JP3459153B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3459153B2
JP3459153B2 JP07264796A JP7264796A JP3459153B2 JP 3459153 B2 JP3459153 B2 JP 3459153B2 JP 07264796 A JP07264796 A JP 07264796A JP 7264796 A JP7264796 A JP 7264796A JP 3459153 B2 JP3459153 B2 JP 3459153B2
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敬史 山本
卓郎 松村
博 村山
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、特
に、表示装置上に表示された画像部品を処理するための
画像処理プログラムを有する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近は、印刷物の印刷用画像データをデ
ィジタルデータとして扱い、コンピュータで原稿の入
力、編集、訂正及び出力作業が行われることが多い。こ
のようなコンピュータを用いた製版用版下の作成におい
て、同一ページの中にデータがランレングス形式で表さ
れた線画、データがビットマップ形式で表された絵柄等
の異なる種別の画像が含まれる場合がある。このような
場合には、それらの各々の画像(画像部品)を単体で処
理するとともに、各画像部品のレイアウトを検討する必
要がある。
【0003】ここで、1つのページに貼り込まれた線画
を修正する場合を例にとって従来の画像処理作業を説明
する。まず、画像処理装置は、画像部品のレイアウト処
理を行うレイアウト用プログラムと、線画を処理するた
めの線画処理用プログラムとを有している。また、ベク
トルデータで表現された図形を処理するための図形処理
プログラムを有している場合もある。なお、線画処理プ
ログラムや図形処理プログラムは、画像部品に対して処
理するプログラムである。
【0004】このような装置では、レイアウトプログラ
ムが起動し、ウィンドウ上でアクティブとなっている場
合、同一ページに配置される線画や絵柄がCRTの表示
領域に同時に表示される(以下、この1ページ分の表示
ウィンドウをベースページウィンドウあるいは単にペー
ジウィンドウと記す)。ベースページウィンドウに貼り
込まれた線画の手直しを行う場合は、まず、プログラム
をレイアウトプログラムから線画処理プログラムに切り
替える。これにより、線画のデータを格納したファイル
に対応するアイコンのみのリストが画面の一部に表示さ
れる。このアイコンリストの中から所望のアイコンを選
択し、ベースページウィンドウ上にドラグ及びドロップ
する。次に、選択した線画を必要に応じてズームウィン
ドウ上に拡大表示し、その線画に対して編集処理等を行
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置で
は、レイアウトプログラム上で線画が表示されている場
合、その線画に対して処理を行おうとすると、わざわざ
レイアウトプログラムから線画処理プログラムに切り替
えるための操作が必要になる。また、線画処理プログラ
ムに切り替えても、通常は、編集目的の線画が小さく表
示され、編集処理が行いにくい。したがって、編集すべ
き線画をズームウィンドウを用いて拡大表示させるため
の操作がさらに必要になる。さらに、線画とそれ以外の
種別の画像とが重なって表示される場合、線画はもっと
も下に表示されるようになっている。このため、線画以
外の画像を表示上一旦削除し、その後に線画の処理を行
わなければならない。
【0006】以上のように、線画の編集のために非常に
煩雑な作業が必要であるという問題がある。なお、画像
が線画に限らず絵柄や図形の場合も同様である。本発明
の課題は、画像部品を処理するための画像処理プログラ
ムと複数の画像部品をレイアウトするレイアウトプログ
ラムを有する画像処理装置において、画像部品の画像処
理作業を容易にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る画像処理
装置は、ある種別の画像部品を処理する画像処理プログ
ラムと前記種別を含む複数の種別の複数の画像部品をレ
イアウト処理するレイアウトプログラムとが切替可能で
動作する画像処理装置であり、表示手段と、選択認識手
段と、画像種別判断手段と、起動手段と、表示制御手段
とを備えている。表示手段は、レイアウトプログラムの
実行によってレイアウトされた複数の画像部品を表示す
る手段である。選択認識手段は、表示手段に表示された
複数の画像部品から1つの画像部品が選択されたことを
認識する手段である。画像種別判断手段は、選択された
画像部品の種別を判断する手段である。起動手段は、
像種別判断手段の判断結果に基づいて、選択された画像
部品の種別に対応して該画像部品が処理可能な画像処理
プログラムを起動する手段である。表示制御手段は、選
択された画像部品の画像を表示手段に拡大表示する手段
である。そして、表示制御手段により画像を拡大表示さ
れた画像部品に対して、起動手段によって起動された画
像処理プログラムで処理を行うことを特徴とする。
【0008】この装置では、表示手段に表示された複数
の画像部品から1つの画像部品がオペレータによって選
択されたことが認識される。そして、選択された画像部
品の種別が判断され、この判断結果に基づいて、選択さ
れた画像部品の種別に対応して該画像部品が処理可能な
画像処理プログラムが起動され、さらに選択画像が拡大
表示される。ここでは、たとえば手直ししたい画像部品
を表示装置で選択することにより、その選択された画像
部品を処理可能な画像処理プログラムに切り替えること
ができ、さらにその画像部品が拡大表示される。したが
って、オペレータの画像処理作業が容易になる。
【0009】請求項2に係る画像処理装置は、請求項1
の装置において、画像種別判断手段の判断結果にもとづ
いて、選択された画像部品が処理可能なすべての画像処
理プログラムのメニューを表示するメニュー表示手段を
さらに備え、起動手段は、メニュー表示された画像処理
プログラムのうちの操作者により選択された画像処理プ
ログラムを起動する。
【0010】ここでは、選択された画像部品が処理可能
な画像処理プログラムのすべてが表示され、それらのう
ちの操作者によって選択された画像処理プログラムが起
動されるので、画像処理プログラムの選択操作が非常に
容易になる。請求項3に係る画像処理装置は、請求項2
の装置において、メニュー表示手段は、前回起動された
画像処理プログラムを優先的に表示する。画像処理する
場合、続けて同様の画像処理をする場合が比較的多い
が、そのような場合に先に使用した画像処理プログラム
が優先的に表示されるので、画像処理プログラムの選択
が行いやすい。
【0011】請求項4に係る画像処理装置は、請求項1
の装置において、起動手段は、選択された画像部品が処
理可能な画像処理プログラムが1つであるとき、画像部
品が選択された後に自動的にその画像処理プログラムを
起動する。この場合は、わざわざ選択の操作をする必要
がないので、さらに操作が容易になる。請求項5に係る
画像処理装置は、請求項1の装置において、起動手段
は、選択された画像部品が処理可能な画像処理プログラ
ムが複数であるとき、前回起動された画像処理プログラ
ムを自動的に起動する。この場合も前記同様に、操作者
において画像処理プログラムの選択操作が不要になるの
で、操作がより容易になる。
【0012】請求項6に係る画像処理装置は、請求項1
から5のいずれかに記載の装置において、表示制御手段
は、選択された画像部品の種別に基づいて該選択された
画像部品以外の画像を除去することにより、選択された
画像部品のみを拡大表示する。この場合は、選択された
画像にたとえば網掛け処理が施されていても、網掛けデ
ータは表示されないので、作業がより容易になる。請求
項7に係る画像処理装置は、請求項1から6のいずれか
に記載の装置において、画像部品は画像処理プログラム
の制御処理に基づいてアイコンリスト上のアイコンとし
て表示手段に表示されており、選択認識手段は、アイコ
ンリスト上のアイコンがドラグされレイアウト用の表示
領域上にドロップされたことを検出して画像部品が選択
されたことを認識する。
【0013】ここでは、所望の画像部品をアイコンリス
トから選択し、レイアウト用領域に移動させるだけでそ
の画像が拡大表示される。請求項8に係る画像処理装置
は、画像部品を処理するための画像処理プログラムと複
数の画像部品をレイアウト処理するレイアウトプログラ
ムとが切替可能で動作する装置であり、表示手段と、プ
ログラム認識手段と、選択認識手段と、画像処理判断手
段と、表示制御手段とを有している。表示手段はレイア
ウトプログラムの実行によってレイアウトされた複数の
画像部品を表示する手段である。プログラム認識手段
は、2つのプログラムのうちのいずれのプログラムが起
動しているかを判断する手段である。選択認識手段は、
表示手段に表示された画像部品が選択されたことを認識
する手段である。画像処理判断手段は、選択された画像
部品が画像処理プログラムで処理可能な画像であるか否
かを判断する手段である。表示制御手段は、起動プログ
ラムが画像処理プログラムでありかつ選択された画像が
画像処理プログラムで処理可能であるとき、選択画像を
表示手段に拡大表示し、起動プログラムがレイアウトプ
ログラムであるとき、選択画像を表示手段の所定位置に
配置する手段である。
【0014】この装置では、2つのプログラムのうちの
いずれのプログラムが表示手段で起動しているかが判断
される。また、表示手段に表示された画像部品が選択さ
れると、その画像部品が画像処理プログラムで処理可能
な画像であるか否かが判断される。そして、画像処理プ
ログラムが起動しておりかつ選択画像が画像処理プログ
ラムで処理可能であるとき、選択画像が表示手段に拡大
表示される。一方、レイアウトプログラムが起動してい
るときは、選択画像が表示手段の所定位置に配置され
る。
【0015】請求項9に係る画像処理装置は、画像部品
を処理するための画像処理プログラムと複数の画像部品
をレイアウト処理するレイアウトプログラムとが切替可
能で動作する装置であり、表示手段と、画像データ記憶
手段と、プログラム切替認識手段と、表示制御手段とを
有している。表示手段はレイアウトプログラムの実行に
よってレイアウトされた複数の画像部品を表示する手段
である。画像データ記憶手段は、画像処理プログラムの
実行による処理済画像を記憶する手段である。プログラ
ム切替認識手段は、起動プログラムがレイアウトプログ
ラムから画像処理プログラムに切り替えられたことを認
識する手段である。表示制御手段は、起動プログラムが
レイアウトプログラムから画像処理プログラムに切り替
えられたとき、画像データ記憶手段に記憶されている画
像データを表示手段に拡大表示する手段である。
【0016】この装置では、画像部品の画像データが画
像記憶手段に記憶されている。そして、起動プログラム
がレイアウトプログラムから画像処理プログラムに切り
替えられたとき、画像データ記憶手段に記憶されている
画像データを表示手段に拡大表示する。すなわち、先に
処理され、画像記憶手段に記憶されていた画像データが
そのまま表示手段に拡大表示される。したがって、わざ
わざハードディスク等の外部のデータ記憶媒体からデー
タを読み込んでくる必要がない。
【0017】請求項10に係る画像処理装置は、請求項
1から9のいずれかの装置において、表示制御手段は、
レイアウトプログラムの制御処理にしたがって配置され
た画像部品を表示手段に表示したまま重ねて選択画像を
拡大表示するとともに、拡大表示画像を表示手段の画面
上の端部を基準位置として拡大表示する。ここでは、別
の表示画面に拡大画像を重ねて表示しても、重ねられた
元の表示画面が分断されることはなく、元の画面が見に
くくなるのを避けることができる。
【0018】請求項11に係る画像処理装置は、請求項
1から10のいずれかの装置において、表示制御手段
は、表示手段の表示領域と選択された画像部品の形状と
に応じて、選択された画像を最大許容倍率まで拡大して
表示領域に表示する。この場合は選択画像がより大きく
表示されるので、画像処理作業を行いやすい。請求項1
2に係る画像処理装置は、請求項8から11のいずれか
の装置において、画像部品は画像データがランレングス
形式で表された線画であり、画像処理プログラムは線画
処理プログラムである。
【0019】請求項13に係る画像処理装置は、請求項
8から11のいずれかの装置において、画像部品は、画
像データがランレングス形式で表された線画、ビットマ
ップ形式で表された絵柄、ベクトル形式で表された図形
及びコード形式で表された文字のうちの1つである。
【0020】
【発明の実施の形態】第1実施形態 〔全体構成〕図1は、本発明の第1実施形態が採用され
た画像処理装置の概略システムブロック図である。
【0021】この図に示すように、画像処理装置は、制
御部1と、制御部1に接続された表示装置としてのCR
T2と、キーボード3と、CRT2上での位置を指示す
るためのマウス4と、データを格納するハードディスク
5とを有している。制御部1は、CPU、RAM、RO
M等を有するマイクロコンピュータを有している。この
図1に示す装置では、CRT2上において、レイアウト
プログラムに従って画像部品をレイアウト処理すること
が可能であり、また線画に対して処理を行う線画処理プ
ログラムに従って色修正等の画像処理(以下、線画に対
する画像処理を線画処理と記す)が可能である。
【0022】図2は前記画像処理装置の機能ブロック図
であり、CPU1a及びメモリ1bは図1の制御部1に
含まれるものである。また、図1の制御部1は、機能的
に、CRT上の画像部品(例えば1つの線画)が選択さ
れたことを認識する選択認識部10と、選択された画像
の種別を判断する画像種別判断部11と、CRT2上で
有効な(アクティブな)プログラム(以下、アクティブ
プログラムと記す)が切り替えられたことを認識するプ
ログラム認識部12と、レイアウト処理を行うレイアウ
ト処理部14と、線画処理を行う線画処理部15と、他
の制御部16と、表示制御部17と、ワークメモリ18
とを有している。
【0023】レイアウト処理部14は具体的にはレイア
ウトプログラムを実行する部分を示し、線画処理部15
は具体的には線画処理プログラムを実行する部分を示し
ている。これらの処理部14、15にはハードディスク
5等から各プログラムが格納される。表示制御部17
は、各プログラムが実行されたときのウィンドウをCR
T2上に表示する制御や、選択画像を表示する際にCR
T2の表示領域との関係で最大拡大可能な倍率を演算
し、選択画像を拡大表示するといった制御等を行う。ワ
ークメモリ18は、レイアウト処理時にはレイアウト情
報が一時的に記憶され、線画処理時には修正された線画
が一時的に記憶される。このワークメモリ18は、別の
レイアウト情報や線画を新たにロードするまでは、その
情報を記憶している。
【0024】以上のような構成を有するこの装置では、
装置が起動し、レイアウトプログラムに従ってレイアウ
ト処理が行われている場合は、CRT2上には図3
(a)に示すような画像が表示されている。すなわち、
画面の左上にはプログラム切替選択用のメニューM1
が、右端には縦方向に並べて画像部品選択用のアイコン
リストM2がそれぞれ示されている。また、画面のほぼ
全域には斜線で示すベースページウィンドウ(ページウ
ィンドウ)Pが表示されており、そのウィンドウ内に貼
り込み処理済みの画像部品(図では○、△、□で表され
ている)が表示されている。
【0025】〔データ構成〕ここで、ページウィンドウ
上に配置された各画像部品のデータファイルは図10に
示すような構成になっており、それぞれページウィンド
ウ上の配置位置を示す領域データ、線画あるいは絵柄等
の画像の種別を示す画像種別データ及びファイル名デー
タを有している。また、線画のデータを格納しているデ
ータファイル(以下、線画ファイルと記す)は、図11
に示すような構成となっている。すなわち、ヘッダー部
に各ファイルのX,Y方向(横、縦に相当)のサイズデ
ータが格納され、続いてカラーテーブルが、さらにラン
レングス形式の画像データが格納されている。さらに、
線画のデータをワークメモリ18上に格納した際のデー
タ構成を図12に示している。これは、図11の画像デ
ータに対応している。この図12から明らかなように、
各画像データは、各ラインのカラー番号とレングスの形
式でワークメモリ18に格納されており、またそれとは
別に先頭ポインタ管理テーブルも有している。このテー
ブルは、各ライン(X方向)の先頭のデータのワークメ
モリ18上のアドレスを示すものである。
【0026】〔制御処理における特徴〕この装置は、制
御処理において次のような特徴を有している。すなわ
ち、 1)レイアウト処理中に、ページウィンドウ上に貼り込
まれた線画が選択された場合、表示装置上でアクティブ
なプログラムをレイアウトプログラムから線画処理プロ
グラムに自動的に切り替えるとともに、選択された線画
を特化ウィンドウ上に拡大表示する。ここで、特化ウィ
ンドウとは、図3(b)に示すように、ある線画をペー
ジウィンドウ上に重ねて拡大表示したウィンドウZをい
う。
【0027】2)レイアウトプログラムから線画処理プ
ログラムに切り替えられた場合、前回の線画処理で扱っ
ていた線画のデータをワークメモリ18から読み出し、
自動的にウィンドウ表示させる。すなわち、図3(c)
に示すように、ワークメモリ18上の画像データを更新
することなく特化ウィンドウZに表示する。 3)線画処理中に線画をアイコンリストM2からドラグ
してページウィンドウ上にドロップした場合、図3
(d)に示すように、その線画を特化ウィンドウZに表
示する。
【0028】4)線画を特化ウィンドウに表示する場
合、他のたとえば絵柄等の画像を削除し、線画のみを表
示する。 〔制御処理〕前記特徴に主に注目して図4〜図9のフロ
ーチャートに基づいて制御処理を説明する。
【0029】〔制御:プログラム切替処理〕まず、図4
に示すプログラム切替処理ルーチンでは、ステップS1
において線画処理プログラムが選択されたか否かを判断
し、ステップS2ではレイアウトプログラムが選択され
たか否かを判断する。CRT2上に表示されたメニュー
M1により線画処理プログラムが選択されれば、ステッ
プS1からステップS5に移行する。ステップS5で
は、レイアウトプログラム上で線画処理プログラムに切
り替えられたか否かを判断する。そうでない場合はステ
ップS5からステップS2に移行する。ステップS5で
の判断がYesの場合は、ステップS5からステップS
6に移行する。ステップS6ではロードフラグを「0」
にする。ここで、ロードフラグとは、図2に示したワー
クメモリ18上にハードディスク5上の他のデータを格
納し直すか否かを決定するためのフラグである。またス
テップS7では特化ウィンドウフラグを「1」にする。
特化ウィンドウフラグとは、特化ウィンドウを表示する
か否かを決定するためのフラグである。ステップS8で
は後述する線画処理を実行する。
【0030】また、レイアウトプログラムが選択された
場合は、ステップS2からステップS10に移行する。
ステップS10ではすでにレイアウトプログラムがアク
ティブ状態か否かを判断する。レイアウトプログラムが
非アクティブの場合はステップS11に移行して後述す
るレイアウト処理を実行する。また、レイアウトプログ
ラムがすでにアクティブ状態である場合はそのまま特に
処理をすることなくプログラム切り替えルーチンを終了
する。
【0031】〔制御:レイアウト処理〕次にレイアウト
処理について図5及び図6に従って説明する。レイアウ
ト処理では、まずステップS20においてレイアウト処
理用のウィンドウを画面上に開く。次に、ステップS2
1ではページウィンドウ上に配置された画像部品が選択
されたか否かを判断し、ステップS22ではアイコンリ
ストM2に表示されたいずれかのアイコン(アイコンも
画像部品のうちの1つである)が選択されたか否かを判
断する。これらの画像部品の選択やアイコンの選択は、
マウス4によってポインタを画像部品上あるいはアイコ
ン上に移動させ、ダブルクリックすることによって行
う。またステップS23ではレイアウト作業のための指
示が行われたか否かを判断し、ステップS24ではデー
タの保存の指示がなされたか否かを判断し、ステップS
25ではプログラムの切替指示がなされたか否かを判断
し、ステップS26では他の指示が行われたか否かを判
断する。他の指示が行われた場合はステップS26から
ステップS27に移行し、指示に応じた処理を実行す
る。
【0032】ページウィンドウ上の画像部品が選択され
た場合は、ステップS21からステップS30に移行す
る。ステップS30では選択された画像部品が線画であ
るか否かを判断する。この判断は、図10に示すファイ
ルの画像種別データにより行う。選択された画像が線画
でないと判断された場合はステップS31に移行し、対
応する処理を実行する。線画であると判断された場合
は、ステップS32に移行してロードフラグを「1」と
し、またステップS33で特化ウィンドウフラグを
「1」とする。さらにステップS34においてファイル
名を読み込み、ステップS35に移行する。ステップS
35では後述する線画処理を実行する。
【0033】画面上のアイコンリストM2のアイコンが
選択された場合は、ステップS22からステップS40
に移行する。ステップS40では貼り込み処理を実行す
る。ここで貼り込み処理とは、レイアウトウィンドウ上
において、アイコンリスト上で選択されたファイルの最
新データをその配置位置に表示する処理をいう。また、
他のレイアウト処理が選択された場合は、ステップS2
3からステップS41に移行し、選択された指示に応じ
たレイアウト処理を実行する。
【0034】データ保存の指示がなされた場合は、ステ
ップS24からステップS42に移行し、ワークメモリ
18上のデータがハードディスク5に保存される。ま
た、プログラムを切り替える指示がなされた場合は、ス
テップS25からステップS43に移行し、ステップS
43では図4に示したプログラム切替処理を実行する。 〔制御:線画処理〕次に線画処理について図7及び図8
に従って説明する。
【0035】線画処理では、まずステップS50におい
て線画処理用のウィンドウを開く。そして、ステップS
51では特化ウィンドウフラグが「1」であるか否かを
判断し、ステップS52ではアイコンが選択されたか否
かを判断する。また、ステップS53では編集等の指示
がなされたか否かを判断し、ステップS54では保存指
示がなされたか否かを判断し、ステップS55ではプロ
グラムの切替指示がなされたか否かを判断し、ステップ
S56では他の指示がなされたか否かを判断する。他の
指示がなされた場合はステップS56からステップS5
7に移行し、指示に応じた処理を実行する。
【0036】特化ウィンドウフラグが「1」の場合は、
線画処理用ウィンドウを開いた後、ステップS51から
ステップS60に移行する。ステップS60では特化ウ
ィンドウ処理を行う。特化ウィンドウ処理を行った後は
ステップS61に移行して特化ウィンドウフラグを
「0」にする。線画処理中にアイコンリストM2上のア
イコンが選択された場合は、ステップS52からステッ
プS70に移行する。ステップS70ではアイコンがド
ラグされているか否かを判断する。ドラグされていない
場合は特に何も処理をせずにステップS53に移行す
る。ドラグされている場合はステップS70からステッ
プS71に移行し、ドロップされたか否かを判断する。
ドロップされた場合はステップS72に移行し、ドロッ
プされた領域がページウィンドウ上か否かを判断する。
ページウィンドウ上にドロップされた場合は、ステップ
S73に移行してロードフラグを「1」にする。そして
ステップS74に移行して選択された線画を特化ウィン
ドウに表示する。特化ウィンドウ処理後はステップS7
5で特化ウィンドウフラグを「0」にする。
【0037】編集等の処理がなされた場合はステップS
53からステップS80に移行し、指示に応じた処理を
実行する。また、保存が指示された場合はステップS5
4からステップS81に移行し、ワークメモリ18内の
画像データをハードディスク5上のデータベースとして
更新保存する。さらに、プログラムの切替指示がなされ
た場合はステップS55からステップS82に移行し、
ステップS82では図4のプログラム切替処理を実行す
る。
【0038】〔制御:特化ウィンドウ処理〕次に特化ウ
ィンドウ処理を図9に従って説明する。ステップS90
では、ロードフラグが「1」であるか否かを判断する。
「1」である場合はステップS91に移行し、ハードデ
ィスク5から該当する線画ファイルの画像データを読み
出し、このデータをワークメモリ18上に格納する。次
にステップS94ではウィンドウサイズの演算を行う。
ここでは、特化ウィンドウに表示する線画の縦横のサイ
ズと表示可能な領域のサイズとの関係から最大拡大可能
倍率を求め、特化ウィンドウサイズを演算する。なお、
特化ウィンドウサイズを演算する際、画面上の左下隅を
基準点としてサイズ、表示領域が決定される。したがっ
て、ページウィンドウ上に特化ウィンドウが重ねて表示
されても、ページウィンドウが左右に分断されて表示さ
れるのを避けることができ、ページウィンドウが見にく
くなるのを最小限に抑えることができる。
【0039】次にステップS95では、特化ウィンドウ
のサイズと線画のサイズとを参照して、表示用のデータ
を作成する。ここでは、ワークメモリ18上の線画のラ
ンレングス画像データの水増し、間引きが行われる。そ
して、ステップS96において、ステップS95で作成
されたデータに基づいて選択された線画が特化ウィンド
ウに表示される。
【0040】このような処理では、ロードフラグが
「0」の場合、すなわち、プログラムがレイアウトプロ
グラムから線画プログラムに切り替えられ、図4のステ
ップS5及びステップS6での処理がなされた場合は、
ワークメモリ18に格納されている画像データが更新さ
れずにそのまま特化ウィンドウに表示される。したがっ
て、先に処理した画像を再度線画処理する場合は、ハー
ドディスク5から新たにデータを読み込む必要がなく、
作業のための時間が短縮される。また、線画に重ねて表
示された例えば絵柄等の画像を自動的に削除して特化ウ
ィンドウに表示するので、編集作業のための時間がより
短くなる。
【0041】〔変形例〕前記例では、画像部品として、
画像データがランレングス形式で表された線画を例に取
ったが、ビットマップ形式で表された絵柄、ベクトル形
式で表された図形及びコード形式で表された文字であっ
ても、同様に本発明を適用できる。第2実施形態 前記第1実施形態では、1つの画像処理プログラムが用
意されている場合についての例であるが、レイアウトプ
ログラム、線画処理プログラム、絵柄を処理するための
絵柄処理プログラム、文字を処理するための文字処理プ
ログラム、図形処理の1つである平網処理のための平網
処理プログラムが、それぞれ1つ又は複数用意されてい
る場合がある。このような場合の実施形態を以下に説明
する。
【0042】〔全体構成〕図13は、本発明の第2実施
形態による画像処理装置のブロック図を示している。図
において、図2と同符号は第1実施形態と同一の機能を
有している部分である。この第2実施形態では、第1実
施形態の機能に加えて、ビットマップ形式で表された絵
柄に対して画像処理を実行する絵柄処理部30と、コー
ド形式で表された文字に対して画像処理を実行する文字
処理部31と、ベクトル形式で表された図形に対して画
像処理を実行する図形処理部32とを有している。これ
らの各処理部30〜32は、それぞれの対象を処理する
プログラムを実行する部分であり、具体的には、ハード
ディスク5等に格納されている各処理プログラムのう
ち、オペレータによって選択されたプログラムが格納さ
れる部分である。
【0043】また、この実施形態では、ワークメモリ1
8内にアプリケーション管理テーブル18aを有してい
る。アプリケーション管理テーブル18aとは、本装置
が有しているすべての画像処理用のプログラムを、処理
可能な画像の種別毎に分けて管理するテーブルである。
そして、このアプリケーション管理テーブル18aは、
アプリケーション管理テーブル作成部35により作成さ
れ、またその表示は、ポップアップメニュー制御部36
によって行われる。アプリケーション管理テーブル作成
部35及びポップアップメニュー制御部36は、それぞ
れシステムの制御を実行するシステム制御プログラム等
を実行する他の制御部16内に設けられている。
【0044】アプリケーション管理テーブル18aは、
図15(a)に示すように、各画像処理プログラム毎
に、画像処理プログラムのファイル名、線画、絵柄、文
字及び図形等の画像の属性を示す画像種別、各画像種別
の画像処理プログラムの中で優先的に扱う画像処理プロ
グラムを識別するための優先フラグ、画像処理プログラ
ムの内容をオペレータに認識させるためのプログラム
名、画像処理プログラムを格納している格納アドレスが
含まれている。画像処理プログラムは、ハードディスク
5に格納されており、図15(b)に示すように、ファ
イル名、処理可能な画像の属性を示す画像種別、ファイ
ルサイズ等が含まれるヘッダ部Dhとプログラム本体部
Dpとを有している。
【0045】〔制御処理〕次に制御処理について説明す
る。 〔制御:アプリケーション管理テーブルの作成〕図14
に、アプリケーション管理テーブル18aを作成するフ
ローチャートを示す。まず、ステップT1で、新たにハ
ードディスク5にインストールされた画像処理プログラ
ムがあるか否かを判断し、あればステップT2で、ファ
イル名、画像種別、優先フラグ、プログラム名及び格納
アドレスをアプリケーション管理テーブル18aに追加
する。なお、ファイル名、優先フラグ及び格納アドレス
は、画像処理プログラムのヘッダ部Dh等の内容を転記
し、プログラム名はオペレータがキーボード3により入
力し、優先フラグは「0」に設定する。この処理は、新
たに追加された画像処理プログラムがなくなるまで繰り
返される。
【0046】このようにして作成されたアプリケーショ
ン管理テーブル18aは、本装置に格納されている複数
の線画処理プログラム、絵柄処理プログラム等を管理す
る情報として、各プログラムのファイル名、ハードディ
スク5上の格納アドレス及び優先フラグのデータが、画
像処理プログラムの種別毎にまとめて格納されている。
【0047】〔制御:画像処理〕次に、レイアウト処理
時において、ページウィンドウ上に配置された画像部品
が選択され、処理される場合の制御フローを説明する。
この制御処理は、前記第1実施形態における、図5のス
テップS1及びステップS30〜35に相当するもので
ある。
【0048】図16において、ステップT10ではペー
ジウィンドウ上に配置された画像部品が選択されたか否
かを判断する。ページウィンドウ上には、例えば図19
(a)に示すように、文字I1、絵柄I2及び線画I3
が混在してレイアウトされている。画像部品が選択され
た場合は、ステップT10からステップT11に移行す
る。ステップT11ではポップアップメニューの表示処
理を実行する。詳細は後述するが、このポップアップメ
ニュー表示処理により、図19(b)に示すように、選
択された画像部品の種別に応じた画像処理プログラムの
メニューATがページウィンドウ上の一部の領域に表示
される。そしてステップT12では、表示されたポップ
アップメニューから画像処理プログラムが選択されたか
否かを判断する。オペレータにより画像処理プログラム
が選択されるのを待ってステップT13に移行する。ス
テップT13では、選択された画像処理プログラムによ
り、選択画像に対して画像処理を実行する。終了すれば
ステップT14に移行し、もとのレイアウトプログラム
に切り替えるとともに、ページウィンドウ上に処理され
た画像を処理後の内容で表示する。 〔制御:ポップアップメニュー表示処理〕ポップアップ
メニューを表示するための処理を図17に示す。
【0049】ここでは、ステップT20において選択画
像部品の種別を判断する。この判断は、前記第1実施形
態と同様に行う。すなわち、ページウィンドウ上の画像
部品は、図10に示すように、領域データ、画像種別デ
ータ及びファイル名データを有しているので、この画像
種別データによって、選択された画像部品が、線画であ
るか、絵柄であるか、文字であるか等を判断する。図1
9の例では、絵柄が選択されているので、画像種別とし
て「絵柄」が認識される。次にステップT21では、選
択画像を処理可能な処理プログラムに対応するアプリケ
ーション管理テーブルがワークメモリ18から読み出さ
れる。図19の例では、絵柄が選択されているので、図
15(a)に示すアプリケーション管理テーブル18a
から画像種別が絵柄であるプログラム名を抽出する。ス
テップT22では、この抽出されたプログラム名に、タ
イトルである「絵柄」の情報を加える。そしてステップ
T23においてこれらのデータをページウィンドウ上に
表示する。この例を図19(c)に示す。なお、このと
き、優先フラグが「1」に設定されているプログラム名
を最も上の位置に優先的に表示する。
【0050】〔制御:画像処理〕選択された画像処理プ
ログラムによる画像処理フローを図18に示す。まずス
テップT30においては、ポップアップメニュー上で選
択された画像処理プログラム(以下、選択プログラムと
記す)の優先フラグを「1」にセットし、その画像処理
プログラムと同じ画像種別の他の画像処理プログラムの
優先フラグを「0」にセットする。次にステップT31
では、選択された画像部品の情報を選択プログラム(A
P)に渡す。具体的には、図19の例のように、ページ
ウィンドウ上の画像部品が選択された場合は、その選択
画像部品の画像データが格納されているワークメモリ1
8上のアドレス情報を選択プログラムに渡す。また、ペ
ージウィンドウ上に存在せず、アイコンリストM2にお
いて画像部品(アイコン)が選択された場合は、その画
像部品のファイル名データが選択プログラムに渡され
る。選択プログラムは、このファイル名データにより、
ハードディスク5から該当する画像部品の画像データを
読み出し、これをワークメモリ18上にロードする。
【0051】次にステップT32では現在起動している
プログラム(レイアウトプログラム)をロックする。す
なわち、以降のレイアウトプログラムの動作を停止す
る。ステップT33では選択プログラムを起動する。そ
してステップT34では特化ウィンドウ処理を実行す
る。この特化ウィンドウ処理は第1実施形態における処
理と同様である。ステップT35では、特化ウィンドウ
上で拡大表示された画像部品に対する画像処理を実行す
る。図19の例では、(d)に示すように絵柄I2が特
化ウィンドウ上に拡大表示され、その絵柄に対してたと
えばある部分の絵柄iが修正されて削除される。
【0052】画像処理が終了すれば、ステップT36に
移行し、特化ウィンドウを閉じる。そしてステップT3
7において選択プログラムを終了する。さらにステップ
T39において、先に起動していたプログラムのロック
を解除する。通常の画像処理では、続けて同じ画像処理
プログラムを使用することが比較的多い。このような場
合に、前回選択された画像処理プログラムがメニューA
Tにおいて最も上の位置に優先的に表示されるので、選
択が容易になる。
【0053】この第2実施形態では、選択画像部品の種
別に応じて、その選択画像部品を処理可能なすべての画
像処理プログラムがメニュー表示されるので、画像処理
プログラムの選択が非常に容易になる。 〔変形例〕 (a)前記例では、選択画像部品を処理可能な画像処理
プログラムをポップアップメニュー上に表示し、オペレ
ータの選択を待ってそのプログラムを起動するようにし
たが、優先フラグが「1」である画像処理プログラムを
自動的に起動するようにしてもよい。
【0054】この場合の制御フローを図20に示す。図
20において、ステップT50において画像部品が選択
されたか否かを判断する。選択された場合はステップT
51に移行する。ステップT51では選択画像部品の種
別を判断する。次にステップT52では、選択画像部品
の種別の判別結果をもとに、その種別のアプリケーショ
ン管理テーブルに格納されている画像処理プログラムの
情報のうちの優先フラグが「1」である画像処理プログ
ラムをハードディスク5から読み出し、これを起動す
る。ステップT53では、自動的に起動された画像処理
プログラムを使用するか否かをオペレータの操作によっ
て判断する。自動起動された画像処理プログラムを使用
せず、他のプログラムに変更する指示がなされた場合
は、ステップT53からステップT54に移行する。ス
テップT54ではポップアップメニューの表示を行い、
続くステップT55ではメニューの選択を待つ。これら
の処理は、それぞれ前記例におけるステップT11及び
ステップT12と同様である。
【0055】また、自動選択されたプログラムを使用す
る場合はステップT53からステップT60に移行す
る。ステップT60ではそのプログラムにより画像処理
を実行し、続くステップT61では表示の更新を行う。
これらの処理は、それぞれ前記例のステップT13及び
ステップT14と同様である。この例では、先に選択さ
れた画像処理プログラムが自動的に起動されるので、続
けて同様の処理を繰り返して実行する場合に操作が容易
になる。
【0056】(b)前記例では、先に使用した画像処理
プログラムに優先フラグをセットし、優先的に表示した
り、自動で起動するようにしたが、使用頻度の高い画像
処理プログラムに優先フラグをセットして同様の処理を
実行するようにしても良い。 (c)前記例では、アプリケーション管理テーブルを作
成する際に、ハードディスク5内の画像処理プログラム
をサーチして自動的にメニューを作成したが、オペレー
タが入力することによりアプリケーション管理テーブル
を作成するようにしていも良い。
【0057】(d)前記例では、選択画像部品を処理可
能な画像処理プログラムをポップアップメニュー上に表
示したが、選択画像部品を処理可能な画像処理プログラ
ムが1つしかインストールされていない場合は、第1実
施形態のように、その画像処理プログラムを自動的に起
動してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明では、たとえば修正
したい画像部品を表示手段上で選択することによりプロ
グラムが画像処理プログラムに切り替えられ、さらにそ
の画像部品が拡大表示されるので、画像処理作業が非常
に容易になる。また別の発明では、選択された画像部品
を処理可能な画像処理プログラムがメニュー表示される
ので、プログラムの選択が容易になる。
【0059】また別の発明では、先に使用していた画像
処理プログラムが優先的に表示されたり、あるいはその
画像処理プログラムが自動的に起動されるので、繰り返
し同様の処理を行う場合に、操作が容易になる。また別
の発明では、所望の画像部品をアイコンリストから選
び、アイコンをレイアウト用領域に移動させるだけでそ
の画像が拡大表示されるので、作業が容易になる。
【0060】さらに別の発明では、起動プログラムがレ
イアウトプログラムから画像処理プログラムに切り替え
られた際、先に処理され、画像記憶手段に記憶されてい
た画像データがそのまま表示装置に拡大表示されるの
で、わざわざハードディスク等の外部のデータ格納手段
からデータを読み込んでくる必要がない。さらに別の発
明では、別の表示画面に拡大画像を重ねて表示しても、
重ねられた元の表示画面が分断されることはなく、元の
画面が見にくくなるのを避けることができる。
【0061】さらに別の発明では、表示手段の表示領域
と選択された画像部品の形状とに応じて、選択された画
像が最大許容倍率まで拡大して表示領域に表示される。
したがって、画像処理作業がより行いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が採用される画像処理装
置の概略構成図。
【図2】前記装置の機能ブロック図。
【図3】表示画面の一例を示す図。
【図4】プログラム切替処理のフローチャート。
【図5】レイアウト処理のフローチャート。
【図6】レイアウト処理のフローチャート。
【図7】線画処理のフローチャート。
【図8】線画処理のフローチャート。
【図9】特化ウィンドウ処理のフローチャート。
【図10】レイアウトウィンドウ上に貼り込まれた画像
のデータ構成を示す図。
【図11】線画ファイルのデータ構成を示す図。
【図12】線画ファイルを制御部のメモリ上に格納した
ときのデータ構成を示す図。
【図13】本発明の第2実施形態の機能ブロック図。
【図14】アプリケーション管理テーブルの作成フロー
チャート。
【図15】画像処理プログラムの構成及びアプリケーシ
ョン管理テーブルの構成を示す図。
【図16】前記第2実施形態のレイアウト処理のフロー
チャートの一部。
【図17】ポップアップメニュー表示処理のフローチャ
ート。
【図18】画像処理のフローチャート。
【図19】第2実施形態の操作を説明するための表示画
面の一例を示す図。
【図20】第2実施形態の変形例の図16に対応する
図。
【符号の説明】
1 制御部 1a CPU 1b メモリ 2 表示装置(CRT) 3 キーボード 4 マウス 5 ハードディスク 10 選択認識部 11 画像種別判断部 12 プログラム認識部 13 データ読込部 14 レイアウト処理部 15 線画処理部 17 表示制御部 18 ワークメモリ 30 絵柄処理部 31 文字処理部 32 図形処理部 35 アプリケーション管理テーブル作成部 36 ポップアップメニュー表示制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 5/36 G09G 5/36 520D (72)発明者 村山 博 京都市南区久世大藪町425番地 株式会 社ディエス技研内 (56)参考文献 特開 平6−208554(JP,A) 特開 平7−182366(JP,A) 特開 平7−98769(JP,A) 特開 平3−33795(JP,A) 特開 平2−240771(JP,A) 特開 平1−263772(JP,A) 特開 平4−175979(JP,A) 特開 平4−145587(JP,A) 特開 昭62−271070(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/80 G06F 3/00 G06F 3/14 G06T 3/40 G09G 5/00 G09G 5/36 G06F 17/21

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある種別の画像部品を処理する画像処理プ
    ログラムと前記種別を含む複数の種別の複数の画像部品
    をレイアウト処理するレイアウトプログラムとが切替可
    能で動作する画像処理装置であって、 前記レイアウトプログラムの実行によってレイアウトさ
    れた複数の画像部品を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された複数の画像部品から1つの画
    像部品が選択されたことを認識する選択認識手段と、前記選択された画像部品の種別を判断する画像種別判断
    手段と、 前記画像種別判断手段の判断結果にもとづいて、 前記選
    択された画像部品の前記種別に対応して該画像部品が処
    理可能な画像処理プログラムを起動する起動手段と、 前記選択された画像部品の画像を前記表示手段に拡大表
    示する表示制御手段と、を備え 前記表示制御手段により画像を拡大表示された画像部品
    に対して、前記起動手段によって起動された画像処理プ
    ログラムで処理を行うこと、 を特徴とする 画像処理装置。
  2. 【請求項2】記画像種別判断手段の判断結果にもとづ
    いて、前記選択された画像部品が処理可能なすべての画
    像処理プログラムのメニューを表示するメニュー表示手
    段をさらに備え、 前記起動手段は、前記メニュー表示された画像処理プロ
    グラムのうちの操作者により選択された画像処理プログ
    ラムを起動する、 請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記メニュー表示手段は、前回起動された
    画像処理プログラムを優先的に表示する、請求項2に記
    載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記起動手段は、前記選択された画像部品
    が処理可能な画像処理プログラムが1つであるとき、画
    像部品が選択された後に自動的に前記画像処理プログラ
    ムを起動する、請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記起動手段は、前記選択された画像部品
    が処理可能な画像処理プログラムが複数であるとき、前
    回起動された画像処理プログラムを自動的に起動する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記表示制御手段は、前記選択された画像
    部品の前記種別に基づいて該選択された画像部品以外の
    画像を除去することにより、選択された画像部品のみを
    拡大表示する、請求項1から5のいずれかに記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】前記画像部品はアイコンリスト上のアイコ
    ンとして前記表示手段に表示されており、 前記選択認識手段は、前記アイコンリスト上のアイコン
    がドラグされレイアウト用の表示領域上にドロップされ
    たことを検出して画像部品が選択されたことを認識す
    る、請求項1から6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】画像部品を処理するための画像処理プログ
    ラムと複数の画像部品をレイアウト処理するレイアウト
    プログラムとが切替可能で動作する画像処理装置であっ
    て、 レイアウトプログラムの実行によってレイアウトされた
    複数の画像部品を表示する表示手段と、 前記2つのプログラムのうちのいずれのプログラムが起
    動しているかを判断するプログラム認識手段と、 前記表示手段に表示された画像部品が選択されたことを
    認識する選択認識手段と、 前記選択された画像部品が前記画像処理プログラムで処
    理可能な画像であるか否かを判断する画像処理判断手段
    と、 起動プログラムが画像処理プログラムでありかつ選択さ
    れた画像が前記画像処理プログラムで処理可能であると
    き、前記選択画像を前記表示手段に拡大表示し、起動プ
    ログラムがレイアウトプログラムであるとき、前記選択
    画像を前記表示手段の所定位置に配置する表示制御手段
    と、を備えた画像処理装置。
  9. 【請求項9】画像部品を処理するための画像処理プログ
    ラムと複数の画像部品をレイアウト処理するレイアウト
    プログラムとが切替可能で動作する画像処理装置であっ
    て、 レイアウトプログラムの実行によってレイアウトされた
    複数の画像部品を表示する表示手段と、 前記画像処理プログラムの実行による処理済画像を記憶
    する画像データ記憶手段と、 起動プログラムが前記レイアウトプログラムから画像処
    理プログラムに切り替えられたことを認識するプログラ
    ム切替認識手段と、 起動プログラムが前記レイアウトプログラムから画像処
    理プログラムに切り替えられたとき、前記画像データ記
    憶手段に記憶されている画像データを前記表示手段に拡
    大表示する表示制御手段と、 を備えた画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記表示制御手段は、前記レイアウトプ
    ログラムの制御処理にしたがって配置された画像部品を
    前記表示手段に表示したまま重ねて前記選択画像を拡大
    表示するとともに、前記拡大表示画像を表示手段の画面
    上の端部を基準位置として拡大表示する、請求項1から
    9のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】前記表示制御手段は、前記表示手段の表
    示領域と前記選択された画像部品の形状とに応じて、
    選択された画像を最大許容倍率まで拡大して前記表示領
    域に表示する、請求項1から10のいずれかに記載の画
    像処理装置。
  12. 【請求項12】前記画像部品は画像データがランレング
    ス形式で表された線画であり、前記画像処理プログラム
    は線画処理プログラムである、請求項8から11のいず
    れかに記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】前記画像部品は、画像データがランレン
    グス形式で表された線画、ビットマップ形式で表された
    絵柄、ベクトル形式で表された図形及びコード形式で表
    された文字のうちの1つである、請求項8から11のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
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