JP3462281B2 - カラー感熱プリント方法 - Google Patents

カラー感熱プリント方法

Info

Publication number
JP3462281B2
JP3462281B2 JP28488494A JP28488494A JP3462281B2 JP 3462281 B2 JP3462281 B2 JP 3462281B2 JP 28488494 A JP28488494 A JP 28488494A JP 28488494 A JP28488494 A JP 28488494A JP 3462281 B2 JP3462281 B2 JP 3462281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
recording paper
thermal
line
thermal head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28488494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08142423A (ja
Inventor
友良 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP28488494A priority Critical patent/JP3462281B2/ja
Publication of JPH08142423A publication Critical patent/JPH08142423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3462281B2 publication Critical patent/JP3462281B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のサーマルヘッド
を用いて、カラー感熱記録紙の1回通しでフルカラー画
像を記録するカラー感熱プリント方法に関し、更に詳し
くはカラー感熱記録紙の搬送負荷変動に起因するスジ状
の濃度ムラの発生を防止するカラー感熱プリント方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー感熱プリント方法では、加熱によ
って発色するカラー感熱記録紙が用いられ、サーマルヘ
ッドとカラー感熱記録紙とを相対移動しながら、サーマ
ルヘッドでカラー感熱記録紙を押圧・加熱してフルカラ
ー画像を記録する。このカラー感熱記録紙は、少なくと
もシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感
熱発色層がベース上に順次層設されている。各感熱発色
層を選択的に発色させるために、各感熱発色層は熱感度
が異なっており、最下層にあるシアン感熱発色層の熱感
度が最も低く、最上層にあるイエロー加熱発色層の熱感
度が最も高い。また、次の感熱発色層を記録する際に、
その上にある記録済みの感熱発色層が再度記録されない
ように、この記録済みの感熱発色層に特有な電磁線を照
射して定着する。
【0003】サーマルヘッドには、多数の発熱素子がラ
イン状に形成されており、1色の画像を1ラインずつ記
録する。この1ラインを記録する場合に、各発熱素子
は、記録すべき感熱発色層の特性曲線に基づいて、所望
の濃度に発色させるための発色熱エネルギー(mJ/m
2 )をカラー感熱記録紙に与え、カラー感熱記録紙上
で仮想的に四角に区画した画素内を発色させてドットを
形成する。この発色熱エネルギーは、記録すべき感熱発
色層が発色する直前の熱エネルギー(以下、これをバイ
アス熱エネルギーという)と、所望の濃度に発色させる
ための熱エネルギー(以下、これを階調熱エネルギーと
いう)とからなる。このバイアス熱エネルギーは感熱発
色層の種類に応じて決まる一定な値であるが、階調熱エ
ネルギーは階調レベルを表す画像データに応じて変化す
る。
【0004】高速プリントを行うために、カラー感熱記
録紙の移動域に沿って3個のサーマルヘッドを配置し、
カラー感熱記録紙を上流側から下流側へ1回通す間に、
各サーマルヘッドでイエロー画像,マゼンタ画像,シア
ン画像を順次記録して、フルカラー画像を形成する1パ
ス3ヘッドタイプのカラー感熱プリント方法が知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この1パス3ヘッドタ
イプのカラー感熱プリント方法を行った場合に、特定の
位置に濃度が高い線(黒スジという)や、濃度が低い線
(白スジという)が入っていることに気がついた。そこ
で、この濃度ムラが発生する原因についていろいろ研究
したところ、サーマルヘッドの挙動による搬送負荷変動
に基づくものであることが分かった。
【0006】あるサーマルヘッドが記録している間に、
別のサーマルヘッドがカラー感熱記録紙に圧接したり、
あるいはカラー感熱記録紙から離れたりすると、この別
のサーマルヘッドの動きによって、カラー感熱記録紙の
搬送負荷が変化する。搬送負荷が変化すると、この変化
に応じてプラテンドラムの歪み,ベルトの伸縮,回転軸
の捻じれ等が増大又は減少する。また、カラー感熱記録
紙の搬送系の動力源としてパルスモータを使用している
場合には、ロータの脱調までには至らないが、ステップ
送りした後にロータが正規の位置に静止せずに、磁力と
搬送負荷とがバランスした位置へ僅かであるがずれてし
まう。便宜上、これらの復元可能な状態変化を搬送系の
歪みと総称する。この搬送系の歪みの変化量に応じてカ
ラー感熱記録紙の搬送速度が一時的に変化するから、濃
度ムラ(黒スジ,白スジ)が発生する。
【0007】図11は、1パス3ヘッドタイプのカラー
感熱プリンタでカラー感熱記録紙90を矢線方向に搬送
しながら、濃度が一定のイエロー(Y)とマゼンタ
(M)とを帯状に記録した状態を示すものである。イエ
ローの記録中に、マゼンタ用サーマルヘッドがダウンし
てカラー感熱記録紙90に圧接すると、カラー感熱記録
紙90の搬送負荷が増大する。この搬送負荷が増大する
と、その変化分だけ搬送系の歪み量が増大し、この歪み
量の変化分に応じてカラー感熱記録紙90の搬送速度が
一時的に遅くなる。搬送速度が一時的に遅くなると、記
録中のラインの幅が小さくなる他に、発熱素子から与え
られる熱エネルギー(mJ/mm2 )が大きくなるか
ら、このラインの発色濃度が高くなる。このために、濃
度が高い線、いわゆる黒スジ91が発生する。
【0008】また、マゼンタの記録中に、記録が終了し
たイエロー用サーマルヘッドがアップしてカラー感熱記
録紙90から離れると、カラー感熱記録紙90の搬送負
荷が減少する。この搬送負荷の減少分だけ歪みが減るた
め、カラー感熱記録紙90の搬送速度が歪みの減少分だ
け一時的に速くなる。搬送速度が一時的に速くなると、
記録中のラインの幅が大きくなる他に、発熱素子から与
えられる熱エネルギー(mJ/mm2 )が小さくなるか
ら、プリント中のラインの発色濃度が低くなり、いわゆ
る白スジ92が発生する。
【0009】各サーマルヘッドは、カラー感熱記録紙9
0に圧接してから、所定時間経過したときに、このサー
マルヘッドを通電して画像の記録を開始する。また、画
像の記録後に通電を停止してから、サーマルヘッドがカ
ラー感熱記録紙90から離される。したがって、サーマ
ルヘッドがカラー感熱記録紙90に圧接している場合
に、通電されずに冷えたままの状態と、通電されて発熱
している状態とがある。そして、この2つ状態の一方か
ら他方に変化するときに搬送負荷が変化する。この搬送
負荷の変化に応じて搬送系の歪み量が変化するから、カ
ラー感熱記録紙90の搬送速度が一時的に変化する。
【0010】このサーマルヘッドの通電状態による搬送
速度の変化は、サーマルヘッドとカラー感熱記録紙90
との間の摩擦係数の変化によるものである。すなわち、
サーマルヘッドが通電されずに冷えている状態では、サ
ーマルヘッドとカラー感熱記録紙90との間の摩擦係数
が大きいが、サーマルヘッドが通電されて発熱している
状態ではカラー感熱記録紙90の表面が熱によって軟化
又は溶融するため、摩擦係数が小さくなる。摩擦係数が
大きくなると、搬送負荷が増大して搬送速度が一時的に
遅くなり、逆に摩擦係数が小さくなると搬送速度が一時
的に速くなる。
【0011】例えば、イエロー用サーマルヘッドの記録
中にマゼンタ用サーマルヘッドの通電が開始されると、
摩擦係数が小さくなって、白スジ93が発生する。ま
た、マゼンタ用サーマルヘッドの記録中にイエロー用サ
ーマルヘッドの通電が停止すると、摩擦係数が大きくな
って、黒スジ94が発生する。
【0012】本発明は、カラー感熱記録紙の搬送負荷変
動に起因する白スジや黒スジの発生を防止することがで
きるカラー感熱プリント方法を提供することを目的とす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のカラー感熱プリント方法では、少な
くとも1個のサーマルヘッドの記録中に、他のサーマル
ヘッドがカラー感熱記録紙に圧接し又はカラー感熱記録
紙から離れることによってスジ状の濃度ムラが発生する
ラインに対しては、この濃度ムラに応じてカラー感熱記
録紙を搬送するモータの回転速度を修正するようにした
ものである。
【0014】請求項2記載のカラー感熱プリント方法で
は、少なくとも1個のサーマルヘッドの記録中に、他の
サーマルヘッドの通電開始又は通電停止によってスジ状
の濃度ムラが発生するラインに対しては、この濃度ムラ
に応じてカラー感熱記録紙を搬送するモータの回転速度
を修正するようにしたものである。
【0015】請求項3記載のカラー感熱プリント方法で
は、カラー感熱記録紙の搬送系の動力源としてパルスモ
ータを使用し、濃度ムラが発生するラインに対しては、
モータ駆動パルスの個数及びパルスレートを変更するよ
うにしたものである。
【0016】
【作用】カラー感熱記録紙の搬送負荷変動は、サーマル
ヘッドの機械的な動き(カラー感熱記録紙への圧接の有
無)と、サーマルヘッドの通電状態等によって発生す
る。この搬送負荷変動に伴って、カラー感熱記録紙の搬
送速度が一時的に変化する。この搬送速度が一時的に変
化している間に、サーマルヘッドで記録されるラインに
は濃度ムラが発生する。この濃度ムラが発生するライン
の位置と濃度ムラの種類及びその程度とが分かっている
から、このラインの記録に際して、モータの回転速度を
修正し、カラー感熱記録紙の搬送速度を一定に保つ。
【0017】カラー感熱記録紙の搬送駆動源としてパル
スモータを使用している場合には、濃度ムラが生じるお
それのあるラインに対しては、その種類と程度に応じ
て、モータ駆動パルスの個数とパルスレートとを修正
し、カラー感熱記録紙の搬送速度を一定に保つ。
【0018】
【実施例】図2において、プラテンドラム10は、金属
製の軸10aと、黒色をした硬質ゴム製のドラム10b
とから構成されている。この軸10aにはプーリ11が
固定されている。このプーリ11と、パルスモータ12
のプーリ13との間には、ベルト14が掛けられてい
る。
【0019】パルスモータ12はモータ駆動パルスで連
続回転されるが、搬送負荷が変動するラインでは、モー
タ駆動パルスの個数とパルスレートとを修正して、プラ
テンドラム20の回転速度を一定に保つ。ベルト14を
省略して、パルスモータ12の出力軸に、プラテンドラ
ム10の軸10aを直結してもよい。更に、プラテンド
ラム10の軸10aにロータリエンコーダを連結し、こ
のロータリエンコーダでプラテンドラム10の回転位置
を検出すれば、パルスモータ12の代わりに、DCモー
タ等を用いることができる。
【0020】プラテンドラム10の外周には、カラー感
熱記録紙16が巻き付けられ、プラテンドラム10と一
緒に、矢線で示す副走査方向に搬送される。このカラー
感熱記録紙16は、給紙側(上流側)に配置されたガイ
ドローラ17と、排紙側(下流側)に配置されたガイド
ローラ18とによって、プラテンドラム10の外周に押
しつけられる。
【0021】ガイドローラ17の横には、カラー感熱記
録紙16の先端を検出するためのセンサー19が配置さ
れている。このセンサー19は、投光部と受光部とを備
えており、黒色のプラテンドラム10と、白色のカラー
感熱記録紙との反射率の違いから、カラー感熱記録紙1
6の先端を光学的に検出する。
【0022】プラテンドラム10の外周に、イエロー画
像を記録するためのイエロー用サーマルヘッド20,マ
ゼンタ画像を記録するためのマゼンタ用サーマルヘッド
21,シアン画像を記録するためのシアン用サーマルヘ
ッド22が配置されている。各サーマルヘッド20〜2
2は、多数の発熱素子をライン状に配列した発熱素子ア
レイ20a,21a,22aを備え、これらはプラテン
ドラム10の軸方向(主走査方向)に延びている。ま
た、各サーマルヘッド20〜22は、発熱素子アレイ2
0a,21a,22aがカラー感熱記録紙16に圧接し
た位置と、カラー感熱記録紙16から退避した位置との
間を移動する。
【0023】イエロー用サーマルヘッド20とマゼンタ
用サーマルヘッド21との間には、イエロー用定着器2
3が配置されている。このイエロー用定着器23は、発
光ピークが420nmの近紫外線を放出する2本の紫外
線ランプ24とリフレクタ25とから構成されている。
また、マゼンタ用サーマルヘッド21とシアン用サーマ
ルヘッド22との間には、マゼンタ用定着器26が配置
されている。このマゼンタ用定着器26は、発光ピーク
が365nmの紫外線を放出する2本の紫外線ランプ2
7とリフレクタ28とから構成されている。
【0024】図3に示すように、システムコントローラ
30は、搬送部31,イエロー記録部32,マゼンタ記
録部33,シアン記録部34とを所定のシーケンスで制
御する。システムコントローラ30は、1ライン搬送開
始信号及びライン位置信号を搬送部31のモータコント
ローラ36に送る。モータコントローラ36は、1ライ
ン分の搬送が終了したときに、1ライン搬送終了信号を
システムコントローラ30に送る。この1ライン搬送終
了信号は、ラインカウンタ37でカウントされ、このカ
ウント値はライン位置信号としてモータコントローラ3
6に送られる。また、ラインカウンタ37は、センサー
19がカラー感熱記録紙16の先端を検出したときにリ
セットされ、このリセット後からカウント動作を再開す
る。
【0025】搬送部31のメモリ38には、濃度ムラが
発生しない通常のラインに対して用いる標準モータ制御
データと、白スジが発生するラインに対して用いる修正
モータ制御データと、黒スジが発生するラインに対して
用いる修正モータ制御データとが記憶されている。モー
タコントローラ36は、システムコントローラ30から
のライン位置信号をアドレスとして、メモリ38からモ
ータ制御データを読み出し、これに基づいて所定のパル
ス数とパルスレートとを持ったモータ駆動パルスを発生
する。このモータ駆動パルスは、ドライバ39に送ら
れ、パルスモータ12の回転速度を制御する。これによ
り、搬送負荷変動に影響されることなく、プラテンドラ
ム10を一定速度で回転させる。
【0026】システムコントローラ30は、ラインカウ
ンタ37で測定しているライン位置に応じて、イエロー
記録部32,マゼンタ記録部33,シアン記録部34
に、サーマルヘッドのアップダウンの指示,プリントす
べき記録部に対して1ラインプリント開始の指示を行
う。
【0027】イエロー記録部32は、イエロー(Y)用
プリントコントローラ42を備え、このイエロー用プリ
ントコントローラ42は、システムコントローラ30か
らの1ラインプリント開始信号を受け取ったときに、イ
エロー画像の1ラインの記録を開始する。また、この1
ラインプリント開始信号をラインカウンタ43でカウン
トして、イエロー画像上のラインを特定する。
【0028】バイアス用ラインメモリ44には、イエロ
ー画像の記録に用いられる1ライン分のバイアスデータ
が記憶されている。これらのバイアスデータとしては、
例えば「255」が用いられている。各発熱素子は、そ
の抵抗値にバラツキがあり、同じ駆動パルスで駆動して
も発熱量に差異が生じる。そこで、この発熱量の誤差を
補正するために、抵抗値誤差を考慮して各発熱素子毎に
バイアスデータを個別に決めるのがよい。
【0029】イエロー用画像メモリ45には、ビデオカ
メラやスキャナー等で取り込んだイエロー画像データが
書き込まれている。イエロー用画像メモリ45は、イエ
ロー画像の記録時にイエロー画像データが1ラインずつ
読み出され、画像用ラインメモリ46に書き込まれる。
なお、青色画像データを画像メモリに取り込み、記録時
に1ライン分を読み出してからイエロー画像データに変
換してもよい。
【0030】セレクタ47は、イエロー画像の1ライン
を記録する際に、最初にバイアス用ラインメモリ44か
ら1ライン分のバイアスデータを画素毎に順番に読み出
してコンパレータ48に送る。バイアス加熱が終了する
と、セレクタ47は画像用ラインメモリ47から、1ラ
イン分のイエロー画像データを画素毎に順番に読み出し
てコンパレータ48に送る。
【0031】比較データ発生回路49は、階調数が例え
ば「256」の場合には、バイアス加熱と階調加熱の両
方において、「0」から「255」の比較データを順番
に発生する。コンパレータ48は、各比較データ毎に1
ライン分のデータを画素毎にに順番に比較し、1ライン
分の駆動データを発生する。各画素毎の比較において、
バイアスデータ又は画像データが比較データよりも大き
い場合には「1」の駆動データを発生し、小さいときに
「0」の駆動データを発生する。
【0032】したがって、バイアス加熱では、1ライン
の各バイアスデータが256回比較され、1個のバイア
スデータは結果的に256ビットのバイアス駆動データ
に変換される。同様に、階調加熱では、1ライン分の各
イエロー画像データが256回比較され、1個のイエロ
ー画像データが結果的に256ビットの階調駆動データ
に変換される。
【0033】コンパレータ48は、1ライン分の駆動デ
ータをシリアルに出力して駆動回路50に送る。この駆
動回路50は、まずシリアルな駆動データをパラレルな
1ライン分の駆動データに変換する。次に、1ライン分
の各駆動データと、ストローブ信号発生回路51からの
ストローブ信号との論理積を求める。すなわち、駆動回
路50は、駆動データが「1」の場合には、ストローブ
信号の幅を持った駆動パルスを発生する。駆動データが
「0」の場合には、駆動パルスを発生しない。また、ス
トローブ信号は、バイアス加熱と階調加熱とでは、スト
ローブ信号の幅が違っており、カラー感熱記録紙16の
特性曲線によって決まるが、一般的にはバイアス加熱の
方が幅が広い。
【0034】イエロー用サーマルヘッド20は、アップ
ダウン機構52によって、発熱素子アレイ20aがカラ
ー感熱記録紙16に圧接した位置と、カラー感熱記録紙
16から離れた位置へ移動する。イエロー用サーマルヘ
ッド20は、カラー感熱記録紙16に圧接してから、カ
ラー感熱記録紙16の搬送が安定するまでの時間、すな
わちカラー感熱記録紙16が所定ライン数だけ搬送され
て記録エリアの先端が対面したときに画像記録が開始さ
れる。
【0035】また、イエロー画像の記録が終了して発熱
素子アレイ20aへの通電が停止してから、カラー感熱
記録紙16が所定ライン数だけ搬送された後にイエロー
用サーマルヘッド20が退避する。アップダウン機構5
2は、カム機構又はソレノイド等で構成されており、軸
20bを中心にしてイエロー用サーマルヘッド20を揺
動させる。
【0036】マゼンタ記録部33,シアン記録部34も
前述したイエロー記録部32と同じ構成であるから、そ
の詳細なブロック図及び説明を省略する。
【0037】図4は、モータ駆動パルスを示すものであ
る。濃度ムラが発生しない通常のラインを搬送する場合
には、メモリ38から標準モータ制御データが読み出さ
れる。この標準モータ制御データから、モータコントロ
ーラ36は、(A)に示すような標準モータ駆動パルス
を発生する。この標準モータ駆動パルスは、周期が一定
な20個のパルスからなる。
【0038】黒スジが発生するラインでは、メモリ38
から黒スジ用の修正モータ制御データが読み出され、
(B)に示すような修正モータ駆動パルスが作成され
る。この実施例では、修正モータ駆動パルスは26個の
パルスからなる。これにより、搬送負荷によるプラテン
ドラム10の速度低下を防止する。
【0039】白スジが発生するラインでは、メモリ38
から白スジ用の修正モータ制御データを読み出して、
(C)に示すような修正モータ駆動パルスを作成する。
この実施例では、14個のパルスで1ライン分を搬送す
る。これにより、搬送速負荷による速度上昇を修正し、
プラテンドラム10の搬送速度が一定に保たれるように
する。
【0040】図5は、発熱素子の駆動パルスを示すもの
である。バイアスデータとして「255」を用いた場合
には、(A)に示すように、駆動回路50はバイアス加
熱期間中に256個のバイアス駆動パルスを発生する。
この256個のバイアス駆動パルスでイエロー用サーマ
ルヘッド20の各発熱素子が駆動され、バイアス熱エネ
ルギーを発生する。
【0041】バイアス加熱後に、画像データの値が「2
55」の場合には、階調加熱期間中に駆動回路50で2
56個の階調駆動パルスが作成される。この256個の
階調駆動パルスで1個の発熱素子が駆動され、階調熱エ
ネルギーを発生する。なお、画像データの値によって、
階調駆動パルスの個数が変化する。この階調加熱後か
ら、次の画素の記録が開始されるまでの期間が冷却期間
となり、発熱素子が自然冷却される。
【0042】(B)はマゼンタ用サーマルヘッド21の
発熱素子を駆動するための駆動パルスを示し、(C)は
シアン用サーマルヘッド22の発熱素子を駆動するため
の駆動パルスを示す。
【0043】図6はカラー感熱記録紙の層構造の一例を
示すものである。支持体55の上に、シアン感熱発色層
56,マゼンタ感熱発色層57,イエロー感熱発色層5
8,保護層59が順次層設されている。各感熱発色層5
6〜58は、表面からの距離に依存した熱感度を持って
いる。また、各感熱発色層56〜58は、熱記録される
順番に表面から層設されているが、例えばマゼンタ,イ
エロー,シアンの順番に熱記録する場合には、イエロー
感熱発色層58とマゼンタ感熱発色層57との位置が入
れ換えられる。各感熱発色層を分りやすくするために、
イエロー感熱発色層58に対しては「Y」,マゼンタ感
熱発色層57に対しては「M」,シアン感熱発色層56
に対しては「C」を付してある。
【0044】図面では省略されているが、各感熱発色層
56〜58の間には、マゼンタ感熱発色層57,シアン
感熱発色層56の熱感度を調節するための中間層が形成
されている。支持体55としては、不透明なコート紙又
はプラスチックフイルムが用いられ、そしてOHPシー
トを作製する場合には、透明なプラスチックフイルムが
用いられる。
【0045】シアン感熱発色層56は、電子供与性染料
前駆体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱
されたときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層5
7としては、最大吸収波長が約365nmであるジアゾ
ニウム塩化合物と、これに熱反応してマゼンタに発色す
るカプラーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層
57は、熱記録後に365nm付近の紫外線を照射する
とジアゾニウム塩化合物が光分解して発色能力が失われ
る。イエロー感熱発色層58は、最大吸収波長が約42
0nmであるジアゾニウム塩化合物と、これと熱反応し
てイエローに発色するカプラーとを含有している。この
イエロー感熱発色層58は420nmの近紫外線を照射
すると光定着して発色能力が失われる。
【0046】各感熱発色層の発色特性を示す図7におい
て、イエロー感熱発色層58の熱感度が最も高く、シア
ン感熱発色層56の熱感度が最も低い。矩形の画素内
に、イエロー「Y」のドットを発色させる場合には、バ
イアス熱ネルギーBYに、階調熱エネルギーGYJ を加
えた発色熱エネルギーがカラー感熱記録紙16に与えら
れる。このバイアス熱エネルギーBYは、イエロー感熱
発色層58が発色する直前の熱エネルギーであり、バイ
アス加熱期間中にカラー感熱記録紙16に与えられる。
【0047】階調熱エネルギーは、画像データに応じて
決められるものであり、バイアス加熱期間に続く階調加
熱期間中に、カラー感熱記録紙16に与えられる。な
お、マゼンタM,シアンCも同様であるので、符号のみ
を付してある。
【0048】記録状態を示す図8において、イエロー用
サーマルヘッド20は、主走査方向Mに延びた発熱素子
アレイ20aが形成されている。この発熱素子アレイ2
0aは、ライン状に配列された多数の発熱素子62a,
62b,62c,・・・から構成されている。各発熱素
子は、例えば主走査方向Mの長さL1が140μmであ
り、副走査方向Sの長さL2が100μmである。
【0049】イエロー用サーマルヘッド20は、イエロ
ー画像を1ラインずつ記録する。この1本のラインは、
主走査方向に延びており、その副走査方向の長さL3が
例えば156μmである。この1本のラインは、複数の
画素63からなり、各画素63は対応する発熱素子で記
録される。
【0050】負荷変動が発生しない通常のラインでは、
図4(A)に示すように、20個のパルスからなる標準
モータ駆動パルスが用いられ、副走査方向に連続的に1
56μm移動する。バイアス加熱の開始時点では、例え
ば発熱素子62aは、符合64で示す位置にある。そし
て、10個のパルスによって、符号65に示す位置まで
移動したときに、ほぼバイアス加熱が終了する。このバ
イアス加熱期間においては、各画素は発色しない。
【0051】バイアス加熱後に階調加熱が開始される。
この階調加熱の期間では、7個のパルスによって、符号
65で示す位置から符号66で示す位置まで移動する。
この階調加熱期間で画素63が発色し、その濃度は階調
駆動パルスの個数に関係する。階調加熱期間の後に、発
熱素子62aが通電されない冷却期間があり、これには
ぼぼ3個のパルスが与えられている。なお、発熱素子6
2aは、副走査方向に移動するが、図面を分りやすくす
るために、位置64〜66は、主走査方向にずらして描
いてある。
【0052】次に、上記実施例の作用について説明す
る。プリントすべき画像の3色画像データを取り込み、
色毎に設けた画像メモリに書き込む。この画像データの
取込み後に、プリント開始スイッチ(図示せず)を操作
する。このプリント開始スイッチが操作されると、シス
テムコントローラ30は、各回路をイニシャライズして
から、イエロー用定着器23,マゼンタ用定着器26を
点灯させるとともに、給紙機構(図示せず)を作動させ
てカラー感熱記録紙16の給紙を行う。
【0053】次に、システムコントローラ30は、1ラ
イン搬送開始信号と、ラインカウンタ37のカウント値
「1」をライン位置信号としてモータコントローラ36
に送る。メモリ38には、第1ラインに対しては標準モ
ータ制御データが書き込まれているから、モータコント
ローラ36は、ライン位置信号をアドレスとして標準モ
ータ制御データを読み出し、図4(A)に示す標準モー
タ駆動パルスを作成する。
【0054】この標準モータ駆動パルスは、ドライバ3
9に送られ、パルスモータ12を回転させる。このパル
スモータ12の回転は、ベルト14を介してプラテンド
ラム10に伝達される。モータコントローラ36は、規
定個数である20個のモータ駆動パルスを発生したとき
に、1ライン搬送終了信号をシステムコントローラ30
を介してラインカウンタ37に送る。このラインカウン
タ37は、インクリメントされてカウント値が「2」に
なる。このようにして、プラテンドラム10は、パルス
モータ12によって一定速度で連続回転する。
【0055】給紙されたカラー感熱記録紙16は、ガイ
ドローラ17に案内され、回転中のプラテンドラム10
の外周に巻き付けられる。そして、プラテンドラム10
の回転によって、排紙側のガイドローラ18に向けて搬
送される。この搬送中に、カラー感熱記録紙16の先端
がセンサー19で検出される。このセンサー19の検出
信号でラインカウンタ37がリセットされ、再度「1」
からカウントする。
【0056】システムコントローラ30は、ラインカウ
ンタ37の内容をチェックしており、カラー感熱記録紙
16の先端がイエロー用サーマルヘッド20を通過した
所定ライン位置に達したことを検知したときに、イエロ
ー用サーマルヘッド20のダウンをイエロー用プリント
コントローラ42に指示する。このイエロー用プリント
コントローラ42は、アップダウン機構52を作動さ
せ、イエロー用サーマルヘッド20を揺動して、発熱素
子アレイ20aをカラー感熱記録紙16に圧接する。
【0057】イエロー用サーマルヘッド20の圧接後
に、イエロー用プリントコントローラ42は、ラインカ
ウンタ43のリセット値「1」に基づいて、イエロー用
画像メモリ45から第1ライン目のイエロー画像データ
を画素毎に読み出し、これを画像用ラインメモリ46に
書き込む。なお、イエロー用サーマルヘッド20の圧接
からイエロー画像の記録開始までの間は、イエロー用サ
ーマルヘッド20が通電されずにカラー感熱記録紙16
に圧接した状態となっているが、この期間にイエロー用
サーマルヘッド20をバイアスデータでバイアス加熱し
てもよい。こうすると、イエロー画像の記録開始時での
カラー感熱記録紙16の搬送負荷変動をなくすことがで
きる。
【0058】システムコントローラ30のメモリには、
カラー感熱記録紙16の先端と記録エリアの先端との距
離、センサー10と各サーマルヘッド20〜22までの
距離がキーボードにより入力され、又は装置の製造時に
書き込まれている。システムコントローラ30は、ライ
ンカウンタ37の内容をチェックしており、記録エリア
の先端がイエロー用サーマルヘッド20の発熱素子アレ
イ20aに到達する直前に、イエロー用プリントコント
ローラ42にイエロー画像の1ラインプリント開始信号
を送る。
【0059】イエロー用プリントコントローラ42は、
1ラインプリント開始信号を受け取ると、ラインカウン
タ43をインクリメントして「2」にする。これととも
に、セレクタ47をバイアス用ラインメモリ46に接続
してから、バイアス用ラインメモリ46の読出しを開始
する。このバイアス用ラインメモリ46から、数値が
「255」の1ライン分のバイアスデータが、1個ずつ
順番に読み出されてコンパレータ48に送られる。他
方、イエロー用プリントコントローラ42は、比較デー
タ発生回路49のカウンタをリセットする。この比較デ
ータ発生回路49は、「0」の比較データをコンパレー
タ48に送る。
【0060】コンパレータ48は、入力されたバイアス
データと、「0」の比較データとを比較し、前者が後者
よりも大きいときに、「1」のバイアス駆動データを出
力する。コンパレータ42は、「0」の比較データのも
とで、1ライン分の標準バイアスデータを比較するか
ら、全てが「1」となった1ライン分のバイアス駆動デ
ータがシリアルに出力される。
【0061】シリアルなバイアス駆動データは、駆動回
路50に送られてシフトレジスタでパラレルなバイアス
駆動データに変換される。次に、1ライン分のバイアス
駆動データと、ストローブ信号発生回路51からのバイ
アス用ストローブ信号とはANDゲートアレイに送られ
てその論理積が求められる。全てのバイアス駆動データ
は「1」であるから、バイアス用ストローブ信号の幅と
同じパルス幅を持った1ライン分のバイアス駆動パルス
が出力される。このバイアス駆動パルスは、図5(A)
において符号「0」が付してある。1ライン分のバイア
ス駆動パルスによって、発熱素子アレイ20aの各発熱
素子62a,62b・・・が同時に駆動されて発熱す
る。
【0062】0番目のバイアス駆動パルスによる発熱が
終了すると、イエロー用プリントコントローラ42は、
比較データ発生回路49のカウンタをインクリメントし
て、「1」の比較データを発生させる。次に、イエロー
用プリントコントローラ42は、バイアス用ラインメモ
リ44から第2回目の読出しを開始する。このバイアス
用ラインメモリ44は、再び1ライン分のバイアスデー
タをシリアルに読み出してコンパレータ48に送る。前
述した手順により、図5(A)において「1」を付した
1番目のバイアス駆動パルスが1ライン分作成され、発
熱素子アレイ20aの各発熱素子62a,62b・・・
を同時に駆動する。
【0063】以下同様にして、「2」から「255」の
各比較データを用いてバイアス駆動パルスを作成する。
このように発熱素子アレイ20aの各発熱素子62a,
62b・・・は、バイアス加熱期間内で256回の発熱
を行うことにより、各発熱素子はイエロー感熱発色層3
5が発色する直前のバイアス熱エネルギーBYを発生す
る。
【0064】バイアス加熱が終了すると、階調加熱が開
始される。まず、イエロー用プリントコントローラ42
は、比較データ発生回路49のカウンタをリセットして
「0」にし、またセレクタ47を切り換えて、画像用ラ
インメモリ46をコンパレータ48に接続する。次に、
イエロー用プリントコントローラ42は、画像用ライン
メモリ44に書き込まれている第1ラインのイエロー画
像データを1個ずつ順次読み出してコンパレータ48に
送る。
【0065】コンパレータ48は、最初に「0」の比較
データと、シリアルに入力される各イエロー画像データ
とを順次比較する。イエロー画像データが比較データよ
りも大きい場合には、コンパレータ42は「1」の階調
駆動データを出力し、逆に小さい場合には「0」の階調
駆動データを出力する。このコンパレータ48から1ラ
イン分の各階調駆動データがシリアルに出力されて駆動
回路50に送られる。
【0066】駆動回路50では、1ライン分の階調駆動
データをパラレル変換してから、階調用ストローブ信号
を用いて階調駆動パルスに変換する。ここで、階調駆動
データが「0」の場合には、階調駆動パルスは発生しな
い。この1ラインの階調駆動パルスによって、発熱素子
アレイ20aの各発熱素子62a,62b・・・が選択
的に駆動されて発熱する。この第1番目の階調駆動パル
スは、図5(A)において符号「0」が付してある。
【0067】以下同様にして、「1」から「255」ま
での比較データを用い、各発熱素子を選択的に駆動す
る。これにより、各発熱素子は、0〜256回の範囲内
で、イエロー画像データに応じた回数だけ駆動され、階
調熱エネルギーGYJ を発生する。したがって、最高濃
度の画素を記録する場合には、発熱素子は0番目から2
55番目の階調駆動パルスで駆動される。最低濃度の画
素を記録する場合には、階調駆動パルスが与えられない
から、階調加熱期間が零となる。
【0068】各発熱素子は、一定なバイアス熱エネルギ
ーBYと、イエロー画像データに応じた階調熱エネルギ
ーGYJ とからなる発色熱エネルギーを発生する。これ
により、イエロー感熱発色層58は、図7の特性曲線に
基づいて、イエロー画像データに応じた濃度に発色する
から、四角形をした画素内にイエローのドットが形成さ
れる。
【0069】各発熱素子は、階調加熱が終了すると、図
5(A)に示すように、冷却期間に入って自然冷却が行
われる。この冷却期間は、階調駆動パルスの個数が小さ
いほど長くなる。なお、冷却期間の最小値(共通冷却期
間)は、発熱素子に最大個数の256個の階調駆動パル
スを供給して発熱させた後、発熱素子が常温のもとで所
定温度まで低下するに必要な時間から決められている。
【0070】共通冷却期間に入ってから、イエロー用プ
リントコントローラ42は、ラインカウンタ43のカウ
ント値「2」に基づいて、イエロー用画像メモリ45か
ら第2ラインのイエロー画像データを読み出して、画像
用ラインメモリ46に書き込む。また、セレクタ47を
バイアス用ラインメモリ44側に切り換える。
【0071】冷却期間が終了した時点で、イエロー用プ
リントコントーラ42は、1ラインプリント終了信号を
システムコントローラ30に送る。また、モータコント
ローラ36は、20個のパルスを発生したときに、1ラ
イン搬送終了信号をシステムコントローラ30に送り、
ラインカウンタ37をカウントアップする。システムコ
ントローラ30は、これらの信号を受け取ったときに、
モータコントローラ36に1ライン搬送開始信号とライ
ン位置信号とを送り、またイエロー用プリントコントロ
ーラ42に1ラインプリント開始信号を送る。
【0072】モータコントローラ36は、メモリ38か
らモータ制御データを読み出す。この場合には、第2ラ
インの搬送であるから、第1ラインと同様に、標準モー
タ駆動パルスを発生して、パルスモータ12を連続的に
回転する。
【0073】イエロー用プリントコントローラ42は、
1ラインプリント開始信号を受け取ると、ラインカウン
タ43を「3」にするとともに、第2ラインの記録を開
始する。前述したように、バイアス用ラインメモリ44
からバイアスデータを読み出してバイアス加熱し、次に
画像用ラインメモリ46から読み出した第2ラインのイ
エロー用画像データで階調加熱を行う。以下、同様にし
て、連続移動中のカラー感熱記録紙16に、イエロー画
像の第3ライン以降を順次記録する。
【0074】プラテンドラム10の回転で、イエロー画
像が記録された部分がイエロー用定着器23に到達する
と、発光ピークが420nmの近紫外線が照射され、イ
エロー感熱発色層58が定着されて発色能力が消失され
る。
【0075】システムコントローラ30は、ラインカウ
ンタ37のカウント値から、カラー感熱記録紙16がマ
ゼンタ用サーマルヘッド21に到達したことを検知する
と、マゼンタ記録部33にマゼンタ用サーマルヘッド2
1のダウンを指示する。マゼンタ記録部33はマゼンタ
用サーマルヘッド21を揺動させてカラー感熱記録紙1
6に圧接する。マゼンタ記録部33は、マゼンタ用画像
メモリから、第1ラインのマゼンタ画像データを読み出
して画像用ラインメモリに書き込む。
【0076】その後、記録エリアの先端がマゼンタ用サ
ーマルヘッド21に到達したことを検知すると、システ
ムコントローラ30は、マゼンタ記録部33に1ライン
プリント開始信号を送り、マゼンタ画像の第1ラインの
記録を指示する。なお、この場合に、前述したように、
システムコントローラ30は、イエロー記録部32にも
1ライン分のプリントを指示するとともに、搬送部31
にカラー感熱記録紙16の1ライン分の搬送を指示す
る。
【0077】マゼンタ画像の第1ラインの記録に際して
は、サーマルヘッド21の各発熱素子は、バイアスデー
タによって、図5(B)に示すように、0番〜255番
のバイアス駆動パルスで駆動され、バイアス熱エネルギ
ーBMを発生する。ここで、マゼンタ感熱発色層57の
バイアス熱エネルギーBMが大きいので、イエロー画像
の記録よりもパルス幅が長いストローブ信号が用いら
れ、それによりパルス幅が広いバイアス駆動パルスが作
成される。
【0078】次に、各発熱素子は、マゼンタ画像データ
に応じた個数の階調駆動パルスで駆動され、階調熱エネ
ルギーBMJ を発生する。これにより、マゼンタ画像の
第1ラインがイエロー画像の第1ラインに重なるように
記録される。冷却期間の終了後に、前述したイエロー画
像の記録と同様な手順で、マゼンタ画像の第2ライン以
降の記録が行われる。
【0079】マゼンタ画像が記録された部分がマゼンタ
用定着器26に達すると、発光ピークが365nmの紫
外線が照射され、マゼンタ感熱発色層57が定着されて
発色能力が消失される。
【0080】システムコントローラ30は、カラー感熱
記録紙16の先端がシアン用サーマルヘッド22に到達
すると、このサーマルヘッド22のダウンを指示して、
カラー感熱記録紙16に圧接させる。その後、記録エリ
アの先端がシアン用サーマルヘッド22に到達したこと
を検知すると、システムコントローラ30はシアン記録
部34に1ライン毎の記録を指示する。
【0081】シアン記録部34は、図5(C)に示すよ
うに、一定個数のバイアス駆動パルスと、マゼンタ画像
データに応じた個数の階調駆動パルスで各発熱素子を駆
動して、シアン感熱発色層56を加熱・発色させる。こ
れにより、イエロー画像及びマゼンタ画像の第1ライン
に重なるように、シアン画像の第1ラインが記録され
る。同様にしてカラー感熱記録紙16に、シアン画像の
第2ライン以降を順次記録する。
【0082】3個のサーマルヘッド20〜22によって
フルカラー画像が記録されたカラー感熱記録紙16は、
ガイドローラ18を経てトレイ等に排出される。
【0083】カラー感熱記録紙16の記録中に、3個の
サーマルヘッド20〜22は、カラー感熱記録紙16に
対して予め決められた位置でアップ又はダウンされ、そ
の後通電の開始又は停止が行われる。例えば、イエロー
用サーマルヘッド20の記録中に、マゼンタ用サーマル
ヘッド21がダウン(圧接)され、その後通電が開始さ
れる。逆に、マゼンタ用サーマルヘッド21の記録中
に、イエロー用サーマルヘッド20の通電が停止され、
その後アップ(退避)される。これらのサーマルヘッド
の挙動により、カラー感熱記録紙16の搬送負荷が変動
し、スジ状の濃度ムラが発生する。
【0084】図9は、イエロー用サーマルヘッドとマゼ
ンタ用サーマルヘッドの挙動に起因する搬送量の変動を
示すものである。イエロー用サーマルヘッド20がアッ
プしている状態では、搬送系には小さな搬送負荷が作用
している。カラー感熱記録紙16は、一定の搬送速度V
で搬送される。
【0085】カラー感熱記録紙16の搬送中にイエロー
用サーマルヘッド20がダウンすると、このサーマルヘ
ッド20がカラー感熱記録紙16に圧接するため、これ
らの間の摩擦抵抗で搬送負荷が増大する。この搬送負荷
の増大によって搬送系の歪みが増大する。この歪み量の
増大に応じて搬送速度が徐々に遅くなる。そして、搬送
負荷の増加量と歪み量とが平衡したときに搬送速度Vに
戻る。
【0086】イエロー用サーマルヘッド20の通電が開
始されると、発熱して温度が上昇する。イエロー用サー
マルヘッド20とカラー感熱記録紙16との間の摩擦抵
抗は、温度にほぼ反比例するから、イエロー用サーマル
ヘッド20の発熱によって搬送負荷が減少する。これに
より、搬送系の歪み量が減少するから、その分搬送速度
が速くなる。そして、イエロー用サーマルヘッド20の
通電状態での搬送負荷と搬送系の歪み量が平衡すると搬
送速度Vに戻る。この搬送速度Vのもとでイエロー画像
が1ラインずつ記録される。
【0087】イエロー画像の記録中に、マゼンタ用サー
マルヘッド21がダウンしてカラー感熱記録紙16に圧
接する。この搬送負荷の変動に応じて搬送系が歪むか
ら、搬送速度が一時的に遅くなり、その後一定の搬送速
度Vに戻る。カラー感熱記録紙16の搬送速度が一時的
に低下すると、イエロー用サーマルヘッド20で記録中
のラインは幅が狭くなるから、熱エネルギーが大きくな
ってイエロー濃度が高くなる。
【0088】その後、マゼンタ用サーマルヘッド21が
通電されると、搬送負荷が小さくなるから、カラー感熱
記録紙16の搬送速度が一時的に速くなる。これによ
り、イエロー用サーマルヘッド20で記録中のラインの
幅が広くなるから、熱エネルギーが小さくなってイエロ
ー濃度が低くなる。
【0089】イエロー用サーマルヘッド20とマゼンタ
用サーマルヘッド21で、イエロー画像とマゼンタ画像
とを1ラインずつ記録中に、イエロー画像の記録が終了
する。イエロー画像の記録が終了すると、イエロー用サ
ーマルヘッド20の通電が停止するから、搬送負荷が大
きくなって搬送速度が一時的に遅くなる。この場合に
は、マゼンタ用サーマルヘッド21で記録中のラインは
幅が狭くなり、マゼンタ濃度が高くなる。
【0090】イエロー用サーマルヘッド20の通電停止
後に、イエロー用サーマルヘッド20がカラー感熱記録
紙16から離れるから、カラー感熱記録紙16の搬送速
度が速くなる。このために、マゼンタ用サーマルヘッド
21で記録中のラインは幅が広くなって、マゼンタ濃度
が低くなる。
【0091】このように、サーマルヘッドのダウンと通
電停止により黒スジが発生し、サーマルヘッドのアップ
と通電開始とにより白スジが発生する。各サーマルヘッ
ドのアップダウンと通電開始又は停止は、カラー感熱記
録紙16の搬送位置に基づいて行われるから、白スジと
黒スジとが発生するラインは決まっている。そこで、搬
送部31のメモリ38には、濃度ムラが発生するライン
(これを修正ラインという)に対しては、修正モータ制
御データが記憶されている。この修正ラインは、1本だ
けでなく、連続した複数本の場合もある。
【0092】図1に示すように、モータコントローラ3
6は、システムコントローラ30からのライン位置信号
をアドレス信号として、メモリ38からデータを読み出
す。通常のラインの場合には、メモリ38から標準モー
タ制御データが読み出される。修正ラインに対しては、
濃度ムラの種類や程度に応じた修正モータ制御データが
読み出される。
【0093】通常のラインでは、モータコントローラ3
6は、標準モータ制御データから図4(A)に示す標準
モータ駆動パルスを作成し、このモータ駆動パルスでパ
ルスモータ12を標準速度で回転させる。
【0094】修正ラインでは、修正モータ制御データか
ら図4(B)又は(C)に示すモータ駆動パルスが作成
される。これらのモータ駆動パルスによって、パルスモ
ータ12を標準速度よりも速い又は遅い修正速度で回転
させる。これにより、プラテンドラム10は速度ムラが
発生しないように一定速度で回転する。
【0095】モータ制御データで規定された個数のパル
スを発生すると、ラインカウンタ37がインクリメント
される。そして、ラインカウンタ37のカウント値か
ら、カラー感熱記録紙16がプラテンドラム10から離
れて排出路に送り込まれたと判定されたときに、パルス
モータ10の回転が停止する。
【0096】図10は、直線移動型のカラー感熱プリン
タを示すものである。3個のプラテンローラ70〜72
が適当な間隔で配置されている。これらのプラテンロー
ラ70〜72の代わりに、固定配置したプラテンプレー
トを用いてもよい。各プラテンローラ70〜72に、イ
エロー用サーマルヘッド73,マゼンタ用サーマルヘッ
ド74,シアン用サーマルヘッド75が対向して配置さ
れている。各サーマルヘッド73〜75は、アップダウ
ン機構(図示せず)によって上下動する。
【0097】直線状をした搬送路に沿って複数の搬送ロ
ーラ対77〜80が配置されている。これらの搬送ロー
ラ対77〜80及びプラテンローラ70〜72は、1個
のパルスモータ85によって回転される。このパルスモ
ータ85は、前述したように、負荷変動が発生する場合
に、カラー感熱記録記録紙83の搬送速度が一定に保た
れるように、モータ駆動パルスの個数とパルスレートと
が修正される。なお、プラテンローラ毎にパルスモータ
を設けてもよい。
【0098】マゼンタ用サーマルヘッド74の直前に
は、イエロー用定着器81が配置され、シアン用サーマ
ルヘッド75の直前には、マゼンタ用定着器82が配置
されている。イエロー用サーマルヘッド73の上流側に
は、カラー感熱記録紙83の先端を検出するためのセン
サー84が配置されている。
【0099】カラー感熱記録紙83が下流側に搬送され
る際に、イエロー用サーマルヘッド73が降下してカラ
ー感熱記録紙83を押圧し、その後イエロー画像を1ラ
インずつ記録する。このイエロー画像が記録された部分
がイエロー用定着器81に到達すると、420nmの波
長域の近紫外線が照射されてイエロー画像が定着され
る。
【0100】次に、マゼンタ用サーマルヘッド74が下
降してから、通電が開始されてマゼンタ画像が1ライン
ずつ記録される。マゼンタ画像の記録後に、マゼンタ用
定着器82で420nmの波長域の近紫外線が照射され
てマゼンタ画像が定着される。その後、シアン用サーマ
ルヘッド75によってシアン画像が1ラインずつ記録さ
れる。
【0101】カラー感熱記録紙83の搬送路は、プラテ
ンローラ71の位置を上下にずらすことで、山又は谷形
にしてもよい。更に、プラテンローラ72をプラテンロ
ーラ70の下方に配置してU形の搬送路としてもよい。
【0102】カラー感熱記録紙としては、カットシート
を用いて1枚ずつプリントする他に、ロールシートを用
いて同じ画像を複数回連続的にプリントしたり、あるい
は異なった複数の画像を連続的にプリントし、最後にカ
ッタで1枚ずつに切断してもよい。また、カラー感熱記
録紙に、ブラック発色層を形成して4層構造としたり、
更には肌色等の特色を発色する感熱発色層を加えて5層
構造としてもよい。
【0103】画像のプリント中でも、各ライン毎に熱エ
ネルギーが異なるから、各ライン毎に摩擦抵抗が違って
くる。そのために、ライン毎に搬送負荷が変化し、僅か
であるが各ラインの濃度が所期の値と違ってくる。そこ
で、各ラインの記録の直前に、同時に記録される各色の
ラインの画像データを調べ、その全熱エネルギー又はそ
の平均値に応じて、モータの回転速度が修正してもよ
い。
【0104】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、サーマルヘッドの挙動に起因するスジ状の濃度ムラ
が発生するラインに対しては、モータの回転速度を修正
するから、スジ状の濃度ムラの発生を防止することがで
きる。また、カラー感熱記録紙の搬送速度を一定に保つ
から、各ラインの幅が一定となり、歪みのないカラー画
像を記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明を実施するためのドラム型のカラー感熱
プリンタを示す概略図である。
【図3】カラー感熱プリンタの電気構成を示すブロック
図である。
【図4】モータ駆動パルスの波形図である。
【図5】発熱素子を駆動するための駆動パルスの波形図
である。
【図6】カラー感熱記録紙の層構造の一例を示す図であ
る。
【図7】カラー感熱記録紙の発色特性を示す特性曲線図
である。
【図8】カラー感熱記録紙の記録状態を示す説明図であ
る。
【図9】搬送負荷変動による搬送速度の変化を示すグラ
フである。
【図10】直線搬送型のカラー感熱プリンタを示す概略
図である。
【図11】従来のカラー感熱プリント方法でプリントし
たカラー感熱記録紙を示す説明図である。
【符号の説明】
10 プラテンドラム 16 カラー感熱記録紙 20 イエロー用サーマルヘッド 21 マゼンタ用サーマルヘッド 22 シアン用サーマルヘッド 23 イエロー用定着器 26 マゼンタ用定着器 56 シアン感熱発色層 57 マゼンタ感熱発色層 58 イエロー感熱発色層 62a,62b,62c 発熱素子 63 画素 70〜72 プラテンローラ 73 イエロー用サーマルヘッド 74 マゼンタ用サーマルヘッド 75 シアン用サーマルヘッド 83 カラー感熱記録紙 85 パルスモータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/42 B41J 2/325 B41J 2/36 B41J 3/54 B41M 5/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イエロー感熱発色層,マゼンタ感熱発色
    層,シアン感熱発色層の少なくとも3種類の感熱発色層
    を積層したカラー感熱記録紙を用い、このカラー感熱記
    録紙の通過域に沿って、特定の感熱発色層を1ラインず
    つ記録する第1から第3の少なくとも3個のサーマルヘ
    ッドを上流側から順に配置し、カラー感熱記録紙が上流
    側から下流側へ移動する際に、上流側にある第1サーマ
    ルヘッドから順番にカラー感熱記録紙に圧接させてから
    通電を開始して、上層にある熱感度が高い感熱発色層か
    ら順に記録して、1回の移動でカラー感熱記録紙にフル
    カラー画像を記録するとともに、第1サーマルヘッドに
    よる記録直後及び第2サーマルヘッドによる記録直後
    に、各サーマルヘッドで記録された感熱発色層に特有な
    電磁線をカラー感熱記録紙に照射して定着するカラー感
    熱プリント方法において、 少なくとも1個のサーマルヘッドの記録中に、他のサー
    マルヘッドがカラー感熱記録紙に圧接し又はカラー感熱
    記録紙から離れることによってスジ状の濃度ムラが発生
    するラインに対しては、この濃度ムラに応じてカラー感
    熱記録紙を搬送するモータの速度を修正することを特徴
    とするカラー感熱プリント方法。
  2. 【請求項2】 イエロー感熱発色層,マゼンタ感熱発色
    層,シアン感熱発色層の少なくとも3種類の感熱発色層
    を積層したカラー感熱記録紙を用い、このカラー感熱記
    録紙の通過域に沿って、特定の感熱発色層を1ラインず
    つ記録する第1から第3の少なくとも3個のサーマルヘ
    ッドを上流側から順に配置し、カラー感熱記録紙が上流
    側から下流側へ移動する際に、上流側にある第1サーマ
    ルヘッドから順番にカラー感熱記録紙に圧接させてから
    通電を開始して、上層にある熱感度が高い感熱発色層か
    ら順に記録して、1回の移動でカラー感熱記録紙にフル
    カラー画像を記録するとともに、第1サーマルヘッドに
    よる記録直後及び第2サーマルヘッドによる記録直後
    に、各サーマルヘッドで記録された感熱発色層に特有な
    電磁線をカラー感熱記録紙に照射して定着するカラー感
    熱プリント方法において、 少なくとも1個のサーマルヘッドの記録中に、他のサー
    マルヘッドの通電開始又は通電停止によってスジ状の濃
    度ムラが発生するラインに対しては、この濃度ムラに応
    じてカラー感熱記録紙を搬送するモータの速度を修正す
    ることを特徴とするカラー感熱プリント方法。
  3. 【請求項3】 前記モータは、モータ駆動パルスで回転
    されるパルスモータであり、濃度ムラが発生するライン
    に対しては、モータ駆動パルスの個数及びパルスレート
    を変更するようにしたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のカラー感熱プリント方法。
JP28488494A 1994-11-18 1994-11-18 カラー感熱プリント方法 Expired - Fee Related JP3462281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28488494A JP3462281B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 カラー感熱プリント方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28488494A JP3462281B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 カラー感熱プリント方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08142423A JPH08142423A (ja) 1996-06-04
JP3462281B2 true JP3462281B2 (ja) 2003-11-05

Family

ID=17684289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28488494A Expired - Fee Related JP3462281B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 カラー感熱プリント方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3462281B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240333A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Ricoh Elemex Corp サーマルヘッド印字装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08142423A (ja) 1996-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3510026B2 (ja) カラーサーマルプリント方法
JP3501567B2 (ja) カラーサーマルプリンタ
JP3713078B2 (ja) サーマルプリンタのジャム検出装置
JPH08192524A (ja) カラー感熱プリント方法
JP3462281B2 (ja) カラー感熱プリント方法
US6496211B2 (en) Thermal printer and thermal printing method
JP3369012B2 (ja) カラー感熱プリント方法
JP2896275B2 (ja) カラー感熱記録方法
JPH091841A (ja) カラー感熱プリント方法及び装置
JP3419934B2 (ja) カラー感熱プリント方法
JPH09267500A (ja) カラーサーマルプリンタ
JPH08174876A (ja) カラーサーマルプリント方法
JP2006082425A (ja) カラー感熱プリンタ、およびプリンタ
JP2001239686A (ja) サーマルプリンタ
JP3606675B2 (ja) カラー感熱プリンタ
JP3369340B2 (ja) カラーサーマルプリンタ
JPH08197818A (ja) カラー感熱プリント方法
JP2001293923A (ja) プリンタ及び記録紙
JPH11348337A (ja) サーマルプリント方法
JP2002019188A (ja) サーマルプリンタ及び記録紙
JPH04220360A (ja) サーマルヘッド
JP2001054957A (ja) カラー感熱プリンタ
JP2004136608A (ja) 感熱プリンタ及び感熱プリント方法
US20020093560A1 (en) Three-heads one-pass type thermal printer
JPH11348336A (ja) サーマルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370