JP4045660B2 - リモートキーレスエントリーシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はリモートキーレスエントリーシステムに関するものであり、特に自動動作可能なリモートキーレスエントリーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のリモートキーレスエントリーシステムは特開平9−209630号に記載されているように、操作装置側から信号を動作装置側に送る際に、信号の自動送信を行う時間帯を設定できるようにして、電池の消耗を極力少なくしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、たとえ自動送信時間帯を制限しても、毎日、あるいは決められた曜日の決められた時間帯に必ず、自動出力するので、電池の消耗は自動送信しない場合に比べて大きいものであった。
【0004】
本来自動にドアロックを行いたいのは両手に荷物を持っていて、ポケットの中にいれてある操作装置を取り出せない状況にある場合や、降雨時にかさをさしながら車両に近づいた時などである。
【0005】
両手に荷物を持って車両に近づく時や、かさをさして車両に近づく時は長い時間をかけて近づくわけではなく、5分から10分、長くても60分程度の時間である。
【0006】
したがって、あらかじめ設定された時間帯で自動出力を行うのは電池消費の観点からすると不経済である。
本発明の目的は両手がふさがった状態でも自動動作するリモートキーレスエントリーシステムで、且つ電池消耗を極力少なくし、電池交換の頻度が少ないリモートキーレスエントリーシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、自動出力操作手段と自動出力時間設定手段を設け、設定操作から設定時間、自動発信可能な送信手段を備えた、操作装置とすることにより達成される。
また、自動出力時は通信範囲を制限する通信範囲制限手段を設けることにより、より安全な自動出力モードを備えたリモートキーレスエントリーシステムが実現できる。
【0008】
上記自動出力時間設定手段は自動出力する時間を設定する。
上記自動出力操作手段は自動出力の起動操作を行う。
操作装置は起動操作が行われた時点から設定時間分自動出力して停止する。
運転者が設定時間内に車両に接近すれば、ドアロックの操作を行わなくても車両のドアロックは解除される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を説明する。
まずリモートキーレスエントリーシステム全体について説明する。
【0010】
図1はリモートキーレスエントリーシステム全体の概要を示す外観図である。
図1において1は車両、2は操作装置、3は鍵、4は表示手段、5は操作手段、6は自動出力時間表示である。
図1の動作を説明する。
【0011】
通常、操作手段5(例えばドアロック解除ボタン)が押されると、操作装置2から、操作手段5の入力に相当する機能(例えばドアロック解除)を動作させる信号を車両1に転送する。
車両1には受信手段を含む動作装置が搭載されており、操作装置2からの信号を受信して指定された動作を行う。
一例として、車両のドアの鍵の開閉がある。
上記機能の場合には、操作手段5にはLOCK、UNLOCKの文字、あるいはイラスト、記号などを記しておく。
上記説明は通常の手動操作の説明であり、操作者が通信可能範囲の中で操作装置2の操作手段5を操作しなければならない。
【0012】
自動出力の説明を以下に行う。
操作手段5のモード切替ボタンを押すか、あるいは操作手段5のドアロック解除等のボタンをある時間以上押し続けると、操作装置2は自動出力モードになる。
自動出力モードになった後、ドアロック解除等の操作手段を操作すると、操作装置2は動作命令(例えばドアロック解除命令)を自動出力する。
操作手段5の動作ボタン(例えばドアロック解除ボタン)をおし続けるものの場合はそのまま自動出力を行なう。
この状態で操作者が操作装置2を所持したまま車両1に近づき、動作装置内の受信機が操作装置2からの信号を受信すると、動作装置は操作手段5の入力に相当する機能(例えばドアロック解除)を動作させる信号を車両1に転送する。
動作が終了すると、あるいは車両の操作信号を転送すると、動作装置は動作終了信号を操作装置2に返信する。
操作装置2は上記動作終了信号を受信し、動作命令の自動出力を停止する。
【0013】
次に操作装置2と車両1に搭載した動作側搭載装置の実施形態の構成、動作について図2を用いて説明する。
【0014】
図2は一実施形態の概略構成を示すブロック図である。
図2において7は制御手段、8は時間計数手段、9、10は通信手段、11は制御手段、12はインターフェース手段(以降IF手段と略す)、13は動作装置である。
図2において図1と同一記号で示すものは図1と同一機能を有し、同様の動作を行う。
【0015】
操作者が操作手段5を介して例えばドアロック解除の命令操作を行うと、操作手段5は入力を制御手段7に送る。
上記操作の際、操作手段5のモード切替ボタンを押したり、ロック解除等の動作ボタンを一定時間より長く押し続けた場合は自動出力モードになる。
動作ボタンを一定時間以上押し続ける操作によって自動出力モードになる場合、制御手段7は操作手段5のボタンの押された時間をカウントし、あらかじめ設定された時間以上であれば自動出力モードに切り替えればよい。
制御手段7は、自動出力モードに切り替わったと同時に時間計数手段8にあらかじめ設定されている自動出力時間データを送る。
【0016】
時間計数手段8は制御手段7からの自動出力時間データをロードし、そこからカウントダウンする。
時間計数手段8のカウンタ(特に図示しない)が0になると、計数を終了した旨の信号を制御手段7に送る。
制御手段7は自動出力モードになった時点から動作命令信号(例えばドアロック解除命令信号)を発生し通信手段9に送る。
通信手段9は制御手段7からの命令により動作装置13に対して通信動作を行う。
【0017】
一般に上記通信には赤外線通信、電波による通信を用いる。
【0018】
動作装置13内にある通信手段10は通信手段9からの信号を受信して操作装置2からの命令(例えばドアロック解除命令)を制御手段11に送る。
制御手段11は転送された通信信号から要求機能を解読し、IF手段12に送る。
IF手段12は車両1の中の車内通信網に接続しており、制御手段11からの要求機能の信号を車内通信網の信号に変換し、車内通信網に送出する。
要求信号としてドアロックの解除を行なう信号を送出した場合、車両は車内通信網のドアロックの解除の信号を検出し、ドアロックの解除を行う。
【0019】
動作が終了すると、制御手段11は動作終了信号を通信手段10に送る。
通信手段10は動作終了信号を操作装置2内の通信手段9に送る。
通信手段9は動作終了信号を受信し、制御手段7に送る。
制御手段7は動作終了信号を受けて、自動出力を停止し、通常の手動モードに切り替える。
【0020】
制御手段7は上記のように動作終了信号が返信されなかった場合には、時間計数手段8からの計数終了信号を受け取って自動出力を停止する。
制御手段7は自動出力モードになっている場合にはその旨を表示手段4に送る。
また制御手段7は自動出力モードの残り時間を示すデータを時間計数手段8から受け取り表示手段4に送る。
更に制御手段7は動作装置13からの動作終了信号を受け取ると、動作終了表示データを表示手段4に送る。
表示手段4は上記データを受け取り表示を行なう。
上記動作によって自動発信を行うため、車両側の動作が行われると自動出力を停止するので無駄な電力を消費することがない。
【0021】
次に操作装置2の表示手段4の表示形態の1実施形態を図3により説明する。
図3は操作装置の外観を示す外観図である。
図3において21はドアロック解除の動作終了を示す表示、22は自動出力時間を示す表示、23は動作モードを示す表示、24はロックボタン、25はロック解除ボタン、26はモード切替ボタンである。
図3において図2と同様の記号で示すものは同様の機能を有し、同様の動作を行う。
図3においてはすべての表示を記載しているが、実際の動作では動作終了を示す表示21が表示された時には自動出力モードは解除されているので、自動出力を示す表示22と、動作モードを示す表示23は図3のようには表示されていない。
図3において自動出力時間を示す表示は図形によって表示しているが、これは図1に示すように数字で表示してもよい。
【0022】
次に図2で示した構成のリモートキーレスエントリーシステムの動作について図4を用いて更に説明する。
図4は図2における操作装置2、動作装置13の動作を示すフローチャートである。
なお操作装置2のフローチャートはすでに自動出力モードになっている状態からの動作を示している(自動出力モードへの移行は後述する)。
図4左が操作装置2の動作を示すフローチャートで、右が動作装置13の動作を示すフローチャートである。
図4において30は動作命令を入力するための動作ボタン入力待ち処理、31は現在自動出力モードであるか手動モードであるかによって分岐する自動モード検出分岐処理、32は自動出力時間が経過したか否かを判断分岐する所定時間分岐処理、33、35はは動作命令のデータを出力する動作データ送信処理、34は動作データ送信処理33に対する動作終了信号を受信してそれが終了か否かを判断し分岐する応答受信分岐処理、36は動作装置13側が動作命令データを受信する動作データ受信処理、37は動作データが正常に受信できたか否かを判断し分岐するデータ受信判断分岐処理、38はデータ受信が正しく行われなかった時に操作装置2にその旨を通知するデータを出力するNG応答データ送信処理、39は受信が正しく行われた旨を操作装置2に応答する応答データ送信処理、45は車両のアクチュエータ(図示せず)に動作命令を出力する動作命令転送処理である。
【0023】
図4の説明を行う。
まず動作ボタン入力待ち処理30の状態で待機する。
動作ボタン(例えば自動ドアロック解除ボタン)が操作者によって押されると、自動モード検出分岐処理31に入る。
自動モード検出分岐処理31ではその時点のモードが自動出力モードであれば、所定時間分岐処理に移行する。
一方自動出力モードで無い場合(手動出力モード)、動作データ送信処理35に移行し、動作ボタンの命令データ(この場合ドアロック解除)を一回、あるいは複数回送信する。
所定時間分岐処理32では自動出力動作設定時間になったか否かを判断し、所定時間にならない場合には動作データ送信処理33に移行する。
動作データ送信処理33では動作ボタンの命令データ(この場合ドアロック解除)を一回、あるいは複数回送信する。
【0024】
次に応答受信分岐処理34に移行する。
応答受信分岐処理34では動作装置13からの応答データを受信する。
受信した応答データが動作装置13が動作終了を示す旨の応答データであれば、動作を終了し動作ボタン入力待ち処理30に戻り、再びボタン入力待ち処理に戻る。
応答データが動作終了以外のデータである場合、あるいは受信時間内に応答データが返信されない場合には、再び所定時間分岐処理32に移行する。
所定時間分岐処理32、動作データ送信33、応答受信分岐処理34を所定時間内、あるいは動作終了の応答データを受信するまで順次繰り返す。
【0025】
一方動作装置13側は、動作データ受信処理状態36で動作データ待ちを行う。
動作データ受信処理36で操作装置2からの動作データを受信すると、データ受信判断分岐処理37に移行する。
データ受信判断分岐処理37においてID番号等の確認と、動作の種類の確認を行い、操作装置2から転送されてきたデータが正しいときは動作命令転送処理45において車両1に動作命令を転送し、次いで応答データ送信処理39で操作装置2側に動作終了の応答データを転送し動作データ受信処理36に戻る。
データ受信判断分岐処理37において受信データが正しくなかった場合には、 NG応答データ送信処理38に移行し、受信データが正しくなかった旨のNG応答データを送信し、動作データ受信処理36に戻る。
上記動作によって自動出力動作が行われる。
【0026】
次に自動モードに移行するための操作、及び動作について図5により説明する。
図5(A)は操作装置の外観を示す外観図、図5(B)は自動モード、手動モードの状態遷移を示す動作フローチャートである。
図5において40は手動出力モード状態、41は自動出力モード状態である。
図5において図3と同一記号で示すものは同一機能を有し、同一動作を行う。
【0027】
図5の動作を説明する。
モード切替ボタン26を押すことにより手動出力モードと、自動出力モードを切り替える。
通常初期状態は手動出力モード40である。
操作者がモード切替ボタンを一回押すと自動出力モード41に切り替わる。
もう一度モード切替ボタンを押すと手動出力モードに切り替わる。
自動出力モードに切り替わった場合は前述の動作説明で記述したように動作終了、もしくは自動出力時間終了により、再び初期状態の手動出力モードに移行する。
【0028】
次に本発明における他の実施形態について図6により説明する。
本実施形態は自動出力モードにおいて、操作装置2が例えばドアロック解除の信号を自動出力している際に、遠距離からドアロックの解除することなく近距離で動作させ、安全性の高い自動出力リモートキーレスエントリーシステムの実施形態である。
図6はリモートキーレスエントリーシステムの操作装置、及び動作装置の構成を示すブロック図である。
図6において50は操作装置、51は制御手段、52は出力可変手段、53は通信手段である。
なお図6において図2と同一の記号で示すものは同様の機能を有し、同様の動作を行う。
【0029】
図6の動作を説明する。
自動出力モードに入ると、制御手段51は出力可変命令を通信手段53内の出力可変手段52に送る。
出力可変手段52は制御手段51からの出力可変命令によって手動出力動作時の出力よりも出力を低下させる設定を行う。
次に動作命令信号を通信手段53に送る。
通信手段53は動作命令信号を動作装置13の通信手段10に出力する。
この時出力可変手段52により出力を低下する。
動作装置13内の通信手段10は操作装置50からの動作命令信号を受信する。
しかしこの時操作装置50からの信号は出力が低下しているため、操作装置50が車両1の近くに来るまで確実に受信できない。
通信手段10が確実に受信できると、動作命令を制御手段11に送る。
以下図2に示した実施形態と同様の動作を行い、終了する。
本実施形態によれば操作者が車両の近くまで来なければドアロックの解除がされないので、遠方からドアロックが解除されて不法侵入が行われるなどの行為を予防できる効果がある。
次に本発明の他の実施形態を図7において説明する。
図7で示す本実施形態は動作装置側の受信感度を低下させ、操作装置が車両近くに近づくまで動作しないようにした事を特徴としている。
【0030】
図7において60は動作装置、61は通信手段、62は受信感度可変手段、63、64は制御手段、65は操作装置である。
図7において、図2と同一記号で示すものは同様の機能を有し、同様の動作を行う。
【0031】
図7の動作を説明する。
操作装置65は操作装置2と同様、動作命令信号を出力する。
ここでは自動出力モードに設定されており自動に出力しているものとする。
この際、制御手段64は動作命令信号の出力と同時に自動出力モードである旨の自動出力モードデータを通信手段9に送る。
通信手段9はこの動作命令信号と自動出力モードデータを動作装置60に出力する。
通信手段61は上記動作命令信号と自動出力モードデータを受信し、制御手段63に送る。
制御手段63は自動出力モードデータを受けて、通信手段61内の受信感度可変手段62を低感度に設定する。
低感度に設定された受信感度可変手段62を持つ通信手段61は操作装置65からの動作命令信号の受信は行うが、設定された一定レベル以上の強度の動作命令信号を受信した時に上記動作命令信号を制御手段63に送る。
制御手段63は再度の動作命令信号を受けて車両に対する動作命令をIF手段12に送る。
【0032】
次いで動作終了信号を通信手段61に送るとともに、受信感度可変手段62を元の受信感度に設定する。
通信手段61は動作終了信号を操作装置65に出力する。
操作装置65は自動出力を停止し、自動出力モードを解除する。
上記動作によって、図6で示した実施形態と同様、自動出力モードにおいて操作装置が車両に近づかないとドアロック解除等の動作が行われないので、遠方から解除されてしまうなどの不都合を生じる事が無い。
【0033】
次に本発明の他の実施形態について図8により説明する。
図8における実施形態は自動出力時間設定手段を設け、操作者が自動出力モードの出力時間を選択できるようにしたことを特徴とした実施形態である。
図8は本実施形態の構成を示すブロック図である。
図8において70は操作装置、71は自動出力時間記憶手段、72は制御手段である。
図8において図2と同一の記号で示すものは同一機能を有し、同一動作を行う。
【0034】
図8の動作を説明する。
操作者は自動出力モードにしたい時に、操作手段5のモード切替ボタンを押し、自動出力モードにする。
続いて操作者は自動出力モードの自動出力時間を入力する。
自動出力時間の入力は、操作手段5の動作ボタンの押す時間で決めてもよいし、押す回数で決めてもよい。
【0035】
制御手段7は操作手段5からの入力により自動出力時間データを自動出力時間記憶手段71に記憶させる。
同時に制御手段72は時間計数手段8に時間計測開始命令を与える。
時間計数手段8は時間計数を開始し、計数結果を制御手段72に送る。
制御手段72は自動出力時間記憶手段71の記憶データと時間計数手段8の計数データを比較し、一致した場合に自動出力を停止する。
本実施形態を用いれば、自動出力モードに切り替えた後に、車両に近づかなかった場合などに操作装置の電池の消費を低減できる効果がある。
【0036】
次に図8における実施形態で説明した、動作ボタンを押し続けて自動出力モードに移行させる動作の一実施形態について図9により説明する。
図9(A)は動作ボタンを押す長さによって自動出力モードになる操作装置の外観を示す外観図であり、図9(B)は上記操作装置の動作を示すフローチャートである。
図9において80は動作ボタンが連続して押された時間が所定時間であるか否かによって分岐処理を行なう所定時間検出分岐処理、81は自動出力モード移行処理、82は自動出力モード解除処理である。
図9において図4と同一の記号で示すものは同一機能を有し、同一動作を行う。
【0037】
図9の動作を説明する。
通常、操作装置2は動作ボタン入力待ち処理30で入力待ち状態にいる。
【0038】
操作者が操作装置2のドアロック解除ボタン25を押すと、所定時間検出分岐処理80に移行する。
所定時間検出分岐処理80ではドアロック解除ボタンの押された長さを検出し、所定時間より短い場合は、通常のドアロック解除命令であると認識し、動作データ送信処理35に移行する。
【0039】
ドアロック解除ボタンの押された長さが所定時間より長い場合は、自動出力モードへの移行命令であると認識し、自動出力モード移行処理81に移行する。
以降図4のフローチャートで説明したように自動出力を行い、動作装置側からの動作終了信号を受信したり、自動出力モードの設定時間自動出力動作を行なうと、自動出力解除処理82に移行する。
自動出力モード解除処理82後、再び動作ボタン入力待ち処理30に移行し、待機する。
上記動作によって動作ボタンの押す長さによって自動出力モードに移行することができる。
【0040】
次に本発明の他の実施形態について図10を用いて説明する。
図10に示す実施形態は、自動出力動作を行なっている際に、動作装置側が動作終了したことを、操作装置を介して操作者に振動、あるいは音によって通知することを特徴としている。
図10は本実施形態の構成を示すブロック図である。
図10において85は操作装置、86は通知手段、87は制御手段である。
図10において図2と同一の記号で示すものは同一機能を有し、同一動作を行う。
【0041】
図10の動作を説明する。
動作終了信号が動作装置13から送信される動作までは図2で説明した動作と同様なので、省略する。
操作装置85内の通信手段9が動作終了信号を受信し、制御手段87に送る。
制御手段87は通知手段86に通知命令を送る。
通知手段86は振動発生手段、あるいは音発生手段、もしくはその両方で構成されており、振動、あるいは音によって操作者に動作が終了したことを通知する。
上記構成、動作によって、操作者が操作手段をポケットなどに入れている場合でも動作終了を知ることができる。
上記説明では動作終了の通知を通知手段により行なったが、自動出力モードであることを操作者に通知してもよい。
【0042】
次に本発明の他の実施形態について図11を用いて説明する。
図11に示す実施形態は、自動出力動作を行なってドアロック解除を行った際に、車両のドアが一定時間以上操作されなかった場合に再びドアロック動作を行うことを特徴としている。
図11は本実施形態の構成を示すブロック図である。
図11において90は車両、91は動作装置、92は制御手段、93はIF手段、94はドア開閉検出手段、95は時間計数手段である。
図11において図2と同一の記号で示すものは同一機能を有し、同一動作を行う。
【0043】
図11の動作を説明する。
自動出力動作における操作装置2の動作は図2で説明した実施形態と同様である。
動作装置91内の通信手段10がドアロック解除信号を受け取り制御手段92に送る。
制御手段92はドアロック解除命令をIF手段93を介して車両90のドアロックアクチュエータに送るとともに、時間計数手段95に計数開始命令を送る。
時間計数手段95は計数を開始し、計数結果を制御手段92に送る。
【0044】
一方ドア開閉検出手段94はドアが操作されたか否かを検出し、検出結果をIF手段93を介して制御手段92に送る。
制御手段92は時間計数手段95からの計数結果を受け取り、あらかじめ定められた値以上になってもドア開閉検出手段94からのドア操作検出データが送られてこない場合には、ドアロック命令をIF手段93を介してドアロックアクチュエーターに送り、ドアロックを行う。
上記動作により、誤って自動出力モードでドアロック解除しても一定時間後にドアロックされるので安全である効果がある。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば自動出力モードにするのに操作者が行うので、不必要な時にドアロックの解除が行われてしまうようなことがない。
また自動出力モードになっている時間が短いので、公知例のような時間帯設定を行うようなシステムに比べて消費電力が少なくて済む。
自動出力モード時は操作者と車両が接近しなければ動作が行われないので、遠方にいるにもかかわらずドアロック解除が行われてしまうようなことが無く安全である効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】リモートキーレスエントリーシステムの概要を示す外観図である。
【図2】リモートキーレスエントリーシステムの一実施形態を示すブロック図である。
【図3】操作手段と表示手段表示方法の一実施形態を示す外観図である。
【図4】操作装置、動作装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】操作装置のモード表示を示す外観図とモード切替の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施形態を示すブロック図である。
【図7】本発明の他の実施形態を示すブロック図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示すブロック図である。
【図9】モードの設定方法を説明する操作装置外観図とフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施形態を示すブロック図である。
【図11】本発明の他の実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・車両
2・・・操作装置
3・・・鍵
4・・・表示手段
5・・・操作手段
6・・・自動出力時間表示
7・・・制御手段
8・・・時間計数手段
9・・・通信手段
10・・・通信手段
11・・・制御手段
12・・・IF手段
13・・・動作装置
52・・・出力可変手段
62・・・受信感度可変手段
86・・・通知手段
94・・・ドア開閉検出手段
95・・・時間計数手段
Claims (2)
- 操作手段と通信手段と制御手段を具備した操作装置と、
上記操作装置からの信号を受信する通信手段と制御手段を具備した動作装置と
を有するリモートキーレスエントリーシステムにおいて、
上記操作装置に設定された時間を計数する時間計数手段を設け、
上記操作手段は手動出力モードと自動出力モードとを選択する機能を持っており、
上記操作装置内の制御手段は上記操作手段からの操作により、上記操作手段の操作中に動作命令を出力する手動出力モードと、上記操作手段の操作後一定時間動作命令を自動出力する自動出力モードとを選択動作する制御手段であって、
上記操作装置に自動出力モード時は上記通信手段から動作命令を送信する信号出力を低下させることで上記通信手段からの動作命令が到達できる通信範囲を手動出力モード時よりも制限する通信範囲制限手段を設けたこと
を特徴とするリモートキーレスエントリーシステム。 - 請求項1に記載のリモートキーレスエントリーシステムにおいて、
上記操作装置の制御手段は、自動出力モード時に自動出力モードである旨のデータを出力する制御手段であること
を特徴とするリモートキーレスエントリーシステム。
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