JP3452805B2 - 茶抽出方法 - Google Patents

茶抽出方法

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、優れた旨味を有す
るとともに渋みが少なく、更に、香りの良い茶を得るこ
とができる茶抽出方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、茶飲料は、茶葉を温水で抽出
し、金属網や布等を用いて茶殻を取り除き、又、遠心分
離等によって微細な茶粒子の除去を行った後、更に、珪
藻土濾過処理を行い、混濁、沈殿の原因物質を除去した
上で殺菌処理を施し缶等の容器に詰めて販売されてい
る。 【0003】上記茶抽出方法では、茶葉からタンニン、
アミノ酸、糖類、カテキン、カフェイン、タンパク質、
その他の高分子化合物が溶出しており、これらが重合又
は結合して析出し、製造後から経時的に混濁、沈殿が発
生することから、珪藻土濾過処理を行い、混濁の原因と
なる微粒子を除去している。 【0004】しかしながら、上記茶抽出方法では温水に
よって茶を抽出していることから、得られる茶は渋みが
強く、旨味やコクのバランスに欠けたものであるととも
に、珪藻土濾過処理を行っているために、得られる茶に
珪藻土の味が残存し、折角抽出した茶の旨味が損なわれ
てしまうといった問題が生じていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた旨味
を有し且つ渋みが少ないとともに香りが良く、更に、濁
りの少ない清澄な茶を得ることができる茶抽出方法を提
供する。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の茶抽出
方法は、内部に金網を張設している茶抽出タンクの溜水
部内に溶存酸素が除去され且つ0〜36℃に保持されて
なる水を供給し、上記金網上に層状に堆積させた茶葉か
ら上記水によって茶の抽出を行い、金網の下方に滴下し
た茶抽出液を茶抽出タンクから取り出す一方、上記茶抽
出タンクの溜水部内に溶存酸素が除去され且つ0〜36
℃に保持されてなる水を常時供給して上記溜水部内に常
に一定量の水を溜めながら上記茶の抽出を行い、更に、
茶抽出タンクから取り出した茶抽出液を−1〜6℃で5
〜120分間冷却し、茶抽出液中に析出した析出物を除
去することを特徴とする。 【0007】 【作用】本発明の茶抽出方法によって茶を抽出するに
は、先ず、例えば、茶抽出タンク内に溶存酸素が除去さ
れ且つ0〜36℃に保持された水を供給し、この水中に
所望量の茶葉を浸漬させた上で茶を濾過する。この際、
茶抽出タンク内には溶存酸素が除去され且つ0〜36℃
に保持された水が常時供給されている。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の茶抽出方法の実施要領を
図面を参照しつつ説明する。本発明の茶抽出方法に用い
る茶抽出タンク1は、図1に示したように、その本体内
部に密閉状態に開閉自在な溜水部11が形成されてなる。 【0009】そして、上記溜水部11内の下方部には全面
に亘って水平方向にステンレス製の金網11a が張設され
ており、該金網11a 上に茶葉Bを静置して濾過し、金網
11aの下方に滴下した茶抽出液を収集し、茶抽出タンク
1の下端部に形成された収集口14から取り出して茶を得
る。なお、上記茶抽出タンク1の上部には茶葉Bを溜水
部11内に投入するための投入口11c が形成されており、
この投入口11c は上記溜水部11を密閉状態で閉止可能に
構成されている。 【0010】又、上記茶抽出タンク1には、上記溜水部
11内に窒素、アルゴン等の不活性ガスを供給するための
不活性ガス供給管12が、上記金網11a の上方近傍部に水
平方向に延びて配設されており、上記不活性ガス供給管
12の上面に所定間隔毎に穿設された内外面に貫通する細
孔12a 、12a ・・・から窒素等の不活性ガスを上記溜水
部11内に供給することによって、上記溜水部11内に溜め
た水A中に僅かに残存する酸素を不活性ガスで置換する
とともに、上記溜水部11内を不活性ガスによって充満さ
せ、不活性ガス雰囲気としている。 【0011】更に、上記茶抽出タンク1には、上記溜水
部11内に、溶存酸素が除去され且つ0〜36℃に保持さ
れた水Aを常時供給するための水供給管13が配設されて
おり、溜水部11内に溶存酸素が除去され且つ0〜36℃
に保持された水Aが上記水供給管13の下端開口部から常
時供給され、溜水部11内には常に一定量の水Aが溜めら
れている。 【0012】なお、上記金網11a 上に堆積させた茶葉B
を上記金網11a 上から除去する場合には、上記抽出タン
ク1の下端部を開放させることによって行う。 【0013】次に、上記茶抽出タンク1を用いた本発明
の茶抽出方法の使用要領を説明する。先ず、上記茶抽出
タンク1の溜水部11内に上記投入口11c を通じて茶葉B
を供給し、上記茶抽出タンク1の溜水部11の金網11a 上
に所定量の茶葉Bを略均一な厚みで層状に堆積させる。 【0014】しかる後、上記茶抽出タンク1の水供給管
13を通じて溜水部11内に溶存酸素が除去され且つ0〜3
6℃に保持された水Aが供給される。なお、水Aを茶抽
出タンク1の溜水部11内に供給した後、茶葉Bを溜水部
11内に供給してもよい。 【0015】そして、茶抽出タンク1内で茶葉Bから茶
の抽出を行っている間は、溶存酸素が除去され且つ0〜
36℃に保持された水Aが上記水供給管13を通じて常時
供給されている。 【0016】なお、茶抽出タンク1内に供給された水A
は図示しない保温手段によって0〜36℃の所望一定温
度に保持されている。これは、水Aの温度が36℃より
高くなると、茶葉Bから溶出したタンニン、アミノ酸等
が重合、析出し、得られる茶の渋みが増大するとともに
茶の清澄度が低下するためであり、又、0℃より低くな
ると、茶の抽出速度が低下するとともに茶を抽出する水
に氷結部が部分的に発現し抽出に困難伴うためであ
る。又、水Aの温度は、低くなると、茶葉Bの開きが不
十分となり茶の抽出が不十分となってブリックス度が低
くなり、茶の風味が十分に抽出されず、得られる茶の味
や香りが低下することがあるので、28〜36℃に保持
することが好ましい。 【0017】上記溶存酸素の除去方法としては、例え
ば、溶存酸素の存在する水に、エリソルビン酸若しくは
その塩類又はアスコルビン酸若しくはその塩類等の酸化
防止剤を50〜1000mg/lの濃度で添加して、水
に溶存している酸素を除去する方法の他、溶存酸素の存
在する水に窒素等の不活性ガスをバブリングすることに
よって、水に溶存している酸素を除去する方法等が挙げ
られる。 【0018】なお、本発明において溶存酸素を除去する
場合、水Aから完全に溶存酸素を除去する必要はなく、
水中の溶存酸素の濃度が1ppm以下となっておればよ
い。 【0019】一方、通常、茶葉Bから茶を抽出すると茶
葉Bからタンニン、アミノ酸、糖類、カテキン等が溶出
し、この溶出したタンニン等は特に酸素の存在下におい
て熱により重合、結合し巨大分子となり茶抽出液中に析
出し、得られる茶の濁り及び渋みの原因となっている。 【0020】そこで、本発明では、溶存酸素が除去され
た水Aを用いて茶葉Bから茶を抽出するとともに、茶葉
Bからの茶の抽出温度を0〜36℃といった低温で抽出
することによって、茶葉Bから溶出したタンニン等が重
合、結合し巨大分子となり茶中に析出するのを抑制し、
濁りがなく且つ渋みの抑えられた清澄で且つ優れた旨味
を有する茶を得ることができる。 【0021】しかも、本発明の茶抽出方法では、水Aで
茶葉Bから茶を抽出し、更に、茶葉Bは上記茶抽出タン
ク1の金網11a 上に層状に堆積した状態となっているの
で、従来のニーダー方式の茶抽出方法とは異なり、茶葉
Bが破壊されて、茶葉Bの細かな断片が抽出液中に微分
散し濁りの原因となるといったことはなく、又、茶葉B
は上記の如く層状に堆積していることから、茶葉Bはあ
る種カラム(補足剤)の役割をし、たとえ茶葉Bから溶
出したタンニン等が不用意に析出したり、或いは、茶葉
Bの断片が生じた場合にあっても、この層状に堆積した
茶葉Bが水A中に析出した析出物を補足、除去し、清澄
で且つ優れた旨味を有する茶を抽出することができる。 【0022】又、本発明の茶抽出方法では、溶存酸素が
除去され且つ0〜36℃に保持された水Aが常時供給さ
れている。このように、酸素の除去下、新鮮な水Aを常
時供給することによって、水Aのブリックス度を1以下
とし、水Aの茶葉Bに対する浸透性を向上させ、水に対
する溶解度の低い葉緑素等の成分を茶抽出液に効率良く
抽出させることができ、香りが良いとともに深みのある
色を有する茶抽出液を得ることができる。 【0023】なお、上記茶抽出方法では、茶抽出タンク
1内に常時不活性ガス供給管12を通じて水Aに不活性ガ
スを常時供給しているが、これは、水A中の溶存酸素の
除去を十分なものとするために行われるものであり、必
要に応じて行われればよい。 【0024】更に、上記茶抽出方法で得られた茶を−1
〜6℃に冷却して5〜120分間貯蔵、熟成させること
によって、水Aに対する溶解度の差を利用して、タンニ
ン等の微粒子を強制的に析出させ、析出した析出物を遠
心分離器や濾過器を用いて除去してもよく、このよう
に、析出物を強制的に析出、除去することによって、よ
り一層清澄度に優れた茶を得ることができる。 【0025】 【実施例】(実施例1〜5) 軟水450kg中に、アスコスビン酸ナトリウム45g
を添加して、軟水中の溶存酸素を化学的に除去した。な
お、軟水中の溶存酸素の濃度を表1に示した。この溶存
酸素を除去した軟水Aを上記茶抽出タンク1の溜水部11
内に供給し、表1に示した温度に保持するとともに、茶
葉B10kgを上記茶抽出タンク1の溜水部11内の金網
11a 上に略均一な厚みで層状に堆積させ、20分間抽
出、濾過し、茶抽出液を得た。 【0026】なお、上記茶葉Bからの茶抽出中は、溶存
酸素が除去され且つ茶抽出タンク1の溜水部11内に既に
供給している軟水Aと同一温度の軟水を水供給管13を通
じて常時溜水部11内に供給し、常に新鮮な水を供給し
た。又、上記茶抽出タンク1の不活性ガス供給管12を通
じて溜水部11内に窒素を供給し、上記茶抽出タンク1の
溜水部11内を窒素雰囲気とした。 【0027】更に、上記のようにして得られた茶抽出液
を4℃に冷やした上で20分間貯蔵、熟成して微粒子を
析出させ、この析出した微粒子を濾過器と遠心分離機と
を用いて除去し、茶を得た。 【0028】得られた茶のブリックス度、清澄度、味及
び香りを下記に示した方法で測定し、その結果を表1に
示した。 【0029】(ブリックス度) 得られた茶のブリックス度をJIS B7185に準じ
て測定した。 【0030】(清澄度) 得られた茶の清澄度を目視観察し下記基準により判断し
た。 ◎・・・析出物は全くなく、透明容器に詰めても外観上
問題なかった。 ○・・・析出物が極僅かあるものの略清澄であった。 △・・・析出物が僅かに有り、やや濁っていた。 ×・・・析出物があり、濁っていた。 【0031】(味) 得られた茶を賞味して下記基準により茶の味を判断し
た。 ◎・・・お茶本来のほのかな甘味、旨味及び新鮮な滋味
があるとともに適度な渋みがあり、全体としてバランス
がとれた味であった。 ○・・・お茶本来のほのかな甘味、旨味及び新鮮な滋味
があるものの、渋みがやや強かった。 △・・・お茶本来のほのかな甘味、旨味及び新鮮な滋味
がやや乏しく、雑味、渋味があってバランスも良くな
い。 ×・・・雑味及び渋みが強すぎて全体のバランスが悪か
った。 【0032】(香り) 得られた茶を賞味し下記基準により茶の香りを判断し
た。 ◎・・・新鮮なお茶本来の香りを有していた。 ○・・・新鮮なお茶本来の香りに少し雑な香りが混じっ
ていた。 △・・・新鮮なお茶本来の香りがやや乏しく、雑な香り
も混じっていた。 ×・・・酸化されたような雑な香りがした。 【0033】(実施例6) 得られた茶抽出液を4℃に冷やした上で20分間貯蔵、
熟成しなかったこと以外は実施例4と同様にして茶を得
た。得られた茶のブリックス度、清澄度、味及び香りを
実施例1と同様の方法で測定し、その結果を表1に示し
た。 【0034】(比較例1、2) 茶抽出タンク1の溜水部11内の軟水の温度を表1の通り
としたこと以外は実施例1と同様にして茶を抽出した。
得られた茶のブリックス度、清澄度、味及び香りを実施
例1と同様の方法で測定し、その結果を表1に示した。 【0035】(比較例3) 茶抽出タンク1内に溶存酸素が残存した軟水を供給し茶
を抽出した以外は実施例4と同様にして茶を抽出した。
得られた茶のブリックス度、清澄度、味及び香りを実施
例1と同様の方法で測定し、その結果を表1に示した。 【0036】(比較例4) 茶葉からの茶抽出中に、溶存酸素が除去された新鮮な軟
水を水供給管13を通じて溜水部11内に供給せず、溜水部
内の水量を一定量に保持しなかったこと以外は、実施例
4と同様にして茶を抽出した。得られた茶のブリックス
度、清澄度、味及び香りを実施例1と同様の方法で測定
し、その結果を表1に示した。 【0037】(比較例5) 溶存酸素を除去していない軟水を開放型の茶抽出器ニー
ダー内に供給し、この軟水を70℃に保持するととも
に、茶葉を10kg投入し、4分間抽出濾過することに
よって、茶抽出液を得た。そして、得られた茶抽出液を
珪藻土がコーティングされた濾過器に供給して、茶を得
た。得られた茶のブリックス度、清澄度、味及び香りを
実施例1と同様の方法で測定し、その結果を表1に示し
た。 【0038】 【表1】【0039】 【発明の効果】本発明の茶抽出方法は、内部に金網を張
設している茶抽出タンクの溜水部内に溶存酸素が除去さ
れ且つ0〜36℃に保持されてなる水を供給し、上記金
網上に層状に堆積させた茶葉から上記水によって茶の抽
出を行い、金網の下方に滴下した茶抽出液を茶抽出タン
クから取り出す一方、上記茶抽出タンクの溜水部内に溶
存酸素が除去され且つ0〜36℃に保持されてなる水を
常時供給して上記溜水部内に常に一定量の水を溜めなが
ら上記茶の抽出を行い、更に、茶抽出タンクから取り出
した茶抽出液を−1〜6℃で5〜120分間冷却し、茶
抽出液中に析出した析出物を除去することを特徴とする
ので、酸素が略存在しない状態下、0〜36℃といった
低温で茶を抽出することができ、茶葉から溶出したタン
ニン、アミノ酸等が重合、結合して巨大分子となり茶抽
出液中に析出するのを防止することができる。よって、
得られる茶は清澄で且つ渋みの少ない優れた旨味を有
し、更に、優れた香りを有する。 【0040】又、本発明の茶抽出方法では、従来のニー
ダー方式の如く、茶葉が不用意に破壊され、混濁の原因
となる茶葉の断片が微分散するといった不測の事態は発
生せず、清澄な茶を得ることができる。 【0041】更に、本発明の茶抽出方法では、溶存酸素
を除去し且つ0〜36℃に保持された新鮮な水を常時供
給しているとともに、酸素を除去した状態で茶葉からの
茶の抽出を行っているので、水の茶葉に対する浸透性を
向上させることができ、水に対する溶解度が低い葉緑素
等の成分を効率良く溶出させることができるので、香り
が優れ且つ深みのある色を有する茶を高速で抽出するこ
とができる。 【0042】そして、上記茶葉を層状に堆積させた状態
としているので、たとえ、茶葉の断片等が微分散した場
合にあっても、上記層状に積層した茶葉がカラム(補足
剤)の役割を果たし、微分散した断片を補足、除去する
ので、析出物の存在しないより一層清澄な茶を得ること
ができる。 【0043】又、−1〜6℃への5〜120分間の冷却
によって茶抽出液中に更に析出物を強制的に析出させる
ことができ、この強制的に析出させた析出物を除去する
ことによってより一層清澄度に優れた茶を得ることがで
きる。 【0044】最後に、水を28〜36℃に保持している
場合には、茶葉を十分に広げさせることができるので、
茶葉からの茶の抽出を十分且つ高速に行うことができ、
味や香りの優れた茶を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の茶抽出方法を実施するための茶抽出タ
ンクの断面図。 【符号の説明】 1 茶抽出タンク 11 溜水部 11a 金網 12 不活性ガス供給管 13 水供給管 14 収集口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−105654(JP,A) 特開 平6−343389(JP,A) 特開 平7−23714(JP,A) 特開 昭64−63339(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23F 3/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部に金網を張設している茶抽出タンク
    の溜水部内に溶存酸素が除去され且つ0〜36℃に保持
    されてなる水を供給し、上記金網上に層状に堆積させた
    茶葉から上記水によって茶の抽出を行い、金網の下方に
    滴下した茶抽出液を茶抽出タンクから取り出す一方、上
    記茶抽出タンクの溜水部内に溶存酸素が除去され且つ0
    〜36℃に保持されてなる水を常時供給して上記溜水部
    内に常に一定量の水を溜めながら上記茶の抽出を行い、
    更に、茶抽出タンクから取り出した茶抽出液を−1〜6
    ℃で5〜120分間冷却し、茶抽出液中に析出した析出
    物を除去することを特徴とする茶抽出方法。
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