JP3059974B2 - 把手付き合成樹脂製壜体 - Google Patents
把手付き合成樹脂製壜体Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
- B65D23/10—Handles
- B65D23/104—Handles formed separately
- B65D23/106—Handles formed separately the gripping region of the handle extending between the neck and the base of the bottle or jar and being located in a radial plane comprising the axis of the bottle or jar
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
れた大型の把手付き合成樹脂製壜体、特にそれぞれ別体
に成形された壜本体と把手とを組付けて構成される把手
付き合成樹脂製壜体の構造に関するものである。
せて構成される把手付き合成樹脂製壜体の従来技術とし
ては、例えば実開昭62−87026号公報に示された
ものがある。
部分に突条を形成すると共に、把手側に凹溝を形成して
おき、把手を壜本体に強制的に押し付けることにより、
上記突条と凹溝とを嵌合させて、壜本体に対する把手の
組付きを達成している。
来技術にあっては、壜本体が2軸延伸ブロー成形品であ
るので、壜壁の一部である嵌合用の突条が、肉厚不足に
より比較的軟質で変形し易くなることが避けられず、こ
のため例えば2.5〜4.0リットルのような大型壜の
場合には、組付けた把手を握って持ち上げた際に、壜本
体側の重量によって嵌合用の突条が変形し、この変形に
よって突条と把手の凹溝との嵌合が外れ、壜本体が把手
から離脱すると云う問題があった。
組付き力を高めるため、突条の突出高さおよび凹溝の深
さを大きくすると、壜本体に対する把手の組付けに強大
な組付け力を必要とすると共に、この強大な組付け力に
より、突条および凹溝が永久変形もしくは破損し、壜本
体に対する把手の適正な組付けが達成できなくなった
り、壜本体が破損すると云う問題があった。
ける問題点を解消すべく創案されたもので、壜本体に一
体成形された係止機能部分に対する把手に設けられた係
合機能部分の強固な係止を、壜本体に設けられた係止機
能部分を強引に変形させることなく達成することを技術
的課題とし、もって壜本体に対する把手の強固な組付け
を安全に達成すると共に、壜本体と把手との安定した強
固な組付きを得ることを目的とする。
る本発明の手段は、胴部の後部に係止凸部を一体に形成
した壜本体を有すること、壜本体の係止凸部が係止可能
な係止孔を有し、壜本体への組付け時の復帰不能な変位
により、壜本体の係止凸部を係止孔との係止方向に押圧
接する変位部を設けた把手を有すること、にある。
長板状の把持部の内側の上下両端部に、対称に一体設し
た一対のL形板の垂直部分である組付き板に設けられ
る。
と、この組付き板の先端間間隔よりも大きい長さを有す
る押込板の両端との間に、それぞれヒンジ部を介して傾
斜状に連設された一対の変位板とした。
設けた一対の係止片を一体設し、この押込板の押し込み
により、変位板を復帰不能に、フックが組付き板の各先
端に係止する構成とするのが良い。
凸部を係止孔に挿入させて把手を壜本体に仮組付けし、
この状態から、把手の変位部を変位させて、壜本体の係
止凸部に対する把手の係止孔の係止を達成する。
本体の係止凸部と把手の係止孔との係止を達成すると共
に、係止凸部を係止孔と係止する方向に押圧し、変位復
帰不能であることにより、この状態を維持する。
際しては、壜本体の係止凸部が強引に変形させられるこ
とがなく、また係止孔に係止した係止凸部は、把手の変
位部により、係止孔との係止方向に押圧された状態に保
持されるので、係止凸部の変形により壜本体と把手との
係止組付きが劣化するのを防止でき、さらにこの壜本体
に対する把手の強固な係止組付きは、変位部が復帰不能
であることから、安定して維持される。
がら説明する。大型2軸延伸ブロー成形品である壜本体
1の胴部2は、角部を角取りした略四角筒形状をしてい
て、この胴部2の後面には凹部3が陥没設してあり、こ
の凹部3の内面に所定間隔をもって上下一対の係止凸部
3a、3bが突設されている。そして、上部の係止凸部
3aは上向きに、下部の係止凸部3bは下向きにそれぞ
れフック状に形成されている。また、これらの係止凸部
3a,3bの間には比較的浅い凹部4が設けてある。
部に把持部11を有し、この把持部11の内面には上下
一対のL形板12a,12bが対称に一体設されてい
る。このL形板12a,12bの垂直部分である組付き
板13a,13bには、係止凸部3a,3bが挿入可能
な係止孔14a,14bが設けてある。
び上端に、傾斜状の変位板16a,16b(図2参照)
を介して連結されている押込板で、その前面には先端に
フック18a,18bを形成した上下一対の係止片17
a,17bが対称に一体設されている。なお、この係止
片17a,17bは前方(図2の右方向)へ変位可能な
ように、組付き板13a,13bの各先端よりも若干内
側に位置するように設けてある。
のヒンジ部20a,21a及び20b,21bを介して
組付き板13a,13b及び押込板15にそれぞれ連設
されている。なお、把持部11の内側面には滑り止め用
の凹凸19が形成してある。
板13a,13bの係止孔14a,14bに壜本体1の
係止凸部3a,3bを挿入しながら、組付き板13a,
13bの外面を壜本体1の凹部3内面に当て(図2)、
次いで押込板15を強く壜本体1側へ押圧すると、この
押込板15の変位に伴って、一方のヒンジ部21a,2
1bを介して傾斜状の変位板16a,16bがそれぞれ
垂直方向へ回動する。また同時に、この変位板16a,
16bの回動により、他方のヒンジ部20a,20bを
介してL形板12a,12bがそれぞれ内側へ引張られ
て撓み、各組付け板13a,13bが互に接近する方向
へわずかに変位する。
になり、押込板15の押し込みが終了したところでその
押圧を解除すると、上記L形板12a,12bの復元力
により、図3のように各組付き板13a,13bの先端
部と係止片17a,17bのフック18a,18bとが
強固に係止し、変位板16a,16bは復帰不能とな
る。また、各組付き板13a,13bの変位により、各
係止孔14a,14bも互に接近する方向に変位してい
るので、壜本体1の係止凸部3a,3bがこの係止孔1
4a,14bの一端縁に係止し、把手10の壜本体1に
対する組付きが達成される。
a,16bの各一端部がそれぞれ係止凸部3a,3bに
当接し、かつ係止孔14a,14bとの係止方向に押圧
するので、係止凸部3a,3bと係止孔14a,14b
との係止が確実でかつ強固なものとなり、しかも係止凸
部3a,3bの変形が防止されるので、壜体の取扱い中
における把手10と壜本体1との離脱が確実に防止され
る。
で、以下に示す効果を奏する。把手側の変形により、壜
本体の係止凸部と把手の係止孔との強固な係止を達成す
るので、把手の組付け時に、壜本体に一体設された係止
凸部に乗り越えのための強引な外力の作用することがな
く、もって係止凸部に不正変形とか破損を生じることが
なく、壜本体に対する把手の組付けを安全に達成するこ
とができる。
は、復帰不能に変位した把手の変位部により、係止孔と
の係止を保持する方向に押圧されているので、係止凸部
の変形による壜本体に対する把手の不正離脱が確実に防
止去れ、もって把手の壜本体に対する強固で安定した組
付きを達成維持できる。
面図。
の状態を示す一部破断した要部拡大側面図。
の状態を示す一部破断した要部拡大側面図。
L形板 13a,13b; 組付き板 14a,14b;
係止孔 15; 押込板 16a,16b;
変位板 17a,17b; 係止片 18a,18b;
フック 20a,20b; ヒンジ部 21a,21b;
ヒンジ部
Claims (2)
- 【請求項1】 胴部(2) の後部に係止凸部(3a)、(3b)を
一体に形成した壜本体(1) と、主体部分である縦長板状
の把持部(11)の内側の上下両端部に、対称に一体設した
一対のL形板(12a) 、(12b) の垂直部分である組付き板
(13a) 、 (13b) に、 前記係止凸部(3a)、(3b)が係止可能な係止孔
(14a) 、(14b) を設け、前記壜本体(1) への組付け時の
復帰不能な変位により、前記係止凸部(3a)、(3b)を前記
係止孔(14a) 、(14b) との係止方向に押圧接する変位部
を設けた把手(10)と、から成り、該把手(10)の変位部
を、前記組付き板(13a) 、(13b) の各先端と、該組付き
板(13a) 、(13b) の先端間間隔よりも大きい長さを有す
る押込板(15)の両端との間に、それぞれヒンジ部(20a)
、(20b) 、(21a) 、(21b) を介して傾斜状に連設され
た一対の変位板(16a) 、(16b) とした把手付き合成樹脂
製壜体。 - 【請求項2】 押込板(15)の前面に、先端にフック(18
a))、(18b) を設けた一対の係止片(17a) 、(17b) を一
体設し、前記押込板(15)の押し込みにより前記フック(1
8a))、(18b) が組付き板(13a) 、(13b) の各先端に係止
して変位板(16a) 、(16b) を復帰不能とする請求項1記
載の把手付き合成樹脂製壜体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286792A JP3059974B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 把手付き合成樹脂製壜体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286792A JP3059974B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 把手付き合成樹脂製壜体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06115553A JPH06115553A (ja) | 1994-04-26 |
JP3059974B2 true JP3059974B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=17709103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4286792A Expired - Fee Related JP3059974B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 把手付き合成樹脂製壜体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059974B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102533905B1 (ko) * | 2022-06-27 | 2023-05-26 | 주식회사 에스앤알 | 캔 용기용 손잡이 |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP4286792A patent/JP3059974B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06115553A (ja) | 1994-04-26 |
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