JP2010117823A - 情報処理装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させ、ユーザの利便性向上を図ることが可能な情報処理装置、およびプログラムを提供する。
【解決手段】表示画面に表示するコンテンツを表す表示コンテンツデータを拡大表示または縮小表示する処理のための条件が記録された拡大/縮小処理情報を記憶する記憶部と、表示コンテンツデータを解析し拡大表示または縮小表示が可能な拡大/縮小候補を抽出する表示コンテンツ解析部と、表示コンテンツデータに対応するコンテンツまたは拡大/縮小候補が明示されたコンテンツを表示画面に表示させ、拡大/縮小候補のいずれかが処理対象として選択された場合、表示コンテンツ解析部の解析結果と拡大/縮小処理情報とに基づいて、選択された拡大/縮小候補に対応するコンテンツを表示画面に拡大表示または縮小表示させる表示制御部とを備える情報処理装置が提供される。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、およびプログラムに関する。
近年、アナログテレビジョン方式のテレビジョン放送に替わるテレビジョン放送としてデジタルテレビジョン方式のテレビジョン放送(以下、「デジタル放送」という。)が開始され、デジタル放送やデータ放送を受信可能な情報処理装置の普及が進んでいる。また、上記のようなデジタル放送やデータ放送を受信可能な情報処理装置の中には、例えば、インターネットなどのネットワークを介してサーバなどの外部装置と通信可能なものも登場している。上記のような情報処理装置は、例えば、データ放送の受信やネットワークを介した通信によって、例えば、デジタル放送で放送されている番組に関する補足情報や、Webページなど、表示画面に表示するコンテンツを表す表示コンテンツデータを取得し、表示画面に当該コンテンツを表示させることができる。
このような中、表示画面に表示するコンテンツを拡大表示または縮小表示することによって、ユーザの利便性向上を図る技術が開発されている。外部から取得された情報を表示画面サイズに合わせて縮小表示する場合において、当該情報に添付されている画像情報の表示サイズを調整する技術としては、例えば、特許文献1が挙げられる。また、ユーザ操作に基づいて、表示画面に表示するコンテンツの表示方法を選択的に切り替える技術としては、例えば、特許文献2が挙げられる。
特開2002−108323号公報 特開2008−71269号公報
表示画面に表示するコンテンツを拡大表示または縮小表示することによって、ユーザの利便性向上を図る従来の技術(以下、単に「従来の技術」とよぶ場合がある。)は、自動的にあるいはユーザ操作に応じてコンテンツを拡大表示または縮小表示する。よって、従来の技術が適用された情報処理装置(以下、「従来の情報処理装置」とよぶ場合がある。)は、従来の情報処理装置のユーザに対して表示画面に合わせて拡大表示または縮小表示されたコンテンツを提供することができるので、ユーザの利便性をある程度は向上させることができる可能性はある。
しかしながら、従来の技術は、コンテンツ全体を表示画面に表示させる前提の下、当該コンテンツ全体を表示画面に合わせて拡大表示、縮小表示させている(あるいは、さらにその一部の拡大/縮小率を表示画面に合わせて変更させている)に過ぎない。よって、例えば、ユーザが、表示画面に表示されたコンテンツに含まれる情報のうちのある情報のみを拡大表示させたいと所望したとしても、従来の技術では対応することが困難である。したがって、従来の情報処理装置では、ユーザの利便性のさらなる向上は、望むべくもない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させ、ユーザの利便性向上を図ることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点によれば、表示画面に表示するコンテンツを表す表示コンテンツデータを拡大表示または縮小表示する処理のための条件が記録された拡大/縮小処理情報を記憶する記憶部と、表示コンテンツデータを解析し、拡大表示または縮小表示が可能な拡大/縮小候補を抽出する表示コンテンツ解析部と、前記表示コンテンツデータに対応するコンテンツ、または前記拡大/縮小候補が明示された前記表示コンテンツデータに対応するコンテンツを表示画面に表示させ、前記拡大/縮小候補のいずれかが処理対象として選択された場合、前記表示コンテンツ解析部の解析結果と前記拡大/縮小処理情報とに基づいて、選択された拡大/縮小候補に対応するコンテンツを表示画面に拡大表示、または縮小表示させる表示制御部とを備える情報処理装置が提供される。
かかる構成により、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させ、ユーザの利便性向上を図ることができる。
また、ユーザの直接的な操作、またはユーザが操作可能な外部操作装置から送信される外部操作信号の受信に基づく操作信号を生成する操作部をさらに備え、前記表示コンテンツ解析部は、前記操作信号に基づいて選択的に表示コンテンツデータを解析し、前記表示制御部は、前記操作信号に基づいて、前記拡大/縮小候補が明示された前記表示コンテンツデータに対応するコンテンツの表示に関する処理、または、選択された拡大/縮小候補の拡大表示、選択された拡大/縮小候補の縮小表示に関する処理を行ってもよい。
かかる構成により、ユーザに拡大表示/縮小表示が可能な拡大/縮小候補を提示し、ユーザ操作に基づいて選択的に拡大/縮小候補を拡大表示/縮小表示させることができる。
また、前記表示制御部が表示画面に表示させるコンテンツを表示可能な表示部をさらに備えてもよい。
かかる構成により、各種処理の結果を表示画面に表示し、視覚的にユーザに提示することができる。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点によれば、表示画面に表示するコンテンツを表す表示コンテンツデータを拡大表示または縮小表示する処理のための条件が記録された拡大/縮小処理情報を記憶する記憶部を備える情報処理装置に用いることが可能なプログラムであって、表示コンテンツデータに対応するコンテンツを拡大表示、または縮小表示させるか否かを判定する第1判定ステップ、前記第1判定ステップの判定結果に基づいて、前記表示コンテンツデータを選択的に解析し、拡大表示または縮小表示が可能な拡大/縮小候補を抽出するステップ、前記抽出するステップにおいて抽出された前記拡大/縮小候補が明示された前記表示コンテンツデータに対応するコンテンツを表示画面に表示させるステップ、前記表示画面に表示された前記拡大/縮小候補が処理対象として選択されたか否かを判定する第2判定ステップ、前記第2判定ステップにおいて前記拡大/縮小候補が選択されたと判定された場合、前記抽出するステップにおける解析により得られた選択された拡大/縮小候補の情報と、前記拡大/縮小処理情報とに基づいて、選択された拡大/縮小候補に対応するコンテンツを表示画面に拡大表示、または縮小表示させるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
かかるプログラムを用いることにより、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させ、ユーザの利便性向上を図ることができる。
本発明によれば、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させ、ユーザの利便性向上を図ることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチ)
本発明の実施形態に係る情報処理装置(以下、「情報処理装置100」という。)の構成について説明する前に、まず、本発明の実施形態に係る表示コンテンツデータに含まれる表示情報を拡大表示または縮小表示させることによってユーザの利便性の向上を図る利便性向上アプローチについて説明する。
ここで、本発明の実施形態に係る表示コンテンツデータとは、表示画面に表示するコンテンツを表すデータであり、1または2以上の表示情報を含む。表示コンテンツデータとしては、例えば、HTML(HyperText Markup Language)データやXML(eXtensible Markup Language)データなどのマークアップ言語によるデータが挙げられるが上記に限られない。また、表示コンテンツデータに含まれる表示情報としては、例えば、文字情報、画像(動画像/静止画像)を示す画像情報などが挙げられるが、上記に限られない。
また、情報処理装置100は、例えば、放送局やサーバなどの外部装置からデータ放送やネットワークを介して本発明の実施形態に係る表示コンテンツデータを取得することができるが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、記憶媒体(情報処理装置100が備える記憶部、または外部記憶媒体)に記憶された表示コンテンツデータを読み出すことによって、表示コンテンツデータを取得することもできる、以下では、情報処理装置100が、放送局やサーバなどの外部装置からデータ放送やネットワークを介して本発明の実施形態に係る表示コンテンツデータを取得する場合を例に挙げて説明する。
〔利便性向上アプローチの概要〕
図1〜図5それぞれは、本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを説明するための説明図である。ここで、図1は、本発明の実施形態に係る表示コンテンツデータが表すコンテンツが表示画面に表示された場合の一例を示している。例えば、図1に示すタイトル、情報1〜情報3、写真1、写真2が表示情報に対応する。以下では、図1に示すような複数の表示情報を含むコンテンツを表す表示コンテンツデータを例に挙げ、図2〜図5を適宜参照して、本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチの概要について説明する。
情報処理装置100は、表示コンテンツデータに含まれる表示情報を選択的に拡大表示または縮小表示させることによって、ユーザの利便性向上を図る。より具体的には、情報処理装置100は、例えば、以下の(1)の処理〜(3)の処理を行うことによって、表示コンテンツデータに含まれる表示情報を選択的に拡大表示または縮小表示させる。
(1)拡大/縮小候補抽出処理
〔1−1〕拡大/縮小候補の抽出
情報処理装置100は、表示コンテンツデータを解析し、拡大表示または縮小表示が可能な表示情報の拡大/縮小候補(以下、単に「拡大/縮小候補」という。)を抽出する。情報処理装置100は、例えば、表示コンテンツデータに含まれるタグに基づいて、フレーム、テーブルなど特定のタグで表される表示情報を拡大/縮小候補として抽出するが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、表示コンテンツデータから特定のフォントで表される文字列を検出することによって、当該文字列を拡大/縮小候補として抽出することもできる。また、情報処理装置100は、例えば、拡大/縮小候補を抽出するためのデータベース(例えば、タグが記録されたデータベース)を用いることによって、拡大/縮小候補を一意に抽出するが、上記に限られない。
また、情報処理装置100は、例えば、直接的なユーザ操作や間接的なユーザ操作に基づいて、選択的に(1)の処理を行うことができる。ここで、上記直接的なユーザ操作としては、例えば、ユーザが操作キーやボタンなど情報処理装置100が備える操作デバイスを操作することが挙げられる。上記の場合、情報処理装置100は、例えば、ユーザ操作に応じた操作信号を生成し、当該操作信号の検出結果に基づいて(1)の処理を行う。また、上記間接的なユーザ操作としては、例えば、ユーザがリモートコントローラなどのような外部操作装置を操作することが挙げられる。上記の場合、情報処理装置100は、例えば、上記外部操作装置から送信される外部操作信号を受信し、受信された外部操作信号の検出結果に基づいて(1)の処理を行う。以下では、上記直接的なユーザ操作や上記間接的なユーザ操作を総称して「ユーザ操作」という。
〔1−2〕レイアウト位置の記録
また、情報処理装置100は、拡大/縮小候補が抽出された場合には、抽出された拡大/縮小候補それぞれのレイアウト位置を、拡大/縮小候補ごとに記録する。情報処理装置100は、例えば、表示コンテンツデータが表すコンテンツ全体を表示画面に表示させる際に生成するレイアウト情報に基づいて、各拡大/縮小候補の座標位置を拡大/縮小候補それぞれのレイアウト位置として記録するが、上記に限られない。ここで、情報処理装置100は、拡大/縮小候補それぞれのレイアウト位置の情報を、例えば、RAM(Random Access Memory)や、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)などの揮発性メモリ(volatile memory)に記録するが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、上記レイアウト位置の情報を、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)に記憶させることもできる。
(2)拡大/縮小候補提示処理
情報処理装置100は、上記(1)の処理において抽出された拡大/縮小候補が明示された表示コンテンツデータに対応する表示情報を表示画面に表示させる。図2は、上記(1)の処理において抽出された拡大/縮小候補が明示された表示コンテンツデータに対応する表示情報が表示された表示画面の一例を示している。ここで、図2は、情報処理装置100が、上記(1)の処理において図1に示す情報1、情報2、および情報3を拡大/縮小候補として抽出した場合における拡大/縮小候補が明示された表示画面の一例を示している。
図2のc1〜c3に示すように、情報処理装置100は、例えば、上記(1)の処理において抽出された拡大/縮小候補を補助線で囲むことによって、拡大/縮小候補を明示する。図2に示すように拡大/縮小候補が明示することによって、情報処理装置100は、表示画面に表示された表示情報のうちどの表示情報が拡大/縮小表示可能であるのかをユーザに認識させることができる。なお、図2では、情報処理装置100が拡大/縮小候補を補助線で囲むことによって、拡大/縮小候補を提示する例を示しているが、本発明の実施形態に係る拡大/縮小候補の提示方法が、上記に限られないことは、言うまでもない。以下では、図2に示す各拡大/縮小候補を拡大/縮小候補c1〜c3とよぶ。
(3)拡大/縮小候補に対する拡大/縮小処理
〔3−1〕処理対象の決定
情報処理装置100は、ユーザ操作に基づいて、拡大/縮小の処理を行う処理対象となる拡大/縮小候補を決定する。図3、図4は、ユーザ操作に基づく処理対象となる拡大/縮小候補の決定方法の一例を示している。ここで、図3、図4では、処理対象となる拡大/縮小候補が星マークで表された例を示している。
ここで、図3(a)は、拡大/縮小候補c1が処理対象として仮選択された例を示しており、図3(b)は、拡大/縮小候補c3が処理対象として仮選択された例を示している。図3に示すように、ユーザは、ボタンの押下など所定の操作を行うことによって処理対象となる拡大/縮小候補を変更することができる。ここで、仮選択された拡大/縮小候補とは、ユーザが処理対象となる拡大/縮小候補を選ぶ途中において選択された拡大/縮小候補をいう。
また、図4(a)は、拡大/縮小候補c1が処理対象として仮選択された例を示しており、図4(b)は、拡大/縮小候補c2が処理対象として仮選択された例を示している。図3、図4に示すように、ユーザは、ボタンの押下など所定の操作を行うことによって処理対象となる拡大/縮小候補を任意に変更することができる。
図3、図4に示すように拡大/縮小候補が仮選択された状態において、ユーザが例えば決定ボタンの押下など所定の操作を行うと、情報処理装置100は、仮選択された拡大/縮小候補を、処理対象の拡大/縮小候補として決定する。
〔3−2〕拡大/縮小処理
上記〔3−1〕の処理において処理対象が決定されると、情報処理装置100は、上記〔3−1〕の処理において決定された処理対象の拡大/縮小候補を表示画面に拡大表示、または縮小表示させるために、拡大/縮小処理を行う。より具体的には、情報処理装置100は、例えば、上記〔1−2〕の処理において設定された拡大/縮小候補のレイアウト位置(表示コンテンツデータの解析結果の一例)と、拡大/縮小処理情報とに基づいて、以下の数式1〜数式3の演算を行うことによって、拡大/縮小処理を行う。
ここで、拡大/縮小処理情報とは、表示コンテンツデータを拡大表示または縮小表示する処理のための条件が記録された情報である。拡大/縮小処理情報は、例えば、情報処理装置100に予め設定されたものであってもよいし、または、ユーザが設定可能なものであってもよい。拡大/縮小処理情報に記録される情報としては、例えば、以下の情報が挙げられる。なお、本発明の実施形態に係る拡大/縮小処理情報に記録される情報が、以下の情報に限られないことは、言うまでもない。また、情報処理装置100は、上記〔1−1〕の処理(拡大/縮小候補の抽出)において拡大/縮小処理情報を用いることによって、例えば、拡大/縮小対象外項目を拡大/縮小候補から除外することもできる。
・優先方向:縦(垂直方向)、または、横(水平方向)
・フォントサイズ:表示画面占有比率
・拡大/縮小対象外項目:バナー、写真/動画(画像データ)、タイトル
・表示設定:拡大表示/縮小表示の結果、表示画面から外れることを許容する/許容しない
また、数式3に示す“Power”は、拡大/縮小率を示しており、数式3に示す“T”は、画面サイズ係数(垂直方向補正係数)を示している。数式3に示す“C”は、コンテンツ種別係数を示しており、数式3に示す“P’”は、学習済コンテンツ比率を示している。
ここで、画面サイズ係数(垂直方向補正係数)は、表示画面サイズに応じて垂直方向への拡大表示/縮小表示を補正するための補正係数であり、例えば、情報処理装置100が備えるROM(Read Only Memory)に記憶される。コンテンツ種別係数は、表示コンテンツデータが表すコンテンツの種別に応じた拡大表示/縮小表示を行うための補正係数である。情報処理装置100は、例えば、表示コンテンツデータに基づくレイアウト情報と、コンテンツごとのレイアウト情報が記録されたレイアウト情報データベースとに基づいてマッチング処理を行うことによって、コンテンツ種別係数を導出する。レイアウト情報データベースに記録されたレイアウト情報としては、例えば、ニュースサイトのレイアウト情報や、ポータルサイトのレイアウト情報などが挙げられるが、上記に限られない。また、レイアウト情報データベースに記録されたレイアウト情報は、予め設定されたものとすることができるが、上記に限られず、ユーザが登録可能であってもよい。学習済コンテンツ比率は、どのようなコンテンツでどのような倍率の拡大表示/縮小表示を行ったかなどの学習情報に基づく拡大表示/縮小表示を行うための補正係数である。情報処理装置100は、例えば、拡大表示/縮小表示を行うごとに、表示コンテンツデータのコンテンツ種別に係る情報(例えば、上記コンテンツ種別係数)と、数式3に示す“Power”の値を記憶する。そして、情報処理装置100は、例えば、導出されたコンテンツ種別係数と、記憶された表示コンテンツデータのコンテンツ種別に係る情報(例えば、上記コンテンツ種別係数)とに基づいて、導出される“Power”の値が当該コンテンツ種別に係る情報に対応する“Power”の値に近づくような補正係数を生成する。上記によって、情報処理装置100は、例えば、表示コンテンツデータの拡大表示/縮小表示を、コンテンツに応じた拡大率/縮小率で表示することができる。
H_rat=画面サイズ(水平方向)/表示領域(水平方向)
・・・(数式1)
V_rat=画面サイズ(垂直方向)/表示領域(垂直方向)
・・・(数式2)
Power=(V_rat/H_rat)×T×C×P’
・・・(数式3)
情報処理装置100は、例えば、上記数式1〜数式3を用いることによって、上記〔1−2〕の処理において設定された拡大/縮小候補のレイアウト位置(表示コンテンツデータの解析結果の一例)と、拡大/縮小処理情報とに基づいて、選択された拡大/縮小候補に対応する拡大比率/縮小比率を導出する。そして、情報処理装置100は、導出された拡大比率/縮小比率に基づいて、選択された拡大/縮小候補を拡大表示/縮小表示させる。なお、情報処理装置100における拡大/縮小候補に対応する拡大比率/縮小比率の導出方法は、上記数式1〜数式3を用いる方法に限られない。例えば、情報処理装置100は、数式3の“T”、“C”、“P’”に示す各補正係数を任意に用いる(用いないことも含む)ことによって、選択された拡大/縮小候補に対応する拡大比率/縮小比率を導出することもできる。
図5は、情報処理装置100が拡大/縮小候補を拡大表示させた場合の一例を示している。図5(a)は、情報処理装置100が拡大/縮小処理を行う前の表示画面の状態を示しており、拡大/縮小候補c1が処理対象として選択された場合を示している。また、図5(b)は、選択された拡大/縮小候補c1が拡大表示された場合の一例を示している。図5(a)、図5(b)に示すように、情報処理装置100は、処理対象として選択された拡大/縮小候補c1を、拡大表示する(図5(b)のc1’)。
なお、図5(b)では、情報処理装置100が、図5(a)に示された各コンテンツ全体を導出された拡大比率に応じて拡大表示させて、拡大表示された拡大/縮小候補c1’を表示画面内に表示させた例を示しているが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、処理対象として選択された拡大/縮小候補c1のみを拡大表示させ、いわゆるポップアップ表示のような形で拡大表示された拡大/縮小候補c1’を表示画面に表示させることもできる。
情報処理装置100は、例えば、上記(1)の処理(拡大/縮小候補抽出処理)、(2)の処理(拡大/縮小候補提示処理)、(3)の処理(拡大/縮小候補に対する拡大/縮小処理)を行うことによって、表示コンテンツデータに含まれる表示情報を選択的に拡大表示/縮小表示させる。表示コンテンツデータに含まれる表示情報を選択的に拡大表示/縮小表示させることによって、情報処理装置100は、ユーザにより選択された特定のコンテンツ(表示情報)を表示画面のサイズなどの各種情報に基づいて拡大表示/縮小表示させることができる。よって、情報処理装置100は、例えば、ユーザが情報の閲覧を所望する選択した表示情報を表示画面に応じた大きさに表示させるなど、従来の技術が適用された従来の情報処理装置よりもよりフレキシブルな表示を行うことができるので、ユーザの利便性のさらなる向上を図ることができる。
〔利便性向上アプローチに係る処理の一例〕
次に、上述した本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための情報処理装置100における処理について、より具体的に説明する。図6は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100における利便性向上アプローチを実現するための処理の一例を示す流れ図である。ここで、図6は、情報処理装置100が、ユーザ操作に基づいて表示コンテンツデータを解析する場合における処理の一例を示しているが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、表示コンテンツデータを自動的に解析することもできる。
情報処理装置100は、拡大表示/縮小表示を行うか否かを判定する(S100。第1判定ステップ)。ここで、情報処理装置100は、例えば、ユーザ操作に応じた操作信号(情報処理装置100が生成した操作信号/外部操作装置から送信された外部操作信号)に基づいて、ステップS100の判定を行う。ステップS100において拡大表示/縮小表示を行うと判定されない場合には、情報処理装置100は、拡大表示/縮小表示を行うと判定されるまで処理を進めない。
また、ステップS100において拡大表示/縮小表示を行うと判定された場合には、情報処理装置100は、表示コンテンツデータを解析する(S102)。そして、情報処理装置100は、ステップS102の解析結果に基づいて拡大/縮小候補を抽出し、抽出された拡大/縮小候補のレイアウト位置を記憶する(S104)。
ステップS104において拡大/縮小候補が抽出されると、情報処理装置100は、抽出された拡大/縮小候補を表示画面に表示する(S106)。情報処理装置100は、例えば、図2に示すような形式で拡大/縮小候補を表示画面に表示するが、拡大/縮小候補の表示方法は、図2に限られない。
ステップS106において拡大/縮小候補を表示すると、情報処理装置100は、処理対象となる拡大/縮小候補が選択、決定されたか否かを判定する(S108。第2判定ステップ)。ここで、情報処理装置100は、例えば、ステップS100と同様に、ユーザ操作に応じた操作信号に基づいてステップS108の判定を行う。
<処理対象となる拡大/縮小候補が選択、決定されたと判定された場合>
ステップS108において処理対象となる拡大/縮小候補が選択、決定されたと判定された場合には、情報処理装置100は、処理対象として決定された拡大/縮小候補の領域の情報を取得する(S110)。情報処理装置100は、例えば、ステップS104において記憶したレイアウト情報を用いることによって、処理対象として決定された拡大/縮小候補の領域の情報を取得する。
また、情報処理装置100は、拡大/縮小処理情報を取得する(S112)。情報処理装置100は、例えば、記憶部(後述する)に記憶された拡大/縮小処理情報を読み出すことによって、拡大/縮小処理情報を取得する。
なお、図6では、ステップS110の処理の後にステップS112の処理が行われる例を示しているが、情報処理装置100は、ステップS110の処理とステップS112の処理とをそれぞれ独立に行うことができる。したがって、情報処理装置100は、例えば、ステップS112の処理の後にステップS110の処理を行うことができ、また、ステップS110の処理とステップS112の処理とを同期して行うこともできる。
ステップS110、ステップS112において処理対象として決定された拡大/縮小候補の領域の情報と拡大/縮小処理情報とを取得すると、情報処理装置100は、ステップS108において判定された処理対象の拡大/縮小候補に対する拡大/縮小処理を行う(S114)。ここで、情報処理装置100は、例えば、上記数式1〜数式3の演算を行うことによって拡大/縮小処理を行うが、上記に限られない。そして、情報処理装置100は、ステップS114の処理結果に基づいて、処理対象の拡大/縮小候補を、表示画面に拡大表示/縮小表示する(S116)。
ステップS116において拡大表示/縮小表示すると、情報処理装置100は、拡大/表示/縮小表示を終了するか否かを判定する(S118)。ここで、情報処理装置100は、例えば、ステップS100と同様に、ユーザ操作に応じた操作信号に基づいてステップS118の判定を行う。
ステップS118において拡大/表示/縮小表示を終了すると判定されない場合には、情報処理装置100は、拡大/表示/縮小表示を終了すると判定されるまで処理を進めない。また、ステップS118において拡大/表示/縮小表示を終了すると判定された場合には、情報処理装置100は、ステップS116からの処理を繰り返す。
<処理対象となる拡大/縮小候補が選択、決定されたと判定されない場合>
ステップS108において処理対象となる拡大/縮小候補が選択、決定されたと判定されない場合には、情報処理装置100は、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の拡大表示/縮小表示に係る処理を終了するか否かを判定する(S120)。ここで、情報処理装置100は、例えば、ステップS100と同様に、ユーザ操作に応じた操作信号に基づいてステップS120の判定を行う。
ステップS120において拡大表示/縮小表示に係る処理を終了すると判定されない場合には、情報処理装置100は、ステップS108からの処理を繰り返す。また、ステップS120において拡大表示/縮小表示に係る処理を終了すると判定された場合には、情報処理装置100は、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の拡大表示/縮小表示に係る処理を終了する。
情報処理装置100は、例えば、図6に示す処理によって、表示コンテンツデータから拡大/縮小候補を抽出し、ユーザ操作に基づく処理対象の拡大/縮小候補を選択的に拡大表示/縮小表示する。したがって、情報処理装置100は、図6に示す処理によって、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させ、ユーザの利便性向上を図ることができる。なお、本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理が、図6に示す例に限られないことは、言うまでもない。例えば、情報処理装置100は、ステップS114の拡大/縮小処理を行うごとに当該処理の結果を記憶することもできる(情報処理装置100における学習処理)。拡大/縮小処理の結果を記憶することによって、情報処理装置100は、以降に行われる拡大/縮小処理に学習の結果を反映させる(例えば、上記数式3の“P’”による反映)ことができる。
(本発明の実施形態に係る情報処理装置100)
次に、上述した本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理を行うことが可能な、情報処理装置100の構成について説明する。以下では、情報処理装置100が、表示画面として機能する表示部を備える構成について説明するが、上記に限られない。例えば、本発明の実施形態に係る情報処理装置100は、表示画面として機能する外部装置としての表示装置へと表示コンテンツデータに応じたコンテンツを表示させる場合において、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させることもできる。上記のように表示画面が外部に設けられる構成であっても、情報処理装置100は、上記(1)の処理〜(3)の処理を行うことができるので、以下に示す表示部を備える構成と同様の効果を奏することができる。
図7は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を説明するための説明図である。情報処理装置100は、通信部102と、記憶部104と、制御部106と、操作部108と、表示部110とを備える。
また、情報処理装置100は、ROM(図示せず)や、RAM(図示せず)などを備えてもよい。情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス(bus)により各構成要素間を接続することができる。ここで、ROMは、制御部106が使用するプログラムや演算パラメータ、画面サイズ係数(垂直方向補正係数)などの制御用データを記憶する。RAMは、制御部106により実行されるプログラムなどを一次記憶する。
〔情報処理装置100のハードウェア構成例〕
図8は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。図8を参照すると、情報処理装置100は、例えば、CPU150(Central Processing Unit)と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作デバイス160と、表示デバイス162と、通信インタフェース164とを備える。また、情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス166で各構成要素間を接続する。
CPU150は、情報処理装置100全体を制御する制御部106として機能する。また、CPU150は、情報処理装置100において、後述する表示制御部112、表示コンテンツ解析部114としての役目を果たすこともできる。
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータ、画面サイズ係数(垂直方向補正係数)などの制御用データを記憶し、また、RAM154は、CPU150により実行されるプログラムなどを一次記憶する。
記録媒体156は、記憶部104として機能する。記録媒体156には、例えば、拡大/縮小処理情報や、拡大/縮小候補を抽出するためのデータベース(例えば、タグが記録されたデータベース)、表示コンテンツデータ、各種処理を行うための処理アプリケーションなどが記憶される。ここで、記録媒体156としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが挙げられるが、上記に限られない。
入出力インタフェース158は、例えば、操作デバイス160や、表示デバイス162を接続する。操作デバイス160は操作部108として機能し、また、表示デバイス162は表示部1110として機能する。ここで、入出力インタフェース158としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子およびコントローラなどが挙げられるが、上記に限られない。また、操作デバイス166としては、例えば、ボタンや方向キー、あるいはこれらの組み合わせなどが挙げられるが、上記に限られない。また、表示デバイス162としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display。液晶ディスプレイ)や有機ELディスプレイ(organic ElectroLuminescence display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode display)ともよばれる。)などが挙げられるが、上記に限られない。
通信インタフェース164は、情報処理装置100が備える通信手段であり、直接的に、またはネットワークなどを介して間接的に外部装置と通信を行う通信部102として機能する。通信インタフェース164としては、例えば、ユーザが操作可能なリモートコントローラなどの外部装置から送信される信号を無線で受信する赤外線通信ポートおよび受信回路や、ネットワークを介してサーバなどの外部装置と通信を行うLAN端子および送受信回路などが挙げられるが、上記に限られない。また、ネットワークとしては、例えば、LAN(Local Area Network)などの有線ネットワーク、無線MAN(WMAN;Wireless Metropolitan Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられるが、上記に限られない。
情報処理装置100は、例えば図8に示すようなハードウェア構成によって、上述した本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理を行う。なお、本発明の実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成が、図8に示す構成に限られないことは、言うまでもない。例えば、情報処理装置100は、DSP(Digital Signal Processor)や増幅器(アンプ)、スピーカなどから構成される音声出力デバイスをさらに備えることもできる。
再度図7を参照して、情報処理装置100の構成要素について説明する。通信部102は、情報処理装置100が備える通信手段であり、直接的に、またはネットワークなどを介して間接的に外部装置と通信を行う役目を果たす。通信部102を備えることによって、情報処理装置100は、例えば、リモートコントローラなどユーザ操作が可能な外部装置(外部操作装置)から送信されるユーザ操作に応じた外部操作信号を受信し、受信した外部操作信号を操作信号として制御部106に伝達することができる。また、通信部102を備えることによって、情報処理装置100は、サーバなどの外部装置から表示コンテンツデータや、処理を行うためのアプリケーションなど様々なデータを取得することができる。ここで、通信部102としては、例えば、赤外線通信ポートおよび受信回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられるが、上記に限られない。
なお、図7では、情報処理装置100が1つの通信部102を備える構成を示しているが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、複数の通信部を備えることもできる。上記複数の通信部としては、例えば、リモートコントローラなどの外部操作装置からの外部操作信号を受信する第1通信部と、サーバなどの外部装置と通信を行う第2通信部、または放送局などから送信される放送信号を受信する第3通信部などが挙げられる。また、情報処理装置100は、通信部116と、後述する操作部108とを、一体の部とすることもできる。
記憶部104は、情報処理装置100が備える記憶手段である。ここで、記憶部104としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられるが、上記に限られない。
また、記憶部104は、例えば、拡大/縮小処理情報や、拡大/縮小候補を抽出するためのデータベース(例えば、タグが記録されたデータベース)、表示コンテンツデータ、各種処理を行うための処理アプリケーションなどを記憶する。ここで、図7では、拡大/縮小処理情報130と処理アプリケーション132とが記憶部104に記憶されている例を示しているが、上記に限られない。
制御部106は、例えば、CPUなどで構成され、情報処理装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部106は、表示制御部112と、表示コンテンツ解析部114とを備え、上述した本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理を行う役目を果たす。
表示制御部112は、表示コンテンツデータに基づくコンテンツを表示画面に表示させる。また、表示制御部112は、表示コンテンツデータに対応するコンテンツ、または、表示コンテンツ解析部114の解析結果に基づいて拡大/縮小候補が明示されたコンテンツを表示画面に表示させる。また、表示制御部112は、ユーザ操作に応じた操作信号に基づいて拡大/縮小候補のいずれかが処理対象として選択されたか否かを判定し、処理対象として選択されたと判定された場合には、選択された拡大/縮小候補に対応するコンテンツを表示画面に拡大表示、または縮小表示させる。よって、表示制御部112は、本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチに係る処理のうち、(2)の処理(拡大/縮小候補提示処理)、および(3)の処理(拡大/縮小候補に対する拡大/縮小処理)を行う役目を果たす。なお、図7では示していないが、表示制御部112は、上記(2)の処理、〔3−1〕の処理、〔3−2〕の処理をそれぞれ行う複数の部で構成することもできる。
表示コンテンツ解析部114は、表示コンテンツデータを解析し、拡大/縮小候補を抽出する。そして、表示コンテンツ解析部114は、抽出された拡大/縮小候補のレイアウト位置を記録する。よって、表示コンテンツ解析部114は、本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチに係る処理のうち、(1)の処理(拡大/縮小候補抽出処理)を行う役目を果たす。なお、図7では示していないが、表示コンテンツ解析部114は、上記〔1−1〕の処理、〔1−2〕の処理をそれぞれ行う複数の部で構成することもできる。
制御部106は、例えば、表示制御部112と表示コンテンツ解析部114とを備えることによって、上記(1)の処理(拡大/縮小候補抽出処理)、(2)の処理(拡大/縮小候補提示処理)、(3)の処理(拡大/縮小候補に対する拡大/縮小処理)を実現することができる。
操作部108は、ユーザによる操作を可能とする情報処理装置100が備える操作手段である。情報処理装置100は、操作部108を備えることによって、例えば、上記(1)の処理(拡大/縮小候補抽出処理)や、ユーザが拡大表示/縮小表示を所望する拡大/縮小候補に対する拡大/縮小処理など、ユーザが所望する処理(ユーザ操作に応じた操作信号に基づく処理)を行うことができる。ここで、操作部108としては、例えば、キーボードやマウスなどの操作デバイスや、ボタン、方向キー、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられるが、上記に限られない。例えば、操作部108は、赤外線通信ポートおよび受信回路を備えることもできる。操作部108が例えば赤外線通信ポートおよび受信回路を備える場合、操作部108は、リモートコントローラなどから送信される外部操作信号の受信に基づいて操作信号を生成する。よって、上記の場合であっても、情報処理装置100は、操作部108を備えることによって、ユーザが所望する処理(ユーザ操作に応じた操作信号に基づく処理)を行うことができる。
表示部110は、情報処理装置100が備える表示手段であり、表示画面に様々な情報を表示する。表示部110の表示画面に表示される画面としては、例えば、図1に示すような表示コンテンツデータに基づくコンテンツが表示された表示画面や、図2〜図5に示すような本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチに係る表示画面、所望する動作を情報処理装置100に対して行わせるための操作画面などが挙げられるが、上記に限られない。ここで、表示部110としては、例えば、LCDや有機ELディスプレイなどが挙げられるが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、表示部110を、ユーザ操作が可能なタッチスクリーンで構成することもできる。上記の場合には、表示部110は、ユーザ操作および表示の双方が可能な操作表示部として機能することとなる。
情報処理装置100は、例えば図7に示す構成によって、上記(1)の処理(拡大/縮小候補抽出処理)〜(3)の処理(拡大/縮小候補に対する拡大/縮小処理)を実現する。したがって、情報処理装置100は、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させ、ユーザの利便性向上を図ることができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る情報処理装置100は、上述した(1)の処理(拡大/縮小候補抽出処理)、(2)の処理(拡大/縮小候補提示処理)、(3)の処理(拡大/縮小候補に対する拡大/縮小処理)を行い、表示コンテンツデータに含まれる表示情報を選択的に拡大表示/縮小表示させる。表示コンテンツデータに含まれる表示情報を選択的に拡大表示/縮小表示させることによって、情報処理装置100は、ユーザにより選択された特定のコンテンツのみを表示画面のサイズなどの各種情報に基づいて、拡大表示/縮小表示させることができる。よって、情報処理装置100は、例えば、ユーザが情報の閲覧を所望する選択した表示情報のみを表示画面に応じた大きさに表示させるなど、従来の技術が適用された従来の情報処理装置よりもよりフレキシブルな表示を行うことができるので、ユーザの利便性のさらなる向上を図ることができる。したがって、情報処理装置100は、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させ、ユーザの利便性向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態として情報処理装置100を挙げて説明したが、本発明の実施形態は、かかる形態に限られない。本発明の実施形態は、テレビジョン放送を受信し表示画面に映像や画像を表示可能なテレビ受像機、LCDや有機ELディスプレイなどのような表示装置、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistant)などのコンピュータ、携帯電話などのような携帯型通信装置、ハードディスクレコーダやDVDレコーダなどのような映像記録/再生装置、DVDプレーヤやBlu−ray(登録商標)プレーヤなどの映像再生装置など、様々な機器に適用することができる。
(本発明の実施形態に係るプログラム)
コンピュータを、本発明の実施形態に係る情報処理装置100として機能させるためのプログラムによって、表示コンテンツデータに含まれる表示情報の一部を選択的に拡大表示または縮小表示させ、ユーザの利便性向上を図ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを説明するための説明図である 本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置における利便性向上アプローチを実現するための処理の一例を示す流れ図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 情報処理装置
104 記憶部
106 制御部
108 操作部
110 表示部
112 表示制御部
114 表示コンテンツ解析部

Claims (4)

  1. 表示画面に表示するコンテンツを表す表示コンテンツデータを拡大表示または縮小表示する処理のための条件が記録された拡大/縮小処理情報を記憶する記憶部と、
    表示コンテンツデータを解析し、拡大表示または縮小表示が可能な拡大/縮小候補を抽出する表示コンテンツ解析部と、
    前記表示コンテンツデータに対応するコンテンツ、または前記拡大/縮小候補が明示された前記表示コンテンツデータに対応するコンテンツを表示画面に表示させ、前記拡大/縮小候補のいずれかが処理対象として選択された場合、前記表示コンテンツ解析部の解析結果と前記拡大/縮小処理情報とに基づいて、選択された拡大/縮小候補に対応するコンテンツを表示画面に拡大表示、または縮小表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする、情報処理装置。
  2. ユーザの直接的な操作、またはユーザが操作可能な外部操作装置から送信される外部操作信号の受信に基づく操作信号を生成する操作部をさらに備え、
    前記表示コンテンツ解析部は、前記操作信号に基づいて選択的に表示コンテンツデータを解析し、
    前記表示制御部は、前記操作信号に基づいて、前記拡大/縮小候補が明示された前記表示コンテンツデータに対応するコンテンツの表示に関する処理、または、選択された拡大/縮小候補の拡大表示、選択された拡大/縮小候補の縮小表示に関する処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部が表示画面に表示させるコンテンツを表示可能な表示部をさらに備えることを特徴とする、請求項1、または2に記載の情報処理装置。
  4. 表示画面に表示するコンテンツを表す表示コンテンツデータを拡大表示または縮小表示する処理のための条件が記録された拡大/縮小処理情報を記憶する記憶部を備える情報処理装置に用いることが可能なプログラムであって、
    表示コンテンツデータに対応するコンテンツを拡大表示、または縮小表示させるか否かを判定する第1判定ステップ、
    前記第1判定ステップの判定結果に基づいて、前記表示コンテンツデータを選択的に解析し、拡大表示または縮小表示が可能な拡大/縮小候補を抽出するステップ、
    前記抽出するステップにおいて抽出された前記拡大/縮小候補が明示された前記表示コンテンツデータに対応するコンテンツを表示画面に表示させるステップ、
    前記表示画面に表示された前記拡大/縮小候補が処理対象として選択されたか否かを判定する第2判定ステップ、
    前記第2判定ステップにおいて前記拡大/縮小候補が選択されたと判定された場合、前記抽出するステップにおける解析により得られた選択された拡大/縮小候補の情報と、前記拡大/縮小処理情報とに基づいて、選択された拡大/縮小候補に対応するコンテンツを表示画面に拡大表示、または縮小表示させるステップ、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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