JPH10136475A - 赤外線通信システム - Google Patents
赤外線通信システムInfo
- Publication number
- JPH10136475A JPH10136475A JP8287738A JP28773896A JPH10136475A JP H10136475 A JPH10136475 A JP H10136475A JP 8287738 A JP8287738 A JP 8287738A JP 28773896 A JP28773896 A JP 28773896A JP H10136475 A JPH10136475 A JP H10136475A
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- JP
- Japan
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- signal
- key
- communication device
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- released
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の赤外線通信システムでは、リモコンの
電力消費量が大きい、また、キーを離した時のレスポン
ス性が良くないといった問題があった。 【解決手段】 信号送信用のキーを備えた第１の通信機
と、第１の通信機からの信号を受信する第２の通信機を
有する操作機器とを備え、第１の通信機はキーを押した
時に第１の信号を送信し、キーを離した時に第２の信
号を送信する一方、第２の通信機は、第２の信号を
受信した時に機器の操作を停止することを特徴とする。
また、第１の通信機はキーを押した時にのみ第１の信号
を送信し、キーを離した時に第２の信号を送信する一
方、第２の通信機は、第１の信号を受信した後、第２
の信号を受信するまで継続的に機器の操作を行うこと
を特徴とする。
電力消費量が大きい、また、キーを離した時のレスポン
ス性が良くないといった問題があった。 【解決手段】 信号送信用のキーを備えた第１の通信機
と、第１の通信機からの信号を受信する第２の通信機を
有する操作機器とを備え、第１の通信機はキーを押した
時に第１の信号を送信し、キーを離した時に第２の信
号を送信する一方、第２の通信機は、第２の信号を
受信した時に機器の操作を停止することを特徴とする。
また、第１の通信機はキーを押した時にのみ第１の信号
を送信し、キーを離した時に第２の信号を送信する一
方、第２の通信機は、第１の信号を受信した後、第２
の信号を受信するまで継続的に機器の操作を行うこと
を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線通信システ
ムに関し、特にテレビ、ビデオ、カーナビゲーション、
ＤＶＤ等の民生機器に用いられるリモコンシステムに関
する。
ムに関し、特にテレビ、ビデオ、カーナビゲーション、
ＤＶＤ等の民生機器に用いられるリモコンシステムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来のリモコンシステムにおける信号の
伝送について、図６（ａ）乃至（ｅ）のタイミング図を
参照して説明する。図６（ａ）はリモコン送信機のキー
操作のタイミング、（ｂ）はキー操作によって送信され
る信号、（ｃ）はビット列、（ｄ）はキャリア列、
（ｅ）はリモコン送信機からの信号を受信する機器等の
本体動作のタイミングを、それぞれ示している。
伝送について、図６（ａ）乃至（ｅ）のタイミング図を
参照して説明する。図６（ａ）はリモコン送信機のキー
操作のタイミング、（ｂ）はキー操作によって送信され
る信号、（ｃ）はビット列、（ｄ）はキャリア列、
（ｅ）はリモコン送信機からの信号を受信する機器等の
本体動作のタイミングを、それぞれ示している。
【０００３】（図中、Ｔは１フレームを示している。１
フレームの時間は、例えば１００〜１３０ｍｓｅｃ程度
である。） 図６の（ａ）に示すように、まずリモコン送信機のキー
が押されると、（ｂ）乃至（ｄ）のように送信信号が送
信される。ここで、（ｂ）のは送信信号の送り始めを
知らせるイニシャル信号、は具体的な操作情報を含む
データ信号である。
フレームの時間は、例えば１００〜１３０ｍｓｅｃ程度
である。） 図６の（ａ）に示すように、まずリモコン送信機のキー
が押されると、（ｂ）乃至（ｄ）のように送信信号が送
信される。ここで、（ｂ）のは送信信号の送り始めを
知らせるイニシャル信号、は具体的な操作情報を含む
データ信号である。
【０００４】この例では、キーを押した際に送信信号
及びがそれぞれ１信号のみ送出され、これに対応して
（ｅ）のように本体動作が行われる。つまり、本体動作
は１動作のみで直ちに終了する例である。
及びがそれぞれ１信号のみ送出され、これに対応して
（ｅ）のように本体動作が行われる。つまり、本体動作
は１動作のみで直ちに終了する例である。
【０００５】また、他の信号伝送の例として図７（ａ）
乃至（ｃ）のようなタイミングがある。図７（ａ）はリ
モコン送信機のキー操作のタイミング、（ｂ）はキー操
作によって送信される信号、（ｃ）はリモコン送信機か
らの信号を受信する機器等の本体動作のタイミングであ
る。
乃至（ｃ）のようなタイミングがある。図７（ａ）はリ
モコン送信機のキー操作のタイミング、（ｂ）はキー操
作によって送信される信号、（ｃ）はリモコン送信機か
らの信号を受信する機器等の本体動作のタイミングであ
る。
【０００６】図７の（ａ）に示すように、まずリモコン
送信機のキーが押されると、（ｂ）のように送信信号が
送信される。ここで、（ｂ）のは送信信号の送り始め
を知らせるイニシャル信号、は具体的な操作情報を含
むデータ信号であると同時に、キーが押され続けている
ことを示す信号である。信号が送出されている間は本
体動作は継続的に行われている。
送信機のキーが押されると、（ｂ）のように送信信号が
送信される。ここで、（ｂ）のは送信信号の送り始め
を知らせるイニシャル信号、は具体的な操作情報を含
むデータ信号であると同時に、キーが押され続けている
ことを示す信号である。信号が送出されている間は本
体動作は継続的に行われている。
【０００７】そして、キーが離されると、この離された
タイミングから２フレーム以上信号が送出されない場合
に、本体側において連続キー操作が終了したものと判断
し、動作を停止するようにしていた。ここで、２フレー
ム以上の時間をとっているのは、受信エラー等を考慮し
たものである。この動作を図８のフローチャートに示
す。
タイミングから２フレーム以上信号が送出されない場合
に、本体側において連続キー操作が終了したものと判断
し、動作を停止するようにしていた。ここで、２フレー
ム以上の時間をとっているのは、受信エラー等を考慮し
たものである。この動作を図８のフローチャートに示
す。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
７及び図８の信号伝送のタイミングでは、以下のような
問題点がある。即ち、リモコン送信機の同一キーの連続
操作を多用する、テレビの音量調節キーやカーナビゲー
ションの方向ボタン（スイッチ）等では、キーを連続操
作している間、信号を送信し続けるため、消費電力が大
きくなり電池寿命が短くなるという問題点があった。
７及び図８の信号伝送のタイミングでは、以下のような
問題点がある。即ち、リモコン送信機の同一キーの連続
操作を多用する、テレビの音量調節キーやカーナビゲー
ションの方向ボタン（スイッチ）等では、キーを連続操
作している間、信号を送信し続けるため、消費電力が大
きくなり電池寿命が短くなるという問題点があった。
【０００９】また、キーを離してから２フレーム以上待
って本体動作を停止するようにしているので、レスポン
ス性が良くなかった。具体的には、カーナビゲーション
の画面上のカーソル等を地図上の所定の箇所で停止させ
たいときでも、レスポンス性によってキーコントロール
に微妙に影響を与える場合があった。
って本体動作を停止するようにしているので、レスポン
ス性が良くなかった。具体的には、カーナビゲーション
の画面上のカーソル等を地図上の所定の箇所で停止させ
たいときでも、レスポンス性によってキーコントロール
に微妙に影響を与える場合があった。
【００１０】そこで、本発明の目的は、リモコン送信機
の同一キーの連続操作時の消費電力を抑えられ、しかも
キーのレスポンス性も改善できるような赤外線通信シス
テムを提供することにある。
の同一キーの連続操作時の消費電力を抑えられ、しかも
キーのレスポンス性も改善できるような赤外線通信シス
テムを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による赤外線通信システムは、信号送信用のキ
ーを備えた第１の通信機と、前記第１の通信機からの信
号を受信する第２の通信機を有する操作機器とを備え、
前記第１の通信機はキーを押した時に第１の信号を送信
し、キーを離した時に第２の信号を送信する一方、前記
第２の通信機は、前記第２の信号を受信した時に機器の
操作を停止することを特徴とする。
に本発明による赤外線通信システムは、信号送信用のキ
ーを備えた第１の通信機と、前記第１の通信機からの信
号を受信する第２の通信機を有する操作機器とを備え、
前記第１の通信機はキーを押した時に第１の信号を送信
し、キーを離した時に第２の信号を送信する一方、前記
第２の通信機は、前記第２の信号を受信した時に機器の
操作を停止することを特徴とする。
【００１２】このように、キーを離した時に第２の信号
を送信するようにしているので、操作機器側において
は、従来のように送信信号がなくなって例えば２フレー
ム以上待つといったことがなくなり、第２の信号を受け
て直ちに機器を停止するため、リモコンのキーを離した
時のレスポンス性を向上できる。
を送信するようにしているので、操作機器側において
は、従来のように送信信号がなくなって例えば２フレー
ム以上待つといったことがなくなり、第２の信号を受け
て直ちに機器を停止するため、リモコンのキーを離した
時のレスポンス性を向上できる。
【００１３】また、信号送信用のキーを備えた第１の通
信機と、前記第１の通信機からの信号を受信する第２の
通信機とを備え、前記第１の通信機はキーを押した時に
のみ第１の信号を送信し、キーを離した時に第２の信号
を送信する一方、前記第２の通信機は、前記第１の信号
を受信した後、前記第２の信号を受信するまで継続的に
機器の操作を行うことを特徴とする。
信機と、前記第１の通信機からの信号を受信する第２の
通信機とを備え、前記第１の通信機はキーを押した時に
のみ第１の信号を送信し、キーを離した時に第２の信号
を送信する一方、前記第２の通信機は、前記第１の信号
を受信した後、前記第２の信号を受信するまで継続的に
機器の操作を行うことを特徴とする。
【００１４】このように、キーを押した時のみ第１の信
号を送信するようにしているので、従来のようにキーを
押し続けている間、第１の信号を送信し続けるというこ
とがなく、電力消費を低減できる。
号を送信するようにしているので、従来のようにキーを
押し続けている間、第１の信号を送信し続けるというこ
とがなく、電力消費を低減できる。
【００１５】また、信号送信用のキーを備えた第１の通
信機と、前記第１の通信機からの信号を受信する第２の
通信機とを備え、前記第１の通信機はキーを押している
間、断続的に第１の信号を送信し、キーを離した時に第
２の信号を送信する一方、前記第２の通信機は、前記第
２の信号を受信した時に機器の操作を停止することを特
徴とする。
信機と、前記第１の通信機からの信号を受信する第２の
通信機とを備え、前記第１の通信機はキーを押している
間、断続的に第１の信号を送信し、キーを離した時に第
２の信号を送信する一方、前記第２の通信機は、前記第
２の信号を受信した時に機器の操作を停止することを特
徴とする。
【００１６】このように、第１の信号を断続的に送信し
ているので、上記の例に比較すると電力消費は増加する
（但し、従来例よりは少ない）が、連続的にキーを押し
ていることの確認を確実にできる。
ているので、上記の例に比較すると電力消費は増加する
（但し、従来例よりは少ない）が、連続的にキーを押し
ていることの確認を確実にできる。
【００１７】ここで、前記第２の通信機における前記第
１の信号の受信開始後、ある設定時間の間、前記第１の
信号を受信しない場合に機器の操作を停止することを特
徴とする。
１の信号の受信開始後、ある設定時間の間、前記第１の
信号を受信しない場合に機器の操作を停止することを特
徴とする。
【００１８】このようにすれば、機器側において第２の
信号を認識できなかった場合でも、そのまま、操作を継
続することを防止でき、信頼性を保証できる。
信号を認識できなかった場合でも、そのまま、操作を継
続することを防止でき、信頼性を保証できる。
【００１９】
【発明の実施の形態】本発明の特徴は、リモコン等のキ
ーを離した時に、そのキーを離したことを示すキー・リ
リース信号を受信側（機器側）に送信する点、及び受信
側においては、キーを押した際の信号伝送が終了すれ
ば、次にキー・リリース信号を受信するまでは同キーが
連続的に押されているものとして継続動作を行うような
通信システムとした点にある。
ーを離した時に、そのキーを離したことを示すキー・リ
リース信号を受信側（機器側）に送信する点、及び受信
側においては、キーを押した際の信号伝送が終了すれ
ば、次にキー・リリース信号を受信するまでは同キーが
連続的に押されているものとして継続動作を行うような
通信システムとした点にある。
【００２０】本発明の一実施例による赤外線通信システ
ムによる信号伝送について、図１（ａ）乃至（ｃ）を参
照して説明する。図１（ａ）はリモコン送信機のキー操
作のタイミング、（ｂ）はキー操作によって送信される
信号、（ｃ）はリモコン送信機からの信号を受信する機
器等の本体動作のタイミングである。
ムによる信号伝送について、図１（ａ）乃至（ｃ）を参
照して説明する。図１（ａ）はリモコン送信機のキー操
作のタイミング、（ｂ）はキー操作によって送信される
信号、（ｃ）はリモコン送信機からの信号を受信する機
器等の本体動作のタイミングである。
【００２１】図１の（ａ）に示すように、まずリモコン
送信機のキーが押されると、（ｂ）のように送信信号が
送信される。ここで、（ｂ）のは送信信号の送り始め
を知らせるイニシャル信号、は第１の信号であって、
具体的な操作情報、ここではカーソルを左へ移動すると
いう内容を含むデータ信号であると同時に、キーが押さ
れ続けていることを示す信号である。データ信号が送
出されている間は、カーソルを左へ移動するという本体
動作は継続的に行われている。そして、キーが離される
と、リモコンからはキーが離されたことを示す第２の信
号であるキー・リリース信号が直ちに送信される。
送信機のキーが押されると、（ｂ）のように送信信号が
送信される。ここで、（ｂ）のは送信信号の送り始め
を知らせるイニシャル信号、は第１の信号であって、
具体的な操作情報、ここではカーソルを左へ移動すると
いう内容を含むデータ信号であると同時に、キーが押さ
れ続けていることを示す信号である。データ信号が送
出されている間は、カーソルを左へ移動するという本体
動作は継続的に行われている。そして、キーが離される
と、リモコンからはキーが離されたことを示す第２の信
号であるキー・リリース信号が直ちに送信される。
【００２２】このように、本実施例では、キーが離され
るとキー・リリース信号が受信側に送信されるので、
従来のように受信側においてデータ信号が２フレーム
以上無い間待機する必要がなく、キー・リリース信号
の受信によって直ちに動作を停止すればよい。従って、
従来に比べてキーレスポンスを改善できる。この実施例
の受信側における信号処理の概要を図２のフローチャー
トに示す。
るとキー・リリース信号が受信側に送信されるので、
従来のように受信側においてデータ信号が２フレーム
以上無い間待機する必要がなく、キー・リリース信号
の受信によって直ちに動作を停止すればよい。従って、
従来に比べてキーレスポンスを改善できる。この実施例
の受信側における信号処理の概要を図２のフローチャー
トに示す。
【００２３】なお、この実施例において、キー・リリー
ス信号が誤動作等により認識されない可能性を考慮し
て、従来例と同様、例えば２フレーム以上、データ信号
を受信しない場合には強制的に機器を停止するような
フローを含めるようにしてもよい。
ス信号が誤動作等により認識されない可能性を考慮し
て、従来例と同様、例えば２フレーム以上、データ信号
を受信しない場合には強制的に機器を停止するような
フローを含めるようにしてもよい。
【００２４】図３は本発明の他の実施例による赤外線通
信システムの信号伝送例を示すタイミング図である。図
３（ａ）乃至（ｃ）におけるタイミングの各対象及び信
号については、図１と同様であるので省略する。
信システムの信号伝送例を示すタイミング図である。図
３（ａ）乃至（ｃ）におけるタイミングの各対象及び信
号については、図１と同様であるので省略する。
【００２５】この実施例のタイミングは、図３に示すよ
うに、まず、リモコン送信機のキーが押されると、送信
信号の送り始めを知らせるイニシャル信号に続いて、
具体的な操作情報、ここではカーソルを左へ移動すると
いう内容を含むデータ信号が１信号づつのみ送信され
る。一方、本体側においては、この一対の信号（、
）に対応して動作を開始、継続する。従来であれば、
リモコンからのデータ信号が２フレーム以上ない場
合、キーが離されたものとして動作を停止していたが、
この例においては最初の信号以降、信号が伝送されてこ
なくても動作を継続して実行する。
うに、まず、リモコン送信機のキーが押されると、送信
信号の送り始めを知らせるイニシャル信号に続いて、
具体的な操作情報、ここではカーソルを左へ移動すると
いう内容を含むデータ信号が１信号づつのみ送信され
る。一方、本体側においては、この一対の信号（、
）に対応して動作を開始、継続する。従来であれば、
リモコンからのデータ信号が２フレーム以上ない場
合、キーが離されたものとして動作を停止していたが、
この例においては最初の信号以降、信号が伝送されてこ
なくても動作を継続して実行する。
【００２６】次に、所望の動作（カーソル移動等）が終
われば、操作者はキーを離すが、このキーが離された時
点で、リモコンからキー・リリース信号が受信側に送
信される。そして、受信側はこのキー・リリース信号
を受信して、それまで継続していた動作を停止する。
われば、操作者はキーを離すが、このキーが離された時
点で、リモコンからキー・リリース信号が受信側に送
信される。そして、受信側はこのキー・リリース信号
を受信して、それまで継続していた動作を停止する。
【００２７】以上のように、この実施例においては、最
初の一対の信号、が送信された後は信号を送信しな
いので、その信号を送信しない分、従来の方法に比べて
電力消費を低減できる。また、キーレスポンスについて
も、図１の実施例と同様、従来よりも改善されているこ
とは同じである。
初の一対の信号、が送信された後は信号を送信しな
いので、その信号を送信しない分、従来の方法に比べて
電力消費を低減できる。また、キーレスポンスについて
も、図１の実施例と同様、従来よりも改善されているこ
とは同じである。
【００２８】なお、この例で、仮に６０秒間の連続キー
動作を１日１０回行う場合を想定すると、１日の電力消
費量は従来方式に比べて約１／８０程度に低減できる。
動作を１日１０回行う場合を想定すると、１日の電力消
費量は従来方式に比べて約１／８０程度に低減できる。
【００２９】また、この実施例の他の形態として、図４
に示すように、最初の一対の信号の後に、ある時間的間
隔をおいて、データ信号を断続的に送信するようにし
てもよい。図３と異なる点は、最初の一対の信号の送信
の後、２フレーム毎にデータ信号を送信している点で
ある。このようにすれば、電力消費の低減という点で
は、図３の実施例に比べて若干劣るが、連続的にキーを
押していることの確認の信頼性を向上できる。この場合
の電力消費は従来例に比較して約１／２程度に低減でき
る。
に示すように、最初の一対の信号の後に、ある時間的間
隔をおいて、データ信号を断続的に送信するようにし
てもよい。図３と異なる点は、最初の一対の信号の送信
の後、２フレーム毎にデータ信号を送信している点で
ある。このようにすれば、電力消費の低減という点で
は、図３の実施例に比べて若干劣るが、連続的にキーを
押していることの確認の信頼性を向上できる。この場合
の電力消費は従来例に比較して約１／２程度に低減でき
る。
【００３０】ところで、上記図３の実施例において、受
信側において誤動作等によりキー・リリース信号を認
識できなかった場合、キーを離しているにもかかわら
ず、キーが連続的におされていると判断してしまう可能
性がある。そこで、この問題を考慮して、例えば次のよ
うな実施形態をとることが考えられる。
信側において誤動作等によりキー・リリース信号を認
識できなかった場合、キーを離しているにもかかわら
ず、キーが連続的におされていると判断してしまう可能
性がある。そこで、この問題を考慮して、例えば次のよ
うな実施形態をとることが考えられる。
【００３１】即ち、図４の実施例のような信号送信をす
るシステムであるものとし、一方、受信側においては、
断続的に送信されてくる筈のデータ信号を３フレーム
以上、受信できない場合には、強制的に操作を停止する
ものとする。このようにすれば、仮にキー・リリース信
号がなんらかの理由により認識できなかった場合で
も、そのまま本体側の操作が継続し続けてしまうといっ
た事態を回避できる。
るシステムであるものとし、一方、受信側においては、
断続的に送信されてくる筈のデータ信号を３フレーム
以上、受信できない場合には、強制的に操作を停止する
ものとする。このようにすれば、仮にキー・リリース信
号がなんらかの理由により認識できなかった場合で
も、そのまま本体側の操作が継続し続けてしまうといっ
た事態を回避できる。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、赤
外線通信システムにおいて、例えばリモコン送信機の電
力消費量を低減できる。また、リモコン送信機のキーを
離したときのレスポンス性を向上でき、カーナビゲーシ
ョン等に用いて有用である。
外線通信システムにおいて、例えばリモコン送信機の電
力消費量を低減できる。また、リモコン送信機のキーを
離したときのレスポンス性を向上でき、カーナビゲーシ
ョン等に用いて有用である。
【図１】（ａ）乃至（ｃ）はそれぞれ、本発明の一実施
例によるリモコン送信機のキー操作タイミング図、キー
操作によって送信される信号図、及びリモコン送信機か
らの信号を受信する機器の動作タイミング図。
例によるリモコン送信機のキー操作タイミング図、キー
操作によって送信される信号図、及びリモコン送信機か
らの信号を受信する機器の動作タイミング図。
【図２】本発明の一実施例による赤外線通信システムを
説明するフローチャート。
説明するフローチャート。
【図３】（ａ）乃至（ｃ）はそれぞれ、本発明の他の実
施例によるリモコン送信機のキー操作タイミング図、キ
ー操作によって送信される信号図、及びリモコン送信機
からの信号を受信する機器の動作タイミング図。
施例によるリモコン送信機のキー操作タイミング図、キ
ー操作によって送信される信号図、及びリモコン送信機
からの信号を受信する機器の動作タイミング図。
【図４】（ａ）乃至（ｃ）はそれぞれ、本発明のさらに
他の実施例によるリモコン送信機のキー操作タイミング
図、キー操作によって送信される信号図、及びリモコン
送信機からの信号を受信する機器の動作タイミング図。
他の実施例によるリモコン送信機のキー操作タイミング
図、キー操作によって送信される信号図、及びリモコン
送信機からの信号を受信する機器の動作タイミング図。
【図５】図４の実施例をさらに改良した赤外線通信シス
テムを説明するフローチャート。
テムを説明するフローチャート。
【図６】（ａ）乃至（ｅ）はそれぞれ、従来例によるリ
モコン送信機のキー操作タイミング図、キー操作によっ
て送信される信号図、そのビット列を示した図、キャリ
ア列を示した図、及びリモコン送信機からの信号を受信
する機器の動作タイミング図。
モコン送信機のキー操作タイミング図、キー操作によっ
て送信される信号図、そのビット列を示した図、キャリ
ア列を示した図、及びリモコン送信機からの信号を受信
する機器の動作タイミング図。
【図７】（ａ）乃至（ｃ）はそれぞれ、従来例によるリ
モコン送信機のキー操作タイミング図、キー操作によっ
て送信される信号図、及びリモコン送信機からの信号を
受信する機器の動作タイミング図。
モコン送信機のキー操作タイミング図、キー操作によっ
て送信される信号図、及びリモコン送信機からの信号を
受信する機器の動作タイミング図。
【図８】従来例による赤外線通信システムを説明するフ
ローチャート。
ローチャート。
【符号の説明】 第１の信号 第２の信号 Ｔ フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｂ 10/00
Claims (4)
- 【請求項１】 信号送信用のキーを備えた第１の通信機
と、前記第１の通信機からの信号を受信する第２の通信
機を有する操作機器とを備え、前記第１の通信機はキー
を押した時に第１の信号を送信し、キーを離した時に第
２の信号を送信する一方、前記第２の通信機は、前記第
２の信号を受信した時に機器の操作を停止することを特
徴とする赤外線通信システム。 - 【請求項２】 信号送信用のキーを備えた第１の通信機
と、前記第１の通信機からの信号を受信する第２の通信
機とを備え、前記第１の通信機はキーを押した時にのみ
第１の信号を送信し、キーを離した時に第２の信号を送
信する一方、前記第２の通信機は、前記第１の信号を受
信した後、前記第２の信号を受信するまで継続的に機器
の操作を行うことを特徴とする赤外線通信システム。 - 【請求項３】 信号送信用のキーを備えた第１の通信機
と、前記第１の通信機からの信号を受信する第２の通信
機とを備え、前記第１の通信機はキーを押している間、
断続的に第１の信号を送信し、キーを離した時に第２の
信号を送信する一方、前記第２の通信機は、前記第２の
信号を受信した時に機器の操作を停止することを特徴と
する赤外線通信システム。 - 【請求項４】 請求項３に記載の赤外線通信システムに
おいて、前記第２の通信機における前記第１の信号の受
信開始後、ある設定時間の間、前記第１の信号を受信し
ない場合に機器の操作を停止することを特徴とする赤外
線通信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8287738A JPH10136475A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 赤外線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8287738A JPH10136475A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 赤外線通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10136475A true JPH10136475A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17721124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8287738A Pending JPH10136475A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 赤外線通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10136475A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6509845B1 (en) | 1999-03-08 | 2003-01-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Wireless input apparatus |
| KR100770415B1 (ko) | 2006-10-31 | 2007-10-26 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 리모콘의 키 릴리즈 이벤트 처리 방법과 이를 위한 리모콘및 원격 조정 대상 장치 |
| JP2009521167A (ja) * | 2005-12-22 | 2009-05-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | コマンド持続時間が限定されたリモコン拡張器 |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP8287738A patent/JPH10136475A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6509845B1 (en) | 1999-03-08 | 2003-01-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Wireless input apparatus |
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| US9135814B2 (en) | 2005-12-22 | 2015-09-15 | Home Control Singapore Pte. Ltd. | Remote control extension with limited command duration |
| KR100770415B1 (ko) | 2006-10-31 | 2007-10-26 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 리모콘의 키 릴리즈 이벤트 처리 방법과 이를 위한 리모콘및 원격 조정 대상 장치 |
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