JP3378916B2 - 把手付き合成樹脂製壜体とその成形方法 - Google Patents
把手付き合成樹脂製壜体とその成形方法Info
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Description
れた大型な把手付き合成樹脂製壜体、特に別体に成形さ
れる把手と壜本体とを強固に組付けた把手付き合成樹脂
製壜体およびその成形方法に関するものである。
けて構成される大型な把手付き合成樹脂製壜体の代表的
なものとして、実開昭63−147429号公報に示さ
れた壜体がある。
部に、上下に弧状をなす凹部を形成し、この凹部中央に
嵌合突部を弧状に縦設し、この嵌合突部の左右両側面に
両端を閉塞して弧状に長溝を縦設し、弧状をなす前方枠
板部の上下端部間に把手板を架設した把手としての枠体
を構成し、この枠体の前方枠板部の左右両側に係合突条
を付設し、枠体を凹部後方から強制的に押し付けること
により、長溝形成壁部に対する係合突条の強制的な乗り
越えを達成して、壜本体に対して把手としての枠体を離
脱不能に組付けて構成されている。
壜本体に対する把手の強固な組付きを達成できるのであ
るが、壜本体に対する把手の組付けに強力な作業力を要
するため、壜本体に対する把手の組付けに専用の設備を
必要とし、このため製造単価が高くなるという問題があ
った。
で、その壁厚が薄く、このため壜本体に把手を組付ける
ために強力な作業力が作用すると、この作用力により壜
本体に座屈変形等の不正変形が発生する恐れがあり、把
手の取付け時に不良品を生じる場合があるという問題が
あった。
で、その壁厚が薄く、このため把手との係合組付き部分
に、荷重による弾性的な撓み変形が発生し易く、この撓
み変形により壜本体と把手との係合組付き力が弱化し
て、把手の壜本体に対する組付きが外れるという問題が
あった。
は、長溝に対する係合突条の嵌合だけにより達成され、
この長溝に対する係合突条の嵌合は、係合突条が長溝形
成壁部を強制的に乗り越えて達成されるものであるの
で、壜本体に対する把手の組付きにガタ付きが生じ易
く、このため把手を持っての壜体の取扱いが不安定とな
る場合があるという問題があった。
あり、かつ壜本体が2軸延伸ブロー成形品であるのに対
して、把手は射出成形品であるので、相互の係合部分の
成形寸法精度に大きな差が生じ、このため壜本体と把手
との係合組付きをガタ付きのないものとすることが難し
いと共に、2軸延伸ブロー成形品である壜本体側の係合
部分の突出程度を鋭くすることができないので、壜本体
に対する把手の係合組付きが、必ずしも安定して強力に
達成できるとは限らないという問題があった。
凹部は、内方に湾曲陥没した構造であるので、取扱い時
に壜体に作用する荷重負荷に対して、壜本体の他の部分
に比べて、構造的に耐久力が弱く、特に内容液を熱充填
した状態では、この内容液の熱による若干の軟化によ
り、荷重負荷に対する構造的な耐久力が比較的大きく弱
化し、このため取扱い時に荷重負荷により凹部に局部的
な座屈が発生する場合があると云う問題があった。
ける問題点を解消すべく発明されたもので、荷重が作用
した際の把手に対する壜本体側の係合組付き部分の撓み
変形変位の発生をなくすと共に、壜本体に対する把手の
係合組付き力を強固にすることを技術的課題とし、もっ
て壜本体に対する把手の組付きを、安定して強固なもの
とすると共に、把手の組付きにより壜本体の凹部の強度
を高めることを目的とする。
る本発明の手段は、胴部後部に陥没設された凹部の凹部
底面に縦突部を突出設し、この縦突部の両側面に縦条状
の膨出片を突設して、膨出片と凹部底面との間に係合溝
を形成し、縦突部側近の凹部底面部分にメクラ穴状の嵌
合穴部を形成すると共に、この嵌合穴部近傍の上位と下
位に組付き凹部を形成した2軸延伸ブロー成形された壜
本体を有すること、壜本体の凹部底面に当接する先端面
を有して平行に配置された一対の縦長な組付き梁片の上
下端間に把手板を架設状に一体設し、組付き梁片の対向
面に壜本体の係合溝に係合する係合突片を突設し、先端
面に壜本体の嵌合穴部に嵌合する嵌合突片を突設すると
共に、組付き凹部に嵌合する組付き凸部を突設した把手
を有すること、にある。なお、“メクラ穴”とは、昭和
60年3月25日、株式会社日刊工業新聞社から発行され
た、マグローヒル科学技術用語大辞典の第1634ペー
ジ右欄に記載されているように、“加工品中を通り抜け
ていない穴”のことである。
出状に設け、把手の嵌合突片の基端部に、壜本体の嵌合
縁部が嵌合する嵌合溝を設けるのが良い。
と下端部との設け、把手の組付き凸部を、組付き梁片の
先端面の上端部と下端部とに設けるのが良い。
して立ち上げた直線棒状とするのが良い。
を形成するのが良い。
である。
分にくびれ部を形成するのが有効である。
没部を形成するのが有効である。
付き梁片外側面に当接する支え突部を突設し、この支え
突部に凹凸部を横設するのが良い。
段は、胴部後部に陥没設された凹部の凹部底面に縦突部
を突出設し、この縦突部の両側面に縦条状の膨出片を突
設して、膨出片と凹部底面との間に係合溝を形成し、縦
突部側近の凹部底面部分にメクラ穴状の嵌合穴部を形成
すると共に、この嵌合穴部近傍の上位と下位とに組付き
凹部を形成した壜本体に、この壜本体の凹部底面に当接
する先端面を有して平行に配置された一対の縦長な組付
き梁片上下端間に把手板を架設状に一体設し、両組付き
梁片の対向面に壜本体の係合溝に係合する係合突片を突
設し、先端面に壜本体の嵌合穴部に嵌合する嵌合突片を
突設すると共に、壜本体の組付き凹部に嵌合する組付き
凸部を突設した把手を、不動に組付けた把手付き壜体の
成形方法であること、把手の両組付き梁片と、先端面
と、係合突片と、嵌合突片と、そして組付き凸部とをイ
ンサート材として、壜本体を2軸延伸ブロー成形して、
膨出片および嵌合穴部そして組付き凹部を成形するこ
と、にある。
の凹部底面に設けた縦突部を、把手の一対の組付き梁片
が、その係合突片を、壜本体の膨出片に係止させた状態
で係合溝に係合させて、両側から抱きかかえると共に、
壜本体の嵌合穴部および組付き凹部に把手の嵌合突片お
よび組付き凸部を嵌合させることにより達成される。
て、壜本体に対する把手の離脱不能な組付きは、把手の
係合突片の、壜本体の係合溝に対する係合、すなわち壜
本体の膨出片に対する係止と、把手の嵌合突片および組
付き凸部の、壜本体の嵌合穴部および組付き凹部に対す
る嵌合とにより達成し、嵌合突片および組付き凸部の嵌
合穴部および組付き凹部に対する嵌合は、係合突片の係
合溝に対する係合を維持すると共に、係合突片が係合溝
に係合した状態で、壜本体に対して把手がズレ変位する
のを防止する。
底面の上部と下部とに設けられた組付き凹部に嵌合する
ので、壜体に荷重負荷が作用した際に、凹部に作用する
押下げ力を、この凹部内に組付いた把手が支え、把手が
凹部の補強材として機能するため、例え内容液を熱充填
した状態での取扱いであっても、把手の補強機能によ
り、凹部の座屈変形を確実に阻止する。
体の嵌合穴部および組付き凹部に対する把手の嵌合突片
および組付き凸部の嵌合により達成されるので、把手の
壜本体に対する嵌合組付き力は、中央の嵌合突片と上下
の組付き凸部とに分散されることになり、これにより壜
本体に対する把手の組付きが安定し、把手を持っての壜
体の取扱いが安定する。
端面の上端部と下端部とに設けることにより、対向する
組付き凸部の間隔を大きくすることができ、これにより
壜本体に対する把手の組付きを安定化させる組付き凸部
の作用を高めることになると共に、壜本体の凹部に対す
る把手の補強機能を高めることができ、特に組付き凸部
を設けた組付き梁片を縦長な直線棒状とすることによ
り、把手の発揮する補強機能をより高めることができ
る。
け、把手の嵌合突片の基端部に嵌合溝を設けた場合に
は、嵌合溝を設けることにより嵌合突片の突出先端の上
下端に先端膨大部が形成されるため、嵌合穴部に嵌合し
た状態で、先端膨大部と先端面との間に形成される嵌合
溝に、嵌合穴部の嵌合縁部を嵌合させることになり、こ
のため嵌合穴部に対して抜け出し不能に嵌合することに
なる。
不能な嵌合組付きは、係合溝に対する係合突片の一定長
さ範囲にわたる係合により安定的に維持されるため、嵌
合穴部の周囲の胴部部分が不正変形して、嵌合突片が嵌
合穴部から抜け出ることはない。
びれ部を形成したことによって、壜本体の外観が損なわ
れるのを防止できる。把手の嵌合突片をインサート材と
して壜本体を2軸延伸ブロー成形した場合、この把手の
嵌合突片に対向した壜本体部分が、隣接した壜本体部分
に比べて局部的に大きく延伸変形する必要があるが、局
部的な延伸変形であるために充分に変形できず、延伸変
形が途中で停止した形態となって、外観体裁を悪くする
恐れがあるが、くびれ部を設けたことにより、嵌合突片
に対向する壜本体部分の必要とされる延伸変形量を小さ
くして、隣接する部分とほぼ等しくすることができ、も
って係合突片のくびれ部に対向する壜本体の膨出片部分
が“ひけ”状の不正形状になるのを防止することができ
る。
成することによっても、上記と同じ効果を得ることがで
きる。すなわち、陥没部を形成することによって、嵌合
突片に対向する壜本体部分の延伸量を隣接する部分の延
伸量に近づけることができ、これにより嵌合突片に対向
する壜本体部分、特に支え突部側部分に横溝状となった
“ひけ”状の不正形状の発生を防止することができる。
することによって、壜本体と把手との組付きをより強固
にすることができる。把手を把持して壜本体を持ち上げ
た状態にあっては、把手の両組付き梁片で縦突部を両側
から抱えこむ力、すなわち縦突部の横幅を縮める力が作
用し、縦突部の機械的強度が弱い場合には把手が壜本体
から外れてしまう結果となるが、縦突部に複数の横溝を
形成し、この縦突部の機械的強度を高めたので、把手を
持ち上げた場合において縦突部の変形が防止され、よっ
て把手と壜本体との組付きが安定して維持される。
の外側面に当接する支え突部を突設し、その支え突部に
凹凸部を横設することによって壜本体の外観形状を損な
うことがない。
隣接する凹部底面部分に、局部的に大きい延伸変形が完
全には達成されないで、“ひけ”状不正成形部である横
溝状陥没部が形成される場合があるため、予めこの凹部
底面部分に形成される支え突部に横溝状の凹凸部を形成
しておいて、例え不正に横溝状陥没部が成形されたとし
ても、この横溝状陥没部を支え突部の凹凸部の一部と
し、横溝状陥没部が壜本体の外観体裁に影響を与えない
ようにしている。
合突片と組付き凸部とをインサート材として壜本体を2
軸延伸ブロー成形することにより、壜本体の把手との組
付き部分である膨出片、係合溝、嵌合穴部、そして組付
き凹部が、把手の両組付き梁片、先端面、係合突片、嵌
合突片、嵌合溝、そして組付き凸部に、隙間なく組付い
て整形されることになる。
付きは、壜本体の組付き部分の延伸成形により達成され
るので、壜本体の組付き部分に局部的な延伸変形が生じ
るものの、剛的な無理な弾性変形が生じることがなく、
このため把手の壜本体に対する組付け時に、2軸延伸ブ
ロー成形品である壜本体に、座屈変形等の機械的な不正
変形を生じさせることがない。
軸延伸ブロー成形に伴う延伸変形により、把手に対する
組付きが達成されるので、成形後における把手の組付
き、および2軸延伸ブロー成形金型装置からの離型を考
慮することなく、その組付き部分の突出程度を、充分に
強力な組付き力を発揮できる程度に設定することが可能
である。
を参照しながら説明する。大型(2.5〜4.0リット
ル)な2軸延伸ブロー成形された合成樹脂製壜体である
壜本体1は、その胴部2の上半部分の後部に凹部3を陥
没成形し、この凹部3の上下両端部を除く中央部分を直
立した平坦面として凹部底面4の中央に、上下方向に沿
って比較的幅広な突条状の縦突部5を、ほぼ一定した高
さで、凹部3の全高さ範囲にわたって膨出状に突設して
構成している。
の膨出片6が突設されており、この膨出片6の突設によ
り、膨出片6と凹部底面5との間に係合溝7を形成し、
また膨出片6の高さ方向に沿った中央部側近の凹部底面
4部分には嵌合穴部8を形成し、嵌合穴部8の上下に組
付き凹部19を設け、膨出片6を含んだ係合溝7と嵌合
穴部8と組付き凹部19とにより、壜本体1の把手11
に対する組付き部分を構成している。
な直線棒状の組付き梁片13の対向面に直線状に係合突
片15を突条設し、組付き梁片13の先端面14中央に
突設した嵌合突片16の中央部には、比較的大きな陥没
部21を形成し、そして組付き梁片13の湾曲し始める
上下両端部である先端面14の上下両端部には、角片状
の組付き凸部20を突設している。
方向に複数の横溝23が陥没状に設けられており、この
横溝23が補強リブとして機能して、縦突部5を横方向
に圧縮変形させて、壜本体1の係合溝7に対する把手1
1の係合突片15の係合力が弱まるのを防止している。
把手11(図4〜6参照)は、上下両端部を後方に湾曲
させて平行に配置された一対の縦長な直線棒状の組付き
梁片13の上下端間に、平板状の把手板12を架設状に
一体設して構成され、把手板12には、肉抜きのための
多数の凹部が形成されている。
梁片13の先端面14は、凹部底面4の中央部分と同じ
く直線平坦面状をしており、この先端面14の高さ方向
に沿った中央部に嵌合突片16を突設し、両組付き梁片
13の対向した側面の先端側には、突条状の係合突片1
5を突設し、さらに先端面14の湾曲し始めた上下端部
に組付き凸部20を突設し、この先端面14、係合突片
15、嵌合突片16、そして組付き凸部20を有する組
付き梁片13により、把手11側の組付き部分を構成し
ている。
手11の組付き部分をインサート材として、壜本体1を
2軸延伸ブロー成形することにより達成される。把手1
1の組付き部分をインサート材とした壜本体1の2軸延
伸ブロー成形により、壜本体1の組付き部分、すなわち
膨出片6、係合溝7、嵌合穴部8、そして組付き凹部1
9が、把手11の組付き部分をほぼ隙間なく抱える形態
で成形される。
凹部19に嵌合させた状態で、壜本体1の凹部3内に縦
方向の梁状に組付いているので、壜体に荷重負荷が作用
すると、凹部3に作用する荷重負荷の押下げ力の一部
を、この把手11が支えることになり、これにより凹部
3の荷重負荷に対する耐久力を高めている。
に、上下および左右に面対称構造となっているので、こ
の把手11をインサート材として壜本体1の2軸延伸ブ
ロー成形金型装置に組付ける際に、把手11の前後姿勢
だけを考慮し、上下姿勢の方向性を考慮する必要がない
ので、インサート成形時における把手11の取扱いが容
易となり、壜体成形の自動化が達成し易くなる。
を示すもので、壜本体1の嵌合穴部8は、開口縁部に嵌
合縁部9を設けて開口口径を小さくし、この嵌合穴部8
に嵌合する把手11の嵌合突片16は、上下基端部に、
壜本体1の嵌合縁部9が嵌合する嵌合溝18を凹設する
ことにより、突出端部の上下端部に先端膨大部17を形
成した構造となっており、このため壜本体1の嵌合穴部
8に嵌合した把手11の嵌合突片16は、図10に示す
ように、壜本体1の嵌合縁部9を嵌合突片16の嵌合溝
18に嵌合させることにより、この嵌合縁部9に先端膨
大部17を強力に係止させるため、壜本体1の嵌合穴部
8に離脱不能に組付くことになる。
よりも外側の側近に、組付いた把手11の両組付き梁片
13の外側面に当接する支え突部10を設け、両組付き
梁片13が、互いの間隔を拡げる方向に変形(この組付
き梁片13の変形は、壜本体1に対する把手11の係合
組付き力を弱化させる)するのを阻止するように機能す
る。
凹凸部24が形成されているが、この凹凸部24は、支
え突部10の構造的機械強度を高めると共に、嵌合穴部
8に対向する部分の局部的な延伸量増大が原因する横溝
状の陥没部が成形されたとしても、この横溝状陥没部が
壜本体1の外観体裁を損なわないようにしている。
に対応する中央部分には、係合突片15の突出高さおよ
び厚みを小さくするくびれ部22が形成されているが、
このくびれ部22は、嵌合突片16に設けた陥没部21
の作用、すなわち壜本体1の局部的な延伸量増大をでき
る限り少なくする作用を補足する。
で、以下に示す効果を奏する。壜本体の嵌合穴部に対す
る把手の嵌合突片の抜け出し不能な嵌合と、壜本体の係
合溝に対する把手の係合突片の係合により、壜本体に対
する把手の組付きを達成すると共に、嵌合穴部と嵌合突
片との嵌合は、係合溝と係合突片との係合を安定的に維
持し、反対に係合溝と係合突片との係合は、嵌合穴部と
嵌合突片との嵌合を安定的に維持するので、壜本体に対
する把手の組付きを強力で安定したものとすることがで
き、もって把手を持っての壜体の取扱いが極めて安全に
かつ安定して達成できる。
部分とが、相互に組付きを弱化させる方向への撓み変形
を阻止する方向にその組付き力を作用させるので、射出
成形品である把手単体に強大な自己形状保持能力を与え
る必要がなく、このため把手を比較的肉薄に成形するこ
とができ、もって一つの把手を成形するに要する高価な
合成樹脂材料の量を少なくすることができる。
き凹部に把手の両組付き梁片の上下両端に設けた組付き
凸部を嵌合させているので、壜体に押下げ荷重が作用し
た状態で、壜本体の凹部に作用する押下げ力を機械的強
度の高い把手が支えることになるので、その構造から押
下げ力に対して陥没変形し易い壜本体の凹部を強力に補
強することができ、もって内容液の熱充填等により壜本
体の機械的強度が弱化した状態であっても、壜体を安全
に取り扱うことができる。
手にその組付き凹部に嵌合組付きする組付き凸部を突設
したことにより、把手を持っての取扱い時における壜本
体の荷重が壜本体の嵌合穴部に集中せず、一部を組付き
凹部で支えるので、壜本体と把手との組付きがより安定
化し、もって把手を持っての壜体の取扱いがより安全で
安定したものとなる。
びれ部を形成したことによって、壜本体の外観が損なわ
れるのを防止できると共に、嵌合突片の突出端中央部に
陥没部を形成することによっても、同じ効果を得ること
ができるので、壜体の不正成形による外観劣化の発生を
防止することができる
することによって、壜本体と把手との組付きをより強固
にすることができる。
の外側面に当接する支え突部を突設し、その支え突部に
水平方向の凹凸部を横設することによって、壜本体に不
正成形が生じたとしても、壜本体の外観形状を損なうこ
とがない。
で、壜本体の2軸延伸ブロー成形と同時に、壜本体に対
する把手の組付きが達成され、別体成形物である壜本体
と把手との組付けのために、壜本体の組付き部分に座屈
変形等の剛的な永久変形とか不正変形の発生する恐れが
全くなく、もって壜本体に対する把手の安全で良好な組
付けを達成できる。
合には、壜本体の組付き部分が把手の組付き部分を成形
型面の一部として成形されるので、壜本体の組付き部分
と把手の組付き部分とをほぼ隙間なく組付けることがで
き、もって壜本体に対する把手の組付きをガタ付きのな
い強力で安定したものとすることができる。
体側面図。
った全体背面図。
断面図。
要部側面図。
った要部背面図。
断面図。
把手の嵌合突片との組付き状態を示す要部拡大縦断面
図。
Claims (10)
- 【請求項1】 胴部(2)後部に陥没設された凹部(3)の凹
部底面(4)に縦突部(5)を突出設し、該縦突部(5)の両側
面に縦条状の膨出片(6)を突設して、該膨出片(6)と前記
凹部底面(4)との間に係合溝(7)を形成し、前記縦突部
(5)側近の前記凹部底面(4)部分にメクラ穴状の嵌合穴部
(8)を形成すると共に、該嵌合穴部(8)近傍の上位と下位
に組付き凹部(19)を形成した2軸延伸ブロー成形された
壜本体(1)と、前記凹部底面(4)に当接する先端面(14)を
有して平行に配置された一対の縦長な組付き梁片(13)の
上下端間に把手板(12)を架設状に一体設し、前記組付き
梁片(13)の対向面に前記係合溝(7)に係合する係合突片
(15)を突設し、前記先端面(14)に前記嵌合穴部(8)に嵌
合する嵌合突片(16)を突設すると共に、前記組付き凹部
(19)に嵌合する組付き凸部(20)を突設した把手(11)と、
から成る把手付き合成樹脂製壜体。 - 【請求項2】 壜本体(1) の嵌合穴部(8) の開口部に嵌
合縁部(9) を突出状に設け、把手(11)の嵌合突片(16)の
基端部に、前記嵌合縁部(9) が嵌合する嵌合溝(18)を設
けた請求項1に記載の把手付き合成樹脂製壜体。 - 【請求項3】 壜本体(1)の組付き凹部(19)を、凹部底
面(4)の上端部と下端部とに設け、把手(11)の組付き凸
部(20)を、組付き梁片(13)の先端面(14)の上端部と下端
部とに設けた請求項1または2に記載の把手付き合成樹
脂製壜体。 - 【請求項4】 把手(11)の両組付き梁片(13)を、上下両
端部を湾曲して立ち上げた直線棒状とした請求項1また
は2または3に記載の把手付き合成樹脂製壜体。 - 【請求項5】 壜本体(1) の縦突部(5) の突出頂面に、
複数の横溝(23)を形成した請求項1または2または3ま
たは4に記載の把手付き合成樹脂製壜体。 - 【請求項6】 把手(11)全体を、上下対称に構成した請
求項1または2または3または4または5に記載の把手
付き合成樹脂製壜体。 - 【請求項7】 把手(11)の係合突片(15)の、嵌合突片(1
6)に対向する部分にくびれ部(22)を形成した請求項1ま
たは2または3または4または5または6に記載の把手
付き合成樹脂製壜体。 - 【請求項8】 把手(11)の嵌合突片(16)の、突出端面の
中央部に陥没部(21)を形成した請求項1または2または
3または4または5または6または7に記載の把手付き
合成樹脂製壜体。 - 【請求項9】 壜本体(1) の凹部底面(4) に、組付いた
把手(11)の両組付き梁片(13)外側面に当接する支え突部
(10)を突設し、該支え突部(10)に凹凸部(24)を横設した
請求項1または2または3または4または5または6ま
たは7または8に記載の把手付き合成樹脂製壜体。 - 【請求項10】 胴部(2)後部に陥没設された凹部(3)の
凹部底面(4)に縦突部(5)を突出設し、該縦突部(5)の両
側面に縦条状の膨出片(6)を突設して、該膨出片(6)と前
記凹部底面(49との間に係合溝(7)を形成し、前記縦突部
(5)側近の前記凹部底面(4)部分にメクラ穴状の嵌合穴部
(8)を形成すると共に、該嵌合穴部(8)近傍の上位と下位
とに組付き凹部(19)を形成した壜本体(1)に、前記凹部
底面(4)に当接する先端面(14)を有して平行に配置され
た一対の縦長な組付き梁片(13)の上下端間に把手板(12)
を架設状に一体設し、前記両組付き梁片(13)の対向面に
前記係合溝(7)に係合する係合突片(15)を突設し、前記
先端面(14)に前記嵌合穴部(8)に嵌合する嵌合突片(15)
を突設すると共に、前記組付き凹部(19)に嵌合する組付
き凸部(20)を突設した把手(11)を、不動に組付けた把手
付き壜体の成形方法であって、前記両組付き梁片(13)
と、前記先端面(14)と、前記係合突片(15)と、前記嵌合
突片(16)と、前記組付き凸部(20)とをインサート材とし
て、前記壜本体(1)を2軸延伸ブロー成形して、前記膨
出片(6)および嵌合穴部(8)そして組付き凹部(19)を成形
する把手付き合成樹脂製壜体の成形方法。
Priority Applications (10)
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---|---|---|---|
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DE69426352T DE69426352T2 (de) | 1993-05-17 | 1994-05-16 | Kunstharzflasche mit traggriff und verfahren zu deren herstellung |
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US08/367,248 US5535901A (en) | 1993-05-17 | 1994-05-16 | Synthetic resin bottle with handle and its production method |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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WO2015025797A1 (ja) * | 2013-08-21 | 2015-02-26 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 把手付き容器の製造方法、把手付き容器の製造装置および把手付き容器 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP16482793A patent/JP3378916B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0732455A (ja) | 1995-02-03 |
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