JP3466902B2 - 電気湯沸かし器の洗浄装置 - Google Patents

電気湯沸かし器の洗浄装置

Info

Publication number
JP3466902B2
JP3466902B2 JP00883498A JP883498A JP3466902B2 JP 3466902 B2 JP3466902 B2 JP 3466902B2 JP 00883498 A JP00883498 A JP 00883498A JP 883498 A JP883498 A JP 883498A JP 3466902 B2 JP3466902 B2 JP 3466902B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
temperature
container
control
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00883498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11206571A (ja
Inventor
博昭 辻井
浩志 熊谷
博志 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP00883498A priority Critical patent/JP3466902B2/ja
Publication of JPH11206571A publication Critical patent/JPH11206571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3466902B2 publication Critical patent/JP3466902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気湯沸かし器
の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気湯沸かし器の容器に付着したカルシ
ュウムなどの析出物による汚れを洗浄するために、従来
から容器内の湯に洗浄剤としてクエン酸を溶解させ、そ
の化学的性質により前記析出物を溶解除去させることが
行われている(例えば特開平9−201284号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気湯
沸かし器の容器底部に連通された給液通路は、容器の外
部において立上がっているので、その立上がり部(通
常、水位管として用いられる部分)には洗浄剤が入り難
く、またたとえ入ったとしても、その内部の湯は湯容器
内の湯に比べて低温であるので、洗浄剤が溶解されず、
洗浄作用が発揮されない。このため、従来は、立上がり
部の洗浄が困難であり、その部分が水位管として用いら
れる場合は汚れの付着により次第に鮮明さを失う問題が
あった。
【0004】そこで、この発明は、上記の立上がり部内
の湯と容器内の湯とを置換させることにより立上がり部
内部の洗浄を簡単に行えるようにすることを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は加熱装置を装着した容器を外装体内に
収納し、上記容器底部に連通せしめた給液通路に該容器
に沿った立上がり部を設け、上記給液通路の途中に正逆
転両方向に吐出可能な形式のポンプを介在させると共
に、上記立上がり部の上端部を吐出口に連通せしめ、上
記外装体に設けた洗浄スイッチが作動された場合に所要
の洗浄制御を行うようにした制御装置を備えてなる電気
湯沸かし器の洗浄装置において、上記制御装置に、上記
容器内の湯温が洗浄剤の溶解温度以上であることを検知
する溶解湯温検知手段、上記溶解湯温検知手段により湯
温が溶解温度以上であることが検知された際に、上記ポ
ンプの逆転と正転の繰返えしを所定時間行う洗浄制御手
段を設けた構成とした。
【0006】また、前記の課題を解決するために、加熱
装置を装着した外装体内に容器を収納し、上記容器底部
に連通せしめた給液通路に該容器に沿った立上がり部を
設け、上記給液通路の途中にポンプを介在させると共
に、上記立上がり部の上端部に切替え装置を介して上記
容器に連通した循環管と吐出口に連通した吐出管とを設
け、上記外装体に設けた洗浄スイッチが作動された場合
に所要の洗浄制御を行うようにした制御手段を備えてな
る電気湯沸かし器の洗浄装置において、上記制御装置
に、上記容器内の湯温が洗浄剤の溶解温度以上であるこ
とを検知する溶解湯温検知手段、上記溶解湯温検知手段
により溶解湯温以上であることが検知された際に、上記
切替え装置を作動させて上記給液通路を上記循環管側へ
切替えると共に、上記ポンプを駆動する洗浄制御手段を
設けた構成をとることもできる。
【0007】上記いずれの構成においても、上記洗浄ス
イッチが洗浄剤の溶解温度より低い湯温において作動さ
れた場合に、上記加熱装置により湯沸かしを行って上記
溶解温度を越える温度まで加熱する加熱制御手段を有す
る構成、上記洗浄スイッチが作動された場合に前記加熱
装置により容器内の水を沸騰させると共に、沸騰後所定
の温度に保温させる湯沸かし保温制御手段、上記溶解湯
温検知手段により湯温が溶解温度以上であることが検知
された際に所定時間洗浄を行う初期洗浄制御手段、上記
湯沸かし保温制御手段による保温制御中に、一定の時間
間隔をおいて所定時間の洗浄を繰返えす最終洗浄制御手
段を有する構成、上記最終洗浄制御手段による制御を、
保温開始から所定時間経過したのちに終了させる洗浄制
御終了手段を有する構成、をとることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1の概略図に示すように、
電気湯沸かし器1は、外装体2の内部に容器3が収納さ
れ、その容器3の底面から外装体2のくちばし部4内の
吐出口5までの間に給液通路6が設けられる。給液通路
6の一部に容器3の前面において外装体2との間で立ち
上がった立上がり部7が設けられ、その立上がり部7の
下部に正逆両方向に吐出可能な形式のポンプ、例えばス
クリューポンプ8が設けられる。
【0009】上記のスクリューポンプ8は図示の場合、
その駆動部を容器3の下方に設け、スクリューポンプ8
のポンプ軸が水平になるようにした横型のものを示して
いるが、駆動部を立上がり部7の上方に設け、ポンプ軸
を立上が部り7に挿通し、立上がり部7の下部に設けた
縦向きのスクリュー8に上記のポンプ軸を連通した縦型
のものであってもよい。
【0010】上記の立上がり部7は、透明のストレート
パイプにより構成され、外装体2の水位窓の内側に臨ま
せることにより水位管を構成している。
【0011】上記の容器3の底面には湯沸かしヒーター
及び保温ヒーターから成る加熱装置9並びに温度センサ
ー11が装着される。また、前記のスクリューポンプ
8、加熱装置9等を制御するための制御装置12が外装
体13内に取付けられた所要の基板上に搭載される。ま
た外装体2のくちばし部4に洗浄スイッチ13が取付け
られる。
【0012】図2は上記の電気湯沸かし器1及び制御装
置12のこの発明に係わる部分のブロック図である。こ
のブロック図においては前記の加熱装置9は、湯沸かし
ヒーター14と保温ヒーター15に分けて示している。
【0013】また、制御装置12は、リレースイッチで
構成され湯沸かし通電手段16、トライアックで構成さ
れた保温通電手段17を有すると共に、抵抗器とA/D
変換器等で構成された湯温検知手段18、リレースイッ
チやトランジスタ等により構成されたポンプ通電手段2
0及びマイコン19を有する。
【0014】図3はマイコン19のフローチャートであ
る。使用者が蓋21を開放して容器3の内部に水を満た
すと共に、クエン酸などの洗浄剤を投入したのち、洗浄
スイッチ13を押すと洗浄信号がマイコン19に入力さ
れ、洗浄コースがスタートされる。
【0015】洗浄コースは、ステップ1で湯沸かし通電
手段16をONにして湯沸かしヒーター14に通電する
湯沸かし制御を行う。ステップ2で湯温検知手段18に
よる検知温度が洗浄剤の溶解温度(ここでは90℃と仮
定)以上になるか否かを判断する。溶解温度以上の温度
になると、ステップ3で初期洗浄制御を行う。初期洗浄
制御は、ポンプ通電手段20により、スクリューポンプ
8を5秒間の逆転、5秒間の正転を数回繰返えす制御で
あり、逆転の間に立上がり部7の湯が容器3内に逆流さ
れ、容器3内の湯と混合される。次の正転の間に容器3
内の湯が立上がり部7に戻される。このような制御を数
回繰り返すことにより立上がり部7の内部の湯が容器3
内の湯と置換され、洗浄剤を含んだ溶解温度以上の温度
の湯が立上がり部7に入ることにより、立上がり部7の
内部が洗浄される。
【0016】次に、ステップ4で湯が沸騰したことが検
知されると、前記の湯沸かし通電手段16をOFFにす
ると共に、保温通電手段17をONにして保温制御を行
う。その保温制御の間に容器3の内部が洗浄される。ま
た、その保温制御の間にステップ6で立上がり部7の最
終洗浄制御を行う。
【0017】この場合の最終洗浄制御は、前記と同様に
5秒間の逆転と5秒間の正転を繰返えす制御を行うもの
であり、保温開始から1時間経過するまでの間(ステッ
プ7)、10分ごとに繰返えす。この最終洗浄制御は、
初期洗浄制御の時点から或る程度の時間をおき、しかも
高い保温温度(例えば、95〜98℃)で再度洗浄する
ことにより、初期洗浄で除去できなかった汚れを除去す
るために行われる。
【0018】上述した洗浄制御は、容器3内に水を入れ
ることから始めているが、洗浄剤を投入する際に湯温が
溶解温度以上であれば、ステップ1を省略することがで
きる。また、汚れが少ないときは、ステップ3の初期洗
浄制御だけで終了してもよい。
【0019】次に図4に示した第2実施形態の電気湯沸
かし器は、基本的な構造が前述の第1実施形態と同様で
あるが、立上がり部7の上端部に切替え装置21を設
け、その切替え装置21の一方の出口に循環管22を接
続し、その循環管22を容器3の上部に連通し、該切替
え装置21の他方の出口を吐出口5側に接続し、電磁ソ
レノイド23により作動される切替え弁24により、立
ち上がり部7を吐出口5側又は容器3側に切替えて連通
させるようにした点で相違がある。
【0020】なお、スクリューポンプ8に代えて遠心ポ
ンプ等の適宜なポンプを用いることができる。
【0021】この第2実施形態においては、図3フロー
チャートにおける初期洗浄制御(ステップ3)及び最終
洗浄制御(ステップ6)のいずれの場合も、切替え装置
21を作動させて立上がり部7と循環管22とを連通せ
しめ、スクリューポンプ8を正回転させて立上がり部7
内の湯を上記の循環管22を経て容器3に戻し、容器3
内の湯を立上がり部7に送り込む制御を所定時間行う。
これにより、第1実施形態の場合と同様に立上がり部7
内の湯を容器3内の湯と置換し、立上がり部7内部を洗
浄することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、洗浄
剤が溶解した容器内の湯と置換することにより立上がり
部を含む給液通路の洗浄を効率よく行うことができ、常
に清潔で見やすい水位管とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の電気湯沸かし器の概略図
【図2】同上の制御ブロック図
【図3】同上のフローチャート
【図4】第2実施形態の電気湯沸かし器の概略図
【符号の説明】
1 電気湯沸かし器 2 外装体 3 容器 4 くちばし部 5 吐出口 6 給液通路 7 立上がり部 8 スクリューポンプ 9 加熱装置 11 温度センサー 12 制御装置 13 洗浄スイッチ 14 湯沸かしヒーター 15 保温ヒーター 16 湯沸かし通電手段 17 保温通電手段 18 湯温検知手段 19 マイコン 20 ポンプ通電手段 21 切替え装置 22 循環管 23 電磁ソレノイド 24 切替え弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−283(JP,A) 特開 平9−829(JP,A) 特開 平8−299188(JP,A) 特開 平9−206214(JP,A) 特開 平9−201282(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱装置を装着した容器を外装体内に収
    納し、上記容器底部に連通せしめた給液通路に該容器に
    沿った立上がり部を設け、上記給液通路の途中に正逆転
    両方向に吐出可能な形式のポンプを介在させると共に、
    上記立上がり部の上端部を吐出口に連通せしめ、上記外
    装体に設けた洗浄スイッチが作動された場合に所要の洗
    浄制御を行うようにした制御装置を備えてなる電気湯沸
    かし器の洗浄装置において、上記制御装置に、上記容器
    内の湯温が洗浄剤の溶解温度以上であることを検知する
    溶解湯温検知手段、上記溶解湯温検知手段により湯温が
    溶解温度以上であることが検知された際に、上記ポンプ
    の逆転と正転の繰返えしを所定時間行う洗浄制御手段を
    設けたことを特徴とする電気湯沸かし器の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記洗浄スイッチが洗浄剤の溶解温度よ
    り低い湯温において作動された場合に、上記加熱装置に
    より湯沸かしを行って上記溶解温度を越える温度まで加
    熱する加熱制御手段を有することを特徴とする請求項
    載の電気湯沸かし器の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 上記洗浄スイッチが作動された場合に前
    記加熱装置により容器内の水を沸騰させると共に、沸騰
    後所定の温度に保温させる湯沸かし保温制御手段、上記
    溶解湯温検知手段により湯温が溶解温度以上であること
    が検知された際に所定時間洗浄を行う初期洗浄制御手
    段、上記湯沸かし保温制御手段による保温制御中に、一
    定の時間間隔をおいて所定時間の洗浄を繰返えす最終洗
    浄制御手段を有することを特徴とする請求項1又は2
    記載の電気湯沸かし器の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 上記最終洗浄制御手段による制御を、保
    温開始から所定時間経過したのちに終了させる洗浄制御
    終了手段を有することを特徴とする請求項に記載の電
    気湯沸かし器の洗浄装置。
JP00883498A 1998-01-20 1998-01-20 電気湯沸かし器の洗浄装置 Expired - Fee Related JP3466902B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00883498A JP3466902B2 (ja) 1998-01-20 1998-01-20 電気湯沸かし器の洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00883498A JP3466902B2 (ja) 1998-01-20 1998-01-20 電気湯沸かし器の洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11206571A JPH11206571A (ja) 1999-08-03
JP3466902B2 true JP3466902B2 (ja) 2003-11-17

Family

ID=11703824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00883498A Expired - Fee Related JP3466902B2 (ja) 1998-01-20 1998-01-20 電気湯沸かし器の洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3466902B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11206571A (ja) 1999-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0476526A1 (en) Dishwasher with fill water control
JP2009162460A (ja) 浴槽自動洗浄装置
JP3466902B2 (ja) 電気湯沸かし器の洗浄装置
JP2006192006A (ja) 食器洗い機
JP5107814B2 (ja) 貯湯式給湯風呂装置
JP3847525B2 (ja) 電気湯沸かし器
JP3610629B2 (ja) コーヒー沸かし器
JP2871555B2 (ja) 浄水機能付き液体保温容器
JP3126098B2 (ja) タンクの液位制御装置
JPH11128146A (ja) 洗浄機
JP3599025B2 (ja) 給湯装置
JP4501214B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP3197800B2 (ja) 洗浄機の稼働方法
JP2664581B2 (ja) 食器洗浄機の稼働方法
JPH11101500A (ja) 給湯装置の洗浄方法及びその装置
JP3580187B2 (ja) 自動風呂装置
JP3066268B2 (ja) 洗浄機
JP3835397B2 (ja) 給湯装置
JP3146988B2 (ja) 電気湯沸かし器
JP3257183B2 (ja) 食器洗い機
JP2002130698A (ja) 浴槽内の温水を用いる温水暖房装置
JP3171135B2 (ja) 電気湯沸かし器
JP4357390B2 (ja) 洗濯機
JP3340664B2 (ja) 電気湯沸かし器の給湯装置
JPH0960091A (ja) 温水洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees