JP3392372B2 - ポーリング通信方法及びポーリング通信装置 - Google Patents
ポーリング通信方法及びポーリング通信装置Info
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- JP3392372B2 JP3392372B2 JP20109899A JP20109899A JP3392372B2 JP 3392372 B2 JP3392372 B2 JP 3392372B2 JP 20109899 A JP20109899 A JP 20109899A JP 20109899 A JP20109899 A JP 20109899A JP 3392372 B2 JP3392372 B2 JP 3392372B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一の親局と単一
又は複数の子局との間のポーリング通信方法及びポーリ
ング通信装置に関する。
又は複数の子局との間のポーリング通信方法及びポーリ
ング通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、単一の親局と単一又は複数の
子局との間の通信方法において、親局が各子局に対して
通信希望の有無を問い合わせるメッセージを送信し、そ
れに対して通信を希望する各子局が応答を返すことによ
り親局と子局との通信を成立させる方法(以下「ポーリ
ング通信方法」という)がある。前記ポーリング通信方
法はさまざまな通信システムで利用されており、赤外線
データ通信の実質的な国際標準規格であるIrDA(I
nfrared Data Association)
規格の関連規格であるIrDA Control規格に
おいても利用されている。IrDA Control規
格は、パソコン、AV機器等を双方向に接続するための
通信規格であり、親局と子局との間で双方向のワイヤレ
ス光通信を実現するためのものである。IrDA Co
ntrol規格のポーリング通信方法では、親局と子局
とのデータの送受信が5秒間行われないと、通信が終了
したものと親局は判断して、消費電力の低減及び送受光
部の延命のために親局から子局へのポーリングを中止す
る。
子局との間の通信方法において、親局が各子局に対して
通信希望の有無を問い合わせるメッセージを送信し、そ
れに対して通信を希望する各子局が応答を返すことによ
り親局と子局との通信を成立させる方法(以下「ポーリ
ング通信方法」という)がある。前記ポーリング通信方
法はさまざまな通信システムで利用されており、赤外線
データ通信の実質的な国際標準規格であるIrDA(I
nfrared Data Association)
規格の関連規格であるIrDA Control規格に
おいても利用されている。IrDA Control規
格は、パソコン、AV機器等を双方向に接続するための
通信規格であり、親局と子局との間で双方向のワイヤレ
ス光通信を実現するためのものである。IrDA Co
ntrol規格のポーリング通信方法では、親局と子局
とのデータの送受信が5秒間行われないと、通信が終了
したものと親局は判断して、消費電力の低減及び送受光
部の延命のために親局から子局へのポーリングを中止す
る。
【0003】図7は1つの親局と3つの子局から成る通
信システムにおいて、IrDA Control規格に
よるポーリング通信方法を説明するためのシーケンス図
である。以下、図7に従ってIrDA Control
規格によるポーリング通信方法について説明する。
信システムにおいて、IrDA Control規格に
よるポーリング通信方法を説明するためのシーケンス図
である。以下、図7に従ってIrDA Control
規格によるポーリング通信方法について説明する。
【0004】図7(A)は、親局と子局1乃至子局3と
の間で通信が行なわれている場合のシーケンスを示して
いる。701は、親局から子局1へのポーリングであ
り、子局1の識別子及び親局から子局1への一般データ
とからなる。702は、親局から子局1へのポーリング
に対する子局1から親局への応答データ702(以下
「ポーリング応答」という)であり、子局1の識別子及
び子局1から親局への一般データとからなる。親局は、
子局1にポーリング701を送信し、子局1は返すべき
データがあるのでポーリング応答702を返す。親局は
子局2乃び子局3に対しても順次対応するポーリング
(703及び705)を送信し、子局2乃び子局3は返
すべきデータがあるのでそれぞれに対するポーリング応
答(704及び706)を返す。最後に親局は、現在親
局が少なくとも1つ以上の子局と通信中であるかどうか
を通知するためのポーリング707(以下「共通ポーリ
ング」という)を通信可能な全ての子局に向かって送信
する。この共通ポーリング707は後述するように、子
局から親局に対して通信を開始する場合に使用される。
図7(A)の例では親局は子局1乃至子局3に共通ポー
リング707を送信しているが、親局がどの子局(子局
1乃至子局3)とも通信を行なっていない場合には、親
局は共通ポーリング707を送信しない。図7(A)に
おいて共通ポーリング707に対して子局からの応答は
ないので、親局は特に何も処理は行わない。以上の動作
が1ポーリングサイクル時間(Tp)内に行なわれ、こ
のポーリングサイクルが繰り返される。
の間で通信が行なわれている場合のシーケンスを示して
いる。701は、親局から子局1へのポーリングであ
り、子局1の識別子及び親局から子局1への一般データ
とからなる。702は、親局から子局1へのポーリング
に対する子局1から親局への応答データ702(以下
「ポーリング応答」という)であり、子局1の識別子及
び子局1から親局への一般データとからなる。親局は、
子局1にポーリング701を送信し、子局1は返すべき
データがあるのでポーリング応答702を返す。親局は
子局2乃び子局3に対しても順次対応するポーリング
(703及び705)を送信し、子局2乃び子局3は返
すべきデータがあるのでそれぞれに対するポーリング応
答(704及び706)を返す。最後に親局は、現在親
局が少なくとも1つ以上の子局と通信中であるかどうか
を通知するためのポーリング707(以下「共通ポーリ
ング」という)を通信可能な全ての子局に向かって送信
する。この共通ポーリング707は後述するように、子
局から親局に対して通信を開始する場合に使用される。
図7(A)の例では親局は子局1乃至子局3に共通ポー
リング707を送信しているが、親局がどの子局(子局
1乃至子局3)とも通信を行なっていない場合には、親
局は共通ポーリング707を送信しない。図7(A)に
おいて共通ポーリング707に対して子局からの応答は
ないので、親局は特に何も処理は行わない。以上の動作
が1ポーリングサイクル時間(Tp)内に行なわれ、こ
のポーリングサイクルが繰り返される。
【0005】次に子局3から親局へ返すべきデータがな
くなり子局3と親局との間の通信を終了したい場合は、
図7(B)に示すように親局からのポーリング705に
対して子局3はポーリング応答を返さないようにする。
ポーリング応答を返さない状態が5秒間続くと図7
(C)に示すように親局は子局3との通信は終了したも
のと解釈して子局3に対応するポーリング705の送信
を中止する。また、通信を終了するための別の方法とし
ては、子局から親局に対して、あるいは親局から子局に
対して、通信終了を要求するデータ(図示せず)を送信
することによっても通信を終了させることができる。
くなり子局3と親局との間の通信を終了したい場合は、
図7(B)に示すように親局からのポーリング705に
対して子局3はポーリング応答を返さないようにする。
ポーリング応答を返さない状態が5秒間続くと図7
(C)に示すように親局は子局3との通信は終了したも
のと解釈して子局3に対応するポーリング705の送信
を中止する。また、通信を終了するための別の方法とし
ては、子局から親局に対して、あるいは親局から子局に
対して、通信終了を要求するデータ(図示せず)を送信
することによっても通信を終了させることができる。
【0006】図7(D)は子局3が親局との通信を再開
する場合のシーケンスを示している。子局3は親局から
の共通ポーリング707を1ポーリングサイクル時間以
上の間監視し、その間に共通ポーリング707を発見す
るとポーリングの開始を要求するデータ708(以下
「ポーリング開始要求」という)を返す。発見できなか
った場合(図示せず)は、親局は現在どの子局とも通信
を行なっていないと判断され、子局3は親局に任意のタ
イミングでポーリング開始要求708を返す。親局は子
局3からのポーリング開始要求708を受け取ると、再
び図7(A)のように子局3に対するポーリング705
を送信するようになる。
する場合のシーケンスを示している。子局3は親局から
の共通ポーリング707を1ポーリングサイクル時間以
上の間監視し、その間に共通ポーリング707を発見す
るとポーリングの開始を要求するデータ708(以下
「ポーリング開始要求」という)を返す。発見できなか
った場合(図示せず)は、親局は現在どの子局とも通信
を行なっていないと判断され、子局3は親局に任意のタ
イミングでポーリング開始要求708を返す。親局は子
局3からのポーリング開始要求708を受け取ると、再
び図7(A)のように子局3に対するポーリング705
を送信するようになる。
【0007】また、図8はIrDA Control規
格に準拠するポーリング通信システムの具体例(以下
「本システム例」という)を示す構成図の一例である。
本システム例は、親局のポーリング通信を制御するポー
リング制御装置806を搭載したテレビ802と、子局
のポーリング通信を制御するポーリング制御装置807
を搭載した表示機能付きリモコン803(以下「リモコ
ン」という)と、同じく子局のポーリング通信を制御す
るポーリング制御装置807を搭載した携帯情報端末8
04と、同じく子局のポーリング通信を制御するポーリ
ング制御装置807を搭載したノート型パソコン804
とから構成されている。
格に準拠するポーリング通信システムの具体例(以下
「本システム例」という)を示す構成図の一例である。
本システム例は、親局のポーリング通信を制御するポー
リング制御装置806を搭載したテレビ802と、子局
のポーリング通信を制御するポーリング制御装置807
を搭載した表示機能付きリモコン803(以下「リモコ
ン」という)と、同じく子局のポーリング通信を制御す
るポーリング制御装置807を搭載した携帯情報端末8
04と、同じく子局のポーリング通信を制御するポーリ
ング制御装置807を搭載したノート型パソコン804
とから構成されている。
【0008】親局であるテレビ802は、テレビ映像に
文字情報を付加した電波を放送する放送局801からの
電波を受信し、表示機能を有する子局に対して文字情報
を送信する。本システム例を利用するユーザは、例えば
テレビ映像を見ながら文字情報も見たい場合に、テレビ
802とユーザの位置とが文字情報を読むことができな
い程度に離れているときは、ユーザはリモコン803の
スイッチを押下する等の方法でテレビに文字情報の送信
を要求し、手元のリモコンに文字情報を表示する。
文字情報を付加した電波を放送する放送局801からの
電波を受信し、表示機能を有する子局に対して文字情報
を送信する。本システム例を利用するユーザは、例えば
テレビ映像を見ながら文字情報も見たい場合に、テレビ
802とユーザの位置とが文字情報を読むことができな
い程度に離れているときは、ユーザはリモコン803の
スイッチを押下する等の方法でテレビに文字情報の送信
を要求し、手元のリモコンに文字情報を表示する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
技術において、文字情報は放送局801から定期的に送
信されてくるが、その間隔が5秒以上ある場合は、5秒
経過後にテレビ802とリモコン803との通信が終了
してしまうため、親局であるテレビ802は文字情報を
1回きりしか送信することができず、続きを見たい場合
にはユーザは再度リモコンのスイッチを押下して文字情
報の要求を行なわなければならないという問題があっ
た。
技術において、文字情報は放送局801から定期的に送
信されてくるが、その間隔が5秒以上ある場合は、5秒
経過後にテレビ802とリモコン803との通信が終了
してしまうため、親局であるテレビ802は文字情報を
1回きりしか送信することができず、続きを見たい場合
にはユーザは再度リモコンのスイッチを押下して文字情
報の要求を行なわなければならないという問題があっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ポーリング通信を制御する子局ポーリン
グ制御部と、前記子局ポーリング制御部に従ってデータ
を送受信する子局送受信部とを備えるポーリング通信装
置において、前記子局ポーリング制御部は、親局から子
局へのポーリングに対する子局から親局へのポーリング
応答が中止されてから所定の時間経過前に延長用ポーリ
ング応答の送信を要求することを特徴とするポーリング
通信装置を提供する。本発明によれば、子局から親局に
送信すべきデータがない状態が続いても、所定の時間経
過前に強制的にポーリング応答を送信するので、タイム
アウトによる通信の終了はなくなる。
決するために、ポーリング通信を制御する子局ポーリン
グ制御部と、前記子局ポーリング制御部に従ってデータ
を送受信する子局送受信部とを備えるポーリング通信装
置において、前記子局ポーリング制御部は、親局から子
局へのポーリングに対する子局から親局へのポーリング
応答が中止されてから所定の時間経過前に延長用ポーリ
ング応答の送信を要求することを特徴とするポーリング
通信装置を提供する。本発明によれば、子局から親局に
送信すべきデータがない状態が続いても、所定の時間経
過前に強制的にポーリング応答を送信するので、タイム
アウトによる通信の終了はなくなる。
【0011】また、本発明は、ポーリング通信を制御す
る子局ポーリング制御部と、前記子局ポーリング制御部
に従ってデータを送受信する子局送受信部とを備えるポ
ーリング通信装置において、前記子局ポーリング制御部
は、親局から子局へのポーリングに対する子局から親局
へのポーリング応答が中止されてから所定の時間経過後
にポーリング開始要求の送信を要求することを特徴とす
るポーリング通信装置を提供する。本発明によれば、子
局から親局に送信すべきデータがない状態が続いても、
所定の時間経過後にポーリング開始要求を送信すること
になるので、タイムアウトにより通信が終了した場合で
も、通信を再開するこができる。
る子局ポーリング制御部と、前記子局ポーリング制御部
に従ってデータを送受信する子局送受信部とを備えるポ
ーリング通信装置において、前記子局ポーリング制御部
は、親局から子局へのポーリングに対する子局から親局
へのポーリング応答が中止されてから所定の時間経過後
にポーリング開始要求の送信を要求することを特徴とす
るポーリング通信装置を提供する。本発明によれば、子
局から親局に送信すべきデータがない状態が続いても、
所定の時間経過後にポーリング開始要求を送信すること
になるので、タイムアウトにより通信が終了した場合で
も、通信を再開するこができる。
【0012】また本発明によれば、ポーリング通信を制
御する子局ポーリング制御部と、前記子局ポーリング制
御部に従ってデータを送受信する子局送受信部とを備え
るポーリング通信装置において、前記子局ポーリング制
御部は親局から送信されてくる通信再開の希望時間経過
後にポーリング開始要求の送信を要求することを特徴と
するポーリング通信装置を提供し、さらにポーリング通
信を制御する親局ポーリング制御部と、前記親局ポーリ
ング制御部に従ってデータを送受信する親局送受信部と
を備えるポーリング通信装置において、前記親局ポーリ
ング制御部は通信再開の希望時間の送信を要求すること
を特徴とするポーリング通信装置を提供する。本発明に
よれば、子局から親局に送信すべきデータがない状態が
続いても、前記通信再開の希望時間経過後に、ポーリン
グ開始要求を送信することになるので、タイムアウトに
より通信が終了した場合でも、通信を再開するこができ
る。
御する子局ポーリング制御部と、前記子局ポーリング制
御部に従ってデータを送受信する子局送受信部とを備え
るポーリング通信装置において、前記子局ポーリング制
御部は親局から送信されてくる通信再開の希望時間経過
後にポーリング開始要求の送信を要求することを特徴と
するポーリング通信装置を提供し、さらにポーリング通
信を制御する親局ポーリング制御部と、前記親局ポーリ
ング制御部に従ってデータを送受信する親局送受信部と
を備えるポーリング通信装置において、前記親局ポーリ
ング制御部は通信再開の希望時間の送信を要求すること
を特徴とするポーリング通信装置を提供する。本発明に
よれば、子局から親局に送信すべきデータがない状態が
続いても、前記通信再開の希望時間経過後に、ポーリン
グ開始要求を送信することになるので、タイムアウトに
より通信が終了した場合でも、通信を再開するこができ
る。
【0013】また本発明によれば、親局から子局へのポ
ーリングに対する子局から親局へのポーリング応答が中
止されてから所定の時間が経過すると通信を終了するポ
ーリング通信方法において、前記親局が送信データサイ
ズを送信し、前記子局が前記サイズに相当するデータを
受信し終えるまでの間、前記所定の時間経過前に延長用
ポーリング応答を送信するポーリング通信方法を実行す
ることにより、子局から親局に送信すべきデータがない
状態が続いても、前記サイズに相当するデータを受信し
終えるまでの間、ポーリング応答を送信するので、タイ
ムアウトによる通信の終了を回避するとともに、通信終
了の動作も同時に行なうことができる。
ーリングに対する子局から親局へのポーリング応答が中
止されてから所定の時間が経過すると通信を終了するポ
ーリング通信方法において、前記親局が送信データサイ
ズを送信し、前記子局が前記サイズに相当するデータを
受信し終えるまでの間、前記所定の時間経過前に延長用
ポーリング応答を送信するポーリング通信方法を実行す
ることにより、子局から親局に送信すべきデータがない
状態が続いても、前記サイズに相当するデータを受信し
終えるまでの間、ポーリング応答を送信するので、タイ
ムアウトによる通信の終了を回避するとともに、通信終
了の動作も同時に行なうことができる。
【0014】また本発明によれば、親局から子局へのポ
ーリングに対する子局から親局へのポーリング応答が中
止されてから所定の時間が経過すると通信を終了するポ
ーリング通信方法において、前記親局が送信データサイ
ズを送信し、前記子局が前記サイズに相当するデータを
受信し終えるまでの間、所定の時間経過後にポーリング
の開始要求を送信する前記ポーリング通信方法を実行す
ることにより、子局から親局に送信すべきデータがない
状態が続いても、前記サイズに相当するデータを受信し
終えるまでの間、ポーリング開始要求を送信するので、
タイムアウトにより通信が終了した場合でも通信を再開
するこができるとともに、通信終了の動作も同時に行な
うことができる。
ーリングに対する子局から親局へのポーリング応答が中
止されてから所定の時間が経過すると通信を終了するポ
ーリング通信方法において、前記親局が送信データサイ
ズを送信し、前記子局が前記サイズに相当するデータを
受信し終えるまでの間、所定の時間経過後にポーリング
の開始要求を送信する前記ポーリング通信方法を実行す
ることにより、子局から親局に送信すべきデータがない
状態が続いても、前記サイズに相当するデータを受信し
終えるまでの間、ポーリング開始要求を送信するので、
タイムアウトにより通信が終了した場合でも通信を再開
するこができるとともに、通信終了の動作も同時に行な
うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図面を使って、本発明の実施の形
態を説明する。
態を説明する。
【0016】図1は本発明による赤外線通信のポーリン
グ通信システムの構成図の一例、及び本発明による親局
及び子局のポーリング通信装置のブロック図を示すもの
である。図1のポーリング通信システムは、親局から子
局へのポーリングに対する子局から親局へのポーリング
応答が中止されてから所定の時間が経過すると通信を終
了するポーリング通信システムであって、図1では1つ
の親局101と3つの子局(子局1乃至子局3(104
a乃至104c))とからなり、さらに親局101は、
ポーリング通信を制御する親局ポーリング制御部102
と親局ポーリング制御部102に従ってデータを送受信
する親局送受信部103とからなり、子局(104a乃
至104c)は、ポーリング通信を制御する子局ポーリ
ング制御部105と、子局ポーリング制御部105に従
ってデータを送受信する子局送受信部106とからなる
ことを示している。
グ通信システムの構成図の一例、及び本発明による親局
及び子局のポーリング通信装置のブロック図を示すもの
である。図1のポーリング通信システムは、親局から子
局へのポーリングに対する子局から親局へのポーリング
応答が中止されてから所定の時間が経過すると通信を終
了するポーリング通信システムであって、図1では1つ
の親局101と3つの子局(子局1乃至子局3(104
a乃至104c))とからなり、さらに親局101は、
ポーリング通信を制御する親局ポーリング制御部102
と親局ポーリング制御部102に従ってデータを送受信
する親局送受信部103とからなり、子局(104a乃
至104c)は、ポーリング通信を制御する子局ポーリ
ング制御部105と、子局ポーリング制御部105に従
ってデータを送受信する子局送受信部106とからなる
ことを示している。
【0017】図2(A)は本発明によるポーリング通信
システムにおいて、親局101と子局1(104a)と
の間で通信が行なわれており、子局1(104a)が所
定の時間(T)以内にポーリング応答を送信することに
よりタイムアウトによる通信の終了を回避可能なポーリ
ング通信方法を説明するためのシーケンス図である。以
下、図1及び図2に従って前記ポーリング通信方法を説
明する。親局101において、親局ポーリング制御部1
02は親局送受信部103を介してポーリング201を
子局1(104a)に送信する。ポーリング201は、
子局1(104a)の識別子と親局101から子局1
(104a)へ送信すべき一般データとからなる。次に
子局1(104a)において、子局ポーリング制御部1
05は子局送受信部106を介してポーリング201を
受信し、さらに、返すべきデータがあるので、子局送受
信部106を介してポーリング応答202を送信する。
次に親局101において、親局ポーリング制御部102
は親局送受信部103を介してポーリング応答202を
受信する。引き続き親局101において、親局ポーリン
グ制御部102は親局送受信部103を介して共通ポー
リング203を送信する。以上の動作が1ポーリングサ
イクル時間(Tp)内に行なわれ、子局1(104a)
において返すべきデータがある限りこのポーリングサイ
クルが繰り返される。その後、子局1(104a)にお
いて返すべきデータがなくなると子局1(104a)は
ポーリング応答202の送信を中止する。この状態が所
定の時間(T)続くと、図2(B)のように親局101
は子局1(104a)へのポーリング送信を中止して親
局101と子局1(104a)との通信を終了してしま
う。しかしながら前記通信方法によれば、ポーリング応
答202の送信が中止されてから所定の時間(T)経過
前に、子局1(104a)において、子局ポーリング制
御部105は子局送受信部106を介して通信を延長す
ることを目的とするポーリング応答204(以下「延長
用ポーリング応答」という)を送信することにより、親
局101は所定の時間(T)をカウントするカウンタを
リセットする等の手段により新たに所定の時間(T)の
カウントを開始するので、結果的に通信を延長すること
ができ、タイムアウトによる通信の終了を回避すること
が可能となる。延長用ポーリング応答204は、子局1
(104a)から親局(101)に送るべきデータはな
いため一般データは送らず、子局1(104a)の識別
子だけを送るようにすればよい。
システムにおいて、親局101と子局1(104a)と
の間で通信が行なわれており、子局1(104a)が所
定の時間(T)以内にポーリング応答を送信することに
よりタイムアウトによる通信の終了を回避可能なポーリ
ング通信方法を説明するためのシーケンス図である。以
下、図1及び図2に従って前記ポーリング通信方法を説
明する。親局101において、親局ポーリング制御部1
02は親局送受信部103を介してポーリング201を
子局1(104a)に送信する。ポーリング201は、
子局1(104a)の識別子と親局101から子局1
(104a)へ送信すべき一般データとからなる。次に
子局1(104a)において、子局ポーリング制御部1
05は子局送受信部106を介してポーリング201を
受信し、さらに、返すべきデータがあるので、子局送受
信部106を介してポーリング応答202を送信する。
次に親局101において、親局ポーリング制御部102
は親局送受信部103を介してポーリング応答202を
受信する。引き続き親局101において、親局ポーリン
グ制御部102は親局送受信部103を介して共通ポー
リング203を送信する。以上の動作が1ポーリングサ
イクル時間(Tp)内に行なわれ、子局1(104a)
において返すべきデータがある限りこのポーリングサイ
クルが繰り返される。その後、子局1(104a)にお
いて返すべきデータがなくなると子局1(104a)は
ポーリング応答202の送信を中止する。この状態が所
定の時間(T)続くと、図2(B)のように親局101
は子局1(104a)へのポーリング送信を中止して親
局101と子局1(104a)との通信を終了してしま
う。しかしながら前記通信方法によれば、ポーリング応
答202の送信が中止されてから所定の時間(T)経過
前に、子局1(104a)において、子局ポーリング制
御部105は子局送受信部106を介して通信を延長す
ることを目的とするポーリング応答204(以下「延長
用ポーリング応答」という)を送信することにより、親
局101は所定の時間(T)をカウントするカウンタを
リセットする等の手段により新たに所定の時間(T)の
カウントを開始するので、結果的に通信を延長すること
ができ、タイムアウトによる通信の終了を回避すること
が可能となる。延長用ポーリング応答204は、子局1
(104a)から親局(101)に送るべきデータはな
いため一般データは送らず、子局1(104a)の識別
子だけを送るようにすればよい。
【0018】なお、本発明による通信システムにおい
て、前記通信方法、即ちポーリング応答の送信が中止さ
れてから所定の時間(T)経過前に延長用ポーリング応
答を返す方法を実行するかどうかは、ユーザにより選択
可能としておき、前記課題で説明したような状況(親局
は、通信が終了していないにも関わらず、ポーリング応
答が所定の時間以上待っても来なかったため強制的に通
信を終了してしまい、親局から子局に残りのデータを送
信できなくなる状況)が発生しやすいポーリング通信シ
ステムにおいては、前記通信方法を実行するように選択
しておき、前記状況が発生しにくいポーリング通信シス
テムにおいては、前記通信方法を実行しないように選択
しておくことで、システムに最適な通信方法を提供でき
るようになる。また、前記通信方法を実行している場合
は、タイムアウトにより通信を終了することはないた
め、通信を終了させたいときには、親局から子局にある
いは子局から親局に通信終了を要求するデータ(図示せ
ず)を送信すればよい。
て、前記通信方法、即ちポーリング応答の送信が中止さ
れてから所定の時間(T)経過前に延長用ポーリング応
答を返す方法を実行するかどうかは、ユーザにより選択
可能としておき、前記課題で説明したような状況(親局
は、通信が終了していないにも関わらず、ポーリング応
答が所定の時間以上待っても来なかったため強制的に通
信を終了してしまい、親局から子局に残りのデータを送
信できなくなる状況)が発生しやすいポーリング通信シ
ステムにおいては、前記通信方法を実行するように選択
しておき、前記状況が発生しにくいポーリング通信シス
テムにおいては、前記通信方法を実行しないように選択
しておくことで、システムに最適な通信方法を提供でき
るようになる。また、前記通信方法を実行している場合
は、タイムアウトにより通信を終了することはないた
め、通信を終了させたいときには、親局から子局にある
いは子局から親局に通信終了を要求するデータ(図示せ
ず)を送信すればよい。
【0019】また、図2において子局1(104a)か
ら親局101へのポーリング応答202の送信が中止さ
れてからも親局101から子局1(104a)への共通
ポーリング203が送信され続けているのは、親局10
1が子局2(104b)又は子局3(104c)と送信
中(図示せず)のためである。以下に記載する例につい
ても同様とする。
ら親局101へのポーリング応答202の送信が中止さ
れてからも親局101から子局1(104a)への共通
ポーリング203が送信され続けているのは、親局10
1が子局2(104b)又は子局3(104c)と送信
中(図示せず)のためである。以下に記載する例につい
ても同様とする。
【0020】図3は本発明によるポーリング通信システ
ムにおいて、親局101と子局1(104a)との間で
通信が行なわれており、子局1(104a)は、所定の
時間(T)経過後の任意の所定の時間(Tr1)が経過
し、さらに親局101からの共通ポーリング203を受
信したタイミングでポーリング開始要求205を送信す
ることにより、タイムアウトによる通信の終了が発生し
た場合でも、通信の再開が可能なポーリング通信方法を
説明するためのシーケンス図である。以下図3に従って
前記ポーリング通信方法について説明する。なお、親局
101及び子局1(104a)におけるデータを送受信
するための動作については、前記で説明した通りである
ので説明は省略する(以下に記載する例についても同様
とする)。
ムにおいて、親局101と子局1(104a)との間で
通信が行なわれており、子局1(104a)は、所定の
時間(T)経過後の任意の所定の時間(Tr1)が経過
し、さらに親局101からの共通ポーリング203を受
信したタイミングでポーリング開始要求205を送信す
ることにより、タイムアウトによる通信の終了が発生し
た場合でも、通信の再開が可能なポーリング通信方法を
説明するためのシーケンス図である。以下図3に従って
前記ポーリング通信方法について説明する。なお、親局
101及び子局1(104a)におけるデータを送受信
するための動作については、前記で説明した通りである
ので説明は省略する(以下に記載する例についても同様
とする)。
【0021】親局101と子局1(104a)は、子局
1(104a)から親局101へ返すべきデータがある
間は前記ポーリングサイクル(Tp)中において、ポー
リング201及びポーリング応答202並びに共通ポー
リング203をやり取りし、それを繰り返すことで通信
を行なっている。子局1(104a)は返すべきデータ
がなくなるとポーリング応答202の送信を中止する。
親局101はポーリング応答202を受信しなくなって
から所定の時間(T)が経過するとタイムアウトで通信
を終了する。子局1(104a)は、ポーリング応答2
02の送信を中止してから所定の時間(T)経過後の任
意の所定の時間(Tr1)が経過し、さらに親局101
からの共通ポーリング203を受信したタイミングでポ
ーリング開始要求205を送信する。図3の例では前記
の通り、親局101は子局2(104b)又は子局3
(104c)と通信中であるため共通ポーリング203
を送信し続けている。そのためポーリング開始要求20
5を送信するタイミングは、共通ポーリング203を受
信したタイミングで送信するようになっているが、親局
101がどの子局とも通信を行なっておらず共通ポーリ
ング203が送信されていないときは、ポーリング応答
202の送信を中止してから所定の時間(T)経過後の
任意の所定の時間(Tr1)が経過した後の任意のタイ
ミングで送信すれば良い。以上の方法によりタイムアウ
トによる通信の終了が発生した場合でも通信を再開する
こができ、親局101から子局1(104a)に残りの
データを送信することが可能となる。なお、本通信方法
を実行するかどうかは選択可能であること、及び通信の
終了方法については前記例で説明した通りである。
1(104a)から親局101へ返すべきデータがある
間は前記ポーリングサイクル(Tp)中において、ポー
リング201及びポーリング応答202並びに共通ポー
リング203をやり取りし、それを繰り返すことで通信
を行なっている。子局1(104a)は返すべきデータ
がなくなるとポーリング応答202の送信を中止する。
親局101はポーリング応答202を受信しなくなって
から所定の時間(T)が経過するとタイムアウトで通信
を終了する。子局1(104a)は、ポーリング応答2
02の送信を中止してから所定の時間(T)経過後の任
意の所定の時間(Tr1)が経過し、さらに親局101
からの共通ポーリング203を受信したタイミングでポ
ーリング開始要求205を送信する。図3の例では前記
の通り、親局101は子局2(104b)又は子局3
(104c)と通信中であるため共通ポーリング203
を送信し続けている。そのためポーリング開始要求20
5を送信するタイミングは、共通ポーリング203を受
信したタイミングで送信するようになっているが、親局
101がどの子局とも通信を行なっておらず共通ポーリ
ング203が送信されていないときは、ポーリング応答
202の送信を中止してから所定の時間(T)経過後の
任意の所定の時間(Tr1)が経過した後の任意のタイ
ミングで送信すれば良い。以上の方法によりタイムアウ
トによる通信の終了が発生した場合でも通信を再開する
こができ、親局101から子局1(104a)に残りの
データを送信することが可能となる。なお、本通信方法
を実行するかどうかは選択可能であること、及び通信の
終了方法については前記例で説明した通りである。
【0022】図4は本発明によるポーリング通信システ
ムにおいて、親局101と子局1(104a)との間で
通信が行なわれており、親局101が通信再開の希望時
間(Tr2)を送信し、子局1(104a)は、前記時
間(Tr2)が経過し、さらに親局101からの共通ポ
ーリング203を受信したタイミングでポーリング開始
要求205を送信することにより、タイムアウトにより
通信が終了した場合でも、通信の再開が可能なポーリン
グ通信方法を説明するためのシーケンス図である。以下
図1及び図4に従って前記ポーリング通信方法について
説明する。
ムにおいて、親局101と子局1(104a)との間で
通信が行なわれており、親局101が通信再開の希望時
間(Tr2)を送信し、子局1(104a)は、前記時
間(Tr2)が経過し、さらに親局101からの共通ポ
ーリング203を受信したタイミングでポーリング開始
要求205を送信することにより、タイムアウトにより
通信が終了した場合でも、通信の再開が可能なポーリン
グ通信方法を説明するためのシーケンス図である。以下
図1及び図4に従って前記ポーリング通信方法について
説明する。
【0023】親局101は、子局1(104a)の識別
子及び送信すべき一般データに加えて通信再開の希望時
間データとからなるポーリング206を子局1(104
a)に送信する。子局1(104a)はポーリング20
6を受信すると子局ポーリング制御部105において前
記通信再開の希望時間(Tr2)を記憶し、タイマを起
動する等の手段により前記時間(Tr2)経過後にポー
リング開始要求205を送信するように準備をする。そ
の後タイムアウトにより通信が終了するまでの動作につ
いては前記に説明した例と同様なので説明を省略する。
子局1(104a)は、前記時間(Tr2)が経過し、
さらに親局101からの共通ポーリング203を受信し
たタイミングでポーリング開始要求205を送信する。
親局101はこれを受けて子局1(104a)へのポー
リング201を送信し通信を再開する。以上の方法によ
り、親局101において所定の時間以上の間ポーリング
を送信することができないような状況が通信中に発生し
て、タイムアウトにより通信が終了したとしても、その
後通信を再開することができ、親局101から子局1
(104a)に残りのデータを送信することが可能とな
る。
子及び送信すべき一般データに加えて通信再開の希望時
間データとからなるポーリング206を子局1(104
a)に送信する。子局1(104a)はポーリング20
6を受信すると子局ポーリング制御部105において前
記通信再開の希望時間(Tr2)を記憶し、タイマを起
動する等の手段により前記時間(Tr2)経過後にポー
リング開始要求205を送信するように準備をする。そ
の後タイムアウトにより通信が終了するまでの動作につ
いては前記に説明した例と同様なので説明を省略する。
子局1(104a)は、前記時間(Tr2)が経過し、
さらに親局101からの共通ポーリング203を受信し
たタイミングでポーリング開始要求205を送信する。
親局101はこれを受けて子局1(104a)へのポー
リング201を送信し通信を再開する。以上の方法によ
り、親局101において所定の時間以上の間ポーリング
を送信することができないような状況が通信中に発生し
て、タイムアウトにより通信が終了したとしても、その
後通信を再開することができ、親局101から子局1
(104a)に残りのデータを送信することが可能とな
る。
【0024】図5は本発明によるポーリング通信システ
ムにおいて、親局101と子局1(104a)との間で
通信が行なわれており、親局101が送信データサイズ
を送信し、子局1(104a)は全データを受信するま
での間、延長用ポーリング応答204を返す前記通信方
法を実行することによりタイムアウトによる通信の終了
を回避するとともに通信の終了動作も同時に行なうこと
が可能なポーリング通信方法を説明するためのシーケン
ス図である。以下図5に従って前記ポーリング通信方法
について説明する。
ムにおいて、親局101と子局1(104a)との間で
通信が行なわれており、親局101が送信データサイズ
を送信し、子局1(104a)は全データを受信するま
での間、延長用ポーリング応答204を返す前記通信方
法を実行することによりタイムアウトによる通信の終了
を回避するとともに通信の終了動作も同時に行なうこと
が可能なポーリング通信方法を説明するためのシーケン
ス図である。以下図5に従って前記ポーリング通信方法
について説明する。
【0025】親局101は、子局1(104a)の識別
子及び送信すべき一般データに加えて送信データサイズ
とからなるポーリング207を子局1(104a)に送
信する。子局1(104a)はポーリング207を受信
すると子局ポーリング制御部105において前記データ
サイズを記憶し、カウンタを起動する等の手段により受
信データサイズのカウントを開始する。その後受信デー
タサイズのカウントが指定されたサイズになるまでは、
前記延長用ポーリング応答204を返す通信方法と同様
なので、ここでは説明を省略する。その後子局1(10
4a)において指定サイズ分のデータを受信すると、そ
れ以降子局ポーリング制御部105は延長用ポーリング
応答204を送信しないようになるため、所定の時間
(T)経過後にタイムアウトで通信が終了する。
子及び送信すべき一般データに加えて送信データサイズ
とからなるポーリング207を子局1(104a)に送
信する。子局1(104a)はポーリング207を受信
すると子局ポーリング制御部105において前記データ
サイズを記憶し、カウンタを起動する等の手段により受
信データサイズのカウントを開始する。その後受信デー
タサイズのカウントが指定されたサイズになるまでは、
前記延長用ポーリング応答204を返す通信方法と同様
なので、ここでは説明を省略する。その後子局1(10
4a)において指定サイズ分のデータを受信すると、そ
れ以降子局ポーリング制御部105は延長用ポーリング
応答204を送信しないようになるため、所定の時間
(T)経過後にタイムアウトで通信が終了する。
【0026】図6は本発明によるポーリング通信システ
ムにおいて、親局101と子局1(104a)との間で
通信が行なわれており、親局101が送信データサイズ
を送信し、子局1(104a)は全データを受信するま
での間、所定の時間(T)経過後の任意の所定の時間
(Tr1)が経過し、さらに親局101からの共通ポー
リング203を受信したタイミングでポーリング開始要
求205を返す前記通信方法を実行することによりタイ
ムアウトにより通信が終了した場合でも、通信の再開が
可能であるとともに通信の終了動作も同時に行なうこと
が可能なポーリング通信方法を説明するためのシーケン
ス図である。前記ポーリング通信方法は、図3及び図5
のポーリング通信方法の組み合わせであるため説明は省
略する。
ムにおいて、親局101と子局1(104a)との間で
通信が行なわれており、親局101が送信データサイズ
を送信し、子局1(104a)は全データを受信するま
での間、所定の時間(T)経過後の任意の所定の時間
(Tr1)が経過し、さらに親局101からの共通ポー
リング203を受信したタイミングでポーリング開始要
求205を返す前記通信方法を実行することによりタイ
ムアウトにより通信が終了した場合でも、通信の再開が
可能であるとともに通信の終了動作も同時に行なうこと
が可能なポーリング通信方法を説明するためのシーケン
ス図である。前記ポーリング通信方法は、図3及び図5
のポーリング通信方法の組み合わせであるため説明は省
略する。
【0027】以上、本発明によるポーリング通信方法の
動作について説明をしてきた。図8に示す前記本システ
ム例において、本発明によるポーリング通信装置及びポ
ーリング通信方法を適用することにより所望の課題を解
決することができる。また、本発明はIrDA Con
trol規格に準拠した通信システムにおいてのみ適用
されるものではなく、別の通信システムにおいても適用
できることは言うまでもない。
動作について説明をしてきた。図8に示す前記本システ
ム例において、本発明によるポーリング通信装置及びポ
ーリング通信方法を適用することにより所望の課題を解
決することができる。また、本発明はIrDA Con
trol規格に準拠した通信システムにおいてのみ適用
されるものではなく、別の通信システムにおいても適用
できることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようなものであ
るから、以下に記載されるような効果を奏する。
るから、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】ポーリング通信システムにおいて、通信が
終了していないにもかかわらず、子局からのポーリング
応答が所定の時間以上来ないために通信が終了してしま
い、親局から子局に残りのデータを送信するこができな
いという状況を回避するこができる。
終了していないにもかかわらず、子局からのポーリング
応答が所定の時間以上来ないために通信が終了してしま
い、親局から子局に残りのデータを送信するこができな
いという状況を回避するこができる。
【0030】親局から子局に対して通信再開の希望時間
を指定することができるため、IrDA Contro
l規格のような親局から子局に対して通信を再開するこ
とができない通信システムにおいても、親局から子局に
対して通信を再開することが可能となる。
を指定することができるため、IrDA Contro
l規格のような親局から子局に対して通信を再開するこ
とができない通信システムにおいても、親局から子局に
対して通信を再開することが可能となる。
【図1】本発明によるポーリング通信システムの構成図
の一例、及び本発明による親局及び子局のポーリング通
信装置のブロック図である。
の一例、及び本発明による親局及び子局のポーリング通
信装置のブロック図である。
【図2】所定の時間経過前に延長用ポーリング応答を送
信することを特徴とする本発明によるポーリング通信方
法のシーケンス図である。
信することを特徴とする本発明によるポーリング通信方
法のシーケンス図である。
【図3】所定の時間経過後にポーリング開始要求を送信
することを特徴とする本発明によるポーリング通信方法
のシーケンス図である。
することを特徴とする本発明によるポーリング通信方法
のシーケンス図である。
【図4】通信再開の希望時間経過後にポーリング開始要
求を送信することを特徴とする本発明によるポーリング
通信方法のシーケンス図である。
求を送信することを特徴とする本発明によるポーリング
通信方法のシーケンス図である。
【図5】指定サイズのデータを受信するまでは所定の時
間経過前に延長用ポーリング応答を送信することを特徴
とする本発明によるポーリング通信方法のシーケンス図
である。
間経過前に延長用ポーリング応答を送信することを特徴
とする本発明によるポーリング通信方法のシーケンス図
である。
【図6】指定サイズのデータを受信するまでは所定の時
間経過後にポーリング開始要求を送信することを特徴と
する本発明によるポーリング通信方法のシーケンス図で
ある。
間経過後にポーリング開始要求を送信することを特徴と
する本発明によるポーリング通信方法のシーケンス図で
ある。
【図7】従来のポーリング通信方法のシーケンス図であ
る。
る。
【図8】従来のポーリング通信システムの具体例を示す
構成図の一例である。
構成図の一例である。
201 ポーリング
202 ポーリング応答
203 共通ポーリング
204 延長用ポーリング応答
205 ポーリング開始要求
206 通信再開の希望時間を含むポーリング
207 送信データサイズを含むポーリング
Claims (8)
- 【請求項1】 親局から子局へのポーリングに対する子
局から親局へのポーリング応答が中止されてから所定の
時間が経過すると通信を終了するポーリング通信方法に
おいて、前記子局が前記所定の時間経過前に延長用ポー
リング応答を送信することを特徴とするポーリング通信
方法。 - 【請求項2】 親局から子局へのポーリングに対する子
局から親局へのポーリング応答が中止されてから所定の
時間が経過すると通信を終了するポーリング通信方法に
おいて、前記子局が前記所定の時間経過後にポーリング
開始要求を送信することを特徴とするポーリング通信方
法。 - 【請求項3】 親局から子局へのポーリングに対する子
局から親局へのポーリング応答が中止されてから所定の
時間が経過すると通信を終了するポーリング通信方法に
おいて、前記親局が通信再開の希望時間を送信し、前記
子局が前記通信再開の希望時間経過後に、ポーリング開
始要求を送信することを特徴とするポーリング通信方
法。 - 【請求項4】 親局から子局へのポーリングに対する子
局から親局へのポーリング応答が中止されてから所定の
時間が経過すると通信を終了するポーリング通信方法に
おいて、前記親局が送信データサイズを送信し、前記子
局が前記サイズに相当するデータを受信し終えるまでの
間、請求項1又は請求項2記載のポーリング通信方法を
実行することを特徴とするポーリング通信方法。 - 【請求項5】 ポーリング通信を制御する子局ポーリン
グ制御部と、前記子局ポーリング制御部に従ってデータ
を送受信する子局送受信部とを備えるポーリング通信装
置において、前記子局ポーリング制御部は所定の時間経
過前に延長用ポーリング応答の送信を要求することを特
徴とするポーリング通信装置。 - 【請求項6】 ポーリング通信を制御する子局ポーリン
グ制御部と、前記子局ポーリング制御部に従ってデータ
を送受信する子局送受信部とを備えるポーリング通信装
置において、前記子局ポーリング制御部は所定の時間経
過後にポーリング開始要求の送信を要求することを特徴
とするポーリング通信装置。 - 【請求項7】 ポーリング通信を制御する子局ポーリン
グ制御部と、前記子局ポーリング制御部に従ってデータ
を送受信する子局送受信部とを備えるポーリング通信装
置において、前記子局ポーリング制御部は親局から送信
されてくる通信再開の希望時間経過後にポーリング開始
要求の送信を要求することを特徴とするポーリング通信
装置。 - 【請求項8】 ポーリング通信を制御する親局ポーリン
グ制御部と、前記親局ポーリング制御部に従ってデータ
を送受信する親局送受信部とを備えるポーリング通信装
置において、前記親局ポーリング制御部は通信再開の希
望時間の送信を要求することを特徴とするポーリング通
信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20109899A JP3392372B2 (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | ポーリング通信方法及びポーリング通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20109899A JP3392372B2 (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | ポーリング通信方法及びポーリング通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028590A JP2001028590A (ja) | 2001-01-30 |
JP3392372B2 true JP3392372B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=16435373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20109899A Expired - Fee Related JP3392372B2 (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | ポーリング通信方法及びポーリング通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3392372B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003005644A1 (fr) * | 2001-07-06 | 2003-01-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Procede et programme de gestion de telecommunications, support d'enregistrement contenant le programme de gestion de telecommunications, systeme et appareil de telecommunications et appareil de gestion centrale |
JP5547941B2 (ja) * | 2009-09-30 | 2014-07-16 | テルモ株式会社 | 通信装置及び通信管理システム |
-
1999
- 1999-07-15 JP JP20109899A patent/JP3392372B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2001028590A (ja) | 2001-01-30 |
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