JP2572653Y2 - 樹脂製成形品 - Google Patents

樹脂製成形品

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JP2572653Y2 JP1992084383U JP8438392U JP2572653Y2 JP 2572653 Y2 JP2572653 Y2 JP 2572653Y2 JP 1992084383 U JP1992084383 U JP 1992084383U JP 8438392 U JP8438392 U JP 8438392U JP 2572653 Y2 JP2572653 Y2 JP 2572653Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、樹脂製成形品に係り、
とくに振動溶着によって一体に成形された樹脂製成形品
の溶着構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂製成形品、とくに内部に空間が存す
る樹脂成形品では、予めいくつかの構成に分けて樹脂パ
ネルを成形しておき、これらの樹脂パネルを振動溶着に
よって組立加工して最終製品にすることが行われてい
る。
【0003】例えば実開平1−162842号公報に開
示されているように、2個の樹脂パネルが一体に成形さ
れてなる樹脂成形品としては、一方の樹脂パネルに溶着
用リブが一体成形されており、2個の樹脂パネルを重ね
合わせて一方の樹脂パネルの溶着用リブを他方の樹脂パ
ネルに当接させた状態で振動溶着を行い、溶着用リブを
摩擦熱によって溶融させることによって2個の樹脂パネ
ルが互いに溶着されたものが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記振
動溶着による樹脂製成形品では、溶着用リブが薄肉であ
るため、振動溶着時に他方の樹脂パネルに摺接する溶着
用リブが撓み、与えられた振動の振動数に対応して振動
せず、堅固な溶着に必要な摩擦熱が得られないという問
題があった。
【0005】この問題は、とくに振動溶着方向(溶着さ
せるために樹脂パネルを振動させる樹脂パネルの振動方
向)と細長い溶着用リブの延びる方向とが一致しない場
合に顕著である。例えば上記公報の図2に示すように、
縦方向と横方向とに向かってそれぞれ延びる溶着用リブ
が設けられている場合、振動溶着方向は通常いずれか一
方の方向と同じにする。このため、振動溶着方向と直交
する方向へ延びる溶着用リブは、該溶着用リブの延びる
方向に対して直角に振動による荷重がかかるために撓み
やすく、振動溶着の振動数通りに振動せず、摩擦熱が十
分に生じないことがあった。
【0006】そこで、撓みを防止するために振動溶着方
向に直交する溶着用リブを厚肉にして剛性を増加しよう
とすると、成形後の樹脂収縮によって樹脂製成形品の表
面にひけが生じ、見栄えが悪くなるという問題があっ
た。
【0007】また、成形時における2個の樹脂パネルの
位置決めのうち、振動溶着方向の位置決めは通常振動溶
着機によってなされるが直交方向の位置決めはなされ
ず、直交方向の位置決め構造がない上記樹脂製成形品と
しては直交方向の位置決めがむずかしいという問題があ
った。
【0008】本考案は、かかる点に鑑みてなされたもの
であって、溶着用リブ形成部位における樹脂製成形品の
表面にひけが生じることなく、溶着用リブの剛性を増加
できるようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る考案が講じた解決手段は、少なくと
も2個の樹脂パネルからなり振動溶着によって一体に成
形された樹脂製成形品を対象とし、上記少なくとも2個
の樹脂パネルのうちの少なくとも一方の樹脂パネルの面
上に振動溶着方向に対して直交する方向へ延び内部に中
空部を有する溶着用リブが設けられ、該溶着用リブが他
方の樹脂パネルに溶着された構成とする。
【0010】また、請求項2に係る考案は、上記目的に
加えて、複数の樹脂パネルの位置決めを容易にすること
を目的としている。
【0011】具体的に、請求項2に係る考案が講じた解
決手段は、少なくとも2個の樹脂パネルからなり振動溶
着によって一体に成形された樹脂製成形品を対象とし、
上記少なくとも2個の樹脂パネルの互いに対向する面上
に振動溶着方向へ延び内部に中空部を有する中空リブが
それぞれ設けられ、該中空リブの少なくとも一方におけ
る他方の中空リブとの対向面には溶着用突起が設けら
れ、上記中空リブ同士が、振動溶着方向には摺接可能且
つ振動溶着方向と直交する方向には移動不能に互いに嵌
合しており、上記溶着用突起が他方の中空リブに溶着さ
れた構成とする。
【0012】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る考案では、
少なくとも2個の樹脂パネルは、溶着用リブが他方の樹
脂パネルに溶着されることによって、一体に成形されて
いる。
【0013】溶着用リブは内部に中空部を有するので、
樹脂パネルの成形時に樹脂パネルの表面にひけを生じさ
せることなく、溶着用リブの肉厚を大きくして剛性を増
加させ得る。したがって、振動溶着時にとくに撓みが問
題になる振動溶着方向に対して直交する方向へ延びる溶
着用リブは、振動による荷重が該溶着用リブの延びる方
向に対して直角に作用しても撓みにくく、与えられた振
動に忠実に対応して振動し、堅固な溶着をするのに十分
な摩擦熱が発生する。
【0014】また、請求項2に係る考案では、少なくと
も2個の樹脂パネルの中空リブには、内部に中空部を有
するので、成形時にひけが生じない。したがって、中空
リブの肉厚を大きくして剛性を増加させ得、中空リブは
与えられた振動に忠実に対応して振動する。
【0015】中空リブ同士は、振動溶着方向には摺接可
能且つ振動溶着方向と直交する方向には移動不能に互い
に嵌合しているので、振動溶着時における直交方向への
位置ずれは阻止されるが振動溶着方向への移動は許容さ
れた状態に保持される。
【0016】そして、少なくとも2個の樹脂パネルは、
上記少なくとも一方の中空リブの溶着用突起が他方の中
空リブに溶着されることによって、一体に成形される。
【0017】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜図4は本考案の第1実施例に係る樹脂製成形
品としてのグローブボックスを示す。図1に示すよう
に、グローブボックス1は、上部が開口するボックス部
3と矩形状のリッド部5とが一体に形成され、図示しな
いが、使用時にインストルメントパネルのグローブボッ
クス1配設凹部から車室側に引き出されてボックス部3
内に小物が収納可能になるように構成されている。
【0018】グローブボックス1のリッド部5は、ボッ
クス部3に一体成形された樹脂パネルとしての矩形状の
リッドインナー部7と、該ボックス部3とは別体の樹脂
パネルとしての矩形状のリッドアウター部9とが内部に
空間aを存して重ね合わされてなり、リッドインナー部
7とリッドアウター部9とが振動溶着によって一体に成
形加工されている。リッドインナー部7とリッドアウタ
ー部9との対向する面上には、周縁部に略垂直に突出し
且つ振動溶着時には互いに近接されてリッド部5の周側
壁5aを形成する4辺の縁壁11,11,…がそれぞれ
設けられている。リッドアウター部9の上部中央部には
引き出し用凹部13が形成されている一方リッドインナ
ー部7にはリッドアウター部9の引き出し用凹部13が
嵌入する嵌入凹部15が形成されている。
【0019】さらに、図2および図3に示すように、リ
ッドインナー部7におけるリッドアウター部9と対向す
る面上、本実施例では面上の縁部には、上記縁壁11の
内側に沿って所定の間隔をおいて溶着用リブ17が設け
られ、該溶着用リブ17は図中左右方向に延びる板状の
横リブ19,19,19と図中上下方向に延びる縦リブ
21,21とから構成されている。
【0020】ここで、振動溶着時におけるリッドアウタ
ー部9若しくはリッドインナー部7の振動方向(振動溶
着方向)は、横リブ19の延びる方向である図1の左右
方向に設定されている。そして、横リブ19は、振動に
よる荷重が該横リブ19の延びる方向に作用するために
比較的撓みにくいので、略同じ肉厚で突出形成されてい
る。一方、縦リブ21は、振動による荷重が該縦リブ2
1の延びる方向に対して直角に作用するために比較的撓
みやすいので、その基部が厚く先端にいくにしたがって
細くなる断面三角形状に形成されている。
【0021】また、ボックス部3とリッドインナー部7
とには、図示しない中空射出成形機によって一体成形さ
れることにより、図1の上下方向(振動溶着方向に対す
る直交方向)へ延びる縦リブ21には、内部に上下方向
へ延びる中空部23が形成されている。
【0022】上記リッド部5を形成するには、リッドア
ウター部9とリッドインナー部7とを図示しない振動溶
着機にセットした後、双方の縁壁11を互いに近接させ
ると共にリッドインナー部7の横リブ19と縦リブ21
とをリッドアウター部9にそれぞれ当接させる。この状
態で、振動溶着機によってリッドアウター部9若しくは
リッドインナー部7が左右方向に振動されることによっ
て横リブ19と縦リブ21とがリッドアウター部9に摺
接して溶融し、冷却後リッドアウター部9に溶着され
る。
【0023】横リブ19は、略同じ肉厚で突出形成され
ているが、振動による荷重が横リブ19の延びる方向に
作用するために比較的撓みにくく、本実施例のリッド部
5においては与えられた振動に忠実に対応して振動し、
堅固な溶着に必要な摩擦熱が十分得られる。
【0024】一方、縦リブ21には内部に振動溶着方向
に対する上下方向へ延びる中空部23が形成されている
ので、リッドインナー部7の成形時に表面にひけを生じ
させることなく、縦リブ21の肉厚を大きくして剛性を
増加させ得る。したがって、振動溶着時にとくに撓みが
問題になる上下方向へ延びる縦リブ21は振動による荷
重が該縦リブ21の延びる方向に対して直角に作用して
も撓みにくく、与えられた振動に忠実に対応して振動し
て十分な摩擦熱が発生するために堅固な溶着を行うこと
ができる。
【0025】また、縦リブ21は基部が厚く先端にいく
にしたがって細くなる断面三角形状に形成されているの
で、先端部よりも大きい曲げモーメントが作用する基部
の剛性を増加しつつ先端を容易に溶融させることができ
る。
【0026】次に、図3、図5〜図8は本考案の第2実
施例を示す。本実施例は、振動溶着方向に延びる溶着用
リブ17に上下方向の位置決めをする嵌合部25を設け
るものである。
【0027】具体的に、図3、図5および図6に示すよ
うに、リッド部5のリッドインナー部7におけるリッド
アウター部9に対向する面上には、左右の縁部に第1実
施例と同様の上下方向に延びる縁壁11と縦リブ21と
が設けられていると共に、上下の縁部に振動溶着方向で
ある図中左右方向に延び内部に中空部23,23(図7
参照)を有するインナー側中空リブ27A,27Aが設
けられ、該インナー側中空リブ27Aはリッドインナー
部7の縁壁11に連接されている。
【0028】一方、図3、図5および図7に示すよう
に、リッドアウター部9におけるリッドインナー部7に
対向する面上には、左右の縁部に上下方向に延びる縁壁
11が設けられ、上下の縁部に左右方向に延び内部に中
空部23,23を有するアウター側中空リブ27B,2
7Bが設けられ、該アウター側中空リブ27B,27B
はリッドアウター部9の縁壁11に連接されている。
【0029】図6〜図8に示すように、上下一対のイン
ナー側中空リブ27Aには、これらのインナー側中空リ
ブ27Aの外面が嵌め込み方向へ向かって互いに交差す
る方向へ傾斜するインナー側傾斜部29A,29Aがそ
れぞれ設けられている。一方、上下一対のアウター側中
空リブ27Bには、これらのアウター側中空リブ27B
の内面がインナー側傾斜部29Aと同じ傾斜で傾斜する
アウター側傾斜部29B,29Bがそれぞれ設けられて
いる。
【0030】そして、リッドアウター部9とリッドイン
ナー部7とを嵌合することによってリッドインナー部7
の縦リブ21がリッドアウター部9に当接する。また、
インナー側中空リブ27Aとアウター側中空リブ27B
同士は、上下一対のインナー側傾斜部29Aに上下一対
のアウター側傾斜部29Bが上下方向(振動溶着方向に
対する直交方向)において当接し、これにより、振動溶
着方向には摺接可能且つ上記直交方向には移動不能に互
いに嵌合している。嵌合部25は、上下一対のインナー
側傾斜部29Aと上下一対のアウター側傾斜部29Bと
から構成されている。
【0031】また、アウター側傾斜部29Bには、溶着
用突起31が設けられている。そして、図示しない振動
溶着機によってリッドアウター9若しくはリッドインナ
ー部7が第5図の左右方向に振動されることによって縦
リブ21がリッドアウター部9に溶着されると(図3参
照)共に溶着用突起31がインナー側傾斜部29Aに溶
着し(図8参照)、これにより、リッドインナー部7と
リッドアウター部9とは互いに一体に結合されている。
【0032】また、上下一対のインナー側中空リブ27
Aの内面にはリッドインナー部7のリッド面7aに対し
て垂直な抜け面37,37がそれぞれ形成されている。
【0033】本実施例では、リッドインナー部7のイン
ナー側中空リブ27Aとリッドアウター部9のアウター
側中空リブ27Bとには、内部に中空部23がそれぞれ
形成されているので、成形時にリッドインナー部7およ
びリッドアウター部9の表面にひけが生じることなく肉
厚を大きくして剛性を増加させ得、与えられた振動に忠
実に対応して振動させることができ、十分な摩擦熱を発
生させて堅固な溶着を行うことができる。
【0034】また、上下一対のインナー側中空リブ27
Aと上下一対のアウター側中空リブ27B同士は、イン
ナー側傾斜部29Aとアウター側傾斜部29Bとによっ
て振動溶着方向には摺接可能且つ振動溶着方向と直交す
る方向には移動不能に互いに嵌合しているので、振動溶
着時における上下方向への位置ずれは阻止されるが振動
溶着方向への移動は許容された状態に保持される。した
がって、インナー側中空リブ27Aとアウター側中空リ
ブ27Bとにおける上下方向の位置決めが容易にでき、
溶着のずれを防止することができる。
【0035】次に、図9は第2実施例における嵌合部2
5の変形例を示す。本変形例の嵌合部25は、第2実施
例のインナー側傾斜部29Aとアウター側傾斜部29B
との嵌合に代えて凹凸嵌合にされている。
【0036】具体的に、上下一対のインナー側中空リブ
27Aには左右方向(振動溶着方向)へ延びる嵌合凸条
33が設けられている一方、上下一対のアウター側中空
リブ27Bには左右方向へ延びる嵌合凹条35が設けら
れている。上下一対の嵌合部25は、上下に対応する嵌
合凸条33と嵌合凹条35とがそれぞれ嵌合することよ
って、インナー側中空リブ27Aとアウター側中空リブ
27Bとが振動溶着方向には摺接可能且つ振動溶着方向
と直交する方向には移動不能になるように互いに嵌合し
ている。そして、本変形例に係る上下一対の嵌合部25
は、上記第2実施例とは異なり、それぞれ独立してイン
ナー側中空リブ27Aとアウター側中空リブ27Bとを
振動溶着方向と直交する方向に移動不能にしている。
【0037】また、インナー側中空リブ27Aの嵌合凸
条33には、溶着用突起31が設けられている。
【0038】本変形例では、嵌合凸条33が対応する嵌
合凹条35に嵌合することによって上下の位置決めがな
され、上記第2実施例と同様の効果を発揮することがで
きる。
【0039】なお、本考案における、振動溶着によって
溶着される樹脂パネルは、3個以上であってもよく、ま
た、上記実施例および変形例におけるグローブボックス
1のリッド部5以外、例えば自動車のコンソールボック
スのリッド部であってもよい。さらに、樹脂パネルの外
形形状は、必ずしも矩形状に限定されることなく、円形
状や楕円状であってもよい。
【0040】また、第1実施例の縦リブ21は、リッド
インナー部7に代えてリッドアウター部9に設けられて
もよく、また、縦リブ21は、リッドインナー部7とリ
ッドアウター部9の双方に設けられてもよい。また、第
2実施例およびその変形例の溶着用突起31は、インナ
ー側中空リブ27Aとアウター側中空リブ27Bの双方
に設けられてもよい。
【0041】
【考案の効果】以上のように、請求項1に係る考案によ
れば、振動溶着方向に対して直交方向へ延びる溶着用リ
ブに中空部が形成されているので、樹脂パネルの成形時
に樹脂製成形品の表面に樹脂の収縮によるひけを生じさ
せることなく溶着用リブを肉厚を大きくして剛性を大き
くすることができる。したがって、樹脂パネル同士を振
動溶着する際にとくに撓みが問題になる直交方向へ延び
る溶着用リブを与えられた振動に忠実に対応して振動さ
せることができ、十分な摩擦熱を発生させて堅固な溶着
を行うことができる。
【0042】また、請求項2に係る考案によれば、少な
くとも2個の樹脂パネルの中空リブには、内部に中空部
を有するので、ひけが生じることなく中空リブの剛性を
増加させ得、振動溶着による十分な摩擦熱を発生させて
堅固な溶着を行うことができる。
【0043】しかも、中空リブ同士は、振動溶着方向に
は摺接可能且つ振動溶着方向と直交する方向には移動不
能に互いに嵌合しているので、振動溶着時に中空リブの
直交方向への位置ずれを阻止することができ、中空リブ
における直交方向の位置決めが容易にできて溶着のずれ
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るグローブボックスの
斜視図である。
【図2】上記グローブボックスにおける、ボックス部と
リッドインナー部との一体成形品の斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図および本考案の第2実施
例の図5のD−D線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】本考案の第2実施例に係るグローブボックスの
斜視図である。
【図6】上記グローブボックスにおける、ボックス部と
リッドインナー部との一体成形品の斜視図である。
【図7】図5のC−C線断面図である。
【図8】図7における振動溶着前の状態を示す要部拡大
断面図である。
【図9】第2実施例の変形例のグローブボックスであっ
て、振動溶着前の状態を示す図8に相当する要部拡大断
面図である。
【符号の説明】
7 リッドインナー部(樹脂パネル) 9 リッドアウター部(樹脂パネル) 17 溶着用リブ 21 縦リブ(溶着用リブ) 23 中空部 25 嵌合部 27A インナー側中空リブ 27B アウター側中空リブ 31 溶着用突起

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個の樹脂パネルからなり振
    動溶着によって一体に成形された樹脂製成形品であっ
    て、 上記少なくとも2個の樹脂パネルのうちの少なくとも一
    方の樹脂パネルの面上に振動溶着方向に対して直交する
    方向へ延び内部に中空部を有する溶着用リブが設けら
    れ、 該溶着用リブが他方の樹脂パネルに溶着されていること
    を特徴とする樹脂製成形品。
  2. 【請求項2】 少なくとも2個の樹脂パネルからなり振
    動溶着によって一体に成形された樹脂製成形品であっ
    て、 上記少なくとも2個の樹脂パネルの互いに対向する面上
    に振動溶着方向へ延び内部に中空部を有する中空リブが
    それぞれ設けられ、 該中空リブの少なくとも一方における他方の中空リブと
    の対向面には溶着用突起が設けられ、 上記中空リブ同士が、振動溶着方向には摺接可能且つ振
    動溶着方向と直交する方向には移動不能に互いに嵌合し
    ており、上記溶着用突起が他方の中空リブに溶着されて
    いることを特徴とする樹脂製成形品。
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