JP2545618Y2 - モデム装置 - Google Patents

モデム装置

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JP2545618Y2 JP1991034179U JP3417991U JP2545618Y2 JP 2545618 Y2 JP2545618 Y2 JP 2545618Y2 JP 1991034179 U JP1991034179 U JP 1991034179U JP 3417991 U JP3417991 U JP 3417991U JP 2545618 Y2 JP2545618 Y2 JP 2545618Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリモートストラップ機能
を有するモデム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信端末同士のデ−タ授受を
公衆電話網の交換回線を介して行うために端末からのデ
ィジタルデ−タを所定周波数のアナログ信号に変換して
交換回線に送出し、交換回線から受信したアナログ信号
をディジタル信号に変換して端末に与えるために用いら
れる変調/復調装置としてモデム装置がある。
【0003】このモデム装置は一般にディジタル通信端
末とは「RS232C」等の標準シリアル通信インタフ
ェ−スを介して接続する。そして、このモデム装置はデ
−タをアナログ信号で授受するために、伝送レ−トやパ
リティの条件、スタ−トビットやエンドビットの数等
を、接続する相手と同一の設定条件にしなければならな
い。
【0004】このような条件設定を遠隔の相手モデム装
置に対して行うことができるようにするため、モデム装
置の各種動作モードの設定を行うための一機能として、
ローカルモデムから回線を介してリモートモデムに対し
て設定を行うリモートストラップと云う機能がある。そ
して、交換回線を介して接続される網制御装置(NCU)内
蔵のモデム装置間において、リモートストラップを行う
場合、以下に述べるような手順となる。
【0005】図において、31は例えば通信機能を持
つコンピュータや端末からなるローカル側のデータ端末
装置(DTE)(以後ローカル側の通信端末と称す
る)、32はこの通信端末31に通信インタフェースを
介して接続されるローカルモデム、33は交換回線網、
34はリモートモデムで、各モデムはそれぞれ網制御装
置(NCU)を内蔵している。35は例えば通信機能を
持つコンピュータや端末からなるリモート側のデータ端
末装置(DTE)(以後リモート側の通信端末と称す
る)であり、リモートモデム34はこの通信端末35に
通信インタフェースを介して接続される。またモデム3
2,34間は交換回線網33により接続されている。
【0006】このような構成において、ローカルモデム
32からリモートモデム34に対してリモートストラッ
プを起動する場合、ローカルモデム32からリモートモ
デム34に対して発信すると、着信を受けたリモートモ
デム34との間に回線が設定され、データ通信が可能な
状態となる。この後に、ローカルモデム32からの操作
により、リモートモデム34のストラップ設定が行われ
ることになる。そのため、無事にストラップ設定を終え
るためには、リモートモデム34においては着信を受け
てからリモートストラップ終了までの間、回線を捕捉し
ていることが条件となる。
【0007】一方、通信インタフェ−スでは、接続する
通信端末の状態を示す制御信号として、ER信号(デ−
タ端末レディ;デ−タ通信装置と回線の接続および切断
を制御する回路の信号)があり、このER信号は通信端
末が動作準備ができていることを示すもので、オンのと
き、通信端末との回線接続を指示する。そして、これが
一旦、オフとなるとDR信号(デ−タ・セット・レデ
ィ;デ−タ端末装置が回線に接続され、デ−タ端末との
制御信号の授受を行う準備ができていることを示す信
号)がオフとなるまで再びオンとならないようにしてあ
る。
【0008】そして、従来のモデムの場合、リモート側
の通信端末35のER信号(デ−タ端末レディ)がオン
状態を保持していなければリモートモデム34は回線捕
捉を継続することができない。そして、最も大きな問題
は、リモートストラップのための情報が通信端末35にと
って全く無意味な情報であると云う点である。
【0009】このため、回線接続後、ローカルモデム3
2から送られてきたリモートストラップに関するデータ
によってER信号をオフしてしまうような端末がリモー
トモデム34に接続されていると、リモートストラップ
の機能は使用できないと云う問題があった。また、端末
がER信号をオン状態を保つ場合でも端末にとっては全
く無意味となるリモートストラップに関するデータが受
信データとしてモデムから送られるため、端末が誤動作
することがある。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】上述したように条件設
定を遠隔の相手モデム装置に対して行うことができるよ
うにするため、モデム装置の各種動作モードの設定を行
うための一機能として、ローカルモデムから回線を介し
てリモートモデムに対して設定を行うリモートストラッ
プと云う機能がある。
【0011】そして、交換回線を介して接続される網制
御装置(NCU)内蔵のモデム装置間において、リモー
トストラップを行う場合、ローカルモデムからリモート
モデムに対して発信し、着信を受けたリモートモデムと
の間に回線が設定され、データ通信が可能な状態となっ
た後に、ローカルモデムからの操作により、リモートモ
デムのストラップ設定を行うことになる。従って、無事
にストラップ設定を終えるためには、リモートモデムに
おいては着信を受けてからリモートストラップ終了まで
の間、回線を捕捉していることが条件となる。
【0012】一方、通信端末は通信インタフェ−スを介
してモデムと接続しており、通信インタフェ−スでは接
続する通信端末の状態を示す制御信号として、動作準備
ができていることを示すER信号(デ−タ端末レディ)
があって、このER信号がオンのとき、通信端末との回線
接続を指示する。そして、これが一旦、オフとなるとD
R信号(デ−タ・セット・レディ;デ−タ端末装置が回
線に接続され、デ−タ端末との制御信号の授受を行う準
備ができていることを示す信号)がオフとなるまで再び
オンとならないようにしてある。
【0013】そして、従来のモデムの場合、リモート側
の通信端末35のER信号(デ−タ端末レディ)がオン
状態を保持していなければリモートモデム34は回線捕
捉を継続することができない。そして、最も大きな問題
は、リモートストラップのための情報が通信端末35に
とって全く無意味な情報であると云う点である。
【0014】このように、従来のモデムでは公衆回線を
使用してリモートストラップを行う場合、リモートモデ
ムに接続される端末のER信号の制御ができないという
問題があった。また、受信したリモートストラップに関
するデータに対して、端末がER信号をオフしない構成で
あった場合でも端末にとっては無意味なリモートストラ
ップ用のデータがモデムからリモート側の端末に送られ
ることになり、リモート側の端末の誤動作を招く心配が
残ると云う問題を生ずる。
【0015】そこで、この考案の目的とするところは接
続される端末に影響を与えたり、影響を受けたりするこ
となく、公衆回線を通して当該端末が接続されたモデム
装置に対してリモートストラップを行うことができ、且
つ、リモートストラップ設定中に端末に誤動作を生じさ
せることのないモデム装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は次のように構成する。すなわち、回線
データ端末装置との間を接続して両者間のデータ授受
可能とするモデム装置において、網制御機能を有しかつ
回線捕捉指令を受けて前記回線網との間の回線捕捉を行
う機能を有する網制御装置部と、データの復調並びに変
調機能を有し前記回線データ端末装置との間で伝送
データを授受すると共に、前記回線網から送られる受信
データに従って通信条件を設定するリモートストラップ
機能を有するモデム部と、制御部とを備えている。 そし
て上記制御部に、相手側のモデム装置に対しリモートス
トラップを行わせる場合に、相手側のモデム装置へリモ
ートストラップを表すコードを送出する手段と、前記回
線網に対し前記モデム部が接続された状態で、相手側の
モデム装置からリモートストラップを表すコードが到来
するか否かを監視する監視手段と、この監視手段により
前記コードの到来が検出された場合に、前記網制御装置
に対し前記回線捕捉指令を与えて、リモートストラップ
の終了まで回線網との間の回線捕捉状態を保持させる手
段と、前記監視手段により前記コードの到来が検出され
た場合に、リモートストラップが終了するまでデータ端
末装置に対しデータ伝送を可能にする制御信号の出力を
停止すると共に、当該データ端末装置から送られる制御
信号を無視する手段とを設けたものである。 また上記制
御部は、リモートストラップが終了するまでデータ端末
装置に対しマーク“1”からなる受信データを与えるよ
うにしたことも特徴としている。
【0017】
【作用】このような構成において、発信側より着信があ
ると網制御装置部は回線を捕捉し、これにより発信側と
着信側との通信回線が確立するので、リモートストラッ
プを行う時は次に発信側よりリモートストラップを示す
コ−ドを付加したリモートストラップの情報を送る。す
るとモデム部は受信デ−タの復調を行い、制御部に与え
るので、制御部はこの復調デ−タからリモートストラッ
プを示すコ−ドの有無を判別して当該コ−ドが検出され
ると、端末からの制御信号を無視し、網制御装置部に対
してリモートストラップが終了するまで前記回線捕捉指
令を発生する。
【0018】これにより、網制御装置部は回線捕捉を継
続するので、発信側からのリモートストラップのデ−タ
をモデム装置部は受信することができる。そして、これ
によりモデム装置部はリモートストラップのデ−タを受
けて条件設定がなされる。また、制御部はリモートスト
ラップ実行中、デ−タ通信端末にデ−タとしてマ−クを
与えるようにするので、デ−タ通信端末は受信デ−タと
して“1”を受けることになり、リモートストラップの
デ−タ受信による誤動作の心配がなくなる。
【0019】このように交換回線を通してリモートスト
ラップを行う場合に、ローカルモデムとリモートモデム
間で回線接続後、ローカルモデムからリモートモデムに
対する最初のトレーニング信号送出時に、リモートスト
ラップであることを示すコードを送る構成とし、回線接
続後、ローカルモデムからリモートモデムに対する最初
のトレーニング信号送出時に、リモートストラップを示
すコードを付加して送出すると、リモートモデムではこ
のコードを検出して、リモートストラップ設定が行われ
ることを認識し、通常のデータ伝送と動作モードの区別
をできるようにし、また、リモートストラップ実行中、
制御部はデ−タ通信端末にデ−タとしてマ−クを与える
ようにしたものである。
【0020】従って、この考案によれば接続される端末
に影響を与えたり、影響を受けたりすることなく、公衆
回線を通して当該端末が接続されたモデム装置に対して
リモートストラップを行うことができ、且つ、リモート
ストラップ設定中に端末に誤動作を生じさせることのな
いモデム装置を提供することができる。
【0021】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本考案の一実施例を示すブロック
図であり、図2はリモートストラップ時における回線接
続後のローカルモデムからリモートモデムへ送出する信
号を示す図である。図2において、11は本来のトレー
ニング信号、12はリモートストラップか通常のデータ
伝送かを示す付加コード、13はリモートストラップに
関するデータである。
【0022】図1は本モデムのブロック図であり、図中
21は回線、22は網制御装置部(以下、NCU部と称
する)、23はモデム部、24はモデムインタフェース
信号、25は制御部、26は端末インタフェース信号、
27は端末インタフェース部、28はNCU制御信号で
ある。
【0023】NCU部22は回線21を介して局交換機
と所定の手順による情報を授受し、端末装置を電話網に
有機的に接続するための網制御を実施するものである。
このNCU部22はNCU制御信号28を受ける間、回
線21との接続を維持し、当該回線21を介して受信さ
れるデ−タを受けとるように動作する。
【0024】また、モデム部23はNCU部22と制御
部25の間に接続され、端末からのディジタルデ−タを
所定周波数のアナログ信号に変換して回線21に送出
し、NCU部22を介して回線21から受信したアナロ
グ信号をディジタル信号に変換して端末に与えるための
変調/復調装置である。
【0025】端末インタフェース部27はディジタルデ
−タを通信端末と外部との間で授受するための「RS2
32C」等の標準シリアル通信インタフェ−スであり、
制御部25と通信端末との間に接続されていて通信端末
の状態に応じた制御信号を制御部25に与えると共に回
線21側とのデ−タの授受や、回線21側からの制御信
号に応じた通信制御を行うものである。
【0026】制御部25は回線21側から受信したデ−
タに所定の付加コード12が付加されているか否かを検
出すると共に、付加コード12を検知した時はこれがリ
モートストラップを示すコードであった場合、NCU部
22に対してリモートストラップ終了まで回線を捕捉し
た状態を保持させるためのNCU制御信号28を発生
し、リモートストラップに関するデータ13等を受ける
ことができるようにする。
【0027】また、同時に制御部25は端末に対しては
端末インタフェース信号26のうち、DR(デ−タ・セ
ット・レディ;デ−タ端末装置が回線に接続されデ−タ
端末との制御信号の授受を行う準備ができていることを
示す信号)やCD(デ−タ受信搬送波検出;受信搬送波
が規定した範囲にあることを示し、規格範囲内にあると
きはオンとなる)をオフ状態に保持し、且つ、端末のR
S信号(送信要求;デ−タ通信装置の送信機能を制御す
る信号で、オン状態でデ−タ通信装置が送信モ−ドとな
り、搬送波を送出し、オフにすると送信可を指示するC
S信号がオフになるまでオンとすることができない。)
を無視するよう機能し、これにより、リモートストラッ
プ設定を受けている間、端末が誤動作をしないようにす
る機能を持たせている。
【0028】尚、制御部25はリモートストラップ終了
まで通信端末へのDR(デ−タ・セット・レディ)やC
D(デ−タ受信搬送波検出)をオフ状態に保持し、且
つ、通信端末からののRS信号(送信要求)は無視する
とともに、通信端末に与える受信デ−タとしてはマ−ク
(“1”)とする構成としてある。
【0029】このような構成において、図2のモデムが
着信を受けたとする。この場合、着信によりNCU部2
2が回線21をモデム部23に接続した後、リモートス
トラップが行われるとすると、発信側であるローカルモ
デム(図示せず)から図2に示す信号が回線21を介して
送られてくることになる。
【0030】リモートストラップにおける本来のトレー
ニング信号11によりモデム部23が受信可能となった
後、モデム部23から制御部25に送られるモデムイン
タフェース信号24の中のRD信号により、制御部25
が付加コード12を検出し、これがリモートストラップ
を示すものであったと判断した場合、制御部25は通常
のデータ伝送とは異なる制御を行う。
【0031】すなわち、端末インタフェース信号26の
中のRD信号(受信デ−タ;デ−タ通信装置から送られ
るデ−タを、デ−タ端末へ伝送する回路の出力するデ−
タ信号)が端末インタフェース部27より端末に伝えら
れるが、このデ−タ信号(RD信号)をマーク(すなわ
ち、”1”)に保持する。RD信号として”1”信号を
受ける端末はこれにより、通常のデータ伝送でないこと
を認識することになる。しかし、受信デ−タがマ−クで
あるので、端末は誤動作等の影響を生じることがない。
【0032】このようにして、通常のデータ伝送でない
ことを認識すると、端末によってはER信号をオフする
ことになるが、端末がER信号をオフした場合、端末イ
ンタフェース部27を介してこの信号を受けた制御部2
5はこのER信号を無視し、NCU制御信号28を発生
してNCU部22に与える。NCU部22はこのNCU
制御信号28により、リモートストラップ終了まで回線
を捕捉した状態を保持するのでリモートストラップに関
するデータ13等を受けることができるようになる。
【0033】また、同時に端末に対しては端末インタフ
ェース信号26のうち、DR(デ−タ・セット・レデ
ィ;デ−タ端末装置が回線に接続されデ−タ端末との制
御信号の授受を行う準備ができていることを示す信号)
やCD(デ−タ受信搬送波検出;受信搬送波が規定した
範囲にあることを示し、規格範囲内にあるときはオンと
なる)をオフ状態に保持し、且つ、端末のRS信号(送
信要求;デ−タ通信装置の送信機能を制御する信号で、
オン状態でデ−タ通信装置が送信モ−ドとなり、搬送波
を送出し、オフにすると送信可を指示するCS信号がオ
フになるまでオンとすることができない。)を無視する
ことにより、リモートストラップ設定を受けている間、
端末が誤動作をしないようにする。
【0034】このようにリモートストラップを示すコ−
ドの有無を判別して当該コ−ドが検出されたとき、端末
からの制御信号を無視し、NCU部に対してリモートス
トラップ終了まで回線を捕捉するNCU制御信号を発生
する制御部を設け、NCU部にはリモートストラップ時
に出力されるNCU制御信号を受ける間、回線を捕捉す
る機能を持たせた構成とし、リモートストラップを行う
時は発信側よりリモートストラップを示すコ−ドを付加
したリモートストラップの情報を送ると、受信側の制御
部はNCU制御信号によりNCU部に対してリモートス
トラップ終了まで回線を捕捉した状態を保持させ、リモ
ートストラップに関するデータを受けることができるよ
うにし、また、制御部には端末インタフェ−ス部との間
で授受する端末インタフェース信号のうち、DR(デ−
タ・セット・レディ)信号やCD(デ−タ受信搬送波検
出)信号をオフ状態に保持し、且つ、端末のRS信号
(送信要求)を無視することにより、リモートストラッ
プ設定を受けている間、端末が誤動作をしないようにす
ることから、端末の誤動作を招くこと無く、確実にリモ
ートストラップを実施できるようになる。尚、本考案は
上記し、且つ、図面に示す実施例に限定することなく、
その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施し得る
ものである。
【0035】
【考案の効果】以上、説明したように本考案によれば、
回線接続後、ローカルモデムが最初に出すトレーニング
信号に付加コードを付けることにより、リモートモデム
は通常のデータ伝送が行われるのか、リモートストラッ
プ設定が行われるのかを判別することができるようにな
り、リモートストラップ設定を受ける場合は制御部は端
末のER信号を無視して、回線捕捉を続けるようにNC
U部を制御する構成としたことにより、端末のER信号
に無関係に、リモートストラップを行うことができるよ
うになる。更にリモートストラップを行っている間は端
末に対してDR信号およびCD信号をオフ、RD信号を
マーク(すなわち、”1”)に保持するようにしたこと
により、端末に影響を与えることなく、リモートストラ
ップを行うことができるようになる等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図。
【図2】本考案を説明するための回線接続後のローカル
モデムが送出する信号を示す図。
【図3】従来のモデムの動作を示すシステムを示す図で
ある。
【符号の説明】
21…回線、22…NCU部、23…モデム部、24…
モデムインタフェース部、25…制御部、26…端末イン
タフェース信号、27…端末インタフェース部、28…
NCU制御信号。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線網とデータ端末装置との間を接続し
    両者間のデータ授受を可能とするモデム装置におい
    て、 網制御機能を有しかつ回線捕捉指令を受けて前記回線網
    との間の回線捕捉を行う機能を有する網制御装置部と、 データの復調並びに変調機能を有し前記回線網とデータ
    端末装置との間で伝送データを授受すると共に、前記回
    線網から送られる受信データに従って通信条件を設定す
    るリモートストラップ機能を有するモデム部と、制御部とを具備し、 前記制御部は、 相手側のモデム装置に対しリモートストラップを行わせ
    る際に、相手側のモデム装置へリモートストラップを表
    すコードを送出する手段と、 前記回線網に対し前記モデム部が接続された状態で、相
    手側のモデム装置からリモートストラップを表すコード
    が到来するか否かを監視する監視手段と、 この監視手段により前記コードの到来が検出された場合
    に、前記網制御装置に対し前記回線捕捉指令を与えて、
    リモートストラップが終了するまで回線網との間の回線
    捕捉状態を保持させる手段と、 前記監視手段により前記コードの到来が検出された場合
    に、リモートストラップが終了するまでデータ端末装置
    に対しデータ伝送を可能にする制御信号の出力を停止す
    ると共に、当該データ端末装置から送られる制御信号を
    無視する手段とを備えた ことを特徴とするモデム装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、リモートストラップが終
    了するまでデータ端末装置に対し受信データとしてマー
    ク“1”を与える機能を備えたことを特徴とする請求項
    1記載のモデム装置。
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