JP3229748B2 - 電子部品自動装着装置 - Google Patents

電子部品自動装着装置

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JP3229748B2
JP3229748B2 JP10404894A JP10404894A JP3229748B2 JP 3229748 B2 JP3229748 B2 JP 3229748B2 JP 10404894 A JP10404894 A JP 10404894A JP 10404894 A JP10404894 A JP 10404894A JP 3229748 B2 JP3229748 B2 JP 3229748B2
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勝幸 瀬戸
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動台の移動により位
置決めされた部品供給ユニットより装着ヘッドが取り出
した電子部品を該ヘッドを有するロータリテーブルの回
転により搬送してプリント基板に装着する電子部品自動
装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種電子部品自動装着装置が特開平3
−94500号公報に開示されており、部品供給ユニッ
トが多数台配設された移動台が該ユニットの配設方向に
移動してロータリテーブルの周縁に複数設けられた装着
ヘッドが上下動して所望の前記ユニットより部品が取り
出され、ロータリテーブルの間欠回転により搬送されプ
リント基板に装着される技術が開示されている。
【0003】該移動台はロータリテーブルの間欠回転毎
に移動するが、部品供給ユニットより部品が装着ヘッド
にて吸着され該ヘッドがある高さまで上昇した後から移
動が開始可能となり、それより下の位置では部品あるい
は装着ヘッドに部品供給ユニットが当ってしまう。ヘッ
ドの上下動はロータリテーブルの間欠回転を駆動するモ
ータにより回転されるカムの1回転の間に行われるが、
その位置はこのカムの1回の回転角度位置で特定される
ため、このカムの角度位置を常に検出するカムポジショ
ナが設けられており、この移動を開始すべき角度位置が
検出された時にCPUが移動指令パルスを出力してモー
タを回転開始させる技術が通常用いられている。
【0004】また、装着ヘッドが電子部品をプリント基
板に装着する際にもヘッドは上下動しこの上下動もロー
タリテーブルの間欠回転を駆動するモータにより回転さ
れるカムにより該カムの1回転の間に行われる。この場
合にも電子部品の吸着時と同様なことが言え、所定のカ
ムの角度位置にてプリント基板の水平方向の移動が開始
されまた、停止されなければならず、この角度位置が検
出された時にCPU34がプリント基板を載置するXY
テ−ブルを駆動するモータの移動指令パルスを出力する
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では図4に示すようにカムポジショナが移動開始すべき
角度位置を検出して移動開始信号パルスが出力されてか
ら実際にモータが動き始める前に時間が掛かり、モータ
は遅れて回動を開始する。この遅れ時間はロータリテー
ブルの1回の間欠回転に掛かる時間であるサイクルタイ
ムがある程度長い場合には、無視できる程度の遅れであ
るが、部品装着速度を高速化するためこのサイクルタイ
ムを短縮しようとすると無視できない時間となり、サイ
クルタイムを短くしてもこの時間を除いた時間しか部品
供給ユニットを載置する移動台またはプリント基板を載
置するXYテ−ブルである移動台は移動することができ
ず、サイクルタイムの短縮による部品装着の高速化の障
害となるという欠点がある。
【0006】そこで本発明は、移動台の移動開始信号の
出力時から実際に移動を開始するまでの遅れによるサイ
クルタイムを短くした時の部品装着の高速化の障害を減
少させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、ロー
タリテーブル駆動モータの駆動によりインデックス機構
を介して間欠回転し装着ヘッドを周縁に複数有するロー
タリテーブルと、電子部品を取り出すために前記ロータ
リテーブル駆動モータにより該テーブルの間欠回転毎に
1回転するカムの回動により前記ヘッドを上下動させる
上下動手段と、電子部品を供給する部品供給ユニットが
複数配設されその配設方向に前記ロータリテーブル駆動
モータとは異なる移動台駆動モータに駆動され往復移動
して所望の部品を供給する該ユニットを電子部品が前記
ヘッドにより取出可能な位置に位置決めさせる移動台
と、前記カムの1回転する間の角度位置を検出する検出
手段と、該検出手段の検出した角度位置に基づき前記移
動台駆動モータの回動開始指令信号を出力する指令手段
とよりなり、ロータリテーブルの間欠回転毎に前記指令
手段の指令信号により移動開始した移動台により位置決
めされた部品供給ユニットより前記ヘッドが取り出した
電子部品を前記ロータリテーブルの回転により搬送して
プリント基板に装着する電子部品自動装着装置におい
て、前記ロータリテーブルの間欠回転の速度に合わせて
前記指令手段の信号を出力すべき前記角度位置を決定す
る決定手段と、該決定手段の決定した角度位置を前記検
出手段が検出した時に回動開始指令信号を出力するよう
前記指令手段を制御する制御手段を設けたものである。
【0008】また本発明は、ロータリテーブル駆動モー
タの駆動によりインデックス機構を介して間欠回転し装
着ヘッドを周縁に複数有するロータリテーブルと、電子
部品を取り出すために前記ロータリテーブル駆動モータ
により該テーブルの間欠回転毎に1回転するカムの回動
により前記ヘッドを上下動させる上下動手段と、電子部
品を供給する部品供給ユニットが複数配設されその配設
方向に前記ロータリテーブル駆動モータとは異なる移動
台駆動モータに駆動され往復移動して所望の部品を供給
する該ユニットを電子部品が前記ヘッドにより取出可能
な位置に位置決めさせる移動台と、前記カムの1回転す
る間の角度位置を検出する検出手段と、該検出手段の検
出した角度位置に基づき前記移動台駆動モータの回動開
始指令信号を出力する指令手段とよりなり、ロータリテ
ーブルの間欠回転毎に前記指令手段の指令信号により移
動開始した移動台により位置決めされた部品供給ユニッ
トより前記ヘッドが取り出した電子部品を前記ロータリ
テーブルの回転により搬送してプリント基板に装着する
電子部品自動装着装置において、前記ロータリテーーブ
ルの間欠回転の複数の速度範囲に毎に前記指令手段の信
号を出力すべき前記角度位置を記憶する記憶手段と、ロ
ータリテーブルの間欠回転の速度に合わせて前記記憶手
段に記憶された角度位置を前記検出手段が検出した時に
回動開始指令信号を出力するよう前記指令手段を制御す
る制御手段を設けたものである。
【0009】また本発明は、ロータリテーブル駆動モー
タの駆動によりインデックス機構を介して間欠回転し装
着ヘッドを周縁に複数有するロータリテーブルと、電子
部品をプリント基板に装着するために前記ロータリテー
ブル駆動モータにより該テーブルの間欠回転毎に1回転
するカムの回動により前記ヘッドを上下動させる上下動
手段と、電子部品を装着するプリント基板を載置して前
記ロータリテーブル駆動モータとは異なる移動台駆動モ
ータに駆動され移動し所望の位置に位置決めさせる移動
台と、前記カムの1回転する間の角度位置を検出する検
出手段と、該検出手段が検出した角度位置が所定の角度
位置であった場合に前記移動台駆動モータの回動開始指
令信号を出力する指令手段とよりなり、ロータリテーブ
ルの間欠回転毎に前記指令手段の指令信号により移動開
始した移動台により位置決めされたプリント基板に前記
ヘッドが保持する電子部品を前記ロータリテーブルの回
転により搬送して装着する電子部品自動装着装置におい
て、前記ロータリテーブルの間欠回転の速度に合わせて
前記指令手段の信号を出力すべき前記角度位置を決定す
る決定手段と、該決定手段の決定した角度位置を前記検
出手段が検出した時に回動開始指令信号を出力するよう
前記指令手段を制御する制御手段を設けたものである。
【0010】また本発明は、ロータリテーブル駆動モー
タの駆動によりインデックス機構を介して間欠回転し装
着ヘッドを周縁に複数有するロータリテーブルと、電子
部品をプリント基板に装着するために前記ロータリテー
ブル駆動モータにより該テーブルの間欠回転毎に1回転
するカムの回動により前記ヘッドを上下動させる上下動
手段と、電子部品を装着するプリント基板を載置して前
記ロータリテーブル駆動モータとは異なる移動台駆動モ
ータに駆動され移動し所望の位置に位置決めさせる移動
台と、前記カムの1回転する間の角度位置を検出する検
出手段と、該検出手段が検出した角度位置が所定の角度
位置であった場合に前記移動台駆動モータの回動開始指
令信号を出力する指令手段とよりなり、ロータリテーブ
ルの間欠回転毎に前記指令手段の指令信号により移動開
始した移動台により位置決めされたプリント基板に前記
ヘッドが保持する電子部品を前記ロータリテーブルの回
転により搬送して装着する電子部品自動装着装置におい
て、前記ロータリテーブルの間欠回転の複数の速度範囲
毎に前記指令手段の信号を出力すべき前記角度位置を記
憶する記憶手段と、ロータリテーブルの間欠回転の速度
に合わせて前記記憶手段に記憶された角度位置を前記検
出手段が検出した時に回動開始指令信号を出力するよう
前記指令手段を制御する制御手段を設けたものである。
【0011】
【作用】請求項1の構成によれば、制御手段は決定手段
が決定したロータリテーブルの間欠回転の速度に合わせ
た指令手段の信号を出力すべき角度位置を検出手段が検
出した時に指令手段が部品供給ユニットが載置される移
動台を移動させる移動台駆動モータを駆動するための回
動開始指令信号を出力するように制御する。
【0012】請求項2の構成によれば、制御手段は記憶
手段に記憶されたロータリテーブルの間欠回転の速度範
囲毎に記憶された角度位置より、ロータリテーブルの間
欠回転の速度に合わせた角度位置を検出手段が検出した
時に指令手段が部品供給ユニットが載置される移動台を
移動させる移動台駆動モータを駆動するための回動開始
指令信号を出力するように制御する。
【0013】請求項3の構成によれば、制御手段は決定
手段が決定したロータリテーブルの間欠回転の速度に合
わせた指令手段の信号を出力すべき角度位置を検出手段
が検出した時に指令手段がプリント基板を載置する移動
台を移動させる移動台駆動モータを駆動するための回動
開始指令信号を出力するように制御する。請求項4の構
成によれば、制御手段は記憶手段に記憶されたロータリ
テーブルの間欠回転の速度範囲毎に記憶された角度位置
より、ロータリテーブルの間欠回転の速度に合わせた角
度位置を検出手段が検出した時に指令手段がプリント基
板を載置する移動台を移動させる移動台駆動モータを駆
動するための回動開始指令信号を出力するように制御す
る。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図に基づき詳述す
る。図2及び図3に於て、1はY軸モータ2の回動によ
りY方向に移動するYテーブルであり、3はX軸モータ
4の回動によりYテーブル1上でX方向に移動すること
により結果的にXY方向に移動するXYテーブルであ
り、チップ状電子部品5(以下、チップ部品あるいは部
品という。)が装着されるプリント基板6が図示しない
固定手段に固定されて載置される。
【0015】7は移動台としての供給台であり、チップ
部品5を供給する部品供給装置8が多数台配設されてい
る。9は供給台駆動モータであり、ボールネジ10を回
動させることにより、該ボールネジ10が嵌合し供給台
7に固定されたナット11を介して、供給台7がリニア
ガイド12に案内されてX方向に移動する。13は間欠
回動するロータリテーブルであり、該テーブル13の外
縁部には取り出しノズルとしての吸着ノズル14を複数
本有する装着ヘッド15が間欠ピッチに合わせて等間隔
に配設されている。
【0016】Iはロータリテーブル13の間欠回転によ
り吸着ノズル14が供給装置8より部品5を吸着し取出
す装着ヘッド15の停止位置である吸着ステーションで
あり、該吸着ステーションIにて吸着ノズル14が部品
5を吸着する。16は吸着ノズル14が吸着する部品5
の位置ずれを部品5の下面をカメラにて所定の視野範囲
で撮像しその撮像画面を認識処理して認識する部品認識
装置であり、認識ステ−ションIIに設けられている。
【0017】認識ステーションIIの次の装着ヘッド1
5の停止する位置が角度補正ステーションIIIであ
り、認識装置16の認識結果によるチップ部品5の角度
位置ずれを補正する角度量を予め決められた図示しない
装着データに示される角度量に加味した角度量だけヘッ
ド回動装置17が装着ヘッド15をθ方向に回動させ
る。θ方向とはノズル14の軸の回りに回転する方向で
ある。
【0018】角度補正ステーションIIIの次の次の停
止位置が、装着ステーションIVであり、前記基板6に
該ステーションIVの吸着ノズル14の吸着する部品5
が装着ヘッド15の下降により装着される。20は上下
動する昇降棒であり、部品供給装置8の揺動レバー21
に係合して揺動させチップ部品5を所定間隔に封入した
図示しない部品収納テープを該間隔に合わせて間欠送り
させ吸着ノズル14の部品吸着位置にチップ部品5を供
給する。22は該図示しない部品収納テープを巻回する
テープリールである。
【0019】装着ヘッド15はロータリテーブル13を
上下動可能に貫通するシャフト24の下端部に取り付け
られており、シャフト24の上部にはローラ取り付け体
25が取り付けられている。ロータリテーブル13は基
台26の下部に回動可能に吊り下げられているのである
が、該基台26の周囲には周方向に突設された円筒カム
27が形成されており、該カム27を前記取り付け体2
5に上下に一対取り付けられたローラ28が図示しない
付勢手段の付勢により挟み、装着ヘッド15はロータリ
テーブル13の回転に伴って該カム27に沿って上下動
しながら移動する。
【0020】前記吸着ステ−ションI及び装着ステ−シ
ョンIVにては、前記円筒カム27は切り欠かれてお
り、この部分では、カム27よりローラ28が乗り移る
ことのできる位置を上限にして上下動可能になされた上
下動体29が設けられている。上下動体29の下降によ
り装着ヘッド15即ち吸着ノズル14は下降して吸着ス
テ−ションIでは部品供給装置8の供給するチップ部品
5を真空吸着により取り出すことができ、上昇してカム
27に乗り移り他のステ−ションに移動可能になされて
いる。また、装着ステ−ションIVでは、下降してチッ
プ部品5をプリント基板6に装着して上昇して他のステ
−ションに移動可能になされている。
【0021】該上下動体29の上下動はロータリテーブ
ル13の1回の間欠回転毎に1回行われるが、該上下動
体29が取り付けられているロッド30が、吸着ステ−
ションI及び装着ステ−ションIVに夫々設けられてい
る図示しないカムの1回転により1回上下動するもので
ある。該カムは吸着ステ−ションI及び装着ステ−ショ
ンIVでは夫々のタイミングでヘッド15を上下動でき
るように形成されているが、その回転はロータリテーブ
ル13を間欠回転させる後述するインデックスモータ3
2の回転により駆動されている。ロータリテーブル13
の間欠回転は図示しないインデックスユニットにより実
現され、該ロータリテーブル13はインデックスユニッ
トの出力軸に連結されている。インデックスユニットの
入力軸の1回転の間に前記ヘッド15を上下動させるカ
ムが1回転するようになされており、その1回転はロー
タリテーブル13の間欠回転の1回転に完全に同期して
いる。この間欠回転の1回転即ち、装着ヘッド15の上
下動する期間を1サイクルといい、この1サイクルの時
間をサイクルタイムという。
【0022】また、前記昇降棒20の上下動も1サイク
ルの間に行われ、図示しないカムがインデックスモータ
32に駆動され、インデックスユニットの入力軸の1回
転の間に1回転することにより行われる。次に、図1に
基づき本実施例の電子部品自動装着装置の制御ブロック
について説明する。
【0023】34は指令手段及び制御手段としてのCP
Uであり、RAM35に記憶された種々のデータに基づ
き、ROM36に格納されたプログラムに従ってチップ
部品5の装着に係わる種々の動作を制御する。37はイ
ンターフェースであり、前記CPU34と種々の制御要
素を接続する。38は前記インデックスモータ32を駆
動する駆動回路である。39は検出手段としてのカムポ
ジショナであり前記図示しないインデックスユニットの
入力軸の回転角度を検出するものであり、回転の原点を
0度として1回転360度の間の回転角度位置を検出し
CPU34にその検出角度を所定の角度間隔毎に出力す
るものである。従ってカムポジショナ39により前記装
着ヘッド15を吸着ステ−ションIあるいは装着ステ−
ションIVで上下動させるカムの回転角度位置が検出さ
れることになる。
【0024】40は供給台駆動モータ9を駆動する供給
台駆動回路であり、41はX軸モータ4を駆動するX駆
動回路であり、42はY軸モータ2を駆動するY駆動回
路である。モータ9はサーボモータであるが、駆動回路
9より出力される指令波形に対応して回動する。駆動回
路9より出力される指令波形は図4に示されるように台
形であるが、図4は横軸が時間を示し、縦軸がモータの
回転速度を示す。モータ2、4もその駆動回路42,4
1により同様な波形により駆動される。
【0025】CPU34はカムポジショナ39が出力す
る予め定められた1サイクルにおける角度位置の信号
(図4の上側のグラフに示すスタート信号と記載された
パルス)を受け取ると、図4の下側のグラフの指令波形
を出力させるように駆動回路40等に回動開始指令信号
としての移動指令を出力する。即ち、RAM35には供
給台移動指令用メモリ43及びXY移動指令用メモリ4
4が設けられており、該メモリ43、44にセットされ
た角度位置がCPU34が供給台駆動モータ9を駆動す
るる供給台駆動回路40あるいは、X軸モータ4及びY
軸モータ2を駆動するY駆動回路42及びX駆動回路4
1に移動指令を出力する角度位置であり、CPU34は
常にメモリ43の角度位置とカムポシショナ39に検出
された角度位置を比較して一致したときに移動指令信号
を出力する。スタート信号とはこのメモリ43、44に
セットされた角度位置を示すカムポジショナ39が出力
する信号である。スタート信号が出力されてから各駆動
回路より指令波形が出力されるまでには、CPU34内
での演算の時間等避けられない遅れ時間(図4のt1)
が発生し、さらに該指令波形が出力されてから実際にモ
ータ9等が始動するまでには、避けられない遅れ時間
(図4のt2)が発生する。従ってモータ9等は台形波
形に遅れた図4に示す波形で回動し、実際の停止時間も
指令波形が終わってから遅れるものである。
【0026】図5は1サイクル中のカムポジショナ39
の検出する角度位置における、部品装着に係る種々の動
作の状態を示したもので所謂カム曲線であるが、「イン
デックス回転」に示しているようにロータリテーブル1
3の回転は0度から180度の間に行われ、180度か
ら360度の間はロータリテーブル13は停止してい
る。「チップピックアップ」の動作は吸着ステ−ション
Iにおける装着ヘッド15の上下動の様子を示したもの
であるが180度から360度の間に、装着ヘッド15
が下降して下降状態を維持し、上昇する様子がグラフが
上から下に下がることで示され、この下降した時にチッ
プ部品5が吸着されるものである。「チップマウント」
の動作は装着ステ−ションIVにおける装着ヘッド15
の上下動の状態を示すもので線が下降した時にチップ部
品5がプリント基板6に装着されるものである。「部品
供給部移動」の動作は供給台7の移動について示し、A
点の角度位置より移動を開始可能であり矢印の先端の角
度位置にて移動が終了していなければならないことを示
す。前述しているようにこの動作はカムでインデックス
モータ32の回動に連動しているものでは無いので、所
定の角度位置をカムポジショナ39で検出して、CPU
34は移動命令を出さなければならない。CPU34は
モータ9が停止すべき位置では停止するように、その時
のサイクルタイムに合わせて指令波形を決定して駆動回
路40に命令を出すものである。但し、この決定はA点
に至る前に予め次のサイクルについてなされていなけれ
ばならない。このような決定に要する時間が必要になる
と指令波形が出力されるまでにさらに時間を要すること
になるからである。
【0027】「X・Yテーブル移動」の動作はX軸モー
タ4及びY軸モータ2の移動について示すものである
が、部品供給部移動と同様な動作であり、B点の角度位
置(本実施例では0度)から移動可能となり180度ま
での間に移動を終了していなければならないことを示
す。CPU34の移動指令は、カムポジショナ39がA
点あるいはB点の角度位置を検出して出すようにする場
合、即ちカムポジショナ39がメモリ43あるいはメモ
リ44に記憶されたA点あるいはB点の角度位置を検出
してからCPU34が移動指令を出す場合、前述の遅れ
時間t1及びt2は夫々5〜6ミリ秒あり、サイクルタ
イムが長い場合には遅れ時間があっても移動に使用でき
る時間は長く取れるので問題無いが、サイクルタイムが
短くなると、サイクルタイムにおける移動に使用できる
時間に対するこの遅れ時間の割合が増えサイクルタイム
を短縮することができなくなる場合が増えることにな
る。そこで遅れ時間を見込んだ角度位置を検出した時に
図4に示すスタート信号が出力され、移動可能なA点等
の角度位置からなるべく遅れることなく、モータ9等の
実際の移動が開始されるようにすることが必要になる。
このため、前記RAM35には、図6及び図7に示すよ
うにサイクルタイムに応じてカムポジショナ39が出力
すべきスタート信号の角度位置を記憶してサイクルタイ
ムに応じてこの角度位置を選択して前記メモリ43、4
4にセットし、サイクルタイムが短い場合には実際に移
動が開始されるべき角度位置よりも早い角度位置でスタ
ート信号が出力されるようにしている。
【0028】前記RAM35には図8に示す装着データ
及び図9に示す部品ライブラリデータが格納されてい
る。装着データ中ステップ番号は部品装着順を示し、リ
ール番号は取り出すべき部品種の部品5を供給する部品
供給装置8が配設されている供給台7上の位置を示し、
合わせ該部品種及び装着位置データが記憶されている。
部品種が特定されると部品ライブラリデータより部品種
毎に決められたサイクルタイムが読み出され、部品5を
吸着しようとする各装着ヘッド15及び部品5を吸着し
ているヘッド15に対応するサイクルタイムの内一番長
いサイクルタイムを選択してこのサイクルタイムで次の
1サイクルの動作が制御されるようになされている。
【0029】以上のような構成により以下動作について
説明する。先ず、図示しない操作部が操作され、電子部
品自動装着装置のチップ部品5の装着動作の自動運転が
開始される。即ち、図8の装着データのステップ番号1
のデータが読み出され、部品種のデータよりCPU34
はサイクルタイム0.4秒であることを判断し、インデ
ックスモータ32を該サイクルタイムに対応する速度で
回転させる。
【0030】次に、ステップ番号1のサイクルの0度が
始まる前のサイクルの間に移動指令用メモリ43には図
6に示す357度(図5のA点の角度位置)がセットさ
れ、該357度をカムポジショナ39が検出すると、C
PU34がメモリ43と比較して一致したので駆動回路
40に移動指令を出力し駆動回路40は駆動波形を出力
する。こうして、モータ9の回動により供給台7が移動
し停止すべき角度位置よりも前に停止し、リール番号1
の部品供給装置8が部品5の取出位置に停止する。
【0031】次に、図示しないカムがインデックスモー
タ32の回動により回動されているので、ロッド30が
下降してチップ部品5が吸着され装着ヘッド15は上昇
する。この間に、CPU34は次のステップ番号を読み
出しており、サイクルタイムがやはり0.4秒であるこ
とを読み出すものとすると、同様にメモリ43に357
度がセットされ、カムポジショナ39が357度になっ
たことを出力すると、CPU34はメモリ43と一致し
たことを判断しリール番号2の部品供給装置8を部品吸
着位置に移動させるための移動指令を出し、図4に示す
ようにスタート信号であるカムポジショナ39の357
度の信号が発せられてからt1秒後に駆動回路40より
指令波形の出力が開始され、それからt2秒後に実際に
モータ9が回動を開始して供給台7が移動を開始して、
停止すべきタイミングまでの間に停止する。
【0032】この間に、ステップ番号1の部品5を吸着
した装着ヘッド15は上昇してローラ28が円筒カム2
7に乗り移り可能となり、次のサイクルの0度を過ぎる
とロータリテーブル13が回動を開始して装着ヘッド1
5は次のステ−ションに移動する。次に、ステップ番号
2のチップ部品5が吸着される。
【0033】次に、このようにして部品5の吸着が行わ
れ、次のステップ番号のサイクルタイムが0.25秒の
場合にメモリ43には345度がセットされカムポジシ
ョナ39が345度を出力すると、CPU34はメモリ
34と一致したことを判断して移動指令を出力する。3
45度を出力した後t1秒後に駆動回路40からは指令
波形の出力が開始されこれにより図5のA点である35
7度の角度位置より遅れが少ない状態で供給台7は移動
を開始することができる。
【0034】次に、現在のサイクルタイムが0.15秒
の場合に次のサイクルタイムが0.15秒であるとメモ
リ43は339度がセットされ、カムポジショナ39が
339度を検出するとCPU34がメモリ43と一致し
たことを判断し移動指令を出力し、駆動回路40より指
令波形の出力が開始される。こうして、供給台7はA点
の角度位置より遅れが少なく移動できる。このサイクル
タイムが0.15秒の時に357度でスタート信号が出
た場合には移動可能な時間のサイクルタイムに占める割
合が少なくなりその分だけ加速度を非常に大きくしなけ
ればならず、供給台7の振動等が大きくなり過ぎてしま
うが、このような問題が発生しなくなる。
【0035】このようにして、部品5が吸着ステ−ショ
ンIで吸着されロータリテーブル13の回転により装着
ステ−ションIVに移動してくると、例えば、ステップ
番号1の場合にはサイクルタイムが0.4秒であるの
で、図7のデータよりその前のサイクルタイムの間に0
度をXY移動指令用メモリ44にセットし、カムポジシ
ョナ39が0度を検出したときにCPU34はメモリ4
4との一致を判断し、CPU34は駆動回路41、42
に移動指令を出し該駆動回路41、42よりは図4のよ
うな遅れの後指令波形が発せられ、X軸モータ4及びY
軸モータ2は遅れて回動する。サイクルタイムが長いの
でその遅れはあまり影響を与えない。またサイクルタイ
ムが長いので、XYテ−ブル3上の基板6の部品は接着
剤に仮止めされていてあまり慣性力を受けることなく、
該テーブル3の移動がなされる。
【0036】次に、サイクルタイムが0.25秒のサイ
クルでは図7のデータよりこのサイクルの348度の検
出がメモリ44にセットされカムポジショナ39が前の
サイクルの348度をを検出したときにCPU34がメ
モリ44の角度位置との一致を判断して、次のサイクル
のための移動指令が発せられXYテ−ブル3が移動可能
となるB点である0度よりも遅れが少なくモータ2、4
が始動し、XYテ−ブル3の移動が行われる。こうして
次のサイクルにてのXYテ−ブル3の移動可能な時間が
十分とれ、カムポジショナ39が0度を検出してからC
PU34がメモリ44との一致を判断して移動指令を出
力する場合に比べ移動可能時間の比率が大きい状態での
移動を可能とする。
【0037】例えば極端な場合、図4に示す遅れ時間
(t1+t2)が最大限の移動可能時間の1/2にもな
る場合には遅れ時間を見込んで早くスタート信号を出力
すれば、2倍の時間が取れ、同一の加速度で移動させる
とすれば移動可能距離が2倍になることになり、その効
果は大きくなるものである。このようにすることによ
り、インデックスモータ32の高速領域においては供給
台駆動モータ9等の駆動可能時間UPによる低加速度化
即ち低振動化が図れ、また該モータ32の低速領域にお
いては高速領域に適合したタイミングとしたのではタイ
ミングズレが生じて動作が不安定となることが解消でき
動作が安定する。
【0038】尚、本実施例では、サイクルタイムの範囲
毎に3段階に即ち、高速領域、中速領域及び低速領域毎
にスタート信号の出力すべき角度位置をメモリ43、4
4に設定してRAM35に記憶したが、供給台7あるい
はXYテ−ブル3を移動可能な角度位置となるタイミン
グよりロスなくスタートできるように、サイクルタイム
とスタート信号の角度位置との関係式をRAM35ある
いはROM36に記憶して、計算してこの角度位置を決
定してメモリ43、44にセットしてもよい。
【0039】例えば、下記の数式に従ってサイクルタイ
ムTでの図4の時間(t1+t2)に相当する角度位置
の遅れΔθ(図5参照)が算出される。
【0040】
【数1】
【0041】メモリ43にはこの関係式により、(35
7−Δθ)度が記憶され、メモリ44には(360−Δ
θ)度が記憶され前述と同様に移動指令が出力される。
また、サイクルタイムが大きいとき(例えば0.3秒以
上の場合)にはこの式によらずΔθ=0として制御して
もよい。また、本実施例はインデックスモータ32によ
り駆動されない供給台7及びXYテ−ブル3の移動させ
るタイミングについて制御するようにしたが、インデッ
クスモータ32により駆動されないがインデックスモー
タ32の間欠回転に同期して駆動が制御されなければな
らない装置の駆動源を駆動指令を出力してから実際に装
置の動作が開始されるまでの遅れを考慮してこの遅れ時
間をサイクルタイム毎のタイミング角度に変換して早目
に駆動指令がなされるように制御してもよい。例えばヘ
ッド回動装置17の駆動モータを制御する場合にも適用
でき、該モータの駆動を開始させる指令を出すカムポジ
ショナ39の角度位置を実際にヘッド15が回動開始し
なければならない角度位置よりも早いタイミングとし
て、ヘッド15の回動開始の遅れを考慮した制御として
もよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、ロータリテーブ
ルの間欠回転の速度即ちサイクルタイムに合わせて指令
手段の回動開始指令信号が出力されるので、サイクルタ
イムが短くなった場合には、移動台の移動開始の遅れに
合わせて回動開始指令信号を早い角度位置にて出力でき
るので、実際の移動開始のタイミングが遅れることな
く、サイクルタイムの無駄が生じず、電子部品の吸着動
作及び装着動作の高速化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用せる電子部品自動装着装置の制御
ブロック図である。
【図2】同電子部品自動装着装置の平面図である。
【図3】同電子部品自動装着装置の側面図である。
【図4】スタート信号と指令波形及び実際にモータが回
動する波形を示す図である。
【図5】カムポジショナに検出される角度位置毎の各種
動作を示す図である。
【図6】サイクルタイムとスタート信号の角度位置との
関係を示す図である。
【図7】サイクルタイムとスタート信号の角度位置との
関係を示す図である。
【図8】装着データを示す図である。
【図9】部品ライブラリデータを示す図である。
【符号の説明】
2 Y軸モータ(移動台駆動モータ) 3 XYテ−ブル(移動台) 4 X軸モータ(移動台駆動モータ) 5 チップ状電子部品(電子部品) 6 プリント基板 7 供給台(移動台) 8 部品供給装置(部品供給ユニット) 9 供給台駆動モータ(移動台駆動モータ) 15 装着ヘッド 32 インデックスモータ(ロータリテーブル駆
動モータ) 34 CPU(指令手段、制御手段、決定手段) 35 RAM(記憶手段) 39 カムポジショナ(検出手段) 40 供給台駆動回路 41 X駆動回路 42 Y駆動回路
フロントページの続き (72)発明者 山口 晴彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−71299(JP,A) 特開 平4−113697(JP,A) 特開 平4−113698(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリテーブル駆動モータの駆動によ
    りインデックス機構を介して間欠回転し装着ヘッドを周
    縁に複数有するロータリテーブルと、電子部品を取り出
    すために前記ロータリテーブル駆動モータにより該テー
    ブルの間欠回転毎に1回転するカムの回動により前記ヘ
    ッドを上下動させる上下動手段と、電子部品を供給する
    部品供給ユニットが複数配設されその配設方向に前記ロ
    ータリテーブル駆動モータとは異なる移動台駆動モータ
    に駆動され往復移動して所望の部品を供給する該ユニッ
    トを電子部品が前記ヘッドにより取出可能な位置に位置
    決めさせる移動台と、前記カムの1回転する間の角度位
    置を検出する検出手段と、該検出手段の検出した角度位
    置に基づき前記移動台駆動モータの回動開始指令信号を
    出力する指令手段とよりなり、ロータリテーブルの間欠
    回転毎に前記指令手段の指令信号により移動開始した移
    動台により位置決めされた部品供給ユニットより前記ヘ
    ッドが取り出した電子部品を前記ロータリテーブルの回
    転により搬送してプリント基板に装着する電子部品自動
    装着装置において、前記ロータリテーブルの間欠回転の
    速度に合わせて前記指令手段の信号を出力すべき前記角
    度位置を決定する決定手段と、該決定手段の決定した角
    度位置を前記検出手段が検出した時に回動開始指令信号
    を出力するよう前記指令手段を制御する制御手段を設け
    たことを特徴とする電子部品自動装着装置。
  2. 【請求項2】 ロータリテーブル駆動モータの駆動によ
    りインデックス機構を介して間欠回転し装着ヘッドを周
    縁に複数有するロータリテーブルと、電子部品を取り出
    すために前記ロータリテーブル駆動モータにより該テー
    ブルの間欠回転毎に1回転するカムの回動により前記ヘ
    ッドを上下動させる上下動手段と、電子部品を供給する
    部品供給ユニットが複数配設されその配設方向に前記ロ
    ータリテーブル駆動モータとは異なる移動台駆動モータ
    に駆動され往復移動して所望の部品を供給する該ユニッ
    トを電子部品が前記ヘッドにより取出可能な位置に位置
    決めさせる移動台と、前記カムの1回転する間の角度位
    置を検出する検出手段と、該検出手段の検出した角度位
    置に基づき前記移動台駆動モータの回動開始指令信号を
    出力する指令手段とよりなり、ロータリテーブルの間欠
    回転毎に前記指令手段の指令信号により移動開始した移
    動台により位置決めされた部品供給ユニットより前記ヘ
    ッドが取り出した電子部品を前記ロータリテーブルの回
    転により搬送してプリント基板に装着する電子部品自動
    装着装置において、前記ロータリテーブルの間欠回転の
    複数の速度範囲毎に前記指令手段の信号を出力すべき前
    記角度位置を記憶する記憶手段と、ロータリテーブルの
    間欠回転の速度に合わせて前記記憶手段に記憶された角
    度位置を前記検出手段が検出した時に回動開始指令信号
    を出力するよう前記指令手段を制御する制御手段を設け
    たことを特徴とする電子部品自動装着装置。
  3. 【請求項3】 ロータリテーブル駆動モータの駆動によ
    りインデックス機構を介して間欠回転し装着ヘッドを周
    縁に複数有するロータリテーブルと、電子部品をプリン
    ト基板に装着するために前記ロータリテーブル駆動モー
    タにより該テーブルの間欠回転毎に1回転するカムの回
    動により前記ヘッドを上下動させる上下動手段と、電子
    部品を装着するプリント基板を載置して前記ロータリテ
    ーブル駆動モータとは異なる移動台駆動モータに駆動さ
    れ移動し所望の位置に位置決めさせる移動台と、前記カ
    ムの1回転する間の角度位置を検出する検出手段と、該
    検出手段が検出した角度位置が所定の角度位置であった
    場合に前記移動台駆動モータの回動開始指令信号を出力
    する指令手段とよりなり、ロータリテーブルの間欠回転
    毎に前記指令手段の指令信号により移動開始した移動台
    により位置決めされたプリント基板に前記ヘッドが保持
    する電子部品を前記ロータリテーブルの回転により搬送
    して装着する電子部品自動装着装置において、前記ロー
    タリテーブルの間欠回転の速度に合わせて前記指令手段
    の信号を出力すべき前記角度位置を決定する決定手段
    と、該決定手段の決定した角度位置を前記検出手段が検
    出した時に回動開始指令信号を出力するよう前記指令手
    段を制御する制御手段を設けたことを特徴とする電子部
    品自動装着装置。
  4. 【請求項4】 ロータリテーブル駆動モータの駆動によ
    りインデックス機構を介して間欠回転し装着ヘッドを周
    縁に複数有するロータリテーブルと、電子部品をプリン
    ト基板に装着するために前記ロータリテーブル駆動モー
    タにより該テーブルの間欠回転毎に1回転するカムの回
    動により前記ヘッドを上下動させる上下動手段と、電子
    部品を装着するプリント基板を載置して前記ロータリテ
    ーブル駆動モータとは異なる移動台駆動モータに駆動さ
    れ移動し所望の位置に位置決めさせる移動台と、前記カ
    ムの1回転する間の角度位置を検出する検出手段と、該
    検出手段が検出した角度位置が所定の角度位置であった
    場合に前記移動台駆動モータの回動開始指令信号を出力
    する指令手段とよりなり、ロータリテーブルの間欠回転
    毎に前記指令手段の指令信号により移動開始した移動台
    により位置決めされたプリント基板に前記ヘッドが保持
    する電子部品を前記ロータリテーブルの回転により搬送
    して装着する電子部品自動装着装置において、前記ロー
    タリテーブルの間欠回転の複数の速度範囲毎に前記指令
    手段の信号を出力すべき前記角度位置を記憶する記憶手
    段と、ロータリテーブルの間欠回転の速度に合わせて前
    記記憶手段に記憶された角度位置を前記検出手段が検出
    した時に回動開始指令信号を出力するよう前記指令手段
    を制御する制御手段を設けたことを特徴とする電子部品
    自動装着装置。
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