JP3438011B2 - 把手付き合成樹脂製壜体 - Google Patents

把手付き合成樹脂製壜体

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JP3438011B2
JP3438011B2 JP26060894A JP26060894A JP3438011B2 JP 3438011 B2 JP3438011 B2 JP 3438011B2 JP 26060894 A JP26060894 A JP 26060894A JP 26060894 A JP26060894 A JP 26060894A JP 3438011 B2 JP3438011 B2 JP 3438011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、別個に成形された把手
をインサート材として壜本体を2軸延伸ブロー成形した
把手付き合成樹脂製壜体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】別体に成形された壜本体と把手とを組付
けて構成される大型な把手付き合成樹脂製壜体の代表的
なものとして、実開昭63−147429号公報に示さ
れた壜体がある。
【0003】この従来技術の壜体は、壜本体の胴部の後
部に、上下に弧状をなす凹部を形成し、この凹部中央に
嵌合突部を弧状に縦設し、この嵌合突部の左右両側面に
両端を閉塞して弧状に長溝を縦設し、弧状をなす前方枠
板部の上下端部間に把手を架設して把手としての枠体を
構成し、この枠体の前方枠板部の左右両側に係合突条を
付設し、枠体を凹部後方から強制的に押し付けることに
より、長溝形成壁部に対する係合突条の強制的な乗り越
えを達成して、壜本体に対して把手としての枠体を離脱
不能に組付けて構成されている。
【0004】また、壜本体に対する把手の組付きを改善
すべく、把手をインサート材として壜本体を2軸延伸ブ
ロー成形する図18に示す従来技術例がある。
【0005】この図18に示した従来技術の壜体は、2
軸延伸ブロー成形された合成樹脂製の壜本体1と、この
壜本体1の胴部2後部に陥没設した凹部3の上下両端部
分に組付く上組付き板13および下組付き板14の後端
を、それぞれ板片状の把手板12の上下端と連設し、上
組付き板13の前端部に上向きの凸片19を突設し、下
組付き板14の前端部に下向きの凸片19を突設した門
型の把手11とから構成されている。
【0006】この図18に示した壜体は、把手11の上
組付き板13と下組付き板14との前端部をインサート
材として壜本体1を2軸延伸ブロー成形することによ
り、壜本体1に、上向きの凸片19を有する上組付き板
13が嵌合する、上向きの係合凹部8を有する上凹部6
と、下向きの凸片19を有する下組付き板14が嵌合す
る、下向きの係合凹部8を有する下凹部7とを有してお
り、把手11をインサート材として壜本体1をブロー成
形するので、壜本体1に対する把手11の組付きがガタ
ツキのない安定したものとすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術は、
壜本体に対する把手の強固な組付きを達成できるのであ
るが、壜本体に対する把手の組付けに強力な作業力を要
するため、壜本体に対する把手の組付けに専用の設備を
必要とし、このため製造単価が高くなるという問題があ
った。
【0008】また、壜本体は、2軸延伸ブロー成形品で
あるので、その壁厚が薄く、このため壜本体に把手を組
付けるために強力な作業力が作用すると、この作用力に
より壜本体に座屈変形等の不正変形が発生する恐れがあ
り、把手の取付け時に不良品を生じる場合があるという
問題があった。
【0009】そして、壜本体は、2軸延伸ブロー成形品
であるので、その壁厚が薄く、このため把手との係合組
付き部分に、荷重による弾性的な撓み変形が発生し易
く、この撓み変形により壜本体と把手との係合組付き力
が弱化して、把手の壜本体に対する組付きが外れるとい
う問題があった。
【0010】さらに、壜本体に対する把手の組付き状態
の保持は、長溝に対する係合突条の嵌合だけにより達成
され、この長溝に対する係合突条の嵌合は、係合突条が
長溝形成壁部を強制的に乗り越えて達成されるものであ
るので、壜本体に対する把手の組付きにガタ付きが生じ
易く、このため把手を持っての壜体の取扱いが不安定と
なる場合があるという問題があった。
【0011】またさらに、壜本体と把手とは別個に成形
されるものであり、かつ壜本体が2軸延伸ブロー成形品
であるのに対して、把手は射出成形品であるので、相互
の係合部分の成形寸法精度に大きな差が生じ、このため
壜本体と把手との係合組付きをガタ付きのないものとす
ることが難しいと共に、2軸延伸ブロー成形品である壜
本体側の係合部分の突出程度を鋭くすることができない
ので、壜本体に対する把手の係合組付きが、必ずしも安
定して強力に達成できるとは限らないという問題があっ
た。
【0012】図18に示した従来技術にあっては、取扱
い中に把手11が下側となって壜体が落下した場合、把
手11の特に下組付き板14の組付き部分から壜本体1
に割れが発生すると云う問題があった。
【0013】これは、落下衝撃により、門型の把手11
の上下組付き板13、14が互いに離れる方向に急激に
弾性変形するため、この力により壜本体1の下組付き板
14との組付き部分に上下への相反する方向に衝撃力が
作用し、この衝撃力により割れが発生するものと考えら
れる。
【0014】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく発明されたもので、壜本体の把
手組付き部分に衝撃による割れの発生を無くすこと、お
よび荷重が作用した際の把手に対する壜本体側の係合組
付き部分の撓み変形変位の発生をできる限り抑えると共
に、壜本体に対する把手の係合組付き力を強固にするこ
とを技術的課題とし、もって壜本体に対する把手の組付
きを、安定して強固なものとすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の手段は、2軸延伸ブロー成形された合成樹脂
製の壜本体を有すること、この壜本体の胴部後部に陥没
設した凹部の上下両側面部分に組付く上組付き板および
下組付き板の後端を、それぞれ板片状の把手板の上下端
と連設し、上組付き板の前端部に上向きの凸片を突設
し、下組付き板の前端部に下向きの凸片を突設し、上組
付き板と下組付き板の前端部間に板片状の組付き梁板
を、上組付き板および下組付き板の前端部をこの組付き
梁板の連設箇所よりも前方に突出させた状態で、架設状
に設けた把手を有すること、壜本体に、把手の上組付き
板と下組付き板と組付き梁板をインサート材として、上
向きの凸片を有する上組付き板が嵌合する、上向きの係
合凹部を有する上凹部と、下向きの凸片を有する下組付
き板が嵌合する、下向きの係合凹部を有する下凹部と、
そして組付き梁板が嵌合する中央縦溝を形成すること、
にある。
【0016】また、上記と同一の技術的課題を解決する
本発明の他の手段は、2軸延伸ブロー成形された合成樹
脂製の壜本体を有すること、この壜本体の胴部後部に陥
没設した凹部の上下両側面部分に組付く上組付き板およ
び下組付き板の後端を、それぞれ板片状の把手板の上下
端と連設し、上組付き板の前端部に左右に2分割された
上向きの凸片を、そして前端に斜め前上向きの上角片を
それぞれ突設し、下組付き板の前端部に下向きの凸片
を、そして前端に斜め上向きの下角片をそれぞれ突設
し、上組付き板と下組付き板の前端部間に板片状の組付
き梁板を架設状に設けた把手を有すること、壜本体に、
把手の上組付き板と下組付き板と組付き梁板をインサー
ト材として、上向きの凸片および上角片を有する上組付
き板が嵌合する、左右に2分割された上向きの係合凹部
および斜め前上向きの上組付き穴を有する上凹部と、下
向きの凸片および下角片を有する下組付き板が嵌合す
る、下向きの係合凹部および斜め前上向きの下組付き穴
を有する下凹部と、そして組付き梁板が嵌合する中央縦
溝を形成すること、にある。
【0017】そして、上記と同一の技術的課題を解決す
る本発明の別の他の手段は、2軸延伸ブロー成形された
合成樹脂製の壜本体を有すること、この壜本体の胴部後
部に陥没設した凹部の上下両側面部分に組付く上組付き
板および下組付き板の後端を、それぞれ板片状の把手板
の上下端と連設し、上組付き板の前端部に上向きの凸片
を、そして前端に左右に2分割された斜め前上向きの上
角片をそれぞれ突設し、下組付き板の前端部に下向きの
凸片を、そして前端に斜め上向きの下角片をそれぞれ突
設し、上組付き板と下組付き板の前端部間に板片状の組
付き梁板を架設状に設けた把手を有すること、壜本体
に、把手の上組付き板と下組付き板と組付き梁板をイン
サート材として、上向きの凸片および上角片を有する上
組付き板が嵌合する、上向きの係合凹部および左右に2
分割された斜め前上向きの上組付き穴を有する上凹部
と、下向きの凸片および下角片を有する下組付き板が嵌
合する、下向きの係合凹部および斜め前上向きの下組付
き穴を有する下凹部と、そして組付き梁板が嵌合する中
央縦溝を形成すること、にある。
【0018】さらに、同一技術的課題を解決する本発明
のさらに別の他の手段は、2軸延伸ブロー成形された合
成樹脂製の壜本体を有すること、この壜本体の胴部後部
に陥没設した凹部の上下両側面部分に組付く上組付き板
および下組付き板の後端を、それぞれ板片状の把手板の
上下端と連設し、上組付き板の前端部に上向きの凸片を
突設し、下組付き板の前端部に下向きの凸片を突設し、
上組付き板と下組付き板の前端部間に、架設状に連設し
た板片状の組付き梁板の前面に、先端部を先端膨大部と
した嵌合突片を突設した把手を有すること、壜本体に、
把手の上組付き板と下組付き板と組付き梁板をインサー
ト材として、上向きの凸片を有する上組付き板が嵌合す
る、上向きの係合凹部を有する上凹部と、下向きの凸片
を有する下組付き板が嵌合する、下向きの係合凹部を有
する下凹部と、そして嵌合突片を有する組付き梁板が嵌
合する、袋穴状の嵌合穴を有する中央縦溝を形成するこ
と、にある。
【0019】把手の嵌合突片を、斜め前上方に傾斜した
姿勢とするのが良い。
【0020】把手の上組付き板および下組付き板の前端
部を、組付き梁板の連設箇所よりも前方に突出させるの
が望ましく、また把手の上組付き板および下組付き板の
内、少なくとも下組付き板の下面に、前後方向に沿って
複数の凹溝を設け、壜本体の下凹部の底面に、凹溝に係
合する凸条を設けるのが有効である。
【0021】
【作用】壜本体に対する把手の組付きは、壜本体の中央
縦溝と上凹部および下凹部に、把手の組付き梁板と上組
付き板および下組付き板が、嵌合した状態で達成される
が、この壜本体に対する把手の嵌合組付きは、把手の組
付き梁板と上組付き板と下組付き板をインサート材とし
て、2軸延伸ブロー成形される壜本体の中央縦溝と上凹
部と下凹部とを成形するので、壜本体に対する把手の嵌
合組付きは、ガタ付くことなく強固に達成されることに
なる。
【0022】壜本体の中央縦溝と上凹部と下凹部に対す
る、把手の組付き梁板と上組付き板と下組付き板の嵌合
により、壜本体に対して把手は、上下および左右にずれ
変位不能に強力に組付くことになり、また壜本体の係合
凹部に対する、把手の凸片の嵌合により、壜本体に対し
て把手は、上下および左右は当然のこととして、後方へ
の抜け出し不能に組付くことになる。
【0023】壜本体の上下両係合凹部に対する把手の上
下両凸片の嵌合は、上下両凸片が把手の上下両端に位置
していることから、把手を持って、壜体を傾けての内溶
液注出操作時に、把手に作用する壜本体の荷重を、把手
の上下両端で強力に支えることになり、これにより壜本
体に対する把手の組付き姿勢および状態を安定したもの
とする。
【0024】また、把手を持って壜体を持ち上げた状態
では、把手の上組付き板が壜本体の荷重を支えることに
なるが、上組付き板と下組付き板とは、組付き梁板によ
り突っ張られた状態で壜本体の凹部内に位置しているの
で、壜本体の荷重を支える上組付き板が、その先端側を
下降傾斜させる姿勢に変形することがなく、この上組付
き板による壜本体の荷重の支持作用は安定して発揮され
る。また、凸片を突設した把手の上組付き板および下組
付き板の先端を、組付き梁板の連設箇所よりも前方に突
出させた場合、把手の凸片の壜本体に対する嵌合組付き
強度が強化されると共に、把手による壜本体の荷重の支
持に、下組付き板の突出した先端部も有効に作用するの
で、把手を持っての壜体の取扱い状態がより安定したも
のとなる。
【0025】上下組付き板間に組付き梁板を架設状に設
けたので、上下組付き板前端部間の間隔が変化する変形
の発生する恐れがなく、これにより壜体の取扱い中に把
手が下側になって壜体が落下した場合であっても、上下
組付き板が落下衝突の衝撃によって互いの間隔を拡げる
変形を生じることがなく、このため特に壜本体の下組付
き板の組付き部分に上下方向への相反する方向への衝撃
力が作用せず、この壜本体の組付き部分における割れの
発生を防止する。
【0026】把手の上組付き板に設けた上角片、および
下組付き板に設けた下角片は、上組付き板の前端および
下組付き板の前端から、斜め前上方に突出しているの
で、上角片は、上組付き板に設けた上向きの凸片が発揮
する抜け出し防止作用を補強すると共に、上組付き板の
壜本体荷重の支持作用を補強し、下角片は、下組付き板
に設けた下向き凸片が発揮する抜け出し防止作用を補強
すると共に、下組付き板側に壜本体荷重の支持作用を発
揮させ、もって把手の上下両端部で壜本体の荷重を支え
ることができるようにしている。
【0027】組付き梁板の前面に突設された、先端部を
先端膨大部とした嵌合突片は、上角片および下角片と略
等しい作用を発揮するもので、組付き梁板部分を壜本体
に対して抜け出し不能に組付けると共に、この組付き梁
板部分で壜本体荷重を支持するようにし、もって把手の
高さ範囲全体で、略均等に壜本体の荷重を支持するよう
にしている。
【0028】上組付き板に突設された上向きの凸片また
は上角片を、左右に2分割すると、この上向き凸片また
は上角片の作用が、上組付き板の両側端で発揮されるこ
とになるので、発揮する抜け出し防止作用および荷重支
持作用が安定したものとなるのであるが、上向き凸片と
上角片の両者を2分割するのは、両者の機械的強度がと
もに低下することになるため、一方だけを2分割して機
械的強度、特に抜け出し防止作用および左右へのずれ防
止作用に対する強度を確保する必要がある。
【0029】また、上角片を左右に2分割した場合に
は、上角片が上組付き板の前端に位置していることか
ら、特に壜本体の荷重支持作用を効果的に発揮すること
ができるのであるが、斜め前上方に傾斜して突設される
上角片を2分割すると、この上角片を成形する金型部分
を斜めに型開閉動作する構造とする必要があり、このた
め単一の射出成形用金型による多数個取りに不利とな
る。
【0030】これに対して、上向き凸片を左右に2分割
した場合には、把手の射出成形金型装置を、左右と上下
への型開閉動作だけとすることができるので、単一の射
出成形用金型による多数個取りが可能となり、経済的で
あると共に、生産性を高めることができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明による壜体の一実施例を示
す全体側面図で、壜本体1は、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂製の大型(1.0〜3.0リットル)な2軸延
伸ブロー成形壜体であって、胴部2の上半分後部に、把
手11組付け用の凹部3を陥没設して構成され、この凹
部3に把手11を、インサート材として用いることによ
り、強固に嵌合組付けしている。
【0032】図2は、第1実施例における壜本体1の凹
部3の縦断面構造を示すもので、凹部3の上側面に、後
方および下方に開放した溝状の上凹部6が、そして下側
面には、後方および上方に開放した溝状の下凹部7がそ
れぞれ前後方向に沿って形成され、上凹部6の前端部と
下凹部7の前端部とを連結する形態で、凹部底面4に中
央縦溝5が形成されており、さらに上凹部6の前端部に
は上向きの係合凹部8が、下凹部7の前端部には下向き
の係合凹部8が、それぞれ形成されている。
【0033】図2の壜本体1に組付く硬質合成樹脂製の
射出成形品である把手11(図3、図4を参照)は、上
凹部6に嵌合する上組付き板13と、下凹部7に嵌合す
る下組付き板14と、上組付き板13と下組付き板14
の後端間に架設状に連設された把手板12と、上組付き
板13の前端部と下組付き板14の前端部との間に架設
状に連設されて、中央縦溝5に嵌合する組付き梁板15
とから構成され、上組付き板13の前端部に、係合凹部
8に嵌合する上向きの凸片19を突設し、また下組付き
板14の前端部に、係合凹部8に嵌合する下向きの凸片
19を突設している。
【0034】把手11には、把手板12を上方に延長さ
せた形態で、壜本体1の胴部2表面に当接する延出片2
0が設けられているが、この延出片20は、把手11を
持って壜本体1を持ち上げた際に、この延出片20と上
側の凸片19との間の壜本体1部分の撓み変形をできる
限り小さく抑え、もって上側の凸片19の壜本体1、す
なわち上側の係合凹部8に対する係合を安定して維持す
べく作用する(図12参照)。
【0035】また、把手11の上組付き板13の上面お
よび下組付き板14の下面には、それぞれ前後方向に沿
って複数の凹溝21が設けてあり、壜本体1の上凹部6
の上面および下凹部7の下面にそれぞれ設けた凸条10
が、これらの凹溝21に係合する。
【0036】表1は、本発明の第1実施例の壜体と、図
18に示した従来の壜体との強度比較試験を行った結果
を示したもので、使用した壜体はいずれも4リットル壜
体である。
【0037】
【表1】
【0038】表1から明らかなように、水平落下試験に
おいて、従来品は平均34cmの高さからの落下により壜
本体1の割れが発生したのに対し、図2図示実施例の壜
本体1では、平均80cmの高さからの落下により把手1
1に割れが生じたが、壜本体1の割れ発生は全くなく、
また把手11の引っ張り強度および吊下げ衝撃の試験に
おいても、従来品に比べて図2の実施例では著しい向上
が見られた。
【0039】図5は、第2の実施例における壜本体1の
凹部3の縦断面構造を示すもので、凹部3の上側面に形
成された上凹部6の前端部には上向きの係合凹部8が、
そして前端には斜め前上向きの上組付き穴22が一体に
形成され、同様に凹部3の下側面に形成された下凹部7
の前端部には下向きの係合凹部8が、前端には斜め前上
向きの下組付き穴23が一体に形成されている。
【0040】図5の壜本体1に組付く把手11(図6を
参照)は、上組付き板13の前端部に、係合凹部8に嵌
合する上向きの凸片19を、そして前端に、上組付き穴
22に嵌合する斜め前上向きの上角片24をそれぞれ突
設し、また下組付き板14の前端部に、係合凹部8に嵌
合する下向きの凸片19を、そして前端に、下組付き穴
23に嵌合する斜め前上向きの下角片25をそれぞれ突
設している。
【0041】この把手11において、組付き梁板15
は、上組付き板13と下組付き板14の前端部間に架設
されているので、凸片19および上下角片24、25を
突設した上下組付き板13、14の前端部は、この組付
き梁板15よりも前方に突出することになり、これによ
り凸片19および上下角片24、25は壜本体1内に深
く位置することになるので、把手11の壜本体1に対す
る組付き強度をより高いものとしている。
【0042】図7および図8は、把手11に凸片19お
よび上下角片24、25を設けた場合における、上組付
き板13に設けた凸片19を左右に2分割した実施例の
構造を示すもので、左右に2分割された凸片19は、そ
の側端縁を上組付き板13の側端縁に位置させており、
単一の上角片24は、上組付き板13の前端の中央部か
ら突設されている。なお、壜本体1の上凹部6の係合凹
部8も、この凸片19に対応して左右に2分割している
ことは云うまでもない。
【0043】2分割された凸片19は、上方に突出した
姿勢であり、斜め前上向きの上角片24は単一であるの
で、この図7および図8に図示された実施例の把手11
は、2分割された凸片19部分を、上方に型開きする駒
金型で成形することが可能であり、これにより一つの把
手11を成形するための金型構造の平面積を増大させる
必要がなく、これにより一定の大きさに制限される金型
装置による多数個取りが可能となる。
【0044】図9および図10は、把手11に凸片19
および上下角片24、25を設けた場合における、上角
片24を左右に2分割した実施例の構造を示すもので、
左右に2分割された上角片24は、その側端縁を上組付
き板13の側端縁に位置させており、単一の凸片19
は、上組付き板13の中央部から突設されている。な
お、壜本体1の上組付き穴22も、この上角片24に対
応して左右に2分割していることは云うまでもない。
【0045】2分割された上角片24は、上組付き板1
3の前端に突設されているので、この上組付き板13の
壜本体1に対する組付き強度を効果的に高めることがで
きるのであるが、斜め前上向きの上角片24が2分割し
た構造であるので、この上角片24を射出成形するに
は、上角片24の突出方向、すなわち斜め前上向きに型
開き可能な金型構造部分を必要とし、このため一つの把
手11を成形するのに必要とする金型構造の平面積が大
きくなり、一定の大きさに制限される金型装置による一
度の成形個数が、その分少なくなる。
【0046】図11ないし図17は、上下角片24、2
5の代わりに、組付き梁板15の前面16に、先端に先
端膨大部18を形成した嵌合突片17を突設した、本発
明のさらに他の実施例を示すもので、嵌合突片17は、
組付き梁板15の下端部と上端部寄りとの二箇所に斜め
前上向きに傾斜して、それぞれ突設されており、この嵌
合突片17に対応して、壜本体1の中央縦溝5の底面に
は、嵌合突片17が嵌合する袋穴状の嵌合穴9が形成さ
れている。
【0047】この嵌合突片17の嵌合穴9に対する抜け
出し不能な嵌合により、壜本体1に対する把手11の抜
け出し不能な組付きは、上下組付き板13、14だけで
はなく、組付き梁板15部分でも達成されることにな
り、これにより把手11は壜本体1に対して、その全高
さ範囲で略均一に抜け出し不能に組付くことになり、ま
た嵌合突片17が斜め前上向きとなっているので、上組
付き板13部分だけではなく、組付き梁板15部分でも
壜本体1の荷重を支持することになり、把手11による
壜本体1の荷重支持形態が安定することになる。
【0048】また、把手11の下組付き板14の下面に
凹溝21が設けられていると共に、この凹溝21に壜本
体1の凸条10が嵌合しているが、この凸条10と凹溝
21との嵌合により、把手11を持って壜本体1を持ち
上げた際に、下組付き板14の下凹部7からの左右方向
への抜け出しを確実に防止すると共に、特に壜本体1を
傾けた状態時に、下凹部7の底面部分が撓み変形しない
ように、補強リブ的に作用し、もって下組付き板14の
壜本体1に対する組付きを安定したものとすべく作用す
る。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。把手の上下組付き板の前
端部間に組付き梁板を架設状に一体設したので、上下組
付き板の前端部間隔が拡がり変化する変形の発生する恐
れがなく、これにより壜体が把手側を下にして落下した
場合であっても、落下衝撃により把手から壜本体に強力
な引っ張り力が作用することがなく、もって壜本体の把
手との組付き部分に割れの発生することを確実に防止す
ることができる。
【0050】把手の上下両端に、上下に突出した凸片を
設けたので、把手の上下両端を壜本体に対して強力に係
止することができ、これにより把手を持っての壜体の取
扱い時に、壜本体に多少の撓み変形が発生しても、壜本
体に対する把手の強力な組付きを達成維持でき、もって
壜本体に対する把手の強力で安定した組付きが維持され
る。
【0051】上下組付き板間に組付き梁板を架設状に設
けたので、上下組付き板の間隔が変化する変形の発生す
る恐れがなく、これにより上下組付き板の上下凹部に対
する安定した嵌合状態を維持できると共に、係合凹部に
対する凸片の嵌合組付き強度が劣化することがなく、も
って壜本体に対する把手の安定した組付きを維持するこ
とができる。
【0052】把手の上下両組付き板が壜本体の上下両凹
部に、および把手の組付き梁板が壜本体の中央縦溝に、
それぞれ嵌合するので、壜本体に対する把手の横方向へ
のずれ変位不能な組付きを強力にかつ安定して達成維持
でき、もって把手を持っての壜体の取扱いを、安定した
かつ良好なものとすることができる。
【0053】把手の上下組付き板の前端に、斜め前上向
きに上下角片を突設したので、上下両組付き板が壜本体
の荷重を支持することになり、これにより把手による壜
本体の支持形態を安定したものとすることができる。
【0054】把手の上側の凸片を左右に2分割すること
により、この上側の凸片の壜本体に対する係合を強固で
安定したものとすることができ、かつ把手の射出成形金
型の構造を多数個取り可能なものとすることができ、も
って生産性を高めることができる。
【0055】把手の上角片を左右に2分割した構成で
は、この上角片が上組付き板の前端に位置していること
から、上角片による把手の壜本体に対する組付きが強固
で安定したものとなり、もって壜本体に対する把手の組
付きをより安定したものとすることができる。
【0056】組付き梁板に設けた嵌合凸片の嵌合穴に対
する嵌合により、上下両凸片間での把手の壜本体に対す
る嵌合組付きが達成され、これにより壜本体に対する把
手の組付きが、把手の全高さ範囲にわたって達成され、
もって壜本体に対する把手の組付きをより強固で安定し
たものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体側面図。
【図2】本発明の一実施例の壜本体の要部拡大部分縦断
面図。
【図3】図2に示した実施例に対応する把手の実施例を
示す全体側面図。
【図4】図3に示した把手の実施例の全体正面図。
【図5】本発明の他の実施例の壜本体の要部拡大部分縦
断面図。
【図6】図5に示した実施例に対応する把手の実施例を
示す全体正面図。
【図7】図6に示した把手の実施例の全体正面図。
【図8】図6に示した把手の実施例の全体平面図。
【図9】図5に示した実施例に対応する把手の他の実施
例を示す全体正面図。
【図10】図9に示した把手の実施例の全体平面図。
【図11】本発明のさらに他の実施例の壜本体の要部拡
大部分縦断面図。
【図12】図11に示した実施例に対応する把手の実施
例を示す全体側面図。
【図13】図12に示した把手の実施例の全体正面図。
【図14】図12に示した把手の実施例の全体背面図。
【図15】図12に示した把手の実施例の全体平面図。
【図16】図12に示した把手の実施例の全体底面図。
【図17】図12に示した把手の実施例の平断面図。
【図18】従来例を示す壜体の要部拡大部分断面図。
【符号の説明】
1 ; 壜本体 2 ; 胴部 3 ; 凹部 4 ; 凹部底面 5 ; 中央縦溝 6 ; 上凹部 7 ; 下凹部 8 ; 係合凹部 9 ; 嵌合穴 10; 凸条 11; 把手 12; 把手板 13; 上組付き板 14; 下組付き板 15; 組付き梁板 16; 前面 17; 嵌合突片 18; 先端膨大部 19; 凸片 20; 延出片 21; 凹溝 22; 上組付き穴 23; 下組付き穴 24; 上角片 25; 下角片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 23/10 B29C 49/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2軸延伸ブロー成形された合成樹脂製の壜
    本体(1) と、該壜本体(1) の胴部(2) 後部に陥没設した
    凹部(3) の上下両側面部分に組付く上組付き板(13)およ
    び下組付き板(14)の後端を、それぞれ板片状の把手板(1
    2)の上下端と連設し、前記上組付き板(13)の前端部に上
    向きの凸片(19)を突設し、前記下組付き板(14)の前端部
    に下向きの凸片(19)を突設し、前記上組付き板(13)と下
    組付き板(14)の前端部間に板片状の組付き梁板(15)を、
    上組付き板(13)および下組付き板(14)の前端部を該組付
    き梁板(15)の連設箇所よりも前方に突出させた状態で、
    架設状に設けた把手(11)と、から構成され、前記把手(1
    1)の上組付き板(13)と下組付き板(14)と組付き梁板(15)
    をインサート材として、前記壜本体(1) に、前記上向き
    の凸片(19)を有する上組付き板(13)が嵌合する上向きの
    係合凹部(8) を有する上凹部(6) と、下向きの凸片(19)
    を有する下組付き板(14)が嵌合する、下向きの係合凹部
    (8) を有する下凹部(7) と、そして組付き梁板(15)が嵌
    合する中央縦溝(5) を形成した把手付き合成樹脂製壜
    体。
  2. 【請求項2】 2軸延伸ブロー成形された合成樹脂製の
    壜本体(1) と、該壜本体(1) の胴部(2) 後部に陥没設し
    た凹部(3) の上下両側面部分に組付く上組付き板(13)お
    よび下組付き板(14)の後端を、それぞれ板片状の把手板
    (12)の上下端と連設し、前記上組付き板(13)の前端部に
    左右に2分割された上向きの凸片(19)を、そして前端に
    斜め前上向きの上角片(24)をそれぞれ突設し、前記下組
    付き板(14)の前端部に下向きの凸片(19)を、そして前端
    に斜め上向きの下角片(25)をそれぞれ突設し、前記上組
    付き板(13)と下組付き板(14)の前端部間に板片状の組付
    き梁板(15)を架設状に設けた把手(11)と、から構成さ
    れ、前記把手(11)の上組付き板(13)と下組付き板(14)と
    組付き梁板(15)をインサート材として、前記壜本体(1)
    に、前記上向きの凸片(19)および上角片(24)を有する上
    組付き板(13)が嵌合する、左右に2分割された上向きの
    係合凹部(8) および斜め前上向きの上組付き穴(22)を有
    する上凹部(6) と、下向きの凸片(9) および下角片(25)
    を有する下組付き板(14)が嵌合する、下向きの係合凹部
    (8) および斜め前上向きの下組付き穴(23)を有する下凹
    部(7) と、そして組付き梁板(15)が嵌合する中央縦溝
    (5) を形成した把手付き合成樹脂製壜体。
  3. 【請求項3】 2軸延伸ブロー成形された合成樹脂製の
    壜本体(1) と、該壜本体(1) の胴部(2) 後部に陥没設し
    た凹部(3) の上下両側面部分に組付く上組付き板(13)お
    よび下組付き板(14)の後端を、それぞれ板片状の把手板
    (12)の上下端と連設し、前記上組付き板(13)の前端部に
    上向きの凸片(19)を、そして前端に左右に2分割された
    斜め前上向きの上角片(24)をそれぞれ突設し、前記下組
    付き板(14)の前端部に下向きの凸片(19)を、そして前端
    に斜め上向きの下角片(25)をそれぞれ突設し、前記上組
    付き板(13)と下組付き板(14)の前端部間に板片状の組付
    き梁板(15)を架設状に設けた把手(11)と、から構成さ
    れ、前記把手(11)の上組付き板(13)と下組付き板(14)と
    組付き梁板(15)をインサート材として、前記壜本体(1)
    に、前記上向きの凸片(19)および上角片(24)を有する上
    組付き板(13)が嵌合する、上向きの係合凹部(8) および
    左右に2分割された斜め前上向きの上組付き穴(22)を有
    する上凹部(6) と、下向きの凸片(9) および下角片(25)
    を有する下組付き板(14)が嵌合する、下向きの係合凹部
    (8) および斜め前上向きの下組付き穴(23)を有する下凹
    部(7) と、そして組付き梁板(15)が嵌合する中央縦溝
    (5) を形成した把手付き合成樹脂製壜体。
  4. 【請求項4】 2軸延伸ブロー成形された合成樹脂製の
    壜本体(1) と、該壜本体(1) の胴部(2) 後部に陥没設し
    た凹部(3) の上下両側面部分に組付く上組付き板(13)お
    よび下組付き板(14)の後端を、それぞれ板片状の把手板
    (12)の上下端と連設し、前記上組付き板(13)の前端部に
    上向きの凸片(19)を突設し、前記下組付き板(14)の前端
    部に下向きの凸片(19)を突設し、前記上組付き板(13)と
    下組付き板(14)の前端部間に、架設状に連設した板片状
    の組付き梁板(15)の前面(16)に、先端部を先端膨大部(1
    8)とした嵌合突片(17)を突設した把手(11)と、から構成
    され、前記把手(11)の上組付き板(13)と下組付き板(14)
    と組付き梁板(15)をインサート材として、前記壜本体
    (1) に、前記上向きの凸片(19)を有する上組付き板(13)
    が嵌合する、上向きの係合凹部(8) を有する上凹部(6)
    、下向きの凸片(9)を有する下組付き板(14)が嵌合す
    る、下向きの係合凹部(8) を有する下凹部(7)、そして
    嵌合突片(17)を有する組付き梁板(15)が嵌合する、袋穴
    状の嵌合穴(9)を有する中央縦溝(5) を形成した把手付
    き合成樹脂製壜体。
  5. 【請求項5】 把手(11)の嵌合突片(17)を、斜め前上方
    に傾斜した姿勢とした請求項4に記載の把手付き合成樹
    脂製壜体。
  6. 【請求項6】把手(11)の上組付き板(13)および下組付き
    板(14)の前端部を、組付き梁板(15)の連設箇所よりも前
    方に突出させた請求項2または3または4または5に記
    載の把手付き合成樹脂製壜体。
  7. 【請求項7】 把手(11)の上組付き板(13)および下組付
    き板(14)の内、少なくとも下組付き板(14)の下面に、前
    後方向に沿って複数の凹溝(21)を設け、前記下組付き板
    (14)下面に対向する壜本体(1) の下凹部(7) の底面に、
    前記凹溝(21)に係合する凸条(10)を設けた請求項1また
    は2または3または4または5または6に記載の把手付
    き合成樹脂製壜体。
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