JP3470602B2 - リモートキーレスエントリーシステム - Google Patents

リモートキーレスエントリーシステム

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JP3470602B2
JP3470602B2 JP19696198A JP19696198A JP3470602B2 JP 3470602 B2 JP3470602 B2 JP 3470602B2 JP 19696198 A JP19696198 A JP 19696198A JP 19696198 A JP19696198 A JP 19696198A JP 3470602 B2 JP3470602 B2 JP 3470602B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリモートキーレスエ
ントリーシステムに関わり、特に双方向通信を行うリモ
ートキーレスエントリーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリモートキーレスエントリーシス
テムは特開平8−284505号に記載されているよう
に、双方向の通信を行い、動作が行われたか否かを操作
装置側に送り、使用者に通知する構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、転送
データレートについては記載しておらず、微弱な電波を
利用した場合に、双方向通信における通信距離の低下に
関して、考慮していなかった。したがってある距離で動
作しなかった場合に、操作者が通信距離範囲内に近づき
再操作する必要があった。
【0004】本発明の目的は操作者が通信距離範囲内に
移動しなくても動作可能にするキーレスエントリーシス
テムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、操作装置か
らの遠隔操作により、動作装置を動作するリモートキー
レスエントリーシステムであって、前記操作装置は、少
なくとも1つのデータレートを有する双方向の通信動作
を行う双方向通信手段と、前記双方向通信手段のうち
で、最も低いデータレートより低いデータレートで単方
向の通信動作を行う単方向通信手段と、前記動作装置に
対して、双方向通信又は単方向通信の何れかの信号を送
信するように、前記双方向通信手段と前記単方向通信手
段を制御する制御手段を含んで構成され、前記動作装置
は、前記操作装置により送信された信号を受信し、送信
された信号が前記双方向通信の信号の場合に応答通信す
る受信手段を含んで構成されることにより達成される。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を説明す
る。
【0008】まずリモートキーレスエントリーシステム
全体について説明する。
【0009】図1はリモートキーレスエントリーシステ
ム全体の概要を示す外観図である。
【0010】図1において1は車両、2は操作装置、3
は車両1の鍵、4は操作手段である。
【0011】図1の動作を説明する。
【0012】通常、操作手段4が押されると操作装置2
から、操作手段4の入力に相当する機能を動作させる信
号を車両1に転送する。
【0013】車両1には受信手段を含む動作装置が搭載
されており、操作装置2からの信号を受信して指定され
た動作を行う。
【0014】一例として、車両のドアの鍵の開閉があ
る。
【0015】上記機能の場合には、操作手段4には開
(UNLOCK)、閉(LOCK)の文字、あるいはイ
ラスト、記号などを記しておく。
【0016】次に操作装置2と車両1に搭載した動作装
置の構成、動作について図2を用いて説明する。
【0017】図2において5は通知手段、7は制御手
段、9、10は通信手段、11は制御手段、12はイン
ターフェース手段(以降IF手段と略す)、13は動作
装置である。
【0018】図2において図1と同一記号で示すものは
図1と同一機能を有し、同様の動作を行う。
【0019】運転者が操作手段4を介して例えばドアの
鍵の開、閉等の命令操作を行うと、操作手段4は入力を
制御手段7に送る。
【0020】制御手段7は操作手段4からの信号を受
け、要求機能の判断を行い、要求機能の通信命令を通信
手段9に送る。
【0021】通信手段9は制御手段7からの命令により
動作装置13に対して通信動作を行う。
【0022】一般に上記通信には赤外線通信、電波によ
る通信が用いられている。
【0023】動作装置13内にある通信手段10は通信
手段9からの信号を受信して操作装置2からの命令を制
御手段11に送る。
【0024】制御手段11は転送された通信信号から要
求機能を解読し、IF手段12に送る。
【0025】IF手段12は車両1の中の車内通信網に
接続しており、制御手段11からの要求機能の信号を車
内通信網の信号に変換し、車内通信網に送出する。
【0026】要求信号としてドアの鍵を開ける信号を送
出した場合、車両は車内通信網のドアの鍵を開ける信号
を検出し、ドアの鍵を開ける動作を行う。
【0027】動作が終了すると制御手段11は動作終了
信号を通信手段10に送る。
【0028】通信手段10は動作終了信号を操作装置2
の通信手段9に送る。
【0029】通信手段9は動作終了信号を制御手段7に
送り、制御手段7は通知信号を通知手段5に送る。
【0030】通知手段5は動作終了の表示、あるいは
音、あるいは振動により動作の終了を操作者に通知す
る。
【0031】次に操作装置2と動作装置13の信号の送
受信について図3により説明する。
【0032】図3は操作装置2と動作装置13の信号の
送受信を示すタイミングチャートである。
【0033】図3に示すプロトコルは、データ転送レー
トを順次下げていくことにより、より長い到達距離を達
成させることを特徴としている。また最後には単方向通
信としてより長距離へ転送させることを特徴としてい
る。また動作装置からの応答は操作装置からのデータ送
信に対して低速データで応答することを特徴としてい
る。
【0034】図3において、上段に示しているのが、よ
り近距離で行われる高速双方向通信の操作装置および動
作装置の動作を示すタイミングチャートであり、中段が
中距離で行われる中速双方向通信の操作装置および動作
装置の動作を示すタイミングチャートであり、下段が長
距離で行われる低速の単方向通信の操作装置および動作
装置の動作を示すタイミングチャートである。
【0035】また図3において15は高速データ送信、
17は高速データ送信15に対する受信、18は高速デ
ータ送信15に対する低速応答、19は中速データ送
信、20は中速データ送信19に対する受信、22は中速
データ送信19に対する低速応答、21は低速応答22
に対する受信、23は低速データ送信、24は低速デー
タ送信23に対する受信である。
【0036】一般的にデジタルデータの伝送では、転送
レートを下げるとデータの転送時間は長くなるが、伝送
距離が長くなる。
【0037】図3の説明をする。
【0038】まず操作装置2側から高速データ送信15
を行う。
【0039】動作装置13側は高速データ送信15を受
信(17)する。
【0040】動作装置13は正確に高速データ送信15
を受信できた時には所望の動作を行い、低速応答18を
送信する。
【0041】操作装置2は動作装置からの低速応答18を
受信(16)する。
【0042】上記までの一連の動作が滞りなく終了する
と、ここでシステムの動作を終了する。
【0043】動作装置13からの高速データ送信15に対
する低速応答18を操作装置2が受信できない、あるい
は高速データ送信15が正確に受信できなかった旨の低
速応答18を操作装置2が受信すると、操作装置2は中
速データ送信19を送信する。
【0044】動作装置13は中速データ送信19の受信
20を行い、低速応答22を送信する。
【0045】操作装置2は低速応答22を受信(21)
する。
【0046】ここまでの動作滞りなく終了するとここで
システムの動作を終了する。
【0047】中速データ転送においても正確に受信でき
なかった場合には操作装置側は更に低速データ送信23
を行う。
【0048】動作装置13は低速データ送信23の受信
(24)を行う。
【0049】低速データ送信23を確実に受信(24)
した場合は低速応答を行ってもよいが、一般的に同出力
で送信した場合には、操作装置2が小型のため受信アン
テナゲインが低く、動作装置13からの信号送信は受信
できないことが多い。
【0050】図3で示した操作装置2および動作装置1
3の動作フローを図4により説明する。
【0051】図4の左側が操作装置2の動作フロー、右
側が動作装置13の動作フローである。
【0052】図4において25はキー(操作手段)入力
待ち、26は高速データ送信、27、29は応答受信、
28は中速データ送信、30は低速データ送信、31は
キャリア受信、32は高速データ受信、33は中速デー
タ受信、34は低速データ受信、35は低速応答送信、
36、37は低速NG応答送信である。
【0053】操作装置2の動作フローより説明する。
【0054】操作装置2は操作者からの通常キー入力待
ち状態で待機している。
【0055】操作者からのキー入力があると、高速デー
タ送信26を行う。
【0056】高速データ送信26は最初に動作装置13
をウェークアップさせるためのキャリア送信を最初に含
んでいる。
【0057】高速データ送信26を終了すると、動作装
置13からの応答受信27を行う。
【0058】高速データ送信26に対する応答受信27
において受信OKならば動作を終了し再びキー入力待ち
25に戻る。
【0059】応答受信27でNGの内容の応答信号を受
信するか、あるいは、設定した時間内に応答信号を受信
できなかった場合には中速データ送信28を行う。
【0060】中速データ送信28の送信後、中速データ
送信28に対する応答受信29を行う。
【0061】高速データ送信26に対する応答受信27
と同様に応答受信OKならば動作を終了しキー入力待ち
25に移行する。
【0062】中速データ送信28に対する応答受信29
がNGならば低速データ送信30を行う。
【0063】低速データ送信30に対する応答受信を行
ってもよいが、一般的に同出力で送信した場合には、操
作装置2が小型のため受信アンテナゲインが低く、動作
装置13からの信号送信は受信できないことが多いた
め、図4においては記載していない。
【0064】操作装置2での動作確認通知を行う場合に
は操作装置2の動作フローとして低速データ送信に対す
る応答受信を行ってもよい。
【0065】次に動作装置13の動作フローを説明す
る。
【0066】動作装置13は通常キャリア受信31で待
機している。
【0067】操作装置2から高速データ送信に先立ちキ
ャリアが送られてくると動作装置全体のウェークアップ
を行う。
【0068】次に高速データ受信32を行う。
【0069】高速データ受信32が正確に行われた場合
は低速応答送信35を行い、再びキャリア受信待ち31
で待機する。
【0070】高速データ受信において受信内容に不備が
あったりデータの欠落等があった場合、あるいは受信時
間中に高速データを受信できなかった場合には低速NG
応答36を送信し、中速データ受信33に移行する。
【0071】中速データ受信33においても受信OKの
場合には低速応答送信35を行いキャリア受信31に移
行し、待機状態となる。
【0072】中速データ受信において受信内容に不備が
あったりデータの欠落等があった場合、あるいは受信時
間中に中速データを受信できなかった場合には低速NG
応答37を送信し、低速データ受信34に移行する。
【0073】低速データ受信34においても受信OKの
場合には低速応答送信35を行いキャリア受信31に移
行し、待機状態となる。
【0074】低速データ受信において受信内容に不備が
あったりデータの欠落等があった場合、あるいは受信時
間中に低速データを受信できなかった場合には低速NG
応答(図4では図示していない)を送信し、あるいは送
信しないで、キャリア受信31に移行する。
【0075】上記動作フローよってデータ転送速度を順
次下げ、順次長距離通信可能にする。
【0076】この場合順次長距離転送が可能になるが、
順次通信にかかる時間は長くなる。
【0077】次に上記動作を行うための操作装置2及び
動作装置13の構成について図5により説明する。
【0078】図5は図2に示すリモートキーレスエント
リーシステムの操作装置2動作装置13の詳細な構成を
示したもので、特に通信手段9、10の構成を示したブ
ロック図である。図5において40は高速データ発生手
段、41は中速データ発生手段、42、54は低速デー
タ発生手段、43選択手段、44、53は変調手段、4
5、52は送信手段、46、51は復調手段、47、5
0は受信手段、48、55はキャリア発生手段である。
【0079】なお図5において図2と同様の記号で示す
ものは同様の機能を有する。
【0080】図5の動作を説明する。
【0081】操作者が操作手段4を操作すると操作手段
4は操作内容を制御手段7に送る。
【0082】制御手段7はまずキャリア発生手段48に
キャリア出力信号を送る。
【0083】キャリア発生手段48からのキャリアを変
調手段44に送る。
【0084】変調手段44には変調データ信号を加え
ず、無変調のキャリアのみを送信手段45に送る。
【0085】送信手段45は空間に伝播させるのに十分
な出力にキャリアを増幅し、アンテナ(図示せず)を介
して空間に信号を放出する。
【0086】次に制御手段7は高速データ発生手段40
に高速データ出力命令を与える。
【0087】高速データ発生手段40は操作装置のID
と動作の種類を含むデータを発生させ選択手段43に送
る。
【0088】同時に制御手段7は選択手段43に高速デ
ータ発生手段40からの高速データを選択するように制
御する。
【0089】選択手段43は高速データ発生手段40の
高速データを通過させ、変調手段44に送る。
【0090】変調手段44はキャリア発生手段48から
のキャリア信号に、高速データ発生手段40からの高速
データの変調を行い、送信手段45に送る。
【0091】送信手段45はキャリアの送信と同様高速
データをアンテナ(図示せず)を介して空間に信号を放
出する。
【0092】受信手段47は動作装置13からの低速応
答信号の受信を行い復調手段46に送る。
【0093】復調手段46は受信手段47からの変調さ
れた信号から応答信号を復調し、制御手段7に送る。
【0094】制御手段7は応答内容が正しい場合は通知
手段5に応答通知信号を送る。
【0095】通知手段5は発光手段、表示手段、発音手
段、あるいは振動手段のいずれか一つあるいは複数で構
成しておき操作者に動作完了を通知する。
【0096】ここで動作を終了し、再び操作手段4から
の操作待ち状態になる。
【0097】制御手段7は復調手段46からの応答信号
の内容が正しくなかったり、決められた時間内に応答が
無かった場合には中速データ発生手段41に中速データ
発生命令を与える。
【0098】中速データ発生手段41は操作装置のID
と動作の種類を含むデータを発生させ選択手段43に送
る。
【0099】この時制御手段7は選択手段43を中速デ
ータを通過ように設定する。
【0100】以降高速データ送信と同様、送信手段45
から中速データを含む信号をアンテナ(図示せず)を介
して空間に出力する。
【0101】高速データの送信同様、適正応答信号があ
る場合には通知を行い、無い場合には低速データ送信を
行う。
【0102】低速データ送信に対する適正応答がある場
合には通知をして終了し、無い場合には通知をしないで
終了する。
【0103】一方受信手段50は操作手段2からの信号
を受信し、復調手段51に送る。
【0104】復調手段51は受信信号からデータを復調
し制御手段11に送る。
【0105】制御手段11は復調されたデータのID、
動作種類等を確認し、適正なデータの場合はIF手段1
2に動作命令を出力すると同時にキャリア発生手段55
にキャリア発生命令を転送し、低速データ発生手段54
に応答データを送る。
【0106】低速データ発生手段54は制御手段11か
らの応答データを低速データレートのデータに変換し変
調手段53に送る。
【0107】変調手段53は低速データ発生手段54か
らの低速応答データでキャリア発生手段55のキャリア
を変調し送信手段52に送る。
【0108】送信手段52は変調された応答信号をアン
テナ(図示せず)を介して送信する。
【0109】制御手段11は復調されたデータのID、
動作種類等を確認し、データが欠落しているような不適
当なデータの場合はキャリア発生手段55にキャリア発
生命令を転送するとともに、低速データ発生手段54に
受信データが不適当であった旨の応答データを送る。
【0110】低速データ発生手段54は制御手段11か
らの応答データを低速データレートのデータに変換し変
調手段53に送る。
【0111】変調手段53は低速データ発生手段54か
らの低速応答データでキャリア発生手段55のキャリア
を変調し送信手段52に送る。
【0112】送信手段52は変調された応答信号をアン
テナ(図示せず)を介して送信する。
【0113】上記構成、動作によって得られる動作可能
距離を図6により説明する。
【0114】図6は動作する車輌からの操作装置の距離
を示した摸式図である。
【0115】図6において1は車輌、60は高速双方向
通信可能範囲、61は中速双方向通信可能範囲、62は
低速単方向(双方向)通信可能範囲である。
【0116】高速双方向通信可能範囲60では図3にお
ける高速双方向通信が成立し、短い通信時間で終了する
ため動作もほぼ待ち時間無しに行われる。
【0117】中速双方向通信範囲61では、図3におけ
る中速双方向通信が成立し、高速双方向通信よりも長い
通信時間を必要とするが、長い距離の通信が可能にな
る。
【0118】さらに低速単方向(双方向)通信では通信
に長い時間を必要とし、双方向通信が成立しない可能性
があるが、中速双方向通信範囲61よりも長距離の通信
が可能になる。
【0119】なお上述の説明では、高速、中速、低速と
3段階に通信データレートを変化させて転送する方式と
し、低速時に双方向が成立しなければ単方向においても
動作することとしたが、2段階のデータレートとして
も、1種類のデータレートとし双方向が成立しない場合
に単方向においても動作するようにしてもよいし、また
4段階以上のデータレートとしてもよい。
【0120】次に操作装置2の外観の構成例を図7にお
いて説明する。
【0121】図7は操作装置2の正面からの外観簡略図
である。
【0122】図7において65は双方向通信が成立した
場合にその旨を操作者に伝える通知手段(前述の通知手
段5の一部)、66は双方向通信が成立せず、単方向通
信において通信を行っている旨を操作者に伝える通知手
段(前述の通知手段5の一部)である。
【0123】操作者は操作手段4を操作する。
【0124】動作装置(図7では図示せず)からの適切
な応答が返ってきた場合には通知手段65を点灯させ、
双方向通信が成立せず、単方向で通信を行っている場合
には通知手段66においてその旨を操作者に通知する。
【0125】次に操作装置の外観の他の構成例を図8に
おいて説明する。
【0126】図8は操作装置の正面からの簡略外観図で
ある。
【0127】図8において70操作装置、71は双方向
通信が成立した場合にその旨を操作者に伝える通知手段
(前述の通知手段5の一部)、72は双方向通信が成立
せず、単方向通信において通信を行っている旨を操作者
に伝える通知手段(前述の通知手段5の一部)、73は
高速双方向通信が成立したか、中速双方向通信が、成立
したか、低速双方向通信が成立したかを示すインジケー
タである。
【0128】動作装置(図8では図示せず)からの適切
な応答が返ってきた場合には通知手段71に動作表示を
行う。
【0129】その際、高速双方向通信が成立したのであ
ればインジケータ73の4本のインジケータすべてを表
示させる。
【0130】中速双方向通信が成立した場合、通知手段
71の動作表示とともにインジケータ73の3本(右か
ら3本)の表示を行う。
【0131】低速双方向通信が成立した場合、通知手段
71の動作表示とともにインジケータ73の2本(右か
ら2本)の表示を行う。
【0132】双方向通信を行おうとしている場合には通
知手段72にその旨を表示(MODE:2WAY等)し
操作者に通知する。
【0133】双方向通信が成立せず、単方向で通信を行
っている場合には通知手段72にその旨を表示(MOD
E:1WAY等)し操作者に通知するとともにインジケ
ータ73の1本(右から1本)を表示しその旨を操作者
に通知する。
【0134】上記通知手段の動作により、操作者はどの
通信モードになっているかを確認することができるので
使用にあたって不安感が生じない効果がある。
【0135】次に本発明の他の実施形態について図9に
より説明する。
【0136】図9に示す実施形態は図5におけるデータ
レートの自動切り替えを、手動スイッチによって行うこ
とを特徴としている。
【0137】図9は本実施形態の構成を示すブロック図
である。
【0138】図9において74は操作装置、75は切り
替え手段、76は制御手段である。
【0139】図9において、図5と同様の記号で示すも
のは同一機能を有し、同様の動作を行う。
【0140】図9の動作を説明する。
【0141】操作者はあらかじめ切り替えスイッチを双
方向、あるいは単方向に設定しておく。
【0142】比較的短距離において通信をさせる場合、
あるいは動作確認が必要な場合には双方向通信に設定
し、動作確認が必要なく、比較的長距離の通信をさせた
い場合には単方向通信を設定しておく。
【0143】切り替え手段は設定内容を制御手段76に
送る。
【0144】制御手段76は切り替え手段75が単方向
に設定されている場合は、操作装置13からの応答が無
くても、順次高速データ発生、中速データ発生、低速デ
ータ発生を、それぞれ高速データ発生手段40、中速デ
ータ発生手段41、低速データ発生手段42にさせる。
【0145】切り替え手段75が双方向に設定されてい
る場合には、図5の説明のように動作を行うが、最後に
単方向通信にはせずに、双方向において動作を終了す
る。
【0146】本実施例を用いれば、操作者が任意に単方
向、双方向の通信モードを設定することができるので、
どちらの通信モードで通信が行われているかを認識しや
すく、操作における不安が無い効果がある。
【0147】次に図9における操作装置74の外観の一
実施形態を図10により説明する。
【0148】図10は切り替え手段を備えた操作装置の
外観を示す簡略図である。
【0149】図10において75は切り替え手段であ
る。
【0150】切り替え手段75はスライドスイッチ、あ
るいはトグルスイッチ等により構成されており、図10
に示すように一目でどのモードになっているか確認でき
るようにしておく。
【0151】これにより操作者は容易にモードを確認で
きることができるので、操作において不安が無い。
【0152】次に本発明の他の実施形態を図11により
説明する。
【0153】本実施形態は、操作装置側に命令記憶手段
を設け、操作装置から発生した命令を記憶しておき、操
作者が過去の命令を確認したい場合に確認可能にしたこ
とを特徴としている。
【0154】図11は本実施形態の構成を示すブロック
図である。
【0155】図11において80は操作装置、81は制
御手段、82は命令確認操作手段、83は命令記憶手段
である。
【0156】図11において図5と同様の記号で示すも
のは同一機能を有し、同様の動作を行う。
【0157】図22の動作を説明する。
【0158】操作者が操作装置80から動作装置13に
対しての動作命令を操作手段4から入力すると、制御手
段81は通信手段9を介して動作装置13に動作データ
を送信するとともに、動作内容を命令記憶手段83に送
る。
【0159】命令記憶手段83は命令を記憶する。
【0160】操作者が命令確認操作手段82より命令確
認を入力すると、命令確認操作手段82は確認命令を制
御手段81に送る。
【0161】制御手段81は確認命令を受け命令記憶手
段83から過去の命令データを読み出し通知手段5に送
る。
【0162】通知手段5は過去の命令を操作者に通知す
る。
【0163】以上の構成、動作により操作者が例えばド
アのロックを行ったかについて不安である場合にその確
認を行うことができる効果がある。
【0164】次に図11で説明した命令確認を行う実施
形態における操作装置80の外観を図12により説明す
る。
【0165】図12は命令確認操作手段と命令確認よう
通知手段を設けた事を特徴としている。
【0166】図12において図11と同様の記号で示す
ものは同一機能を有し、同一動作を行う。
【0167】操作者は過去に命令した命令を確認したい
場合には命令確認操作手段82を押す。
【0168】これにより通知手段71に過去の命令を表
示し、操作者に通知することができる。
【0169】次に本発明の他の実施形態を図13により
説明する。
【0170】図13に示す実施形態は順次送信出力を上
げ、通信を達成したところで通信動作を終了することを
特徴としている。
【0171】図13において85は操作装置、86は制
御手段、87、96はデータ発生手段、88は送信手
段、89は高出力送信手段、90は中出力送信手段、9
1は低出力送信手段、92は選択手段、93はアンテ
ナ、94は通信手段、95は車輌、97は通信手段、9
8は動作装置、99は送信手段である。
【0172】図13において図5と同一記号で示すもの
は同一機能を有し同様の動作を行う。
【0173】図13の動作を説明する。
【0174】図5に示す実施例では順次データ転送レー
トを変化させて送信を行ったが、図13に示す実施例は
データ転送レートの変わりに送信出力を変化させたもの
であり、選択手段92は最初は低出力送信手段91の出
力を選択し、通信が達成されなかった場合には中出力送
信手段90を選択し、中出力においても通信が達成され
ない場合には高出力送信手段89を選択する。
【0175】なお動作装置98からの応答に関しては、
送信手段99は高出力の送信手段である。
【0176】上記動作により順次出力を変化することが
できるので、近距離での通信の場合には操作装置の電池
の消費を抑えることができる効果がある。
【0177】
【発明の効果】以上のように本発明によれば操作装置か
らの送信出力を順次変化することができるので、順次到
達距離を変化させることができ近距離の場合には速い動
作を行わせることができるので、操作者はより快適にリ
モートキーレスエントリーシステムを使用できる効果が
ある。
【0178】双方向通信ができない距離の場合は、単方
向にて転送を行い、その旨を操作装置側に通知するた
め、操作者は操作装置の応答通知に頼らず、車両側の動
作終了通知を確認する行動をとることができるので、不
安無く操作できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】リモートキーレスエントリーシステムの概要を
示す外観図
【図2】リモートキーレスエントリーシステムの一実施
形態を示すブロック図
【図3】操作装置、動作装置の通信のタイミングを示す
タイミングチャート
【図4】操作装置、動作装置の動作を示すフローチャー
【図5】本発明の一実施形態を示すブロック図
【図6】動作する車輌からの操作装置の距離を示した摸
式図
【図7】本発明の一実施形態を示す外形図
【図8】本発明の他の一実施形態を示す外形図
【図9】本発明の他の一実施形態を示すブロック図
【図10】本発明の他の一実施形態を示す外形図
【図11】本発明の他の一実施形態を示すブロック図
【図12】本発明の他の一実施形態を示す外観図
【図13】本発明の他の一実施形態を示すブロック図
【符号の説明】
1・・・車両 2・・・操作装置 3・・・鍵 4・・・操作手段 5・・・通知手段 7・・・制御手段 9・・・通信手段 10・・・通信手段 11・・・制御手段 12・・・IF手段 13・・・動作装置 40・・・高速データ発生手段 41・・・中速データ発生手段 42・・・低速データ発生手段 75・・・切り替え手段 83・・・命令記憶手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−251377(JP,A) 特開 平8−284505(JP,A) 特開 平6−326691(JP,A) 特開 平10−211868(JP,A) プロトコルハンドブック編集委員会, 新プロトコルハンドブック,日本,朝日 新聞社,1995年 2月25日,第2刷,第 60頁〜第67頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00 E05B 65/20 H04B 7/26 H04L 1/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作装置からの遠隔操作により、動作装置
    を動作するリモートキーレスエントリーシステムであっ
    て、 前記操作装置は、 少なくとも1つのデータレートを有する双方向の通信動
    作を行う双方向通信手段と、 前記双方向通信手段のうちで、最も低いデータレートよ
    り低いデータレートで単方向の通信動作を行う単方向通
    信手段と、 前記動作装置に対して、双方向通信又は単方向通信の何
    れかの信号を送信するように、前記双方向通信手段と前
    記単方向通信手段を制御する制御手段を含んで構成さ
    れ、 前記動作装置は、 前記操作装置により送信された信号を受信し、送信され
    た信号が前記双方向通信の信号の場合に応答通信する受
    信手段を含んで構成されることを特徴とするリモートキ
    ーレスエントリーシステム。
  2. 【請求項2】 前記双方向通信手段は、それぞれ異なる複
    数のデータレートの何れか1つのデータレートで双方向
    の通信動作を行う双方向通信手段であって、 前記制御手段は、前記複数のデータレートの何れか1つ
    を選択するように前記双方向通信手段を制御し、 前記複数のデータレートのうち最も低いのデータレート
    で該双方向通信が成立しない場合に、該最も低いデータ
    レートより低いデータレートで前記単方向通信の信号を
    送信するように、前記単方向通信手段を制御することを
    特徴とする請求項1に記載のリモートキーレスエントリ
    ーシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記単方向通信と、該単方向通信でのデータレートより
    高いデータレートを用いる前記双方向通信の何れかを予
    め選択制御するように構成することを特徴とする請求項
    1に記載のリモートキーレスエントリーシステム。
  4. 【請求項4】 前記操作装置は、 前記単方向通信を行う場合に、該単方向通信中であるこ
    とを通知する通知手段を有することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3の何れか1項に記載のリモートキーレス
    エントリーシステム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 最も高いデータレートから最も低いデータレートまで段
    階的に下げるように前記双方向通信手段を制御すること
    を特徴とする請求項2乃至請求項3の何れか1項に記載
    のリモートキーレスエントリーシステム。
  6. 【請求項6】 前記操作装置は、 前記単方向通信と前記双方向通信の何れかの処理を示す
    通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項
    5の何れか1項に記載のリモートキーレスエントリーシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記通信手段は、発光手段であることを特
    徴とする請求項6に記載のリモートキーレスエントリー
    システム。
  8. 【請求項8】 前記通信手段は、表示手段であることを特
    徴とする請求項6に記載のリモートキーレスエントリー
    システム。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、インジケータであること
    を特徴とする請求項8に記載のリモートキーレスエント
    リーシステム。
  10. 【請求項10】 前記操作装置は、 前記単方向通信と前記双方向通信の何れかの動作処理を
    記憶する命令記憶手段を有することを特徴とする請求項
    1乃至請求項5の何れか1項に記載のリモートキーレス
    エントリーシステム。
  11. 【請求項11】 前記操作装置は、 前記命令記憶手段の記憶内容を読み出し、表示させるた
    めの命令確認手段を設けたことを特徴とする請求項10
    に記載のリモートキーレスエントリーシステム。
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