JP3443036B2 - ローラレベラーのクラウニング補正方法およびクラウニング装置 - Google Patents
ローラレベラーのクラウニング補正方法およびクラウニング装置Info
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Description
ラウニング補正方法およびクラウニング装置に関する。
さらに詳しくは金属薄板および帯材を矯正するローラレ
ベラーにおいて、レベラーフレームに生ずる横撓みや圧
縮変形を補正する方法および装置に関する。
来例として、特公昭56−41323号公報に記載され
たウエッジ式がある。この従来例は、上部および下部の
矯正ロール列と矯正ロールの全長にわたって配置されて
いる複数のバックアップロールを有し、バックアップロ
ールを支承したくし形軸受保持体が、摺動可能なくさび
によって支持されており、上部の矯正ロール列に対して
直角方向に配置されているくさびならびに下部の矯正ロ
ール列に対して平行に配置されているくさびが、油圧式
シリンダ等によって摺動可能に構成され、くさびを出し
入れすることによって、フレームの横撓みを解消するよ
うにしたものである。
グ装置では、つぎの欠点がある。すなわち、板噛み込み
時に、上・下フレームは板噛み込みの進行にともなって
撓んでいくが、上記ウェッジ式では、くさびにより間接
的に力を加えるので、反力がかかった状態で設定量の変
更をすることができない。また、補正量はフレーム幅方
向で均一にしかならず、局部的に変化させることができ
ない。このため、補正量の設定は板噛み込み前に行い、
噛み込み完了後に最適な撓み補正量となるように、つま
り板がパスライン方向の全ワークロール間に進入した状
態で、ロールが水平状に保持されるように設定してい
る。この結果、噛込み過程における矯正する板の先端か
ら 1.5mの範囲と後端から 1.5mの範囲ではクラウニン
グ量の設定が不適正であるため、板幅方向で圧下量のば
らつきが生じ、適正な矯正が行えない。つまり、板側端
部は適正圧下でも板中央部は過圧下になるという問題が
ある。また、上記ウェッジ式では、板噛込み後の調整が
できないため、板全長にわたって最適な圧下量設定が不
可能である。
ものとして、特願平9−308019号(未公開)ロー
ラレベラーの横撓み補正方法を提案した。この横撓み補
正方法は、矯正すべき板材の先端が上下の矯正ロール間
に入った時に、上フレームおよび下フレームの撓み量を
検出し、前記撓み量を解消するに必要な前記個々の油圧
クラウニングシリンダの必要締込み量を算出し、この必
要締込み量に基づいて個々の油圧クラウニングシリンダ
を締込み、上フレームおよび下フレームの横撓みを解消
するものである。
央での撓み量から、他の部位の撓み量を比例演算して求
め、各部の油圧クラウニングシリンダに必要な締込み量
を個別に制御するので、板材の全幅にわたって、適正な
撓み量補正を行うことができる。しかし、上記補正方法
によっても、板幅方向の圧下量差を最少化するのに限界
があった。なぜなら、矯正ロールやバックアップロー
ル、上ロールフレーム、下ロールフレームの変形は何ら
補正されていないからである。
に鑑み、これまで以上に矯正材の板幅方向の圧下量差を
最少化できるローラレベラーのクラウニング補正方法お
よびクラウニング装置を提供することを目的とする。
ーのクラウニング補正方法は、上フレームと、該上フレ
ームを圧下する圧下シリンダと前記上フレームに吊下げ
られた上ロールフレームと、該上ロールフレームと前記
上フレームとの間に、幅方向に複数本取付けられた油圧
クラウニングシリンダと、前記上ロールフレームに支持
された上部矯正ロールとその上バックアップロールと、
下フレームと、該下フレーム上に設置された下ロールフ
レームと、該下ロールフレームに支持された下部矯正ロ
ールとその下バックアップロールとを備えたローラレベ
ラにおいて、矯正すべき板材が上下矯正ロールの間に入
った時に、(a) 前記上部矯正ロール、上バックアップロ
ール、上ロールフレーム、前記下部矯正ロール、下バッ
クアップロール、下ロールフレーム、および前記油圧ク
ラウニングシリンダの圧縮変形を求め、この圧縮変形を
解消するに必要な前記個々の油圧クラウニングシリンダ
の必要締込み量を算出し、(b) 前記上フレームおよび前
記下フレームの撓み量を求め、この撓み量を解消するに
必要な前記個々の油圧クラウニングシリンダの必要締込
み量を算出し、(c) 前記両必要締込み量の合計値に基づ
いて個々の油圧クラウニングシリンダを締込み制御する
ことを特徴とする。請求項2のローラレベラーのクラウ
ニング装置は、上フレームと、該上フレームを圧下する
圧下シリンダと前記上フレームに吊下げられた上ロール
フレームと、該上ロールフレームと前記上フレームとの
間に、幅方向に複数本取付けられた油圧クラウニングシ
リンダと、前記上ロールフレームに支持された上部矯正
ロールとその上バックアップロールと、下フレームと、
該下フレーム上に設置された下ロールフレームと、該下
ロールフレームに支持された下部矯正ロールとその下バ
ックアップロールとを備えたローラレベラにおいて、コ
ントローラと、前記油圧クラウニングシリンダに接続さ
れた油圧回路に介装された制御弁とを備え、前記コント
ローラは、前記上フレームと前記下フレームの撓み量に
基づき、その横撓みの補正に必要な前記油圧クラウニン
グシリンダの締込み量を算出し、前記油圧クラウニング
シリンダ、前記上部矯正ロール、前記上バックアップロ
ール、前記上ロールフレーム、前記下部矯正ロール、前
記下バックアップロールおよび前記下ロールフレームの
圧縮変形量に基づき、その補正に必要な前記油圧クラウ
ニングシリンダの締込み量を算出し、前記両締込み量を
達成するように前記制御弁を開閉制御することを特徴と
する。
の撓みだけでなく、上下部矯正ロールと上下バックアッ
プと上下ロールフレーム、さらに油圧クラウニングシリ
ンダの圧縮変形も考慮に入れて、それらの変形を解消す
るように油圧クラウニングシリンダを締込むので、矯正
材の板幅方向の圧下量差を最少化することができる。請
求項2の発明によれば、各油圧クラウニングシリンダの
クラウニング補正量を個別に自動的に求めることができ
るので、鋼種や板厚、板幅、圧下量ごとのテーブル値を
持つ必要がなく、正確な補正ができ、それにより平坦度
の高い矯正を実施できる。
に基づき説明する。図8は本発明が適用されるローラレ
ベラーの左半分の要部正面図、図9は同ローラレベラー
の要部側面図、図10は油圧クラウニングシリンダ12
まわりの拡大側面図、図11は油圧クラウニングシリン
ダ12の説明図である。
ハウジング2の間には圧下シリンダ3が配置されてお
り、上フレーム1の下方には上ロールフレーム4が上ロ
ールグリップシリンダ5で吊り下げられている。上ロー
ルフレーム4には、複数本の上部矯正ロール6が支持さ
れ、各矯正ロール6に対して軸方向に短尺の上バックア
ップロール7が対応付けて取付けられている。
ンを挟んで下部矯正ロール8が複数本配置され、この下
部矯正ロール8に対応付けたバックアップロール9がそ
れぞれ下ロールフレーム10に支持されている。この下
ロールフレーム10は下フレーム11上に設置されてい
る。
て、上フレーム1と上ロールフレーム4との間に複数の
油圧クラウニングシリンダ12が連結されている。各油
圧クラウニングシリンダ12は、上フレーム1の幅方向
に沿ってほぼ矯正ロール6、8と同じ幅にわたって等ピ
ッチで設置され(図8参照)、かつ、入側の列12Aと
出側の列12Bの2列が設置されている。なお、油圧ク
ラウニングシリンダの列は1列でもよいが、2列である
と、上ロールフレーム4の局部的な横撓みをより細かく
補正することができる。
ウニングシリンダ12は、ピストン13の上端が球面継
手材14を介して上フレーム1に連結され、シリンダ1
5の底端がスライド継手16を介して上ロールフレーム
4に連結されている。この油 圧クラウニングシリンダ1
2には位置検出センサ20が内蔵されている。
ム4は、前記上ロールグリップシリンダ5で上フレーム
1から吊り下げられているが、ロール交換等の作業時に
は上ロールグリップシリンダ5を伸長させる。この場
合、油圧クラウニングシリンダ12は、スライド継手1
6の部分で上ロールフレーム4から分離するようになっ
ている。
における制御ブロック図である。30はクラウニング装
置のコントローラであり、マイクロコンピュータ等で構
成されている。31は上フレーム1の横撓みを検出する
撓み検出センサであり、上フレーム1の中心位置上方に
設置されている。そしてこの撓み検出センサ31によ
り、常時上フレーム1の下端までの距離Xを検出する。
また、上フレーム1の撓み量から下フレーム11の撓み
量を比例計算で求めることができる。なお、図1〜図2
に示すように、撓み検出センサ31(入側の撓み検出セ
ンサ31E と出側の撓み検出センサ31W を含む)を下フレ
ーム11に取付け、上フレーム1の横撓みは下フレーム
11の撓み検出値から比例計算で求めてもよい。
長側油室へ送油する油圧回路に介装された制御弁で、サ
ーボバルブまたは比例制御弁が用いられる。33は前記
油圧回路に介装された油圧クラウニングシリンダ12の
伸長側油室18の油圧力を検出する圧力検出器である。
41〜48は、圧下シリンダ3、油圧クラウニングシリ
ンダ12、上ロールフレーム4、上バックアップロール
7、上部矯正ロール6、下部矯正ロール8、下バックア
ップロール9、下ロールフレーム10に貼付され、それ
らの圧縮変形を検出する歪ゲージを用いたロードセルで
ある。
3、位置検出センサ20およびロードセル41〜48の
検出値はコントローラ30に入力される。なお、34は
ラインコントローラ、Sは矯正される板材である。
横撓み量を前記撓み検出センサ31の検出値から常時把
握し、フレームの横撓みを補正するに必要な各油圧クラ
ウニングシリンダ12の伸長量、すなわち締込み量を計
算する。また油圧クラウニングシリンダ12、上ロール
フレーム4、上バックアップロール7、上部矯正ロール
6、下部矯正ロール8、下バックアップロール9および
下ロールフレーム10の圧縮変形量を前記圧下シリンダ
3のロードセル41の検出値から常時把握し、それらの
圧縮変形を補正するに必要な各油圧クラウニングシリン
ダ12の伸長量、すなわち締込み量を計算する。そし
て、これら両締込み量を合計して、それに見合った圧力
の圧油を油圧クラウニングシリンダ12に送油するよう
出力信号を演算する。また、その結果をフィードバック
させて、撓みと圧縮変形がゼロになるように制御してい
く。
法を説明する。図1〜2に板幅方向の撓みと圧縮変形の
要素を示す。 δUR:上部矯正ロール6、上バックアップロール7お
よび上ロールフレーム4の圧縮変形 δLR:下部矯正ロール8、下バックアップロール9お
よび下ロールフレーム10の圧縮変形 δC :油圧クラウニングシリンダ12の圧縮変形 δU :上フレーム1の横撓み δL :下フレーム11の横撓み 上記撓みを分類すると大きく2つに分類される。 (a) 圧縮変形 δUR、δLR、δC (b) 横撓み変形 δU、δL 本発明は、前記(a) 圧縮変形と前記(b) 横撓み変形につ
いて、両方共補正を行うことが特徴である。
つぎに説明する。 (a) 圧縮変形の補正方法 圧下シリンダ3のロードセル41で検出した荷重よ
り、油圧クラウニングシリンダ12の入側と出側の反力
を計算する。 Fcw=a1 Pw+b1 Pe Fce=a2 Pw+b2 Pe 但し、Fcw:入側油圧クラウニングシリンダ位置での
荷重計算値 Fce:出側油圧クラウニングシリンダ位置での荷重計
算値 Pw :レベラ入側圧下シリンダ3のロードセル荷重
(実測値) Pe :レベラ出側圧下シリンダ3のロードセル荷重
(実測値) a1 :荷重換算係数 a2 :荷重換算係数 b1 :荷重換算係数 b2 :荷重換算係数 前記荷重計算値Fcw、Fceより圧縮変形のミル
定数を計算する。圧縮変形のミル定数測定値を図4に示
す。単位幅当たりの圧縮変形ミル定数は、単位幅当たり
の荷重の関数として表される。 計算式 KW/(W+W0 )=a1(Fcw/W)6 +b1(Fcw/W)5 +…f1(Fcw/W)+g1 Ke/(W+W0 )=a2(Fce/W)6 +b2(Fce/W)5 +…f2(Fce/W)+g2 但し、Kw 、Ke :圧縮変形のミル定数 Fcw、Fce:油圧クラウニングシリンダ位置での荷
重計算値 W :板幅 W0 :板幅補正係数 前記の計算により得られたミル定数Kw、Keよ
り板幅中央部の(油圧クラウニングシリンダの位置)
の補正量を計算する。 δw = Fcw/Kw δe = Fce/Ke 板幅方向補正量の計算する。板幅中央部の補正量と
隣接する油圧クラウニングシリンダ〜、〜位置
での補正量は次式で表される。 δw = δw = α2 δw δw = δw = β 2 δw δw = δw = γ 2 δw δe = δe = α2 δe δe = δe = β 2 δe δe = δe = γ 2 δe α2 、β2 、γ2 は板幅方向の補正比で板幅の関数とし
て表される(図5参照)。 上記の補正量δe〜
とδw〜が、圧縮変形のための補正量であり、この
補正量に応じた締込み量を油圧クラウニングシリンダ1
2(〜の入側および出側)に出力させる。
ると仮定する。上フレーム1の撓みをδ1、下フレーム
11の撓みをδ11とすると、合計の撓みδは図6下段
のように表される。上記の仮定のもとでつぎの関係が成
立する。 ・フレームの撓み量δは反力Fに正比例する。 ・フレームの撓み量δは板中央に対して左右対称とな
る。 ・各位置iでの撓み量δiは反力が変化しても一定の比
となる。 ・上フレームの撓みと下フレームの撓みの比は一定の比
となる。 以上より、次式が成立する。 δ : δ : δ : δ :1:α1 :β1 :γ1 δ : δ : δ : δ :1:α1 :β1 :γ1 上下フレーム1、11の撓み量δw’は、次式で求め
られる。 δw’=(δ1 +δ11)=kδ11 α1 、β1 、γ1 、kは板幅の関数として表される(図
7参照)。上記前提に基づき、横撓み変形の補正方法を
説明する。 撓みセンサー31にて上部フレーム1ま
たは下部フレーム11の撓みを計測する。 入側下部フレーム撓み : δ11w 出側下部フレーム撓み : δ12e 上下フレームの撓み補正量を計算する。 δw’=kδ11W δe’=kδ11e δw’=δw’=α 1 δw’ δe’=δe’=α 1 δe ’ δw’=δw’=β 1 δw’ δe’=δe’=β 1 δe ’ δw’=δw’=γ 1 δw’ δe’=δe’=γ 1 δe ’ 上記の補正量δe’〜’とδw’〜’が横
撓み変形のための補正量であり、この補正量に応じた締
込み量を油圧クラウニングシリンダ12(〜の入側
および出側)に出力させる。
(b) で得られた締込み量を合算し、この合計締込み量
を被矯正板のかみ込みから尻抜けまでの間、各油圧クラ
ウニングシリンダ12に締込ませて、圧縮変形と横撓み
変形を解消する。
方向の圧下量偏差は0.2 mm以内であり、十分な補正効果
を達成している。これにより板幅方向の圧下量不均一に
より生じる条切り後の反りに対しても大きな効果が期待
できる。また、従来試行錯誤的に決定したクラウニング
補正量を、本発明により自動的に求めることができ、こ
れにより鋼種、板厚、板幅、圧下量ごとにテーブル値と
して補正量を持つ必要がなくなった。下表において、テ
スト材は、材質40K で、板厚は、NO. 1〜7が40mm、
NO.8〜12が22mmである。 表 圧 下 量 テスト材 噛 み 止 め 深 さ 入側 出側 板幅 WS 中央 DS MAX MIN 差 39.0 40.0 1360 0.0 0.0 0.0 38.0 40.0 1360 0.0 0.0 0.0 36.0 39.9 1360 2.6 2.5 2.5 2.6 2.5 0.1 37.0 39.9 1360 1.4 1.3 1.3 1.4 1.3 0.1 36.0 40.0 4340 2.3 2.4 2.4 2.4 2.3 0.1 39.0 40.0 4340 0.0 0.0 0.0 39.0 40.3 3250 0.0 0.0 0.0 16.5 22.0 1530 4.3 4.4 4.3 4.4 4.3 0.1 18.5 22.0 1530 3.2 3.1 3.1 3.2 3.1 0.1 16.5 22.0 4000 3.7 3.6 3.6 3.7 3.5 0.2 18.5 22.0 4000 1.4 1.3 1.4 1.4 1.3 0.1 16.5 22.0 3060 3.9 3.8 3.8 3.9 3.8 0.1
ーム4との間に、油圧クラウニングシリンダ12を配置
した例であるが、この油圧クラウニングシリンダ12を
下フレーム10と下ロールフレームとの間に配置しても
よく、また、上フレームと上ロールフレーム及び下フレ
ームと下ロールフレームの両方に配置してもよい。
ムの撓みだけでなく、上下矯正ロールと上下バックアッ
プと上下ロールフレーム、さらに油圧クラウニングシリ
ンダの圧縮変形も考慮に入れて、それらの変形を解消す
るように油圧クラウニングシリンダを締込むので、矯正
材の板幅方向の圧化量差を最少化することができる。請
求項2の発明によれば、各油圧クラウニングシリンダの
クラウニング補正量を個別に自動的に求めることができ
るので、鋼種や板厚、板幅、圧下量ごとのテーブル値を
持つ必要がなく、正確な補正ができ、それにより平坦度
の高い矯正を実施できる。
撓み等の要素の正面からみた説明図である。
撓み等の要素の側面からみた説明図である。
ク図である。
関係説明図である。
要部正面図である。
側面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】上フレームと、 該上フレームを圧下する圧下シリンダと前記上フレーム
に吊下げられた上ロールフレームと、 該上ロールフレームと前記上フレームとの間に、幅方向
に複数本取付けられた油圧クラウニングシリンダと、 前記上ロールフレームに支持された上部矯正ロールとそ
の上バックアップロールと、 下フレームと、 該下フレーム上に設置された下ロールフレームと、 該下ロールフレームに支持された下部矯正ロールとその
下バックアップロールとを備えたローラレベラにおい
て、 矯正すべき板材が上下矯正ロールの間に入った時に、 (a) 前記上部矯正ロール、上バックアップロール、上ロ
ールフレーム、前記下部矯正ロール、下バックアップロ
ール、下ロールフレーム、および前記油圧クラウニング
シリンダの圧縮変形を求め、この 圧縮変形を解消するに必要な前記個々の油圧クラウ
ニングシリンダの必要締込み量を算出し、 (b) 前記上フレームおよび前記下フレームの撓み量を求
め、この撓み量を解消するに必要な前記個々の油圧クラ
ウニングシリンダの必要締込み量を算出し、 (c) 前記両必要締込み量の合計値に基づいて個々の油圧
クラウニングシリンダを締込み制御することを特徴とす
るローラレベラーのクラウニング補正方法。 - 【請求項2】上フレームと、 該上フレームを圧下する圧下シリンダと前記上フレーム
に吊下げられた上ロールフレームと、 該上ロールフレームと前記上フレームとの間に、幅方向
に複数本取付けられた油圧クラウニングシリンダと、 前記上ロールフレームに支持された上部矯正ロールとそ
の上バックアップロールと、 下フレームと、 該下フレーム上に設置された下ロールフレームと、 該下ロールフレームに支持された下部矯正ロールとその
下バックアップロールとを備えたローラレベラにおい
て、 コントローラと、 前 記油圧クラウニングシリンダに接続された油圧回路に
介装された制御弁とを備え、 前記コントローラは、前記上フレームと前記下フレーム
の撓み量に基づき、その横撓みの補正に必要な前記油圧
クラウニングシリンダの締込み量を算出し、前記油圧クラウニングシリンダ、前記 上部矯正ロール、
前記上バックアップロール、前記上ロールフレーム、前
記下部矯正ロール、前記下バックアップロールおよび前
記下ロールフレームの圧縮変形量に基づき、その補正に
必要な前記油圧クラウニングシリンダの締込み量を算出
し、 前記両締込み量を達成するように前記制御弁を開閉制御
することを特徴とするローラレベラーのクラウニング装
置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13954199A JP3443036B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | ローラレベラーのクラウニング補正方法およびクラウニング装置 |
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JP13954199A JP3443036B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | ローラレベラーのクラウニング補正方法およびクラウニング装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000326012A JP2000326012A (ja) | 2000-11-28 |
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JP13954199A Expired - Lifetime JP3443036B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | ローラレベラーのクラウニング補正方法およびクラウニング装置 |
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