JPH08321698A - 電子部品自動装着装置 - Google Patents
電子部品自動装着装置Info
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- JPH08321698A JPH08321698A JP7126663A JP12666395A JPH08321698A JP H08321698 A JPH08321698 A JP H08321698A JP 7126663 A JP7126663 A JP 7126663A JP 12666395 A JP12666395 A JP 12666395A JP H08321698 A JPH08321698 A JP H08321698A
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Abstract
ズルの回動時の振動による位置ずれを押さえると共に振
動を押さえるためにノズルを回動する電動機の制御を簡
単に行うことができるようにする。 【構成】 電子部品5を吸着した吸着ノズル14を回動
すべき角度量のデータがホストCPU54からマイクロ
コンピュータ62に伝送されると、マイクロコンピュー
タ62はS字波形を選択して駆動回路66を制御して、
ノズル14はマイクロステップ駆動されつつS字波形に
て加減速されて角度位置決めされる。
Description
を取り出し該ノズルを電動機により回動させて所定の角
度位置に位置決めしてからプリント基板に装着する電子
部品自動装着装置に関する。
し該ノズルを電動機により回動させて所定の角度位置に
位置決めしてからプリント基板に装着する電子部品自動
装着装置が特開平6−334391号公報に開示されて
いる。この種の装置では、部品を取り出した取出ノズル
がパルスモータ等の電動機に角度位置決めのために回動
される場合には所謂台形波形の速度波形に従って一定の
加速度で加速された後一定の最高速で回動し一定の減速
度で減速されて所定の位置決め角度位置で停止する。
ータ)の場合図11に示すような励磁電流が各励磁相に
与えられ基本ステップ毎に一定の角度量ずつノズルの回
動がなされる。
ータリテーブルの周縁の複数位置に配設された装着ヘッ
ドに回転可能に設けられた取出ノズルで部品供給部より
電子部品を取出しロータリテーブルの回転により該部品
を搬送し、該搬送途中に取出ノズルを該ロータリテーブ
ルに取り付けられた電動機により回転させて電子部品を
所定の角度位置に位置決めしてからプリント基板に装着
する電子部品自動装着装置では、電動機を回動させるた
めの速度波形は基台側に設けられたCPU及びパルス発
信器からなる制御部で決定及び作成され、個々のモータ
にパルス列として出力されていた。
では、台形波形で駆動する場合には特にその立ち上がり
及び立ち下がり時にハンティング現象により残留振動等
が発生して、また電動機は比較的安価であることからパ
ルスモータが使用されることが多いが、この場合に1基
本ステップ毎にロータが磁気の反発力または引張り力に
より一気に回動しようとするため残留振動が発生する。
このため、吸着ノズルに真空吸着した電子部品がノズル
の回転時にずれてしまう等して角度位置決めが正確に行
われないおそれがあった。また、パルスモータの回転軸
とノズルの回転軸がタイミングベルトで掛け渡されてい
る場合では、夫々のプーリの径比を1:2あるいは1:
3などとして分解能を上げようとすることも考えられる
が、ベルトを介することによるロストモーションの影響
により位置決め精度が上がらなくなるという欠点があ
る。
に装着ヘッドが配設された場合に、電動機を回動させる
ための速度波形が基台側に設けられたCPU及びパルス
発信器からなる制御部で決定及び作成され、個々のモー
タにパルス列として出力されると、信号線はスリップリ
ングを介して基台よりロータリテーブルに接続される。
このため、ヘッドの数だけ信号線の数が必要になりまた
1ヘッドあたりの信号線の数も多数必要なことから高価
なスリップリングを多数使用しなくてはならなくなりコ
ストが掛かる。これを避けるため、CPUのみを基台側
に残し、各ヘッド毎に対応するパルス発信器をロータリ
テーブル側に搭載してCPUから各発信器にはモータを
駆動する速度波形を作るのに必要なデータのみを伝達す
るようにして、CPU側とロータリテーブル側の信号線
の数を減らすことが考えられるが、パルス発信器と該発
信器よりのパルス信号に応じてモータを駆動する駆動装
置がスペースを取りまた重量もあるためロータリテーブ
ルが大きく重いものになってしまい高速に部品の装着を
行うことができないという欠点がある。また、このよう
にしても速度波形を作るのに必要なデータの量は回動す
べき角度量だけでなく、台形波形であれば加速度、最高
速度、減速度等数種類の情報を送る必要があり、基台側
のCPUに掛かる負荷及びデータの伝送の時間が掛かる
という欠点もあった。
置決めする場合のノズルの回動時の振動による位置ずれ
を押さえると共に振動を押さえるためにノズルを回動す
る電動機の制御を簡単に行うことができるようにするこ
とを目的とする。
ノズルで電子部品を取り出し該ノズルを駆動回路からの
電圧の励磁相への印加により駆動されるパルスモータに
より回動させて所定の角度位置に位置決めしてからプリ
ント基板に装着する電子部品自動装着装置において、電
圧を複数段階の大きさに順に発生させ各励磁相に印加さ
せるよう前記駆動回路を制御する制御手段を設けたもの
である。
り付けられた取出ノズルで電子部品を取り出し、駆動回
路より該モータの各励磁相に電圧を印加して該ノズルを
回動させて所定の角度位置に位置決めしてからプリント
基板に装着する電子部品自動装着装置において、電圧を
複数段階の大きさに順に発生させ各励磁相に印加させる
よう前記駆動回路を制御する制御手段を設けたものであ
る。
り出し、該ノズルを電動機により回動させて所定の角度
位置に位置決めしてからプリント基板に装着する電子部
品自動装着装置において、前記電動機による前記ノズル
の回動をノズルの振動を押さえるような任意形状加減速
波形で駆動する駆動回路を設けたものである。
られたロータリテーブルの周縁の複数位置に配設された
装着ヘッドに回転可能に設けられた取出ノズルで部品供
給部より電子部品を取出しロータリテーブルの回転によ
り該部品を搬送し、該搬送途中に取出ノズルを該ロータ
リテーブルに取り付けられた電動機により回転させて電
子部品を所定の角度位置に位置決めしてからプリント基
板に装着する電子部品自動装着装置において、前記ノズ
ルが回転すべき角度量を示すデータに基づき前記電動機
のノズルを回動すべき速度波形を決定して該電動機を制
御をするロータリテーブル内に各ヘッド毎に設けられた
テーブル側制御部と、該テーブル側制御部に回転すべき
角度量のデータを送る基台内に設けられた基台側制御部
とを備えたものである。
数段階の大きさに順に発生させ各励磁相に印加させるよ
う駆動回路を制御してパルスモータを回動させる。
を複数段階の大きさに順に発生させ各励磁相に印加させ
るよう駆動回路を制御してパルスモータを回動させロー
タに取り付けられた取出ノズルが回転位置決めされる。
ルの回動をノズルの振動を押さえるような任意形状加減
速波形で駆動する。
ロータリテーブル内のテーブル側制御部に回転すべき角
度量を示すデータを送り、テーブル側制御部はノズルを
回動すべき速度波形を決定して電動機を制御する。
る。
回動によりY方向に移動するYテーブルであり、3はX
軸モータ4の回動によりYテーブル1上でX方向に移動
することにより結果的にXY方向に移動するXYテーブ
ルであり、チップ状電子部品5(以下、チップ部品ある
いは部品という。)が装着されるプリント基板6が図示
しない固定手段に固定されて載置される。
る部品供給装置8が多数台配設されている。9は供給台
駆動モータであり、ボールネジ10を回動させることに
より、該ボールネジ10が嵌合し供給台7に固定された
ナット11を介して、供給台7がリニアガイド12に案
内されてX方向に移動する。13は間欠回動するロータ
リテーブルであり、該テーブル13の外縁部には取出ノ
ズルとしての吸着ノズル14を6本有する装着ヘッド1
5が間欠ピッチに合わせて等間隔に配設されている。
吸着し取出す装着ヘッド15のロータリテーブル13の
間欠回転の停止による停止位置(図2中上方の黒丸の付
された位置)が吸着ステーションIであり、該吸着ステ
ーションIにて装着ヘッド15が下降することにより吸
着ノズル14が部品5を吸着する。
ロータリテーブル13の間欠回転により停止する認識ス
テーションであり、部品認識装置16により部品5の画
像が撮像され吸着ノズル14に対する部品5の位置ずれ
が認識される。
る部品5をプリント基板6に装着するために装着ヘッド
15が停止する装着ステーション(図2中下方の黒丸の
付された位置)であり、ロータリテーブル13を貫通す
る昇降シャフト17に取り付けられた装着ヘッド15の
下降によりXYテーブル3の移動により所定の位置に停
止したプリント基板6に部品5は装着される。
るための後述する駆動回路66からの電流を伝達する駆
動電源コードであり、各装着ヘッド15に接続されてい
る。19は吸着ノズル14よりチップ部品5を吸着する
ため図示しない真空源に連通する真空チューブである。
て説明する。
た材質がアルミニウムの取り付け板であり、該取り付け
板30にはパルスモータ31が形成されている。
取り付け板30に一体に形成されたステータ30A内で
θ方向に回転可能になされて材質はアルミニウムであ
る。θ方向とは上下に伸びる軸の回りに回転する方向で
ある。33はロータ32の周囲に全周にわたり埋設され
た永久磁石であり、その上下には該磁石33に磁化され
る鉄芯34が周方向に凹凸を繰り返して設けられてい
る。35はステータ30Aの内壁に全周にわたり取り付
けられた鉄芯であり該鉄芯35のステータ30Aの周方
向の複数個所は突部となっており、該突部の周りにはコ
イル36が巻かれている。該コイル36により励磁相が
形成される。該コイル36に前記駆動電源コード18よ
りのパルス状の電流が流され永久磁石33に磁化された
鉄芯34の突部との反発力によりロータ32はパルス数
に応じて所定角度量回転する。
て回転可能に支持するベアリングである。
下方向に貫通して上下動可能に設けられており、該ノズ
ル14の先端から真空吸引孔40が穿設されている。該
真空吸引孔40はノズル14の側面の中間でロータ32
側に開口しており、ロータ32に穿設された連通孔37
を介して該ロータ32の軸方向に伸びる真空室39に連
通する。ノズル14の上部には係合体44が形成されて
おり、押圧バネ45により下方に付勢されている。前記
ロータ32の上部には各吸着ノズル14の係合体44に
係合して該バネ45に抗して吸着ノズル14を上昇した
状態に保持するためのレバー46がロータ32の軸方向
に揺動するようバネ47に付勢されて取り付けられてい
る。図示しないレバー回動装置によりレバー46がバネ
47に抗してその下端が開くように揺動されると該レバ
ー46により図4の左側のように保持されていた吸着ノ
ズル14は下方に右側のように突出して部品5を吸着す
る使用状態になされる。ノズル14が使用されずに係合
体44がレバー46に保持され収納された図4の左側の
状態ではノズルの胴部の開口は連通孔には連通せず、連
通孔37はノズル14の側面で封止され真空が漏れない
ようになされている。
転可能なロータリジョイント49を介して配管チューブ
50に連通している。ロータリジョイント49は図示し
ない中空部を有する回転端51及び該回転端51に図示
しないボールベアリングにより相対的に回転可能に設け
られた図示しない中空部を有する固定端52とより構成
されている。
動レバー27を揺動させるために上下動する昇降レバー
であり、該レバー27を揺動させテープリール28内に
巻回された図示しないテープを送り該テープ内に収納さ
れたチップ部品5を該ノズル14の吸着位置に供給させ
る。
転可能に取り付けられているものであり、前記供給台7
及びXYテ−ブル3も該基台29に対して移動するもの
である。
自動装着装置の制御ブロックについて説明する。
記憶された種々のデータ等に基づき、ROM56に格納
されたプログラムに従ってチップ部品5の装着に係わる
種々の動作を制御する。57はCPU54にRAM55
等を接続するバスラインである。また、CPU54の制
御対象であるY軸モータ2、X軸モータ4は駆動回路5
8、59からの電流により駆動されるが、該駆動回路5
8、59には所謂パルス発信器であるインターフェース
60、61が接続され両インターフェース60、61は
バスライン57に接続されており、CPU54の指令に
よりインターフェース60、61は駆動回路58、59
に夫々モータ2、4を駆動するためのパルスを送る。駆
動回路58、59は該パルスに応じて電流を流しモータ
2、3を駆動するものである。Y軸モータ2及びX軸モ
ータ4は所謂台形波形で駆動され、CPU54がその加
速度、最高速、減速度及び移動距離等のデータをインタ
ーフェース60、61に出力することで該インターフェ
ース60、61が駆動波形となるパルス列を駆動回路5
8、59に出力してモータ2、4の駆動がなされる。
ータがプリント基板6の種類毎に記憶されており、該デ
ータのステップ番号の順番にリール番号で示される供給
台7上の位置の部品供給装置8より部品5が取り出さ
れ、「X」「Y」で示されるプリント基板6の座標位置
に装着角度データである「θ」で示される角度位置で装
着されるものである。ロータ32の回動により吸着ノズ
ル14が装着角度データ分だけが回転すると部品供給装
置8から取り出されたチップ部品5は吸着された姿勢が
正しければ装着すべき角度位置となるようになされてい
る。
に基づきXYテ−ブル3の移動すべき距離を表すデータ
をX方向及びY方向毎にインターフェース60、61に
指令すると共に後述するマイクロコンピュータ62に装
着角度データであるθに基づきこの制御用データの信号
が送られるものである。
1の制御のためのシリアルインターフェース63が接続
されているが、パルスモータ31は基台29に対して回
転するロータリテーブル13に搭載されており、ホスト
CPU54は基台29内に取り付けられているためパル
スモータ31とCPU54の間の配線はこの部分ではリ
ード線を半田付けして接続することができない。このた
めスリップリング64を介して各パルスモータ31を駆
動するための制御手段としてのマイクロコンピュータ6
2が接続されている。該マイクロコンピュータ62内に
はシリアルインターフェース65が組み込まれており、
前記スリップリング64からの配線は、パルスモータ3
1に対応する個数だけカレントループのマルチドロップ
の通信形態で該インターフェース65に接続されてい
る。各マイクロコンピュータ62にはパルスモータ31
を電流を流して駆動する駆動回路66がD/Aコンバー
タ67を介して接続される。マイクロコンピュータ62
にはCPU68、RAM69、ROM70及びパラレル
インターフェース71がバスライン72に接続されて内
蔵されている。
が回転すべき角度量がホストCPU54から与えられる
と、それに応じた速度波形を算出して発生させる働きを
し、その波形に基づくデータがパラレルインターフェー
ス71を介してD/Aコンバータ67に入力される。R
OM70には図6に示す速度波形を決定するための表の
データが記憶されている。この速度波形は所謂S字波形
と言われる曲線加減速波形であり、本実施例ではサイク
ロイド曲線であるが、変形正弦波形等でもよい。これら
の駆動波形は総称して任意形状加減速波形と呼ばれ、モ
ータ自信の固有の動作波形に近い波形である。即ち、電
動機であるモータ(パルスモータに限らず、サーボモー
タ等でも同じ。)は命令された駆動波形通りに動くもの
ではなく、モータ自身が動きやすいような速度波形で実
際には回動するものであるが、この実際に動く波形を測
定して把握して、その通りの速度波形で駆動すると、そ
の通りに動きまた、残留振動もないという性質がある。
サイクロイド曲線はこのモータの固有の波形に近いもの
なのである。従って、一番良いのはモータ固有の波形を
計測してその波形を駆動波形として発生させることであ
る。
と図7のようになり、ROM70ではグラフ上の各点が
データで記憶されている。または、関数として記憶され
ており、その都度計算されてもよい。このように基本と
なる波形が3つ(1つまたは2つでもよいし、3つ以上
でもよい。)、移動量(角度量)の範囲毎に設定されて
おり、また移動量の範囲毎に速度曲線の縦軸である速度
の分周V及び横軸である時間の分周Tが設定されてい
る。速度が例えば1/128に分周されるということは
図7の速度のデータが同じ時間に対して1/128され
るものであり、速度及び加速度が低速になるということ
である。時間が例えば1/8に分周されるということは
図7の時間のデータが圧縮されることになり、加速度が
大きな曲線になるということである。このようにして、
3つの基本パターンの曲線から多くのバリエーションの
曲線が決定され、指定された角度量を回動させるもので
ある。但し、図7の曲線は加速部分だけを示しており、
これと対称の形状の減速部が設定されることになり、ま
たこの曲線で達した最高速で等速回転して角度量の大小
はこの等速回転領域の時間の設定により調節される。
用のデータは図8に示すように2つの部分からなってい
る。即ち、最初の部分がアドレスであり、複数あるマイ
クロコンピュータ62を特定するコードが指令される。
次の部分が動作データであり、モータ31が回動すべき
回動角度量が指令される。この指令は部品5を角度位置
決めする場合であれば、図5の装着角度データの値に部
品認識装置16による角度ずれの補正を加えた回動角度
量が指令される。このアドレス及び動作データは1組と
してCPU54は同時に出力するが、マイクロコンピュ
ータ62は常に受信可能状態であり、図9のフローチャ
ートに示すように該データを受け取りアドレスが一致す
れば、動作データをさらに読み込みモータ駆動のための
処理を行うものである。マイクロコンピュータ62はモ
ータ31の駆動のための処理についての現在の状態(ス
テータス)をホストCPU54に送る働きも有する。
駆動の際には256階層のマイクロステップによる励磁
シーケンスの駆動によりモータ31が残留振動なく滑ら
かに回動するようになされている。
は2相励磁により励磁電圧がコイル36に加えられ電流
が流れる毎に一定角度量回動するものであるが、所謂基
本ステップ毎に各相に加えられる電圧の状態が変わる通
常の駆動方式ではなく、基本ステップを256に分割し
て分割されたステップ毎に、256段階に0Vから等間
隔で順に大きくなる電圧を階段状に各励磁相に加えてい
く励磁シーケンスによるものであり(図10参照)、こ
れによって分割されたステップ毎に小さな角度ずつ回動
して行き、その分割されたステップ毎に電圧が除々に大
きくなることから、モータにその都度加わる力は小さく
て済み、残留振動が小さく滑らかに回転するものであ
る。本実施例は256分割のマイクロステップ駆動であ
るが、ノズル14に発生する振動が部品5の位置ずれを
起こさないものであれば分割数を128分割あるいはそ
れ以下に落とすこともでき、さらに滑らかに回転させた
ければ分割数を大きくすればよい。この電圧の発生はマ
イクロコンピュータ62内でROM70に記憶されたデ
ータに従ってなされる。また、2相励磁でなく他の励磁
方式でも同様に分割したステップとすることが可能であ
る。
よって決まるものであり、前述する速度波形の面積が回
動量を示しており、速度波形が変わり加速度や最高速が
変わる場合にはステップの時間を変更して発生させるも
のであり、高速に駆動するにはステップの時間を短くし
て短時間のうちに多くのステップ分モータ31を回転さ
せるように制御すればよい。マイクロコンピュータ62
はモータ31に加える電圧をデータとして速い周期で出
力するか遅い周期で出力するかで速度曲線を作っている
ものである。D/Aコンバータ67はこのデータを電圧
に変換して駆動回路66がこれを増幅してモータ31の
各励磁相に印加していくものである。
磁シーケンスで駆動すると1ステップの角度が多きすぎ
分解能が低くなってしまい精度が落ちるが、マイクロス
テップであれば小さな角度づつ回転させるので分解能が
高くなり精度が上がる。また小さな力が連続的に加えら
れることで前述するように振動も起きにくい。
る。
部品自動装着装置の自動運転が開始されると、RAM6
9に記憶された装着データに従って、CPU68が図5
の装着データよりステップ番号1の読み込みを行い、供
給台駆動モータ9の駆動を行い供給台7を移動させ、供
給すべきチップ部品5を収納するリール番号001の位
置の部品供給装置8を吸着ステ−ションIの装着ヘッド
15の吸着ノズル14の吸着位置に停止させて該ノズル
14の下降によりチップ部品5が取り出される。
インデックス機構を介して間欠回転を行い、チップ部品
5を保持したヘッド15は次のステ−ションに移動して
停止し、さらに回転して行き認識ステ−ションIIに移
動する。
14に吸着されたチップ部品5の撮像が行われその画像
が認識処理され、部品5の吸着ノズル14に対する位置
ずれが認識される。
該認識結果により補正すべき量を装着データの装着角度
データであるθ1に加えた角度量を算出する。
ヘッド15を示すコードをアドレスとして、算出した角
度量を動作データとして制御用のデータを作成して該デ
ータを表す電気信号をシリアルインターフェース63に
出力する。
を介して全てのマイクロコンピュータ62内のシリアル
インターフェース65に入力される。全てのマイクロコ
ンピュータ62は常に受信状態にあるため図8に示すフ
ローチャートに従って、先ずコマンドチェックとして図
7に示すデータのアドレスが各コンピュータ62のCP
U68に読み込まれるが、各コンピュータ62で自分の
コードであるかの比較が行われ、自分のコードと一致し
ているコンピュータ62のみが従属コマンドである動作
データの角度量を読み込む。
2はモータ処理動作を開始し、合わせてそのステータス
をホストCPU54に伝える。
CPU68が指定された角度量に応じてROM70内に
記憶された図6のカーブ、分周V及び分周Tが選択さ
れ、駆動波形が決定される。
構成される図10に示す電圧波形の各電圧のデータを順
に図6より選択された波形でモータが回動するように間
隔を調整しながらD/Aコンバータ67に入力する。
転の開始時には時間間隔が長く開いた状態で各ステップ
の電圧が駆動回路66に加えられ、駆動回路66に増幅
されてモータ31の各励磁相に電流が流され、ロータ3
2はステータ30Aに対して低速で回転を開始する。そ
の後電圧が加えられるステップ毎の間隔が短くなってい
って回転速度が高速になっていくが、その加速する様子
が図7に示すようなS字波形となるように制御されるも
のである。最高速に達すると、ステップの間隔は同一と
なり一定速度で回動し(即ち、電圧が加えられるステッ
プは同一の時間間隔となる。)、その後対称形状の速度
波形で減速されて停止する。
れた角度量回動する。
転を行って装着ステ−ションIIIに達し、角度位置決
めが終了したチップ部品5をXYテーブル3の移動によ
り装着データの示す座標位置に位置決めされたプリント
基板6に装着する。この時、CPU54はインターフェ
ース60及びインターフェース61に装着データのXY
座標を示すデータに認識された結果を加味した移動量の
データを出力して、各インターフェース60、61は夫
々、このデータに従ったパルス数を駆動回路34、35
に出力してX軸モータ2及びY軸モータ4が駆動され、
この結果XYテ−ブル3が所定の位置に移動する。
行われるが、次の装着ヘッド15によりステップ番号2
の夫々のステ−ションでの動作が同様にして行われ、以
下のステップ番号についても同様にして動作していく。
他の種類の電動機であっても、基台側制御部としてのホ
ストCPU54から角度量のデータをテーブル側制御部
としてのマイクロコンピュータ62に送信するのみで該
マイクロコンピュータ62内で波形が決定されるように
することでデータの通信が簡単になるという効果が得ら
れる。
に順に発生させて励磁相に印加するのでパルスモータの
基本ステップ中で滑らかに取出ノズルを回動させること
ができ、残留振動を減少させ取出ノズルの回動による電
子部品の角度位置決めを精度良く行うことができる。
を取り付けた場合について電圧を複数段階に発生させて
励磁相に印加するのでタイミングベルトやカップリング
を介する場合と比較してロストモーションの影響を減少
させてしかも残留振動を減少させて取出ノズルの回動に
よる電子部品の角度位置決めを精度良く行うことができ
る。
動機の駆動を行うためモータの回動特性に合った波形で
の回動が可能となりノズルの振動が押さえられ電子部品
の角度位置決めが精度良く行われる。
側制御部に転送すれば電動機を駆動させることができる
ので、データの転送が短くできると共に高速な電子部品
の装着が可能となる。
ブロック図である。
る。
す図である。
る。
ブル側制御部) 66 駆動回路
Claims (4)
- 【請求項1】 取出ノズルで電子部品を取り出し該ノズ
ルを駆動回路からの電圧の励磁相への印加により駆動さ
れるパルスモータにより回動させて所定の角度位置に位
置決めしてからプリント基板に装着する電子部品自動装
着装置において、電圧を複数段階の大きさに順に発生さ
せ各励磁相に印加させるよう前記駆動回路を制御する制
御手段を設けたことを特徴とする電子部品自動装着装
置。 - 【請求項2】 パルスモータのロータに取り付けられた
取出ノズルで電子部品を取り出し、駆動回路より該モー
タの各励磁相に電圧を印加して該ノズルを回動させて所
定の角度位置に位置決めしてからプリント基板に装着す
る電子部品自動装着装置において、電圧を複数段階の大
きさに順に発生させ各励磁相に印加させるよう前記駆動
回路を制御する制御手段を設けたことを特徴とする電子
部品自動装着装置。 - 【請求項3】 取出ノズルで電子部品を取り出し、該ノ
ズルを電動機により回動させて所定の角度位置に位置決
めしてからプリント基板に装着する電子部品自動装着装
置において、前記電動機による前記ノズルの回動をノズ
ルの振動を押さえるような任意形状加減速波形で駆動す
る駆動回路を設けたことを特徴とする電子部品自動装着
装置。 - 【請求項4】 基台に回転可能に取り付けられたロータ
リテーブルの周縁の複数位置に配設された装着ヘッドに
回転可能に設けられた取出ノズルで部品供給部より電子
部品を取出しロータリテーブルの回転により該部品を搬
送し、該搬送途中に取出ノズルを該ロータリテーブルに
取り付けられた電動機により回転させて電子部品を所定
の角度位置に位置決めしてからプリント基板に装着する
電子部品自動装着装置において、前記ノズルが回転すべ
き角度量を示すデータに基づき前記電動機のノズルを回
動すべき速度波形を決定して該電動機を制御をするロー
タリテーブル内に各ヘッド毎に設けられたテーブル側制
御部と、該テーブル側制御部に回転すべき角度量のデー
タを送る基台内に設けられた基台側制御部とを備えたこ
とを特徴とする電子部品自動装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7126663A JPH08321698A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 電子部品自動装着装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7126663A JPH08321698A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 電子部品自動装着装置 |
Related Child Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004088505A Division JP2004221614A (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 電子部品自動装着装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08321698A true JPH08321698A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14940799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7126663A Pending JPH08321698A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 電子部品自動装着装置 |
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---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002204096A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 電気部品装着システムおよび電気部品装着方法 |
WO2004112454A1 (ja) * | 2003-06-11 | 2004-12-23 | Yamaha Motor Co., Ltd. | 表面実装機 |
CN105957747A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-09-21 | 苏州市吴中区胥口健浩五金加工厂 | 行程开关组装机的保护帽供料装置 |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP7126663A patent/JPH08321698A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002204096A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 電気部品装着システムおよび電気部品装着方法 |
WO2004112454A1 (ja) * | 2003-06-11 | 2004-12-23 | Yamaha Motor Co., Ltd. | 表面実装機 |
CN105957747A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-09-21 | 苏州市吴中区胥口健浩五金加工厂 | 行程开关组装机的保护帽供料装置 |
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