JP5428317B2 - キーレスエントリーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンキーを用いずに車両ドアのロック/アンロック等を遠隔操作で行うキーレスエントリーシステムに関し、特に、携帯機から送信される信号の伝送レートを変更可能なキーレスエントリーシステムに関するものである。
従来、車両のキーレスエントリーシステムは、乗員が携帯する電子キー等の携帯用送受信装置(携帯機)と車両に搭載される車両側送受信装置(車載機)との間で無線交信を行い、携帯機から送信されてきたIDコードが車両側の正規のIDコードと認証されたときにドアの電磁アクチュエータが作動しアンロックされるよう構成されている。
特許文献1は、携帯機から出力されるドアのロック/アンロックを制御する遠隔操作信号とタイヤの空気圧を監視するための空気圧監視信号とを受信する車載機を設け、この車載機のローパスフィルタのカットオフ周波数をイグニッションスイッチのオンオフ状態に応じて切替え可能とした技術を提案している。
特許文献1では、カットオフ周波数をイグニッションスイッチのオンオフ状態に応じて切替え可能としたため、キーレスエントリーシステムの車載機をタイヤの空気圧の監視用受信機に兼用することが可能となり、受信機としての車載機の効率的使用を図ることができる。
特開2005−120656号公報
一方、近年、車両の電子化が急速に進んでおり、各種の電子制御機構が車両に搭載されている。また、キーレスエントリーシステムやタイヤの空気圧監視機構のように、無線による所定信号を送受信する制御機構も多数存在し、例えば、遠距離からエンジンを自動的に始動させる、所謂エンジン遠隔始動機構もその1つである。
一般的に、エンジン遠隔始動機構は、専用の携帯機から送信されるIDコードを認証して正規のIDコードと一致したとき、エンジンの始動が許可される仕様となっている。特許文献1において車載機を兼用させたように、専用の携帯機をキーレスエントリーシステムの携帯機と兼用させることで乗員の利便性を向上させることが可能となる。
ところで、キーレスエントリーシステムはドアのロック/アンロックが主目的とされることから、キーレスエントリーシステムにおける送受信機の通信可能距離は、乗員がドア付近に接近したときを想定して近距離とされている。また、盗難防止の観点からも、遠距離からは操作できない構成とされる。従って、キーレスエントリーシステムの携帯機は、微弱な電波とされ、携帯性に優れた小型形状とされている。
これに対して、エンジン遠隔始動機構では、エンジンの暖気やオートエアコンの始動等の観点から、乗員が自車両に到達するまでに時間の掛るような離れた場所からの作動が要求されており、キーレスエントリーシステムの通信可能距離に比べてその通信可能距離が遠距離とされる。携帯機の兼用を考えたとき、携帯機を大型化することで通信可能距離を長くし、両方の要求を満たすことも可能ではあるが、乗員による携帯性の悪化を招く。
また、図9に示すように、通信可能距離と信号の伝送レート(ビット数/sec)との関係は、伝送レートが高いほど通信可能距離は短くなる特性を有している。従って、エンジン遠隔始動機構では、伝送レートを低くすることで、大型化を抑制しつつ通信可能領域の拡大を図っている。しかしながら、同様に、キーレスエントリーシステムにおける信号の伝送レートを低下させた場合、乗員がドアのアンロック操作を行ったとき、ドアのアンロック動作が即座に行われないという状況が発生し、応答速度の面で課題が残る。
本発明の目的は、通信可能距離と車載制御機器の応答速度とを両立可能なキーレスエントリーシステムを提供することである。
本発明のキーレスエントリーシステムは、乗員が携帯する携帯機と、この携帯機から送信された信号を受信可能な車載機とを有し、前記車載機が前記携帯機から送信された所定信号を受信することで複数の車載制御機器を作動可能とされる。
請求項1の発明は、前記携帯機は、乗員による送信操作が行われたとき、前記所定信号を複数回連続して送信すると共に、後に送信される所定信号の伝送レートを先に送信された所定信号の伝送レートよりも低くする伝送レート可変手段を有し、前記複数の車載制御機器は、車両から近距離で作動させる第1車載制御機器とこの第1車載制御機器よりも遠距離から作動させる第2車載制御機器とに区分され、前記携帯機は、前記複数の車載制御機器を乗員による操作で作動可能な送信操作部を複数有すると共に、前記伝送レート可変手段は、前記第1車載制御機器に対応した送信操作部が操作されたとき、第1作動信号のみを送信し、前記第2車載制御機器に対応した送信操作部が操作されたとき、前記第1作動信号に連続して前記第1作動信号よりも伝送レートの低い第2作動信号を送信することを特徴とする。
請求項1の発明では、通信可能距離と信号の伝送レートとが反比例の関係であることに着目して、伝送レートの高低を切替え可能な伝送レート可変手段を有することにより、小型の携帯機であっても、通信可能距離を近距離から遠距離まで幅広く使用できる。
請求項の発明は、請求項に記載の発明において、前記第2車載制御機器はエンジンを遠隔始動するエンジン遠隔始動制御ユニットであって、このエンジン遠隔始動制御ユニットを作動させる送信操作部が操作されたときに前記伝送レート可変手段が作動することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の発明において、前記第2車載制御機器は車両の駐車位置を検出する車両位置検知手段であって、この車両位置検知手段を作動させる送信操作部が操作されたときに前記伝送レート可変手段が作動することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、通信可能距離と車載制御機器の応答速度とを両立することができる。つまり、通信可能距離を近距離から遠距離まで幅広く使用できるため、通信可能距離が近距離とされる、所謂通信距離よりも高い応答速度が要求される車載制御機器と、通信可能距離が遠距離とされる、所謂応答性よりも長い通信距離が要求される車載制御機器とを1つの携帯機で操作することができる。
しかも、所定信号を複数回連続して送信すると共に、後に送信される所定信号の伝送レートを先に送信された所定信号の伝送レートよりも低くする伝送レート可変手段を有し、複数の車載制御機器は、車両から近距離で作動させる第1車載制御機器とこの第1車載制御機器よりも遠距離から作動させる第2車載制御機器とに区分され、携帯機は、複数の車載制御機器を乗員による操作で作動可能な送信操作部を複数有すると共に、伝送レート可変手段は、第1車載制御機器に対応した送信操作部が操作されたとき、第1作動信号のみを送信し、第2車載制御機器に対応した送信操作部が操作されたとき、第1作動信号に連続して第1作動信号よりも伝送レートの低い第2作動信号を送信するため、例えば、近距離から第1車載制御機器送信操作部が操作された場合は、操作後直ちに第1車載制御機器を作動することができる。一方、多少遠距離から第2車載制御機器送信操作部が操作された場合は、先の所定信号は車載機に到達できなくても、続いて低い伝送レートとされる所定信号が送信されるため、第2車載制御機器の作動が可能とできる。このとき、乗員は先の所定信号が届かない程度の遠距離に存在しているため、高い伝送レートの応答速度ではなくとも遅滞感を生じることはない。
請求項の発明によれば、エンジン遠隔始動制御ユニットを作動させる送信操作部が操作されたときに前記伝送レート可変手段が作動するため、遠距離から操作された場合でも、エンジン遠隔始動を確実に実行できる。
請求項の発明によれば、車両位置検知手段を作動させる送信操作部が操作されたときに前記伝送レート可変手段が作動するため、遠距離から操作された場合でも、車両位置検知を確実に実行できる。
以下、本発明を実施する為の最良の形態について説明する。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しつつ説明する。図1は本キーレスエントリーシステムSを示し、図2は本実施例に係る携帯用送受信装置(携帯機)の外観図を示す。
まず、本発明の前提技術について説明する。
図1に示すように、乗員が携帯可能な携帯機1は、水晶発振子を有する発信部2、変調部3、制御部4、通常オフとされオンオフ操作可能な6つの操作スイッチ5a,5b…5fからなるトランスミッタスイッチ5、送信アンテナ6、図示しない電源とから構成している。
また、図2に示すように、携帯機1の表面には、液晶表示部7、車両Vに搭載される各種車載制御機器を遠隔作動させる操作釦8a,8b…8f(送信操作部)が設置されている。尚、操作釦8a,8b…8fの夫々は、操作スイッチ5a,5b…5fと夫々連動されており、例えば、操作釦8aがオン操作、所謂プッシュ操作されたとき、操作スイッチ5aがオン作動してトランスミッタスイッチ5がオン作動するように構成している。
図1に示すように、本実施例の車両Vは、遠隔操作によって作動可能な各種車載制御機器を複数有している。車両Vは、ドアロックの電磁アクチュエータを作動させてドアロック/アンロック可能なドアロック機構9と、同様にリフトゲートを開作動可能なリフトゲート作動機構10と、エンジンを始動可能なエンジン遠隔始動機構11(エンジン遠隔始動制御手段)とを有している。
また、車両Vは、ナビゲーションシステムからのGPS情報に基づき自車両Vの位置を検出し、この位置情報を携帯機1に送信可能な車両位置検知機構12(車両位置検知手段)、ハザードランプ及びホーンを複数回作動させるカーファインド機構13とを有している。尚、図示しないが、車両Vの仕様によって、スライドドアを開作動可能なスライドドア作動機構、オートエアコンを作動可能なオートエアコン作動機構、ドアウインドの開閉機構等を搭載することも可能である。
前記操作釦8a,8b…8fは、前記各種車載制御機器の作動に対応して設定されている。操作釦8aはドアロック機構9のアンロック作動、操作釦8bはリフトゲート作動機構10の開作動、操作釦8cはドアロック機構9のロック作動、操作釦8dはカーファインド機構13の作動、操作釦8eは車両位置検知機構12の位置情報送信、操作釦8fはエンジン遠隔始動機構11のエンジン始動が夫々設定されている。
車両Vに搭載される車両側送受信装置(車載機)20は、制御ユニット21、携帯機1から送信される信号を受信するアンテナ22、受信アンテナ22で受信された信号から所定の変調信号を抽出するバンドパスフィルタ(BPF)23から構成する。尚、車載機20側の受信アンテナ22は携帯機1側の送信アンテナ6に比べて大型とされ、例えば、車両Vのインパネ内部に配置されている。
制御ユニット21は、図示しない高周波アンプ、ミキサ、局部発信器及び受信信号強度検出回路(RSSI回路)等を有しており、携帯機1から送信される所定の変調信号を復調するよう構成されている。尚、制御ユニットの構成は公知であるため、説明を省略する。
BPF23は、カットオフ周波数の高い、所謂高い伝送レートの信号を検出するBPF23aと、BPF23aよりもカットオフ周波数の低いBPF23bと、BPF23bよりもカットオフ周波数の低いBPF23cとの3段階の周波数を検出可能なBPF23a,23b,23cから構成している。
各BPF23a〜23cは、受信アンテナ22で受信された信号に対して夫々並列に接続され、所定の信号が受信されたとき、全てのBPF23a〜23cに入力されるよう構成されている。また、本実施例のBPF23の個数は、使用される信号の伝送レート数としているが、検出周波数を可変とするアクティブフィルタとすることで、フィルタ数を減少することも可能である。
また、本キーレスエントリーシステムSでは、乗員による操作位置、遅滞感、盗難防止性等を考慮して、各種車載制御機器を車両Vからの操作距離に基づき分類している。つまり、各種車載制御機器を、乗員が近距離から操作する可能性が高く、最も応答性が要求される第1作動に関する車載制御機器、第1作動程応答性が要求されない第2作動に関する車載制御機器、乗員が遠距離から操作する可能性が高く、応答性が要求されない第3作動に関する車載制御機器に分類している。尚、ドアロック機構9は、ロック/アンロック作動によって第1作動と第2作動とに夫々分類されている。
図3に示すように、第1作動は、乗員が近距離から操作する可能性が高い制御機器が相当し、ドアロック機構9のアンロック、リフトゲート作動機構10のリフトゲートオープンとされる。車両Vがスライドドアを有する場合は、スライドドアオープンも第1作動に含まれる。第2作動は、中距離から操作する可能性が高く、然程応答性が要求されない制御機器が相当し、ドアロック機構9のロック、カーファインド機構13の作動とされる。第3作動は、遠距離から操作する可能性が高く、応答性が要求されない制御機器が相当し、エンジン遠隔始動機構11によるエンジン始動やオートエアコンの作動とされる。尚、本前提技術では、第1作動に分類される制御機器が第1車載制御機器、第2及び第3作動に分類される制御機器が第2車載制御機器に相当している。
次に、本キーレスエントリーシステムSに係る各種車載制御機器の操作について説明する。
乗員が、携帯機1の操作釦8aをオン操作すると、操作スイッチ5aがオン状態となり、制御部4から変調部3にドアロック機構9のアンロック作動(第1作動)に応じたコード信号が出力される。発信部2はキャリア信号用の314.35MHzの水晶発振子を有しており、変調部3はこのキャリア信号をコード信号に基づき変調して変調信号を作成後、送信アンテナ6から高い伝送レートの第1作動高速信号a1を送信する。尚、第1作動高速信号a1は、認証用IDコード、同期信号及びドアアンロック指令を含む各種データによって構成されている。
図4(a)に示すように、第1作動高速信号a1の送信から所定時間、例えば数msec後、第1作動高速信号a1よりも伝送レートの低い第1作動中速信号a2が連続して送信され、更に、所定時間後、第1作動中速信号a2よりも伝送レートの低い第1作動低速信号a3が連続して送信される。尚、制御部4が伝送レート可変手段に相当している。
受信アンテナ22で受信された夫々の信号a1,a2,a3はBPF23a〜23cに分配される。近距離からの信号送信の場合、BPF23a,23b,23cが信号a1,a2,a3を夫々検出可能であり、ドアロック機構9は、最も早く送信された第1作動高速信号a1によってアンロック作動を行う。
前記近距離よりも遠いところからの信号送信の場合であって、受信アンテナ22が第1作動高速信号a1を受信できないとき、通信可能距離の長い第1作動中速信号a2或いは第1作動低速信号a3が受信アンテナ22に受信される。これにより、BPF23b或るいはBPF23cによって信号が抽出・検出され、ドアアンロック作動が可能となる。尚、盗難防止の観点から、車両Vが視認できない程の遠距離からアンロック作動させることは好ましくないため、ドアロック機構9用第1作動低速信号a3は、車両Vを視認できる程度の距離で送受信可能な伝送レートとされている。リフトゲート作動機構10を作動させるため、操作釦8bをオン操作した場合も前記と同様の送受信が行われる。
本キーレスエントリーシステムSでは、図4(a)で示した送信方法と異なって図4(b)に示すように、同じ伝送レートの信号を2回づつ送信するようにしても良い。この場合は、携帯機1の操作釦8cをオン操作すると、操作スイッチ5cがオン状態となり、制御部4から変調部3にドアロック機構9のロック作動(第2作動)に応じたコード信号が出力される。発信部2はキャリア信号用の314.35MHzの水晶発振子を有しており、変調部3はこのキャリア信号をコード信号に基づき変調して変調信号を作成後、送信アンテナ6から第1作動高速信号a1を2回連続して送信している。
第1作動高速信号a1の2回の送信から所定時間後、第1作動高速信号a1よりも伝送レートの低い第1作動中速信号a2が連続して2回送信され、更に、所定時間後、第1作動中速信号a2よりも伝送レートの低い第1作動低速信号a3が連続して2回送信される。これら6つの信号a1,a2,a3は何れも所定時間間隔で連続して送信される。
受信アンテナ22で受信された夫々の信号a1,a2,a3はBPF23a〜23cに分配される。比較的近距離からの信号送信の場合、BPF23a,23b,23cが信号a1,a2,a3を夫々検出可能であり、ドアロック機構9は、最も早く送信された第1作動高速信号a1によってロック作動を行う。
前記距離よりも遠いところからの信号送信の場合であって、受信アンテナ22が第1作動高速信号a1を受信できないとき、通信可能距離の長い第1作動中速信号a2或いは第1作動低速信号a3が受信アンテナ22に受信される。これにより、BPF23b或るいはBPF23cによって信号が検出され、ドアロック作動が可能となる。尚、カーファインド機構13を作動させるため、操作釦8dをオン操作した場合、及び第3作動に相当する車両位置検知機構12を作動させるため、操作釦8eをオン操作した場合、エンジン遠隔始動機構11を作動させるため、操作釦8fをオン操作した場合も前記と同様の送受信が行われる。
また、車両位置検知機構12を作動させるため、操作釦8eをオン操作した場合は、車両位置検知機構12が車両Vに搭載されたナビゲーションシステムからのGPS情報に基づき自車両Vの位置を検出し、この位置情報を車載機20が携帯機1に返信する。携帯機1は、車両Vの位置情報に基づき表示部7に車両Vが存在する方向を矢印等で表示するよう構成している。
更に、携帯機1からの送信信号によって各種車載制御機器の作動が行われた場合、乗員が作動完了を確認できるように、車載機20から作動完了信号を携帯機1に送信するよう構成している。また、携帯機1は車載機20から作動完了信号を受信すると、表示部7に作動完了表示を行うよう構成されている。
図5のフローチャートに基づき、本キーレスエントリーシステムSの送信制御処理について説明する。尚、Si(i=1,2…)は各ステップを示す。
携帯機1の制御部4は、常時、所定サイクル毎に夫々のトランスミッタスイッチ5の作動を検出しており、トランスミッタスイッチ5を構成する夫々の操作スイッチ5a〜5fがオン操作されたか否か判定を行う(S1)。S1の判定の結果、トランスミッタスイッチ5がオン操作されない場合、検出を継続する。
S1の判定の結果、トランスミッタスイッチ5がオン操作された場合、S2に移行し、伝送レートの高い第1作動高速信号a1を送信する。S1の判定の結果、トランスミッタスイッチ5がオン操作されない場合、検出を継続する。
S2の送信の後、S3に移行し、第1作動高速信号a1よりも伝送レートの低い第1作動中速信号a2を送信する。S3の送信の後、S4に移行し、第1作動中速信号a2よりも伝送レートの低い第1作動低速信号a3を送信して、リターンする。尚、S2〜S4の送信信号は、操作釦に対応する車載機器の作動指令データが格納されている。
次に、本前提技術の作用、効果を説明する。
携帯機1による通信可能距離を近距離から遠距離まで幅広く使用できるため、通信距離よりも高い応答速度が要求される車載制御機器の第1作動と、応答性よりも長い通信距離が要求される車載制御機器の第2作動や第3作動とを1つの携帯機1で操作することができる。
しかも、所定の車載制御機器への信号を3回連続して送信すると共に、後に送信される所定信号の伝送レートを先に送信された所定信号の伝送レートよりも低くするため、第1車載制御機器に対しては伝送レートの高い第1作動高速信号a1を受信することで、携帯機1の操作後直ちに制御機器を作動させることができ、乗員に遅滞感を与えることが防止できる。また、遠距離から携帯機1の操作釦を操作した場合は、先に送信される伝送レートの高い第1作動高速信号a1が車載機20で受信できなくても、連続して送信される第1作動中速信号a2、または第1作動低速信号a3が車載機20で受信されるため、確実に車載制御機器の作動が可能となる。
次に、図6のフローチャートに基づき、実施例1の特徴部に係る送信制御処理について説明する。尚、前提技術と同様の構成については、同一符号を付している。
携帯機1の制御部4は、常時、所定サイクル毎に夫々のトランスミッタスイッチ5の作動を検出しており、トランスミッタスイッチ5を構成する夫々の操作スイッチ5a〜5fがオン操作されたか否か判定を行う(S11)。S11の判定の結果、トランスミッタスイッチ5がオン操作されない場合、検出を継続する。
S11の判定の結果、トランスミッタスイッチ5がオン操作された場合、S12に移行し、第1車載機器に相当する操作釦がオン操作されたか否か判定する。S12の判定の結果、第1車載機器に相当する操作釦がオン操作された場合、S13に移行し、伝送レートの高い第1作動高速信号a1を送信してリターンする。
S12の判定の結果、第1車載機器に相当する操作釦がオン操作されていない場合、所謂第2作動及び第3作動について操作された場合、S14に移行し、伝送レートの高い第1作動高速信号a1を送信する。S14の送信の後、S15に移行し、第1作動高速信号a1よりも伝送レートの低い第1作動中速信号a2を送信する。S15の送信の後、S16に移行し、第1作動中速信号a2よりも伝送レートの低い第1作動低速信号a3を送信して、リターンする。
次に、本実施例に係る本キーレスエントリーシステムSの作用、効果を説明する。
携帯機1による通信可能距離を近距離から遠距離まで幅広く使用できるため、通信距離よりも高い応答速度が要求される車載制御機器の第1作動と、応答性よりも長い通信距離が要求される車載制御機器の第2作動や第3作動とを1つの携帯機1で操作することができる。
そして、伝送レート可変手段としての制御部4は、遠距離から作動させる第2車載制御機器に対応した操作釦が操作されたときに作動するため、所定信号の未到達が発生し易い第2車載制御機器の遠距離操作であっても、車載機20が所定信号を確実に受信できる。
特に、エンジン遠隔始動機構11を作動させる操作釦8fが操作されたときに、後に送信される所定信号a3の伝送レートを先に送信された所定信号a1の伝送レートよりも低くすることによって、遠距離から操作された場合でも、エンジン遠隔始動を確実に実行できる。
また、車両位置検知機構12を作動させる送信操作部が操作されたときに、後に送信される所定信号a3の伝送レートを先に送信された所定信号a1の伝送レートよりも低くすることによって、車両位置の検知を確実に実行できる。しかも、携帯機1の表示部7に車両位置の方向を表示するため、乗員による位置検知が容易になる。
更に、携帯機1の操作釦操作後、車載制御機器の作動完了が車載機20側から返信されると共に、表示部7に作動完了が表示されるため、乗員による作動確認が容易になる。
次に、図7に基づき、参考技術を説明する。尚、図7は、本キーレスエントリーシステムSに係る携帯機1の送信信号を示す。また、システム構成は前提技術と同様とされ、同様の機構等は同じ符号を付している。
(第1作動操作)
図7(a)に示すように、携帯機1の操作釦8aをオン操作すると、操作スイッチ5aがオン状態となり、制御部4から変調部3にドアロック機構9のアンロック作動(第1作動)に応じたコード信号が出力される。送信アンテナ6は、高い伝送レートの第1作動高速信号a1を送信する。尚、第1作動高速信号a1は、認証用IDコード、同期信号及びドアアンロック指令を含む各種データによって構成されている。
第1作動高速信号a1の送信から所定時間後、第1作動高速信号a1と同じ伝送レートの第1作動高速信号a1が連続して送信され、更に、所定時間後、第1作動高速信号a1が連続して送信される。つまり、操作釦8aのオン操作により、第1作動高速信号a1が3回送信される。
受信アンテナ22で受信された信号a1,a1,a1はBPF23a〜23cに分配され、BPF23aによって信号a1が検出される。以上の構成によって、ドアロック機構9は、最も早く検出された第1作動高速信号a1によってアンロック作動を行う。
また、外部ノイズ等の要因により、車載機20が最初の第1作動高速信号a1を受信できない場合でも、2回目、3回目の第1作動高速信号a1が送信されるため、確実に受信アンテナ22に受信される。尚、本第1作動操作は、第1作動に対応する第1車載制御機器に対して行っている。
(第2作動操作)
図7(b)に示すように、携帯機1の操作釦8cをオン操作すると、操作スイッチ5cがオン状態となり、制御部4から変調部3にドアロック機構9のロック作動(第2作動)に応じたコード信号が出力される。送信アンテナ6は、第1作動高速信号a1より伝送レートの低い第2作動信号b1を送信する。
第2作動信号b1の送信から所定時間後、第2作動信号b1と同じ伝送レートの第2作動信号b1が連続して送信され、更に、所定時間後、第2作動信号b1が連続して送信される。つまり、操作釦8cのオン操作により、第2作動信号b1が3回送信される。
受信アンテナ22で受信された信号b1,b1,b1はBPF23a〜23cに分配され、BPF23bによって信号b1が検出される。以上の構成によって、ドアロック機構9は、最も早く検出された第2作動信号b1によってロック作動を行う。
また、外部ノイズ等の要因により、車載機20が最初の第2作動信号b1を受信できない場合でも、2回目、3回目の第2作動信号b1が送信されるため、確実に受信アンテナ22に受信される。尚、本第2作動操作は、第2作動に対応する第2車載制御機器に対して行っている。
(第3作動操作)
図7(c)に示すように、携帯機1の操作釦8fをオン操作すると、操作スイッチ5fがオン状態となり、制御部4から変調部3にエンジン遠隔始動機構11のエンジン始動(第3作動)に応じたコード信号が出力される。送信アンテナ6は、第2作動信号b1より伝送レートの低い第3作動信号c1を送信する。
第3作動信号c1の送信から所定時間後、第3作動信号c1と同じ伝送レートの第3作動信号c1が連続して送信され、更に、所定時間後、第3作動信号c1が連続して送信される。つまり、操作釦8fのオン操作により、第3作動信号c1が3回送信される。
受信アンテナ22で受信された信号c1,c1,c1はBPF23a〜23cに分配され、BPF23cによって信号c1が検出される。以上の構成によって、エンジン遠隔始動機構11は、最も早く検出された第3作動信号c1によってロック作動を行う。
また、外部ノイズ等の要因により、車載機20が最初の第3作動信号c1を受信できない場合でも、2回目、3回目の第3作動信号c1が送信されるため、確実に受信アンテナ22に受信される。尚、本第3作動操作は、第3作動に対応する第3車載制御機器に対して行っている。
図8のフローチャートに基づき、本キーレスエントリーシステムSの送信制御処理について説明する。尚、Si(i=21,22…)は各ステップを示す。
携帯機1の制御部4は、常時、所定サイクル毎にトランスミッタスイッチ5の作動を検出しており、トランスミッタスイッチ5がオン操作されたか否か判定を行う(S21)。S21の判定の結果、トランスミッタスイッチ5の操作スイッチ5a〜5fの何れかがオン操作されない場合、検出を継続する。
S21の判定の結果、トランスミッタスイッチ5がオン操作された場合、S22に移行し、第1車載制御機器に相当する操作釦がオン操作されたか否か判定する。S22の判定の結果、第1車載制御機器に相当する操作釦がオン操作された場合、S23に移行し、伝送レートの高い第1作動高速信号a1を3回送信してリターンする。
S22の判定の結果、第1車載制御機器に相当する操作釦がオン操作されていない場合、S24に移行し、第2車載制御機器に相当する操作釦がオン操作されたか否か判定する。S24の判定の結果、第2車載制御機器に相当する操作釦がオン操作された場合、S25に移行し、第1作動高速信号a1よりも伝送レートの低い第2作動信号b1を3回送信してリターンする。
S24の判定の結果、第2車載制御機器に相当する操作釦がオン操作されていない場合、所謂第3車載制御機器に相当する操作釦がオン操作されている場合、S26に移行し、第2作動信号b1よりも伝送レートの低い第3作動信号c1を3回送信してリターンする。
次に、参考技術の作用、効果を説明する。
携帯機1による通信可能距離を近距離から遠距離まで幅広く使用できるため、通信距離よりも高い応答速度が要求される車載制御機器の第1作動と、応答性よりも長い通信距離が要求される車載制御機器の第2作動や第3作動とを1つの携帯機1で操作することができる。
しかも、応答性が要求されない車載制御機器の操作釦が操作されたときは信号の伝送レートを低くすると共に、複数回連続した信号を送信するため、車載機20による受信を確実にすることができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例においては、車載機が並列配置とされるBPFを3つ有する例を説明したが、少なくとも、複数の車載制御機器を制御可能な異なる伝送レートの信号を検出できれば良い。また、BPF毎にアンテナを設置することも可能である。
2〕前記実施例においては、ドアロック機構9のロック作動とアンロック作動との伝送レートを変更する例を説明したが、両方高い伝送レートの高速信号とすることも可能である。
3〕前記実施例においては、第1車載制御機器を第1作動に係る制御機器、第2車載制御機器を第2,3作動に係る制御機器に分けた例を説明したが、第1車載制御機器を第1,2作動に係る制御機器、第2車載制御機器を第3作動に係る制御機器に分類することも可能である。
4〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明の実施例1に係るキーレスエントリーシステムの図である。 実施例1に係る携帯機の外観図である。 乗員が携帯機を操作する車両からの距離に基づき車載制御機器を分類した表である。 実施例1に係る携帯機の操作釦の操作と送信信号との関連図であって、(a)は第1作動用送信信号特性、(b)は第2作動及び第3作動用送信信号特性である。 実施例1に係るキーレスエントリーシステムの送信制御処理のフローチャートである。 実施例に係るキーレスエントリーシステムの送信制御処理のフローチャートである。 参考技術に係る携帯機の操作釦の操作と送信信号との関連図であって、(a)は第1作動用送信信号特性、(b)は第2作動用送信信号特性、(c)は第3作動用送信信号特性である。 参考技術に係るキーレスエントリーシステムの送信制御処理のフローチャートである。 送信信号の伝送レートと通信可能距離との特性図である。
V 車両
S キーレスエントリーシステム
1 携帯機
4 制御部
5 トランスミッタスイッチ
5a〜5f 操作スイッチ
8a〜8f 操作釦
9 ドアロック機構
10 リフトゲート作動機構
11 エンジン遠隔始動機構
12 車両位置検知機構
13 カーファインド機構
20 車載機
21 制御ユニット
23a〜c BPF

Claims (3)

  1. 乗員が携帯する携帯機と、この携帯機から送信された信号を受信可能な車載機とを有し、前記車載機が前記携帯機から送信された所定信号を受信することで複数の車載制御機器を作動可能なキーレスエントリーシステムにおいて、
    前記携帯機は、乗員による送信操作が行われたとき、前記所定信号を複数回連続して送信すると共に、後に送信される所定信号の伝送レートを先に送信された所定信号の伝送レートよりも低くする伝送レート可変手段を有し、
    前記複数の車載制御機器は、車両から近距離で作動させる第1車載制御機器とこの第1車載制御機器よりも遠距離から作動させる第2車載制御機器とに区分され、
    前記携帯機は、前記複数の車載制御機器を乗員による操作で作動可能な送信操作部を複数有すると共に、
    前記伝送レート可変手段は、前記第1車載制御機器に対応した送信操作部が操作されたとき、第1作動信号のみを送信し、前記第2車載制御機器に対応した送信操作部が操作されたとき、前記第1作動信号に連続して前記第1作動信号よりも伝送レートの低い第2作動信号を送信することを特徴とするキーレスエントリーシステム。
  2. 前記第2車載制御機器はエンジンを遠隔始動するエンジン遠隔始動手段であって、このエンジン遠隔始動手段を作動させる送信操作部が操作されたときに前記伝送レート可変手段が作動することを特徴とする請求項1に記載のキーレスエントリーシステム。
  3. 前記第2車載制御機器は車両の駐車位置を検出する車両位置検知手段であって、この車両位置検知手段を作動させる送信操作部が操作されたときに前記伝送レート可変手段が作動することを特徴とする請求項に記載のキーレスエントリーシステム。
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