JPH024531Y2 - - Google Patents

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JPH024531Y2
JPH024531Y2 JP1985165747U JP16574785U JPH024531Y2 JP H024531 Y2 JPH024531 Y2 JP H024531Y2 JP 1985165747 U JP1985165747 U JP 1985165747U JP 16574785 U JP16574785 U JP 16574785U JP H024531 Y2 JPH024531 Y2 JP H024531Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は発呼指示により回線を自動的に接続す
るようになされたアマチユア無線用通信機に関
し、さらに詳言すればレピータ局使用時において
レピータ局を介して空チヤンネルに移行するとき
に好適な自動回線をなすアマチユア無線用通信機
に関する。
(従来技術) 一般的にアマチユア無線用通信機におけるFM
交信は、呼び出し周波数(チヤンネル)から空い
ている周波数(空きチヤンネル)を見つけて相手
側局に伝え、お互いがその周波数に移つて交信を
する。これらの操作は手動によつて行われる。
これに対し、発呼指示にしたがつて空きチヤン
ネルを自動的に見つけて、相手の無線通信機の周
波数を見つけた空きチヤンネルへ移動動作させる
ための空チヤンネル情報を含む制御信号を送信
し、自局の無線通信機も直ちに上記見つけた空き
チヤンネルへ移動させるようにしたアマチユア無
線用通信機を出願人は既に提案している。(特願
昭59−128451〜特願昭59−128465)。
すなわち発呼指示がなされて、一定条件が揃え
ば空チヤンネルの捜索が開始され、見つけられた
空チヤンネルと自動的に回転接続がなされる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記したアマチユア無線用通信機で、
レピータ局を経由しての自動回線接続運用時に
は、レピータ局を開かせるための時間を特別に考
慮して回線接続のための少なくとも空チヤンネル
情報を含む制御信号を送出する等の処理がなされ
ていない問題点があつた。またレピータ局が送出
する識別信号と回線接続のための制御信号とが重
畳されて制御信号が見出される問題点があつた。
さらに従来の制御信号の送出時期では対応しきれ
ないレピータ局が存在する可能性もあり、回線自
動接続に支障をきたす欠点があつた。
本考案は上記した従来例の問題点、欠点を解消
し、レピータ局を経由した交信においてシンプレ
ツクス交信の空チヤンネルを自動的に通話チヤン
ネルとして回線自動接続することができるアマチ
ユア無線用通信機を提供することを目的とする。
なお、ここでレピータ局を介さない交信をシン
プレツクス交信と称している。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、レピータ局を介した交信が可能にさ
れ、かつ発呼指示により空チヤンネルを捜索し、
少なくとも捜索した空チヤンネル情報と相手側局
と取り決めたコード情報とを呼び出し周波数で送
信して前記コード情報が一致したとき相手側局の
スケルチを解除し、相手側局を前記空チヤンネル
に引き込むようになされたアマチユア無線用通信
機において、レピータ局を介した交信の場合にプ
ツシユ・トウ・トークスイツチの通話状態途中の
所定期間に少なくとも前記コード情報を、および
前記通話状態から非通話状態にしたとき少なくと
も前記空チヤンネル情報を呼び出し周波数に対応
した周波数で送信すると共に、プツシユ・トウ・
トークスイツチの前記通話開始状態時から前記コ
ード情報の送信までの期間サブトーン信号を送信
するようにしたものである。
(作用) 上記の如く構成された本考案において、レピー
タ局を介して交信する場合に、プツシユ・トウ・
トークスイツチが通話状態になされている中の所
定期間に少なくともコード情報が呼び出し周波数
で送信されるため、同じコードでスケルチされて
いる相手局のコードスケルチは解除される。した
がつて必要に応じて音声による通話も行なえる。
さらに通話状態から非通話状態にされたとき、
少なくとも空チヤンネル情報が呼び出し周波数で
送信されるため、相手局を空チヤンネルへ移行さ
せることができる。
また、レピータ局をアクセスするサブトーン信
号はプツシユ・トウ・トークスイツチが通話状態
にされたときからコード情報が出力されるまでの
期間出力されるためにレピータ局は開かれ、また
この間にレピータ局からの識別信号の送出は終了
しているため、コード情報、空チヤンネル情報の
送出に支障を来すことはなくなる。
(考案の実施例) 以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の構成を示すためのブロツク図
である。
1は通信機本体であり、送信部2、受信部3、
アンテナ切替部4、周波数シンセサイザ部5、周
波数シンセサイザ部5への分周比を低減してシン
セサイザ周波数を所定値オフセツトさせるオフセ
ツト演算手段6、オフセツト演算手段6を選択的
にバイパスする切替手段7、送信部2と受信部3
とに電源を選択的に供給して送信と受信とを切替
える送受信切替手段8、マイクロホン9の出力を
増幅する音声信号増幅器10、音声信号増幅器1
0の出力と後述する出力データ生成手段11の出
力とを切替えて変調信号として送信部2に供給す
る変調信号切替手段12、レピータ局使用時レピ
ータ局を開かせるためのトーン発振指示をするト
ーン発振指示手段13、トーン発振指示手段13
の指示を受けてサブトーン信号を発振するトーン
発振器14、受信部3からの音声信号を受けて増
幅する音声信増幅器15とを備えており、送信部
2は変調信号切替手段12の出力を変調信号とし
て周波数シンセサイザ部5の発振出力に対応した
周波数を変調のうえ送信するように、また受信の
とき周波数シンセサイザ部5の出力を局部発振出
力として受信信号周波数を中間周波数に変換して
受信するように構成してある。なお、16はアン
テナを、17はスピーカを示している。さらにま
た切替手段7のオフセツト演算側への切替信号に
よつて、トーン発振指示手段13を発振指示側に
切替えるように構成してある。
マイクロホン9にはプツシユ・トウ・トーク
(push to talk,PTTと略称する)スイツチ18
が装着してあり、PTTスイツチ18をオン状態
にすることにより送受信切替手段8を受信側から
送信側に切替えるように構成してある。またアン
テナ切替部4は送受信切替手段8と連動して切替
わるように構成してある。さらにまた、オフセツ
ト指示手段19-1にはPTTスイツチ18の出力
が供給してあり、PTTスイツチ18の出力がオ
ンでかつオフセツト指示スイツチ19-2にてオフ
セツト指示がなされているとき切替手段7を第1
図に示す接点位置から切替えてオフセツト演算手
段6をバイパスするようにしてある。さらにま
た、オフセツト指示手段19-1により切替手段7
が第1図に示す接点位置から切替えられた時か
ら、出力データ生成手段11から出力が発生する
ときまでの期間、トーン発振指示手段13にトー
ン発振指示をするようにしてある。またトーン発
振指示を受けたトーン発振器14はその発振出力
を送信部2に供給してある。
自動チヤンネル選択装置20は、発呼指示手段
21、発呼指示手段21の出力を受けて空チヤン
ネルを捜索する空チヤンネル捜索手段22、空チ
ヤンネル捜索手段22により見出された空チヤン
ネルに対応する周波数データの送出を選択的に遅
延させ、かつ選択的に遅延して出力された空チヤ
ンネルに対応する周波数データを選択手段24を
介して記憶手段25に転送する選択遅延手段23
を備えており、選択遅延手段23は空チヤンネル
の周波数データを転送したときは選択手段24を
選択遅延手段23から出力される空チヤンネルの
周波数データの選択側に、送信受信切替手段10
を受信側から送信側におよび変調信号切替手段1
2を音声信号増幅器8側から出力データ生成手段
11の出力側に所定期間切替えるとともに、この
所定期間経過したときは選択手段26をして切替
手段7へ後記の記憶手段27に記憶させてある周
波数データに代つて記憶手段25に記憶させた周
波数データを供給するように構成してある。ま
た、選択手段24の出力は記憶手段25に供給し
てある。
なお、選択遅延手段23は空チヤンネル捜索手
段22から出力された空チヤンネル周波数データ
を受ける切替手段23-1と、切替手段23-1の一
方の接点を介して空チヤンネル捜索手段22から
出力された空チヤンネルに対応する周波数データ
を出力し、出力するとき前記の如く送信状態に切
替えるとともに、選択手段24,26などに選択
信号を供給する出力判別手段23-2と、切替手段
23-1の他方の接点を介して空チヤンネル捜索手
段22から出力された空チヤンネルに対応する周
波数データを、オフセツト指示手段19-1を介し
て出力されるPTTスイツチ18の出力を受けて
PTTスイツチ18の出力のオフ状態時にエツヂ
にまで遅延させて出力判別手段23-2に供給する
遅延手段23-3とからなり、オフセツト指示手段
19-1から出力される切替手段7の切替信号によ
り切替手段23-1の接点状態を切替えるように構
成してあり、さらにオフセツト指示手段19-1
前記出力データ生成手段11からの出力の送信終
了時にリセツトされるように構成してある。
自動チヤンネル選択装置20はさらに、予め交
信相手と打合せたコード、または相手側局のコー
ルサイン等のコードを記憶させたコード記憶手段
29、記憶手段25の記憶周波数データとコード
記憶手段29の記憶コードとが置数されて対応し
た出力データを生成する出力データ生成手段1
1、発呼のときの発振周波数に対応した周波数デ
ータを記憶させる記憶手段27、受信部3で受信
した入力データ中のコードとコード記憶手段29
の記憶コードとの一致を検出するコード比較手段
30を備えており、入力データ中の周波数データ
は選択手段24に供給してある。選択手段26か
らの出力は該出力を分周比へ変換する変換手段2
8に供給して、周波数データを分周比に変換して
切替手段7に供給してある。
さらにまた、コード比較手段30の一致検出出
力により選択手段24は入力データ中の周波数デ
ータを選択して記憶手段25に供給するべく切替
わるようにしてある。さらに、受信のとき自局と
同一のコードにて呼ばれたとき以外ミユート状態
に低周波回路を制御するコードスケルチ手段31
が設けてあり、コードスケルチ手段31はコード
比較手段30の一致検出出力によつてミユート状
態を解除するようにしてある。一方、さらにま
た、オフセツト指示手段19-1による切替手段7
の切替信号はタイマ32に供給して、タイマ32
を駆動し、タイマ32の設定時間経過時から所定
期間、アマチユアバンド外の周波数に対応する周
波数データを出力する特定データ出力手段33を
駆動すると共に送受信切替手段8を送信側に切替
えるようにしてある。また駆動された特定データ
出力手段33は記憶手段25に特定データを供給
して記憶させる。さらに、タイマ32の設定時間
経過時トーン発振指示手段13をリセツトする。
以上の如く構成された本考案の一実施例におけ
るアマチユア無線用通信機において、記憶手段2
7に予め交信相手と打合わせた発呼のときの発信
周波数に対応した周波数データを記憶させ、コー
ド記憶手段29に予め交信相手と取り決めたコー
ドを記憶させておく。
またオフセツト指示オフ状態のときにおける周
波数シンセサイザ5の発振周波数は選択手段26
を介して供給される記憶手段27または25の記
憶周波数データにより設定される。すなわち周波
数シンセサイザ5の可変分周器の分周比は選択手
段26を介して供給される記憶手段27または記
憶手段25の記憶周波数データにしたがつて設定
される。また送信時であつてかつオフセツト指示
がなされているときはオフセツト演算手段6が働
いて所定オフセツトたとえば送信周波数が−5M
Hzだけ低減させられる。
また、一方、送受信切替手段8は通常、受信側
に切替わつていて、周波数シンセサイザ5の発振
周波数により定まる設定受信周波数の電波の交信
が行われる。
そこで、レピータ局を介して交信しないときは
オフセツト指示スイツチ19-2によりオフセツト
指示がなされない。PTTスイツチ18をオン状
態にすることにより送受信切替手段8は送信側に
切替えられ、またアンテナ切替部4は送信部2と
アンテナ16とが接続され、かつ変調信号切替手
段12は増幅器10側に切替えられた状態になさ
れる。またオフセツト演算手段6はバイパスされ
た状態であり、周波数シンセサイザ5の出力に対
応した搬送波を音声信号で変調した被変調波が送
信される。したがつてこのときはトーン発振指示
スイツチ13によりトーン発振指示がなされな
い。
また、PTTスイツチ18をオフ状態にしたと
きは、通信機本体は上記と逆に受信状態に切替え
られて、前記送信時の搬送波周波数で待ち受け
る。上記送信と受信とを繰返して、所謂シンプレ
ツクス交信が行われる。
一方、レピータ局を介して交信を行う場合は、
送信側は受信側周波数より所定周波数たとえば−
5MHzオフセツトさせた発振周波数で送信が行な
われる。
すなわち、レピータ局を介して交信を行なう場
合にはオフセツト指示スイツチ19-2によりオフ
セツト指示がなされる。この状態でPTTスイツ
チ18をオン状態にすることにより、トーン発振
指示手段13によりトーン発振指示がなされ、オ
フセツト指示手段19-1の出力によつて切替手段
7が第1図の状態から切替えられる。したがつて
オフセツト演算手段6により分周比が低減され
る。この結果周波数シンセサイザ5からの発振周
波数は低下し、トーン発振器14の出力で前記し
た送信時の送信周波数よりたとえば−5MHz低い
周波数の搬送波を変調した被変調波が送信される
ことになる。一方、トーン発振指示手段13は切
替手段7の出力を受けてレピーク局使用のときか
らトーン発振がなされる。
待ち受けおよび受信の場合はPTTスイツチ1
8がオフ状態になり前記したオフセツトは加えら
れず、前記した受信の場合と同様になる。
発呼指示手段21により発呼指示をすると発呼
指示信号を受けた空チヤンネル捜索手段22によ
り空チヤンネルの捜索が行なわれ、空チヤンネル
捜索手段17により空チヤンネルが見出される。
いまオフセツト指示スイツチ19-2がオフ状態
すなわちレピータ局を使用しない場合において
は、オフセツト指示手段19-1により切替手段7
および切替手段23-1は第1図に示す状態に切替
わつている。この結果、オフセツト演算手段6は
バイパスされて、シンプレツクス交信が可能とな
る。しかるにこの場合においては、空チヤンネル
捜索手段22によつて捜索された空チヤンネルに
対応する周波数データは切替手段23-1を介して
直接出力判別手段23-2に供給され、出力判別手
段23-2を介して選択手段24に出力される。同
時に選択手段24によつて、遅延選択手段23を
介して供給される空チヤンネル捜索手段22から
の周波数データが選択され、記憶手段25に転送
され、記憶手段25に記憶される。
一方、コード記憶手段29に記憶させてあるコ
ードと、上記により記憶手段25に転送された記
憶手段25の記憶周波数データとは出力データ生
成手段11に置数され、所定のデータ処理がなさ
れて出力データに生成される。
また一方、選択遅延手段23は空チヤンネルを
送出したときは変調信号切替手段12および送受
信切替手段8に少なくとも出力データを送信し終
るまでの期間、出力を発生する。この出力を受け
た変調信号切替手段12は音声信号増幅器10の
出力選択側から出力データ生成手段11の出力選
択側に切替えられ、送受信切替手段8は受信側か
ら送信側に切替えられる。また、選択手段26は
記憶手段27の記憶周波数データを選択して変換
手段28に供給している。
そこで送信部2に供給される変調信号は出力デ
ータ生成手段11によつて生成された出力データ
であり、出力データ中の周波数データは記憶手段
25の記憶周波数データである。送信部2から送
信される被変調波の搬送波周波数は記憶手段27
の記憶周波数データに対応した周波数であり、こ
の搬送波が出力データによつて変調されて送信さ
れることになる。
所定期間が経過して出力データの送信が終了し
たとき選択遅延手段23は選択手段26を切替え
る切替信号を出力するとともに、送受信切替手段
8および変調信号切替手段12に出力していた信
号を消滅させる。したがつて選択手段26は記憶
手段27の記憶周波数データに代わつて記憶手段
25の記憶周波数データを選択して変換手段28
に供給する。また変調信号切替手段12は音声信
号増幅器10の出力側に、送受信切替手段8は受
信側に切替えられる。この結果、周波数シンセサ
イザ5は空チヤンネルの周波数データに対応した
周波数に設定され、アマチユア無線用通信機は空
チヤンネルの周波数の電波が送信されてくるのを
待ち受ける状態になる。
なお、つぎにレピータ局を介して空チヤンネル
に移行する場合について説明する。この場合にお
いては、オフセツト指示スイツチ19-2によりオ
フセツト指示がなされ、発呼指示手段21によつ
て発呼指示がなされる。この状態でPTTスイツ
チ18がオン状態になされると、前記した如く、
切替手段7は切替えられてオフセツト演算手段6
が接続され、送信周波数はたとえば前記の通り−
5MHz低減させられる。この状態において送受信
切替手段8は送信側に切替えられており、前記−
5MHz低下させられた搬送波をトーン発振器14
の出力で変調した被変調波が送信される。一方、
切替手段7の切替時からタイマ32は時計を開始
し、タイマ32の設定期間経過時から所定期間特
定データ出力手段33が駆動される。この駆動に
より特定データ出力手段33から特定データが記
憶手段25に転送され、記憶される。したがつて
PTTスイツチ18のオン時の後、タイマ32の
設定期間経過時から記憶手段25に記憶されてい
る特定データとコード記憶手段29に記憶させて
あるコードとが出力データ生成手段11によりデ
ータ処理され、出力データに生成されて、−5MHz
低減された送信周波数で所定期間送信されること
になる。
タイマ32の設定期間経過信号によりトーン発
振指示手段13はリセツトさせられて、トーン発
振はPTTスイツチ18のオン時からタイマ32
の設定期間なされて、送信されることになる。
一方、オフセツト指示手段19-1からはPTT
スイツチ18がオン状態になつたときからオフ状
態になるまでの期間、出力が発生する。オフセツ
ト指示手段19-1からのこの出力により切替手段
23-1は第1図に示した接点位置から切替えられ
る。したがつて空チヤンネル捜索手段22により
捜索された空チヤンネルに対応する周波数データ
は遅延手段23-3に供給されて、PTTスイツチ
18がオフ状態になされたことがオフセツト指示
手段19-1にて検出されるまで遅延され、この検
出によつて出力判別手段23-2を介して選択手段
24に供給される。
そこで選択手段24は出力判別手段23-2の出
力により切替えられて、記憶回路25に空チヤン
ネルに対応する周波数データが転送さることにな
る。この結果、前記した捜索された空チヤンネル
に対応する周波数データ、コード記憶手段29の
記憶内容は出力データに生成されて、−5MHz低減
された送信周波数で送信されるとになる。
上記出力データの送信は所定期間継続すると、
終了して、待ち受け状態となる。この所定期間経
過した信号によつてオフセツト指示手段19-1
リセツトされることになる。
したがつて、レピータ局を介して空チヤンネル
に対応する周波数データを含む制御信号を送信す
るときは第2図に示す如く、PTTスイツチ18
をオン状態にしたときからタイマ32によつて設
定した時間後、特定データとコードとが所定期間
返信され、PTTスイツチ18をオフ状態にした
直後から空チヤンネルに対応する周波数データと
コードとが所定期間出力されることになる。ま
た、PTTスイツチ18をオン状態にしたときか
ら特定データとコードが送信されるまでの期間ト
ーン信号が出力されて、このトーン信号によりレ
ピータ局を開状態にすることになり、制御信号等
が出力されるときにレピータ局が開状態でないこ
とは生じなくなる。
なお、特定データ出力手段23が特定データを
出力している所定期間、送信側へ駆動する信号を
送受信切替手段8へ送出しているのは、特定デー
タの出力中にPTTスイツチ18がオフ状態にさ
れても、特定データとコードとを所定期間送出さ
せるためである。したがつてこの場合は特定デー
タとコードとの送信後、空チヤンネルに対応する
周波数データとコードとが引き続いて送信される
状態になる。
つぎに他のアマチユア無線用通信機からの発呼
を受けて指定された空チヤンネルに引き込まれる
作用について説明する。
特定データとコードとを受信したときは、受信
した入力データ中のコードはコード比較手段30
においてコード記憶手段29に記憶されている記
憶コードと比較され、一致が検出される。両コー
ドの一致が検出されるとコード比較手段30の出
力によりコードスケルチ回路31はそのスケルチ
動作が解除される。したがつて必要に応じて音声
等による通話が行える。つぎに空チヤンネルに対
応する周波数データとコードとを受信したときも
同様に働く。この場合に選択手段24は切替えら
れて、受信信号の入力データ中における周波数デ
ータが選択されて記憶手段25に供給される。こ
のとき選択手段26は記憶手段25の記憶周波数
データを選択しており、周波数シンセサイザ5は
受信信号の入力データ中における周波数データに
対応した周波数に設定される。この結果、アマチ
ユア無線用通信機は空チヤンネルに自動的に引き
込まれた状態となる。なお、特定データが記憶手
段25に一旦記憶された場合も上記と同様に働く
が、この場合、特定データはアマチユアバンド外
の周波数に対応するデータであり実質的な引込み
が行われず送信はなされない。
そこで、PTTスイツチ18を押圧することに
より送受信切替手段8は送信側に切替えられ、送
信がなされ、PTTスイツチ18の押圧を止める
ことにより送受信切替手段8は受信側に切替えら
れることになつて、上記した引き込まれた空チヤ
ンネルの周波数で交信がなされることになる。こ
の場合の交信はオフセツト指示が与えられていな
い場合はシンプレツクス交信である。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば、レピータ局
を介して交信が可能になされ、発呼指示により空
チヤンネルを捜索し、少なくとも捜した空チヤン
ネル情報と、相手側局と取り決めたコード情報と
を呼び出し周波数で送信して前記コード情報が一
致したとき相手側局のスケルチを解除し、相手側
局を前記空チヤンネルに引き込むようになされた
アマチユア無線用通信機において、レピータ局を
介した交信のときに、PTTスイツチの通話状態
途中の所定期間少なくともコード情報を、PTT
スイツチを非通話状態にしたとき前記空チヤンネ
ル情報を呼び出し周波数に対応した周波数で送信
するとともにPTTスイツチオン時からコード情
報の送信前までレピータ局をアクセスするサブト
ーン信号を送信するようにしたため、PTTスイ
ツチの操作によりレピータ局を介して空チヤンネ
ルへの自動回線接続に支障を来すようなことはな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図。第2図は本考案の一実施例の作用説明に供
する模式図。 1……通信機本体、2……送信部、3……受信
部、5……周波数シンセサイザ、6……オフセツ
ト演算回路、7……切替手段、8……送受信切替
手段、9……マイクロホン、11……出力データ
生成手段、18……PTTスイツチ、19-1……
オフセツト指示手段、21……発呼手段、22…
…空チヤンネル捜索手段、23……選択遅延手
段、24および26……選択手段、25,27…
…記憶手段、31……コードスケルチ手段、32
……タイマ、33……特定データ出力手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レピータ局を介した交信が可能にされ、かつ発
    呼指示により空チヤンネルを捜索し、少なくとも
    捜索された空チヤンネル情報と、相手局と取り決
    めたコード情報とを呼び出し周波数で送信して、
    前記コード情報が一致したとき相手側局のスケル
    チを解除し相手局を前記空チヤンネルに引き込む
    ようになされたアマチユア無線用通信機におい
    て、レピータ局を介した交信の場合にプツシユ・
    トウ・トークスイツチの通話状態途中の所定期間
    に少なくとも前記コード情報を、前記通話状態か
    ら非通話状態にしたとき少なくとも前記捜索され
    た空チヤンネル情報を呼び出し周波数に対応した
    周波数で送信すると共に、プツシユ・トウ・トー
    クスイツチの前記通話開始時から前記コード情報
    の送信までの期間サブトーン信号を送信すること
    を特徴とするアマチユア無線用通信機。
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