JP3461075B2 - 不飽和ポリエステル樹脂組成物およびパテ塗料 - Google Patents

不飽和ポリエステル樹脂組成物およびパテ塗料

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JP3461075B2
JP3461075B2 JP33286695A JP33286695A JP3461075B2 JP 3461075 B2 JP3461075 B2 JP 3461075B2 JP 33286695 A JP33286695 A JP 33286695A JP 33286695 A JP33286695 A JP 33286695A JP 3461075 B2 JP3461075 B2 JP 3461075B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不飽和ポリエステル
樹脂組成物及びパテ塗料に関し、さらに詳しくは自動車
補修用パテ塗料のバインダーとして好適な不飽和ポリエ
ステル組成物及びこれを用いたパテ塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に不飽和ポリエステルは、他の樹脂
に比べ比較的安価であり、また常温でも短時間で硬化す
るため作業性に優れ、さらに主原料の選択によって種々
の優れた物理的および化学的特性を有するため、例えば
波板、浴槽、浄化層等の建設資材、タンク容器、パイプ
等の工業機材、船舶、自動車等の輸送機器、電気絶縁素
材、レジンコンクリート、化粧板、ゲルコート、パテ塗
料などの各種用途に広く使用されている。特に自動車補
修用パテ塗料には、(1)ヘラ付け作業性に優れている
こと、(2)常温ですみやかに硬化すること、(3)研
磨性に優れていること、(4)素材との付着性に優れて
いること、(5)上塗り塗料との付着性に優れているこ
と、(6)耐湿性に優れていること、(7)耐久性(ク
ラック)に優れていること等の性能が要求される。
【0003】しかし、近年、自動車外壁に使用される素
材が、防錆を目的にリン酸亜鉛、リン酸鉄等で処理した
鉄板から、重防蝕を目的に亜鉛を主成分とした金属を直
接鉄板に電気処理した防錆鋼板およびアルミ板に移行し
てきているため、従来のパテで補修すると、被膜の付着
阻害をおこし、ハクリ、ブスター等が多発する問題があ
った。また不飽和ポリエステルにジシクロペンタジエン
を導入し、素材との付着性向上することが行われている
が、これら不飽和ポリエステル組成物を自動車補修用パ
テ塗料のバインダーとして使用した場合でも電気亜鉛処
理鋼板への付着性は十分でなく、120℃で20分程度
の焼き付けでハクリが生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、亜鉛処理防
錆鋼板及びアルミ板に対する付着性に優れ、かつ研磨
性、耐湿性、耐久性及び乾燥性に優れた自動車補修用パ
テ塗料のバインダーとして好適に用いることができる不
飽和ポリエステル組成物並びにこれを用いたパテ塗料を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
に鑑み、鋭意研究した結果、多塩基酸成分に常温での硬
化を速めるための一定量のα,β−不飽和多塩基酸成
分、電気亜鉛処理板及びアルミ板の金属成分と錯体を構
成と推定される一定量の5−スルホン酸ナトリウム−
1,3−ジカルボキシ−ベンゼンを含む飽和多塩基酸成
分、多価アルコール成分の一部に素材表面の金属類によ
る硬化阻害の影響を少なくして電気亜鉛処理鋼板及びア
ルミ板への付着性を向上させるためのビスフェノールA
誘導体成分、素材との接着性を付与するための一定量の
ジシクロペンタジエン及び研磨性を向上させるための一
定量の空乾性成分を用いて得られる不飽和ポリエステル
(A)と、液状重合性不飽和化合物(B)とを含んでな
る不飽和ポリエステル樹脂組成物をパテのバインダーと
して使用することにより前記目的が達成されることを見
出し、本発明に到達した。
【0006】本発明は、(A)(a)飽和多塩基酸0.
5〜90モル%及びα,β−不飽和多塩基酸10〜9
9.5モル%を含み、飽和多塩基酸として、5−スルホ
ン酸ナトリウム−1,3−ジカルボキシ−ベンゼンを
0.5〜10モル%含む多塩基酸成分、(b)多価アル
コール成分中の2〜50モル%が一般式(I)
【化3】 (式中、nは1〜5の整数である)で表されるビスフェ
ノールAのエチレンオキサイド誘導体及び/又は一般式
(II)
【化4】 (式中、nは1〜5の整数である)で表されるビスフェ
ノールAのプロピレンオキサイド誘導体である多価アル
コール成分、(c)成分(a)、成分(b)、成分
(c)及び成分(d)の総量に対して、3〜30重量%
のジシクロペンタジエン並びに(d)成分(a)、成分
(b)、成分(c)及び成分(d)の総量に対して、5
〜30重量%のヨウ素価40以上のアリル化合物及び/
又は動植物油からなる空乾性成分を反応させて得られる
不飽和ポリエステル30〜80重量%並びに (B)液状の重合性不飽和化合物20〜70重量%とを
含有してなる不飽和ポリエステル樹脂組成物に関する。
【0007】また、本発明は、前記不飽和ポリエステル
樹脂組成物をバインダーとして含有してなるパテ塗料に
関する。なお、前記5−スルホン酸ナトリウム−1,3
−ジカルボキシ−ベンゼンは、下記式(III)で表され
る。
【化5】
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる多塩基酸成分
(a)は飽和多塩基酸とα,β−不飽和多塩基酸からな
り、その使用割合は0.5〜90モル%:99.5〜1
0モル%、好ましくは0.5〜60モル%:99.5〜
40モル%、より好ましくは0.5〜40モル%:9
9.5〜60モル%とされる。α,β−不飽和多塩基酸
の使用割合が99.5モル%を超えるとパテ塗膜の架橋
密度が高くなり、高膜厚にすると塗膜にクラックが発生
し、塗膜が脱落するおそれがあり、また10モル%未満
では常温での硬化が遅くなり、また、パテ塗膜の乾燥性
及び研磨性が低下する。
【0009】飽和多塩基酸中には一定量の5−スルホン
酸ナトリウム−1,3−ジカルボキシ−ベンゼン(以下
5−SSIPAと略す)が必須成分と使用される。5−
SSIPA中のスルホン酸イオンが電気亜鉛処理板及び
アルミ板の金属と錯体を形成すると推定され、これら金
属類との付着性が大幅に向上することが判明した。5−
SSIPAは飽和多塩基酸及びα,β−不飽和多塩基酸
の総量に対して0.5〜10モル%の範囲、好ましくは
0.5〜5モル%の範囲、より好ましくは0.5〜3モ
ル%の範囲とされる。5−SSIPAの使用量が少なす
ぎると、素材への付着性が低下し、多すぎると塗膜の耐
水性及び耐薬品性、特に耐アルカリ性が極度に低下する
傾向にある。
【0010】前記5−SSIPA以外の飽和多塩基酸と
しては、例えば、無水フタル酸、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘット
酸、アジピン酸、セバシン酸等が用いられる。また、
α,β−不飽和多塩基酸としては、例えば無水マレイン
酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、シトラコン
酸等が用いられる。前記飽和多塩基酸またはα,β−不
飽和多塩基酸はそれぞれ併用してもよい。これらのうち
ジシクロペンタジエン(c)の付加反応を容易にするた
めに、α,β−不飽和多塩基酸としては、特に、無水マ
レイン酸およびフマール酸が好ましい。
【0011】本発明に用いられる多価アルコール成分
(b)には、該成分に対して2〜50モル%の前記一般
式(I)で表されるビスフェノールAのエチレンオキサ
イド誘導体又は前記一般式(II)で表されるプロピレン
オキサイド誘導体が使用される。電気亜鉛処理鋼板およ
びアルミ板への付着性は、耐アルカリ性に優れた材料、
例えばビスフェノールAとエピクロロヒドリンから得ら
れるエポキシ樹脂、水素添加ビスフェノールA等によっ
て向上するが、研磨性、耐湿性、耐クラック性等のパテ
塗膜の総合的特性のバランスの点から、前記ビスフェノ
ールA誘導体を多価アルコール成分の一部に使用するこ
とが必要である。前記ビスフェノールAのエチレンオキ
サイド誘導体又はプロピレンオキサイド誘導体の使用割
合が、全多価アルコール成分に対して2モル%未満で
は、電気亜鉛処理鋼板への付着性が低下し、例えばパテ
塗膜を120℃で30分焼付けした場合には全面ハクリ
を生ずる。また、50モル%を超えて使用しても著しい
効果がなく、経済的に不利となる。
【0012】前記ビスフェノールAのエチレンオキサイ
ドまたはプロピレンオキサイド誘導体以外の多価アルコ
ール成分としては、例えばエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレ
ングリコール、2,3−ブチレングリコール、ネオペン
チルグリコール、1,6−ヘキサングリコール、トリメ
チロールプロパン、グリセリン、トリメチロールエタ
ン、ペンタエリスリトール、水添加ビスフェノールA等
が用いられる。これらは併用して用いてもよい。多価ア
ルコール成分は、多塩基酸成分1当量に対して、1〜
1.5当量で使用することが好ましく、1.05〜1.
2当量で使用することがさらに好ましい。なお、下記す
るアリルグリシジルエーテルは、この場合1価のアルコ
ールとみなされる。
【0013】本発明に用いられるジシクロペンタジエン
(c)は、成分(a)、成分(b)、成分(c)及び成
分(d)の総量に対して3〜30重量%、好ましくは5
〜30重量%、より好ましくは5〜20重量%使用され
る。ジシクロペンタジエンは、石油のC5留成分から製
造され、加熱によってそれ自体単独重合、α,β−不飽
和多塩基酸の二重結合へのディールスアルダー反応、多
塩基酸成分のカルボキシル基との付加反応などの多くの
反応形態をとる。ジシクロペンタジエンの添加によって
前記成分(b)との相乗効果により電気亜鉛処理鋼板お
よびアルミ板への付着性をより向上させることができ
る。前記ジシクロペンタジエンの使用割合が、3重量%
未満では十分な相乗効果が得られず、電気亜鉛処理鋼板
およびアルミ板への付着性が低下する。また30重量%
を超えて使用しても付着性に対する著しい相乗効果は得
られず、またパテ塗膜の乾燥性が低下する。
【0014】本発明に用いられる空乾性成分(d)は、
ヨウ素価が40以上のアリル化合物および/または動植
物油からなり、その使用割合は成分(a)、成分
(b)、成分(c)及び成分(d)の総量に対して5〜
30重量%、好ましくは7〜25重量%、より好ましく
は10〜25重量%である。前記空乾性成分の使用割合
が5重量%未満ではパテ塗膜の研磨性が十分でなく、ま
た30重量%を超えるとパテ塗膜の研磨性は良好となる
が、硬さが十分でなく研磨の際に塗膜がキズがつきやす
くなる。アリル化合物または動植物油のヨウ素価が40
未満では、パテ塗装した場合の空乾性が劣り、パテ塗膜
を平滑にする際のサンダーまたはペーパー研磨ができ
ず、作業性が著しく低下する。アリル化合物および/ま
たは動植物油の使用に際しては、アリル化合物が動植物
油に比べて電気亜鉛処理鋼板およびアルミ板への付着性
を向上させる作用が大きい反面、パテ塗膜を硬くし、研
磨作業性を低下させる傾向にあるため、これらの付着性
と研磨作業性のバランスの点から適宜決められる。
【0015】前記ヨウ素価40以上のアリル化合物とし
ては、例えばアリルグリシジルエーテル、アリルグリコ
ール、グリセリンモノアリルエーテル、グリセリンジア
リルエーテル、トリメチロールプロパンモノアリルエー
テル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、ペン
タエリスリトールモノアリルエーテル、ペンタエリスリ
トールジアリルエーテル、ペンタエリスリトールトリア
リルエーテル等が用いられる。アリルグリシジルエーテ
ルを使用する場合は、安息香酸カリウム、ジメチルドデ
シルベンジルアンモニウムクロライド等の開環触媒を、
アリルグリシジルエーテルに対して、0.1〜1重量%
の範囲で使用することが好ましい。またヨウ素価が40
以上の動植物油としては、大豆油、アマニ油、脱水ヒマ
シ油、サフラワ油、綿実油、キリ油、魚油等が用いられ
る。またこれら油類のエステル交換油または脂肪酸類を
用いることができる。これらのアリル化合物および動植
物油は鋼板への付着性とパテの研磨作業性から併用する
ことが好ましい。
【0016】本発明に用いられる不飽和ポリエステル
(A)は、常法により得ることができる。例えば、前記
多塩基酸成分(a)、前記多価アルコール成分(b)、
ジシクロペンタジエン(c)および空乾性成分(d)を
150〜220℃で重縮合反応させるか、または前記多
塩基酸成分(a)の全部または一部と、前記多価アルコ
ール成分(b)と、ジシクロペンタジエン(c)とを1
20〜220℃で予備縮合反応させた後、前記多塩基酸
成分(a)の一部と、前記空乾性成分(d)を添加し、
120〜220℃で縮合反応させて得られる。不飽和ポ
リエステル(A)の数平均分子量はパテ塗料の作業性と
塗膜の耐水性から通常500〜10,000、好ましく
は1,000〜3,000、またその酸価は通常100
以下、より好ましくは50以下に調整されることが好ま
しい。
【0017】本発明に用いられる液状の重合性不飽和化
合物(B)としては、例えばスチレン、α−メチルスチ
レン、クロロスチレン、ビニルトルエン、t−ブチルス
チレン、ジビニルベンゼン等の芳香族ビニル化合物、ア
クリル酸メチル、メタクリル酸メチル、グリシジルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート等のメ
タアクリル酸またはアクリル酸系化合物が挙げられる。
これらは併用してもよい。
【0018】本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物
は、前記不飽和ポリエステル(A)30〜80重量%
(好ましくは60〜70重量%)および前記液状の重合
性不飽和化合物(B)20〜70重量%(好ましくは3
0〜40重量%)を含有する。該液状重合性不飽和化合
物(B)の配合割合が20重量%未満では不飽和ポリエ
ステル(A)との反応が十分でなく、高硬度の塗膜が得
られず、またパテ塗膜の研磨の際キズがつきやすくな
る。また70重量%を超えるとパテ塗膜の肉特性が悪く
なり、硬化性が低下する。
【0019】本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物を
パテ塗料として使用する際には、必要に応じて充填剤、
着色顔料、硬化促進剤又は安定剤が配合される。このと
き、特に、充填剤又は着色顔料を使用するときは、配合
物全体を3本ロール、デゾルバー等で混練して配合され
る。充填剤としては、例えばタルク、マイカ、カオリ
ン、炭酸カルシウム、クレー等が挙げられる。充填剤
は、通常、パテ塗料中に30〜80重量%使用される。
着色顔料としては、例えばチタン白、ベンガラ、アニリ
ンブラック、カーボンブラック、シアニンブルー、マン
ガンブルー、鉄黒、クロムイエロー、クロムグリーン、
マピコイエロー等が挙げられる。着色顔料は、通常、パ
テ塗料中に1〜10重量%使用される。硬化促進剤とし
ては、例えばナフテン酸コバルト、オクテン酸コバル
ト、オクテン酸マンガン等の金属石けん類、ジメチルア
ニリン、ジエチルアニリン等のアミン類などが挙げられ
る。硬化促進剤の使用量は、通常パテ塗料中に0.2〜
5重量%使用される。また、ハイドロキノン等の重合禁
止剤を安定剤として使用することが好ましく、パテ塗料
中に0.05〜0.2重量%使用することが好ましい。
【0020】また前記塗料の塗装時(パテ付け)には、
硬化剤が混合分散される。硬化剤は、通常、パテ塗料中
に1〜4重量%使用される。該硬化剤としてはメチルエ
チルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキ
サイド、ベンゾイルパーオキサイド等が用いられる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。な
お、下記例中の部および%はそれぞれ重量部および重量
%を意味する。 実施例1 〈エステル交換油の製造〉撹拌機、ガス導入管、温度系
および還流冷却器を備えた2リットルの四つ口フラスコ
にアマニ油(ヨウ素価170)1,200部、グリセリ
ン300部および酢酸鉛0.5部を入れ、窒素ガスを吹
き込みながら、2時間で220℃に加熱し、同温度で経
時ごとに釜内容物1gをメタノール2gに溶解させたと
きの状態(25℃)が透明となった時点を終点とし、2
20℃で1.5時間を要した。
【0022】〈不飽和ポリエステル組成物の製造〉前記
と同様の装置を用いて、ジエチレングリコール515.
2部(4.9モル)、ビスオール3PN(東邦千葉化学
工業(株)製商品名、ビスフェノールAのプロピレンオキ
サイド上式においてn=3の付加体)216.0部
(0.54モル)、テトラハイドロ無水フタル酸13
3.9(0.88モル)、5−SSIP(イーストマン
ケミカル社製)18.0部(0.0672モル)、無水
マレイン酸423.4部(4.32モル)、ジシクロペ
ンタジエン180.4部(全仕込み量の9.9重量
%)、ハイドロキノン0.2部およびジブチル錫ラウレ
ート0.5部を入れ、窒素ガスを吹込みながら140℃
で時間加熱後、140℃から190℃まで3時間で昇温
し、同温度で釜内内容物の酸価が30〜50になるまで
加熱した。190℃昇温後、3時間加熱で酸価43.5
となった。
【0023】次に120℃に冷却後、前記エステル交換
油330.5部(油分として全仕込み量の14.6重量
%)およびキシロール40部を入れ、180℃に昇温、
同温度で経時ごとにサンプリングを行い、スチレンで加
熱残分65%に希釈した際の粘度(ガードナー25℃、
以下同じ)および酸価を測定した。180℃昇温後5.
5時間で粘度3.7秒、酸価31.2を示した。次いで
160℃に冷却し、窒素ガス注入量を多くし、釜内のキ
シロールを除去しながら同様にスチレンで65%に希釈
した際の粘度および酸価を測定し、160℃で4時間加
熱後、粘度7.2秒および酸価22.4を示した時点を
終点とした。反応終了後、ハイドロキノン0.2部を添
加したスチレンに溶解し、加熱残分65%になるように
調整し、不飽和ポリエステル組成物を得た。この組成物
の粘度は8.5秒、酸価は22.3であり、不飽和ポリ
エステルの数平均分子量は1,920(HLC:ハイス
ピード リオット クロマトグラフィ)であった。
【0024】実施例2 実施例1と同じ装置を用い、エチレングリコール30
8.3部(4.97モル)、ビスオール3PN 35
1.0部(0.88モル)、テトラハイドロ無水フタル
酸177.8部(1.17モル)、5−SSIP 2
8.5部(0.106モル)、無水マレイン酸229.
3部(2.34モル)、フマール酸271.4部(2.
34モル)、ジシクロペンタジエン126.4部(全仕
込み量の6.6重量%)、ジブチル錫ラウレート0.6
部およびハイドロキノン0.2部を入れ、実施例1と同
様に加熱した。190℃に昇温し、5時間加熱後、酸価
37.4を示した。
【0025】次に100℃に冷却し、実施例1で用いた
エステル交換油170.8部(油分として全仕込み量の
7.1重量%)、アリルグリジルエーテル(ヨウ素価2
22)163.8部(全仕込み量の8.5重量%)、無
水マレイン酸98部(1.0モル)、アリルグリシジル
エーテルの開環触媒としてジメチルドデシルベンジルア
ンモニウムクロライド1.0部およびキシロール40部
を入れ、120℃で3時間加熱後、3時間で180℃に
昇温し、同温度で加熱しながら実施例1と同様にスチレ
ンで加熱残分65%に希釈した際の粘度および酸価を測
定した。180℃昇温し、6.8時間後に粘度3.8秒
および酸価15.5を示した。
【0026】次いで160℃に冷却し、窒素ガス注入量
を多くし、キシロールを除去しながら同温度で同様にス
チレンで65%に希釈した際の粘度および酸価を測定
し、3時間加熱後、粘度7.0秒および酸価13.2で
終点とした。反応終了後、ハイドロキノン6.2部を添
加したスチレンに加熱残分65%になるように溶解し、
不飽和ポリエステル組成物を得た。この組成物の粘度は
7.9秒、酸価13.5であり、不飽和ポリエステルの
数平均分子量は1,750(HLC測定)であった。
【0027】実施例3 実施例1と同じ装置を用い、エチレングリコール53
4.2部(5.04モル)、ビスオール3PN 22
4.0部(0.56モル)、テトラハイドロ無水フタル
酸127.7部(0.84モル)、イソフタル酸13
9.4部(0.84モル)、アジピン酸81.8部
(0.56モル)、5−SSIP 18.5部(0.0
69モル)、無水マレイン酸329.3部(3.36モ
ル)、ジシクロペンタジエン160部(全仕込み量の
8.6重量%)、ジブチル錫ラウレート0.5部および
ハイドロキノン0.2部を入れ、窒素ガスを吹込みなが
ら、140℃で1時間加熱後、4時間で210℃に昇温
し、同温度で酸価50〜60になるまで加熱した。21
0℃昇温後、2.5時間で酸価52.4を示した。
【0028】次いで140℃に冷却し、トリメチロール
プロパンジアリルエーテル253.0部(ヨウ素価22
5、全仕込み量の13.6重量%)およびキシロール4
0部を入れ、180℃に昇温し、同温度で実施例1と同
様にスチレンで65%に希釈した際の粘度および酸価を
測定した。180℃に昇温し、8時間後粘度3.8秒お
よび酸価12.3を示した。次いで160℃に冷却し、
窒素ガス注入量を多くし、キシロールを除去しながら同
温度で同様にスチレンで65%に希釈した際の粘度およ
び酸価を測定し、3時間後、粘度6.8秒および酸価1
1.3で終点とした。反応終了後、ハイドロキノン0.
2部を添加したスチレンに加熱残分65%になるように
溶解し不飽和ポリエステル組成物を得た。この組成物の
粘度は7.3秒、酸価11.5であり、不飽和ポリエス
テルの数平均分子量は2,200(HLC測定)であっ
た。
【0029】実施例4 実施例1と同じ装置を用い、ジエチレングリコール56
1.4部(5.30モル)、ビスオール3PN 23
5.4部(0.59モル)、テトラハイドロ無水フタル
酸162.6部(1.07モル)、5−SSIP 1
9.5部(0.073モル)、無水マレイン酸367.
0部(3.75モル)、ジシクロペンタジエン180.
8部(全仕込み量の9.2重量%)、アマニ油脂肪酸
(ヨウ素価175)442.0部(全仕込み量の22.
5重量%)、ジブチル錫ラウレート0.5部、ハイドロ
キノン0.2部およびキシロール40部を入れ、窒素ガ
スを吹込みながら140℃で1.5時間加熱後、3時間
で180℃に昇温し、同温度で実施例1と同様にスチレ
ンで加熱残分65%に希釈した際の粘度および酸価を測
定した。180℃で10時間加熱後、粘度3.5秒およ
び酸価18.8を示した。
【0030】次いで160℃に冷却し、窒素ガス注入量
を多くし、キシロールを除去しながら同様にスチレンで
加熱残分65%に希釈した際の粘度および酸価を測定
し、3時間加熱後、粘度6.8秒および酸価17.2で
終了とし、ハイドロキノン0.2部を添加したスチレン
に加熱残分65%になるように溶解し、不飽和ポリエス
テル組成物を得た。この組成物の粘度は7.3秒、酸価
17.4であり、不飽和ポリエステルの数平均分子量は
1,780(HLC測定)であった。
【0031】比較例1 実施例1と同じ装置を用い、ジエチレングリコール47
7.0部(4.5モル)、エチレングリコール186.
0部(3.0モル)、テトラハイドロ無水フタル酸22
8.0部(1.5モル)、無水マレイン酸588.0部
(6.0モル)およびハイドロキノン0.2部を入れ窒
素ガスを吹込みながら、140℃から190℃までを3
時間で昇温し、同温度で酸価40〜50になるまで加熱
した。180℃昇温後5時間で酸価43.6を示した。
【0032】次に120℃に冷却後、実施例1で用いた
エステル交換油343.5部(油分として全仕込み量の
15.1重量%)およびキシロール40部を入れ、18
0℃に昇温し、同温度で実施例1と同様にスチレンで加
熱残分65%に希釈した際の粘度および酸価を測定し
た。180℃昇温後、6時間加熱で粘度3.6秒および
酸価18.5を示した。次いで160℃に冷却し、窒素
ガス注入量を多くし、キシロールを除去しながら同様に
スチレンで加熱残分65%に希釈した際の粘度および酸
価を測定し、3時間加熱後、粘度8.8秒および酸価1
5.7で終点とした。反応終了後、ハイドロキノン0.
2部を添加したスチレンに加熱残分65%になるように
溶解し、不飽和ポリエステル組成物を得た。この組成物
の粘度は10.7秒、酸価は15.0であり、不飽和ポ
リエステルの数平均分子量は1,850(HLC測定)
であった。
【0033】比較例2 実施例1と同じ装置を用い、ジエチレングリコール59
1.5部(5.58モル)、ビスオール3PN 248
部(0.62モル)、テトラハイドロ無水フタル酸15
3.8部(1.01モル)、無水マレイン酸386.1
部(3.94モル)およびハイドロキノン0.2部を入
れ、窒素ガスを吹込みながら、140℃から180℃ま
で4時間で昇温し、同温度で酸価35〜45になるまで
加熱した。180℃昇温後、4時間で酸価36.8を示
した。
【0034】次に100℃に冷却後、実施例1で用いた
エステル交換油189.7部(油分として全仕込み量の
8.3重量%)、アリルグリシジルエーテル152.5
部(全仕込み量の8.4重量%)、無水マレイン酸10
0.0部(1.02モル)、アリルグリシジルエーテル
の開環触媒としてジメチルドデシルベンジルアンモニウ
ムクロライド0.5部およびキシロール40部を入れ、
120℃で2時間加熱後、3時間で180℃に昇温し、
同温度で実施例1と同様にスチレンで加熱残分65%に
希釈した際の粘度および酸価を測定した。180℃で6
時間加熱後、粘度3.7秒および酸価18.2を示し
た。次いで160℃に冷却し、窒素ガス注入量を多く
し、キシロールを除去しながら同様にスチレンで加熱残
分65%に希釈した際の粘度および酸価を測定し、3時
間加熱後、粘度7.8秒および酸価16.2で終点とし
た。反応終了後、ハイドロキノン0.2部を添加したス
チレンに加熱残分65%になるように溶解し、不飽和ポ
リエステル組成物を得た。この組成物の粘度は8.0
秒、酸価は15.9であり、不飽和ポリエステルの数平
均分子量は1,580(HLC測定)であった。
【0035】比較例3 実施例1と同じ装置を用い、ジエチレングリコール42
2.9部(3.99モル)、エチレングリコール16
4.9部(2.66モル)、テトラハイドロ無水フタル
酸202.2部(1.33モル)、ジシクロペンタジエ
ン179.6部(全仕込み量の10.0重量%)および
ハイドロキノン0.2部を入れ、窒素ガスを吹込みなが
ら、140℃で1.5時間加熱後、3時間で190℃に
昇温し、同温度で酸価30〜40になるまで加熱した。
190℃で2時間加熱後、酸価37.8を示した。
【0036】次に120℃に冷却し、実施例1で用いた
エステル交換油304.6部(油分として全仕込み量の
13.4重量%)およびキシロール40部を入れ180
℃に昇温し、同温度でスチレンで加熱残分65%に希釈
した際の粘度および酸価を測定した。180℃昇温後、
7時間で粘度3.6秒および酸価8.8を示した。次い
で160℃に冷却し、窒素ガス注入量を多くし、キシロ
ールを除去しながら同様に加熱残分65%に希釈した際
の粘度および酸価を測定した。3時間加熱後、粘度6.
2秒および酸価7.2で終点とした。反応終了後、ハイ
ドロキノン0.2部を添加したスチレンに加熱残分65
%になるように溶解し、不飽和ポリエステル組成物を得
た。この組成物の粘度は7.0秒、酸価は6.8であ
り、不飽和ポリエステルの数平均分子量は1,100
(HLC測定)であった。
【0037】〈試験例〉実施例1〜4および比較例1〜
3で得られた不飽和ポリエステル組成物の塗膜特性を次
のように試験した。 (1)パテ塗料配合 表1の配合の材料をそれぞれ300mlの丸缶に採取し、
高速デゾルバーで15分間撹拌して均一に分散させた。
【0038】
【表1】
【0039】(2)試験板の調整 試験板として鉄板(日本パネル(株)製、SPCC−S
B)、亜鉛処理板(日本パネル(株)製、SPGC)およ
び電気亜鉛処理板(新日鉄(株)製、シルバーアロイ)を
用い、表面を耐水ペーパー♯150で軽く研磨した。 (3)試験片の作製 (1)で作製したそれぞれの塗料に55%メチルエチル
ケトンパーオキサイドを2%添加し、これを(2)で調
整した各試験板上に2mm厚にパテ付けした。
【0040】(4)塗膜性能の測定 実施例1〜4および比較例1〜3の樹脂組成物を用いて
得たパテ塗料について下記に示す塗膜性能を試験した。
なお、実施例1〜4および比較例1〜3の樹脂組成物の
組成を表2に示し、塗膜性能の試験結果を表3に示し
た。 (1)乾燥性:鉄板上へパテ付後、経時ごとに表面を耐
水ペーパー♯150を用いて指で軽く研磨し、研磨可能
になる時間(分)を測定した。 (2)研磨性:鉄板上へパテ付後、常温(20℃)で4
時間放置後、耐水ペーパー♯150を用いて指で研磨
し、研磨のしやすさを比較し、次のようにして評価し
た。 ○:軽く研磨しても、よくパテ塗膜が削れる。 △:パテ塗膜が削れるが、研磨がやや重く感じる。 ×:研磨が重くパテ塗膜がよく削れない。
【0041】(3)付着性:各試験板上へパテ付後、常
温(20℃)で16時間放置し、その後120℃の乾燥
機内で60分焼付後、常温まで冷却し、中央部より90
°角に折り曲げした際のパテ付着性(パテ跡)を調べ、
次のようにして評価した。 ○:パテ跡が付着している。 △:50%パテ跡が付着している。 ×:パテ跡の付着が見られない。
【0042】(4)耐湿性:各試験板上へパテ付後、常
温(20℃)で16時間放置し、その後表面を耐水ペー
パー♯240、♯150および♯400の順に研磨し、
表面を平滑にした。研磨したパテ塗膜の上に市販アクリ
ルウレタン塗料(イサム塗料社製、ハイアート)をスプ
レー塗布(膜厚40μ)し、常温で30分放置後、60
℃の乾燥機で60分乾燥させた。冷却後、ブリスタリン
グボックス(RH99%、温度50℃)に48時間入
れ、塗膜表面の状態(ブリスター)および90°角に折
り曲げした際のパテ付着性(パテ跡)を調べた。ブリス
ターは下記のように評価し、パテ付着性は、(3)と同
様の方法で行った。 ○:ブリスターの発生なし。 △:塗膜面の20%にブリスターが発生している。 ×:全面にブリスターが発生している。
【0043】(5)ヒートサイクル性:各種試験板上へ
パテ付後、常温(20℃)で16時間放置し、その後8
0℃の乾燥機に2時間加熱後、直ちに−20℃の冷凍室
に2時間放置し、これを4回繰返して塗膜表面の外状
(クラック)を調べ、次のようにして評価した。 ○:クラックの発生なし。 △:小さなクラックが1〜3本入っている。 ×:全面にクラックが発生している。
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】表3の結果から、本発明の樹脂組成物を用
いたパテ塗膜は、乾燥性、研磨性、付着性、耐湿性およ
びヒートサイクル性に優れていることが示される。
【0047】
【発明の効果】請求項1における不飽和ポリエステル樹
脂組成物は、電気亜鉛処理鋼板への付着性に優れ、かつ
耐湿性、乾燥性、研磨性および靱性に優れる。この不飽
和ポリエステル樹脂組成物は、付着性、靱性および空乾
性を利用し、木工用のサーフェーサー塗料用やUV硬化
塗料用として用いることができる。請求項2におけるパ
テ塗料は、上記と同様の効果を奏し、特に自動車補修用
に優れている。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(a)飽和多塩基酸0.5〜90
    モル%及びα,β−不飽和多塩基酸10〜99.5モル
    %を含み、飽和多塩基酸として、5−スルホン酸ナトリ
    ウム−1,3−ジカルボキシ−ベンゼンを0.5〜10
    モル%含む多塩基酸成分、(b)多価アルコール成分中
    の2〜50モル%が一般式(I) 【化1】 (式中、nは1〜5の整数である)で表されるビスフェ
    ノールAのエチレンオキサイド誘導体及び/又は一般式
    (II) 【化2】 (式中、nは1〜5の整数である)で表されるビスフェ
    ノールAのプロピレンオキサイド誘導体である多価アル
    コール成分、(c)成分(a)、成分(b)、成分
    (c)及び成分(d)の総量に対して、3〜30重量%
    のジシクロペンタジエン並びに(d)成分(a)、成分
    (b)、成分(c)及び成分(d)の総量に対して、5
    〜30重量%のヨウ素価40以上のアリル化合物及び/
    又は動植物油からなる空乾性成分を反応させて得られる
    不飽和ポリエステル30〜80重量%並びに (B)液状の重合性不飽和化合物20〜70重量%とを
    含有してなる不飽和ポリエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の不飽和ポリエステル樹脂
    組成物をバインダーとして含有してなるパテ塗料。
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