JP3446208B2 - プラスチッククラッド光ファイバ - Google Patents
プラスチッククラッド光ファイバInfo
- Publication number
- JP3446208B2 JP3446208B2 JP51445396A JP51445396A JP3446208B2 JP 3446208 B2 JP3446208 B2 JP 3446208B2 JP 51445396 A JP51445396 A JP 51445396A JP 51445396 A JP51445396 A JP 51445396A JP 3446208 B2 JP3446208 B2 JP 3446208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- optical fiber
- meth
- acrylate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/02—Optical fibres with cladding with or without a coating
- G02B6/02033—Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D175/00—Coating compositions based on polyureas or polyurethanes; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D175/04—Polyurethanes
- C09D175/14—Polyurethanes having carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C09D175/16—Polyurethanes having carbon-to-carbon unsaturated bonds having terminal carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D4/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/04—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
- G02B1/045—Light guides
- G02B1/048—Light guides characterised by the cladding material
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/02—Optical fibres with cladding with or without a coating
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
ものである。
としてシリコーン樹脂が知られていた(特開昭58−3070
3号公報)。しかしこのクラッド材では機械的強度不足
の故に、近年要求される圧着式コネクタ付けによる端末
処理の簡易化に対応することができない。これに対し、
特開昭62−250047号公報、米国特許第4,707,076号、特
開平3−166206号公報および特開平5−32749号公報に
開示されているように、紫外線硬化型樹脂組成物を用い
たクラッド材が提唱されている。これらの樹脂組成物は
紫外線硬化による架橋構造をとるため機械強度に優れて
おり、これらをクラッド材として用いた光ファイバは圧
着式コネクタの適用が可能である。またこれらクラッド
材を用いた場合、生産速度が向上するといった長所も有
している。
びウレタン基を有する新規化合物をクラッドに導入する
ことにより、フッ素の含有率を上げ、十分に屈折率を下
げることを開示している。
は、低屈折率を実現することは可能であるが、これらの
樹脂組成物をクラッドとして用いた光ファイバにおいて
光源素子との光結合効率を表すパラメータであるNA(開
口数)は、コア材料の種類・径およびクラッド材として
使用される樹脂組成物の種類によって一定の範囲になけ
れば光ファイバとしての性能(例えば伝達能力)が十分
に得られないことが判った。
す] 従ってNAを増大させるにはコアの屈折率を増大させる
か、あるいはクラッドの屈折率を低下させればよい。
取り込むため、NAを増大しすぎると、光ファイバの伝達
帯域が小さくなり、高速伝達ができなくなる。従ってフ
ァイバのNAは適度な範囲になければならない。
圧着式コネクタの適用が可能なプラスチッククラッド光
ファイバを提供することにある。
りも低屈折率のプラスチックをクラッドとする光ファイ
バにおいて、クラッド材が一般式: [式中、Xは水素またはメチル基、 Rはアルキル基、アリール基または環状アルキル基、 lは0または1、 mは1または2、および nは3〜12の整数である。] で表されるウレタンジ(メタ)アクリレートおよび希釈
剤を含有する樹脂組成物の硬化物からなり、開口数(N
A)が0.43〜0.52の範囲にあることを特徴とするプラス
チッククラッド光ファイバを提供する。
ャートである。
ャートである。
ャートである。
ャートである。
ャートである。
ルチャートである。
〜10であることが好ましく、アリール基の炭素数は6〜
20であることが好ましく、環状アルキル基の炭素数は3
〜30、より好ましくは5〜20であることが好ましい。ア
ルキル基は−(CH2)4−または−(CH2)6−であるこ
とが好ましい。アリール基は、 または であることが好ましい。環状アルキル基は、 または であることが好ましい。nは好ましくは6〜12である。
使用される樹脂組成物は光ファイバ製造時、コアガラス
上へ均一に、しかも薄肉に塗布することが必要である。
このため、その粘度が100〜10000cps、特に500〜5000cp
sであることが好ましいので、本発明で使用する樹脂組
成物は増粘剤を含有する。この増粘剤としてウレタン
(メタ)アクリレートが用いられてきたが、従来のウレ
タン(メタ)アクリレートは原料ジオールとしてフッ素
の含有量が比較的少ないものを使用していた。そのため
屈折率が十分低減されていなかった。本発明は、このジ
オールとしてフルオロアルキル基含有ジオールを用いる
ことで、ウレタンジ(メタ)アクリレート(I)を合成
し、屈折率を低減したものである。ウレタンジ(メタ)
アクリレート(I)を用いた樹脂組成物の硬化物をクラ
ッド材とすることで、光ファイバのNAを増大させ、かつ
圧着式コネクタの適用を可能とする。
(I)は、フルオロアルキル基を有するジオール
(A): [式中、lは0または1、mは1または2、nは3〜12
の整数。] とジイソシアネート(B): OCNRNCO (B) [式中、Rはアルキル基、アリール基または環状アルキ
ル基。] を反応させ、次いで、塩化(メタ)アクリルまたは(メ
タ)アクリル酸を反応させることにより得ることができ
る。
は、触媒(例えば、ジブチルチンジラウレート、ジオク
チルチンジラウレートなどの公知のウレタン化触媒)を
使用してもよい。触媒の量は、ジイソシアネート(B)
の重量に対して、通常、0〜10重量%、好ましくは0.1
〜5重量%である。ジオール(A)とジイソシアネート
(B)との反応に際して、反応温度は、通常、30〜120
℃であり、反応時間は通常、1〜24時間である。
反応には、トリエチルアミン、ピリジンなどの触媒を使
用してよい。その使用量は、塩化(メタ)アクリルまた
は(メタ)アクリル酸100重量部に対して通常、0〜200
重量部、好ましくは70〜120重量部である。塩化(メ
タ)アクリルまたは(メタ)アクリル酸との反応に際し
て、反応温度は通常、20〜100℃であり、反応時間は通
常、1〜12時間である。
な例としては、例えば、 等が挙げられる。
ては、例えば、 が挙げられる。
は、樹脂組成物100重量部に対して、通常5重量部、好
ましくは10重量部、より好ましくは15重量部、例えば、
20重量部である。ウレタンジ(メタ)アクリレート
(I)の量の上限は、樹脂組成物100重量部に対して、
通常85重量部、好ましくは70重量部、より好ましくは60
重量部、例えば、50重量部である。
粘度を調整するため、希釈剤を含む。この希釈剤は樹脂
組成物の屈折率を低減するためにフッ素原子を含むこと
が好ましい。希釈剤は反応性希釈剤であることが好まし
い。反応性希釈剤はウレタン基を持たないものであって
よい。
レート、および (ii)フッ素原子を含むジ(メタ)アクリレート からなる群から選択された少なくとも1種の化合物であ
ることが好ましい。反応性希釈剤はモノ(メタ)アクリ
レート(i)とジ(メタ)アクリレート(ii)との混合
物であってもよい。この混合物において、モノ(メタ)
アクリレート(i)とジ(メタ)アクリレート(ii)の
重量比は、1:10〜10:1、好ましくは1:4〜4:1、より好ま
しくは1:3〜3:1、例えば1:2〜2:1であってよい。
クリレートが挙げられる。
トの具体例は、例えば、 CH2=CHCOOCH2(CF2)5CF3,CH2=CCH3COOCH2(CF2)5CF
3, CH2=CHCOO(CH2)2(CF2)5CF3,CH2=CCH3COOCH2(CH
2)2(CF2)5CF3, CH2=CHCOO(CH2)2(CF2)6CF3,CH2=CCH3COOCH2(CH
2)2(CF2)6CF3, CH2=CHCOO(CH2)2(CF2)7CF3,CH2=CCH3COOCH2(CH
2)2(CF2)7CF3, CH2=CHCOOCH2−O−CH2(CF2)5CF3,CH2=CCH3COOCH2
−O−CH2(CF2)5CF3, CH2=CHCOOCH2(CF2)5CF2H,CH2=CCH3COOCH2CH2(C
F2)5CF2H, CH2=CHCOOCH2−O−CH2(CF2)5CF2H,CH2=CCH3COOCH2
−O−CH2(CF2)5CF2H などが挙げられる。
ノ基を有し、かつフルオロアルキル基を有するモノ(メ
タ)アクリレートを用いることもできる。このようなモ
ノ(メタ)アクリレートとして例えば、 [式中、Xは水素またはメチル基、nは6〜12の整数を
表す。] [式中、Xは水素またはメチル基、mは1または2、n
は6〜12の整数を表す。] [式中、Xは水素またはメチル基、nは6〜12の整数を
表す。] [式中、Xは水素またはメチル基、mは1または2、n
は6〜12の整数を表す。] [式中Xは水素またはメチル基、mは6〜12の整数、n
は1〜3の整数を表す。] ならびに [式中、Xは水素またはメチル基、lは1または2、m
は6〜12の整数、nは1〜3の整数を表す。] などが挙げられる。
フッ素原子を含むジ(メタ)アクリレートを含んでもよ
い。このようなフッ素原子を含むジ(メタ)アクリレー
トとして、例えば、 CH2=CXCOOROCOCX=CH2 [式中、Xは水素またはメチル基、 Rは−(CH2)m−(CF2)n−(CH2)m− (ただし、mは1または2、nは2〜7の整数) (式中mは1または2、nは6〜10の整数)である。] が挙げられる。
具体的に例えば CH2=CHCOOCH2(CF2)4CH2OCOCH=CH2 CH2=CCH3COOCH2(CF2)4CH2OCOCCH3=CH2 などが挙げられる。
対して、通常1重量部、好ましくは5重量部、より好ま
しくは10重量部、最も好ましくは15重量部、例えば20重
量部である。反応性希釈剤の量の上限は、樹脂組成物10
0重量部に対して、通常95重量部、好ましくは90重量
部、より好ましくは85重量部、最も好ましくは80重量
部、例えば75重量部である。
めにカップリング剤を含有してもよい。カップリング剤
の例としては、ジメチルエトキシビニルシラン、トリエ
トキシビニルシラン、ジメチルメトキシビニルシラン、
トリメトキシビニルシラン、3−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、3−(N−アリル−N−メタク
ロイル)アミノプロピルメトキシシラン等を挙げること
ができる。
て、通常0〜10重量部、好ましくは0.01〜10重量部、よ
り好ましくは0.1〜5重量部である。
の点から紫外線硬化であることが好ましい。紫外線の照
射量は、一般的に、0.01〜10J/cm2である。このため本
発明の樹脂組成物は、光重合開始剤を更に含有してもよ
い。光重合開始剤は紫外線照射により容易にラジカルを
発生する化合物であることが好ましい。光重合開始剤の
例は、ベンゾフェノン、アセトフェノン、ベンジル、ベ
ンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソ
ブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、α,α’
−アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサ
イド、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
オンなどである。特に1−ヒドロキシシクロヘキシルフ
ェニルケトン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセト
フェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル
プロパン−1−オンが特に好ましい。
て、通常0〜10重量部、好ましくは0.01〜10重量部、よ
り好ましくは0.1〜5重量部である。
コアの直径は例えば50〜2000μm、クラッド材の厚さは
例えば5〜100μmであってよい。
(NA)は、0.43〜0.52、好ましくは0.45〜0.51である。
説明する。なお、本発明は、以下の合成例および実施例
に限定されるものではない。
量部、イソプロピルエーテル160重量部、テトラメチレ
ジイソシアネート3.50重量部、ジブチルチンジラウレー
ト0.1重量部を仕込み、65〜70℃で6時間反応させた
後、10%水酸化ナトリウム水溶液、10%塩酸で各1回、
水で2回洗浄し、生成物38.20重量部を得た。得られた
生成物にアクリル酸4.10重量部、トリエチルアミン3.28
重量部を加え65℃〜70℃でOH基がなくなるまで反応させ
た後、10%塩酸で1回、水で2回洗浄し、ウレタンジア
クリレート(1)40.27重量部を得た。
す。
量部、イソプロピルエーテル160重量部、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート4.20重量部、ジブチルチンジラウレ
ート0.1重量部を仕込み、65〜70℃で8時間反応させた
後、10%水酸化ナトリウム水溶液、10%塩酸で各1回、
水で2回洗浄し、生成物26.10重量部を得た。得られた
生成物にメタクリル酸4.87重量部、トリエチルアミン3.
28重量部を加え65℃〜70℃でOH基がなくなるまで反応さ
せた後、10%塩酸で各1回、水で2回洗浄し、ウレタン
ジメタクリレート(2)28.87重量部を得た。
す。
量部、イソプロピルエーテル160重量部、トルエンジイ
ソシアネート4.20重量部、ジブチルチンジラウレート0.
1重量部を仕込み、50〜55℃で20時間反応させた後、10
%水酸化ナトリウム水溶液、10%塩酸で各1回、水で2
回洗浄し、生成物168.72重量部を得た。得られた生成物
にメタクリル酸4.87重量部、トリエチルアミン3.28重量
部を加え65℃〜70℃でOH基がなくなるまで反応させた
後、10%塩酸で各1回、水で2回洗浄し、ウレタンジメ
タクリレート(3)34.04重量部を得た。
す。
量部、イソプロピルエーテル160重量部、シクロヘキシ
ルジイソシアネート4.15重量部、ジブチルチンジラウレ
ート0.1重量部を仕込み、50〜55℃で6時間反応させた
後、10%水酸化ナトリウム水溶液、10%塩酸で各1回、
水で2回洗浄し、生成物29.55重量部を得た。得られた
生成物にアクリル酸4.10重量部、トリエチルアミン3.28
重量部を加え65℃〜70℃でOH基がなくなるまで反応させ
た後、10%塩酸で各1回、水で2回洗浄し、ウレタンジ
アクリレート(4)31.62重量部を得た。
す。
量部、イソプロピルエーテル160重量部、イソホロンジ
イソシアネート5.53重量部、ジブチルチンジラウレート
0.1重量部を仕込み、55〜60℃で12時間反応させた後、1
0%水酸化ナトリウム水溶液、10%塩酸で各1回、水で
2回洗浄し、生成物31.43重量部を得た。得られた生成
物にアクリル酸4.10重量部、トリエチルアミン3.28重量
部を加え65℃〜70℃でOH基がなくなるまで反応させた
後、10%塩酸で各1回、水で2回洗浄し、ウレタンジア
クリレート(5)33.49重量部を得た。
す。
ド376.0重量部、アクリル酸86.5重量部、テトラメチル
アンモニウムクロライド2.3重量部、ハイドロキノンモ
ノエーテル0.23重量部を仕込み、90〜95℃で15時間反応
させた。得られた反応液をトルエン1500mlに溶解し、15
%炭酸ナトリウム水溶液で3回、20%食塩水で3回洗浄
した後、トルエンを減圧留去して無色の液体425.0重量
部を得た。
ンジイソシアネート222.3重量部を仕込み、加熱と冷却
を施しながら、75〜80℃で5時間反応させた。次に、上
記のフッ素含有アクリル酸エステルの混合物4448.0重量
部を加え、75〜80℃で1時間攪拌して均一に溶解させた
後、60℃まで冷却し、ジブチルチンジラウレート0.34重
量部を加えた。60〜65℃で1時間、次いで80〜85℃で5
時間反応させ、ウレタンジアクリレート(6)を得た。
得られた生成物のIRスペクトルチャートを図6に示す。
ウレタンジアクリレートを第II表に示す。
II表に示す組成の樹脂組成物を塗布し、紫外線硬化させ
て、外径250μmのプラスチッククラッド光ファイバを
得た。
9nmの光の屈折率、プラスチッククラッド光ファイバのN
A、光リンクと光ファイバとの結合パワーおよび10Mbps
・1km、2Mbps・1kmの伝送の可否を測定した。結果を第I
V表に示す。
くらべNAが大きいため光源から効率よく光を取り込むこ
とが出来、さらに適度な範囲にNAがあるため、同一光源
素子を使用した場合、本光ファイバは従来のファイバを
使用した場合に比べ、より長距離かつ高速の伝送を行う
ことが可能で、光通信システム用およびライトガイド用
光ファイバとして有用である。
Claims (6)
- 【請求項1】石英または光学ガラスをコアとし、コアよ
りも低屈折率のプラスチックをクラッドとする光ファイ
バにおいて、クラッド材が一般式: [式中、Xは水素またはメチル基、 Rはアルキル基、アリール基または環状アルキル基、 lは0または1、 mは1または2、および nは3〜12の整数である。] で表されるウレタンジ(メタ)アクリレートおよび希釈
剤を含有する樹脂組成物の硬化物からなり、開口数(N
A)が0.43〜0.52の範囲にあることを特徴とするプラス
チッククラッド光ファイバ。 - 【請求項2】アルキル基が−(CH2)4−または−(C
H2)6−、アリール基が または 、環状アルキル基が または である請求の範囲第1項記載のプラスチッククラッド光
ファイバ。 - 【請求項3】希釈剤が、(i)フルオロアルキル基を有
するモノ(メタ)アクリレートおよび(ii)フッ素原子
を有するジ(メタ)アクリレートからなる群から選択さ
れた少なくとも1種の化合物である特許請求の範囲第1
項記載のプラスチッククラッド光ファイバ。 - 【請求項4】モノ(メタ)アクリレート(i)が式: CH2=CXCOO(CH2O)l(CH2)mCnF2n+1 [式中、Xは水素またはメチル基、 lは0または1、 mは1または2、 nは6〜12の整数を表す。] または CH2=CXCOO(CH2O)k(CH2)lCmHnF2m-n+1 [式中、Xは水素またはメチル基、 kは0または1、 lは1または2、 mは6〜12の整数、 nは1〜12の整数を表す。] で示される請求の範囲第3項記載のプラスチッククラッ
ド光ファイバ。 - 【請求項5】ジ(メタ)アクリレート(ii)が、式: CH2=CXCOOROCOCX=CH2 [式中、Xは水素またはメチル基、 Rは−(CH2)m−(CF2)n−(CH2)m− (ただし、mは1または2、nは2〜7の整数) (式中mは1または2、nは6〜10の整数)である。] で示される請求の範囲第3項記載のプラスチッククラッ
ド光ファイバ。 - 【請求項6】希釈剤がモノ(メタ)アクリレート(i)
とジ(メタ)アクリレート(ii)の混合物である請求の
範囲第3項記載のプラスチッククラッド光ファイバ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26660594 | 1994-10-31 | ||
JP6-266605 | 1994-10-31 | ||
PCT/JP1995/002221 WO1996013739A1 (fr) | 1994-10-31 | 1995-10-31 | Fibre optique a gaine plastique |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3446208B2 true JP3446208B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=17433140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51445396A Expired - Fee Related JP3446208B2 (ja) | 1994-10-31 | 1995-10-31 | プラスチッククラッド光ファイバ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5652821A (ja) |
EP (1) | EP0737871A4 (ja) |
JP (1) | JP3446208B2 (ja) |
KR (1) | KR100341401B1 (ja) |
WO (1) | WO1996013739A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009001484A1 (ja) | 2007-06-26 | 2008-12-31 | Fujikura Ltd. | プラスチックガラス光ファイバ |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5822489A (en) * | 1996-12-31 | 1998-10-13 | Lucent Technologies, Inc. | Low refractive index photo-curable composition for waveguide applications |
KR20000056361A (ko) * | 1999-02-19 | 2000-09-15 | 이재철 | 광섬유망을 이용한 보안시스템용 광섬유 |
DE10058877A1 (de) | 2000-11-27 | 2002-06-06 | Bayer Ag | Lichtleiter |
US8222360B2 (en) | 2009-02-13 | 2012-07-17 | Visiogen, Inc. | Copolymers for intraocular lens systems |
US8634687B2 (en) * | 2009-10-19 | 2014-01-21 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Coated plastic cladding optical fiber and optical fiber cable |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3470127D1 (en) * | 1983-11-02 | 1988-05-05 | Sumitomo Chemical Co | Optical fiber |
JPS61190304A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-25 | Central Glass Co Ltd | 光伝送繊維 |
US4806574A (en) * | 1985-07-22 | 1989-02-21 | Desoto, Inc. | Ultraviolet curable coatings for optical glass fiber based on a polyfunctional core |
GB2196148B (en) * | 1986-09-09 | 1990-03-28 | Central Glass Co Ltd | Optical fiber using vinylidene fluoride base ternary copolymer as cladding material |
EP0357354B1 (en) * | 1988-08-29 | 1994-10-26 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Polymer composition and optical fiber having cladding composed of that composition |
JPH02195302A (ja) * | 1989-01-24 | 1990-08-01 | Daikin Ind Ltd | 光学繊維 |
JP3223372B2 (ja) * | 1989-11-24 | 2001-10-29 | 住友電気工業株式会社 | 光硬化性樹脂組成物およびそれを用いたプラスチッククラッド光ファイバー |
JPH03182510A (ja) * | 1989-12-12 | 1991-08-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光硬化性樹脂組成物およびそれを用いたプラスチッククラッド光ファイバ |
JP2849646B2 (ja) * | 1990-01-19 | 1999-01-20 | 三菱レイヨン | プラスチッチ光ファイバ |
JP2821935B2 (ja) * | 1990-04-19 | 1998-11-05 | 三菱レイヨン 株式会社 | プラスチック光ファイバ |
JP2868191B2 (ja) * | 1991-07-29 | 1999-03-10 | 日本化薬株式会社 | ウレタン(メタ)アクリレート、これを用いた樹脂組成物、光ファイバー用コーティング剤及び硬化物 |
JP3134648B2 (ja) * | 1994-01-28 | 2001-02-13 | 住友電気工業株式会社 | プラスチッククラッド光ファイバー |
JPH07278255A (ja) * | 1994-04-06 | 1995-10-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 新規化合物およびそれを用いたプラスチッククラッド光ファイバ |
US5479555A (en) * | 1994-06-09 | 1995-12-26 | Rot; Alfred | Photopolymerizable compositions for making optical materials and process making them |
US5491770A (en) * | 1995-02-24 | 1996-02-13 | Bonafini, Jr.; James A. | Copolymers for optical fibers |
-
1995
- 1995-10-31 EP EP95935588A patent/EP0737871A4/en not_active Ceased
- 1995-10-31 WO PCT/JP1995/002221 patent/WO1996013739A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1995-10-31 KR KR1019960703272A patent/KR100341401B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-10-31 US US08/669,293 patent/US5652821A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-31 JP JP51445396A patent/JP3446208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009001484A1 (ja) | 2007-06-26 | 2008-12-31 | Fujikura Ltd. | プラスチックガラス光ファイバ |
US8195019B2 (en) | 2007-06-26 | 2012-06-05 | Fujikura Ltd. | Plastic glass optical fiber |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR960706648A (ko) | 1996-12-09 |
EP0737871A4 (en) | 1998-11-18 |
WO1996013739A1 (fr) | 1996-05-09 |
KR100341401B1 (ko) | 2002-11-30 |
EP0737871A1 (en) | 1996-10-16 |
US5652821A (en) | 1997-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4572610A (en) | Optical fiber buffer coated with halogenated dihydroxy-terminated polybutadienes | |
JP2009132800A (ja) | 放射線硬化性樹脂組成物 | |
JP3888653B2 (ja) | 樹脂組成物及び硬化物 | |
CA1236623A (en) | Ultraviolet-curable coatings for optical glass fibers having improved adhesion | |
JP3446208B2 (ja) | プラスチッククラッド光ファイバ | |
JP2004043671A (ja) | 低屈折率樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP2986122B2 (ja) | ウレタン(メタ)アクリレート系液状樹脂組成物及び光ファイバー用コーティング剤 | |
JPH08301959A (ja) | ポリウレタン(メタ)アクリレート、樹脂組成物およびそれを用いた光ファイバー | |
JPH11349646A (ja) | 樹脂組成物及び硬化物 | |
JPH07278255A (ja) | 新規化合物およびそれを用いたプラスチッククラッド光ファイバ | |
JP2868191B2 (ja) | ウレタン(メタ)アクリレート、これを用いた樹脂組成物、光ファイバー用コーティング剤及び硬化物 | |
JP2000044650A (ja) | 新規なフッ素含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物、樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP3134648B2 (ja) | プラスチッククラッド光ファイバー | |
JPH09281346A (ja) | プラスチッククラッド光ファイバ | |
JP2006117874A (ja) | 低屈折率樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP2007023175A (ja) | 低屈折率樹脂組成物及びその硬化物 | |
JPH09104655A (ja) | 含フッ素(メタ)アクリル化合物 | |
JP4702918B2 (ja) | 低屈折率樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP4698047B2 (ja) | 低屈折率樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP3647158B2 (ja) | 樹脂組成物、注型用組成物及びその硬化物 | |
JP2004238481A (ja) | 接着剤用低屈折率樹脂組成物 | |
JP5107686B2 (ja) | 放射線硬化性樹脂組成物 | |
JPH01242613A (ja) | 樹脂組成物及び光ファイバのクラッド材 | |
JPH05178980A (ja) | 含フッ素ポリエーテルジ(メタ)アクリレートおよび光硬化性組成物 | |
JP4521799B2 (ja) | 含フッ素エステル化合物、それを含有する低屈折率樹脂組成物およびその硬化物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |