JP3336211B2 - ワイヤレス送受信システム - Google Patents
ワイヤレス送受信システムInfo
- Publication number
- JP3336211B2 JP3336211B2 JP35079596A JP35079596A JP3336211B2 JP 3336211 B2 JP3336211 B2 JP 3336211B2 JP 35079596 A JP35079596 A JP 35079596A JP 35079596 A JP35079596 A JP 35079596A JP 3336211 B2 JP3336211 B2 JP 3336211B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- transmission
- wireless
- transmitted
- coordinate input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/11—Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
- H04B10/114—Indoor or close-range type systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/40—Transceivers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレス送受信
システムに係わり、特に、信号処理装置に座標入力装置
とキーボード装置とをワイヤレス結合し、信号処理装置
と座標入力装置との間及び信号処理装置とキーボード装
置との間でワイヤレス信号の送受信を高い効率で行う送
受信システムに関する。
システムに係わり、特に、信号処理装置に座標入力装置
とキーボード装置とをワイヤレス結合し、信号処理装置
と座標入力装置との間及び信号処理装置とキーボード装
置との間でワイヤレス信号の送受信を高い効率で行う送
受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ等の信
号処理装置とポインティングデバイス等の座標入力装置
との間及び信号処理装置とキーボード装置との間をそれ
ぞれワイヤレス結合し、このワイヤレス結合された各装
置間を、赤外線、可視光線または電波等のワイヤレス信
号によってデータまたは情報の伝送を行うシステムは、
ワイヤレス通信システムとして既に知られている。
号処理装置とポインティングデバイス等の座標入力装置
との間及び信号処理装置とキーボード装置との間をそれ
ぞれワイヤレス結合し、このワイヤレス結合された各装
置間を、赤外線、可視光線または電波等のワイヤレス信
号によってデータまたは情報の伝送を行うシステムは、
ワイヤレス通信システムとして既に知られている。
【0003】この既知のワイヤレス通信システムにおい
ては、座標入力装置及びキーボード装置がそれぞれワイ
ヤレス信号送信部を備え、信号処理装置が座標入力装置
及びキーボード装置のワイヤレス信号送信部に対応する
複数のワイヤレス信号受信部を備えている。この場合、
座標入力装置は、指等の座標入力操作体の操作によって
得られた座標データ等をワイヤレス信号送信部からワイ
ヤレス信号によって信号処理装置の対応するワイヤレス
信号受信部に向かって送信し、また、キーボード装置
は、キー操作によって得られたスイッチデータ等をワイ
ヤレス信号送信部からワイヤレス信号によって信号処理
装置の対応するワイヤレス信号受信部に向かって送信す
るもので、信号処理装置は、座標入力装置及びキーボー
ド装置から送信されたワイヤレス信号をそれぞれのワイ
ヤレス信号受信部で受信すると、受信したワイヤレス信
号から座標データ等またはスイッチデータ等を復調抽出
し、抽出した座標データ等またはスイッチデータ等を用
いて所要の処理を行うものである。
ては、座標入力装置及びキーボード装置がそれぞれワイ
ヤレス信号送信部を備え、信号処理装置が座標入力装置
及びキーボード装置のワイヤレス信号送信部に対応する
複数のワイヤレス信号受信部を備えている。この場合、
座標入力装置は、指等の座標入力操作体の操作によって
得られた座標データ等をワイヤレス信号送信部からワイ
ヤレス信号によって信号処理装置の対応するワイヤレス
信号受信部に向かって送信し、また、キーボード装置
は、キー操作によって得られたスイッチデータ等をワイ
ヤレス信号送信部からワイヤレス信号によって信号処理
装置の対応するワイヤレス信号受信部に向かって送信す
るもので、信号処理装置は、座標入力装置及びキーボー
ド装置から送信されたワイヤレス信号をそれぞれのワイ
ヤレス信号受信部で受信すると、受信したワイヤレス信
号から座標データ等またはスイッチデータ等を復調抽出
し、抽出した座標データ等またはスイッチデータ等を用
いて所要の処理を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のワイヤレス
通信システムは、信号処理装置と座標入力装置との間だ
けでワイヤレス信号の伝送を行う場合、または、信号処
理装置とキーボード装置との間だけでワイヤレス信号の
伝送を行う場合は、ともに、良好な通信状態でワイヤレ
ス信号の伝送が行えるものであるが、信号処理装置と座
標入力装置との間及び信号処理装置とキーボード装置と
の間で同時にワイヤレス信号の伝送を行う場合は、信号
処理装置側で2つのワイヤレス信号が混じり合い、良好
な通信状態でワイヤレス信号の伝送が行われなくなる。
通信システムは、信号処理装置と座標入力装置との間だ
けでワイヤレス信号の伝送を行う場合、または、信号処
理装置とキーボード装置との間だけでワイヤレス信号の
伝送を行う場合は、ともに、良好な通信状態でワイヤレ
ス信号の伝送が行えるものであるが、信号処理装置と座
標入力装置との間及び信号処理装置とキーボード装置と
の間で同時にワイヤレス信号の伝送を行う場合は、信号
処理装置側で2つのワイヤレス信号が混じり合い、良好
な通信状態でワイヤレス信号の伝送が行われなくなる。
【0005】かかる不都合な点を解消するための1つの
手段として、既知のワイヤレス通信システムにおいて、
信号処理装置と座標入力装置との間で伝送されるワイヤ
レス信号の搬送周波数と、信号処理装置とキーボード装
置との間で伝送されるワイヤレス信号の搬送周波数とを
大幅に異ならせ、その搬送周波数を判別することにより
ワイヤレス信号の送信先を特定するワイヤレス通信シス
テムが考えられる。
手段として、既知のワイヤレス通信システムにおいて、
信号処理装置と座標入力装置との間で伝送されるワイヤ
レス信号の搬送周波数と、信号処理装置とキーボード装
置との間で伝送されるワイヤレス信号の搬送周波数とを
大幅に異ならせ、その搬送周波数を判別することにより
ワイヤレス信号の送信先を特定するワイヤレス通信シス
テムが考えられる。
【0006】しかるに、このワイヤレス通信システムに
おいても、座標入力装置とキーボード装置がともに信号
処理装置の近傍に配置され、信号処理装置と座標入力装
置との間に伝送されるワイヤレス信号と信号処理装置と
キーボード装置との間に伝送されるワイヤレス信号の強
度が高い場合、即ち、近距離のワイヤレス信号通信が行
われる場合には、例え、それらのワイヤレス信号の搬送
周波数を大幅に異ならせても、信号処理装置側で2つの
ワイヤレス信号の判別ができなくなる、ワイヤレス信号
の搬送周波数を大幅に異ならせる場合に、その搬送周波
数を高いものに選択すると、電力消費が大幅に増大し、
座標入力装置やキーボード装置の内蔵電源(バッテリ
ー)に容量の大きいものを用いる必要がある、ワイヤレ
ス信号の搬送周波数を大幅に異ならせると、ワイヤレス
通信システム全体の製造コストがかなり上昇する等の問
題がある。
おいても、座標入力装置とキーボード装置がともに信号
処理装置の近傍に配置され、信号処理装置と座標入力装
置との間に伝送されるワイヤレス信号と信号処理装置と
キーボード装置との間に伝送されるワイヤレス信号の強
度が高い場合、即ち、近距離のワイヤレス信号通信が行
われる場合には、例え、それらのワイヤレス信号の搬送
周波数を大幅に異ならせても、信号処理装置側で2つの
ワイヤレス信号の判別ができなくなる、ワイヤレス信号
の搬送周波数を大幅に異ならせる場合に、その搬送周波
数を高いものに選択すると、電力消費が大幅に増大し、
座標入力装置やキーボード装置の内蔵電源(バッテリ
ー)に容量の大きいものを用いる必要がある、ワイヤレ
ス信号の搬送周波数を大幅に異ならせると、ワイヤレス
通信システム全体の製造コストがかなり上昇する等の問
題がある。
【0007】また、かかる不都合な点を解消するための
他の手段として、既知のワイヤレス通信システムにおい
て、座標入力装置と信号処理装置との間、及び、キーボ
ード装置と信号処理装置との間でそれぞれワイヤレス信
号の双方向伝送を行い、信号処理装置側ではそれらワイ
ヤレス信号の双方向伝送を制御するワイヤレス通信シス
テムも考えられる。
他の手段として、既知のワイヤレス通信システムにおい
て、座標入力装置と信号処理装置との間、及び、キーボ
ード装置と信号処理装置との間でそれぞれワイヤレス信
号の双方向伝送を行い、信号処理装置側ではそれらワイ
ヤレス信号の双方向伝送を制御するワイヤレス通信シス
テムも考えられる。
【0008】ところが、このワイヤレス通信システムに
おいても、座標入力装置、キーボード装置、信号処理装
置のそれぞれにワイヤレス信号送信部及びワイヤレス信
号受信部を設ける必要があって、電力消費が大幅に増大
し、座標入力装置やキーボード装置の内蔵電源(バッテ
リー)に容量の大きいものを用いる必要がある、ワイヤ
レス通信システム全体の製造コストが大幅に上昇する等
の問題がある。
おいても、座標入力装置、キーボード装置、信号処理装
置のそれぞれにワイヤレス信号送信部及びワイヤレス信
号受信部を設ける必要があって、電力消費が大幅に増大
し、座標入力装置やキーボード装置の内蔵電源(バッテ
リー)に容量の大きいものを用いる必要がある、ワイヤ
レス通信システム全体の製造コストが大幅に上昇する等
の問題がある。
【0009】本発明は、これらの問題点を悉く解決する
もので、その目的は、信号処理装置側でワイヤレス信号
の送信先の判別が可能で、座標入力装置やキーボード装
置の内蔵電源が小さく、製造コストの上昇を抑えたワイ
ヤレス送受信システムを提供することにある。
もので、その目的は、信号処理装置側でワイヤレス信号
の送信先の判別が可能で、座標入力装置やキーボード装
置の内蔵電源が小さく、製造コストの上昇を抑えたワイ
ヤレス送受信システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号処理装置
にワイヤレス結合される座標入力装置とキーボード装置
との間で、座標入力装置から出力される座標データのデ
ータ出力頻度Dzと、キーボード装置から出力されるス
イッチデータのデータ出力頻度Dsとを比べたとき、D
z≫Dsであること、即ち、キーボード装置から出力さ
れるスイッチデータはキーの各操作キーの押圧に基づい
て得られるので、約5回/秒程度であるのに対して、座
標入力装置から出力される座標データは操作面を操作す
る指等の操作体の移動に基づいて得られるので、殆んど
連続して出力されている点に着目したもので、座標入力
装置から出力される座標データの受信を優先し、かつ、
座標入力装置から出力される座標データの受信時間Tz
とキーボード装置から出力されるスイッチデータの受信
時間Tsとを大幅に異ならせる、例えば、TzとTsと
の比を9対1程度に選択するようにしている。
にワイヤレス結合される座標入力装置とキーボード装置
との間で、座標入力装置から出力される座標データのデ
ータ出力頻度Dzと、キーボード装置から出力されるス
イッチデータのデータ出力頻度Dsとを比べたとき、D
z≫Dsであること、即ち、キーボード装置から出力さ
れるスイッチデータはキーの各操作キーの押圧に基づい
て得られるので、約5回/秒程度であるのに対して、座
標入力装置から出力される座標データは操作面を操作す
る指等の操作体の移動に基づいて得られるので、殆んど
連続して出力されている点に着目したもので、座標入力
装置から出力される座標データの受信を優先し、かつ、
座標入力装置から出力される座標データの受信時間Tz
とキーボード装置から出力されるスイッチデータの受信
時間Tsとを大幅に異ならせる、例えば、TzとTsと
の比を9対1程度に選択するようにしている。
【0011】そこで、前記目的を達成するために、本発
明のワイヤレス送受信システムは、ワイヤレス信号を送
信する座標入力装置と、それぞれワイヤレス信号を送受
信する前記座標入力装置とは別体のキーボード装置及び
信号処理装置とを備え、信号処理装置において、キーボ
ード装置から送信されたワイヤレス信号の受信中に、座
標入力装置からワイヤレス信号が送信された場合、キー
ボード装置に送信停止信号を送信し、座標入力装置から
のワイヤレス信号の送信が停止された場合、キーボード
装置に送信開始信号を送信する手段を具備している。
明のワイヤレス送受信システムは、ワイヤレス信号を送
信する座標入力装置と、それぞれワイヤレス信号を送受
信する前記座標入力装置とは別体のキーボード装置及び
信号処理装置とを備え、信号処理装置において、キーボ
ード装置から送信されたワイヤレス信号の受信中に、座
標入力装置からワイヤレス信号が送信された場合、キー
ボード装置に送信停止信号を送信し、座標入力装置から
のワイヤレス信号の送信が停止された場合、キーボード
装置に送信開始信号を送信する手段を具備している。
【0012】前記手段によれば、信号処理装置が、座標
入力装置との間だけでワイヤレス信号の伝送を行う場
合、キーボード装置との間だけでワイヤレス信号の伝送
を行う場合は、それらの装置間において良好な通信状態
でワイヤレス信号の伝送が行えるとともに、座標入力装
置及びキーボード装置との間で同時にワイヤレス信号の
伝送を行っている場合においても、キーボード装置から
のワイヤレス信号の送信を一時的に停止させ、座標入力
装置からのワイヤレス信号の送信が終了した後で、キー
ボード装置からのワイヤレス信号の送信を再開させるよ
うにしているので、それらの装置間において良好な通信
状態でワイヤレス信号の伝送が行える。
入力装置との間だけでワイヤレス信号の伝送を行う場
合、キーボード装置との間だけでワイヤレス信号の伝送
を行う場合は、それらの装置間において良好な通信状態
でワイヤレス信号の伝送が行えるとともに、座標入力装
置及びキーボード装置との間で同時にワイヤレス信号の
伝送を行っている場合においても、キーボード装置から
のワイヤレス信号の送信を一時的に停止させ、座標入力
装置からのワイヤレス信号の送信が終了した後で、キー
ボード装置からのワイヤレス信号の送信を再開させるよ
うにしているので、それらの装置間において良好な通信
状態でワイヤレス信号の伝送が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の主たる実施の形態におい
て、ワイヤレス送受信システムは、ワイヤレス信号の送
信を行う座標入力装置と、それぞれワイヤレス信号の送
受信を行うキーボード装置及び信号処理装置とを備え、
信号処理装置は、座標入力装置からのワイヤレス信号だ
けが送信されたとき、または、キーボード装置からのワ
イヤレス信号だけが送信されたときに、送信されたワイ
ヤレス信号を受信し、キーボード装置から送信されたワ
イヤレス信号の受信中に、座標入力装置からワイヤレス
信号が送信されると、キーボード装置に送信停止信号を
送信し、座標入力装置からのワイヤレス信号の送信が停
止すると、キーボード装置に送信開始信号を送信するも
のである。
て、ワイヤレス送受信システムは、ワイヤレス信号の送
信を行う座標入力装置と、それぞれワイヤレス信号の送
受信を行うキーボード装置及び信号処理装置とを備え、
信号処理装置は、座標入力装置からのワイヤレス信号だ
けが送信されたとき、または、キーボード装置からのワ
イヤレス信号だけが送信されたときに、送信されたワイ
ヤレス信号を受信し、キーボード装置から送信されたワ
イヤレス信号の受信中に、座標入力装置からワイヤレス
信号が送信されると、キーボード装置に送信停止信号を
送信し、座標入力装置からのワイヤレス信号の送信が停
止すると、キーボード装置に送信開始信号を送信するも
のである。
【0014】本発明の実施の形態の1つのものにおい
て、キーボード装置は、キー操作で得られたスイッチデ
ータを信号処理装置にワイヤレス信号により送信してい
るとき、信号処理装置から送信された送信停止信号を受
信すると、ワイヤレス信号により送信中の前記スイッチ
データの送信を停止し、信号処理装置から送信された送
信開始信号を受信すると、ワイヤレス信号によるスイッ
チデータの送信を再開するものである。
て、キーボード装置は、キー操作で得られたスイッチデ
ータを信号処理装置にワイヤレス信号により送信してい
るとき、信号処理装置から送信された送信停止信号を受
信すると、ワイヤレス信号により送信中の前記スイッチ
データの送信を停止し、信号処理装置から送信された送
信開始信号を受信すると、ワイヤレス信号によるスイッ
チデータの送信を再開するものである。
【0015】本発明の実施の形態の他のものにおいて、
キーボード装置は、送信停止信号を受信してスイッチデ
ータのワイヤレス信号による送信を停止すると、キー操
作で得られたスイッチデータを順次内部メモリに蓄積
し、送信開始信号を受信してワイヤレス信号による送信
を再開した際に、内部メモリに蓄積されたスイッチデー
タを順次読み出し、ワイヤレス信号によって送信するも
のである。
キーボード装置は、送信停止信号を受信してスイッチデ
ータのワイヤレス信号による送信を停止すると、キー操
作で得られたスイッチデータを順次内部メモリに蓄積
し、送信開始信号を受信してワイヤレス信号による送信
を再開した際に、内部メモリに蓄積されたスイッチデー
タを順次読み出し、ワイヤレス信号によって送信するも
のである。
【0016】本発明の実施の形態のさらに他のものにお
いて、信号処理装置は、座標入力装置からのワイヤレス
信号だけが送信されているとき、一定の周期をもって短
時間、キーボード装置からのスイッチデータのワイヤレ
ス送信を待機するように設定しているものである。
いて、信号処理装置は、座標入力装置からのワイヤレス
信号だけが送信されているとき、一定の周期をもって短
時間、キーボード装置からのスイッチデータのワイヤレ
ス送信を待機するように設定しているものである。
【0017】本発明の実施の形態の好適例において、信
号処理装置はパーソナルコンピュータであり、座標入力
装置はポインティングデバイスである。
号処理装置はパーソナルコンピュータであり、座標入力
装置はポインティングデバイスである。
【0018】本発明の主たる実施の形態によれば、信号
処理装置と座標入力装置との間及び信号処理装置とキー
ボード装置との間でワイヤレス信号の伝送を行う際に、
信号処理装置が、座標入力装置との間だけでワイヤレス
信号の伝送を行うときや、キーボード装置との間だけで
ワイヤレス信号の伝送を行うときは、1つのワイヤレス
信号の伝送を行っていることから、それらの装置間にお
いて良好な通信状態でワイヤレス信号の伝送が行えるも
のであり、また、信号処理装置が、座標入力装置及びキ
ーボード装置との間で同時にワイヤレス信号の伝送を行
うときには、キーボード装置に送信停止信号をワイヤレ
ス送信し、キーボード装置からのワイヤレス信号の送信
を一時的に停止するようにし、その後に、座標入力装置
からのワイヤレス信号の送信が終了すると、キーボード
装置に送信開始信号をワイヤレス送信し、キーボード装
置からのワイヤレス信号の送信を再開させているので、
それら3つの装置間において良好な通信状態でワイヤレ
ス信号の伝送が行えるものである。
処理装置と座標入力装置との間及び信号処理装置とキー
ボード装置との間でワイヤレス信号の伝送を行う際に、
信号処理装置が、座標入力装置との間だけでワイヤレス
信号の伝送を行うときや、キーボード装置との間だけで
ワイヤレス信号の伝送を行うときは、1つのワイヤレス
信号の伝送を行っていることから、それらの装置間にお
いて良好な通信状態でワイヤレス信号の伝送が行えるも
のであり、また、信号処理装置が、座標入力装置及びキ
ーボード装置との間で同時にワイヤレス信号の伝送を行
うときには、キーボード装置に送信停止信号をワイヤレ
ス送信し、キーボード装置からのワイヤレス信号の送信
を一時的に停止するようにし、その後に、座標入力装置
からのワイヤレス信号の送信が終了すると、キーボード
装置に送信開始信号をワイヤレス送信し、キーボード装
置からのワイヤレス信号の送信を再開させているので、
それら3つの装置間において良好な通信状態でワイヤレ
ス信号の伝送が行えるものである。
【0019】本発明の実施の形態の1つのものによれ
ば、キーボード装置がワイヤレス信号を送信していると
き、信号処理装置からワイヤレス送信される送信停止信
号または送信開始信号の制御により、ワイヤレス信号の
送信の停止またはワイヤレス信号の送信の再開を行うの
で、信号処理装置側において2つのワイヤレス信号が同
時に受信されることがなく、常時、良好な通信状態でワ
イヤレス信号の伝送が行える。
ば、キーボード装置がワイヤレス信号を送信していると
き、信号処理装置からワイヤレス送信される送信停止信
号または送信開始信号の制御により、ワイヤレス信号の
送信の停止またはワイヤレス信号の送信の再開を行うの
で、信号処理装置側において2つのワイヤレス信号が同
時に受信されることがなく、常時、良好な通信状態でワ
イヤレス信号の伝送が行える。
【0020】本発明の実施の形態の他のものによれば、
キーボード装置がワイヤレス信号を送信しているとき、
信号処理装置からワイヤレス送信される送信停止信号の
供給直後のキー操作に基づくスイッチデータ等が内蔵メ
モリに順次蓄積され、信号処理装置からワイヤレス送信
される送信開始信号の供給時に、内蔵メモリに蓄積され
ているスイッチデータ等を順次読み出してワイヤレス送
信するので、キーボード装置の送信停止中のスイッチデ
ータ等を失うことなく、全てワイヤレス送信できる。
キーボード装置がワイヤレス信号を送信しているとき、
信号処理装置からワイヤレス送信される送信停止信号の
供給直後のキー操作に基づくスイッチデータ等が内蔵メ
モリに順次蓄積され、信号処理装置からワイヤレス送信
される送信開始信号の供給時に、内蔵メモリに蓄積され
ているスイッチデータ等を順次読み出してワイヤレス送
信するので、キーボード装置の送信停止中のスイッチデ
ータ等を失うことなく、全てワイヤレス送信できる。
【0021】本発明の実施の形態のさらに他のものによ
れば、座標入力装置からのワイヤレス信号だけが送信さ
れているときに、信号処理装置が、一定の周期で、短時
間、座標入力装置からのワイヤレス信号の受信を中断
し、キーボード装置からのスイッチデータ等のワイヤレ
ス送信の待機状態に設定されるので、信号処理装置は、
キーボード装置からのスイッチデータ等のワイヤレス送
信を大幅な時間遅れを伴わずに受信できる。
れば、座標入力装置からのワイヤレス信号だけが送信さ
れているときに、信号処理装置が、一定の周期で、短時
間、座標入力装置からのワイヤレス信号の受信を中断
し、キーボード装置からのスイッチデータ等のワイヤレ
ス送信の待機状態に設定されるので、信号処理装置は、
キーボード装置からのスイッチデータ等のワイヤレス送
信を大幅な時間遅れを伴わずに受信できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0023】図1は、本発明によるワイヤレス送受信シ
ステムの一実施例を示すブロック構成図であって、信号
処理装置がパーソナルコンピュータであり、座標入力装
置がポインティングデバイスであって、ワイヤレス信号
として赤外線信号を用いた場合の例を示すものである。
ステムの一実施例を示すブロック構成図であって、信号
処理装置がパーソナルコンピュータであり、座標入力装
置がポインティングデバイスであって、ワイヤレス信号
として赤外線信号を用いた場合の例を示すものである。
【0024】図1に示されるように、本実施例のワイヤ
レス送受信システムは、パーソナルコンピュータ(以
下、信号処理装置という)1と、ポインティングデバイ
ス(以下、座標入力装置という)2と、キーボード装置
3とを備えている。この場合、信号処理装置1は、赤外
線信号送受信部4と、送信開始信号発生部5と、送信停
止信号発生部6と、制御部7と、赤外線信号復調部8
と、信号処理部9と、表示部10とからなっている。座
標入力装置2は、赤外線信号送信部11と、制御部12
と、赤外線信号変調部13と、座標データ発生部14と
からなり、キーボード装置3は、赤外線信号送受信部1
5と、制御部16と、赤外線信号変調部17と、赤外線
信号復調部18と、スイッチデータ発生部19と、内部
メモリ20とからなっている。
レス送受信システムは、パーソナルコンピュータ(以
下、信号処理装置という)1と、ポインティングデバイ
ス(以下、座標入力装置という)2と、キーボード装置
3とを備えている。この場合、信号処理装置1は、赤外
線信号送受信部4と、送信開始信号発生部5と、送信停
止信号発生部6と、制御部7と、赤外線信号復調部8
と、信号処理部9と、表示部10とからなっている。座
標入力装置2は、赤外線信号送信部11と、制御部12
と、赤外線信号変調部13と、座標データ発生部14と
からなり、キーボード装置3は、赤外線信号送受信部1
5と、制御部16と、赤外線信号変調部17と、赤外線
信号復調部18と、スイッチデータ発生部19と、内部
メモリ20とからなっている。
【0025】そして、信号処理装置1において、赤外線
信号送受信部4は、送信開始信号発生部5、送信停止信
号発生部6、制御部7、赤外線信号復調部8にそれぞれ
接続され、送信開始信号発生部5及び送信停止信号発生
部6は、制御部7にそれぞれ接続されている。赤外線信
号復調部8は、制御部7、信号処理部9にそれぞれ接続
され、表示部10は、制御部7、信号処理部9にそれぞ
れ接続されている。また、座標入力装置2において、赤
外線信号送信部11は、制御部12、赤外線信号変調部
13にそれぞれ接続され、赤外線信号変調部13は、制
御部12、座標データ発生部14にそれぞれ接続され、
座標データ発生部14は制御部12に接続されている。
さらに、キーボード装置3において、赤外線信号送受信
部15は、制御部16、赤外線信号変調部17、赤外線
信号復調部18にそれぞれ接続され、赤外線信号変調部
17は制御部16に接続されている。赤外線信号変調部
17は、制御部16、スイッチデータ発生部19にそれ
ぞれ接続され、スイッチデータ発生部19は制御部16
に接続され、内部メモリ20も制御部16に接続されて
いる。
信号送受信部4は、送信開始信号発生部5、送信停止信
号発生部6、制御部7、赤外線信号復調部8にそれぞれ
接続され、送信開始信号発生部5及び送信停止信号発生
部6は、制御部7にそれぞれ接続されている。赤外線信
号復調部8は、制御部7、信号処理部9にそれぞれ接続
され、表示部10は、制御部7、信号処理部9にそれぞ
れ接続されている。また、座標入力装置2において、赤
外線信号送信部11は、制御部12、赤外線信号変調部
13にそれぞれ接続され、赤外線信号変調部13は、制
御部12、座標データ発生部14にそれぞれ接続され、
座標データ発生部14は制御部12に接続されている。
さらに、キーボード装置3において、赤外線信号送受信
部15は、制御部16、赤外線信号変調部17、赤外線
信号復調部18にそれぞれ接続され、赤外線信号変調部
17は制御部16に接続されている。赤外線信号変調部
17は、制御部16、スイッチデータ発生部19にそれ
ぞれ接続され、スイッチデータ発生部19は制御部16
に接続され、内部メモリ20も制御部16に接続されて
いる。
【0026】前記構成において、信号処理装置1、座標
入力装置2及びキーボード装置3における動作の概要を
説明すると、次のとおりである。
入力装置2及びキーボード装置3における動作の概要を
説明すると、次のとおりである。
【0027】座標入力装置2は、操作面(図示なし)上
において指等の操作体を移動操作すると、座標データ発
生部14が操作面の操作体の操作位置を示す座標データ
を順次発生し、赤外線信号変調部13が座標データ発生
部14から出力された座標データにより赤外線領域の搬
送波信号を変調し、赤外線信号送信部11が赤外線信号
変調部13から出力された変調搬送波信号を赤外線発光
素子により赤外線信号として信号処理装置2に向けてワ
イヤレス送信する。
において指等の操作体を移動操作すると、座標データ発
生部14が操作面の操作体の操作位置を示す座標データ
を順次発生し、赤外線信号変調部13が座標データ発生
部14から出力された座標データにより赤外線領域の搬
送波信号を変調し、赤外線信号送信部11が赤外線信号
変調部13から出力された変調搬送波信号を赤外線発光
素子により赤外線信号として信号処理装置2に向けてワ
イヤレス送信する。
【0028】また、キーボード装置3は、多数のキーを
順次操作すると、スイッチデータ発生部19が操作した
キーに対応したスイッチデータを発生し、赤外線信号変
調部17がスイッチデータ発生部19から出力されたス
イッチデータにより赤外線領域の搬送波信号を変調し、
赤外線信号送受信部15が赤外線信号変調部17から出
力された変調搬送波信号を赤外線発光素子により赤外線
信号として信号処理装置2に向けてワイヤレス送信す
る。そして、信号処理装置1から送信停止信号を含むワ
イヤレス信号が送信されると、赤外線信号送受信部15
が赤外線受光素子で受光して変調搬送波信号に変換し、
赤外線信号復調部18が赤外線信号送受信部15で得ら
れた変調搬送波信号を復調して送信停止信号を抽出し、
制御部16に供給する。このとき、制御部16は、供給
された送信停止信号に応答し、スイッチデータ発生部1
9から出力されるスイッチデータを赤外線信号変調部1
7を加えることなく、順次内部メモリ20に供給し、そ
こに一時的に記憶させとともに、赤外線信号変調部17
の動作を停止させる。次に、信号処理装置1から送信開
始信号を含む赤外線信号が送信されると、赤外線信号送
受信部15が赤外線受光素子で受光して変調搬送波信号
に変換し、赤外線信号復調部18が赤外線信号送受信部
15で得られた変調搬送波信号を復調して送信開始信号
を抽出し、制御部16に供給する。この場合は、制御部
16は、供給された送信開始信号に応答し、赤外線信号
変調部17の動作を再開させるとともに、内部メモリ2
0に記憶されているスイッチデータを読み出して赤外線
信号変調部17に供給し、赤外線信号送受信部15が内
部メモリ20から読み出されたスイッチデータにより変
調搬送波信号を発生し、赤外線信号送受信部15が赤外
線発光素子により赤外線信号として信号処理装置2に向
けてワイヤレス送信する。なお、赤外線信号変調部17
におけるスイッチデータの処理順序は、始めに内部メモ
リ20から読み出されたスイッチデータを処理し、その
後にスイッチデータ発生部19から出力されたスイッチ
データを処理する。
順次操作すると、スイッチデータ発生部19が操作した
キーに対応したスイッチデータを発生し、赤外線信号変
調部17がスイッチデータ発生部19から出力されたス
イッチデータにより赤外線領域の搬送波信号を変調し、
赤外線信号送受信部15が赤外線信号変調部17から出
力された変調搬送波信号を赤外線発光素子により赤外線
信号として信号処理装置2に向けてワイヤレス送信す
る。そして、信号処理装置1から送信停止信号を含むワ
イヤレス信号が送信されると、赤外線信号送受信部15
が赤外線受光素子で受光して変調搬送波信号に変換し、
赤外線信号復調部18が赤外線信号送受信部15で得ら
れた変調搬送波信号を復調して送信停止信号を抽出し、
制御部16に供給する。このとき、制御部16は、供給
された送信停止信号に応答し、スイッチデータ発生部1
9から出力されるスイッチデータを赤外線信号変調部1
7を加えることなく、順次内部メモリ20に供給し、そ
こに一時的に記憶させとともに、赤外線信号変調部17
の動作を停止させる。次に、信号処理装置1から送信開
始信号を含む赤外線信号が送信されると、赤外線信号送
受信部15が赤外線受光素子で受光して変調搬送波信号
に変換し、赤外線信号復調部18が赤外線信号送受信部
15で得られた変調搬送波信号を復調して送信開始信号
を抽出し、制御部16に供給する。この場合は、制御部
16は、供給された送信開始信号に応答し、赤外線信号
変調部17の動作を再開させるとともに、内部メモリ2
0に記憶されているスイッチデータを読み出して赤外線
信号変調部17に供給し、赤外線信号送受信部15が内
部メモリ20から読み出されたスイッチデータにより変
調搬送波信号を発生し、赤外線信号送受信部15が赤外
線発光素子により赤外線信号として信号処理装置2に向
けてワイヤレス送信する。なお、赤外線信号変調部17
におけるスイッチデータの処理順序は、始めに内部メモ
リ20から読み出されたスイッチデータを処理し、その
後にスイッチデータ発生部19から出力されたスイッチ
データを処理する。
【0029】さらに、信号処理装置1は、座標入力装置
2側のみから赤外線信号が送信されたとき、または、キ
ーボード装置3のみから赤外線信号が送信されたとき
に、信号送受信部4が送信された赤外線信号を赤外線受
光素子により受光して変調搬送波信号に変換し、赤外線
信号復調部8が信号送受信部4で得られた変調搬送波信
号を復調して座標データまたはスイッチデータを抽出
し、信号処理部9が赤外線信号復調部8から出力された
座標データまたはスイッチデータに対して所定の処理を
行い、表示部10においてその処理結果を表示する。そ
して、座標入力装置2側とキーボード装置3側の双方か
ら同時に赤外線信号が送信されるようになると、制御部
7が赤外線信号の同時受信を検知して送信停止信号発生
部6に駆動信号を供給し、送信停止信号発生部6が送信
停止信号を含む変調搬送波信号を発生し、赤外線信号送
受信部4が赤外線発光素子により赤外線信号としてキー
ボード装置3に向けてワイヤレス送信する。これによ
り、キーボード装置3側からの赤外線信号の送信が停止
され、信号処理装置1は、座標入力装置2側のみから赤
外線信号が送信されたときの前述の信号処理、即ち、座
標データの処理の場合と同様の座標データの処理を行
う。このような状態のとき、座標入力装置2側からの赤
外線信号の送信が停止されると、制御部7がこの赤外線
信号の送信停止を検知して送信開始信号発生部5に駆動
信号を供給し、送信開始信号発生部5が送信開始信号を
含む変調搬送波信号を発生し、赤外線信号送受信部4が
赤外線発光素子により赤外線信号としてキーボード装置
3に向けてワイヤレス送信する。これにより、キーボー
ド装置3側からの赤外線信号の送信が再開され、信号処
理装置1は、キーボード装置3側のみから赤外線信号が
送信されたときの前述の信号処理、即ち、スイッチデー
タの処理の場合と同様のスイッチデータの処理を行う。
2側のみから赤外線信号が送信されたとき、または、キ
ーボード装置3のみから赤外線信号が送信されたとき
に、信号送受信部4が送信された赤外線信号を赤外線受
光素子により受光して変調搬送波信号に変換し、赤外線
信号復調部8が信号送受信部4で得られた変調搬送波信
号を復調して座標データまたはスイッチデータを抽出
し、信号処理部9が赤外線信号復調部8から出力された
座標データまたはスイッチデータに対して所定の処理を
行い、表示部10においてその処理結果を表示する。そ
して、座標入力装置2側とキーボード装置3側の双方か
ら同時に赤外線信号が送信されるようになると、制御部
7が赤外線信号の同時受信を検知して送信停止信号発生
部6に駆動信号を供給し、送信停止信号発生部6が送信
停止信号を含む変調搬送波信号を発生し、赤外線信号送
受信部4が赤外線発光素子により赤外線信号としてキー
ボード装置3に向けてワイヤレス送信する。これによ
り、キーボード装置3側からの赤外線信号の送信が停止
され、信号処理装置1は、座標入力装置2側のみから赤
外線信号が送信されたときの前述の信号処理、即ち、座
標データの処理の場合と同様の座標データの処理を行
う。このような状態のとき、座標入力装置2側からの赤
外線信号の送信が停止されると、制御部7がこの赤外線
信号の送信停止を検知して送信開始信号発生部5に駆動
信号を供給し、送信開始信号発生部5が送信開始信号を
含む変調搬送波信号を発生し、赤外線信号送受信部4が
赤外線発光素子により赤外線信号としてキーボード装置
3に向けてワイヤレス送信する。これにより、キーボー
ド装置3側からの赤外線信号の送信が再開され、信号処
理装置1は、キーボード装置3側のみから赤外線信号が
送信されたときの前述の信号処理、即ち、スイッチデー
タの処理の場合と同様のスイッチデータの処理を行う。
【0030】この他に、信号処理装置1は、座標入力装
置2側のみから赤外線信号が送信されたときにおいて
も、一定の時間(第1の時間)T1 にわたって、座標デ
ータの処理を行った後で座標データの処理を一端中断し
て待機状態に入り、別の一定の時間(第2の時間)T2
にわたって、キーボード装置3側からの赤外線信号の送
信を待つものである。そして、この別の一定の時間(第
2の時間)T2 内にキーボード装置3側からの赤外線信
号が受信されないとき、再び、座標データの処理を行う
ように働き、一方、この別の一定の時間(第2の時間)
T2 内にキーボード装置3側からの赤外線信号が受信さ
れると、その受信に基づいて得られたスイッチデータの
処理を行い、再び、座標データの処理を行うように働
く。この場合、第1の時間T1 と第2の時間T2 とを9
対1程度になるように選ぶことが好ましい。
置2側のみから赤外線信号が送信されたときにおいて
も、一定の時間(第1の時間)T1 にわたって、座標デ
ータの処理を行った後で座標データの処理を一端中断し
て待機状態に入り、別の一定の時間(第2の時間)T2
にわたって、キーボード装置3側からの赤外線信号の送
信を待つものである。そして、この別の一定の時間(第
2の時間)T2 内にキーボード装置3側からの赤外線信
号が受信されないとき、再び、座標データの処理を行う
ように働き、一方、この別の一定の時間(第2の時間)
T2 内にキーボード装置3側からの赤外線信号が受信さ
れると、その受信に基づいて得られたスイッチデータの
処理を行い、再び、座標データの処理を行うように働
く。この場合、第1の時間T1 と第2の時間T2 とを9
対1程度になるように選ぶことが好ましい。
【0031】次に、図2(a)、(b)及び図3は、図
1に図示された本実施例のワイヤレス信号送受信システ
ムの動作の一例をより具体的に示すための動作経緯図で
あって、図2(a)は座標入力装置2のみが操作された
場合、図2(b)はキーボード装置3のみが操作された
場合、図3は座標入力装置2とキーボード装置3との双
方が操作された場合の動作の一例を示すものである。
1に図示された本実施例のワイヤレス信号送受信システ
ムの動作の一例をより具体的に示すための動作経緯図で
あって、図2(a)は座標入力装置2のみが操作された
場合、図2(b)はキーボード装置3のみが操作された
場合、図3は座標入力装置2とキーボード装置3との双
方が操作された場合の動作の一例を示すものである。
【0032】ここで、図1、図2(a)、(b)及び図
3を用い、本実施例のワイヤレス信号送受信システムの
動作についてさらに詳細に説明する。
3を用い、本実施例のワイヤレス信号送受信システムの
動作についてさらに詳細に説明する。
【0033】図2(a)に示されるように、座標入力装
置2側だけが操作される場合には、まず、座標入力装置
2は、操作面の操作に伴って赤外線信号送信部11から
スタートID信号をワイヤレス送信し、信号処理装置1
は、赤外線信号送受信部4でスタートID信号を受信す
ると、直ちに送信停止信号をワイヤレス送信し、キーボ
ード装置3は、赤外線信号送受信部15で送信停止信号
を受信する。
置2側だけが操作される場合には、まず、座標入力装置
2は、操作面の操作に伴って赤外線信号送信部11から
スタートID信号をワイヤレス送信し、信号処理装置1
は、赤外線信号送受信部4でスタートID信号を受信す
ると、直ちに送信停止信号をワイヤレス送信し、キーボ
ード装置3は、赤外線信号送受信部15で送信停止信号
を受信する。
【0034】次いで、座標入力装置2は、赤外線信号送
信部11から座標データを含んだ赤外線信号をワイヤレ
ス送信し、信号処理装置1は、赤外線信号送受信部4で
この赤外線信号を受信した後、赤外線信号中に含まれる
座標データを抽出してその処理を行う。
信部11から座標データを含んだ赤外線信号をワイヤレ
ス送信し、信号処理装置1は、赤外線信号送受信部4で
この赤外線信号を受信した後、赤外線信号中に含まれる
座標データを抽出してその処理を行う。
【0035】座標入力装置2は、スタートID信号をワ
イヤレス送信してから約450ミリ秒(msec)が経
過すると、座標データを含んだ赤外線信号のワイヤレス
送信を中断して赤外線信号送信部11からストップID
信号をワイヤレス送信し、信号処理装置1は、赤外線信
号送受信部4でスタートID信号を受信すると、直ちに
送信開始信号をワイヤレス送信し、キーボード装置3
は、赤外線信号送受信部15で送信開始信号を受信し、
このとき、内部メモリ20にスイッチデータが記憶され
ていれば、それを読み出した後、赤外線信号送受信部1
5からスイッチデータを含んだ赤外線信号をワイヤレス
送信し、一方、内部メモリ20にスイッチデータが記憶
されていなければ、赤外線信号送受信部15から赤外線
信号をワイヤレス送信しない。
イヤレス送信してから約450ミリ秒(msec)が経
過すると、座標データを含んだ赤外線信号のワイヤレス
送信を中断して赤外線信号送信部11からストップID
信号をワイヤレス送信し、信号処理装置1は、赤外線信
号送受信部4でスタートID信号を受信すると、直ちに
送信開始信号をワイヤレス送信し、キーボード装置3
は、赤外線信号送受信部15で送信開始信号を受信し、
このとき、内部メモリ20にスイッチデータが記憶され
ていれば、それを読み出した後、赤外線信号送受信部1
5からスイッチデータを含んだ赤外線信号をワイヤレス
送信し、一方、内部メモリ20にスイッチデータが記憶
されていなければ、赤外線信号送受信部15から赤外線
信号をワイヤレス送信しない。
【0036】続いて、座標入力装置2は、座標データを
含んだ赤外線信号のワイヤレス送信を中断してから約5
0ミリ秒(msec)が経過すると、赤外線信号送信部
11からスタートID信号をワイヤレス送信し、信号処
理装置1は、赤外線信号送受信部4でスタートID信号
を受信すると、直ちに送信停止信号をワイヤレス送信
し、キーボード装置3は、赤外線信号送受信部15で送
信停止信号を受信し、その後、前述の動作と同じ動作が
繰返し実行される。
含んだ赤外線信号のワイヤレス送信を中断してから約5
0ミリ秒(msec)が経過すると、赤外線信号送信部
11からスタートID信号をワイヤレス送信し、信号処
理装置1は、赤外線信号送受信部4でスタートID信号
を受信すると、直ちに送信停止信号をワイヤレス送信
し、キーボード装置3は、赤外線信号送受信部15で送
信停止信号を受信し、その後、前述の動作と同じ動作が
繰返し実行される。
【0037】また、図2(b)に示されるように、キー
ボード装置3側だけが操作される場合には、キーボード
装置3は、多数のキーの順次操作によって得られたスイ
ッチデータを内部メモリ20に順番に一時的に記憶す
る。
ボード装置3側だけが操作される場合には、キーボード
装置3は、多数のキーの順次操作によって得られたスイ
ッチデータを内部メモリ20に順番に一時的に記憶す
る。
【0038】このような動作が開始されてから約450
ミリ秒(msec)が経過すると、キーボード装置3
は、内部メモリ20に記憶されているスイッチデータを
順次読み出し、スイッチデータを含む赤外線信号を赤外
線信号送受信部15からワイヤレス送信し、信号処理装
置1は、赤外線信号送受信部4でスイッチデータを含む
赤外線信号を受信すると、赤外線信号に含まれているス
イッチデータを抽出し、その処理を行う。
ミリ秒(msec)が経過すると、キーボード装置3
は、内部メモリ20に記憶されているスイッチデータを
順次読み出し、スイッチデータを含む赤外線信号を赤外
線信号送受信部15からワイヤレス送信し、信号処理装
置1は、赤外線信号送受信部4でスイッチデータを含む
赤外線信号を受信すると、赤外線信号に含まれているス
イッチデータを抽出し、その処理を行う。
【0039】スイッチデータを含む赤外線信号のワイヤ
レス送信が行われてから約50ミリ秒(msec)経過
すると、キーボード装置3は、スイッチデータを含む赤
外線信号のワイヤレス送信を中止し、再び、多数のキー
の順次操作によって得られたスイッチデータを内部メモ
リ20に順番に一時的に記憶するように働き、その後、
前述の動作と同じ動作が繰返し実行される。
レス送信が行われてから約50ミリ秒(msec)経過
すると、キーボード装置3は、スイッチデータを含む赤
外線信号のワイヤレス送信を中止し、再び、多数のキー
の順次操作によって得られたスイッチデータを内部メモ
リ20に順番に一時的に記憶するように働き、その後、
前述の動作と同じ動作が繰返し実行される。
【0040】さらに、図3に示されるように、座標入力
装置2及びキーボード装置3が同時に操作される場合に
は、始めに、キーボード装置3は、多数のキーの順次操
作によって得られたスイッチデータを内部メモリ20に
順番に一時的に記憶する。
装置2及びキーボード装置3が同時に操作される場合に
は、始めに、キーボード装置3は、多数のキーの順次操
作によって得られたスイッチデータを内部メモリ20に
順番に一時的に記憶する。
【0041】このような動作の開始から約450ミリ秒
(msec)が経過すると、キーボード装置3は、内部
メモリ20に記憶されているスイッチデータを順次読み
出し、スイッチデータを含む赤外線信号を赤外線信号送
受信部15からワイヤレス送信し、信号処理装置1は、
赤外線信号送受信部4でスイッチデータを含む赤外線信
号を受信すると、赤外線信号に含まれているスイッチデ
ータを抽出し、その処理を行う。なお、このスイッチデ
ータを含む赤外線信号のワイヤレス送信は、送信が開始
されてから約50ミリ秒(msec)の間だけ行われ
る。
(msec)が経過すると、キーボード装置3は、内部
メモリ20に記憶されているスイッチデータを順次読み
出し、スイッチデータを含む赤外線信号を赤外線信号送
受信部15からワイヤレス送信し、信号処理装置1は、
赤外線信号送受信部4でスイッチデータを含む赤外線信
号を受信すると、赤外線信号に含まれているスイッチデ
ータを抽出し、その処理を行う。なお、このスイッチデ
ータを含む赤外線信号のワイヤレス送信は、送信が開始
されてから約50ミリ秒(msec)の間だけ行われ
る。
【0042】次いで、座標入力装置2は、操作面の操作
に伴って赤外線信号送信部11からスタートID信号を
ワイヤレス送信し、信号処理装置1は、赤外線信号送受
信部4でスタートID信号を受信すると、直ちに送信停
止信号をワイヤレス送信し、キーボード装置3は、赤外
線信号送受信部15で送信停止信号を受信し、そのとき
にスイッチデータを含む赤外線信号のワイヤレス送信が
行われていた場合、直ちにスイッチデータを含む赤外線
信号のワイヤレス送信を停止し、再び、多数のキーの順
次操作によって得られたスイッチデータを内部メモリ2
0に順番に一時的に記憶するように働く。
に伴って赤外線信号送信部11からスタートID信号を
ワイヤレス送信し、信号処理装置1は、赤外線信号送受
信部4でスタートID信号を受信すると、直ちに送信停
止信号をワイヤレス送信し、キーボード装置3は、赤外
線信号送受信部15で送信停止信号を受信し、そのとき
にスイッチデータを含む赤外線信号のワイヤレス送信が
行われていた場合、直ちにスイッチデータを含む赤外線
信号のワイヤレス送信を停止し、再び、多数のキーの順
次操作によって得られたスイッチデータを内部メモリ2
0に順番に一時的に記憶するように働く。
【0043】続いて、座標入力装置2は、赤外線信号送
信部11から座標データを含んだ赤外線信号をワイヤレ
ス送信し、信号処理装置1は、赤外線信号送受信部4で
この赤外線信号を受信した後、赤外線信号中に含まれる
座標データを抽出してその処理を行う。
信部11から座標データを含んだ赤外線信号をワイヤレ
ス送信し、信号処理装置1は、赤外線信号送受信部4で
この赤外線信号を受信した後、赤外線信号中に含まれる
座標データを抽出してその処理を行う。
【0044】その後に、座標入力装置2は、スタートI
D信号をワイヤレス送信してから約450ミリ秒(ms
ec)が経過すると、座標データを含んだ赤外線信号の
ワイヤレス送信を中断して赤外線信号送信部11からス
トップID信号をワイヤレス送信し、信号処理装置1
は、赤外線信号送受信部4でスタートID信号を受信す
ると、直ちに送信開始信号をワイヤレス送信し、キーボ
ード装置3は、赤外線信号送受信部15で送信開始信号
を受信し、内部メモリ20に記憶されているスイッチデ
ータを読み出し、赤外線信号送受信部15からスイッチ
データを含んだ赤外線信号をワイヤレス送信する。
D信号をワイヤレス送信してから約450ミリ秒(ms
ec)が経過すると、座標データを含んだ赤外線信号の
ワイヤレス送信を中断して赤外線信号送信部11からス
トップID信号をワイヤレス送信し、信号処理装置1
は、赤外線信号送受信部4でスタートID信号を受信す
ると、直ちに送信開始信号をワイヤレス送信し、キーボ
ード装置3は、赤外線信号送受信部15で送信開始信号
を受信し、内部メモリ20に記憶されているスイッチデ
ータを読み出し、赤外線信号送受信部15からスイッチ
データを含んだ赤外線信号をワイヤレス送信する。
【0045】このとき、信号処理装置1は、赤外線信号
送受信部4でスイッチデータを含んだ赤外線信号を受信
した後、赤外線信号中に含まれるスイッチデータを抽出
してその処理を行う。
送受信部4でスイッチデータを含んだ赤外線信号を受信
した後、赤外線信号中に含まれるスイッチデータを抽出
してその処理を行う。
【0046】次いで、座標入力装置2は、座標データを
含んだ赤外線信号のワイヤレス送信を中断してから約5
0ミリ秒(msec)が経過すると、赤外線信号送信部
11からスタートID信号をワイヤレス送信し、信号処
理装置1は、赤外線信号送受信部4でスタートID信号
を受信すると、直ちに送信停止信号をワイヤレス送信
し、キーボード装置3は、赤外線信号送受信部15で送
信停止信号を受信し、その後、前述の動作と同じ動作が
繰返し実行される。
含んだ赤外線信号のワイヤレス送信を中断してから約5
0ミリ秒(msec)が経過すると、赤外線信号送信部
11からスタートID信号をワイヤレス送信し、信号処
理装置1は、赤外線信号送受信部4でスタートID信号
を受信すると、直ちに送信停止信号をワイヤレス送信
し、キーボード装置3は、赤外線信号送受信部15で送
信停止信号を受信し、その後、前述の動作と同じ動作が
繰返し実行される。
【0047】このように、本実施例によるワイヤレス信
号送受信システムによれば、信号処理装置1と座標入力
装置2との間及び信号処理装置1とキーボード装置3と
の間で赤外線信号の伝送を行う際に、信号処理装置1
が、座標入力装置2との間だけで赤外線信号の伝送を行
うときや、キーボード装置3との間だけで赤外線信号の
伝送を行うときは、1つの赤外線信号の伝送が行われる
に過ぎないことから、それらの装置1、2または1、3
間において良好な通信状態で赤外線信号の伝送を行うこ
とができ、また、信号処理装置1が、座標入力装置2及
びキーボード装置3との間で同時に赤外線信号の伝送を
行うときは、キーボード装置3に送信停止信号を送信
し、キーボード装置3からの赤外線信号の送信を一時的
に停止するようにし、その後に、座標入力装置2からの
赤外線信号の送信が終了すると、キーボード装置3に送
信開始信号を送信し、キーボード装置3からの赤外線信
号の送信を再開するようにしているので、それら3つの
装置1、2、3間において良好な通信状態で赤外線信号
の伝送を行うことができる。
号送受信システムによれば、信号処理装置1と座標入力
装置2との間及び信号処理装置1とキーボード装置3と
の間で赤外線信号の伝送を行う際に、信号処理装置1
が、座標入力装置2との間だけで赤外線信号の伝送を行
うときや、キーボード装置3との間だけで赤外線信号の
伝送を行うときは、1つの赤外線信号の伝送が行われる
に過ぎないことから、それらの装置1、2または1、3
間において良好な通信状態で赤外線信号の伝送を行うこ
とができ、また、信号処理装置1が、座標入力装置2及
びキーボード装置3との間で同時に赤外線信号の伝送を
行うときは、キーボード装置3に送信停止信号を送信
し、キーボード装置3からの赤外線信号の送信を一時的
に停止するようにし、その後に、座標入力装置2からの
赤外線信号の送信が終了すると、キーボード装置3に送
信開始信号を送信し、キーボード装置3からの赤外線信
号の送信を再開するようにしているので、それら3つの
装置1、2、3間において良好な通信状態で赤外線信号
の伝送を行うことができる。
【0048】また、本実施例によれば、キーボード装置
3が赤外線信号を送信しているときに、信号処理装置1
から送信される送信停止信号または送信開始信号の制御
によって、赤外線信号の送信の停止または赤外線信号の
送信の再開を行うようにしているので、信号処理装置1
側において2つの赤外線信号が同時に受信されることが
なく、常時、良好な通信状態で赤外線信号の伝送を行う
ことができる。
3が赤外線信号を送信しているときに、信号処理装置1
から送信される送信停止信号または送信開始信号の制御
によって、赤外線信号の送信の停止または赤外線信号の
送信の再開を行うようにしているので、信号処理装置1
側において2つの赤外線信号が同時に受信されることが
なく、常時、良好な通信状態で赤外線信号の伝送を行う
ことができる。
【0049】さらに、本実施例によれば、キーボード装
置3が赤外線信号を送信しているとき、信号処理装置1
から送信される送信停止信号の供給直後のキー操作に基
づくスイッチデータ等が内部メモリ20に順次蓄積さ
れ、信号処理装置1から送信される送信開始信号の供給
時に、内部メモリ20に蓄積されているスイッチデータ
等を順次読み出して赤外線信号で送信するので、キーボ
ード装置3の送信停止中のスイッチデータ等が失われる
ことはなく、全てのスイッチデータ等を赤外線信号によ
る送信を行うことができる。
置3が赤外線信号を送信しているとき、信号処理装置1
から送信される送信停止信号の供給直後のキー操作に基
づくスイッチデータ等が内部メモリ20に順次蓄積さ
れ、信号処理装置1から送信される送信開始信号の供給
時に、内部メモリ20に蓄積されているスイッチデータ
等を順次読み出して赤外線信号で送信するので、キーボ
ード装置3の送信停止中のスイッチデータ等が失われる
ことはなく、全てのスイッチデータ等を赤外線信号によ
る送信を行うことができる。
【0050】この他に、本実施例によれば、座標入力装
置2からの赤外線信号だけが送信されているときに、信
号処理装置1が、一定の周期で、短時間、座標入力装置
2からの赤外線信号の受信を中断し、キーボード装置3
からのスイッチデータ等の赤外線信号の送信の待機状態
に設定されるので、信号処理装置1は、キーボード装置
3からのスイッチデータ等の赤外線信号の送信を大幅な
時間遅れを伴わずに受信することができる。
置2からの赤外線信号だけが送信されているときに、信
号処理装置1が、一定の周期で、短時間、座標入力装置
2からの赤外線信号の受信を中断し、キーボード装置3
からのスイッチデータ等の赤外線信号の送信の待機状態
に設定されるので、信号処理装置1は、キーボード装置
3からのスイッチデータ等の赤外線信号の送信を大幅な
時間遅れを伴わずに受信することができる。
【0051】なお、前記実施例においては、信号処理装
置1がパーソナルコンピュータであり、座標入力装置2
がポインティングデバイスである例を挙げて説明した
が、本発明による信号処理装置1や座標入力装置2はパ
ーソナルコンピュータやポインティングデバイスでる場
合に限られず、それらに類似の他の装置であってもよい
ことは勿論である。
置1がパーソナルコンピュータであり、座標入力装置2
がポインティングデバイスである例を挙げて説明した
が、本発明による信号処理装置1や座標入力装置2はパ
ーソナルコンピュータやポインティングデバイスでる場
合に限られず、それらに類似の他の装置であってもよい
ことは勿論である。
【0052】また、前記実施例においては、ワイヤレス
伝送手段が赤外線伝送手段である例を挙げて説明した
が、本発明によるワイヤレス伝送手段は赤外線伝送手段
に限られず、他のワイヤレス伝送手段、例えば、可視光
や電波を用いた伝送手段であってもよいことは勿論であ
る。
伝送手段が赤外線伝送手段である例を挙げて説明した
が、本発明によるワイヤレス伝送手段は赤外線伝送手段
に限られず、他のワイヤレス伝送手段、例えば、可視光
や電波を用いた伝送手段であってもよいことは勿論であ
る。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、信号処
理装置と座標入力装置との間及び信号処理装置と前記座
標入力装置とは別体のキーボード装置との間でワイヤレ
ス信号の伝送を行う際に、信号処理装置が、座標入力装
置との間だけでワイヤレス信号の伝送を行うときや、キ
ーボード装置との間だけでワイヤレス信号の伝送を行う
ときは、1つのワイヤレス信号の伝送が行われるに過ぎ
ないものであることから、それら2つの装置間において
良好な通信状態でワイヤレス信号の伝送を行うことがで
きるだけでなく、信号処理装置が、座標入力装置及びキ
ーボード装置との間で同時にワイヤレス信号の伝送を行
うときは、キーボード装置に送信停止信号をワイヤレス
送信し、キーボード装置からのワイヤレス信号の送信を
一時的に停止するようにし、その後に、座標入力装置か
らのワイヤレス信号の送信が終了すると、キーボード装
置に送信開始信号をワイヤレス送信し、キーボード装置
からのワイヤレス信号の送信を再開するようにしている
ので、それら3つの装置間において良好な通信状態でワ
イヤレス信号の伝送を行うことができるもので、信号処
理装置側においてワイヤレス信号の送信先の判別が可能
であり、かつ、座標入力装置やキーボード装置の内蔵電
源が小さくて済み、ワイヤレス送受信システム全体の製
造コストの上昇を抑えることができるという効果があ
る。
理装置と座標入力装置との間及び信号処理装置と前記座
標入力装置とは別体のキーボード装置との間でワイヤレ
ス信号の伝送を行う際に、信号処理装置が、座標入力装
置との間だけでワイヤレス信号の伝送を行うときや、キ
ーボード装置との間だけでワイヤレス信号の伝送を行う
ときは、1つのワイヤレス信号の伝送が行われるに過ぎ
ないものであることから、それら2つの装置間において
良好な通信状態でワイヤレス信号の伝送を行うことがで
きるだけでなく、信号処理装置が、座標入力装置及びキ
ーボード装置との間で同時にワイヤレス信号の伝送を行
うときは、キーボード装置に送信停止信号をワイヤレス
送信し、キーボード装置からのワイヤレス信号の送信を
一時的に停止するようにし、その後に、座標入力装置か
らのワイヤレス信号の送信が終了すると、キーボード装
置に送信開始信号をワイヤレス送信し、キーボード装置
からのワイヤレス信号の送信を再開するようにしている
ので、それら3つの装置間において良好な通信状態でワ
イヤレス信号の伝送を行うことができるもので、信号処
理装置側においてワイヤレス信号の送信先の判別が可能
であり、かつ、座標入力装置やキーボード装置の内蔵電
源が小さくて済み、ワイヤレス送受信システム全体の製
造コストの上昇を抑えることができるという効果があ
る。
【図1】本発明によるワイヤレス送受信システムの一実
施例を示すブロック構成図であっ。
施例を示すブロック構成図であっ。
【図2】図1に図示されたワイヤレス信号送受信システ
ムにおいて、座標入力装置またはキーボード装置が単独
操作された場合の動作の一例を示す動作経緯図である。
ムにおいて、座標入力装置またはキーボード装置が単独
操作された場合の動作の一例を示す動作経緯図である。
【図3】図1に図示されたワイヤレス信号送受信システ
ムにおいて、座標入力装置とキーボード装置の双方が操
作された場合の動作の一例を示す動作経緯図である。
ムにおいて、座標入力装置とキーボード装置の双方が操
作された場合の動作の一例を示す動作経緯図である。
1 パーソナルコンピュータ(信号処理装置) 2 ポインティングデバイス(座標入力装置) 3 キーボード装置3 4、15 赤外線信号送受信部 5 送信開始信号発生部 6 送信停止信号 7、12、16 制御部 8、18 赤外線信号復調部 9 信号処理部 10 表示部 11 赤外線信号送信部 13、17 赤外線信号変調部 14 座標データ発生部 19 スイッチデータ発生部 20 内部メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 G06F 3/02
Claims (5)
- 【請求項1】 ワイヤレス信号の送信を行う座標入力装
置と、それぞれワイヤレス信号の送受信を行う前記座標
入力装置とは別体のキーボード装置及び信号処理装置と
を備え、前記信号処理装置は、前記座標入力装置からの
ワイヤレス信号だけが送信されたとき、または、前記キ
ーボード装置からのワイヤレス信号だけが送信されたと
きに、送信されたワイヤレス信号を受信し、前記キーボ
ード装置から送信されたワイヤレス信号の受信中に、前
記座標入力装置からワイヤレス信号が送信されると、前
記キーボード装置に送信停止信号を送信し、前記座標入
力装置からのワイヤレス信号の送信が停止すると、前記
キーボード装置に送信開始信号を送信することを特徴と
するワイヤレス送受信システム。 - 【請求項2】 前記キーボード装置は、キー操作で得ら
れたスイッチデータを前記信号処理装置にワイヤレス信
号により送信しているとき、前記信号処理装置から送信
された送信停止信号を受信すると、ワイヤレス信号によ
り送信中の前記スイッチデータの送信を停止し、前記信
号処理装置から送信された送信開始信号を受信すると、
ワイヤレス信号による前記スイッチデータの送信を再開
することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス送受
信システム。 - 【請求項3】 前記キーボード装置は、前記送信停止信
号を受信してスイッチデータのワイヤレス信号による送
信を停止すると、キー操作で得られたスイッチデータを
順次内部メモリに蓄積し、前記送信開始信号を受信して
ワイヤレス信号による送信を再開した際に、前記内部メ
モリに蓄積されたスイッチデータを順次読み出し、ワイ
ヤレス信号によって送信することを特徴とする請求項2
に記載のワイヤレス送受信システム。 - 【請求項4】 前記信号処理装置は、前記座標入力装置
からのワイヤレス信号だけが送信されているとき、一定
の周期で、短時間、前記キーボード装置からのスイッチ
データのワイヤレス送信を待機するように設定している
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス送受信シ
ステム。 - 【請求項5】 前記信号処理装置はパーソナルコンピュ
ータであり、前記座標入力装置はポインティングデバイ
スであることを特徴とする請求項1乃至4に記載のワイ
ヤレス送受信システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35079596A JP3336211B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ワイヤレス送受信システム |
TW086118118A TW357494B (en) | 1996-12-27 | 1997-12-02 | Wireless radio system |
KR1019970074441A KR100292177B1 (ko) | 1996-12-27 | 1997-12-26 | 무선송수신시스템 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35079596A JP3336211B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ワイヤレス送受信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10190583A JPH10190583A (ja) | 1998-07-21 |
JP3336211B2 true JP3336211B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=18412929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35079596A Expired - Fee Related JP3336211B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ワイヤレス送受信システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3336211B2 (ja) |
KR (1) | KR100292177B1 (ja) |
TW (1) | TW357494B (ja) |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35079596A patent/JP3336211B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-12-02 TW TW086118118A patent/TW357494B/zh active
- 1997-12-26 KR KR1019970074441A patent/KR100292177B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100292177B1 (ko) | 2001-06-01 |
JPH10190583A (ja) | 1998-07-21 |
TW357494B (en) | 1999-05-01 |
KR19980064711A (ko) | 1998-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5203020A (en) | Method and apparatus for reducing power consumption in a radio telecommunication apparatus | |
KR20060048811A (ko) | 통신단말장치, 통신을 확립하기 위한 방법 | |
KR20060052306A (ko) | 근거리 통신 시스템을 구동하기 위한 방법 | |
US20020113735A1 (en) | Location data dissemination and reception for entities having short-range receivers | |
US9489833B2 (en) | Remote control and communication method for remote control | |
JP3336211B2 (ja) | ワイヤレス送受信システム | |
CN101955095B (zh) | 基于多目标卡的无线远程电梯召唤的操控系统及控制方法 | |
CN107135467B (zh) | 一种双工模式ble应用系统及方法 | |
JPH10126465A (ja) | 無線携帯端末における情報処理部の起動方式 | |
JPH10133788A (ja) | 電源制御機能付き無線型情報入力装置 | |
CN117297658B (zh) | 无线超声探头 | |
JP2001320300A (ja) | 遠隔制御用送受信システム | |
JPH0884111A (ja) | 無線システム | |
CN213585780U (zh) | 一种信号转发器 | |
KR100747591B1 (ko) | 슬롯모드를 이용한 cdma와 모바일 rfid시스템의휴대 단말기 공유방법 및 장치 | |
JPH10136475A (ja) | 赤外線通信システム | |
JP2000116032A (ja) | 無線通信装置 | |
JP3392372B2 (ja) | ポーリング通信方法及びポーリング通信装置 | |
JPH0784033A (ja) | 応答器 | |
WO2003036996A3 (en) | Method and apparatus for enabling discontinuous transmission feature on a mobile station | |
JP2985504B2 (ja) | Idカード通信方式 | |
JPH024531Y2 (ja) | ||
JP2000148954A (ja) | 無線カードと無線カードの通信制御方法 | |
JPH05203735A (ja) | 移動体識別装置 | |
JP4585779B2 (ja) | 無線通信システム及び無線通信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020716 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070802 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |