に30〜130μmの肉厚をもって前記光拡散部分を前記コアと密着して設けたものと、
前記光透過性樹脂材料からなり、前記光拡散層と一体となっておりかつその光拡散層を覆う保護層と、
を含んでいるように成形することを特徴とする光ファイバの製造方法。
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