JPH0776648A - バインダー及びコーティング剤組成物、その製造及び使用 - Google Patents

バインダー及びコーティング剤組成物、その製造及び使用

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JPH0776648A
JPH0776648A JP6146296A JP14629694A JPH0776648A JP H0776648 A JPH0776648 A JP H0776648A JP 6146296 A JP6146296 A JP 6146296A JP 14629694 A JP14629694 A JP 14629694A JP H0776648 A JPH0776648 A JP H0776648A
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filling
parts
binder composition
coating
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JP6146296A
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Heinz Dietholf Becker
ハインツ・デイートルフ・ベツカー
Klaus Bederke
クラウス・ベデルケ
Gerhard Bremer
ゲールハルト・ブレーマー
Hermann Kerber
ヘルマン・ケルバー
Birgit Precht
ビルギト・プレヒト
Fritz Sadowski
フリツツ・ザドウスキー
Werner Stephan
ヴエルナー・シユテフアン
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Herberts GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な研磨性と作業性を有する室温乾燥可能
なコーティング剤、充填用パテ等の原料として好適な組
成物を提供する。 【構成】 A)1つ又はそれより多いα,β−エチレン
性不飽和ジカルボン酸又はそれらの無水物、 B)1つ又はそれより多いヒドロキシ官能性アリルエー
テル、そして他のポリオールの添加はなく、そして C)分子内にオキシラン基を持つ1つ又はそれより多い
エチレン性不飽和化合物を、A):B):C)=(2〜
4):(2〜4):(0.5〜1.8)のモル比で反応
させて得られる、5〜60mg KOH/gの酸価、50
〜200mg KOH/gのヒドロキシル価、500〜3
000g/molの重量平均分子量、及び100gのポリ
エステル当たり0.8〜1.2のエチレン性不飽和の含量
を持つ1つ又はそれより多い不飽和ポリエステルを含
む、組成物である。 【効果】 この組成物を含むコーティング剤、パテ等は
多層コート系特に自動車の塗装の修理等に特に適してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はラジカル作用で硬化させそして酸
化的に乾燥するコーティング剤であって、特に損傷した
自動車車体部品の補修用としてそして自動車の連続ラッ
カー塗装に使用する充填用パテ及び充填用コンパウンド
のためのコーティングの製造に特に適するバインダー組
成物に関する。このバインダー組成物は反応性希釈剤と
一緒にコーティング剤に配合することができる不飽和ポ
リエステルを基剤とする。
【0002】EP-A-O 154 924はα,β−エチレン性不飽
和ジカルボン酸又はそれらの無水物、場合により他のジ
カルボン酸又はそれらの無水物、脂肪族ジオール及びト
リメチロールプロパンジアリルエーテルの縮合した単位
からなる不飽和ポリエステル樹脂を記述している。これ
らのポリエステル樹脂はスチレンと一緒にコーティング
剤に配合することができる。しかしながら、近年スチレ
ンは有毒であることが判明しており、スチレンのないコ
ーティング剤を作り出す努力がなされている。本発明に
おいて、これらの既知のコーティング剤のスチレンを他
の反応性希釈剤に置き換えることによっては短時間で粘
着のない硬化という必要条件を満足するコーティング剤
は得られないことが明らかになった。DE-A-39 38 149は
例えば置換ディールス・アルダー反応で反応する油及び
無水マレイン酸である脂肪酸エステルのコーティング材
料用バインダーを記述している。それによると、ヒドロ
キシ官能性ビニル又はアリル不飽和化合物を無水物基に
付加し、さらに反応生成物を不飽和脂肪酸のグリシジル
エステルと反応させることができる。しかしながら、実
際の経験ではこの方法はゲル化を生じ、使用可能なコー
ティング剤は得られないことが判った。
【0003】厚い層でも、そして室温(約23℃)でも
速やかに乾燥し、良好な研磨性と良好な作業性を伴う良
好な顔料湿潤とを与える、スチレンなしで配合すること
ができるラジカル硬化性そして酸化的に乾燥するコーテ
ィング剤のためのバインダーを提供することが本発明の
目的である。そのようなバインダー組成物は特に充填用
パテ及び充填用コンパウンドの製造に適していなければ
ならない。この目的はα,β−エチレン性不飽和ジカル
ボン酸又はその無水物、ヒドロキシ官能性アリルエーテ
ル及び分子内にオキシラン基を持つα,β−エチレン性
不飽和化合物に基づく不飽和ポリエステル樹脂の使用に
より達成し得ることが明らかになってきた。
【0004】従って本発明はコーティング剤に適してお
り、そして A)1つ又はそれより多いα,β−エチレン性不飽和ジ
カルボン酸又はそれらの無水物、 B)1つ又はそれより多いヒドロキシ官能性アリルエー
テル、及び C)分子内にオキシラン基を持つ1つ又はそれより多い
エチレン性不飽和化合物の縮合及び付加により得ること
ができ、この場合縮合はA):B):C)=(2〜
4):(2〜4):(0.5〜1.8)で起こる1つ又は
それより多いエチレン性不飽和ポリエステルを含むバイ
ンダー組成物を提供する。このバインダー組成物は溶剤
がなくてよく、しかし場合により1つ又はそれより多い
有機溶剤を含んでもよい。このバインダー組成物は室温
例えば23℃で液体であるのが好ましい。本発明のバイ
ンダー組成物に含まれるエチレン性不飽和ポリエステル
は5〜60mg KOH/gの酸価、50〜200mg KO
H/gのヒドロキシル価、そして重量平均分子量は例え
ばゲル透過クロマトグラフィー(ポリスチレンを標準と
する)により測定した場合500〜3000g/molを
示す。それらは100gのポリエステル当たり0.8〜
1.2のエチレン性二重結合を含む。
【0005】不飽和ポリエステルを製造する場合、成分
Aとして例えばマレイン酸、無水マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シトラコン酸及び/又はメサコン酸を
使用することができる。無水マレイン酸を使用するのが
好ましい。成分Bとしては、例えばアリルアルコールで
一部分エーテル化したジオール及び/又はポリオールが
使用される。ジオール及びポリオールとしては、例えば
直鎖及び枝分かれ鎖の脂肪族ジオール及びポリオールが
考えられる。これらは一定のモノマー化合物であるのが
好ましい。ポリオールは例えば3〜6好ましくは3〜5
つのOH基を含む。成分B)の例はトリメチロールエタ
ンモノアリルエーテル、トリメチロールエタンジアリル
エーテル、トリメチロールプロパンモノアリルエーテ
ル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、ペンタ
エリトリトールモノアリルエーテル、ペンタエリトルト
ールジアリルエーテル、ペンタエリトリトールトリアリ
ルエーテル及びグリセロールモノアリルエーテルであ
る。トリメチロールプロパンモノアリルエーテル及びト
リメチロールプロパンジアリルエーテルを使用するのが
好ましい。ポリエステルの製造にその他のポリオールは
添加しない。成分Cとして、例えば不飽和酸のグリシジ
ルエステル例えば不飽和モノカルボン酸のグリシジルエ
ステル、例えばグリシジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、ウンデセン酸グリシジルエステル及びジ
メチルアクリル酸グリシジルエステル、並びに不飽和モ
ノカルボン酸のグリシジルエステル又は不飽和ジカルボ
ン酸のモノグリシジルエステル、例えばマレイン酸モノ
アルキルグリシジルエステル、イタコン酸モノアルキル
グリシジルエステル、シトラコン酸モノアルキルグリシ
ジルエステル及びメサコン酸モノアルキルグリシジルエ
ステルを使用することができる。その他の例はジエポキ
シドとエチレン性不飽和モノカルボン酸又はジカルボン
酸モノアルキルエステルとの反応生成物、例えばジエポ
キシドと(メタ)アクリル酸との1:1のモル比の反応生
成物であり、さらに別の例はアリルグリシジルエーテル
及びビニルグリシジルエーテルである。特に一定のモノ
マー化合物が使用される。グリシジルメタクリレートを
使用するのが好ましい。
【0006】本発明により使用する不飽和ポリエステル
は既知の方法、例えばアルコール及び酸又はそれらのエ
ステル化可能な誘導体の溶融エステル化又は共沸エステ
ル化により製造することができる。そのような方法の例
は「有機化学の方法(Methoden der organischen Chemi
e)」(Houben-Weyl)、第4版、14/2巻(Georg Thi
eme Verlag, Stuttgart 1961年刊)、1〜5、21〜3
3及び40〜44ページに記述されている。
【0007】好ましい実施態様においては、本発明によ
り使用する不飽和ポリエステルは二段階で製造されるの
が適当である。この場合、縮合好ましくは成分A)及び
B)の溶融縮合は第一段階で起こる。この縮合は適切に
は通常の共留剤を使用して共沸法により起こすことがで
き、この過程で反応の水は連続的に除かれる。共留剤と
しては、例えば芳香族及び脂肪族炭化水素、例えばキシ
レン、トルエン、シクロヘキサン又はヘプタンが適当で
ある。蒸溜は例えば100〜180℃、好ましくは12
0〜150℃の温度で行うことができる。縮合は酸価が
80〜120、もっとも好ましくは110mg KOH/
gになるまで継続するのが好ましい。好ましい実施態様
の第二段階では、成分C)を付加により導入する。この
付加は例えば70〜130℃、好ましくは80〜110
℃の高められた温度で起こすことができる。この目的に
は亜リン酸トリフェニルのような触媒を使用するのが適
当である。この付加は第一段階からなお残っている残存
カルボキシル基で起こる。
【0008】本発明のバインダー組成物は特に、その部
分が発明の目的を構成するラジカルの作用により硬化さ
せそして酸化的に乾燥するコーティング剤に配合するこ
とができる。この目的のため、バインダー組成物が基剤
とする不飽和ポリエステルは1つ又はそれより多い反応
性希釈剤と一緒に使用され、この希釈剤はスチレン及び
スチレン誘導体を含まないのが好ましい。特に適当な反
応性希釈剤は例えばエチレン性不飽和モノマー、特に乾
燥及び硬化条件(例えばラジカルを含む)下で不飽和ポ
リエステルと反応することができるものである。そのよ
うな反応性希釈剤の例は単官能又は多官能アクリレート
又はメタクリレート、例えばジオールジアクリレート及
びトリオールトリアクリレート及びビニルエーテルであ
る。特定の例はヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、1,4
−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブ
タンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メ
タ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリトリトールトリ(メタ)
アクリレート、ペンタエリトリトールテトラ(メタ)ア
クリレート、ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシエチルビニルエーテル、ヒド
ロキシブチルビニルエーテル、トリメチロールプロパン
ジビニルエーテル、テトラエチレングリコールジビニル
エーテル及びシクロヘキサンジビニルエーテルである。
本明細書で使用する用語(メタ)アクリルはアクリル及
び/又はメタクリルを意味するものとする。
【0009】前述の反応性希釈剤は無毒である利点を持
つ。前述の反応性希釈剤はスチレン又はスチレン誘導体
の添加を必要としない速やかに硬化するコーティング剤
に配合し得ることが明らかになってきた。この反応希釈
剤は所望の塗装粘度に達する量を添加する。反応希釈剤
の割合は一般にバインダー組成物の不飽和ポリエステル
の固体の100重量部当たり8〜135重量部である。
低い粘度(コーティング剤の塗装に適当な)を少ない量
の反応性希釈剤によってでも達成できることが本発明の
利点である。添加量は所望の塗装に大きく依存する。例
えば本発明により配合したコーティング剤は充填用パテ
としての使用を必要とする場合不飽和ポリエステルの1
00重量部当たり1つ又はそれより多い反応性希釈剤の
8〜65、好ましくは8〜45重量部を使用するのが好
都合である。本発明のコーティング剤を充填用コンパウ
ンド(例えば多層ラッカー塗装のため)としての配合を
意図する場合、不飽和ポリエステルの100重量部に対
してより高い比率の反応性希釈剤、例えば50〜130
重量部、好ましくは65〜115重量部の反応性希釈剤
を使用するのが好ましい。これは例えば異なる塗装方法
の結果生じる。充填用パテは一般に高粘度であり、ドク
ターナイフで塗布するが、これに対して充填用コンパウ
ンドは吹付け塗りできるように低粘度で配合するのが有
利である。
【0010】粘度調節のため、1つ又はそれより多い溶
剤を場合により本発明のコーティング剤に添加すること
ができる。そのような溶剤は例えばラッカー配合物、充
填用パテ及び充填用コンパウンドに通常使用する溶剤、
例えばエステル、アルコール及びケトンである。その例
は酢酸エチル及び酢酸ブチル、ブタノール及びベンジル
アルコール、並びにアセトン(この物は促進剤としても
役立つ)である。溶剤は一般に完成したコーティング剤
に対して、特に充填用パテ及び充填用コンパウンドを配
合する必要ある場合5重量%以下の量を使用する。しか
しながら、水を希釈剤として使用することもできる。こ
の場合、バインダーにとっては高い酸価、例えば30〜
60好ましくは30〜50の酸価を持つのが好ましい。
それらはコーティング剤に通常使用する塩基、例えばア
ンモニア又はアミンで一部分又は完全に中和するのが好
ましい。
【0011】本発明により使用する不飽和ポリエステル
樹脂を含むコーティング剤特に充填用パテを製造するた
めに顔料及び/又は充填剤を使用する。これらの材料は
完成したコーティング剤に対して例えば30〜80重量
%の量を使用する。コーティング剤に適する有機及び無
機顔料例えば酸化鉄顔料及び充填用物質を使用すること
ができる。充填用パテ及び充填用コンパウンドに好まし
く使用される顔料の例は無機顔料例えば酸化鉄顔料及び
酸化チタンである。そのような材料に好ましく使用され
る充填剤の例は特に無機充填剤例えば色々な種類のタル
ク、重晶石、シリカ及びケイ酸マグネシウムアルミニウ
ムである。本発明のコーティング剤例えば充填用パテ又
は充填用コンパウンドの製造には、すべての通常の混合
装置、例えば溶解機、遊星形ミキサー、雄形ミキサー及
び蝶形ミキサーを使用することができる。その中で所望
の成分を混合する。
【0012】コーティング剤における本発明の不飽和ポ
リエステル樹脂の硬化はラジカル硬化機構、例えば過酸
化物のような開始剤の、場合により通常の促進剤例えば
金属塩及び場合により本発明の不飽和ポリエステルに共
重合することもできる触媒を組み合わせた添加により起
こる。過酸化物として例えば通常のラジカル開始剤を使
用することができる。好ましい過酸化物は第三ブチルヒ
ドロペルオキシド、ピネンヒドロペルオキシド、クメン
ヒドロペルオキシド、2,5−ジメチルヘキサン−2,5
−ジヒドロペルオキシド、シクロヘキサノンヒドロペル
オキシド、メチルエチルケトンヒドロペルオキシド、1
−オキシ−1′−ヒドロペルオキシジシクロヘキシルペ
ルオキシド及びジイソピロピルベンゼンモノヒドロペル
オキシドである。過酸化物は全コーティング剤組成物に
対して1〜1.5%の量を添加するのがもっとも好まし
い。過酸化物は安定させた形で添加することもできる。
通常の安定剤の例はフタレートエステルである。安定さ
せた形で使用する場合、一般に2〜3重量%の安定させ
た過酸化物を使用する。
【0013】ラジカル反応に通例の促進剤を促進剤とし
て使用することができ、それらは例えば亜麻仁油脂肪
酸、タル油脂肪酸及び大豆脂肪酸のような酸、アビエチ
ン酸及びナフテン酸のような樹脂酸、又は酢酸もしくは
イソオクタン酸のコバルト及びマンガン塩である。促進
剤は通常の量、例えばコーティング剤の全重量に対して
1重量%まで、例えば0.01〜1重量%を使用する。
触媒はラジカル反応に通例の触媒である。好ましく使用
される化合物は芳香族アミン例えばN,N−ジメチルア
ニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジメチル−
p−トルイジン、オキシエチルアニリン、N,N−ジ−
(2−ヒドロキシエチル)アニリン、4−ジメチルアミ
ノ安息香酸、4−ジエチルアミノ安息香酸、又はCH−
酸化合物、例えばアセチルアセトン、アセト酢酸エステ
ル及び5,5−ジメチルジヒドロレゾルシノールであ
る。この触媒は金属イオンによる分解を活性化し、それ
により間接的に過酸化物を活性化する。それらは例えば
コーティング剤の重量に対して0〜2重量%の量を使用
することができる。この触媒はCH酸及びα,β−エチ
レン性不飽和化合物の両方を含む性質を有し、例えばア
セチルアセトキシエチル(メタ)アクリレートであって
もよい。次いでそれは不飽和ポリエステル中に導入する
ことができる。本発明のコーティング剤に添加すること
ができる通常の補助物質の例はチキソトロープ剤、沈降
防止剤、脱ガス剤、均展剤、接着樹脂及び通常の安定剤
である。本発明の不飽和ポリエステルの安定化のため、
本発明のコーティング剤に補助物質として通常の重合阻
害剤又は抗酸化剤、例えばヒドロキノン、レゾルシノー
ル、ヒドロキノンモノメチルエーテル、フェノチアジ
ン、p−第三ブチル−ピロカテコール、p−第三ブチル
−p−クレゾール及びp−ベンゾキノンを添加すること
ができる。添加量は全コーティング剤に対して、例えば
約10〜1000ppmである。
【0014】本発明の好ましい実施態様は I.20〜60重量%のバインダー組成物及び反応性希
釈剤の混合物(充填用パテの場合は25〜35重量%そ
して充填用コンパウンドの場合は45〜55重量%が好
ましい)、 II.30〜80重量%の1つ又はそれより多い着色顔料
及び/又は充填剤(充填用パテの場合は50〜80重量
%存在しそして充填用コンパウンドの場合は30〜50
重量%存在する)、 III.1〜5重量%の1つ又はそれより多い開始剤、例
えばペルオキシド、 IV.0〜1重量%の1つ又はそれより多い促進剤、 V.0〜2重量%の1つ又はそれより多い触媒、 VI.0〜5重量%の1つ又はそれより多い有機溶剤、及
び VII.場合により1つ又はそれより多い通常のペイント
添加剤を含むコーティング剤に関する。
【0015】本発明のコーティング剤は好ましくは最初
過酸化物を含まないように製造する。過酸化物は使用直
前に添加するのが好ましい。活性剤、促進剤及び触媒は
過酸化物を添加する前にコーティング剤組成物に含ませ
ることができる。本発明のコーティング剤は特に充填用
パテ及び充填用コンパウンドに適している。室温におい
ても、そして厚い層例えば1000μmまでの層の場合
でも速やかな乾燥、良好で迅速な研磨性、着色顔料及び
/又は充填剤の取込みのための良好な顔料湿潤、並びに
良好な作業性が得られる。本発明のコーティング剤は通
常の方法で塗ることができる。これは塗装方法又は使用
する材料の粘度に依存する。このためより高い粘度の材
料例えば充填用パテは塗り拡げ(Spreading)又はドク
ターナイフ塗布により塗ることができる。より低い粘度
の材料例えば充填用コンパウンドははけ塗りのほか吹付
け塗りによっても塗ることができる。層は極めて厚くす
ることが可能であり、充填剤として使用する場合100
0μmまでの程度に、そして充填用パテとして使用する
場合5000μmまでの程度にすることができる。
【0016】本発明の塗装したコーティング剤は酸化的
にそしてラジカル機構により硬化させることができる。
一般に、ラジカル重合剤をそれが必要且つ望まれる限
り、そして促進剤及び触媒を各々必要且つ望まれる限
り、それぞれを添加し、その後極めて短い例えば5〜1
0分の反応時間で硬化が起こる。これらの短い反応時間
においてさえ、硬化は低温例えば−5℃又は−10℃に
下げても遂行することができる。原則として本発明のコ
ーティング剤は活性線例えば紫外線によっても硬化させ
ることが可能である。この目的のため通常の光開始剤を
コーティング剤に添加することが可能である。この場合
ラジカル開始剤の添加は不要にすることができる。光開
始剤はコーティング剤に対して、例えば5重量%までの
量例えば1〜5重量%を添加することができる。ラッカ
ー分野において通常使用する光開始剤が、例えば光開始
剤として考えられる。光開始剤の例は例えば190〜4
00nmの波長範囲で吸収するものである。
【0017】アゾ開始剤例えばアゾビス(イソブチロニ
トリル)が適当である。光開始剤のその他の例は塩素含
有開始剤例えばUS-A-4 089 815に記述された塩素含有芳
香族化合物、US-A-4 318 791又はEP-A-003 002及びEP-A
-0 161 463に記述された芳香族ケトン、US-A-4 347 111
に記述されたヒドロキシアルキルフェノン、EP-A-0 007
086, 0 007 508及び0 034 783に記述された酸化ホスフ
ィン、US-A-4 602 097に記述されたヒドロキシアルキル
フェノンに基づく開始剤、不飽和開始剤、例えばUS-A-3
929 490, EP-A-0 143 201及び0 341 560に記述された
例えばアクリル酸でエステル化されたOH官能性芳香族
化合物、又は例えばUS-A-4 017 652に記述されたそのよ
うな開始剤の組合せである。例えばEP-A-0 413 657に記
述されたアクリロホスファンオキシド型及びビス(アク
リロホスファンオキシド)型の光開始剤も使用すること
ができる。それらは場合により他の光開始剤例えばヒド
ロキシアルキルフェノン型のものと組み合わせることに
より透明ないし不透明の顔料添加着色コーティング用と
して特に適している。ヒドロキシアルキルフェノン型の
光開始剤の好ましい例は1−ヒドロキシ−2−メチル−
1−フェニルプロパン−2−オンである。
【0018】本発明のコーティング剤は例えば充填用パ
テ又は充填用コンパウンドとして極めて多くの種類の基
体に、特に多層ラッカー仕上げの製造のために塗装され
る。使用可能な基体は例えばメタリック基体又は1つ又
はそれより多いコーティングをほどこしたメタリック基
体である。しかしながらプラスチック基体もコーティン
グに適している。本発明のコーティング剤は、特に多層
コート系、例えば自動車の車輌分野における補修及び連
続ラッカー塗装に特に適している。次の実施例は本発明
を説明するためのものである。別記しない限り、引用し
た部及び百分率は重量による。
【0019】
【表1】
【0020】製造実施例1 攪拌機、水分離器及び還流コンデンサーを取り付けた2
リッターの三頸フラスコに276.2g(2.81モル)
の無水マレイン酸、273.2g(1.57モル)のトリ
メチロールプロパンモノアリルエーテル、373.9g
(1.28モル)のトリメチロールプロパンジアリルエ
ーテル及び100ppmのフェノチアジンをおだやかな窒
素気流下で90℃に加熱する。2時間後、30gのヘプ
タンを共留剤として添加し、共沸エステル化を酸価が1
00に達するまで150〜170℃で実行する。次いで
共留剤を真空下で除く。90℃に冷却後、100ppmの
フェノチアジン及び0.8gのベンジルトリメチルアン
モニウムクロリドを添加し、次いで180.3g(1.2
7モル)のグリシジルメタクリレートを温度が90℃を
超えないようにしながら供給する。本発明の不飽和エス
テルを酸価が15に達するまで90℃の温度に保つ。得
られる生成物は3830mPa.sの粘度を示す。
【0021】製造実施例2 攪拌機、水分離器及び還流コンデンサーを取り付けた2
リッターの三頸フラスコに295.0g(3.01モル)
の無水マレイン酸、534.2g(3.07モル)のトリ
メチロールプロパンモノアリルエーテル及び100ppm
のフェノチアジンをおだやかな窒素気流下で90℃に加
熱する。2時間後、30gのヘプタンを共留剤として添
加し、共沸エステル化を酸価が約100に達するまで1
50〜170℃で実行する。次いで共留剤を真空下で除
く。90℃に冷却後、100ppmのフェノチアジン及び
0.8gのベンジルトリメチルアンモニウムクロリドを
添加し、次いで187.4g(1.32モル)のグリシジ
ルメタクリレートを温度が90℃を超えないようにしな
がら供給する。本発明の不飽和エステルを酸価が15に
達するまで90℃の温度に保つ。このようにして得られ
る不飽和エステルは10%ジプロピレングリコールジア
クリレートを用いて7990mPa.sの粘度に調節する。
【0022】製造実施例3 攪拌機、水分離器及び還流コンデンサーを取り付けた2
リッターの三頸フラスコに303.8g(3.10モル)
の無水マレイン酸、534.2g(3.07モル)のトリ
メチロールプロパンモノアリルエーテル及び100ppm
のフェノチアジンをおだやかな窒素気流下で90℃に加
熱する。2時間後、30gのヘプタンを共留剤として添
加し、共沸エステル化を酸価が約100に達するまで1
50〜170℃で実行する。次いで共留剤を真空下で除
く。90℃に冷却後、100ppmのフェノチアジン及び
0.8gのベンジルトリメチルアンモニウムクロリドを
添加し、次いで1.27モルのグリシジルメタクリレー
トを温度が90℃を超えないようにしながら供給する。
本発明の不飽和エステルを酸価が50に達するまで90
℃の温度に保つ。利用可能なカルボキシル基の80%を
その後ジエチルアミンで中和し、このようにして得られ
る不飽和ポリエステルは脱イオン水を用いて4000mP
a.sの粘度に調節する。
【0023】比較試験 EP-A-0 154 294の実施例3による不飽和ポリエステルを
次のように製造した。攪拌機、水分離器及び還流コンデ
ンサーを取り付けた2リッターの三頸フラスコに2.7
0モルの無水マレイン酸、0.30モルの無水フタル
酸、1.35モルの1,2−プロパンジオール、0.60
モルのジエチレングリコール、3.00モルのトリメチ
ロールプロパンジアリルエーテル及び0.2gのp−ベ
ンゾキノンを秤量し、これを窒素気流下で酸価が36.
2に達するまで溶融縮合させる。ポリエステルは570
0mPa.sの粘度を示す。
【0024】製造実施例4(充填用パテの製造) 清浄な容器に30.2部の実施例2の本発明のポリエス
テル、1.10重量部のキシレン中の1%ヒドロキノン
溶液及び0.6重量部の有機チキソトロープ剤を秤量
し、そして混合物を溶解機(16m/秒)で攪拌する。
次いで0.3重量部の熱分解法シリカを添加し、混合物
をさらに5分間攪拌する。次いで溶解機を作動させなが
ら0.05重量部の黄色酸化鉄、3.0重量部の二酸化チ
タン、26.4重量部の約4μmの粉末度のタルク、5.
5重量部の重晶石及び26.4重量部の約1μmの粉末
度のタルクを添加する。攪拌速度を18〜21m/秒に
上げることにより温度を約55〜60℃に上げる。40
℃に冷却する段階の後、5.75重量部のジピロピレン
グリコールジアクリレート及び0.7重量部の酢酸エチ
ル中のオクタン酸コバルト10%溶液を手操作で攪拌し
ながら添加する。
【0025】製造実施例5(充填用コンパウンドの製
造) 清浄な容器に30.0重量部の製造実施例2の本発明の
ポリエステル、1.6重量部のキシレン中の1%ヒドロ
キノン溶液及び0.6重量部の有機チキソトロープ剤を
秤量し、そして混合物を溶解機(16m/秒)で攪拌す
る。次いで0.5重量部の熱分解法シリカを添加し、混
合物をさらに5分間攪拌する。さらに、18.5重量部
のジプロピレングリコールジアクリレートを秤量する。
次いで溶解機を作動させながら0.2重量部の黄色酸化
鉄、0.2重量部の赤色酸化鉄、3.0重量部の二酸化チ
タン及び33.3重量部の約4μmの粉末度のタルクを
添加する。攪拌速度を18〜21m/秒に上げることに
より温度を約55〜60℃に上げる。40℃に冷却する
段階の後、6重量部のジピロピレングリコールジアクリ
レート及び1.5重量部の酢酸エチル中のオクタン酸コ
バルト10%溶液を手操作で攪拌しながら添加する。
【0026】性質の評価 実施例4及び5の充填用パテ及び充填用コンパウンドに
作業前3重量部のメチルエチルケトンペルオキシド(5
0%安定化)を添加し、そして混合物を均質に攪拌し、
そして研磨鋼板に充填用コンパウンドについては20〜
800μm及び充填用パテについては20〜2000μ
mの厚さに塗る。
【0027】
【表2】
【0028】試験結果が3又はそれより多く評価された
充填用コンパウンド及び充填用パテは実際の使用に適さ
ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/34 PRC 167/06 PEK (72)発明者 クラウス・ベデルケ ドイツ連邦共和国45549シユプロツクヘー フエル.オストシユトラーセ36 (72)発明者 ゲールハルト・ブレーマー ドイツ連邦共和国50226フレヒエン.アン デアヴアイトマール68 (72)発明者 ヘルマン・ケルバー ドイツ連邦共和国42369ヴツパータール. ダニエル−シユルマン−ヴエーク37 (72)発明者 ビルギト・プレヒト ドイツ連邦共和国50968ケルン.ボナーシ ユトラーセ256 (72)発明者 フリツツ・ザドウスキー ドイツ連邦共和国50259ブラウヴアイラー. アム・ミユーレンアカー35 (72)発明者 ヴエルナー・シユテフアン ドイツ連邦共和国42111ヴツパータール. ヴエストフアーレンヴエーク169

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)1つ又はそれより多いα,β−エチ
    レン性不飽和ジカルボン酸又はそれらの無水物、 B)1つ又はそれより多いヒドロキシ官能性アリルエー
    テル、そして他のポリオールの添加はなく、そして C)分子内にオキシラン基を持つ1つ又はそれより多い
    エチレン性不飽和化合物をA):B):C)=(2〜
    4):(2〜4):(0.5〜1.8)のモル比で反応さ
    せて得られる、5〜60mg KOH/gの酸価、50〜
    200mg KOH/gのヒドロキシル価、500〜30
    00g/molの重量平均分子量、及び100gのポリエ
    ステル当たり0.8〜1.2のエチレン性不飽和の含量を
    持つ1つ又はそれより多い不飽和ポリエステルを含むコ
    ーティング剤に適した、バインダー組成物。
  2. 【請求項2】 不飽和ポリエステルの固体含量に基づい
    て100重量部の請求項1記載のバインダー組成物、及
    び1つ又はそれより多い液体エチレン性不飽和モノマー
    の形の1つ又はそれより多い反応性希釈剤の8〜135
    部の混合物を含み、ラジカルの作用により硬化させそし
    て酸化的に乾燥するコーティング剤。
  3. 【請求項3】 I.20〜60重量%のバインダー組成
    物及び反応希釈剤の混合物、 II.30〜80重量%の1つ又はそれより多い着色顔料
    及び/又は充填剤、 III.1〜5重量%の1つ又はそれより多いラジカル開
    始剤、 IV.0〜1重量%の1つ又はそれより多い促進剤、 V.0〜2重量%の1つ又はそれより多い触媒、 VI.0〜5重量%の1つ又はそれより多い有機溶剤、及
    び VII.場合により1つ又はそれより多い通常のペイント
    添加剤 を含む請求項2記載のコーティング剤。
  4. 【請求項4】 50〜80重量%の顔料及び/又は充填
    剤(II)の含量の充填用パテの形の請求項2及び3のい
    ずれか一項記載のコーティング剤。
  5. 【請求項5】 30〜50重量%の顔料及び/又は充填
    剤(II)の含量の多層ラッカー塗装に適する充填用コン
    パウンドの形の請求項2及び3のいずれか一項記載のコ
    ーティング剤。
  6. 【請求項6】 第一段階において請求項1で定義した成
    分A)及びB)を縮合反応させ、そして第二段階におい
    て請求項1で定義した成分C)を添加することを特徴と
    する請求項1記載のバインダー組成物の製造方法。
  7. 【請求項7】 成分A)及びB)の縮合を反応の又は溶
    融液中の水の共沸除去と共に実行することを特徴とする
    請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項6〜7により得られるバインダー
    組成物を1つ又はそれより多い反応性希釈剤と、バイン
    ダー組成物のその固体含量に関して100重量部に対し
    て8〜135重量部の反応性希釈剤の比率で、そして所
    望の量の顔料及び/又は充填剤、過酸化物、促進剤、触
    媒、溶剤及び場合により通常のラッカー添加剤と一緒に
    混合することを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項
    記載のコーティング剤の製造方法。
  9. 【請求項9】 コーティング剤、特に充填用パテ又は充
    填用コンパウンドの製造のための請求項1記載のバイン
    ダー組成物の使用。
  10. 【請求項10】 特に自動車車体部品の補修及び自動車
    車輌連続ラッカー塗装における充填用パテ又は充填用コ
    ンパウンドとして請求項2〜5のいずれか一項記載のコ
    ーティング剤の使用。
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