JP3456248B2 - 水性エマルジョンの製造方法及び易離解性防湿紙 - Google Patents

水性エマルジョンの製造方法及び易離解性防湿紙

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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水性エマルジョンの製造
方法及び該方法により製造される水性エマルジョンを塗
工して得られる易離解性防湿紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、省資源の観点から、使用済の紙を
回収し、水等に溶解した後、再度紙に再生する要望が高
まっている。これらの要望に応え得る紙は、水等に溶解
したときに容易に微細な繊維状に離解する、いわゆる易
離解性を有する必要がある。
【0003】ところで、紙の一大用途として、包装用紙
分野がある。包装用紙には、通常、防湿性が要求され
る。ところが、防湿性と前記の易離解性とは本質上相反
する性質であり、この二つの特性を両立させること、す
なわち防湿性に優れ、しかも易離解性にも優れる紙を実
現することは困難であった。たとえば、防湿性に優れた
紙として、基紙にポリエチレンなどをラミネートした、
いわゆるラミネート紙が知られているが、これは離解性
を有しない。
【0004】ところで、特開昭61−47896号公報
には、スチレン・ブタジエンゴムラテックスを用いたワ
ックスエマルジョンを基紙に塗工して得られる易離解性
防湿紙が開示されている。しかしながら、この方法によ
り得られる紙は、夏場の高温多湿雰囲気下、塗工時の巻
取り圧力に起因するブロッキングが生じやすいという点
において不満足である。
【0005】更に、特開平5−29200号公報には、
防湿性、易離解性及び耐ブロッキング性をバランスよく
改良した易離解性防湿紙が開示されている。しかしなが
ら、該防湿紙は防滑性の点で不十分である。つまり、包
装用紙同士を重ねた場合、紙同士が滑り、荷崩れを生じ
不都合であるという問題を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、従来の技術の問題点を
解消し、防湿性、易離解性、耐ブロッキング性及び防滑
性のすべての点において優れた性能を有する易離解性防
湿紙並びに該易離解性防湿紙を得るのに最適な水性エマ
ルジョンの製造方法を提供する点に存する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討の結果、本発明に到達したもの
である。
【0008】すなわち、本発明のうち、一の発明は、下
記(A)〜(C)で構成されそのガラス転移温度が−1
5〜30℃である共重合体を含有する水性エマルジョン
の製造方法であって、重合に付する(A)〜(C)の合
計100重量部あたり2〜25重量部のワックスの存在
下において(A)〜(C)を乳化重合させる水性エマル
ジョンの製造方法に係るものである。 (A)芳香族ビニル化合物単位 10〜50重量% (B)(メタ)アクリル酸エステル単位 25〜85重
量% (C)α,β−エチレン性不飽和カルボン酸単位 5〜
25重量%
【0009】また、本発明のうち、他の発明は、基紙の
少なくとも片面に、上記の方法により製造される水性エ
マルジョン5〜30g(固形分基準)/m2 を塗工して
得られる易離解性防湿紙に係るものである。
【0010】本発明の製造方法により得られる水性エマ
ルジョンは、(A)芳香族ビニル化合物単位、(B)
(メタ)アクリル酸エステル単位及び(C)α,β−エ
チレン性不飽和カルボン酸単位から構成される共重合体
を含有するものである。
【0011】(A)芳香族ビニル化合物単位としての芳
香族ビニル化合物としては、具体的にはスチレン、α−
メチルスチレンなどをあげることができる。好ましく
は、スチレンである。共重合体中における(A)芳香族
ビニル化合物の含有量は、10〜50重量%、好ましく
は15〜45重量%である。該含有量が過少であると防
湿性に劣り、一方該含有量が過多であると共重合体のガ
ラス転移温度が高くなり、造膜性が低下し、よって防湿
性に劣る。
【0012】(B)(メタ)アクリル酸エステル単位と
しての(メタ)アクリル酸エステルとは、アクリル酸エ
ステル又は(メタ)アクリル酸エステルを表す。これら
の具体例としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸アミル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、
アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、
アクリル酸デシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ス
テアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸アミル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸
ラウリル、メタクリル酸ステアリルなどが例示される。
なお、これらは、その一種を単独で用いてもよく、又は
二種以上を混合して用いてもよい。
【0013】(C)α,β−エチレン性不飽和カルボン
酸単位としてのα,β−エチレン性不飽和カルボン酸と
しては、具体的にはアクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、無水マレイ
ン酸などを例示することができる。
【0014】共重合体中における(C)α,β−エチレ
ン性不飽和カルボン酸単位の含有量は、5〜25重量
%、好ましくは8〜20重量%である。該含有量が過少
であると易離解性に劣り、一方該含有量が過多であると
エマルジョンが粘度が高くなり、防湿性に劣る。
【0015】本発明の製造方法は、重合に付する(A)
〜(C)の合計100重量部あたり2〜25重量部のワ
ックスの存在下において(A)〜(C)を乳化重合させ
ることを特徴とする。
【0016】用いるワックスとしては、その融点が40
〜100℃の範囲にあるものが好ましい。該融点が低過
ぎても、高過ぎても、防湿性に劣ることがある。
【0017】ワックスの具体例としてはパラフィンワッ
クス、マイクロクリスタンワックス、パラフィンワック
スにジルコニウム化合物を加えたもの、ポリエチレン系
ワックスなどをあげることができる。
【0018】ワックスの使用量は、重合に付する(A)
〜(C)の合計100重量部あたり2〜25重量部、好
ましくは3〜15重量部である。該使用量が過少である
と防湿性に劣り、一方該使用量が過多であると易離解性
及び耐ブロッキング性に劣る。
【0019】本発明においては、重合時にワックスを重
合系に共存させておく必要がある。本発明によることな
く、重合後のエマルジョンにワックスを添加した場合
は、防滑性及び耐ブロッキング性に劣り、更にエマルジ
ョンの保存中に水性エマルジョンとワックスが分離し、
保存安定性に劣る。
【0020】本発明の共重合体は、そのガラス転移温度
が−15〜30℃、好ましくは−10〜25℃のもので
ある。ガラス転移温度が低過ぎると耐ブロッキング性に
劣る。一方、ガラス転移温度が高過ぎると造膜性が悪く
なり、防湿性に劣る。
【0021】なお、ガラス転移温度は、共重合体を含有
するエマルジョンの数gを、ガラス棒を用いてフィルム
上に薄く延ばし、60℃で30分間以上乾燥したものを
10〜15mg精秤採取してアルミニウム箔製のセルに
入れ、熱分析システム(たとえば、セイコー電子工業社
製 SSC5000熱分析システム)を用いて10℃/
minの昇温速度で−100℃〜100℃の範囲で測定
して決定する。
【0022】本発明の水性エマルジョンの製造方法の具
体例としては、次の方法をあげることができる。すなわ
ち、本発明の(A)〜(D)成分を乳化剤を含んだ水に
乳化させた乳化液を、重合開始剤を含んだ水に添加し、
乳化重合させればよい。なお、重合にあたっては、pH
調整剤及び連鎖移動剤を用いてもよい。
【0023】乳化剤としては非イオン界面活性剤又はア
ニオン系界面活性剤が用いられる。非イオン系分散剤の
非イオン系界面活性剤としては、たとえばポリオキシエ
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチル
フェノールエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェノ
ールエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル;ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル、
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノオレートなどのポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル;エチレンオキサイ
ドの付加量が10〜80重量%のポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンブロックコポリマーなどが例示され
る。アニオン系界面活性剤としては、たとえばラウリル
硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ、
ジアルキルスルホコハク酸ソーダ、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
アルキルフェノールエーテル硫酸ナトリウムなどが例示
される。
【0024】本発明においては、乳化剤と共に、各種の
水溶性高分子を保護コロイドとして用いることもでき
る。保護コロイドとしては、ポリビニルアルコール、部
分ケン化ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロースなどの繊維系誘導体などが例
示される。
【0025】重合開始剤としては、通常の乳化重合に用
いられる水溶性ラジカル開始剤、たとえば過酸化水素、
過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウ
ム、tert−ブチルヒドロペルオキシドなどを単独
で、又はL−、D−アスコルビン酸、亜硫酸塩、ロンガ
リット、硫酸第一鉄のような還元剤と組み合せたレドッ
クス系などを用いることができる。
【0026】pH調整剤としては、塩酸、リン酸、酢
酸、コハク酸、炭酸などの酸及びその塩;アルカリ金属
水酸化物、アンモニア水、アミンなどの塩基が使用され
る。
【0027】連鎖移動剤としては、ラジカル重合に通常
用いられるもの、たとえばメルカプタン類などを使用す
ることができる。
【0028】重合方式は、バッチ式又は連続式のいずれ
も可能である。重合反応温度としては、通常30〜85
℃の範囲が適当である。
【0029】本発明の易離解性防湿紙は、基紙の少なく
とも片面に、本発明の水性エマルジョン5〜30g/m
2 を塗工して得られるものである。該塗工量が過少な場
合はピンホール、基紙繊維の毛羽立ちなどにより、防湿
性及び撥水性に劣り、一方該量が過多な場合はコスト的
に不利となる。基紙としては、たとえばクラフト紙、上
質紙、段ボール原紙などのセルローズパルプ紙が使用で
きるが、これらに限定されるものではない。
【0030】本発明の易離解性防湿紙を得るには、たと
えば基紙に所定量の水性エマルジョンを塗布し、その後
120℃程度以上で乾燥すればよい。なお、乾燥時の温
度が低過ぎると、得られる易離解性防湿紙の防水性が劣
ることがある。
【0031】本発明の易離解性防湿紙は、その優れた特
性をいかして広範な分野、たとえば新聞巻取包装用紙、
耐水ダンボール用紙、コピー用紙用包装用紙などに最適
に使用される。
【0032】
【実施例】次に、実施例により本発明を説明する。 実施例1 (A)であるスチレン600g、(B)である2−エチ
ルヘキシルアクリレート1100g、(C)であるメタ
クリル酸300g、(D)である石油系パラフィンワッ
クス(固形分濃度30重量%、融点50℃)500g及
び乳化剤であるラウリル酸ナトリウム30gを含んだ水
650mlを攪拌混合し、乳化液を得た。該乳化液を、
重合開始剤である過硫酸カリウム4gを含有する水10
00mlに、4時間にわたって均一に添加して乳化重合
させ、水性エマルジョン(固形分52重量%)を得た。
なお、重合温度は75℃とした。
【0033】上記の水性エマルジョンを、クラフト紙
(坪量 80g/m2 )に#18ワイヤーロッド塗工
(塗工量 20g/m2 )し、120℃×2分乾燥する
ことにより、坪量が約95g/m2 の塗工紙とした。
【0034】表1に示す各種性能を評価した。評価方法
は以下のとおりである。 (1)透湿度:カップ法 JIS Z−0208に準拠
して測定した。 (2)離解性:試料5gを水250mlに投入し、ホモ
ミキサーを用い、回転速度3000回転/分で30分間
攪拌し、離解の状態を目視観察した。評価は、◎(完全
に離解している)、○(ほぼ離解している)、△(一部
離解している)及び×(離解していない)行なった。 (3)耐ブロッキング性:塗工紙のコート面とコート面
又はコート面と非コート面を貼り合わせたものを、温度
45℃、湿度90%、圧力5kg/cm2 で24時間放
置した後、手で剥離し、A(最良:抵抗なし)からE
(最悪:材破)の5段階で評価した。 (4)防滑性:JIS P−8147により、コート面
と非コート面の動摩擦係数を測定した。通常、動摩擦係
数が0.3〜0.7の範囲のものが好ましい。 (5)放置安定性:水性エマルジョンンを室温で1ケ月
放置した後、エマルジョンの状態(分離、沈降及び凝固
の発生の有無)を目視観察した。分離、沈降及び凝固の
発生などの異常の有無により「良」及び「不良」で評価
した。
【0035】実施例2〜3及び比較例1〜5 表1〜2の条件としたこと以外は、実施例1と同様に行
った。結果を表1〜2に示した。
【0036】本発明の条件を満足する全実施例において
は、全ての評価項目において満足すべき結果を示してい
る。一方、重合時にワックスを用いなかった比較例1は
透湿度に劣る。ワックスを用いたものの、従来の方法に
従い重合終了後のエマルジョンに添加した比較例2は耐
ブロッキング性、防滑性及び放置安定性に劣る。本発明
の(C)成分を含有しない共重合体を用いた比較例3は
易離解性及び耐ブロッキング性に劣る。ガラス転移点が
低い共重合体を用いた比較例4は易離解性及び耐ブロッ
キング性に劣り、かつ動摩擦係数が大き過ぎて好ましく
ない。市販のポリエチレンラミネート紙は易離解性に劣
る。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 較 例 1 2 3 4 5 共重合体 組成wt% (A) スチレン 30 30 50 10 市ラ (B) 2EHA *1 55 55 50 80 販ミ (C) MA *2 15 15 0 10 ポネ ガラス転移温度℃ 0 0 0 -30 リI ワックッス *3 *4 エト 種類 - (W1) W1 W1 チ紙 融点℃ - (50) 50 50 レ 量wt - (7.5) 7.5 7.5 ン 評価 透湿度g/m 2 24Hr >1000 12 40 15 30 離解性 分 ◎ ○ × △ × 耐ブロッキング性 コート面/コート面 A C E E A コート面/非コート面 A B D E A 防滑性(動摩擦係数) 0.52 0.21 0.60 0.75 0.47 放置安定性 良 不良*5 良 良 - −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0039】*1 2EHA:2−エチルヘキシルアク
リレート *2 MA:メタクリル酸 *3 ワックッス:重合時に重合系に共存させて用いた
ワックス 種類: W1(石油系パラフィンワックス) W2(ポリエチレンワックス) 量:重合に用いた共重合体成分(A)〜(C)の合計1
00重量部あたりの重量部 *4 重合時にはワックスを用いず、重合後のエマルジ
ョンにワックスを添加した *5 分離が発生した
【0040】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、防
湿性、易離解性、耐ブロッキング性及び防滑性のすべて
の点において優れた性能を有する易離解性防湿紙並びに
該易離解性防湿紙を得るのに最適な水性エマルジョンの
製造方法を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D21H 19/20 D21H 19/20 (56)参考文献 特開 平5−302299(JP,A) 特開 昭48−58078(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 2/00 - 2/60 C08F 212/06,220/06,220/14 D21H 19/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)〜(C)で構成されそのガラ
    ス転移温度が−15〜30℃である共重合体を含有する
    水性エマルジョンの製造方法であって、重合に付する
    (A)〜(C)の合計100重量部あたり2〜25重量
    部のワックスの存在下において(A)〜(C)を乳化重
    合させる水性エマルジョンの製造方法。 (A)芳香族ビニル化合物単位 10〜50重量% (B)(メタ)アクリル酸エステル単位 25〜85重
    量% (C)α,β−エチレン性不飽和カルボン酸単位 5〜
    25重量%
  2. 【請求項2】 ワックスの融点が40〜100℃である
    請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 基紙の少なくとも片面に、請求項1の方
    法により製造される水性エマルジョン5〜30g(固形
    分基準)/m2 を塗工して得られる易離解性防湿紙。
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