JPH09104655A - 含フッ素(メタ)アクリル化合物 - Google Patents

含フッ素(メタ)アクリル化合物

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JPH09104655A
JPH09104655A JP26152095A JP26152095A JPH09104655A JP H09104655 A JPH09104655 A JP H09104655A JP 26152095 A JP26152095 A JP 26152095A JP 26152095 A JP26152095 A JP 26152095A JP H09104655 A JPH09104655 A JP H09104655A
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JP
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meth
fluorine
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acrylic
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JP26152095A
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Hiroyuki Kojima
啓之 児嶋
Chikasuke Okumi
慎祐 奥見
Takayuki Mishima
隆之 三島
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈折率が低く、かつ、高撥水性であり、光学
材料やコーティング材料として好適である硬化物を与え
る樹脂組成物の一成分となる(メタ)アクリル化合物を
提供する。 【解決手段】 フッ素原子を3個以上持つフルオロアル
キル基を有するポリエーテル鎖および(メタ)アクリル基
およびヒドロキシル基を有する含フッ素(メタ)アクリ
ル化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含フッ素(メタ)ア
クリル化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高分子にフッ素を導入すると屈折率が低
下し、また撥水性が向上することが知られている。そこ
で、フッ素を含んだ高分子を合成するためのモノマーと
して各種の含フッ素(メタ)アクリル化合物が市販されて
いる。例えば、ビスコート3F、ビスコート3FM、ビ
スコート4F、ビスコート4FM、ビスコート8F、ビ
スコート8FM、ビスコート17F、ビスコート17F
M(全て大阪有機化学工業(株)製)等が挙げられる。ま
た、特開平5−32749号公報には光ファイバーのク
ラッド材として下記一般式(i)または(ii)で示されるフ
ッ素含有(メタ)アクリル化合物を用いた樹脂組成物が報
告されている。
【0003】
【化2】
【化3】 [式中、Xは水素原子、またはメチル基であり、RはC
n2n+1−(CH2)a−、Cn2n+1−(CH2)a−O−、ま
たはH−(CF2CF2)b−(CH2)c−O−であり、nは1
〜10の整数、aは0、1または2、bは1〜5の整数、
cは0または1である。]
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、更なる
高性能化のため、これらの(メタ)アクリル化合物よりフ
ッ素含量が多く、硬化物の屈折率がより低くなる(メタ)
アクリル化合物が望まれている。本発明の目的は、硬化
物の屈折率が低く、かつ撥水性が高くなる(メタ)アクリ
ル化合物およびこれを含んだ樹脂組成物を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明者は鋭意研究の結果、新規なフッ素含量の多
い(メタ)アクリル化合物を開発し、これを用いること
により、硬化後の屈折率が低く、撥水性が高い樹脂組成
物を提供することに成功し本発明を完成した。
【0006】本発明は、フッ素原子を3個以上持つフル
オロアルキル基を有するポリエーテル鎖および(メタ)ア
クリル基およびヒドロキシル基を有する含フッ素(メ
タ)アクリル化合物を提供する。さらに、本発明は、前
記含フッ素(メタ)アクリル化合物を含んでなる組成物
を提供する。
【0007】本発明の含フッ素(メタ)アクリル化合物
は、下記一般式(1):
【化4】 [式中、Xは水素原子、またはメチル基、nは2〜10
0の整数、R1、R2のうち一方は水素原子、他方は3個
以上のフッ素原子を持つフルオロアルキル基で直鎖状で
も分岐していても良く、n個のフルオロアルキル基は全
てが同一であっても異なっていても良い。]で示される
(メタ)アクリル化合物であってよい。
【0008】本発明の(メタ)アクリル化合物は(メタ)
アクリル酸にフルオロアルキル基を有するエポキシ化合
物(A)を反応させ(メタ)アクリル酸エステル(B)を合成
し、次いで、再び(メタ)アクリル酸エステル(B)にフル
オロアルキル基を有するエポキシ化合物(A)を反応させ
ることにより得られる。ここで、エポキシ化合物(A)は
1種類でも2種類以上の混合物でも良い。
【0009】エポキシ化合物(A)は、式:
【化5】 [式中、Rは3個以上のフッ素原子を持つフルオロアル
キル基で直鎖状でも分岐していても良い。]で示される
化合物であってよい。
【0010】エポキシ化合物(A)の具体例としては、3
−(パーフルオロ−n−ブチル)プロペノキシド、3−(パ
ーフルオロ−n−ヘキシル)プロペノキシド、3−(パー
フルオロ−n−オクチル)プロペノキシド、3−(パーフ
ルオロ−n−デシル)プロペノキシド、3−(パーフルオ
ロ−3−メチルブチル)プロペノキシド、3−(パーフル
オロ−5−メチルヘキシル)プロペノキシド、3−(パー
フルオロ−7−メチルオクチル)プロペノキシド、3−
(パーフルオロ−9−メチルデシル)プロペノキシド、3
−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)プロペノ
キシド、3−(1H,1H,5H−オクタフルオロペンチ
ルオキシ)プロペノキシド、3−(1H,1H,7H−ドデ
カフルオロヘプチルオキシ)プロペノキシド、3−(1
H,1H,9H−ヘキサデカフルオロノニルオキシ)プロ
ペノキシド等が挙げられる。
【0011】(メタ)アクリル酸とエポキシ化合物(A)と
の反応において、エポキシ化合物(A)の1化学当量に対
する(メタ)アクリル酸の使用割合は0.9〜5.0化学当
量が好ましく、特に好ましくは0.9〜2.0化学当量で
ある。反応温度は50〜200℃が好ましく、特に70
〜120℃が好ましい。触媒を用いて反応を促進するこ
とができる。触媒としては、トリエチルアミン、ベンジ
ルメチルアミン、テトラメチルアンモニウムクロライ
ド、テトラエチルアンモニウムクロライド等の公知の触
媒が挙げられ、その使用量は、反応混合物に対して0.
001〜5.0wt%が好ましく、特に0.01〜3.0wt
%が好ましい。反応時間は反応温度や触媒の使用によっ
ても変わるが、通常3〜48時間であり、好ましくは6
〜20時間である。得られた生成物は通常一般式(B1)
および(B2)で表される(メタ)アクリル酸エステル(B)
の混合物となる。
【0012】
【化6】
【化7】 [式中、Xは水素原子、またはメチル基、nは2〜10
0の整数、Rは3個以上のフッ素原子を持つフルオロア
ルキル基で直鎖状でも分岐していても良い。]
【0013】こうして得られた(メタ)アクリル酸エステ
ル(B)とエポキシ化合物(A)から本発明の(メタ)アクリ
ル化合物を得る反応において、(メタ)アクリル酸エステ
ル(B)1化学当量に対して、エポキシ化合物(A)の使用
割合は1〜100化学当量が好ましく、特に2〜20化
学当量が好ましい。ここで、エポキシ化合物(A)は1種
類でも2種類以上の混合物でも良い。反応温度は10〜
100℃が好ましく、特に25〜60℃が好ましい。反
応には触媒を用いてもよく、その場合、ボロントリフル
オライド等の公知の触媒が挙げられ、その使用量は反応
混合物に対して0.001〜5.0wt%が好ましく、特に
0.01〜3.0wt%が好ましい。反応時間は反応温度や
触媒の使用によっても変わるが、通常0.5〜7時間で
あり、好ましくは1〜4時間である。こうして得られた
本発明の(メタ)アクリル化合物は触媒を取り除くために
必要に応じてアルカリ水溶液で洗浄する。
【0014】本発明の樹脂組成物には、本発明の含フッ
素(メタ)アクリル化合物以外の(メタ)アクリレートを
含んでもよい。(メタ)アクリレートとしては以下の様な
化合物が挙げられる。メチル(メタ)アクリレート、エチ
ル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、
オクチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メ
タ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレ
ート、イソボルニル(メタ)アクリレート、アダマンチル
(メタ)アクリレート、ジメチルアダマンチル(メタ)アク
リレート等の脂肪族基エステル(メタ)アクリレート類、
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート、γ−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン、アリル(メタ)アクリレート等の官能基
を持つ(メタ)アクリレート類等が挙げられる。
【0015】加えて、 CH2=CHCOOCH2CF3 (a−1) CH2=C(CH3)COOCH2CF3 (a−2) CH2=CHCOOCH2CH249 (a−3) CH2=C(CH3)COOCH2CH249 (a−4) CH2=CHCOOCH2CH2613 (a−5) CH2=C(CH3)COOCH2CH2613 (a−6) CH2=CHCOOCH2CH2817 (a−7) CH2=C(CH3)COOCH2CH2817 (a−8) CH2=CHCOOCH2CH21021 (a−9) CH2=C(CH3)COOCH2CH21021 (a−10) CH2=CHCOOCH2(CF2)2H (a−11) CH2=C(CH3)COOCH2(CF2)2H (a−12) CH2=CHCOOCH2(CF2)4H (a−13) CH2=C(CH3)COOCH2(CF2)4H (a−14) CH2=CHCOOCH2(CF2)10H (a−15) CH2=C(CH3)COOCH2(CF2)10H (a−16) CH2=CHCOOCH2CH2CH(OH)CH2613 (a−17) CH2=CHCOO(CH2OH)CH2613 (a−18) 等のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレートが
挙げられる。
【0016】加えて、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレー
ト、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブタンジオー
ルジ(メタ)アクリレート等の分子中に2つ以上の(メタ)
アクリロイル基を有する多官能モノマー等が挙げられ
る。これらの(メタ)アクリレートは、本発明の含フッ
素(メタ)アクリル化合物100重量部に対し0〜90
0重量部を用いることが好ましい。特に、好ましくは2
5〜500重量部を用いる。なお、本発明は上記の具体
例によって何等限定されるものではない。
【0017】本発明の樹脂組成物を硬化する際には、
光、熱、電子線等を用いることができる。なかでも紫外
線による硬化が作業性や生産性の点で特に好ましい。紫
外線の量は、10〜10,000mJ/cm2であってよ
い。紫外線で硬化する場合は光重合開始剤を用いること
が好ましい。
【0018】光重合開始剤としては、公知のものが使用
できるが、なかでも1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェ
ノン、ベンジルメチルケタール等が好ましい。これら光
重合開始剤の添加量は通常、樹脂組成物の0〜10wt%
が好ましく、特に0.1〜5wt%がより好ましい。ま
た、本発明の樹脂組成物においては、必要に応じて更
に、シランカップリング剤、重合禁止剤、酸化防止剤等
の各種添加剤を加えることもできる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。以下、部は重量部を表す。
【0020】合成例1 アクリル酸17部、3−(パーフルオロ−n−オクチル)
プロペノキシド100部、テトラメチルアンモニウムク
ロライド0.6部、メトキシヒドロキノン0.06部を仕
込み、90〜95℃で15時間反応させた。生成物をト
ルエンに溶かしアルカリで洗浄後、溶媒を留去し、無色
液体を得た。得られた生成物は、
【化8】
【化9】 の混合物であった。
【0021】合成例2 合成例1で得られた含フッ素アクリレート93部、3−
(パーフルオロ−n−オクチル)プロペノキシド243部
を仕込み45℃に加熱し、ボロントリフルオライドエー
テル錯体1部をイソプロピルエーテル20部に溶かした
溶液を滴下し、2時間反応させた。その後、アルカリで
洗浄、水洗し、白色粉末を得た。得られた生成物は、
【化10】 [式中、R1、R2はどちらか一方がHで他方がCH28
17である。]であった。生成物のIRスペクトルを図
1に示す。
【0022】合成例3 合成例1で得られた含フッ素アクリレート46部、3−
(パーフルオロ−n−オクチル)プロペノキシド243部
を仕込み50℃に加熱し、ボロントリフルオライドエー
テル錯体1部をイソプロピルエーテル20部に溶かした
溶液を滴下し、2時間反応させた。その後、アルカリで
洗浄、水洗し、白色粉末を得た。得られた生成物は、
【化11】 [式中、R1、R2はどちらか一方がHで他方がCH28
17である。]であった。生成物のIRスペクトルを図
2に示す。
【0023】合成例4 合成例1で得られた含フッ素アクリレート15部、3−
(パーフルオロ−n−オクチル)プロペノキシド261部
を仕込み50℃に加熱し、ボロントリフルオライドエー
テル錯体1部をイソプロピルエーテル20部に溶かした
溶液を滴下し、2時間反応させた。その後、アルカリで
洗浄、水洗し、白色粉末を得た。得られた生成物は、
【化12】 [式中、n=15〜20、R1、R2はどちらか一方がH
で他方がCH2817である。]であった。
【0024】合成例5 合成例1で得られた含フッ素アクリレート22部、3−
(パーフルオロ−n−デシル)プロペノキシド115部、
3−(パーフルオロ−n−ブチル)プロペノキシド55部
を仕込み50℃に加熱し、ボロントリフルオライドエー
テル錯体1部をイソプロピルエーテル20部に溶かした
溶液を滴下し、2時間反応させた。その後、アルカリで
洗浄、水洗し、白色粉末を得た。得られた生成物は、
【化13】 [式中、n+m=5、R1、R2はどちらか一方がHで他
方がCH2817、R3、R4はどちらか一方がHで他方
がCH21021、R5、R6はどちらか一方がHで他方
がCH249である。]であった。
【0025】合成例6 メタクリル酸25部、3−(パーフルオロ−n−オクチ
ル)プロペノキシド100部、テトラメチルアンモニウ
ムクロライド0.6部、メトキシヒドロキノン0.06部
を仕込み、90〜95℃で15時間反応させた。生成物
をトルエンに溶かしアルカリで洗浄後、溶媒を留去し、
無色液体を得た。得られた含フッ素メタクリレート96
部、3−(パーフルオロ−n−オクチル)プロペノキシド
243部を仕込み45℃に加熱し、ボロントリフルオラ
イドエーテル錯体1部をイソプロピルエーテル20部に
溶かした溶液を滴下し、2時間反応させた。その後、ア
ルカリで洗浄、水洗し、白色粉末を得た。得られた生成
物は、
【化14】 [式中、R、R2はどちらか一方がHで他方がCH2
817である。]であった。
【0026】合成例7 アクリル酸25部、3−(パーフルオロ−n−デシル)プ
ロペノキシド100部、テトラメチルアンモニウムクロ
ライド1部、メトキシヒドロキノン0.1部を仕込み、
90〜95℃で18時間反応させた。生成物をトルエン
に溶かしアルカリで洗浄後、溶媒を留去し、無色液体を
得た。得られた含フッ素アクリレート10部、3−(パ
ーフルオロ−n−デシル)プロペノキシド90部を仕込み
55℃に加熱し、ボロントリフルオライドエーテル錯体
2部をイソプロピルエーテル10部に溶かした溶液を滴
下し、2時間反応させた。その後、アルカリで洗浄、水
洗し、白色粉末を得た。得られた生成物は、
【化15】 [式中、R1、R2はどちらか一方がHで他方がCH2
1021である。]であった。
【0027】実施例1 合成例2で得られたアクリル化合物100部に1−ヒド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトン1部を配合し、こ
の樹脂組成物をガラス板上に塗布し、窒素雰囲気下メタ
ルハライドランプで500mJ/cm2の紫外線を照射する
ことにより膜厚100μmの硬化膜を作った。得られた
膜の屈折率(nD 23)は1.372、対水接触角は120°
であった。
【0028】実施例2〜7および比較例1〜2 表1に示す組成の樹脂組成物を作製し、実施例1と同様
にして硬化物の屈折率(nD 23)および対水接触角を測定し
た。結果も表1に示す。表1から明らかなように、本発
明の樹脂組成物は硬化速度が速く、その硬化物は屈折率
が低く撥水性が高く、光学材料やコーティング材料に適
したものであった。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明の(メタ)アクリル化合物はフッ素
含量が多いため、この(メタ)アクリル化合物を含んだ樹
脂組成物の硬化物は屈折率が低く、かつ、高撥水性であ
り、光学材料やコーティング材料として好適である。例
えば、光ファイバのクラッド材として使用できる。ま
た、ヒドロキシル基を有しているため、含フッ素エステ
ル(メタ)アクリレート、含フッ素ウレタン(メタ)アクリ
レートの原料としても好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 合成例2で得られたアクリル化合物のIRス
ペクトルを示す。
【図2】 合成例3で得られたアクリル化合物のIRス
ペクトルを示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ素原子を3個以上持つフルオロアル
    キル基を有するポリエーテル鎖および(メタ)アクリル基
    およびヒドロキシル基を有する含フッ素(メタ)アクリ
    ル化合物。
  2. 【請求項2】 下記一般式(1): 【化1】 [式中、Xは水素原子、またはメチル基、nは2〜10
    0の整数、R1、R2のうち一方は水素原子、他方は3個
    以上のフッ素原子を持つフルオロアルキル基で直鎖状で
    も分岐していても良く、n個のフルオロアルキル基は全
    てが同一であっても異なっていても良い。]で示される
    請求項1に記載の含フッ素(メタ)アクリル化合物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の含フッ素(メ
    タ)アクリル化合物を含んでなる組成物。
JP26152095A 1995-10-09 1995-10-09 含フッ素(メタ)アクリル化合物 Pending JPH09104655A (ja)

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