JP3053991B2 - 端末用網制御装置 - Google Patents

端末用網制御装置

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JP3053991B2
JP3053991B2 JP5047762A JP4776293A JP3053991B2 JP 3053991 B2 JP3053991 B2 JP 3053991B2 JP 5047762 A JP5047762 A JP 5047762A JP 4776293 A JP4776293 A JP 4776293A JP 3053991 B2 JP3053991 B2 JP 3053991B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末用網制御装置に関
し、特に、通信回線と端末装置を接続し、複数の変調波
を用いて双方向のデータ伝送を制御する端末用網制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、既設の電気回路網を利用し、
電話利用者宅内の電話機のベルを鳴らすことなく、宅内
に設置されたガスメーター、水道メーターおよび電力メ
ーター等の計測値を読取ることができる。これは、ノー
リンギング通信サービスにおけるデータ通信システムの
一種でありテレメータシステムとして提供される。これ
により、ガス会社または水道会社などのセンター側は、
必要なときに所望するデータを自動収集することができ
るので、データ検針における人手不足の解消を図ること
ができる。図12は、従来の端末用網制御装置が適用さ
れたデータ通信システムの構成を示す概略ブロック図で
ある。
【0003】図12のデータ通信システムにおいて、セ
ンター装置127は、ホストコンピュータ110および
センター側の網制御装置(C−NCU)111を含む。
センター側の網制御装置111は接続線119を介して
ホストコンピュータ110に接続されるとともに、電話
回線120を介してセンター側電話交換局112に接続
されている。一方、端末装置126は、端末用網制御装
置(T−NCU)115、メーター116等の端末機お
よび宅内電話機118を含む。端末用網制御装置115
は加入電話回線122を介して端末側電話交換局113
に接続されている。また、メーター116、宅内電話機
118の各端末機は接続線123を介して端末用網制御
装置115に接続されている。センター側電話交換局1
12と端末用電話交換局113とは局間中継線121で
相互に接続されている。
【0004】ノーリンギング通信方式では、ホストコン
ピュータ110の指令によりセンター側の網制御装置1
11がノーリンギングトランク114を呼出し、それを
保持する。次に、ノーリンギングトランク114が加入
電話回線122の極性を反転した後、ノーリンギング呼
出し信号を端末用網制御装置115に与える。端末用網
制御装置115は、ノーリンギング呼出し信号を検出す
ると、宅内電話機118のベルを鳴らさずに、たとえ
ば、メーター116との間で通信が行なわれるように制
御する。
【0005】一方、端末自動発信時には、所定時刻にな
ったことを端末用網制御装置115が検出すると、端末
用網制御装置115からセンター側の網制御装置111
に対して自動的に呼出しが行なわれる。この場合、メー
ター116の検針情報が、端末用網制御装置115、電
話回線122、局間中継線121および電話回線120
ならびにセンター側の網制御装置111を介してホスト
コンピュータ110に送信される。ホストコンピュータ
110は、その受信信号に基づいて料金の算出、印字出
力等のデータ処理を所定のプログラム処理に基づいて行
なう。
【0006】上述したノーリンギング通信方式が採用さ
れるテレメータシステムにおいては、消費者宅内には端
末装置として宅内電話機118、検針用のメーター11
6が存在する。電話回線122と前記データ端末装置と
の接続の切換えは端末用網制御装置115によって制御
される。このテレメータシステムに採用される端末用網
制御装置115は、通常、電話回線122に宅内電話機
118を接続するように動作する。
【0007】テレメータシステムとして動作する場合、
端末用網制御装置115は電話回線122の接続を宅内
電話機118側からメーター116側へ切換える。つま
り、端末用網制御装置115は、宅内電話機118の空
き状態を、電話機118のオンフック信号入力により検
知し、応じて電話回線122の接続を宅内電話機118
側からメーター116側へ切換える。その後、所定の伝
送制御手順に従って、端末発呼などをし、センター装置
127側の電話回線の接続を確立させて、メーター11
6等の検針データを電話回線122に送出してセンター
装置127側に伝送する。
【0008】また、センター装置127側からメーター
116における検針データを収集する場合、ホストコン
ピュータ110はセンター側の網制御装置111を介し
て端末用網制御装置115に電話回線122の接続切換
えを指示し、メーター116側の検針データを送信する
ように制御している。
【0009】以上のように、端末用網制御装置115
は、接続される通信回線の空き状態を検知して、回路の
接続切換えを行ない、所望されるデータ端末装置におけ
るデータを接続された回線に送出するように動作してい
る。
【0010】以上に述べたように、センター装置127
と端末装置126は所望のデータの伝送を行なうため、
端末用網制御装置115はデジタル信号のデータを伝送
に適したアナログ信号に相互に変換する変調または復調
機能を有するモデム部を有している。一般に、端末用網
制御装置は、国際的なデータ通信の標準的な規格である
CCITT(国際電信電話諮問委員会)のV21に準拠
した規格によりデータ通信を行なっている。
【0011】CCITTのV21は同時に双方向の通信
が可能な全二重通信方式を採用し、通信モードとしてア
ンサーモードとコールモードの2つのモードが設定可能
である。アンサーモードに使用される受信信号は、マー
ク信号が980Hz、スペース信号が1180Hz、一
方、送信信号はマーク信号が1650Hz、スペース信
号が1850Hzの周波数を使用する。また、コールモ
ードに使用される受信信号はマーク信号が1650H
z、スペース信号が1850Hz、一方、送信信号は、
マーク信号が980Hz、スペース信号が1180Hz
の周波数を使用している。
【0012】上記CCITTのV21準拠の仕様を実現
する従来の端末用網制御装置では以下に説明するモデム
部を備えている。図13は従来の端末用網制御装置のモ
デム部の構成を示すブロック図である。
【0013】モデム部はACアンプ部90、フィルタ部
91、サンプルホールド部92、低域BPF(バンドパ
スフィルタ)部93、高域BPF部94、ACアンプ部
95、キャリア検出部96、復調回路部97、モード制
御部98、変調回路部99、スムージングフィルタ部1
00、ACアンプ部101、アナログスイッチSW1〜
SW9を含む。
【0014】まず、モデム部の受信時の動作について説
明する。電話回線からの受信信号は受信入力端子RXA
へ入力され、ACアンプ部90で所定のレベルまで増幅
される。フィルタ部91、サンプルホールド部92は約
2.6KHzのローパスフィルタを構成し、増幅された
受信信号から不要帯域を除去する。一方、モード端子M
ODEには前記のアンサーモードまたはコールモードを
指令する指令信号が入力され、モード制御部98へ伝え
られる。モード制御部98は指令信号をもとにアンサー
モードであればアナログスイッチSW3をオン、アナロ
グスイッチSW4をオフ、アナログスイッチSW7をオ
ン、アナログスイッチSW8をオフし、低域BPF部9
3を選択する。コールモードの場合はアナログスイッチ
SW3をオフ、アナログスイッチSW4をオン、アナロ
グスイッチSW7をオフ、アナログスイッチSW8をオ
ンし、高域BPF部93を選択する。したがって、サン
プルホールド回路92の出力信号はアンサーモードの場
合は低域BPF部93へ出力され、コールモードの場合
は高域BPF部94へ出力される。低域BPF部93の
周波数帯域は900〜1250Hzであり、高域PBF
94の周波数帯域は1600〜1900Hzである。こ
れらの周波数帯域は前記のマーク信号およびスペース信
号の周波数と対応しており、それぞれ必要な周波数の信
号を抽出することができる。低域BPF部93または高
域BPF部94で不要な周波数成分を除去された受信信
号はACアンプ部95で再び所定値まで増幅され、キャ
リア検出部96および復調回路部97へ出力される。キ
ャリア検出部96は増幅された受信信号からキャリア信
号を検出し、キャリア端子CDへ出力する。復調回路9
7は増幅された受信信号を復調し、マーク信号を論理1
に、スペース信号を論理0に変換し、デジタル信号とし
て受信出力端子RXDへ出力する。上記の変換はFSK
( Frequency Shift Keying )復調方式をもとに行なわ
れている。
【0015】以上の動作によりアナログ信号である受信
信号をデジタル信号に復調する復調動作が完了する。
【0016】次に、モデム部の受信時の動作について説
明する。デジタル信号である論理信号が送信入力端子T
XDへ入力されると、変調回路部99が上記のFSK変
調方式により前記の所定周波数のアナログ信号である送
信信号に変調される。モード制御部98はモード端子M
ODEの指令信号をもとに、アナログスイッチSW2、
SW5、SW6、SW9を切換えることにより、アンサ
ーモードの場合は高域BPF部94を、コールモードの
場合は低域BPF部93を選択する。したがって、変調
された送信信号は高域BPF部94または低域BPF部
93を通過して不要な周波数成分が除去された後、スム
ージングフィルタ部100へ入力される。スムージング
フィルタ部100は送信信号の高周波成分を再び除去す
る。高周波成分を除去された送信信号はACアンプ部1
01で所定のレベルまで増幅され、送信出力端子TXA
へ出力される。以上の動作によりデジタル信号である送
信信号をアナログ信号に変換する変調動作が完了する。
【0017】以上の構成により、モデム部は、アンサー
モードとコールモードを切換えることにより同時に送受
信可能な全二重通信方式で動作させることが可能となっ
ている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】端末用網制御装置は、
上記のような遠隔自動検針だけでなく、家庭内情報端末
装置の網制御装置として、無店舗販売、カタログショッ
ピング、地域情報の収集等にも応用が考えられる。この
場合、伝送する情報量は非常に大量になり高速通信機能
が不可欠となる。しかしながら、従来の端末用網制御装
置は送信モードをアンサーモードに固定し半二重通信方
式で、通信速度は200または300bpsの低速度に
限定され、高速で通信することはできなかった。
【0019】本発明は上記課題を解決するためのもので
あって、第1の目的は、高速での通信を可能にし、適用
範囲の広い端末用網制御装置を提供することである
発明の第2の目的は、1つのBPF部だけを用いて2つ
の通信速度での送受信が可能な端末用網制御装置を提供
することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の端末用網
制御装置は、第1の通信速度または第2の通信速度に対
応して端末装置のデータを変調する変調手段と、第1の
通信速度に対応した第1変調波の周波数を含んだ第1周
波数帯域および第2の通信速度に対応した第2変調波の
周波数を含んだ第2周波数帯域を含む第3周波数帯域の
信号を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された
第3周波数帯域に含まれるキャリア信号が、第1変調波
のキャリア信号であるか、第2変調波のキャリア信号で
あるかを検出する検出手段と、検出手段による検出結果
に基づいて、抽出手段により抽出された第3周波数帯域
の信号から第1または第2変調波を選択的に復調する復
調手段とを含む。
【0021】請求項2記載の端末用網制御装置は、請求
項1記載の端末用網制御装置であって、端末用網制御装
置はさらに、復調手段により復調されたデータの誤り発
生状態に応じて、送信または受信する変調波として第1
または第2変調波を選択する選択手段を含む。
【0022】
【作用】請求項1記載の端末用網制御装置においては、
復調手段が検出手段による検出結果に基づいて、抽出手
段により抽出された第3周波数帯域の信号から第1また
は第2変調波を選択的に復調するので、抽出手段を1つ
とすることができる。すなわち、第1周波数帯域の信号
を抽出する抽出手段と、第2の周波数帯域の信号を抽出
する抽出手段とを別個に設ける必要がなくなり、回路構
成を簡略化することが可能となる。
【0023】請求項2記載の端末用網制御装置において
は、復調されたデータの誤り発生状態に応じて、第1ま
たは第2変調波を選択し、伝送経路の状態に適した変調
波で受信または送信することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明による一実施例である端末用網
制御装置について図面を参照しながら説明する。図1は
本発明の一実施例である端末用網制御装置の構成を示す
ブロック図である。端末用網制御装置の各接続は図12
に示す従来例と同様である。
【0025】図1において、端末用網制御装置1は図1
2に示す電話回線122に接続されており、自ら発呼し
て他の端末装置との通信を行なったり、ノーリンギング
通信を行なったりする。図12に示す宅内電話機118
は端末用網制御装置1を介して電話回線122に接続さ
れている。また、端末用網制御装置1には、図12に示
すメーター116が接続されている。メーター116の
データは、電話回線のリンク確立後、端末用網制御装置
1を介してセンター装置112に送信される。
【0026】端末用網制御装置1は、局線回路2を備え
ている。局線回路2は極性反転検出回路3、整流回路
4、ダイアルパルス回路5、NRS検出回路6、半ルー
プ制御回路7を含む。極性反転検出回路3は電話回線に
印加された直流電圧の極性が現在の状態から逆の極性に
反転されたことを検出する。整流回路4はたとえば全波
整流ダイオードブリッジを含み、電話回線に印加された
直流電圧の極性をその正負にかかわらず予め定められた
一定の極性に変換する。ダイアルパルス回路5は、主制
御回路9からの指令に応答して、電話回線にダイアルパ
ルスを送出する。すなわち、ダイアルパルス回路5は電
話回線を断続的に短絡することにより、電話回線上にダ
イアルパルスをのせる。NRS検出回路6は図12に示
すノーリンギングトランク114から送られてくるNR
S信号を検出する。このNRS信号としては、たとえ
ば、0から9までのPB(プッシュボタン)信号が用い
られる。NRS検出回路6の検出出力は、主制御回路9
に与えられる。半ループ制御回路7は、主制御回路9か
らの指令に応答して、ノーリンギング通信時または端末
自動発信時において、インピーダンス不均等による伝送
特性の低下を防止するために、電話回線の直流および交
流インピーダンスを予め定められた技術基準の規定値に
保つ。
【0027】端末用網制御装置1は、さらに、主制御回
路9、インターフェース回路10、リセット回路15、
発振回路14、電源回路13、オフフック検知回路1
2、接続切換回路11、モデム部8を含む。主制御回路
9は、たとえばマイクロコンピュータを含み、端末用網
制御装置1における各回路の動作を制御する。インター
フェース回路10は図12に示すメーター116から出
力されるデータを取込んで主制御回路9に与える。リセ
ット回路15は、初期状態から端末用網制御装置1を起
動する際に、主制御回路9をリセットするための回路で
ある。発振回路14は、主制御回路9における計時動作
の基準となるタイマクロック信号を発生するための回路
である。電源回路13は、端末用網制御装置1における
各回路への動作電源を供給するための回路である。接続
切換回路11は宅内電話機118に接続された接続線の
接続状態を、主制御回路9からの指令に応答して切換え
るための回路である。すなわち、接続切換回路11は、
通常動作時において接続線を電話回線に接続し、ノーリ
ンギング通信時または端末自動発信時において接続線を
オフフック検知回路12に接続する。オフフック検知回
路12は、ノーリンギング通信時または端末自動発信時
において、宅内電話機118が使用されているか否かを
検知する。オフフック検知回路12の検知出力は、主制
御回路9に与えられる。モデム部8は端末用網制御装置
1とセンター装置とのデータ通信のために設けられてい
る。すなわち、モデム部8は、主制御回路9から与えら
れるデータを変調して電話回線を介してセンター装置へ
送出する。また、モデム部8はセンター装置から電話回
線を介して与えられるデータを復調して主制御回路に出
力する。
【0028】次に、本装置において、送信または受信信
号の変調または復調を行なう上記のモデム部8について
詳細に説明する。図2はモデム部8の構成を示すブロッ
ク図である。
【0029】モデム部8はACアンプ部21、フィルタ
部22、サンプルホールド部23、BPF(バンドパス
フィルタ)部24、ACアンプ部25、復調回路部2
6、キャリア1検出部27、変調回路部28、キャリア
2検出部29、アナログスイッチSW10〜13を含
む。モデム部8は、従来のようにCCITTのV21に
準拠した300bpsの通信速度だけでなく、CCIT
TのV23に準拠した1200bpsの通信速度でも通
信可能な構成としている。したがって、本装置は従来の
4倍の高速通信が可能となり、従来のような遠隔自動検
針システムだけでなく、大量のデータを扱う無店舗販
売、カタログショッピング等にも応用可能である。
【0030】まず、モデム部8の受信動作について詳細
に説明する。使用する受信信号としては、CCITTの
V21に準拠した300bpsの通信速度でアンサーモ
ードを使用し、マーク信号が980Hz、スペース信号
が1180Hzの信号を用いる。また、CCITTのV
23に準拠した1200bpsの通信速度で、マーク信
号が1300Hz、スペース信号が2100Hzの信号
を用いる。上記受信信号の復調方式としては従来と同様
のFSK復調方式を用いるものとする。
【0031】上記のような送信信号が、受信入力端子R
XAへ入力され、ACアンプ部21で一定のレベルまで
増幅される。フィルタ部22、サンプルホールド23は
ローパスフィルタを構成し、増幅された受信信号から不
要周波数成分を除去する。一方、モード端子MODEに
は前述の主制御回路9から制御信号が入力され、モード
制御部32は制御信号をもとにアナログスイッチSW1
0、SW12をオンし、アナログスイッチSW11、S
W11をオフして受信側であるサンプルホールド部23
とBPF部24とを接続する。BPF部24の周波数帯
域は約900〜約2200Hzで、前記300bpsま
たは1200bpsの受信信号をともに抽出可能なよう
に設定されている。したがって、サンプルホールド部2
3から出力される受信信号は約900〜約2200Hz
以外の不要な周波数成分が除去され、ACアンプ部25
へ出力される。ACアンプ部25で所定のレベルまで増
幅された受信信号は復調回路部26、キャリア1検出部
27、キャリア2検出部29へそれぞれ入力される。
【0032】次に、キャリア1検出部27について詳細
に説明する。図3はキャリア1検出部27の構成を示す
ブロック図である。キャリア1検出部27はコンパレー
タ40、リトリガーブル・ワン・ショット(再トリガ型
単安定マルチバイブレータ)部41、コンパレータ4
2、スレッシュホールドコントローラ43、サンプリン
グクロック部44、コンデンサ45、スレッシュホール
ド発生部46を含み、F−Vコンバータを構成する。
【0033】コンパレータ40は、ACアンプ部25か
ら出力された受信信号と予め所定の出力レベルに設定さ
れているスレッシュホールドコントローラ43のスレッ
シュホールドレベルとをサンプリングクロック部44の
クロック信号に応じて比較する。比較後、スレッシュホ
ールドレベルより受信信号のレベルが高ければ、リトリ
ガーブル・ワン・ショット部41へ入力され、この入力
に応じてリトリガーブル・ワン・ショット部41が所定
のパルス幅のパルスを出力する。このパルスをコンデン
サ45で積分した信号と予め所定の出力レベルに設定さ
れたスレッシュホールド発生部46のスレッシュホール
ドレベルとをコンパレータ41で比較し、第1キャリア
端子CD1へ出力する。図4は上記キャリア1検出部2
7の出力信号を示す図である。図4に示すように、キャ
リア1検出部27の出力は入力信号の周波数が1200
〜2400Hzまでの間はVDDのレベルで出力され、こ
のVDDが論理1に対応し、その他の場合は論理0に対応
する。この結果、300bpsのマーク信号の周波数は
980Hzであるので、300bpsのマーク信号は論
理0として出力され、1200bpsのマーク信号の周
波数は1300Hzであるので、1200bpsのマー
ク信号は論理1として出力される。したがって、キャリ
ア1検出部27は300bpsのマーク信号か1200
bpsのマーク信号かを識別することができる。
【0034】次に、キャリア2検出部29について詳細
な説明する。図5はキャリア2検出部29の構成を示す
ブロック図である。キャリア2検出部29はコンパレー
タ50、リトリガーブル・ワン・ショット部51、波形
整形器52、スレッシュホールドコントローラ53、サ
ンプリングクロック部54、コンデンサ55を含み、F
−Vコンバータを構成している。
【0035】コンパレータ50は図2のACアンプ部2
5から出力された受信信号と予め所定の出力レベルに設
定されているスレッシュホールドコントローラ53のス
レッシュホールドレベルとをサンプリングクロック部5
4のクロック信号に応じて比較する。比較後、コンパレ
ータ50の出力はリトリガーブル・ワン・ショット部5
1へ入力され、この入力信号に応じてリトリガーブル・
ワン・ショット部51が所定パルス幅のパルスを出力す
る。このパルスをコンデンサ55で積分した後、波形整
形器52で波形整形して第2キャリア端子CD2へ出力
する。図6は、上記キャリア2検出部29の出力信号を
示す図である。図6に示すように、キャリア2検出部2
9の出力は、入力信号の周波数が980〜2400Hz
以外の場合はVDDのレベルで出力され、このVDDが論理
1に対応し、980〜2400Hzの場合は論理0に対
応する。ここで、2400Hz以上でVDDが出力されて
いるのは、前述のBPF部24の周波数特性によるもの
である。この結果、300bpsおよび1200bps
のキャリア信号(マークまたはスペース信号)は980
〜2100Hzのあるので、両キャリア信号は論理0と
して出力され、それ以外を論理1として出力される。し
たがって、300bpsおよび1200bpsのキャリ
ア信号を検出することができる。
【0036】次に、復調回路部26について詳細に説明
する。図7は復調回路部26の構成を示すブロック図で
ある。復調回路部26はコンパレータ61、リトリガー
ブル・ワン・ショット部62、サンプリングクロック部
63、スレッシュホールドコントローラ64、コンパレ
ータ65、抵抗66〜73、コンデンサ74、ダイオー
ド75、トランジスタ76を含み、F−Vコンバータを
構成している。
【0037】図2に示すACアンプ部25から出力され
た受信信号は、コンデンサ74で直流成分が除去され、
抵抗66、67で分圧された所定電圧が加えられた後、
コンパレータ61で抵抗68、69で分圧された所定電
圧の基準電圧と比較される。比較後の出力はリトリガー
ブル・ワン・ショット部62へ入力され、所定のパルス
幅のパルスに変換される。このパルスをサンプリングク
ロック部63で所定のクロック周波数でサンプリングし
た後、コンパレータ65へ出力する。一方、スレッシュ
ホールドコントローラ64は前述のキャリア1検出部2
7で通信速度が300bpsか1200bpsかを識別
した結果を図1に示す主制御回路9およびモード制御部
32を介して入力される。スレッシュホールドコントロ
ーラ64はこの通信速度に応じたスレッシュホールドレ
ベルをコンパレータ65へ出力する。サンプリングクロ
ック部63から出力された受信信号はコンパレータ65
で通信速度に応じたスレッシュホールドレベルと比較さ
れた後、抵抗72、73、ダイオード75、トランジス
タ76で波形整形されて出力される。図8に300bp
s時の復調回路部26の出力を、図9に1200bps
時の出力をそれぞれ示す。図8に示すように、300b
psの場合は1.08kHz以下ではVDDのレベルで出
力され、このVDDが論理1に対応し、その他の場合は論
理0に対応する。したがって、受信信号のマーク信号
(980Hz)を論理1に、スペース信号(1180H
z)を論理0に変換することができ、もとのデータに復
調することができる。また、図9より、1200bps
の場合は1.7kHz以下ではV DDのレベルで出力さ
れ、このVDDが論理1に対応し、その他の場合は論理0
に対応する。したがって、受信信号のマーク信号(13
00Hz)を論理1に、スペース信号(2100Hz)
を論理0に変換することができ、もとのデータに復調す
ることができる。上記のように、復調回路部26は、3
00bps、1200bpsともに復調することが可能
である。
【0038】以上に述べたように、モデム部8では、1
つのBPF部24により、受信信号から不要周波数成分
を除去した後、キャリア2検出部29で受信信号のキャ
リア信号を検出してセンター装置からの送信を検知し、
キャリア1検出部27で受信信号の通信速度を識別する
ことができる。この結果、復調回路部26は通信速度に
応じた復調動作を実現することができ、受信データを図
1に示す主制御回路9へ送り、所望の処理を行なうこと
ができる。
【0039】次に、モデム部8の送信動作について説明
する。使用する送信信号としては、CCITTのV21
に準拠した300bpsの通信速度でアンサーモードを
使用し、マーク信号が1650Hz、スペース信号が1
850Hzの信号を用いる。また、CCITTのV23
に準拠した1200bpsの通信速度で、マーク信号が
1300Hz、スペース信号が2100Hzの信号を用
いる。上記送信信号の変調方式としては従来と同様のF
SK変調方式を用いるものとする。
【0040】まず、図1に示す主制御回路9が送信すべ
きデータを作成し、モデム部8へ出力する。モデム部8
内では、送信入力端子TXDに前記データが送られ、変
調回路部28へ入力される。一方、モード制御部32に
は、モード端子MODEを介して図1の主制御回路9か
ら通信速度の指令(300bpsまたは1200bp
s)が送られ、この指令に応じて変調回路部28の周波
数発振部(図示省略)を制御する。周波数発振部は各通
信速度のマークまたはスペース信号の周波数に対応した
1300Hz、1650Hz、1850Hz、2100
Hzの発振部を備えている。変調回路部28は300b
psの場合、送信データの論理が1なら1650Hz、
0なら1850Hzの周波数を出力し、1200bps
の場合、送信データの論理が1なら1300Hz、0な
ら2100Hzの周波数を出力し、変調動作が行なわれ
る。このとき、モード制御部32はアナログスイッチS
W10、SW12をオフ、アナログスイッチSW11、
SW13をオンするので変調された送信信号はBPF部
24へ送られ、不要な周波数成分が除去される。BPF
部24から出力された送信信号はスムージングフィルタ
31で高周波成分を再び除去された後、ACアンプ部3
0で所定のレベルまで増幅された後、送信出力端子TX
Aへ出力される。送信出力端子TXAから出力された受
信信号は従来と同様に電話回線を通じてセンター装置へ
送られる。
【0041】以上の構成により、モデム部8は300b
psまたは1200bpsの通信速度で送受信動作を行
なうことが可能となる。
【0042】次に、本発明による端末用網制御装置の通
信シーケンスについてフローチャートを用いて説明す
る。図8は通信シーケンスのフローチャートである。こ
のフローチャートを実行するプログラムは図1に示す主
制御回路9の記憶部(図示省略)内に予め記憶され、主
制御回路9が所定のプログラムを読出して実行してい
る。
【0043】まず、ステップS1において、主制御回路
9は受信フラグがセットされているかどうかを調べる。
受信フラグは送信動作が完了したときにセットされるフ
ラグで、このフラグがセットされていなければ受信動作
は行なえないのでステップS16へ移行し、セットされ
ていればステップS2へ移行する。
【0044】受信フラグがセットされている場合、ステ
ップS2において、主制御回路9はキャリア2検出部2
9の第2キャリア出力端子CD2が論理0かどうかを調
べる。第2キャリア出力端子CD2が論理0の場合、受
信信号が入力されていることを示すため、ステップS3
へ移行して処理を続ける。論理が1の場合は、何も受信
していないのでステップS1へ戻り、再び処理を再開す
る。
【0045】第2キャリア出力端子CD2が論理0の場
合、ステップS3において、主制御回路9はキャリア1
検出部27の第1キャリア出力端子CD1が論理0かど
うかを調べる。第1キャリア出力端子CD1が論理0の
場合、300bpsの受信信号が入力されているのでス
テップS4に移行して論理の変化がないかどうかを確認
する。変化があればステップS1へ戻り再び処理を再開
し、変化がなければS5へ移行して、300bpsで受
信動作を行ない、ステップS6で受信終了が確認される
まで処理を続ける。受信動作は、主制御回路9にモデム
部8を介して入力されるデータの立上がりを検出して、
受信データをサンプリングし、そのデータを記憶部に記
憶させ、データに基づく処理を実行する。受信終了後ス
テップS7へ移行する。
【0046】一方、第1キャリア出力端子CD1が論理
1の場合、1200bpsの受信信号が入力しているの
で、ステップS8へ移行してステップS10まで、前述
のステップS4からステップS6までとほぼ同様の処理
を行なう。ステップS10において、受信が終了してい
ない場合ステップS11へ移行してエラーが発生してい
るか否かの確認を行なう。エラーが発生していなければ
ステップS9へ戻り、ステップS9からステップS10
を繰り返す。エラーが発生している場合、ステップS1
2において通信フラグをセットする。この場合、通信フ
ラグは1200bpsの通信ではエラーが発生している
ことを示す。次に、ステップS13において、第2キャ
リア出力端子CD2が論理0かどうかを調べる。論理が
0つまり受信信号が入力されている間はステップS13
を繰り返し、論理が1つまり入力終了の場合にステップ
S14へ移り、受信フラグをリセットする。次に、ステ
ップS15において、300bpsでデータを送信する
ようにセンター装置に対して変更を指示する。これは、
回線品質が劣化しているために高速ではデータを送信で
きないことをセンター装置に伝え、通信速度を低下させ
ることにより伝送品質を向上させ安定なデータ伝送を行
なうためである。指示後、ステップS1へ戻り、再び処
理を続ける。
【0047】また、ステップS10で受信終了を確認し
た後、ステップS7において、通信が終了したか否かを
確認し、終了していなければ、次の通信に備えるためス
テップS1へ戻り、再び処理を続ける。終了していれ
ば、プログラムの別の処理へ戻ってその処理を続ける。
【0048】ステップS1で、受信フラグがセットされ
ていないとき、ステップS16へ移行して送信の処理を
行なう。ステップS16において、通信フラグがセット
されているかどうかを確認する。前述のように通信フラ
グは回線品質が悪く、エラーを発生する可能性があるこ
とを示すフラグであるので、セットされている場合ステ
ップS20へ移行して300bpsでの送信を行なう。
セットされていない場合は、高速でデータ伝送を行なっ
た方が大量のデータを短時間に送れるため、ステップS
17へ移行して1200bpsで送信する。
【0049】1200bpsで送信する場合、ステップ
S17において、主制御回路9は記憶部内の送信すべき
データを所定のフォーマットに組替え、1bit当り
0.83msのシリアル信号としてモデム部8の送信入
力端子TXDへ出力する。図11にデータ伝送のフォー
マットの概略図を示す。図11に示すように、伝送され
るデータは先頭部に時間Tの間、マーク信号を付加し
て、その後にデータとして送るべき電文部が続くフォー
マットになっている。このフォーマットは送信、受信と
も同じものである。上記のようなフォーマットでデータ
を送信した後、ステップS18において、送信が終了し
たかどうかを確認して、終了していなければ次のデータ
を送るためステップS17へ戻る。終了している場合は
ステップS19において受信フラグをセットしてステッ
プS1へ戻り再び処理を続ける。
【0050】また、ステップS16で通信フラグがセッ
トされていて、ステップS20、S21へ移行した場合
は300bpsつまり1bit当り3.3msのシリア
ル信号を上記のステップS17、S18と同様の処理を
行ない伝送する。
【0051】以上に述べたように、本装置では、高速ま
たは低速の2つの通信速度で、送信または受信を行なう
ことができ、高速時は従来の4倍の通信速度で送受信可
能である。したがって、大量のデータを短時間に伝送す
ることができ、装置の適用範囲を拡大することができ
る。また、本装置では、1つのBPF部だけを用いて2
つの通信速度での送受信を実現しているので、回路構成
が簡略化され、装置本体の低コスト化も併せて実現する
ことが可能である。
【0052】さらに、本装置では高速通信時のエラー発
生をチェックし、低速通信に切換えているので、伝送品
質に応じて高速通信を可能にすることができる。このチ
ェック機能は、本実施例のように1つのBPF部を有す
るものに限られるものではなく、2つ以上のBPF部を
有するものでも同様の効果を得ることができる。
【0053】上記実施例では、300bps、1200
bpsの通信速度について述べたが、特にこれらの通信
速度に限定されるものではなく、所望の通信速度に対し
て同様の効果を得ることができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の端末用網制御装置におい
ては、2つの通信速度で通信することができ、その一方
の高速通信時は大量のデータを通信することができ、装
置の適用範囲を広げることができる。また、1つの抽出
手段だけを用いて2つの通信速度での送受信を実現でき
るので、回路構成を簡略化することが可能となり、装置
本体を低コスト化することが可能となる。
【0055】請求項2記載の端末用網制御装置において
は、復調されたデータの誤り発生状態に応じて、第1ま
たは第2変調波を選択し、伝送経路の状態に適した変調
波で通信できるので、伝送品質に応じて高速通信を可能
にすることができ、装置の適用範囲を広げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末用網制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の端末用網制御装置のモデム部の構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の端末用網制御装置のモデム部のキャリ
ア1検出部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の端末用網制御装置のモデム部のキャリ
ア1検出部の出力を示す図である。
【図5】本発明の端末用網制御装置のモデム部のキャリ
ア2検出部の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の端末用網制御装置のモデム部のキャリ
ア2検出部の出力を示す図である。
【図7】本発明の端末用網制御装置のモデム部の復調回
路部の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の端末用網制御装置のモデム部の復調回
路部の300bps時の出力を示す図である。
【図9】本発明の端末用網制御装置のモデム部の変調回
路部の1200bps時の出力を示す図である。
【図10】本発明の端末用網制御装置の通信シーケンス
を説明するフローチャートである。
【図11】本発明の端末用網制御装置の通信フォーマッ
トを示す図である。
【図12】従来の端末用網制御装置が適用されたデータ
通信システムの構成を示すブロック図である。
【図13】従来の端末用網制御装置のモデム部の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
24 BPF部 26 復調回路部 27 キャリア1検出部 28 変調回路部 29 キャリア2検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−212954(JP,A) 特開 昭64−10768(JP,A) 特開 昭62−53047(JP,A) 特開 昭63−257366(JP,A) 特開 昭63−269659(JP,A) 実開 平2−32263(JP,U) 実開 平3−121756(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線と端末装置を接続し、第1の
    通信速度または前記第1の通信速度と異なる第2の通信
    速度でのデータの送信または受信を制御する端末用網制
    御装置であって、前記第1の通信速度または前記第2の通信速度に対応し
    前記端末装置のデータを変調する変調手段と、 前記第1の通信速度に対応した第1変調波の周波数を含
    んだ第1周波数帯域および前記第2の通信速度に対応し
    た第2変調波の周波数を含んだ第2周波数帯域を含む第
    3周波数帯域の信号を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された第3周波数帯域に含まれ
    るキャリア信号が、前記第1変調波のキャリア信号であ
    るか、前記第2変調波のキャリア信号であるかを検出す
    る検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記抽出手段
    により抽出された第3周波数帯域の信号から前記第1ま
    たは第2変調波を選択的に復調する復調手段とを含む端
    末用網制御装置。
  2. 【請求項2】 前記端末用網制御装置はさらに、前記復
    調手段により復調されたデータの誤り発生状態に応じ
    て、送信または受信する変調波として第1または第2変
    調波を選択する選択手段を含む、請求項1記載の端末用
    網制御装置。
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