JP3469652B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents

電子部品装着装置

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JP3469652B2
JP3469652B2 JP22949694A JP22949694A JP3469652B2 JP 3469652 B2 JP3469652 B2 JP 3469652B2 JP 22949694 A JP22949694 A JP 22949694A JP 22949694 A JP22949694 A JP 22949694A JP 3469652 B2 JP3469652 B2 JP 3469652B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品装着装置に関す
るものであり、特に、耐久性の向上に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子部品装着装置には、部品装着ヘッド
が移動させられてプリント基板等の装着対象材に電子部
品を装着する装置がある。この種の電子部品装着装置
は、(a)装置本体と、(b)その装置本体に移動可能
に支持された移動体と、(c)その移動体を移動させる
移動体移動装置と、(d)移動体に搭載され、プリント
基板等の装着対象材に電子部品を装着する部品装着ヘッ
ドと、(e)アクチュエータを備え、部品装着ヘッドを
前記移動体に対して移動させる部品装着ヘッド移動装置
とを含むように構成される。
【0003】特開平2−69999号公報に記載の電子
部品装着装置は、その一例である。この電子部品装着装
置は、装置本体に垂直軸線まわりに回転可能に支持され
たロータリヘッドを有し、ロータリヘッドの回転軸線を
中心とする一円周上に複数の部品装着ヘッドが設けられ
ている。部品装着ヘッドはバキュームにより電子部品を
吸着する部品吸着ノズルを有する。部品吸着ノズルは、
装着ヘッド本体により下向きにかつ自身の軸線まわりに
回転可能に支持されており、ロータリヘッドには、複数
の部品装着ヘッドのそれぞれについて、電動モータを駆
動源とし、部品吸着ノズルを軸線まわりに回転させる回
転駆動装置が設けられている。また、装置本体側には、
電子部品を供給する部品供給部,部品吸着ノズルによる
電子部品の保持位置を検出する保持位置検出部,および
電子部品をプリント基板に装着する部品装着部が設けら
れている。
【0004】複数の部品装着ヘッドは、ロータリヘッド
の回転により部品供給部,保持位置検出部,部品装着部
へ順次移動させられ、電子部品を吸着し、保持位置が検
出された後、電子部品をプリント基板に装着する。保持
位置の検出後、部品吸着ノズルによる電子部品の水平面
内における保持位置誤差Δx,Δyおよび軸線まわりの
回転位置誤差Δθが算出され、部品装着ヘッドが部品装
着部へ移動するまでの間に部品吸着ノズルが回転させら
れ、回転位置誤差Δθが修正される。このように回転す
るロータリヘッド上に電動モータを設ける場合、装置本
体側に固定的に設けられた電源の電気エネルギをロータ
リヘッドの回転位相に関係なく、電動モータに供給し得
るようにすることが必要である。特開平2−69999
号公報にはこの電気エネルギの供給をいかにして行うか
は記載されていないが、通常はスリップリングを用いて
行われる。ロータリヘッドに金属リングを取り付け、装
置本体側に固定的に設けられたブラシを金属リングに接
触させて電気エネルギを供給するのであり、電動モータ
の個数分のスリップリングが設けられ、電動モータの各
々に電気エネルギが供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スリッ
プリングは、回転体と共に回転する金属リングへのブラ
シの接触により電気エネルギを供給するものであり、耐
久性が低く、寿命が短い問題がある。この問題は、移動
体が直線あるいは曲線に沿って往復移動させられるもの
である電子部品装着装置においても同様に生ずる。移動
体に電気エネルギにより作動する電動アクチュエータを
設けた場合、移動体と装置本体との相対位置に関係な
く、電気エネルギを供給することが必要であるからであ
る。
【0006】本発明は、移動体上に、部品装着ヘッドを
移動体に対して移動させる部品装着ヘッド移動装置や、
部品装着ヘッドの部品吸着ノズルへの負圧の供給,遮断
を制御する負圧供給制御装置等、部品装着ヘッド関連の
電動アクチュエータを備え、耐久性の高い電子部品装着
装置を提供することを課題として為されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本発明に係る電
子部品装着装置は、前記(a)装置本体,(b)移動
体,(c)移動体移動装置,(d)部品装着ヘッドおよ
び(e)それぞれアクチュエータを備え、部品装着ヘッ
ドをその軸線まわりに回転させる部品装着ヘッド回転駆
動装置,部品装着ヘッドをその軸線に平行な方向に進退
させる部品装着ヘッド進退装置,部品装着ヘッドの部品
吸着ノズルへの負圧の供給,遮断を制御する負圧供給制
御装置および部品装着ヘッドに取り付けられた複数個の
部品吸着ノズルのうちの一つを選択する部品吸着ノズル
選択装置の少なくとも1種とを含む電子部品装着装置で
あって、前記アクチュエータの少なくとも2つ以上が電
気エネルギにより作動する電動アクチュエータであり、
それら2つ以上の電動アクチュエータの各々およびその
各々を制御するアクチュエータ制御装置の各々が前記移
動体に搭載されるとともに、前記装置本体に対して固定
的に電源が設けられ、かつ、装置本体と移動体との間
に、前記電源の電気エネルギを無接触で前記アクチュエ
ータ制御装置の各々に供給する1つの無接触給電装置
と、装置本体に対して固定的に設けられた電子部品装着
装置制御装置と前記アクチュエータ制御装置の各々と
間で前記電動アクチュエータの各々の制御に必要な情報
を無接触で伝達する1つの無接触情報伝達装置とが設け
られ、前記電動アクチュエータの各々の制御において、
前記電子部品装着制御装置が、その各々の何れを制御す
るかを示す宛て先信号を送信し、かつ、前記アクチュエ
ータ制御装置の各々が、前記宛て先信号が自己に固有の
ものである場合にのみ受信状態とされることによって、
前記電動アクチュエータの各々が個別的に制御可能とさ
れたことを特徴とするものである。また本発明に係る電
子部品装着装置は、前記電源を、前記無接触情報伝達装
置を経てフィードバックされた前記無接触給電装置の受
電側の電圧に基づいて制御する制御手段が設けられた態
様で実施することもできる。電動アクチュエータとは、
例えば、電動モータ,電磁弁のソレノイド等の電気的駆
動源である。また、ここにおいて「少なくとも2つ以
上」は、種類を同じくする装置が2台以上あって電動ア
クチュエータが2つ以上ある場合も、種類を異にする装
置が少なくとも1台以上あって電動アクチュエータが2
つ以上ある場合も含む。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】本発明に係る電子部品装着装置においては、移
動体上に設けられた2つ以上の電動アクチュエータに
は、無接触給電装置により電気エネルギが供給される。
2つ以上の電動アクチュエータに共通に電気エネルギが
供給されるが、電動アクチュエータの各々について設け
られたアクチュエータ制御装置は、無接触情報伝達装置
により供給される情報に基づいてそれぞれ電気エネルギ
を制御し、電動アクチュエータを作動させる。なお、1
つ無接触給電装置によって2つ以上の電動アクチュエー
タに電気エネルギが供給され、また、1つの無接触情報
伝達装置によって、2つ以上のアクチュエータ制御装置
に情報が伝達される。つまり、複数の電動アクチュエー
タに対して共通の無接触給電装置が設けられ、また、複
数のアクチュエータ制御装置に対して共通の無接触情報
伝達装置が設けられているのである。そして、1つの無
接触情報伝達装置による制御指令情報には、それぞれの
アクチュエータの何れを制御するかを示す宛て先信号が
含まれ、その宛て先信号に基づいて各アクチュエータが
制御される。このような制御の方式を採用することによ
り、それぞれ1つの無接触給電装置および無接触情報伝
達装置によって複数のアクチュエータの制御が可能とな
る。また、無接触給電装置の受電側の電圧に基づいて、
電源をフィードバック制御すれば、複数のアクチュエー
タの同時に動作する数の変化に対応することができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、移動体上
に設けられた2つ以上の電動アクチュエータのアクチュ
エータ制御装置に無接触給電装置により電気エネルギ
が、無接触情報伝達装置により制御情報が供給されるた
め、スリップリングを用いて電気エネルギを供給する場
合のように耐久性の問題を生ずることがなく、寿命の長
い電子部品装着装置が得られる。また、複数の電動アク
チュエータに対して共通の無接触給電装置が設けられ、
また、複数のアクチュエータ制御装置に対して共通の無
接触情報伝達装置が設けられていることで、装置のコス
ト低減を図ることができる。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下、本発明に共通の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。図1において10は円筒カムであ
り、図示しない装置本体としてのフレームに固定されて
いる。円筒カム10の外側には、大径の被駆動ギヤ12
が軸受14を介して円筒カム10の中心線まわりに回転
可能に支持されている。被駆動ギヤ12は、前記フレー
ムに支持されたインデックス用サーボモータ16により
回転させられる駆動ギヤ18に噛み合わされており、イ
ンデックス用サーボモータ16により18度ずつ間欠回
転させられる。
【0017】上記被駆動ギヤ12の下面には、円筒状の
インデックスロータ22が同心状に固定されている。イ
ンデックスロータ22は円筒カム10の外側に嵌合さ
れ、図3に概略的に示すように、インデックスロータ2
2の回転軸線を中心とする一円周上に20組の部品装着
ユニット24が等角度間隔に取り付けられており、これ
ら20組の部品装着ユニット24が停止させられるステ
ーションが20設けられている。
【0018】20のステーションのうち、3つが部品装
着ユニット24が動作を行わされる作動ステーション,
すなわち部品供給ステーション,部品装着ステーショ
ン,部品排出ステーションとされている。また、4つが
検出ステーション、すなわち部品立ち姿勢検出ステーシ
ョン,部品保持姿勢検出ステーション,部品吸着ノズル
検出ステーション,部品吸着ノズル確認ステーションと
されている。20組の部品装着ユニット24は、インデ
ックスロータ22の間欠回転により20のステーション
へ順次移動させられる。
【0019】部品吸着ステーションには、図示しない電
子部品供給装置が設けられている。電子部品供給装置
は、インデックスロータ22の回転軌跡に接する方向
(この方向をX軸方向とする)と平行な方向に移動可能
に設けられた移動台と、その移動台上に、移動台の移動
方向に並べられた複数の部品供給カートリッジとを有
し、移動台が移動台移動装置によって移動させられるこ
とにより、複数の部品供給カートリッジのうちの1つが
部品供給位置へ移動させられる。
【0020】部品供給カートリッジは、電子部品を部品
保持テープに保持させ、テープ化電子部品として供給す
るものであり、エアシリンダを駆動源とするテープ送り
装置により部品保持テープが水平面内においてX軸方向
と直交するY軸方向に送られ、部品保持テープの部品収
容凹部を覆うカバーフィルムを剥がされた少なくとも1
個の電子部品のうち、先頭の電子部品が電子部品取出位
置に位置決めされる。
【0021】部品装着ステーションには、図2に示すよ
うに、装着対象材としてのプリント基板30を支持して
X軸方向およびY軸方向に移動させるプリント基板移動
装置32が設けられている。プリント基板移動装置32
のX軸テーブル34は、X軸サーボモータ36,ボール
ねじ38およびナット40等によって構成されるX軸移
動装置42により、ガイドレール44に案内されてX軸
方向に移動させられる。
【0022】X軸テーブル34上には、Y軸テーブル4
8がY軸方向に移動可能に搭載され、Y軸サーボモータ
50,ボールねじ52等により構成されるY軸移動装置
54により、図示しないガイドレールに案内されてY軸
方向に移動させられる。Y軸テーブル48上には、図示
は省略するが、プリント基板30を吸着し、支持すると
ともに基板コンベアから持ち上げる基板支持昇降装置が
設けられている。基板コンベアはプリント基板をX軸方
向に搬送するものとされ、基板支持昇降装置により支持
されたプリント基板30は、X軸テーブル34とY軸テ
ーブル48との移動の組合わせにより水平面内において
任意の位置に移動させられる。
【0023】プリント基板移動装置32は、電子部品供
給装置より低い位置に設けられている。基板支持昇降装
置が基板支持面においてプリント基板30を支持した状
態で部品供給カートリッジの下側にもぐり込むことがで
きる高さに設けられているのである。そのため、プリン
ト基板移動装置32を水平方向において電子部品装着装
置とオーバラップさせて設けることができ、電子部品装
着装置をコンパクトに構成することができる。
【0024】20組の部品装着ユニット24はそれぞ
れ、図1に示すように、支持部材60によってインデッ
クスロータ22に取り付けられている。支持部材60は
長い板状の被案内部62を有し、インデックスロータ2
2の外周面に上下方向に距離を隔てて設けられた一対の
案内部材64に図示しない軸受を介して嵌合され、イン
デックスロータ22に対する水平方向(インデックスロ
ータ22の回転中心線に直角な平面内)の相対移動を防
止された状態で昇降可能に支持されている。
【0025】被案内部62の一対の案内部材64に嵌合
された部分の間の部分には、カムフォロワとしての一対
のローラ66が取り付けられている。これらローラ66
の軸が被案内部62に固定のローラ支持板68に嵌合さ
れるとともに、軸のローラ支持板68および支持部材6
0を貫通させられた端部にナット70が螺合され、ロー
ラ66は被案内部62に、インデックスロータ22の回
転軸線と直交する軸線まわりに回転可能にかつ上下方向
に並んで取り付けられている。
【0026】インデックスロータ22の周壁には上下方
向に延びる長穴72が設けられ、ローラ支持板68は長
穴72内に上下方向に相対移動可能に配設され、ローラ
66は前記円筒カム10の外周面に形成されたカム溝7
6に回転可能に嵌合されている。カム溝76は高さが周
方向において漸変させられたものであり、インデックス
ロータ22が回転させられ、部品装着ユニット24が移
動させられるとき、ローラ66がカム溝76内を移動す
ることにより部品装着ユニット24が昇降させられる。
カム溝76は、部品装着ユニット24が部品供給ステー
ションにおいて上昇端に位置し、部品装着ステーション
において下降端に位置するように形成されている。
【0027】20組の部品装着ユニット24はそれぞ
れ、部品装着ヘッド80と、部品装着ヘッド80を昇降
させ、垂直軸線まわりに回転させるZ軸・θ軸駆動モー
タ84とを有する。Z軸・θ軸モータ84は、図6に示
す構成を有する。共にACサーボモータ(ブラシレスD
Cサーボモータ)である上部のZ軸サーボモータ86と
下部のθ軸サーボモータ88とが一体化された構成を有
しているのであり、ハウジング92は、図1および図4
に示すように、支持部材60に突設された一対の腕部9
1のうち、上側の腕部91上に固定されている。
【0028】まず、Z軸サーボモータ86について説明
する。図6に示すように、ハウジング92の上部にナッ
ト94が軸受96,98を介して垂直軸線まわりに回転
可能に支持されるとともに、ボールねじ100が螺合さ
れている。ボールねじ100の下端部には、有底円筒状
の軸受保持部102が一体的に設けられている。軸受保
持部102の外周面にはスプライン104が形成され、
これがハウジング92に形成されたスプライン穴106
に嵌合されることによりボールねじ100の回転が阻止
されている。軸受保持部102については後に述べる。
ナット94の外周部には永久磁石108が固定されてA
Cサーボモータのロータ109が構成されている。永久
磁石108は、周方向においてN極とS極とが交互に並
べられて円筒状を成す。
【0029】ハウジング92内には、ステータコア11
0が配設されている。ステータコア110は、積層コア
112に複数のコイル114が収められたものであり、
本実施例においては三相駆動されるように構成されてい
る。これらコイル114には導電線116により図示し
ないサーボドライバが接続されており、サーボドライバ
によるコイル114への電流制御によってロータ109
およびナット94の回転位置が制御され、ボールねじ1
00の軸方向位置が制御される。
【0030】ナット94とハウジング92との間にはZ
軸検出器118が設けられており、ナット94の位置を
検出する。この検出結果がZ軸サーボモータ86の動作
情報として後述のアクチュエータ制御回路312(図8
参照)に供給され、アクチュエータ制御回路312がこ
の動作情報と、後述のマシンコントローラ310からの
指令情報とに基づいて上記コイル114への供給電流を
制御することにより、ナット94の回転を制御する。こ
の制御については後述するが、ナット94は正,逆両方
向に所定の速度で所定の角度だけ回転させられる。
【0031】次にθ軸サーボモータ88について説明す
る。ハウジング92の下部には、ボールスプライン部材
120が軸受122,124に支持されてボールねじ1
00と同心に回転可能に収容されている。ボールスプラ
イン部材120にはスプライン軸126が嵌合されてお
り、ボールスプライン部材120の回転がスプライン軸
126に伝達される。
【0032】ボールスプライン部材120の外周面には
前記永久磁石108と同様の永久磁石128が固定され
てロータ129が構成されている。ハウジング92に
は、前記ステータコア110と同様に積層コア130に
コイル132が収められたステータコア134が設けら
れており、三相駆動される。コイル132には導電線1
35によって図示しないサーボドライバが接続されてお
り、コイル132への電流も、マシンコントローラ31
0からの指令情報とθ軸検出器136からの動作情報と
に基づいてアクチュエータ制御回路312により制御さ
れ、ボールスプライン部材120の回転位置が制御され
ることにより、スプライン軸126の回転位置が制御さ
れる。
【0033】スプライン軸126の上部には半径方向外
向きのフランジ部138が設けられ、前記軸受保持部1
02に嵌合されている。フランジ部138の上側と下側
とにはそれぞれ軸受140,142が配設されるととも
に、軸受保持部102の開口部に蓋体144が螺合され
ることによって、フランジ部138が軸受140,14
2を介して軸受保持部102に連結されており、ボール
ねじ100とスプライン軸126とは、相対回転可能か
つ軸方向には相対移動不能に連結されている。軸受保持
部102,フランジ部138,軸受140,142,蓋
体144が連結装置146を構成しているのである。そ
のため、Z軸サーボモータ84の作動によりボールねじ
100とスプライン軸126とが一体的に昇降させら
れ、θ軸サーボモータ86の作動によりスプライン軸1
26がボールねじ100に対して回転させられる。コイ
ル114,132に別々に通電されれば、昇降と回転と
が別々に生じさせられ、同時に通電されれば、昇降,回
転が同時に生じさせられる。なお、スプライン軸126
は部品装着ヘッド80の昇降時にボールスプライン部材
120から外れない長さを有するものとされている。
【0034】ボールねじ100およびスプライン軸12
6の中心にはそれぞれ、通路160,162が軸方向に
貫通して形成されている。通路160の下側開口には継
手管164の上端部がシール部材166によりシールさ
れて相対回転可能に嵌合され、下端部は通路162の上
側開口に圧入されている。
【0035】通路160は、継手部材168,ホース1
70によって回転継手172に接続されている。前記円
筒カム10には、図1に示すように、円筒カム10の上
側開口を閉塞する上板174と、下側開口を閉塞する下
板176とを貫通して軸178が設けられている。この
軸178内には負圧供給通路179(図11参照)が形
成され、上端部に設けられた継手部材180,ホース1
82を介して図示しない負圧源に接続されている。回転
継手172は軸178の下端部に相対回転可能に取り付
けられ、インデックスロータ22の回転により軸178
に対する回転位相が変わっても、常時負圧供給通路に連
通した状態に保たれる。
【0036】ホース170は、回転継手172内に形成
された20個のエア引出口184(図11参照)のうち
の1つと通路160とを接続し、ホース170の途中に
は、電磁方向切換弁186が設けられており、この電磁
方向切換弁186の切換えにより、通路160,162
は負圧源と大気とに択一的に連通させられる。電磁方向
切換弁186は、便宜上インデックスロータ22から離
れて図示されているが、実際にはインデックスロータ2
2に固定されている。
【0037】スプライン軸126の下端部には、部品装
着ヘッド80が取り付けられる取付部材190が着脱可
能に固定されている。取付部材190内には、図4およ
び図5に示すように通路194が軸線上を貫通して形成
されており、取付部材190は、通路194の上端部が
スプライン軸126の下端面に突設された嵌合部196
に嵌合された状態で結合部材198によってスプライン
軸126に一体的に結合されている。
【0038】結合部材198はCの字形を成す嵌合部2
00と、嵌合部200の一対の端部からそれぞれ突出さ
せられた腕部202とを有し、嵌合部200においてス
フライン軸126と取付部材190とにわたって嵌合さ
れるとともに、一対の腕部202がねじ204により結
合され、スプライン軸126と取付部材190とを一体
的に結合している。
【0039】取付部材190は、図1および図4に示す
ように、前記支持部材60に設けられた一対の腕部91
のうち、下側の腕部91に軸受208を介して昇降可能
かつ回転可能に嵌合されている。取付部材190の腕部
91から突出した下端部にはコの字形の支持部材210
が固定され、これに部品装着ヘッド80が取り付けられ
ており、Z軸・θ軸駆動モータ84により昇降,回転さ
せられる。
【0040】部品装着ヘッド80は、図4に示すよう
に、ノズル保持体218と、ノズル保持体218により
保持された6個の部品吸着ノズル220とを有する。ノ
ズル保持体218の一方の端面には軸部222が形成さ
れ、支持部材210のコの字の一方の側壁223に水平
軸線まわりに回転可能に嵌合されている。また、ノズル
保持体218の他方の端面に開口し、軸部222と同心
に形成された有底孔224には軸226が相対回転可能
に嵌合されている。この軸226は支持部材210の他
方の側壁223に固定されており、ノズル保持体218
は軸部222と軸226により水平軸線まわりに回転可
能に支持されている。
【0041】ノズル保持体218内には、6個のノズル
嵌合穴230がノズル保持体218の回転軸線を中心と
して放射状に、かつ、等角度間隔に形成され、それぞれ
部品吸着ノズル220が嵌合されている。部品吸着ノズ
ル220は、吸着管保持体232と、吸着管保持体23
2に嵌合された吸着管234とを有するとともに、吸着
管保持体232には発光板236が設けられている。
【0042】発光板236は、部品保持姿勢検出ステー
ションに設けられた撮像装置の紫外線照射装置からの紫
外線を吸収して可視光線を発射するものである。これら
吸着管234および発光板236は、吸着する電子部品
238の寸法に応じた大きさとされ、図7に示すよう
に、ノズル保持体218に保持される6個の部品吸着ノ
ズル220はそれぞれ、大きさの異なる電子部品238
を吸着するものであって、吸着管234の直径が6段階
に異ならされており、発光板236の大きさは2段階に
異ならされている。
【0043】部品吸着ノズル220は、吸着管保持体2
32においてノズル嵌合穴230に嵌合されるととも
に、ノズル嵌合穴230内に配設されたスプリング24
0によりノズル嵌合穴230から突出する向きに付勢さ
れている。吸着管保持体232にはピン242が直径方
向に嵌合されており、このピン242がノズル保持体2
18に形成されたピン係合溝244に係合させられるこ
とにより、部品吸着ノズル230のノズル保持体218
からの脱落が防止されるとともに回転が阻止されてい
る。
【0044】ピン係合溝244は、詳細な図示は省略す
るが、ノズル保持体218の先端面と側面とに開口する
とともにノズル嵌合穴230に連通し、概してJの字形
を成し、吸着管保持体232をノズル嵌合穴230に嵌
合するとき、ピン242がピン係合溝244に嵌合し、
吸着管保持体232を嵌合後、回転させた後、吸着管保
持体232に加えていた力を解除すれば、吸着管保持体
232がスプリング240により付勢されるとともに、
ピン242がピン係合溝244の端面に係合し、部品吸
着ノズル220はノズル保持体218に抜出し不能かつ
回転不能に保持される。
【0045】部品吸着ノズル220は負圧によって電子
部品238を吸着するものであり、負圧は次の経路で供
給される。前記ノズル保持体218を回転可能に支持す
る軸226には、端面に開口し、軸部222に対応する
位置まで延びる軸方向通路250が形成されるととも
に、軸方向通路250から直角にかつ下向きに延び出す
半径方向通路252が形成されている。軸方向通路25
0は、ノズル保持体218の軸部222に形成された複
数の半径方向通路254,支持部材210に形成された
円環状通路256および通路258により、前記取付部
材190内に形成された通路194に連通させられてお
り、前記電磁方向切換弁186の切換えにより、負圧源
と大気とに択一的に連通させられる。
【0046】ノズル保持体218は、支持部材210に
取り付けられたノズル選択サーボモータ260により回
転させられる。ノズル選択サーボモータ260はZ軸・
θ軸駆動モータ84と同様にブラシレスサーボモータで
あり、支持部材210にノズル保持体218の回転軸線
と同心に取り付けられるとともに、出力軸262がノズ
ル保持体218の軸部222にスプライン嵌合されてい
る。ノズル保持体218はノズル選択サーボモータ26
0により回転させられ、6個の部品吸着ノズル200が
択一的に部品吸着位置、すなわち吸着管234の開口が
真下を向く位置へ移動させられる。部品吸着位置へ移動
させられた部品吸着ノズル220のノズル嵌合穴230
は、前記軸226に形成された半径方向通路252に連
通させられ、負圧の供給により電子部品238を吸着す
ることができる。
【0047】支持部材210は、前述のようにZ軸・θ
軸駆動モータ84により回転させられるが、この回転角
度の最大値はほぼ180度であるため、ノズル選択サー
ボモータ260への駆動電流は図示しない導電線により
供給される。この導電線への駆動電流はインデックスロ
ータ22に搭載された後述のノズル選択サーボモータ制
御装置302により制御される。
【0048】ノズル保持体218の回転位置は、ノズル
保持体218に形成された6個のノッチ270と、支持
部材210に設けられた位置決め具272とにより決め
られる。ノッチ270は、ノズル保持体218の端面に
ノズル保持体218の回転中心線から放射状に延びる状
態で形成されたV溝である。位置決め具272の本体2
74は、中心に有底穴を備えた雄ねじ部材であり、支持
部材210の側壁223に螺合されるとともにロックナ
ット276により固定されており、軸方向の位置が調節
可能である。雄ねじ部材の有底穴は、ノズル保持体21
8に対向する側の端面に開口しており、その開口端部に
ボール278が、一部が外部に露出するとともに雄ねじ
部材からの離脱は防止された状態で配設されており、雄
ねじ部材内の圧縮コイルスプリングにより突出方向に付
勢されている。このボール278がノッチ270に嵌入
することによりノズル保持体218が位置決めされるの
であるが、ノッチ270および位置決め具272は、6
個の部品吸着ノズル220のうちの1つが部品吸着位置
に位置決めされた状態でボール278がノッチ270に
嵌入する位置に設けられている。
【0049】ノズル選択サーボモータ260の回転は、
ノズル選択検出器280により検出される。このノズル
選択検出器280も前記Z軸検出器118,θ軸検出器
136と同様のものであり、これからの動作情報とマシ
ンコントローラ310からの指令情報とに基づいてアク
チュエータ制御回路312によりノズル選択サーボモー
タ260の回転が制御されることにより、任意の部品吸
着ノズル220が部品吸着位置に位置決めされる。
【0050】前記ノズル保持体218の軸部222が突
設された側とは反対側の側面にはプレート290が固定
されている。プレート290は、支持部材210の側壁
223に接触してノズル保持体218の回転中心線に平
行な方向の移動を防止するとともに、前記軸226のノ
ズル保持体218と側壁223との間の部分が相対回転
可能に嵌合されている。プレート290のノズル保持体
218に固定された側とは反対側の端面には、図示は省
略するが、3個ずつの反射面が6組、等角度間隔に設け
られている。これら反射面はそれぞれ白あるいは黒とさ
れているのであるが、その組合わせは各組毎に変えられ
ている。これら6組の反射面はそれそれ、ノズル保持体
218の回転方向に関して6個の部品吸着ノズル220
に対応する位置に設けられている。
【0051】部品吸着ノズル検出ステーションおよび部
品吸着ノズル確認ステーションにはそれぞれ、図示しな
い部品吸着ノズル検出装置が設けられている。部品吸着
ノズル検出装置は、発光ファイバおよび受光ファイバを
それぞれ有する3個の光ファイバセンサを備えている。
これら光ファイバセンサはほぼ水平方向に1列に並べら
れており、部品吸着ノズル検出ステーションあるいは部
品吸着ノズル確認ステーションに移動させられた部品装
着ヘッド80の反射面にそれぞれ光を照射し、反射光の
強弱の組合わせにより、部品吸着位置に位置決めされた
部品吸着ノズル220の種類を表す3ビットの部品吸着
ノズルデータを発生させる。
【0052】インデックスロータ22上には、20組の
部品装着ユニット24のそれぞれについて、図8に概念
的に示すように、Z軸サーボモータ86,θ軸サーボモ
ータ88,ノズル選択サーボモータ260および電磁方
向切換弁186をそれぞれ制御するZ軸サーボモータ制
御装置300,θ軸サーボモータ制御装置301,ノズ
ル選択サーボモータ制御装置302および切換弁制御装
置304が設けられている。これら4種類の制御装置3
00,301,302,304はそれぞれ、制御に必要
な情報を受信し、発信する通信部Sと、前記フレームに
固定的に設けられた電源306(図9参照)から供給さ
れる電気エネルギを、通信部Sに伝達される制御情報に
基づいて制御し、Z軸サーボモータ86,θ軸サーボモ
ータ88,ノズル選択サーボモータ260,電磁方向切
換弁186を制御する制御駆動部Cとを有する。
【0053】なお、20組の部品装着ユニット24の各
々について、制御装置300,301,302,304
の通信部Sおよび制御駆動部Cを区別するために、Z軸
サーボモータ制御装置300の通信部SはZS1 〜ZS
20,制御駆動部CはZC1 〜ZC20、θ軸サーボモータ
制御装置301の通信部SはθS1 〜θS20,制御駆動
部CはθC1 〜θC20、ノズル選択サーボモータ制御装
置302の通信部SはNS1 〜NS20,制御駆動部はN
1 〜NC20、切換弁制御装置304の通信部SはVS
1 〜VS20,制御駆動部はVC1 〜VC20と表すことと
する。また、図8においてZはZ軸サーボモータ86を
表し、θはθ軸サーボモータ88を表し、Nはノズル選
択サーボモータ260を表し、Vは電磁方向切換弁18
6を表し、D118 ,D136 ,D280 はそれぞれZ軸検出
器118,θ軸検出器136,ノズル選択検出器280
を表す。
【0054】フレームには、電子部品供給装置,電子部
品装着装置およびプリント基板移動装置32等、電子部
品238のプリント基板30への装着に関するすべての
装置を制御するマシンコントローラ310が設けられて
いる。マシンコントローラ310はコンピュータを主体
とするものであり、図示を省略する各制御回路を介して
電子部品供給装置,電子部品装着装置およびプリント基
板移動装置32の各アクチュエータを制御するが、それ
ら制御回路のうち前記インデックスロータ22に搭載さ
れているアクチュエータを制御する部分のみを取り出し
たのがアクチュエータ制御回路312である。マシンコ
ントローラ310はアクチュエータ制御回路312に、
20組の部品装着ユニット24の各Z軸・θ軸駆動モー
タ84,ノズル選択サーボモータ260,電磁方向切換
弁186を制御するための指令情報を与え、この指令情
報は、通信制御部314の双方向シリアル高速通信部3
26から無接触情報伝達装置316により通信部ZS1
〜ZS20,通信部θS1 〜θS20,通信部NS1 〜NS
20,通信部VS1 〜VS20へ伝達される。
【0055】図9に、Z軸サーボモータ86の制御回路
を示す。ただし、図9においては、煩雑さを避けるため
に、通信制御部314とZ軸サーボモータ制御装置30
0の通信部ZSは省略する。また、θ軸サーボモータ8
6およびノズル選択サーボモータ260の制御回路につ
いては同様であるため、図示および説明を省略する。ア
クチュエータ制御回路312は、位置増幅器320,速
度増幅器322および微分器324を有する。位置増幅
器320には、マシンコントローラ310からの指令情
報であるデジタルデータがアナログ化された指令信号
と、前記Z軸検出器118からの動作情報である動作信
号とが入力される。速度増幅器322には、位置増幅器
320の出力信号および微分器324がZ軸検出器11
8の出力信号を微分することにより得られる制御信号が
入力される。位置増幅器320および速度増幅器322
は、上記指令信号と、フィードバックされた動作信号お
よび制御信号が示す値からトルク指令信号を作る。この
トルク指令信号は、後述する固定側通信用コイル344
および回転側通信用コイル358(図11参照)を含む
無接触情報伝達装置316を経て、インデックスロータ
22上のZ軸サーボモータ制御装置300に供給され
る。
【0056】一方、Z軸サーボモータ86の駆動電流は
(実際は、θ軸サーボモータ88,電磁方向切換弁18
6およびノズル選択サーボモータ260の駆動電流も共
に)、前記電源306から高周波誘導パワー発生制御器
328および無接触給電装置330を経て、インデック
スロータ22上の電圧制御器331に供給される。無接
触給電装置330は、図1に示すように、前記円筒カム
10に取り付けられた給電器332と、インデックスロ
ータ22に取り付けられた受電器334とを有する。円
筒カム10の下側開口部に固定された前記下板176に
は、図11に示すように、円筒カム10の中心線を中心
とする開口335が形成されるとともに、下板176の
下面には、円筒カム10と同心に円形断面の保持筒33
6が固定されている。保持筒336の上側開口は、開口
335内に配設された蓋板338により閉塞され、下側
開口部には円環状の支持板339が固定されている。こ
れら保持筒336,蓋板338,支持板339は組み付
け後には一体的な給電器ハウジングとして機能し、図1
においてはこれらが一体物として描かれている。
【0057】保持筒336の内周面には給電側コイル3
40が取り付けられ、導電線342によって電源306
に接続されている。また、支持板339の下面には、リ
ング状の固定側通信用コイル344が円筒カム10の中
心線を中心として設けられるとともに、信号線346に
よって前記双方向シリアル高速通信部326に接続され
ている。
【0058】前記インデックスロータ22の下面に固定
され、インデックスロータ22の下側開口を閉塞する蓋
板348上には、保持体350がインデックスロータ2
2と同心に固定されている。保持体350は、大径の取
付部351と、取付部351に突設された軸部352と
を有し、取付部351において蓋板348上に固定さ
れ、軸部352は前記保持筒336により、一対の軸受
353を介してインデックスロータ22の回転中心線ま
わりに回転可能に支持されている。
【0059】軸部352には受電側コイル354が取り
付けられ、前記給電側コイル340に微小な隙間を隔て
て対向させられている。給電側コイル340から受電側
コイル354へ伝達された電気エネルギは、受電側コイ
ル354に接続された導電線356により、20組の部
品装着ユニット24の各Z軸サーボモータ86,θ軸サ
ーボモータ88,電磁方向切換弁186,ノズル選択サ
ーボモータ260に供給される。
【0060】保持体350の取付部351には、リング
状の回転側通信用コイル358がインデックステーブル
22の回転中心線を中心として取り付けられ、前記固定
側通信用コイル344に微小な隙間を隔てて対向させら
れている。この回転側通信用コイル358は、信号線3
59により、前記通信部ZS1 〜ZS20,通信部θS 1
〜θS20,通信部NS1 〜NS20,通信部VS1 〜VS
20に接続されている。前記回転継手172は蓋板350
に固定されており、前記軸178は保持体350内を貫
通させられるとともに、回転継手172に相対回転可能
に嵌合されている。
【0061】給電器332の給電側コイル340は高周
波励磁される。電源306の電圧は、図9および図10
に示すように、高周波誘導パワー発生制御器328を構
成するトランジスタスイッチ362により高周波の形と
され、給電器332の給電側コイル340と受電器33
4の受電側コイル354の巻線比に応じた矩形波(ある
いは正弦波)電圧が受電側コイル354に生ずる。この
電圧は、インデックスロータ22に設けられ、整流回路
364を構成する高周波ダイオードブリッジ366とリ
アクトルLおよび平滑キャパシタCから成るLCフィル
タによって全波整流され、インデックスロータ22上の
アクチュエータの駆動電流たる直流主電流となる。イン
デックスロータ22にはまた、上記直流主電流の一部を
安定化するレギュレータである電圧安定変換器368が
設けられている。これら整流回路364および電圧安定
変換器368が、図8に示す電圧制御器331を構成し
ている。
【0062】なお、電磁方向切換弁186は、マシンコ
ンローラ310からの励磁指令に基づいてフレーム側で
作成される励磁指令信号が無接触情報伝達装置316を
経てインデックスロータ22側へ供給され、それに応じ
てインデックスロータ22上のスイッチ(無接点スイッ
チでも有接点スイッチでも可)が閉じられることにより
励磁されるのみであるため、制御回路の構成は単純であ
る。したがって、主としてZ軸サーボモータ86,θ軸
サーボモータ88およびノズル選択サーボモータ260
の制御について詳細に説明する。
【0063】前記4種類、計80個の駆動制御部ZC,
θC,NC,VCのうち、60個のサーボモータの駆動
制御部ZC,θC,NCにはそれぞれ、図9に示すパワ
ースイッチ380,電流増幅器382および電流指令発
生器384が設けられている。図9にはそのうちのZ軸
サーボモータ86用の回路が図示されているが、電流指
令発生器384は、無接触情報伝達装置316により伝
達されるトルク指令信号と、Z軸検出器118から得ら
れるZ軸サーボモータ86の磁極位置を示す位相信号と
から電流指令信号をつくり、電流増幅器382へ出力す
る。電流増幅器382にはまた、Z軸サーボモータ86
への供給電流がフィードバックされ、電流指令信号と検
出電流信号との差による増幅を行い、三角波との比較に
よるPWM変調波形の形でパワースイッチ380へ出力
する。
【0064】パワースイッチ380は、パワートランジ
スタ,MOSFET,IGBT等により構成され、電流
増幅器382の出力信号は、パワースイッチ380のベ
ース(もしくはゲート)ドライブ用増幅器の入力信号と
なる。電流増幅器382には、前記電圧安定変換器36
8により安定制御された制御電圧が供給され、パワース
イッチ380は、前記整流回路364により供給される
直流主電流を、電流増幅器382の出力信号であるベー
スドライブ信号に応じて変調し、トルク指令信号とフィ
ードバック信号とが合致するようなPWM電圧をZ軸サ
ーボモータ86に供給する。
【0065】以上の説明においては、煩雑さを避けるた
めに、フレーム側の通信制御部314と、インデックス
ロータ22側のZ軸サーボモータ制御装置300,θ軸
サーボモータ制御装置301およびノズル選択サーボモ
ータ制御装置302の通信部ZS,θS,NSとを省略
したが、以下、これらについて説明する。
【0066】双方向シリアル高速通信部326において
は、送信すべきアナログ信号によって高周波の搬送波が
変調(振幅変調,周波数変調,位相変調等。搬送波が周
期性パルス列である場合にはパルス振幅,パルス幅,パ
ルス繰返し周波数が変化させられる)され、通信部Z
S,θS,NSにおいては復調が行われる。
【0067】また、アクチュエータ制御回路312から
の指令信号であるトルク指令信号と、インデックスロー
タ22側からのフィードバック信号とは、インデックス
ロータ22上に搭載されている3種類60個のアクチュ
エータについて別個に授受される必要があり、20個の
電磁方向切換弁186の励磁指令信号も別個に授受され
る必要があるが、無接触情報伝達装置316は共用であ
り、通信制御部314の双方向シリアル高速通信部32
6を介して行われる。そのため、フレーム側の通信制御
部314はインデックスロータ22側の80個の通信部
ZS1 〜ZS20,θS1 〜θS20,NS1 〜NS20,V
1 〜VS20(以下、80個の通信部ZS,θS,N
S,VSと略記する)のいずれに向けたものであるかを
示す宛て先信号を送信するように構成されており、80
個の通信部ZS,θS,NS,VSは宛て先信号が自己
に固有の信号である場合にのみ受信状態となり、受信が
可能であることを示す受信可能信号を通信制御部314
に返す。通信制御部314はこの受信可能信号に応じて
トルク指令信号や励磁信号を送信し、80個の通信部Z
S,θS,NS,VSのうち受信状態となっているもの
がそれら信号を受信する。
【0068】同様に、60個の通信部ZS,θS,NS
がフィードバック信号を通信制御部314に送信する場
合には、送信すべきフィードバック信号によって高周波
の搬送波が変調され、双方向シリアル高速通信部326
においては復調が行われる。フィードバック信号の送信
時には、まず呼出信号を通信制御部314に送信し、そ
れに答えて受信可能信号が通信制御部314から返され
たならば、発信元を示す発信元信号を先頭に付けて各フ
ィードバック信号を通信制御部314に送信し、通信制
御部314は各フィードバック信号を60個の通信部Z
S,θS,NSの各々について区別して受信するように
構成されている。なお、本実施例においては、20個の
電磁方向切換弁186の通信部VSからも切換終了を示
すフィードバック信号が送信されるが、これは不可欠の
ことではない。通信部VSにおいても送信すべきフィー
ドバック信号によって高周波の搬送波が変調され、双方
向シリアル高速通信部326において復調される。
【0069】さらに、電圧制御器331にも通信部S
331 が設けられている。インデックスロータ22側には
多数のアクチュエータが搭載されており、これらの相当
数が同時に作動させられる場合があるため、受電側コイ
ル354の電圧が検出され、無接触情報伝達装置316
を経て高周波誘導パワー発生制御器328にフィードバ
ックされるようになっているのである。通信部S331
おいてもフィードバック信号に基づいて高周波の搬送波
が変調され、双方向シリアル高速通信部326において
復調される。
【0070】本電子部品装着装置においては、インデッ
クスロータ22が間欠回転させられ、20組の部品装着
ユニット24の各部品装着ヘッド80が順次電子部品2
38を吸着し、プリント基板30に装着する。その際、
20個の部品装着ヘッド80の各々において部品吸着ノ
ズル220が選択されるとともに、各部品吸着ノズル2
20の高さおよび回転位置が制御されるのであり、その
ために、Z軸検出器118,θ軸検出器136およびノ
ズル選択検出器280からの位置の情報がマシンコンロ
ーラ310にも供給されるようになっている。
【0071】しかしながら、一般に、サーボモータにそ
れの回転位置を検出する位置検出器を組み付ける場合
に、両者の原点位置を精度良く一致させて組み付けるこ
とは容易ではない。そのために、Z軸検出器118,θ
軸検出器136およびノズル選択検出器280の出力値
は正確に部品吸着ノズル220の高さ(軸方向位置),
回転位置および部品装着ヘッド80の水平線回りの回転
位置を表すとは言えない。
【0072】各部品装着ヘッド80において現在どの部
品吸着ノズル220が選択されているかは前述の部品吸
着ノズル検出装置により検出されるため、ノズル選択サ
ーボモータ260は、常に現在選択されている部品吸着
ノズル220と次に選択すべき部品吸着ノズル220と
の角度間隔分ずつ回転させればよく、ノズル選択検出器
280の原点位置と部品装着ヘッド80の原点位置との
ずれは問題にならない。
【0073】それに対して、部品吸着ノズル220の絶
対高さおよび絶対回転位置を検出する装置は設けられて
いないため、これらの制御は、Z軸検出器118および
θ軸検出器136の検出結果のみに基づいて行う必要が
あり、Z軸検出器118およびθ軸検出器136の原点
位置と部品吸着ノズル220の高さの原点位置および回
転位置の原点位置とのずれが問題になる。
【0074】しかし、θ軸検出器136に関しては、あ
る程度の組付誤差は許容される。部品吸着ノズル検出装
置による現在選択されている部品吸着ノズル220の検
出等の都合で、部品装着ヘッド80を垂直軸まわりの回
転の原点位置に位置決めすること、すなわち部品吸着ノ
ズル220を回転の原点位置に位置決めすることが必要
であるが、その要求精度はそれほど高くない。また、部
品吸着ノズル220に吸着された電子部品238が撮像
装置により撮像され、中心位置のずれと共に回転位置の
ずれも修正されて装着が行われるため、部品装着精度の
観点からはθ軸検出器136と部品吸着ノズルとの回転
の原点位置のずれは問題にならないからである。
【0075】そこで、本電子部品装着装置においては、
Z軸検出器118に関してのみ組付誤差対策が施されて
いる。本電子部品装着装置の組立て完了後に、20個の
部品装着ヘッド80に部品吸着ノズル220に代わる検
査用ノズル模型を取り付け、部品吸着位置に位置決めさ
れた部品装着ヘッド80を検査用ノズル模型の吸着管2
34に相当する部分が基準面に当接して停止するまで下
降させ、その位置におけるZ軸検出器118の検出値が
部品装着ヘッド80のZ軸方向(高さ方向)の原位置と
Z軸検出器118の原点とのずれ量を表す原位置値Aと
して、マシンコントローラ310の不揮発性メモリ(R
OM,バックアップRAM,外部記憶装置等)に記憶さ
れるようになっているのである。
【0076】なお、検査用ノズル模型は部品吸着ノズル
220に似た形状を有しているが、部品装着ヘッド80
の端面に当接するフランジとそのフランジの当接状態に
おいて検査用ノズル模型を部品装着ヘッド80に固定す
る固定ねじとを備えており、部品装着ヘッド80に軸方
向に移動不能に取り付けられる。また、上記基準面は、
具体的には、移動台に取り付けられた複数の部品供給カ
ートリッジのうち、移動台の移動方向における一端に位
置する部品供給カートリッジの部品保持テープ支持面と
されている。複数の部品供給カートリッジの各部品保持
テープ支持面間の高さ誤差、および各部品吸着ノズル2
20間の長さ誤差は小さいとして無視されているのであ
る。これらの少なくとも一方の誤差が無視できない大き
さである場合には、それらを検出してマシンコントロー
ラ310のメモリ(例えばRAM)に記憶させることが
必要となる。
【0077】上記マシンコントローラ310に記憶され
た原位置値Aのデータは次のようにして使用される。た
だし、ここでは、理解を容易にするために、円筒カム1
0による部品吸着ノズル220の昇降はないものとして
説明する。以下に述べる撮像装置の焦点位置やプリント
基板支持面の位置が円筒カム10による部品吸着ノズル
220の昇降を考慮して決定されているため、円筒カム
10による部品吸着ノズル220の昇降はZ軸サーボモ
ータ86による部品吸着ノズル220の昇降制御に影響
を与えず、このように考えて差し支えないのである。例
えば、部品装着ステーションは部品吸着ステーションよ
り下方に設けられ、前記基準面と前記基板支持昇降装置
のプリント基板支持面とは高さを異にするが、この高さ
の差は、部品装着ユニット24がカム溝76に沿って昇
降させられることにより吸収される。そのため、Z軸検
出器118から見れば、プリント基板支持面と基準面と
は同じ高さに位置することとなるのである。
【0078】部品吸着時には、部品装着ヘッド80は、
吸着管234が電子部品238に接触させられた状態か
ら更に小距離下降させられる。電子部品238や部品保
持テープ等に製造誤差があっても確実に電子部品238
が吸着されるようにするためであり、この下降は、吸着
管保持体232とノズル保持体218とがスプリング2
40を圧縮して相対移動することにより許容される。し
かし、この下降距離はできる限り小さいことが望まし
い。例えば、吸着管234の電子部品への当接時の衝撃
によって電子部品が破損することを防止するために、部
品装着ヘッド80の下降速度が、吸着管234が電子部
品238に当接する前に低減されるのが普通であるが、
この低速移動距離が大きければ部品装着能率が低下して
しまうからである。
【0079】そこで本実施例においては、部品吸着時に
は、部品装着ヘッド80は、図12に概略的に吸着管2
34を示すように、Z軸検出器118の出力値が、原位
置値Aに部品保持テープの厚みTに相当する値T′と、
電子部品238の厚みCに相当する値C′とを加えた値
から、ノズル保持体218と吸着管保持体232との相
対移動距離Bに相当する値B′を引いた値(A+C′+
T′−B′)を示す位置まで下降させられるようにされ
ており、また、その下降端位置より一定小距離前から下
降速度が低減されるようにされている。そのような指令
値がマシンコントーラ310からアクチュエータ制御回
路312に供給されるのである。
【0080】部品吸着後、部品装着ヘッド80は、距離
Lだけ上昇させられる(この位置を上昇端位置と称す
る)とともにインデックスロータ22の回転により撮像
位置へ移動させられる。上昇端位置へ上昇させられるの
は、移動時に吸着管234や電子部品238が周辺部材
に衝突することを回避するためである。この観点から
は、部品装着ヘッド80が上昇端位置まで上昇してから
インデックスロータ22の回転が開始されるようにする
ことが望ましいのであるが、本実施例においては、能率
向上の観点から上昇端位置まで上昇し切らないうちにイ
ンデックスロータ22の回転が開始される。同様に能率
向上の観点から、部品吸着ノズル220が電子部品23
8を吸着するとき、インデックスロータ22が間欠回転
し切らないうちに部品装着ヘッド80が下降を開始させ
られる。
【0081】部品保持姿勢検出ステーションにおいて
は、部品装着ヘッド80が、部品吸着ノズル220に保
持されている電子部品238の下面が撮像装置のCCD
カメラの焦点と一致する高さ(例えば、距離L/2の位
置)まで下降させられる。そのためには、Z軸検出器1
18の出力値が、原位置値AにL/2および電子部品2
38の厚みCにそれぞれ相当する値(L/2)′および
C′を加えた値{A+(L/2)′+C′}を示す位置
まで、Z軸サーボモータ86が回転させられる必要があ
り、この値{A+(L/2)′+C′}がマシンコント
ローラ310から供給される。撮像後、部品装着ヘッド
80が一旦、基準面から距離L離れた位置へ上昇させら
れる。これら部品装着ヘッド80の昇降は、インデック
スロータ22の間欠回転と並行して行われる。
【0082】そして、部品装着ヘッド80は、部品装着
ステーションにおいて下降させられて電子部品238が
プリント基板30に装着される。部品装着時には、部品
装着ヘッド80が、Z軸検出器118の出力値が原位置
値Aにプリント基板30の厚さPに相当する値P′およ
び電子部品238の厚さCに相当する値C′を加えた値
からノズル保持体218と吸着管保持体232との相対
移動距離Bに相当する値B′を引いた値(A+P′+
C′−B′)となる位置へ下降させられるべきであり、
マシンコントーラ310からはこの指令値が供給され
る。装着後、部品装着ヘッド80は、基準面から距離L
離れた位置へ上昇させられる。インデックスロータ22
が間欠回転し切らないうちに部品装着ヘッド80が下降
を開始させられ、部品吸着ノズル220が上昇端位置へ
上昇し切らないうちにインデックスロータ22の回転が
開始されることは、部品吸着時と同じである。
【0083】上記各指令値は全て原位置値Aを含んでお
り、この原位置値Aは20組の部品装着ユニット24毎
に記憶されているため、全ての部品装着ユニット24の
部品吸着ノズル220の下降位置はZ軸検出器118の
組付誤差の影響を受けることなく制御されることにな
る。なお、部品装着ヘッド80は6個の部品吸着ノズル
220を有するが、これら部品吸着ノズル220の各吸
着管234の先端面はノズル保持体218の回転軸線を
中心線とする一円周上に位置させられており、部品吸着
ノズル220毎に指示値を変える必要はない。
【0084】以下、本電子部品装着装置の作動を説明す
る。電子部品の装着時には、インデックスロータ22が
間欠回転させられ、20組の部品装着ユニット24の各
部品装着ヘッド80が順次電子部品238を吸着し、プ
リント基板30に装着する。電子部品238の吸着時に
は、部品装着ヘッド80は、Z軸・θ軸駆動モータ84
により、Z軸検出器118の出力値がマシンコントロー
ラ310からの指令値と一致するまで下降させられ、部
品吸着ノズル220の吸着管234が電子部品238に
接触させられる。
【0085】吸着管234が電子部品238に接触させ
られた後、電磁方向切換弁186が切り換えられて部品
吸着ノズル220に負圧が供給され、電子部品238が
吸着される。吸着後、部品装着ヘッド80は上昇端位置
まで上昇させられ、部品立ち姿勢検出ステーションにお
いて、部品吸着ノズル220により吸着された電子部品
238が立っているか否かが検出される。
【0086】電子部品238が部品吸着ノズル220に
より吸着された状態から回転させられた状態でプリント
基板30に装着される場合には、部品装着ユニット24
が部品立ち姿勢検出ステーションから部品保持姿勢検出
ステーションへ移動するまでの間に部品装着ヘッド80
がθ軸サーボモータ88により回転させられ、電子部品
238が装着に適した姿勢とされる。
【0087】次いで、部品装着ユニット24は部品保持
姿勢検出ステーションへ移動させられ、部品吸着ノズル
220の電子部品238の保持姿勢が撮像される。部品
装着ヘッド80は、部品立ち姿勢検出ステーションから
部品保持姿勢検出ステーションへ移動するまでの間に、
Z軸検出器118がマシンコントローラ310から指示
された値を示す位置まで下降させられる。そのため、撮
像時には、電子部品238はその種類に関係なく、下面
がCCDカメラから距離L/2離れた位置に位置させら
れ、ピントがぼけることなく、撮像される。
【0088】撮像後、部品装着ステーションへ移動させ
られるまでの間に部品装着ヘッド80は一旦上昇させら
れるとともにθ軸サーボモータ88により回転させら
れ、電子部品238の回転位置誤差ΔθE ,プリント基
板30の回転位置誤差ΔθP が修正される。また、プリ
ント基板移動装置32により、プリント基板30が正規
の位置に対して中心位置誤差ΔX,ΔY分だけ修正され
た位置へ移動させられる。そして、部品装着ステーショ
ンにおいて部品装着ヘッド80は、Z軸サーボモータ8
6により、Z軸検出器118がマシンコントローラ31
0から供給された指令値(A+P′+C′−B′)を示
す位置まで下降させられ、電子部品238がプリント基
板30に装着される。
【0089】装着後、部品装着ヘッド80は上昇させら
れ、部品排出ステーションへ移動するまでの間にθ軸サ
ーボモータ88により回転させられ、原位置へ戻され
る。電子部品238の回転位置誤差ΔθE およびプリン
ト基板30の回転位置誤差Δθ P を修正するために回転
させられた角度、および電子部品238を吸着後、装着
に適した姿勢とするために部品装着ヘッド80を回転さ
せた場合には、その角度分、部品装着ヘッド80が逆向
きに回転させられて原位置へ戻されるのである。電子部
品238が部品吸着ノズル220により立った姿勢で吸
着された場合には、その電子部品238は部品排出ステ
ーションにおいて排出される。
【0090】次いで部品吸着ノズル検出ステーションに
おいて、部品吸着位置に位置決めされている部品吸着ノ
ズル220の種類が検出される。この検出結果はマシン
コントローラ310に供給され、マシンコントローラ3
10はその情報に基づいてノズル選択サーボモータ26
0の駆動に関する指令情報をアクチュエータ制御回路3
12に供給する。電子部品238の装着に使用される部
品吸着ノズル220が替わる場合には、ノズル保持体2
18の回転量を指示する情報、すなわちノズル選択検出
器280の検出値の変化量を表す指令値が供給される。
部品装着ユニット24が部品吸着確認ステーションへ移
動させられるまでの間にノズル選択サーボモータ260
によりノズル保持体218が回転させられ、次に使用さ
れる部品吸着ノズル220が部品吸着位置に位置決めさ
れる。
【0091】部品吸着ノズル確認ステーションにおいて
は、部品吸着位置に位置決めされた部品吸着ノズル22
0が検出され、その検出結果に基づいてアクチュエータ
制御回路312においては検出された部品吸着ノズル2
20の種類が電子部品238の装着に使用される部品吸
着ノズル220の種類と一致しているか否かの判定が行
われる。一致していなければ、ノズル保持体218を回
転させて電子部品238の吸着に使用される部品吸着ノ
ズル220を部品吸着位置に位置決めすべく、ノズル選
択検出器280の検出値の変化量を表す指令値が供給さ
れる。
【0092】このように本実施例においては、部品装着
ヘッド80を垂直線まわりに回転させ、移動させるZ軸
・θ軸駆動モータ84が部品装着ヘッド80の各々につ
いて設けられるとともにインデックスロータ22に搭載
され、ノズル選択サーボモータ260および電磁方向切
換弁186もインデックスロータ22に搭載されてい
る。したがって、インデックスロータ22の回転中にも
必要に応じてアクチュエータを作動させることができ、
作業能率を向上させることが容易である。しかも、無接
触で電気エネルギが供給され、情報が伝達されるため、
耐久性に優れ、寿命の長い電子部品装着装置が得られ
る。
【0093】また、本実施例においては20組の部品装
着ユニット24に対して、電気エネルギが共通の無接触
給電装置330を経て供給されるため、装置コストを低
減させることができる。そして、この場合には、80個
のアクチュエータの各々に対して制御指令情報を別個に
供給する必要があるのであるが、本実施例においては、
そのための無接触情報伝達装置316もすべてのアクチ
ュエータに共通とされているため、一層装置コストの低
減を図ることができる。例えば、複数組の部品装着ユニ
ットの各々について電気エネルギを別々の電力線により
供給するようにすれば、装置本体側において電力線に供
給する電気エネルギを制御することにより、複数組の部
品装着ユニットの各電動アクチュエータを作動させるこ
とができるが、電力線が部品装着ユニットの数だけ必要
であり、部品装着ユニットの数が多いほど、装置の構成
が複雑になる。また、複数組の部品装着ユニットの各々
について電気エネルギは共通に供給し、動作情報を各ア
クチュエータに専用の情報伝達線で供給すれば、電力線
の本数は低減できるのであるが、情報伝達線および無接
触情報伝達装置316がアクチュエータの数だけ必要で
あるのに対し、本実施例においては、それらも共用とさ
れているのである。
【0094】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、インデックスロータ22が移動体の一種で
ある回転体を構成し、被駆動ギヤ12,インデックス用
サーボモータ16,駆動ギヤ18が移動体移動装置を構
成し、ヘッド回転用電動モータの一種であるθ軸サーボ
モータ88が部品装着ヘッド回転駆動装置を構成し、ヘ
ッド移動用電動モータの一種であるZ軸サーボモータ8
6が部品装着ヘッド進退装置を構成し、電磁方向切換弁
186が負圧供給制御装置を構成し、ノズル選択用サー
ボモータ260が部品吸着ノズル選択装置を構成し、制
御駆動部ZC,θC,NC,VCがアクチュエータ制御
装置を構成している。また、ボールねじ100が雄ねじ
部材を構成し、永久磁石102,130が回転子を構成
し、スプライン部材120が回転体を構成し、スプライ
ン軸126が回転軸を構成している。
【0095】インデックスロータ22上のZ軸サーボモ
ータ86,θ軸サーボモータ88およびノズル選択用サ
ーボモータ260の制御回路の別の実施例として、図1
3にZ軸サーボモータ86の制御回路を代表的に示す。
この制御回路においては、フレーム側から無接触情報伝
達装置316を経てインデックスロータ22側へ供給さ
れるのは、Z軸サーボモータ86の目標回転位置を示す
目標位置信号と定常回転速度を示す回転速度信号とであ
り、インデックスロータ22側から無接触情報伝達装置
316を経てフレーム側へ供給されるのは、Z軸サーボ
モータ86の目標回転位置(厳密には許容誤差範囲内の
位置)への回転が終了したことを示す作動終了情報や、
Z軸サーボモータ86の作動異常等を示す異常情報であ
る。
【0096】インデックスロータ22上には、コンピュ
ータ400とD/A変換器402とを備えたインテリジ
ェント制御部404が設けられている。コンピュータ4
00は、無接触情報伝達装置316を経て供給される目
標位置指令値と回転速度指令値とに基づいてZ軸サーボ
モータ86の起動時の加速,定常回転および制動時の減
速を含む速度制御パターンを決定する。コンピュータ4
00にはまたZ軸検出器としてのパルスジェネレータの
一種である電子式多回転アブソリュートエンコーダ40
6からのデジタル値が供給され、コンピュータ400は
上記決定した速度制御パターンとZ軸サーボモータ86
の回転位置を表すデジタル値とに基づいて時々刻々のト
ルク指令値を決定する。
【0097】上記電子式多回転アブソリュートエンコー
ダ406は、インクリメンタルエンコーダ408とパル
スカウンタ410とを備えている。インクリメンタルエ
ンコーダ408はZ軸サーボモータ86の回転につれて
90度位相を異にするパルス信号を発するとともに、原
点位置において1個の原点信号を発するものであり、パ
ルスカウンタ410はこれらパルス信号と原点信号との
数をそれぞれカウントする。インクリメンタルエンコー
ダ408が正方向に回転する際にはカウント値を増大さ
せ、逆方向に回転する際には減少させるのである。電子
式多回転アブソリュートエンコーダ406はバッテリを
電源としており、本電子部品装着装置の主電源が断たれ
た状態でも作動状態にあり、パルスカウンタ410の出
力値は常にZ軸サーボモータ86の絶対回転位置を表し
ている。
【0098】前記コンピュータ400からのトルク指令
値はD/A変換器402によりアナログ信号であるトル
ク指令信号に変換され、電流指令発生器384に供給さ
れる。この電流指令発生器384には、インクリメンタ
ルエンコーダ408からのパルス信号の周波数を電圧に
変換するF/V変換器412が接続されており、このZ
軸サーボモータ86の回転速度に対応する電圧と上記ト
ルク指令信号とに基づいて電流指令信号が発生させられ
る。これ以降の制御は前記実施例と同様であるため、説
明を省略する。
【0099】前記実施例においては、マシンコントロー
ラ310が各サーボモータの速度制御パターンを決定す
る機能を有しており、その速度制御パターンに従って微
小時間毎に変わる目標回転位置に対応する指令信号が位
置増幅器320に供給されるようになっていたのに対
し、本実施例においては、速度制御パターンを決定する
機能がインテリジェント制御部404のコンピュータ4
00に与えられているのである。そのために、フレーム
側から無接触情報伝達装置316を経て供給される情報
は、Z軸サーボモータ86の最終的な目標回転位置とそ
こに到る際の定常回転速度の情報のみでよく、インデッ
クスロータ22側から供給される情報は作動終了情報や
異常情報のみでよいため、情報伝達回数が少なくて済
み、マシンコントローラ310が情報伝達以外の処理を
行い得る時間が増大する利点がある。なお、本実施例の
電子部品装着装置の組立完了後に行われる電子式多回転
アブソリュートエンコーダ406のZ軸サーボモータ8
6への組付誤差の検出時には、電子式多回転アブソリュ
ートエンコーダ406からの原位置値Aが無接触情報伝
達装置316を経てフレーム側のマシンコントローラ3
10へ供給される。
【0100】本実施例における通信制御部314と各通
信部ZS,θS,NS,VSとの間の通信は次のように
して行われる。マシンコントローラ310においては情
報伝達処理が一定時間間隔でその時間間隔より十分短い
時間(通信許容時間と称する)の間に行われる。したが
って、通信制御部314と各通信部ZS,θS,NS,
VSとの間の情報伝達のための通信も上記通信許容時間
内に行われる。通信許容時間内に送信すべき情報がある
場合には、まず通信制御部314からの情報供給が行わ
れ、次に各通信部ZS,θS,NS,VSからの作動終
了情報や異常情報の供給が行われる。本実施例において
は、厳密には半双方向通信が行われるのである。
【0101】通信制御部314からの情報供給時には、
まず、マシンコントーラ310から供給された情報の先
頭に付されているアドレスコードに基づいて宛て先を表
す信号が送信され、80個の通信部ZS,θS,NS,
VSのうちのその宛て先に対応するものが受信状態とな
り、受信可能信号を通信制御部314に返す。これに応
じて、通信制御部314からサーボモータの目標回転位
置とそこに到る際の定常回転速度の情報が供給されるの
であるが、この情報にはエラーチェックのための情報も
付加されている。すなわち、マシンコントローラ310
が、目標回転位置と定常回転速度のデータにエラーチェ
ックのためのコード(例えば、データブロック内のデー
タを特定の2進多項式で処理した結果であるサイクリッ
クコード)を付加して通信制御部314へ供給するよう
にされており、リダンダシチェック(例えば、サイクリ
ックリダンダシチェックCRC)が行われるようにされ
ているのである。したがって、各通信部ZS,θS,N
S,VSは通信制御部314からのモータ制御情報を受
信した後にリダンダシチェックを行い、情報が適正に受
信されたか否かを表す情報を通信制御部314へ返す。
【0102】また、各通信部ZS,θS,NS,VSの
うち、前回の通信許容時間の経過後に作動を終了し、あ
るいは作動異常を生じたサーボモータに対応するもの
は、通信制御部314からの通信が終了した後に通信制
御部314を呼び出す信号を送信し、それに応じて通信
制御部314から受信可能を表す信号が返された後に発
進元を表す信号と共に作動終了情報や異常情報を送信す
る。
【0103】通信制御部314と各通信部ZS,θS,
NS,VSとの間の通信はすべてアスキーコード等のコ
ード信号で無接触情報伝達装置316を経て行われる。
パラレルのコード信号がパラレル/シリアル変換器によ
りシリアルのコード信号に変換され、そのシリアル化さ
れたコード信号が振幅変調あるいは周波数変調されて無
接触情報伝達装置316により無線伝達され、後に復調
されるとともにシリアル/パラレル変換されて再びパラ
レルのコード信号に戻されるのである。
【0104】本実施例においては、通信制御部314か
らはサーボモータの最終的な目標回転位置とそこに到る
際の定常回転速度の情報が供給され、それに基づいてイ
ンデックスロータ22上のインテリジェント制御部40
4が速度制御パターンを決定し、そのパターンに従って
サーボモータを制御するようにされていたが、制御パタ
ーンの決定がフレーム側で行われ、それに基づく微小時
間毎のサーボモータの目標位置指令値が通信制御部31
4から供給されるようにしてもよい。この場合には、イ
ンデックスロータ22上にインテリジェント制御部40
4に代えて、微小時間毎に段階的に変化する目標回転位
置を平滑化した平滑化目標回転位置を表す信号を作成す
る平滑器を設けることが望ましいが、単にインテリジェ
ント制御部404を省略することも可能である。また、
インデックスロータ22側からフレーム側へ電子式多回
転アブソリュートエンコーダ406の出力値が無接触情
報伝達装置316を経て供給されるようにすることが必
要である。
【0105】また、上記実施例においては、各通信部Z
S,θS,NS,VSから通信制御部314に供給すべ
き情報がある場合には、各通信部ZS,θS,NS,V
Sが通信制御部314を呼び出すようにされていたが、
通信制御部314から通信部ZS,θS,NS,VSの
いずれかに情報が供給される毎に、その情報伝達に続い
てその情報を受けた通信部ZS,θS,NS,VSから
通信制御部314への情報、すなわち、先に指令された
目標回転位置への移動終了やそこへの回転中に発生した
異常を知らせる情報が供給されるようにすることも可能
である。このようにすれば、各通信部ZS,θS,N
S,VSに通信制御部314を呼び出す機能を与える必
要がなくなり、通信システムを簡略化し得る利点がある
が、先の実施例におけるように、通信制御部314から
サーボモータの最終的な目標回転位置と定常回転速度と
の情報が供給される場合のように、通信制御部314か
らの情報供給頻度が低い場合には通信部ZS,θS,N
S,VSから通信制御部314への情報供給が遅れ、各
マシンコントローラ310による各アクチュエータの作
動状況の把握が遅れるため、上記のように、微小時間毎
のサーボモータの目標回転位置指令値が通信制御部31
4から供給される場合のように、通信制御部314から
の情報供給が頻繁に行われる場合に適している。
【0106】なお、上記各実施例の無接触情報伝達装置
316を光通信による無接触情報伝達装置に変えること
ができる。また、上記各実施例においては、部品装着ヘ
ッド80はカムにより昇降させられ、部品供給カートリ
ッジの電子部品供給位置の高さとプリント基板を支持す
る基板支持面の高さと撮像装置の高さとの差が吸収され
るようになっていたが、カムに代えてZ軸・θ軸駆動モ
ータ84により昇降させ、上記高さの差を吸収させても
よい。また、Z軸サーボモータとθ軸サーボモータとは
別体に構成してもよい。
【0107】さらに、上記各実施例において部品装着ヘ
ッド80に設けられた6個の部品吸着ノズル220の先
端位置は、ノズル保持体218の回転軸線を中心とする
一円周上に位置させられていたが、これは不可欠ではな
く、異なる円周上に位置するように部品吸着ノズルをノ
ズル保持体に保持させてもよい。必要であれば、電子部
品の吸着に使用される部品吸着ノズルが替わる毎に、部
品装着ヘッドの下降端位置を指示する指令値を修正す
る。
【0108】また、電子部品を吸着時の姿勢から90度
より大きな角度回転させて装着する場合、部品吸着後、
保持姿勢の撮像までの間にまず90度回転させ、撮像
後、装着までの間に、部品装着ヘッドを回転位置誤差を
修正すべく回転させるのと併せて、残りの角度回転させ
てもよい。また、上記各実施例において移動体は一軸線
まわりに回転させられる回転体とされていたが、直線移
動するものとしてもよい。
【0109】さらに、上記各実施例において部品装着ヘ
ッドは20組設けられていたが、電動アクチュエータを
2つ以上有する部品装着ヘッドが1個のみ設けられた電
子部品装着装置にも本発明を適用することができる。ま
た、本発明は、部品装着ヘッド以外の装置を移動させる
とともに回転させる電動モータに適用することができ
る。その他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業
者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本
発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子部品装着装置を概
略的に示す正面断面図である。
【図2】上記電子部品装着装置をプリント基板移動装置
と共に示す斜視図である。
【図3】上記電子部品装着装置の部品装着ユニットが停
止するステーションを概略的に示す図である。
【図4】上記電子部品装着装置の部品装着ユニットを構
成する部品装着ヘッドを示す正面断面図である。
【図5】上記部品装着ヘッドとZ軸・θ軸駆動モータと
の連結部分を示す正面図(一部断面)である。
【図6】上記Z軸・θ軸駆動モータを示す正面断面図で
ある。
【図7】上記電子部品装着装置の隣接する2個の部品装
着ユニットの部品装着ヘッドを示す正面図である。
【図8】上記電子部品装着装置における部品装着ヘッド
への電気エネルギ,情報伝達およびアクチュエータの制
御の構成を示す図である。
【図9】上記電子部品装着装置におけるサーボモータの
制御回路図である。
【図10】図9に示す高周波誘導パワー発生制御器を整
流回路と共に示す図である。
【図11】図1に示す無接触給電装置および無接触情報
伝達装置を拡大して示す正面断面図である。
【図12】上記電子部品装着装置における部品装着ヘッ
ドの昇降を説明する図である。
【図13】本発明の別の実施例である電子部品装着装置
におけるサーボモータの制御回路図である。
【符号の説明】
12 被駆動ギヤ 16 インデックス用サーボモータ 18 駆動ギヤ 22 インデックスロータ 24 部品装着ユニット 80 部品装着ヘッド 84 Z軸・θ軸駆動モータ 100 ボールねじ 108 永久磁石 110 ステータコア 120 ボールスプライン部材 126 スプライン軸 128 永久磁石 134 ステータコア 146 連結装置 186 電磁方向切換弁 220 部品吸着ノズル 238 電子部品 260 ノズル選択サーボモータ 306 電源 310 マシンコントローラ 312 アクチュエータ制御回路 316 無接触情報伝達装置 330 無接触給電装置 404 インテリジェント制御部 406 電子式多回転アブソリュートエンコーダ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−140256(JP,A) 特開 平5−316003(JP,A) 特開 平2−69999(JP,A) 特開 昭63−305614(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、 その装置本体に移動可能に支持された移動体と、 その移動体を移動させる移動体移動装置と、 前記移動体に搭載され、プリント基板等の装着対象材に
    電子部品を装着する部品装着ヘッドと、 それぞれアクチュエータを備え、前記部品装着ヘッドを
    その軸線まわりに回転させる部品装着ヘッド回転駆動装
    置,部品装着ヘッドをその軸線に平行な方向に進退させ
    る部品装着ヘッド進退装置,前記部品装着ヘッドの部品
    吸着ノズルへの負圧の供給,遮断を制御する負圧供給制
    御装置および部品装着ヘッドに取り付けられた複数個の
    部品吸着ノズルのうちの一つを選択する部品吸着ノズル
    選択装置の少なくとも1種とを含む電子部品装着装置で
    あって、 前記アクチュエータの少なくとも2つ以上が電気エネル
    ギにより作動する電動アクチュエータであり、それら2
    つ以上の電動アクチュエータの各々およびその各々を
    御するアクチュエータ制御装置の各々が前記移動体に搭
    載されるとともに、前記装置本体に対して固定的に電源
    が設けられ、かつ、装置本体と移動体との間に、前記電
    源の電気エネルギを無接触で前記アクチュエータ制御装
    の各々に供給する1つの無接触給電装置と、装置本体
    に対して固定的に設けられた電子部品装着装置制御装置
    と前記アクチュエータ制御装置の各々との間で前記電動
    アクチュエータの各々の制御に必要な情報を無接触で伝
    達する1つの無接触情報伝達装置とが設けられ 前記電動アクチュエータの各々の制御において、前記電
    子部品装着制御装置が、その各々の何れを制御するかを
    示す宛て先信号を送信し、かつ、前記アクチュエータ制
    御装置の各々が、前記宛て先信号が自己に固有のもので
    ある場合にのみ受信状態とされることによって、前記電
    動アクチュエータの各々が個別的に制御可能とされた
    とを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 【請求項2】 前記電源を、前記無接触情報伝達装置を
    経てフィードバックされた前記無接触給電装置の受電側
    の電圧に基づいて制御する制御手段が設けら れた請求項
    1に記載の電子部品装着装置。
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