JP3443720B2 - エミュレータ - Google Patents
エミュレータInfo
- Publication number
- JP3443720B2 JP3443720B2 JP32277195A JP32277195A JP3443720B2 JP 3443720 B2 JP3443720 B2 JP 3443720B2 JP 32277195 A JP32277195 A JP 32277195A JP 32277195 A JP32277195 A JP 32277195A JP 3443720 B2 JP3443720 B2 JP 3443720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trace
- bus
- signal
- bank
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/36—Preventing errors by testing or debugging software
- G06F11/362—Software debugging
- G06F11/3636—Software debugging by tracing the execution of the program
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/30—Monitoring
- G06F11/34—Recording or statistical evaluation of computer activity, e.g. of down time, of input/output operation ; Recording or statistical evaluation of user activity, e.g. usability assessment
- G06F11/3466—Performance evaluation by tracing or monitoring
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/30—Monitoring
- G06F11/34—Recording or statistical evaluation of computer activity, e.g. of down time, of input/output operation ; Recording or statistical evaluation of user activity, e.g. usability assessment
- G06F11/3466—Performance evaluation by tracing or monitoring
- G06F11/348—Circuit details, i.e. tracer hardware
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Description
ムにおけるデータ取得技術に関し、特にエミュレータに
おけるバス上の信号を取得するトレースメモリの構成方
式およびトレース制御方法に利用して好適な技術に関す
る。
ータ応用システム(以下、ユーザシステムと称する)の
詳細な評価を行なう場合、エミュレータが使用されてい
る。
ナルコンピュータ等のホストコンピュータとターゲット
となるユーザシステムとの間に、ユーザシステムのマイ
クロコンピュータの機能を代行する評価用マイクロコン
ピュータやユーザシステムのバス上の信号を取得するト
レースメモリ等を備えたインサーキットエミュレータと
呼ばれる装置が接続されて、ユーザプログラムとエミュ
レーションプログラムとを切り替えながら実行して、ユ
ーザプログラム実行中にメモリに記憶されたデータを解
析することでデバッグを行えるように構成されていた。
に、エミュレーションや各種デバッグ機能を実行するた
めのエミュレーション制御部101、ユーザプログラム
の実行停止条件を設定し、条件が成立したときにユーザ
プログラムを停止させるブレーク制御部102、プロー
ブ109およびユーザシステムI/Fケーブルを介して
ユーザシステムのバス上の信号を取得するトレースメモ
リ103、ユーザシステムのメモリが用意されていない
場合に貸し出しされる代行メモリ104、ホストコンピ
ュータとの間でデータ通信を行なうためのシリアルイン
タフェース105およびそれらの制御を司る制御用マイ
クロコンピュータ106などから構成され、エミュレー
タ100から延長されたユーザインタフェースケーブル
107先端のポッド部108がユーザシステム上のMP
Uソケット110に結合されることにより、ユーザシス
テムと接続されるようにされている。なお、上記ポッド
部108内にユーザシステム内のマイクロコンピュータ
の機能を代行するマイクロコンピュータが設けられてい
る。かかるエミュレータに関しては、昭和59年11月
30日、株式会社オーム社発行の「LSIハンドブッ
ク」第562頁〜第563頁に記載されている。
は、バス上の信号を取得するトレースメモリのアクセス
タイムがマイクロコンピュータの動作周波数に比較して
長いと、トレースデータの欠落という問題が生じる。そ
こで、トレースメモリを複数のバンクに構成して交互に
データを格納することによりトレースデータの欠落を防
止するようにした発明が提案されている(特開平6−5
2013号公報)。
ザプログラムの実行中におけるバス上のすべての信号を
トレースメモリに取得することは、メモリ容量が有限で
かつマイクロコンピュータの動作周波数が高くなること
に伴って単位時間内に取得すべきデータ量がますます増
加する現状において妥当な選択ではない。そのため、所
定の条件(トレース条件)を設定してその条件に合致し
たときのバス上の信号のみをトレースメモリに格納する
ことが考えられる。
つのバンクで構成して各バンクに交互にデータを格納す
るとともに、所定のトレース条件を設定してその条件に
合致したときのバス上の信号のみをトレースメモリに格
納するようなトレース方式を採用した場合、必ずしも条
件に合致したときのデータが2つのバンクのトレースメ
モリに交互に格納されるとは限らず、有効なトレースデ
ータが一方のバンクに偏ったり、メモリ内のトレースデ
ータの格納順序が分からなくなってしまうという問題点
があることが明らかになった。
バンクで構成したエミュレータにおいて、所望のデータ
を効率よくトレースメモリ内に格納することができるト
レースメモリの構成方式およびトレース制御方法を提供
することにある。
数のバンクで構成したエミュレータにおいて、トレース
メモリ内に取得されたデータの順序がばらばらにならな
いように格納することができるトレースメモリの構成方
式およびトレース制御方法を提供することにある。
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
数のバンクで構成し、原則として各バンクにトレースデ
ータを順番に格納していくように制御回路を構成すると
ともに、トレース条件設定手段とトレース条件一致検出
手段とを設け、トレース条件と一致したデータなのか一
致しないデータなのかを示すビットもしくはデータ(以
下、有効/無効フラグと称する)を生成して各バンク内
にトレースデータと共に格納するようにしたものであ
る。
のメモリは数回に一度アクセスされるだけとなるため、
トレースメモリのアクセスタイムがマイクロコンピュー
タの動作周波数に比較して長くてもデータの欠落を生じ
ることなくバス上の信号を取得することができるととも
に、トレースデータには有効/無効フラグが付加されて
格納されるため、トレースメモリ内のデータの格納順序
が分からなくなってしまうということがない。
レスは共通のカウンタによって生成されるように構成
し、上記カウンタはいずれか1つのバンクに有効データ
が格納されたときに更新され、すべてのバンクに無効デ
ータが格納されたときは更新されないように構成する。
これによって、無効データが多数トレースメモリに格納
されてしまうのを回避し、よってトレースメモリの利用
効率を向上させることができる。
説明する。図1は本発明に係るエミュレータの構成例を
示す。
ステムに使用されるマイクロコンピュータと同一の機能
を有するマイクロコンピュータを内蔵した評価用チップ
(以下、エバチップと称する)、20はエミュレータ全
体を制御したりホストコンピュータとの間でデータ通信
を行なうコントロールプロセッサ、12はバス上の信号
をサンプリングして保持するメモリを含むトレース回
路、13はユーザプログラムの実行やトレース条件およ
び停止条件を設定し条件が成立したときにトレースを開
始したりユーザプログラムを停止させたりするトレース
&ブレーク制御回路、14はエミュレーションや各種デ
バッグ機能を実現するためのエミュレーション制御用プ
ログラムが格納されたファームRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)、15は上記エバチップ11とコンロー
ルプロッサ20との間で通信を行うためのパラレル通信
手段としてのシェアードRAM、16はユーザシステム
に充分な容量のメモリが用意されていない場合やユーザ
が開発したプログラムを格納するために使用される貸し
出しメモリとしてのエミュレーションRAM、17は上
記エミュレーションRAM16をアドレス空間の任意の
位置に割り付けることができるようにするためのアドレ
スマップ制御回路、18はユーザプログラム実行中にバ
ス上に出力されたアドレス信号や割込み信号をリアルタ
イムで取り込むレジスタ等からなるモニタ回路で、コン
トロールプロセッサ20がこのモニタ回路18を参照す
ることによりユーザプログラム実行状態をいつでも確認
することができる。コントロールプロセッサ20は、い
わゆるマイクロプロセッサと同一の構成のデバイスで1
つの半導体チップによって構成される。
11に接続されユーザシステムの信号がのるトレースバ
スTBSと、コントロールプロセッサ20に接続された
CPUバスCBSとを備えている。上記各種メモリ回路
12,14,15,16,18は上記2つのバスTB
S,CBSにそれぞれ接続され、エバチップ11とコン
トロールプロセッサ20のいずれの側からもアクセス可
能にされている。BFFは各バスTBS,CBS上に設
けられバスの接続/遮断機能を有するバスバッファ、L
Tはバス上の信号をラッチ可能なD型フリップフロップ
からなるようなラッチ回路である。上記トレースバスT
BSには、例えば32ビットのデータ信号がのるデータ
バスと、24ビットのようなアドレス信号がのるアドレ
スバスと、各種コントロール信号やステータス信号がの
るコントロールバスが含まれる。CPUバスCBSも図
1ではアドレスバス、データバスおよびコントロールバ
スをすべて含んだ一括バスとして示されている。
ス回路12が2つのバンクメモリBMEM0,BMEM
1によって構成され、各バンクメモリBMEM0,BM
EM1に対応してトレース&ブレーク制御回路13も2
組設けられているとともに、2つのバンクメモリBME
M0,BMEM1に共通のアドレスポインタ(アドレス
カウンタ)50と上記トレース&ブレーク制御回路13
からの信号によって上記共通アドレスポインタ50を制
御するポインタ制御回路70が設けられている。
MEM1に交互にトレースバスTBS上の信号を取得さ
せるためのクロックCLK0,CLK1を形成するクロ
ック形成回路30およびエバチップ11から出力される
ユーザプログラム実行中かエミュレーションプログラム
実行中かを示す信号/ASEBRKAKに基づいて上記
クロック形成回路30やトレース&ブレーク制御回路1
3に対する制御信号/RUNSTEPを形成する信号生
成回路40が設けられている。上記信号/ASEBRK
AKと制御信号/RUNSTEPのタイミングはほぼ同
一である。この信号生成回路40内にはユーザプログラ
ムを1命令ずつ実行させるモードにあるか否かを示すフ
ラグもしくはレジスタが設けられている。
例が、また図3には上記トレース回路12およびトレー
ス&ブレーク制御回路13のより詳細な実施例が示され
ている。
は、上記エバチップ11から出力されるトレースバスT
BS上の信号の有効性を示す信号/ASETSおよび基
準クロックφを入力信号とするANDゲート31と、イ
ンバータ32,33,34およびNANDゲート35か
らなるワンショットパルス生成回路36と、該ワンショ
ットパルス生成回路36で生成されたパルスがクリア端
子CLRに入力されかつ上記ANDゲート31の出力信
号がクロック端子CKに入力されるとともに反転出力端
子/Qがデータ端子Dに帰還接続されてなるD型フリッ
プフロップ37とによって構成されており、フリップフ
ロップ37の出力端子Q,/Qから互いに逆相のクロッ
クCLK0とCLK1が出力される。上記ワンショット
パルス生成回路36は、前記信号生成回路40から供給
されるユーザプログラム実行中かエミュレーションプロ
グラム実行中かを示す信号/RUNSTEPの立下りエ
ッジを検出してワンショットパルスを形成する。
図3に示されているように、それぞれトレース条件を設
定するレジスタ42と、該レジスタ42に設定されてい
る条件とバスBB0(またはBB1)上の信号とを比較
して一致したか否か判定する比較器43と、上記RUN
STEP信号とクロックCLK0等に基づいて上記比較
器43による比較動作を許可する信号CMPEN0(C
MPEN1)やバンクメモリBMEM0(またはBME
M1)へのデータの書き込みタイミングを与えるライト
制御信号/WR0(/WR1)を形成するトレース&ブ
レーク制御回路41等から構成されている。トレース&
ブレーク制御回路41から出力される信号CMPEN
0,CMPEN1は、前記信号生成回路40から出力さ
れる信号/RUNSTEPがユーザプログラム実行中で
あることを示している間だけ比較器43を動作させる。
1)上の信号とレジスタ42に設定されたトレース条件
の一致を検出したときに、バンクメモリBMEM0(B
MEM1)の前段のセレクタSEL10(SEL11)
に対して書込み有効信号WRV0(WRV1)を出力す
る。この書込み有効信号は書込みデータとして扱われる
ように構成されており、セレクタSEL10,SWL1
1を通してバンクメモリBMEM0,BMEM1にバス
BB0,BB1上の信号が格納されるときに、バンクメ
モリBMEM0,BMEM1に設けられた有効フラグビ
ットFBに書込み有効信号WRV0,WRV1のレベル
に応じたデータが書き込まれ、トレースバスからバンク
メモリBMEM0,BMEM1に取り込まれたデータの
有効/無効を示す情報として記憶される。
ーク制御回路13は、ユーザプログラムの停止条件を設
定するためのレジスタと、該レジスタに設定されたブレ
ーク条件とトレースバスTBS上の信号とを比較して一
致したときにエバチップ11に対してユーザプログラム
の実行停止信号を与える比較器とを備えており、これら
のレジスタ、比較器に対する制御信号も上記トレース&
ブレーク制御回路41によって形成される。
は、上記アドレスポインタ制御回路70はNORゲート
71により構成され、アドレスポインタ50はカウンタ
回路51とラッチ回路52とによって構成されていると
ともに、上記各トレース&ブレーク制御回路13内の比
較器43の出力信号が上記アドレスポインタ制御回路7
0としてのNORゲート71に入力され、該NORゲー
ト71の出力信号がアドレスポインタ50を構成するカ
ウンタ回路51のイネーブル端子ENに入力されてい
る。そして、このカウンタ回路51のクロック端子CL
Kに上記クロック形成回路30からのクロックCLK0
が入力されており、上記トレース&ブレーク制御回路1
3内の比較器43が一致検出信号を出力するとクロック
CLK0に同期してカウンタ回路71が更新されるよう
に構成されている。
いずれか一方のトレース条件が成立するとアドレスポイ
ンタ50のカウンタ回路51が更新される。ただし、更
新はクロックCLK0にのみ同期して行われるので、両
方のバンクのトレース条件が成立してもアドレスポイン
タは1つ更新されるだけで2つ更新されることはない。
また、バンクメモリBMEM1へはカウンタ回路51の
値をクロックCLK1に同期してラッチするラッチ回路
52を介して供給されるため、第1バンク側の比較器4
3の一致信号が出力されてカウンタ回路51が更新され
てもラッチ回路52には更新前の値が保持されているた
め、更新後のアドレスにトレースデータが格納されるこ
とはない。
セッサ20がCPUバスCBSを介してトレース条件を
設定できるようにするため、CPUデータバスCDBS
が接続されている。上記アドレスポインタのカウンタ回
路51もその値をコントロールプロセッサ20が読み込
めるようにするため、CPUデータバスCDBSに接続
されている。なお、上記コントロールプロセッサ20に
よって、上記レジスタ42,カウンタ回路51が指定で
きるようにするために、デコーダを介して上記レジスタ
42,カウンタ回路51はアドレスバスCABSにも接
続されている。コントロールプロセッサ20によって、
レジスタを指定してデータバスにデータを与えて設定を
行なう。また、カウンタ回路を指定することにより、そ
の値を読み込むことができる。
セレクタSEL0,SEL1を介してCPUアドレスバ
スCABSとアドレスポインタ50のカウンタ回路51
からのアドレスが選択的に供給可能にされ、ユーザプロ
グラム(エミュレーション)実行時にはアドレスポイン
タ50のカウンタ回路51(またはラッチ回路52)か
らのアドレスが供給され、エミュレーション停止時には
CPUアドレスバスCABS上のアドレスが供給され
る。また、バンクメモリBMEM0,BMEM1にはセ
レクタSEL10,SEL11を介してバンクバスBB
0,BB1とCPUデータバスCDBSが接続可能にさ
れ、ユーザプログラム実行時にはバンクバスBB0,B
B1上の信号がバンクメモリBMEM0,BMEM1に
供給されトレース可能とされるとともに、エミュレーシ
ョン停止時にはCPUデータバスCDBSがバンクメモ
リBMEM0,BMEM1に接続され、コントロールプ
ロセッサ20がバンクメモリ内のトレースデータを読み
込むことができるように構成されている。
レースバスTBS上の信号はラッチ回路LT0,LT1
によってそれぞれ逆相のクロックCLK0とCLK1に
同期してラッチされて上記バンクバスBB0とBB1上
に出力され、このバンクバスBB0とBB1上の各信号
は、同じくクロックCLK0とCLK1に同期してラッ
チ動作するラッチ回路LT10,LT11にそれぞれラ
ッチされてから上記セレクタSEL10,SEL11を
介して各バンクメモリBMEM0,BMEM1に供給さ
れるように構成されている。
ースバスTBS上の信号をバンクメモリBMEM0,B
MEM1に供給するように構成することによって、バン
クメモリへの書き込みタイミング設計をし易くしてい
る。また、クロックCLK0とCLK1は逆相のクロッ
クであるため、トレースバスTBS上の信号は時系列的
に交互にラッチ回路LT0,LT1に取り込まれ、さら
に取り込まれたデータは1クロック遅れて対応するバン
クメモリBMEM0,BMEM1にそれぞれ供給され
る。
上の信号のトレースのタイミングの例が示されている。
クル4〜10の信号がトレース条件に合致してトレース
メモリに取得される場合のタイミングが示されている。
ここでは、バスサイクルが2から3に切り変わるときに
信号/RUNSTEPがハイレベルからロウレベルに変
化されると、バンククロックCLK0,CLK1の形成
が開始される。このバンククロックCLK0,CLK1
によってラッチ回路LT0,LT1が動作されてバンク
バスBB0,BB1上にトレースバスTBS上の信号が
交互にのせられる。また、上記バンククロックCLK
0,CLK1に基づいてトレース&ブレーク制御回路4
1がそれぞれ1クロック遅れたライト制御信号/WR
0,/WR1を形成してバンクメモリBMEM0,BM
EM1に対して供給する。さらに、バンククロックCL
K0の最初の立ち上がりに同期して制御信号CMPEN
0がロウレベルに変化され、CLK1の最初の立ち上が
りに同期して制御信号CMPEN1がロウレベルに変化
されて、トレース&ブレーク制御回路13を構成する比
較器43がそれぞれ比較動作を開始する。
MEM1)側の比較器43の出力信号WRV1が条件一
致を示すハイレベルに変化する。これによって、バンク
メモリBMEM1の有効/無効フラグビットFBには、
表1に示すように“1”が書き込まれるとともに、アド
レスポインタ50のカウンタ回路51がバンククロック
CLK0に同期して「0」から「1」に更新される。こ
のカウンタ回路51の値はセレクタSEL0を介してバ
ンクメモリBMEM0に供給され次のアドレスにバンク
バスBB0上の信号(トレースバスサイクル5の信号)
が格納されるとともに、クロックCLK1の立ち上がり
に同期してラッチ回路52に取り込まれてセレクタSE
L1を介してバンクメモリBMEM1に供給されそのア
ドレスにバンクバスBB1上の信号(トレースバスサイ
クル6の信号)が格納される。このとき、比較器43は
いずれのバンク側も条件一致を検出するため、各バンク
メモリBMEM0,BMEM1の有効/無効フラグビッ
トに“1”が書き込まれるとともに、アドレスポインタ
50のカウンタ回路51が「1」から「2」に更新され
る。
信号までトレースが終了すると、それ以降は比較器43
の出力信号WRV0,WRV1が条件不一致を示すロウ
レベルに変化する。そのため、バスサイクル11以降は
アドレスポインタ50のカウンタ回路51の値が「4」
のまま更新されなくなり、各バンクバス上の信号はバン
クメモリBMEM0,BMEM1の同一アドレスに重ね
て書き込まれて行く。その結果、トレースメモリの利用
効率が高くなる。
クル3,4,6,8,13,18の信号がトレース条件
に合致してトレースメモリに取得される場合のタイミン
グが示されている。また、図5においては、信号/RU
NSTEPがロウレベルである間がトレースを必要とす
るユーザプログラム実行状態であることを示しており、
信号/RUNSTEPがハイレベルとされているバスサ
イクル9〜12はエミュレーションプログラムの実行期
間である。
切り変わるときに信号/RUNSTEPがハイレベルか
らロウレベルに変化されると、バンククロックCLK
0,CLK1の形成が開始される。このバンククロック
CLK0,CLK1によってラッチ回路LT0,LT1
が動作されてバンクバスBB0,BB1上にトレースバ
スTBS上の信号が交互にのせられる。また、上記バン
ククロックCLK0,CLK1に基づいてトレース&ブ
レーク制御回路41がそれぞれ1クロック遅れたライト
クロック/WR0,/WR1を形成してバンクメモリB
MEM0,BMEM1に対して供給する。さらに、バン
ククロックCLK0の最初の立ち上がりに同期して制御
信号CMPEN0がロウレベルに変化されるとともに、
CLK1の最初の立ち上がりに同期して制御信号CMP
EN1がロウレベルに変化されて、トレース&ブレーク
制御回路13を構成する比較器43がそれぞれ比較動作
を開始する。
ンクバスBB0上の信号(トレースバスサイクル3の信
号)が格納されるときに第1バンク側の比較器43の出
力信号WRV0が条件一致を示すハイレベルに変化す
る。これによって、バンクメモリBMEM0の有効/無
効フラグビットFBには、表2に示すように“1”が書
き込まれるとともに、アドレスポインタ50のカウンタ
回路51がバンククロックCLK0に同期して「0」か
ら「1」へ更新される。ただし、このときアドレスポイ
ンタ50のラッチ回路52にはカウンタ回路51の前の
値(アドレス「0」)が保持され、このラッチ回路52
の値がセレクタSEL1を介してバンクメモリBMEM
1に供給されるため、前のアドレス「0」にバンクバス
BB1上の信号(トレースバスサイクル4の信号)が格
納される。このとき、第2バンク側の比較器43の出力
信号WRV1が条件一致を示すハイレベルに変化する。
これによって、バンクメモリBMEM1の有効/無効フ
ラグビットFBには、表2に示すように“1”が書き込
まれる。
値(アドレス「1」)はセレクタSEL0を介してバン
クメモリBMEM0に供給されそのアドレスにバンクバ
スBB0上の信号(トレースバスサイクル5の信号)が
格納されるとともに、クロックCLK1の立ち上がりに
同期してラッチ回路52に取り込まれてセレクタSEL
1を介してバンクメモリBMEM1に供給されそのアド
レスにバンクバスBB1上の信号(トレースバスサイク
ル6の信号)が格納される。このとき、第1バンク側の
比較器43は条件不一致を検出するため、バンクメモリ
BMEM0の有効/無効フラグビットには表2に示すよ
うに“0”が書き込まれるとともに、第2バンク側の比
較器43は条件一致を検出するため、バンクメモリBM
EM1の有効/無効フラグビットに“1”が書き込まれ
る。また、このとき第2バンク側の比較器43の出力信
号WRV1が条件一致を示すハイレベルにされているた
め、アドレスポインタ50のカウンタ回路51が「1」
から「2」へ更新される。
ス「2」)はセレクタSEL0を介してバンクメモリB
MEM0に供給されそのアドレスにバンクバスBB0上
の信号(トレースバスサイクル7の信号)が格納される
とともに、クロックCLK1の立ち上がりに同期してラ
ッチ回路52に取り込まれてセレクタSEL1を介して
バンクメモリBMEM1に供給されそのアドレスにバン
クバスBB1上の信号(トレースバスサイクル8の信
号)が格納される。このとき、第1バンク側の比較器4
3は条件不一致を検出するため、バンクメモリBMEM
0の有効/無効フラグビットに“0”が書き込まれる。
一方、第2バンク側の比較器43は条件一致を検出する
ため、バンクメモリBMEM1の有効/無効フラグビッ
トに“1”が書き込まれる。また、このとき第2バンク
側の比較器43の出力信号WRV1が条件一致を示すハ
イレベルにされているため、アドレスポインタ50のカ
ウンタ回路51が「2」から「3」へ更新される。
ス「3」)はセレクタSEL0を介してバンクメモリB
MEM0に供給されそのアドレスにバンクバスBB0上
の信号(トレースバスサイクル9の信号)が格納される
とともに、クロックCLK1の立ち上がりに同期してラ
ッチ回路52に取り込まれてセレクタSEL1を介して
バンクメモリBMEM1に供給されそのアドレスにバン
クバスBB1上の信号(トレースバスサイクル10の信
号)が格納される。このとき、第1バンクおよび第2バ
ンクのトレース&ブレーク制御回路41はいずれも信号
/RUNSTEPのハイレベルへの変化に応じて、ライ
ト制御信号/WR0,/WR1をハイレベルのままとす
るため、バンクメモリBMEM0,BMEM1へのデー
タの取り込みがなされないとともに、第1バンクおよび
第2バンクの比較器43の出力信号はいずれも条件不一
致を示すロウレベルになるためアドレスポインタ50の
カウンタ回路51は更新されない。
3」に変わるときに信号/RUNSTEPがハイレベル
からロウレベルに変化されると、第1バンクおよび第2
バンクのトレース&ブレーク制御回路41から出力され
るライト制御信号/WR0,/WR1がハイレベルから
ロウレベルに変化するようになるため、バスサイクル1
3の信号がバンクメモリBMEM0に格納されるととも
に、比較器43の出力信号WRV0が条件一致を示すハ
イレベルに変化する。そのため、バンクメモリBMEM
0の有効/無効フラグビットには表2に示すように
“1”が書き込まれるとともに、アドレスポインタ50
のカウンタ回路51が「3」から「4」に更新される。
一方、第2バンクバスBB1上の信号14はトレース条
件に合致していないとすると、第2バンク側の比較器4
3は条件不一致を検出し、バンクメモリBMEM1の有
効/無効フラグビットに“0”が書き込まれる。
16,17とトレース条件に合致しない信号が続くと、
そのとき、第1バンク側および第2バンク側の比較器4
3は条件不一致を検出するため、出力信号WRV0,W
RV1が共に条件不一致を示すロウレベルにされ、アド
レスポインタ50のカウンタ回路51は更新されない。
そのため、各バンクバス上の信号はバンクメモリBME
M0,BMEM1の同一アドレスに重ねて書き込まれて
行く。
クル18の信号が第2バンクバスBB1からバンクメモ
リBMEM1に格納されたときに、第2バンク側の比較
器43の出力信号WRV1が条件一致を示すハイレベル
に変化する。そのため、バンクメモリBMEM1の有効
/無効フラグビットには表2に示すように“1”が書き
込まれるとともに、アドレスポインタ50のカウンタ回
路51が「4」から「5」に更新される。
リBMEM0又はBMEM1のいずれかに有効なトレー
スデータが格納されるとアドレスポインタが更新され、
第1バンクと第2バンクのいずれのデータもトレース条
件に一致していないときはアドレスポインタが更新され
ないで同一アドレスに重ねてトレースデータが書き込ま
れて行くため、トレースメモリの利用効率が高くなると
ともに、バンクメモリBMEM0とBMEM1に格納さ
れたデータのうち無効なデータについては有効/無効フ
ラグビットに“0”が書き込まれるため、トレースメモ
リ内のデータの格納順序が分からなくなってしまうとい
うことがなく、有効なトレースデータのみ後に取り出し
て表示させることができる。
システム評価装置全体の構成例を示す。図6において、
19はターゲットとなるユーザシステムとエミュレータ
とを接続するためのユーザインタフェース回路であり、
具体的にはこのユーザインタフェース回路19から引き
出されたケーブルの端部に設けられたコネクタが、ユー
ザシステムが搭載されたボード上に設けられたMPUソ
ケットに接続される。一方、CPUバスCBSにはシリ
アルインタフェース回路21が接続されており、このシ
リアルインタフェース回路21にはパーソナルコンピュ
ータからなるようなホストコンピュータ80より延設さ
れたシリアル通信用ケーブル81の一端が接続されてい
る。
においては、オペレータがホストコンピュータ80より
プログラムの実行を中断したいアドレス値、データ値や
トレース条件等を入力してトレース&ブレーク制御回路
13内のレジスタに設定しておく。そして、ホストコン
ピュータ80よりコマンドを入力すると、シリアル通信
用ケーブル81を介してコントロールプロセッサ20に
入力される。すると、コントロールプロセッサ20がそ
のコマンドを解読して、例えばそれがユーザプログラム
実行コマンドの場合には、バスバッファBFFを切り替
えるとともにシェアードRAM15を介してエバチップ
11に指令を与え、エバチップ11がユーザプログラム
の実行を開始する。そして、予め設定されたブレークポ
イントにくると、トレース&ブレーク制御回路13によ
って検出されユーザプログラムの実行が停止される。そ
の間トレースバスTBS上の信号がトレース回路12に
よってサンプリングされてバンクメモリBMEM0,B
MEM1に記憶される。
ス内容の表示を指令するコマンドが入力されると、コン
トロールプロセッサ20によってトレース回路12内に
記憶されているトレースデータが読み出されて、有効な
データのみがホストコンピュータ80の表示装置の画面
に表示される。その表示内容を解析することでデバッグ
が可能となる。
Sはアドレスバスとデータバスとコントロールバスを含
んでおり、バンクメモリへ一度に取り込まれる信号のビ
ット数は百ビットに近い値である。これに対して、CP
UバスCBSのデータバス幅は32ビットとされてい
る。そのため、コントロールプロセッサ20は、アドレ
スポインタの示す一つのアドレスに格納されているデー
タを複数回に分けて順番に読み出すように構成されてい
る。トレース回路12はトレースバスTBS上の信号の
書込み時とコントロールプロセッサ20による読出し時
とで入出力データ幅が可変な構成にされている。
ースバスTBS上の信号の書込み時には図7(A)に示
すように96ビットのデータ幅を有し16進数表示で0
000〜FFFFのようなアドレス空間に配置されるよ
うに構成される。一方、コントロールプロセッサ20に
よる読出し時には図7(B)に示すように、バンクメモ
リBMEM0は32ビットのデータ幅を有し16進数表
示で100000〜1BFFFFのようなアドレス空間
に配置され、バンクメモリBMEM1は32ビットのデ
ータ幅を有し16進数表示で1C0000〜27FFF
Fのようなアドレス空間に配置されるように構成され
る。
TBM0で示されるメモリ領域にはトレースバスTBS
上のアドレス信号が格納され、符号TBM1で示される
メモリ領域にはトレースバスTBS上のデータ信号が格
納され、さらに符号TBM2で示されるメモリ領域には
トレースバスTBS上のコントロール信号やステータス
信号等が格納されるように決定されている。また、図7
(A)及び図7(B)において、CHBは、トレース条
件と一致したか否を示すデータが格納されるデータ領域
(フラグ領域)である。なお、バンクメモリのアドレス
マップ構成は図7の例に限定されず、使用するメモリの
容量や取得すべき信号の数等に応じて任意に構成されて
よい。
BMEM1にトレースされたデータを表示させる際のエ
ミュレータの動作手順の詳細が示されている。
レスポインタの値を読み込んでトレースデータ表示終了
アドレスを確認する(ステップS1)。次に、第1バン
クメモリBMEM0の先頭アドレス(もしくは前回のト
レース終了アドレスの次のアドレス)のデータを読み出
して有効/無効フラグを調べて有効になっているか判定
する(ステップS2)。ここでフラグが有効になってい
れば、読み出されたトレースデータの中に含まれている
データサイズを示す情報や命令を実行したか否かを示す
ステータス情報を基にしてトレースデータを解析し(ス
テップS3)、その解析結果をホストコンピュータ80
へ送って表示装置の画面上に表示させる(ステップS
4)。
トレースデータの有効/無効フラグが無効であった場合
には、ステップS2からS5へジャンプして第2バンク
メモリBMEM1の先頭アドレスのデータを読み出して
有効/無効フラグを調べて有効になっているか判定す
る。ここでフラグが有効になっていれば読み出されたト
レースデータの中に含まれているデータサイズを示す情
報や命令を実行したか否かを示すステータス情報を基に
してトレースデータを解析し(ステップS6)、その解
析結果をホストコンピュータ80へ送って表示させる
(ステップS7)。また、第2バンクメモリから読み出
されたトレースデータの有効/無効フラグが無効であっ
た場合には、ステップS5からS8へジャンプしてアド
レスを更新して、その更新したアドレスがトレースの最
終アドレスに対応するアドレスか否か判定する(ステッ
プS8)。ここで、アドレスが最終アドレスでなければ
ステップS2へ戻ってバンクメモリから次のデータの読
み出しを行い、上記手順を繰り返し、ステップS8で読
出しアドレスが最終アドレスになったと判定すると、ト
レースデータの表示を終了する(ステップS9)。
ースメモリを複数のバンクで構成し、原則として各バン
クにトレースデータを順番に格納していくように制御回
路を構成するとともに、トレース条件設定手段とトレー
ス条件一致検出手段とを設け、トレース条件と一致した
有効データなのか一致しない無効データなのかを示すビ
ットもしくはデータを生成して各バンク内にトレースデ
ータと共に格納するようにしたので、トレースメモリの
各バンクのメモリは数回に一度アクセスされるだけとな
るため、トレースメモリのアクセスタイムがマイクロコ
ンピュータの動作周波数に比較して長くてもデータの欠
落を生じることなくバス上の信号を取得することができ
るとともに、トレースデータには有効/無効フラグが付
加されて格納されるため、トレースメモリ内のデータの
格納順序が分からなくなってしまうということがないと
いう効果がある。
スは共通のカウンタ回路によって生成されるように構成
し、上記カウンタ回路はいずれか1つのバンクに有効デ
ータが格納されたときに更新され、すべてのバンクに無
効データが格納されたときは更新されないようにしたの
で、無効データが多数トレースメモリに格納されてしま
うのを回避することができ、これによってトレースメモ
リの利用効率が向上するという効果がある。
に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記
実施例では、トレースメモリを2つのバンクで構成した
場合について説明したが、バンクの数は2つに限定され
ず3つ以上であっても良い。
アドレスが使われる。この場合、コントロールプロセッ
サ20によって、上記レジスタ42に対し、トレースし
たいアドレスを示すアドレスデータを設定する。これに
より、上記したようなトレースが行われる。
と比較器43とが2組設けられていた(BMEM0とB
MEM1)が、これに限定されるものではない。例え
ば、トレースバンクメモリ(BMEM0とBMEM1)
の各々に対して、2組(2個のレジスタと2個の比較
器)を設けるようにしてもよい。このようにすることに
より、所定の空間(アドレス空間)をトレースの対象と
することが容易にできる。
のレジスタにトレースしたい空間の上位アドレスのデー
タを設定し、残りの組に対して、その組のレジスタにト
レースしたい空間の下位側アドレスのデータを設定す
る。これにより、2組により示されている空間(上記下
位側アドレスと上記上位側アドレスの間の空間)に対し
てトレースを行なうことが出来る。もちろん、上位側ア
ドレスよりも上位の空間と、上記下位側アドレスよりも
下位の空間がトレースされる様にしても良い。尚この場
合には、例えば、それぞれのバンクに対して設けられた
2個の比較器に対して、上記制御信号CMPEN0(C
MOEN1)が共通に供給されるようにし、この2個の
比較器の出力が論理的にオアされて、上記信号WRV0
(WRV1)として使われるようにすればよい。また、
この2個の比較器の信号がそれぞれ、アドレスポインタ
制御回路70に供給されるようにすればよい。したがっ
て、この場合には、4個の比較器からの出力がアドレス
ポインタ制御回路70に供給されることになる。
は、シリアル通信によるものに限定されない。例えば、
CPUのバスを直接ホストコンピュータと接続しても良
いし、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)によ
り接続しても良い。
なされた発明をその背景となった利用分野であるマイク
ロコンピュータを用いたユーザシステムのエミュレータ
に適用した場合について説明したが、この発明はそれに
限定されるものでなく、マイクロコンピュータシステム
においてバス上の信号を取得する回路を設計する場合に
も利用することができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
スメモリ内に格納することができるとともに、トレース
メモリ内に取得されたデータの順序がばらばらにならな
いように格納することができるエミュレータを実現する
ことができる。
ロック図である。
形成回路の構成例を示す論理構成図である。
例を示すブロック図である。
評価装置の全体構成を示すブロック図である。
タイミングの一例を示すタイムチャートである。
タイミングの他の例を示すタイムチャートである。
モリの書込み時と読出し時のアドレスマップ構成の違い
を示す説明図である。
モリにトレースされたデータを表示させる際の動作手順
を示すフローチャートである。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 評価対象システムのバスの信号を選択的
に格納する複数のバンクメモリと、上記複数のバンクメモリのそれぞれに対応して設定され
たトレース条件を格納する複数の トレース条件設定手段
と、上記複数のトレース条件設定手段のそれぞれに対応
し、上記バスの信号が上記トレース条件と一致したデー
タなのか一致しないデータなのかを示すデータを生成す
る複数のトレース条件一致検出手段とを有するトレース
制御回路と、上記バス の信号と上記複数のトレース条件一致検出手段
からのデータとを共に上記複数のバンクメモリに順番に
格納するように上記バンクメモリのアクセスを制御する
制御回路とを有し、上記複数のトレース条件一致検出手段の少なくとも1つ
が上記バスの信号と上記トレース条件とが一致すること
を示すデータを生成したときには上記アドレスは更新さ
れ、上記複数のトレース条件一致検出手段のいずれもが
上記バスの信号と 上記トレース条件とが一致することを
示すデータを生成しなかったときには上記アドレスは更
新されないエミュレータ。 - 【請求項2】 請求項1において、上記制御回路は、カウンタを含み、 上記カウンタは、上記トレース制御回路が上記バスの信
号が上記トレース条件に一致することを示すデータを発
生した場合に更新されるエミュレータ。 - 【請求項3】 評価対象システムのバスの信号を選択的
に格納する複数のバンクメモリと、上記複数のバンクメモリに対応して設けられ、 上記バス
の信号がトレース条件と一致するか否かを示すデータを
生成する複数のトレース制御回路と、 上記複数のバンクメモリに上記バスの信号が順番に格納
されるように上記バンクメモリのアドレスを発生するア
ドレス発生回路とを有し、上記複数のバンクメモリは、上記バスの信号と共にトレ
ース条件と一致したか否かを示したデータを格納し、 上記アドレス発生回路は、上記複数のトレース制御回路
の少なくとも一つが上記バスの信号が上記トレース条件
と一致することを示すデータを発生した場合には異なっ
たアドレスを発生し、上記複数のトレース制御回路のす
べてが上記バスの信号が上記トレース条件と一致するこ
とを示すデータを発生しなかった場合には異なったアド
レスを発生しないエミュレータ。 - 【請求項4】 請求項3において、 上記アドレス発生回路は、上記複数のトレース制御回路
の少なくとも一つが上記バスの信号が上記トレース条件
に一致することを示すデータが発生した場合には異なっ
たアドレスを発生し、上記複数のトレース制御回路のす
べてが上記バスの信号が上記トレース条件と一致するこ
とを示すデータを発生しなかった場合には同じアドレス
を発生し続けるエミュレータ。 - 【請求項5】 請求項4において、 上記アドレス発生回路はカウンタを含み、上記カウンタ
は、上記複数のトレース制御回路の少なくとも一つが上
記バスの信号が上記トレース条件に一致することを示す
データを発生した場合に更新されるエミュレータ。 - 【請求項6】 請求項5において、 上記複数のトレース制御回路の夫々は、トレース条件を
格納するトレース条件設定手段と、上記バスの信号がト
レース条件と一致するか否かを示すデータを生成するト
レース条件一致検出手段とを有するエミュレータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32277195A JP3443720B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | エミュレータ |
TW084113577A TW394900B (en) | 1995-12-12 | 1995-12-19 | Emulator and system evaluation device using the same |
US08/763,318 US6055651A (en) | 1995-12-12 | 1996-12-10 | Emulator and corresponding trace control method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32277195A JP3443720B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | エミュレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09160801A JPH09160801A (ja) | 1997-06-20 |
JP3443720B2 true JP3443720B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
ID=18147465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32277195A Expired - Fee Related JP3443720B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | エミュレータ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6055651A (ja) |
JP (1) | JP3443720B2 (ja) |
TW (1) | TW394900B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3542463B2 (ja) * | 1997-07-29 | 2004-07-14 | Necエレクトロニクス株式会社 | 集積回路装置、その動作制御方法 |
US6266789B1 (en) * | 1997-11-17 | 2001-07-24 | I-Tech Corporation | Deep trace memory system for a protocol analyzer |
JPH11161524A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-18 | Nec Corp | バス制御方式 |
JP3214613B2 (ja) * | 1998-07-03 | 2001-10-02 | 日本電気株式会社 | マイクロプロセッサ及びデータ処理システム |
US6542862B1 (en) * | 2000-02-18 | 2003-04-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Determining register dependency in multiple architecture systems |
JP2002323995A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Mitsubishi Electric Corp | トレース回路 |
JP4063593B2 (ja) * | 2002-05-30 | 2008-03-19 | 富士通株式会社 | デバイス情報を管理可能なバスアナライザ |
US7243174B2 (en) * | 2003-06-24 | 2007-07-10 | Emerson Electric Co. | System and method for communicating with an appliance through an optical interface using a control panel indicator |
WO2008057937A2 (en) * | 2006-11-01 | 2008-05-15 | Pouch Pac Innovations, Llc | Method and apparatus for opening a flexible pouch using opening fingers |
US7870437B2 (en) * | 2007-11-14 | 2011-01-11 | Arm Limited | Trace data timestamping |
TWI676133B (zh) * | 2016-11-11 | 2019-11-01 | 美商賽諾西斯公司 | 用於仿真之以波形為基礎之重建 |
CN118227408B (zh) * | 2024-02-04 | 2024-10-11 | 上海聪链信息科技有限公司 | 基于cpu的数据追踪方法、装置及电子终端 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4480317A (en) * | 1980-11-25 | 1984-10-30 | Hewlett-Packard Company | Logic state analyzer with graph of captured trace |
US4636940A (en) * | 1983-03-31 | 1987-01-13 | Hewlett-Packard Company | Logic analyzer using source program or other user defined symbols in the trace specification and the trace listing |
JPS60238944A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-27 | Mitsubishi Electric Corp | トレ−ス用記憶装置 |
EP0396833A1 (en) * | 1989-05-12 | 1990-11-14 | International Business Machines Corporation | Trace facility for use in a multiprocessing environment |
US5345580A (en) * | 1990-11-29 | 1994-09-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Microprocessor device and emulator device thereof |
JPH0652013A (ja) * | 1992-07-29 | 1994-02-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | トレース回路 |
US5513317A (en) * | 1992-09-10 | 1996-04-30 | International Business Machines Corporation | System and method for permitting rapid refinement of data output from a debugger |
JPH08320808A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-12-03 | Nec Corp | エミュレーション方式 |
-
1995
- 1995-12-12 JP JP32277195A patent/JP3443720B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-19 TW TW084113577A patent/TW394900B/zh not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-12-10 US US08/763,318 patent/US6055651A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW394900B (en) | 2000-06-21 |
US6055651A (en) | 2000-04-25 |
JPH09160801A (ja) | 1997-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4987537A (en) | Computer capable of accessing a memory by supplying an address having a length shorter than that of a required address for the memory | |
JP4335999B2 (ja) | プロセッサ内蔵半導体集積回路装置 | |
JP2957177B2 (ja) | マイクロコンピユータ | |
JP3443720B2 (ja) | エミュレータ | |
JP2003006003A (ja) | Dmaコントローラおよび半導体集積回路 | |
JP2002323995A (ja) | トレース回路 | |
JP2762138B2 (ja) | メモリコントロールユニット | |
US20130097462A1 (en) | Embedded logic analyzer | |
JP2000132430A (ja) | 信号処理装置 | |
JPH05216710A (ja) | データ集録・モニタ装置およびデータ集録・モニタ方法 | |
JPH0679289B2 (ja) | マイクロコントローラユニット | |
JP2001184212A (ja) | トレース制御回路 | |
JPH11282709A (ja) | インサーキットエミュレータ | |
JP2003263339A (ja) | デバック機能内蔵型マイクロコンピュータ | |
US6463551B1 (en) | Debug circuit and microcomputer incorporating debug circuit | |
US10043027B1 (en) | Generation of mask-value pairs for managing access to memory segments | |
JP3042209B2 (ja) | 半導体メモリの故障自己診断装置 | |
JP2555886B2 (ja) | メモリアクセス制御装置 | |
JP2606477Y2 (ja) | データ処理装置及び入・出力ボード | |
JP3071044B2 (ja) | マイクロコンピュータを備える半導体集積回路の試験方法 | |
JP3028779B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2786033B2 (ja) | 時間測定装置 | |
JPH0652013A (ja) | トレース回路 | |
JP2508290B2 (ja) | デバッグ用マイクロプロセッサ | |
JP2003059293A (ja) | 自己テスト回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030527 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140627 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |