JP3452376B2 - 2線/4線変換用アダプタ装置 - Google Patents

2線/4線変換用アダプタ装置

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JP3452376B2 JP06626393A JP6626393A JP3452376B2 JP 3452376 B2 JP3452376 B2 JP 3452376B2 JP 06626393 A JP06626393 A JP 06626393A JP 6626393 A JP6626393 A JP 6626393A JP 3452376 B2 JP3452376 B2 JP 3452376B2
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伸雄 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は2線/4線変換用アダプ
タ装置、特にモデムに接続されたターミナル装置と無線
通信機とを接続するためのアダプタ装置の制御内容に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来から、端末装置、コンピュータ等の
ターミナル装置(DTE−Data Terminal Equipment )
の信号線である2線伝送線と、無線通信機或いは他の伝
送装置の信号線である4線伝送線との間に介挿され、可
聴帯域(オーディオ)信号を2線/4線変換することが
行われている。例えば、ターミナル装置がモデムを介し
て電話回線等で接続され、通常はこの電話回線でデータ
の送受信を行う一方、バックアップ回線として無線通信
機が設けられることがあり、この場合には、モデム側で
使用される信号と無線通信機側で使用される信号との間
で2線/4線変換が行われることになる。 【0003】図4には、従来装置でバックアップ回線等
として用いられる場合の接続例が示されており、ターミ
ナル装置1はモデム2へ接続され、このモデムに2線
/4線変換器としてのハイブリッド(コイル)回路3が
接続されている。このハイブリッド回路3には、無線通
信機の送信機4、アンテナ5、受信機6、アンテナ7が
接続され、上記送信機4へ駆動信号を送出するスイッチ
8が接続されている。この装置によれば、受信機6は常
に回線が接続されて受信が可能な状態となっているが、
送信はスイッチ8の操作によって実行されることにな
る。これは、送信も常にできる状態とすれば、無線の2
回線を常に確保する必要があり、この回線確保の無駄を
省くためである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来における2線/4線変換では、上記のスイッチ8の操
作があるため、常に操作者の手が必要となり、煩雑であ
るという問題があった。また、上記ターミナル装置を無
人状態で設置したいという要請もあり、操作者が不要と
なる装置が求められている。もちろん、上述したよう
に、常に2回線を確保すればよいことになるが、これで
は通信回線を有効に使用することができない。 【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、送信が必要な状態を検出し、ター
ミナル装置からのデータを無線通信機へ自動的に送信す
ることができる2線/4線変換用アダプタ装置を提供す
ることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る2線/4線変換用アダプタ装置は、
ーミナル装置と、通常時に使用する第1モデムと、バッ
クアップ用として使用する第2モデムと、上記ターミナ
ル装置に対する上記第1モデムの接続と上記第2モデム
の接続を自動的に切り換える自動切換え器と、を有する
通信構成に使用されるアダプタ装置であって、上記ター
ミナル装置の2線式伝送線と無線通信機の4線式伝送線
との間で、可聴帯域信号に対する信号変換を行う2線/
4線変換器と、上記ターミナル装置と第2モデムとの間
に配置され、伝送形式が半二重モード又は全二重モード
のいずれであるかによって上記ターミナル装置に対する
入出力の信号ラインを切り換える信号ライン選択回路
と、この信号ライン選択回路により供給される信号か
ら、上記無線通信機への送信動作が必要であるか否かを
判定するための所定の制御信号を検出する制御信号検出
回路と、この制御信号検出回路からの出力に基づいて送
信のための駆動信号を上記無線通信機の送信機へ供給す
る送信駆動回路と、を含み、バックアップ時に上記制御
信号検出回路の検出に基づいて送信動作を自動的に行う
ようにしたことを特徴とする 【0007】 【作用】上記の構成によれば、RS232Cの規格で
は、RS(送信要求)、CD(受信キャリア検出)、C
S(送信可)、ER(データ端末レディ)等の制御信号
のいずれかが制御信号検出回路で検出されると、駆動信
号が送信機へ供給されることになる。従って、この駆動
信号によって送信可能な状態となり、ターミナル装置か
らのデータが送信機から自動的に送信されることにな
る。 【0008】 【実施例】図1には、実施例に係る2線/4線変換用ア
ダプタ装置の構成が示され、図2にはこのアダプタ装置
を用いた第1実施例の構成が示されている。まず、図2
において、ターミナル装置(DTE)10は、端末装
置、コンピュータ等であり、実施例では例えばテレビカ
メラを雲台等によって遠隔操作するための制御装置が用
いられる。このターミナル装置10には、自動切換え器
11を介して第1モデム(DCE−Data Circuit Termi
nal Equipment )12及び第2モデム13が接続され、
自動切換え器11は通常の状態でターミナル装置10と
第1モデム12側を接続し、第1モデム12側の回線が
切断された場合は第2モデム13側へ切り替わるように
なっている。なお、上記ターミナル装置10、第1モデ
ム12、第2モデム13では、RS232Cのインター
フェース規格を採用している。 【0009】そして、第1実施例のアダプタ装置14
は、上記第2モデム13に接続され、かつターミナル装
置10からの例えば制御データ信号を入力するように接
続されており、このアダプタ装置14には無線通信機の
送信機15及び受信機16が接続され、これらには送受
信のためのアンテナ17,18が接続される。 【0010】上記アダプタ装置14内では、図1に示さ
れるように、図2の第2モデム13へ接続されるモデム
端子T1 を介して2線/4線変換器であるハイブリッド
(コイル)回路20が設けられ、このハイブリッド回路
20は端子T2 ,T3 を介して4線伝送線で構成される
送信機15、受信機16へ接続される。そうして、上記
ターミナル装置10からの信号線はターミナル端子T4
から内部へ導入され、信号ライン選択回路21を介して
モデム端子T5 から第2モデム13へ接続されている。
上記信号ライン選択回路21は、RS232C規格の制
御信号であるRS(送信要求)信号、CD(受信キャリ
ア検出)信号のいずれかの伝送ラインを選択することが
でき、端子a側に切換えるとRS信号ラインが選択さ
れ、端子bへ切換えるとCD信号ラインが選択される。 【0011】上記信号ライン選択回路21には、制御信
号検出回路22が接続され、実施例ではこの制御信号検
出回路22にて上記RS信号、CD信号のいずれかが検
出される。ここで、上記RS(送信要求)信号は自局か
ら(ターミナル装置10から第2モデム13へ)送出さ
れる信号であるから半二重モードの伝送形式の場合に好
適であり、CD(受信キャリア検出)は相手局からの受
信があったときに送信開始をするための信号であるか
ら、全二重モードの伝送形式の場合に用いることが好適
である。従って、半二重モードを用いる場合には端子a
へ切り換え、全二重モードを用いる場合は端子bへ切り
換えることになる。 【0012】上記制御信号検出回路22には、スイッチ
駆動回路23、送信制御(開始)のためのスイッチ24
が接続され、このスイッチ駆動回路23は制御信号の検
出信号に基づいてスイッチ駆動信号をスイッチ24へ出
力することになり、これによってスイッチ24が閉じら
れる。このスイッチ24は、実施例では端子T6 ,T7
を介して図2の送信機15へ送信信号としてPTT(Pu
sh To Talk)信号を供給することになり、これによって
送信可能な状態となる。 【0013】第1実施例は以上の構成からなり、ターミ
ナル装置10は通常は自動切換え器11にて第1モデム
12側へ接続されており、第1モデム12はデータと可
聴帯域(オーディオ)の信号との間の変換を行い、回線
(電話回線、専用回線等)を介して他のターミナル装置
との間でデータの送受信、即ちテレビカメラの操作では
操作制御データの送受信を行うことができる。そして、
第1モデム12側の回線が何らかの事情によって切断さ
れたとすると、自動切換え器11は第2モデム13側へ
ターミナル装置10を接続するように切り換えることに
なる。一方、図1のアダプタ装置14では、半二重モー
ドの場合は、信号ライン選択回路21がa側へ切り換え
られており、制御信号検出回路22にてRS信号の検出
動作が行われる。この制御信号検出回路22において、
RS信号が検出されると、この検出信号はスイッチ駆動
回路23へ供給され、これによってスイッチ24が閉状
態とされる。そうすると、端子T6 ,T7 からPTT信
号が図2の送信機15へ供給され、送信が可能な状態と
なる。 【0014】同時に、図1のハイブリッド回路20で
は、第2モデム13を介してターミナル装置10から出
力されたデータ(制御データ)信号が2線−4線変換さ
れており、この制御データは、上記PTT信号の送出が
された後に、送信機15からアンテナ17を介して無線
で送信されることになる。 【0015】また、全二重モードの場合は、上記信号ラ
イン選択回路21がb端子側へ切り換えられており、相
手局から送出された信号の受信に応じてオンされるCD
信号が制御信号検出回路22で検出され、この検出があ
ったときは、上記と同様に、PTT信号が送信機15へ
供給され、送信機15からは制御信号の送信が実行され
る。このようにして、第1実施例では通常回線が何らか
の事情によって使えなくなったときに、アダプタ装置1
4が動作して必要な制御データ等を自動的に無線で送信
することができ、従って送信のための無線回線を常に確
保しておく必要がない。 【0016】図3には、第2実施例の構成が示されてお
り、この第2実施例はバックアップ用として用いるので
はなく、端末装置やコンピュータのデータを最初から無
線によって通信する場合の例である。図3において、タ
ーミナル装置10には、図2と同様の構成のモデム2
5、アダプタ装置14、送信機15、受信機16、アン
テナ17,18が接続されており、上記アダプタ装置1
4の内部構成も図1と同様となっている。この第2実施
例の場合も、半二重の場合はRS(送信要求)信号を検
出することによって、また全二重の場合はCD(受信キ
ャリア検出)信号を検出することによってPTT信号が
送出され、ターミナル装置10からのデータが自動的に
送信機15を介して相手局へ送信される。 【0017】上記実施例では、RS232C規格の制御
信号の内、RS信号、CD信号を検出対象としたが、R
S232Cの制御信号としては、送信要求に応じて相手
局から応答信号として出力されるCS(送信可)信号や
ER(データ端末レディ)信号等があり、これらの信号
を検出して、送信制御をするようにしてもよい。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通常の第1モデムとバックアップ用の第2モデムを自動
的に切り換える通信構成で使用され、ターミナル装置と
無線通信機との間で聴帯域の信号を2線/4線変換する
変換器を有するアダプタ装置において、ターミナル装置
に対する入出力信号であるRS信号、CD信号、CS信
号、ER信号等を信号ライン選択回路及び制御信号検出
回路により検出し、これらが検出されたときに、送信駆
動信号を無線通信機の送信機へ供給するようにしたの
で、バックアップ時にはターミナルからの必要なデータ
が自動的に送信機から無線通信できることになる。従っ
て、従来のような手動操作が不要となると共に、無人に
よってデータの送受信が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に係る2線/4線変換用アダプ
タ装置の構成を示すブロック図である。 【図2】第1実施例の全体構成を示すブロック図であ
る。 【図3】第2実施例の全体構成を示すブロック図であ
る。 【図4】従来の2線/4線変換用アダプタ装置の構成を
示すブロック図である。 【符号の説明】 1,10 … ターミナル装置、 2,12,13,25 … モデム、 3,20 … ハイブリッド回路、 4,15 … 送信機、 6,16 … 受信機、 14 … アダプタ装置、 21 … 信号ライン選択回路、 22 … 制御信号検出回路、 23 … スイッチ駆動回路、 24 … スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 3/00 - 3/44 H04M 11/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ターミナル装置と、通常時に使用する第
    1モデムと、バックアップ用として使用する第2モデム
    と、上記ターミナル装置に対する上記第1モデムの接続
    と上記第2モデムの接続を自動的に切り換える自動切換
    え器と、を有する通信構成に使用されるアダプタ装置で
    あって、 上記 ターミナル装置の2線式伝送線と無線通信機の4線
    式伝送線との間で、可聴帯域信号に対する信号変換を行
    う2線/4線変換器と、上記ターミナル装置と第2モデムとの間に配置され、
    送形式が半二重モード又は全二重モードのいずれである
    かによって上記ターミナル装置に対する入出力の信号ラ
    インを切り換える信号ライン選択回路と、 この信号ライン選択回路により供給される信号から、
    無線通信機への送信動作が必要であるか否かを判定す
    るための所定の制御信号を検出する制御信号検出回路
    と、 この制御信号検出回路からの出力に基づいて送信のため
    の駆動信号を上記無線通信機の送信機へ供給する送信駆
    動回路と、を含み、バックアップ時に 上記制御信号検出回路の検出に基づい
    て送信動作を自動的に行うようにした2線/4線変換用
    アダプタ装置。
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